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公益財団法人岡山県郷土文化財団は、昭和54年11月に発足して以来、「うるおい」と「やすらぎ」のある郷土づくりを目的とし、ふるさと岡山の豊かな自然や貴重な文化財の保護・活用、そして新たな地域文化の創造を目指して多岐にわたる活動を展開しています。同法人の主要な事業は、郷土岡山に関する知識の普及啓発、優れた文化的遺産や自然景勝地の保護活用、そして伝統に根ざした地域文化の振興の三本柱で構成されています。 普及啓発事業では、文化財や先賢の事績に関する資料の収集・保存・公開に努め、講演会や現地研修会を定期的に開催しています。具体的には、広報誌「きび野」や財団ニュース「お知らせ」の発行を通じて情報を提供し、「おかやま文化フォーラム」や「郷土文化講座」では学識経験者による講演を実施し、その内容を「岡山の自然と文化」として出版しています。また、故難波早苗氏が収集した植物に関する文献「難波文庫」や植物標本の閲覧提供、さらには古文書等の郷土資料の収集・整理・保存・公開も行い、郷土の歴史文化研究に貢献しています。 文化財等保護活用事業では、ナショナル・トラスト活動の一翼を担い、岡山後楽園、犬養木堂記念館、岡崎嘉平太記念館の管理、岡山県自然保護センターでのタンチョウ飼育といった受託事業を通じて、文化財の保護と活用を推進しています。特に、「岡山後楽園 殿様の御馳走帖」事業では、岡山藩主が食した料理を文献史料に基づいて再現し、レシピ集として刊行することで、地域の食文化の継承と観光振興にも寄与しています。過去には池田光政公御涼所跡の整備や岡山後楽園仁王像・四天王像の保存修復、備中漆の復活支援なども手掛けてきました。 地域文化振興事業としては、ふるさとの景観を美しくするための苗木交付事業を長年継続し、県下各地に12万本を超える苗木を植栽してきました。また、会員の創作活動を促進し親睦を深めるための「会員作品展」や、地元オーケストラによる「郷土文化財団クラシックコンサート」を開催し、地域住民に文化芸術に触れる機会を提供しています。さらに、岡山にゆかりのある文学作品を全国から募集・顕彰する「内田百閒文学賞」を主催し、文学振興にも力を入れています。日本三名園の一つである岡山後楽園を舞台に、伝統芸能や懐石料理、コンサート、ワークショップなどを通じて「和の感動体験」を提供する事業も展開しており、多様な文化体験の機会を創出しています。これらの活動を通じて、同法人は岡山県の豊かな文化を次世代に継承し、地域社会の活性化に貢献しています。
従業員数(被保険者)
40人 · 2026年5月
27期分(2024/03〜2026/05)
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