農林水産
事業領域
上記に該当しない一次産業
業界の特色
その他農林水産は農林水産の中分類で、業界分類済の750,551社中44社 (0.01%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは147位)。29都道府県にほぼ均等分散し、地域偏在は小さく、上場0社・大企業2社の層を持ちます。単体総資産は中央値1.2億円、最大1.2億円と比較的均質な規模分布です。直近1年は雇用拡大が44%の企業で起きており、業界全体が成長フェーズにあります。業界平均年収は約291万円。直近12年で売上規模は約77%拡大しています。
集計は 単体決算 ・社会保険被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
44社
0社 (0.0%)
2社
東京都
5社 (11.4%)
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※ 業界は各社の事業概要をもとに Compalyze が独自に分類したもので、他情報や実態と乖離している可能性があります。
営業利益率(政府)
-3.5%
政府統計
Major Companies
会社名・本社・上場区分・社会保険被保険者数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 社会保険被保険者数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 公益財団法人東京都農林水産振興財団 | 東京都 | 非上場 | 195人 | — |
| 2 | 株式会社アグリプラン | 北海道 | 非上場 | 142人 | — |
| 3 | 公益財団法人栃木県農業振興公社 | 栃木県 | 非上場 | 113人 | — |
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
76.5%
売上原価 / 売上高
営業利益率
-3.5%
営業利益 / 売上高
経常利益率
2.3%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.90回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
13.2百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
291万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
79.9%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
417万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『農林水産業(集約)』(大分類平均・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『農業』(中分類・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『農林水産業(集約)』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 社会保険被保険者数 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と社会保険被保険者数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
1.2億円中央値
中央 50% が 1.2億円 〜 1.2億円 の規模 ・ 最大 1.2億円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の社会保険被保険者数を比較できる企業の増減
業界は 拡大基調(平均 +11.6%)
雇用拡大 44%・縮小 21%
Profitability by Size
その他農林水産を含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『農林水産業(集約)』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 83.3% | 3.8% | 0.97回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 87.0% | -1.0% | 0.76回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 85.9% | -3.4% | 0.90回 |
| 1千万円未満 | 60.7% | -5.5% | 0.92回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
株式会社農研植物病院
総資産 1.2億円(2026/03)
株式会社農研植物病院は、「農業を強くする」という大志を掲げ、農研機構の研究成果を社会実装することを使命とする農研機構発ベンチャー認定企業です。同社は農林水産省認定の登録検査機関(第11号)として、主に「輸出検疫および国内流通検査サービス事業」、「総合的病害虫対策コンサルサービス事業」、「農研機構の研究成果の社会実装」の三つの事業を展開しています。 輸出検疫および国内流通検査サービス事業では、2023年4月の改正植物防疫法に基づき、植物防疫所に代わって種苗や農産物の輸出検疫検査(精密検査・目視検査)を実施し、検査報告書を発行しています。これにより、政府が掲げる2030年「農林水産物・食品の輸出額5兆円」目標達成に貢献することを目指しています。また、国内流通向けの品質管理検査として、生産種子の流通前検査や取引先の要望に応じた無病証明も提供。さらに、諸外国の検疫条件変更や新規輸出先の開拓に対応するため、従来検査が困難だった病害虫の検査手法開発にも積極的に取り組んでいます。具体的な検査サービスとしては、ジャガイモシストセンチュウ類のリアルタイムPCRによる高精度な判別検査、イチゴ苗生産に係るウイルス病害検査(SCV、SMYEV、SMoVなど)、サツマイモ基腐病検査、そしてオーストラリア向けトマト・トウガラシ種子検疫に係るToBRFVおよびToMMVの認定ラボ検査など、多岐にわたる病原菌(ウイルス20種、ウイロイド7種、細菌13種、糸状菌17種、センチュウ2種)に対応しています。 総合的病害虫対策コンサルサービス事業では、改正植物防疫法で推進される「総合防除」の実践をサポートするため、農業現場の課題解決に向けたコンサルティングを提供しています。植物医科学協会認定の植物医師®をはじめとする専門研究者が、栽培体系への緑肥導入、土壌病害の発病リスク分析、防除技術の実証、圃場衛生モニタリングなど、お客様のニーズに応じた提案や教育サービスを実施し、IPM(総合的病害虫・雑草管理)の普及拡大に貢献しています。 農研機構の研究成果の社会実装は、同社の創業基盤であり、病害虫検査・防除技術に留まらず、AI、栽培システム、食品技術、環境など幅広い分野で研究者と事業者のマッチングを図り、農研機構の成果を社会へ橋渡しする役割を担っています。同社は、日本農薬株式会社および鴻池運輸株式会社との資本提携を通じて、農薬・スマート農業の知見や物流・サプライチェーン構築力を連携させ、農業現場の病害虫対策高度化と持続可能な農業の実現、国際競争力強化を目指しています。これらの事業を通じて、国内外の農業生産者、種苗メーカー、農薬メーカー、輸出入業者などに対し、「安全・安心・高品質」な農産物の流通を支え、世界の食と農の豊かさを持続的に享受できる社会の実現に貢献しています。
正和商事株式会社
By Prefecture
その他農林水産業界の上位 10 都道府県の構成と代表企業
Within 農林水産
農林水産全体 (9,248社) に占める その他農林水産 の割合と、同大分類の他業界
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全 149 業界 / 約 750,551 社の中から、業界別に絞って探せます。
業界一覧を見る| 4 |
| 公益財団法人海外漁業協力財団 |
| 東京都 |
| 非上場 |
| 77人 |
| — |
| 5 | 正和商事株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 61人 | — |
| 6 | 公益社団法人大分県農業農村振興公社 | 大分県 | 非上場 | 56人 | — |
| 7 | 公益財団法人岩手生物工学研究センター | 岩手県 | 非上場 | 51人 | — |
| 8 | 公益財団法人広島市農林水産振興センター | 広島県 | 非上場 | 45人 | — |
| 9 | 一般社団法人漁業情報サービスセンター | 東京都 | 非上場 | 36人 | — |
| 10 | 胆沢平野土地改良区 | 岩手県 | 非上場 | 36人 | — |
| 11 | 河南矢本土地改良区 | 宮城県 | 非上場 | 28人 | — |
| 12 | 一般財団法人大阪府みどり公社 | 大阪府 | 非上場 | 26人 | — |
| 13 | 一般財団法人北海道農業近代化技術研究センター | 北海道 | 非上場 | 19人 | — |
| 14 | 公益財団法人長崎県農業振興公社 | 長崎県 | 非上場 | 18人 | — |
| 15 | 株式会社サンケイグリーン | 鹿児島県 | 非上場 | 17人 | — |
| 16 | 公益財団法人群馬県農業公社 | 群馬県 | 非上場 | 14人 | — |
| 17 | 公益財団法人なら担い手・農地サポートセンター | 奈良県 | 非上場 | 13人 | — |
| 18 | 一般社団法人岡山県農業開発研究所 | 岡山県 | 非上場 | 12人 | — |
| 19 | 一般社団法人あさぎり町農業支援センター | 熊本県 | 非上場 | 12人 | — |
| 20 | 有限会社中島樹木クリニック | 兵庫県 | 非上場 | 12人 | — |
| 21 | 北陸スカイテック株式会社 | 石川県 | 非上場 | 11人 | — |
| 22 | 株式会社HOSAC | 北海道 | 非上場 | 10人 | — |
| 23 | 株式会社コンゴーグリーン | 新潟県 | 非上場 | 8人 | — |
| 24 | 株式会社GMS | 兵庫県 | 非上場 | 8人 | — |
| 25 | 一般社団法人岐阜県農業会議 | 岐阜県 | 非上場 | 7人 | — |
| 26 | 株式会社安芸砂利 | 三重県 | 非上場 | 7人 | — |
| 27 | 株式会社第一次産業 | 石川県 | 非上場 | 7人 | — |
| 28 | 株式会社農研植物病院 | 茨城県 | 非上場 | 5人 | — |
| 29 | 合同会社アルコ | 千葉県 | 非上場 | 5人 | — |
| 30 | 株式会社プロテクトJ | 山梨県 | 非上場 | 4人 | — |
社会保険被保険者数は単体の値です。
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Sales & Margin Trend
その他農林水産を含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『農林水産業(集約)』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Recent Activity
その他農林水産の企業の直近の動き
一般社団法人海老名市農業支援センター
2026/08海老名市農業支援センター、収穫体験イベントの受付と開催を実施
一般社団法人海老名市農業支援センターは、2025年9月から2026年6月にかけて、サツマイモやジャガイモの収穫体験イベントの募集と開催を順次行っています。
一般財団法人大阪府みどり公社
2026/06大阪府みどり公社、脱炭素経営支援センターを開設
一般財団法人大阪府みどり公社は2025年12月以降、中小事業者向け脱炭素経営の支援メニューを段階的に拡充しています。
株式会社HOSAC
2026/05株式会社HOSAC、東北営業所・帯広出張所を相次ぎ開設
株式会社HOSACは直近、東北営業所と帯広出張所の開設、新製品リリース、新商標出願など、スマート農業機器事業の拡張を進めています。
合同会社土壌診断用バイオセンサー研究会
2026/05合同会社土壌診断用バイオセンサー研究会、バイオセンサー装置を発売
合同会社土壌診断用バイオセンサー研究会は2025年9月、土壌診断用バイオセンサー装置の発売を開始し、関連する研究成果の公表も続いています。
正和商事株式会社は、1948年の創業以来、日本の豊かな自然環境と人との調和を目指し、農林業、鉄道分野における環境管理と獣害・病害虫対策を主軸に事業を展開しています。同社は「林業獣害対策・除草」「農業害獣対策・捕獲」「鉄道緑化事業」「森林病害虫対策」を主要な事業領域とし、資材の提案から施工まで一貫したサービスを提供しています。 林業分野では、シカネットや単木保護資材による苗木の保護、自然由来の忌避剤による樹皮剥ぎ防止、林業用ドローンを用いた資材運搬、および林業用除草剤による下刈り作業の軽減を支援しています。農業分野では、折り畳み式フェンス「パタサク」やワイヤーメッシュ柵、電気柵による物理的・心理的防護策を提供し、イノシシ、シカ、サルなどの有害鳥獣の侵入を防ぎます。また、ICT捕獲システムを導入し、遠隔監視や複数頭捕獲を可能にすることで、捕獲活動の効率化と労働力軽減に貢献しています。鉄道分野においては、沿線の安全運行を支える緑地管理として、除草剤・抑草剤の散布、防草シートや防草土、コンクリートタイルによる雑草対策、つる草忌避材「アンタッチャヅル」や静電気技術を用いた「つるツッパネル」によるつる草繁茂抑止を行っています。さらに、鉄道車両用洗浄剤、塩分ゼロの凍結防止剤、重機不要のバラスト止め「バラストップ」の提供を通じて、車両・設備の保全とメンテナンス効率化をサポートし、動物の触車事故対策としてフェンス設置や忌避剤、超音波機器の導入も手掛けています。 同社は、マツ枯れ、ナラ枯れ、クビアカツヤカミキリといった森林病害虫対策にも注力し、薬剤散布、樹幹注入、物理的保護、燻蒸処理など多角的なアプローチで日本の貴重な森林資源を守っています。長年の経験と実績に基づき、化学とICT、ドローンといった先進技術を組み合わせることで、労働人口減少などの社会課題に対応した効率的かつ持続可能な解決策を全国の鉄道事業者、林業・農業団体、地方自治体、官公庁、メガソーラー事業者など幅広い顧客層に提供しています。
株式会社クールフィンジャパン
クールフィンジャパンは、兵庫県姫路市を拠点に、日本全国でドローンを用いた空撮サービスおよび農薬散布防除サービスを提供する企業です。同社は国土交通省および大阪航空局から全国包括許可を取得しており、賠償保険にも加入しているため、顧客は安心してサービスを利用できます。豊富なドローン飛行経験を持つ一方で、事業立ち上げ間もないため、現在は実績構築を目的として安価な料金設定でサービスを提供しています。 空撮サービスでは、一般空撮、建築物の空撮、屋根点検、太陽光パネルの点検・撮影、イベント空撮、屋外での集合写真撮影、新築・リフォーム家屋の点検・撮影、店舗・住宅・マンションの眺望イメージ写真の制作、老朽建築物の調査撮影など多岐にわたります。さらに、工場や大規模プラントの空撮、立ち入りが制限されるエリアでの状況確認、建設・土木現場の全体写真撮影(作業工程記録)、大型施設の全景撮影と観光案内PR、観光施設や商業施設の空撮も手掛けています。これらのサービスは、建築・不動産業界、イベント業界、インフラ点検、観光PRなど幅広い分野の顧客に価値を提供します。 農薬散布防除サービスにおいては、1反あたり3,000円という低料金設定に加え、顧客が自由に散布日程を選択できる柔軟性を提供しています。1ヘクタールあたり約10分という短時間で作業が完了するため、多忙な農家にとって非常に効率的で便利なソリューションとなっています。同社は、安全性を最優先しつつ、最新のドローン技術を駆使して、顧客の多様なニーズに応える高品質なサービスを提供することで、ドローン活用の新たな可能性を追求しています。
河南矢本土地改良区
河南矢本土地改良区は、「水土ネット」の愛称で親しまれる土地改良区として、宮城県北東部の太平洋岸に位置する広大な農村地帯において、農業生産基盤の整備と維持管理を通じて地域農業の発展に貢献しています。同社の主要な事業は、かんがい排水事業の実施を通じて、農業用水の安定供給と適正な排水管理を行うことです。具体的には、暗渠排水の有無や施設断面といった農業水利に関する各種情報の整備、農業委員会等への情報提供と連絡調整、農業用水の利用調整方策の策定と実施、さらには水利用調整方策等に関わる技術開発、普及、研修、指導を行っています。 同社は、国営かんがい排水事業や国営附帯県営かんがい排水事業を通じて、揚水機場や用排水路、排水機場といった大規模な農業水利施設の整備と管理を長年にわたり手掛けてきました。現在、和渕幹線用水路や二間堀幹線排水路など、合計41路線、総延長105.6kmに及ぶ用排水施設を管理しており、その受益面積は河南地区で5,395.1ha、定川地区で9,308.4haに達します。また、ほ場整備事業では、不整形な田んぼを大型農業機械が利用しやすい効率的な区画に再編し、農道の幅員拡大、用水路の地中化とバルブ設置による節水、暗渠排水による土中水管理を行うことで、作業効率の向上、生産コストの削減、担い手への農地集積を促進しています。 用水管理においては、用水管理センターを拠点に、主要揚水機場(笈入、前谷地、柏木、小松、和渕、中山など)のゲートやバルブを24時間体制で集中監視・制御する高度な用水管理システムを運用しています。このシステムはCPUの二重化やテレメータ盤によるデータ通信を活用し、田植え時期や梅雨の雨季など、用排水が多用される時期に特にその真価を発揮します。さらに、農地転用や地区除外申請、組合員資格得喪通知書の受付など、組合員へのきめ細やかなサービスも提供しています。 農業水利施設が持つ水資源涵養や洪水防止といった多面的機能の維持にも注力し、国や県、市町村と連携した国営造成施設管理体制整備促進事業を推進しています。また、農村地域復興再生基盤総合整備事業の一環として、東松島市野蒜地区で870.0kwの太陽光発電施設を運営し、再生可能エネルギーの活用にも取り組んでいます。これらの事業を通じて、同社は組合員が希望と誇りを持てる活力と魅力のある農村の建設を目指し、組織基盤の強化、有利な制度事業の積極的な導入、そして低コスト化水田農業の確立に向けた研鑽を続けています。
有限会社中島樹木クリニック
有限会社中島樹木クリニックは、兵庫県伊丹市を拠点に、25年以上にわたり「人と自然との共生」をテーマに樹木の診断、治療、調査、維持管理、コンサルティングなどの専門サービスを提供しています。同社は、言葉を発しない樹木の「声」を聞き取り、葉の変色や枝枯れといったサインから病状を正確に診断し、適切な処置を施すことを使命としています。主要な事業内容としては、樹木の診断・調査・樹勢回復の提案と処置があり、土壌硬度試験、透水試験、pH測定といった植栽基盤の調査を通じて、最適な土壌改良や植栽樹種の提案を行います。また、公園樹や街路樹の倒木危険度診断も手掛け、目視診断に加え、木槌や鋼棒、レジストグラフといった専門機器を用いて内部腐朽の進行状況を精密に診断し、台風などの強風による倒木や落枝のリスクを未然に防ぎます。さらに、樹木の移植や植付けも行い、根回し作業から運搬中の乾燥防止、植え付け後の灌水・点検まで一貫して対応し、樹木にとって負担の少ない「手術」を実現しています。マンション、工場、個人邸の樹木維持管理においては、植栽地の自然的・人為的環境を熟知し、植物の特性や経年変化に対応した剪定、薬剤散布、土壌改良などを適切な時期に実施することで、樹木の健全な生育と美しい景観を保全します。特に花木については翌年の開花を考慮した剪定を徹底し、病害虫予防にも力を入れています。野間の大けやきや湊川神社のオリーブ、夙川河川敷のサクラ、昆陽池公園の高木など、国指定天然記念物や歴史的建造物の樹木から公共施設、UR都市機構の植物管理台帳作成まで、多岐にわたる実績を持ち、その高い技術力と豊富な経験は、多数の樹木医資格者が在籍する専門家集団としての強みです。同社は、地域に根差した活動を通じて、貴重なみどりを守り、生態系全体を後世に受け継いでいくという信念のもと、日々技術を磨き、信頼を積み重ねています。
Agsoil株式会社
Agsoil株式会社は、「土壌を通じて作物成長を最適化する」ことを目標に、世界農業の永続的な発展に貢献する農業技術開発に特化したベンチャー企業です。同社は主にデータ解析事業、コンサルタント事業、実証・調査サービスの3つの事業を展開しています。 データ解析事業では、生産現場から収集されるデータと作物の生産性や品質との関連性を解明します。特に、長年のデータ蓄積から、作物の生産性や品質を決定する重要な因子が土壌硬度(土壌の硬さ)であることを突き止めました。播種または定植時の土壌硬度が作物の成長速度に強く影響するという知見に基づき、土壌硬度データと作物の生産性との関連づけ解析において、国内・海外含め唯一無二のノウハウを有しています。この事業の中核をなすのが「均一性評価サービス(β版)」です。これは、圃場内の複数ポイントで測定した土壌硬度データから、作物の成長が均一であるかを定量的に評価する世界初のサービスであり、圃場内の土壌硬度分布の差異を解析することで、作物成長のばらつきを可視化し、収穫や管理作業の効率改善に貢献します。 コンサルタント事業では、経験豊富なコンサルタントが、デジタル化されていない生産現場のアナログ情報を正確に把握し、クライアントの課題解決を支援します。20年近いノウハウを活かし、問題点の特定、解決すべき課題の設定、クライアントの状況に応じた解決策の選択、原因因子の特定、解決手法の設計までを一貫して提供します。 調査サービスでは、企業や研究機関からの依頼を受け、第三者として圃場での実証試験や農業資材の効果測定などの調査業務を受託しています。 同社のサービスは、種苗メーカー、農業資材メーカー、農機メーカーといった農業関係企業や研究機関、そして生産者を主な顧客としています。例えば、種苗メーカーに対しては、圃場の不均一性が品種のポテンシャル発揮を阻害するケースにおいて、均一性評価サービスと連携し、客観的な数値に基づいた品種推奨を可能にします。農業資材メーカーには、圃場の均一性を評価することで、肥培管理の提案を最適化し、肥料効果の正しい評価を支援します。農機メーカーには、耕起作業による土壌硬度変化を考慮した、不均一圃場における最適な耕し方の提案を可能にします。同社の最大の強みは、世界的にも未開拓な土壌物理性、特に土壌硬度分布データと作物データを組み合わせた独自の解析技術と、それに基づいた栽培課題解決技術の構築能力にあります。これにより、肥料コスト低減の取り組みや、野菜の貯蔵性向上に関する実証報告など、具体的な実績を上げています。
特定非営利活動法人ファーミングサポート
特定非営利活動法人ファーミングサポート北海道は、総合的な有害鳥獣対策を通じて地方創生と地域活性化に貢献する団体です。同社は、むやみな動物の駆除ではなく、追い払いと「ゾーニング論」に基づく人間と動物の共存を目指す実践的なアプローチを強みとしています。2007年から岩見沢市東部丘陵地で実施されたゾーニング地域では、農業被害額が3000万円からほぼゼロにまで削減されるという顕著な実績を上げ、農林水産省のウェブサイトでも紹介されています。この成功事例は、同社の専門性と効果的な対策手法を裏付けるものです。 同社の主要事業の一つは、有害鳥獣対策の次世代への伝承と人材育成です。理事である原田勝男氏(農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー、ゾーニング伝道師)が中心となり、実践的な人材育成カリキュラムを作成し、講習会や個別指導を実施しています。机上の学習に留まらず、実際の田畑の境界線での技術指導や、各自治体の被害現場への出張指導、さらには遠方からの参加者向けの合宿講習も提供しており、全国的な人材育成のニーズに応えています。また、地域おこし協力隊員向けの有害鳥獣対策に関する技術講習会やマッチング支援も積極的に行い、担い手不足に悩む自治体や関心のある隊員をサポートしています。 さらに、同社は革新的な駆除技術の開発にも取り組んでおり、CNNの取材では、原田氏が銃殺に代わる「電気ショックによる感電死」という人道的なクマの駆除方法を開発したことが報じられました。また、三菱電機との共同開発により、廃プラスチックを活用したエゾシカ用のくくりわなを開発するなど、環境負荷の低減と効果的な対策を両立させる技術開発にも注力しています。これらの活動を通じて、同社は地域住民や農家、自治体、そして有害鳥獣対策に関心を持つ個人に対し、実践的かつ持続可能なソリューションを提供し、人と野生動物が共存できる社会の実現を目指しています。
株式会社安芸砂利
株式会社安芸砂利は、三重県津市を拠点に、砂利の採取・選別・販売を中核として、土木工事、一般貨物自動車運送、産業廃棄物収集運搬を行う企業である。同社は安濃川流域を産地とする砂利25-5mm、砂利40-20mm、砂、ビリ10-5mmなどを取り扱い、他社工場の砕石も販売する。採取した骨材を砂利工場で選別し、計量法に基づき定期検査を受けるトラックスケールで販売重量を管理する体制に特徴がある。土木・建設事業者や骨材を必要とする事業者への資材販売に加え、一般購入者にも積載量を順守した上で販売する。 運送部門では、最大積載量19,500kgのセミトレーラー、10tダンプ3台、3tダンプ2台などの一般貨物車両を保有し、重機運搬やダンプ常傭に対応する。油圧ショベル、ホイールローダー、ブルドーザーも備え、砂利採取・選別や土木作業を支えるほか、許可対象となる産業廃棄物の収集運搬を事業に組み込む。さらに、LiDAR測量ドローンを導入し、砂利採取前の測量、採取進捗の把握、土砂・原石の増減確認、棚卸し、盛土規制法に関する検査・報告へ活用する。砂利の採取販売を収益の中心に、工事、輸送、収集運搬を自社車両・重機で補完する事業構成であり、脱水ケーキ土についてはフィルタープレスで含水率を抑え、pHや沈み込み、上澄水の六価クロムイオン濃度を継続的に管理している。
胆沢平野土地改良区
胆沢平野土地改良区は、岩手県の南部、焼石連峰を源流とする胆沢川によって育まれた胆沢扇状地を受益地とし、奥州市(旧水沢市・胆沢町・前沢町)と金ヶ崎町の一部にまたがる広大な地域を管轄する土地改良区です。同社は「真心を込めて組合員に寄り添う土地改良区」を運営理念に掲げ、東北有数の水稲を中心とした穀倉地帯であるこの地域の農業を根幹から支えています。主要な事業内容は、農業用水の安定供給を最大の使命とし、農業用水利施設の維持・保全管理、水路施設の整備や改修、そして農業を効率よく行うための水田区画整理や拡大といった土地改良事業全般にわたります。具体的には、胆沢ダムや石淵ダムからの取水管理、日本最大級の円筒分水工をはじめとする頭首工、ため池、分水施設、通水施設、揚水機などの多様な水利施設の管理・運用を行っています。 同社は、国や県、市町からの補助事業や受託業務も積極的に実施しており、特に国営胆沢平野農業水利事業や国営農地再編整備事業「いさわ南部地区」では、本州・四国・九州・沖縄で最大規模となる1,100ヘクタールに及ぶ圃場整備を手掛け、景観・生態系に配慮した先進的な取り組みで注目を集めました。また、ほ場整備事業の推進においては、換地業務、企画、地域農業ビジョン推進支援、農業経営支援システムの利用と情報提供を通じて、組合員の農業経営を多角的にサポートしています。水利整備課では用排水管理、利水協議、水利権管理、水質保全、幹線水路の維持管理、各種維持管理事業や災害復旧事業の設計・積算、施設使用許可・他目的申請の受付・協議を担当し、賦課徴収課では賦課金や使用料の徴収業務を行います。さらに、多面的機能支払交付金の事務受託や、道水路保護組合、分区といった下部組織との連携による地域全体での水利施設保全活動、そして親水施設の整備を通じた水辺環境保全活動にも力を入れており、アドプト・プログラム協定の締結数は全国一を誇ります。中央管理所では24時間体制での水量把握と一部施設の遠隔操作を実現し、業務の円滑化と安定した用水供給に貢献しています。これらの活動を通じて、同社は豊かな地域資源を次世代に受け継ぐ重要な役割を担っています。
株式会社HIKONIRA
株式会社HIKONIRAは、ドローン農薬散布の受付・コーディネートを主軸とし、HP・パンフレット・動画制作、飲食店経営、清掃・外壁塗装を手掛ける企業である。同社の「散布の窓口東海」は、農業法人や大規模農家からLINE・電話・Webフォームで依頼を受け付け、農地面積、作物、散布区域、希望時期に基づく見積もり、日程調整、散布業者の手配、完了報告までを管理する。水稲、大豆、麦などの作物別に散布時期を案内し、事前予約や天候に伴う日程変更にも対応。自社で実施できない案件には提携ドローン業者を紹介し、その後の連絡調整も担う。 農薬散布は原則5町以上を対象とし、料金は1反当たり1,500円から設定されている。年間900ヘクタールの散布実績と10社超の法人取引実績を持ち、農地情報や図面を共有することで翌年以降の依頼手続きを簡素化できる点、空き状況や散布適期をLINEで通知する点に特徴がある。農薬は依頼者が用意し、使用薬剤を事前確認する方式を採る。 制作事業では企業・店舗向けWebサイト、パンフレット、ポスター、チラシの企画制作に加え、ドローン空撮を含む動画撮影・編集を扱う。飲食事業ではカフェ「96cafe+」を経営し、住宅関連事業ではハウスクリーニングと外壁塗装を展開する。農業支援を中心に、制作、飲食、住環境分野を組み合わせた複数事業によって収益機会を構成している。
丸源商事株式会社
丸源商事株式会社は、岐阜県を拠点に穀物農家を支援する企業である。同社は穀物生産者を対象とした農業支援を事業の主軸に置き、法人や組織からの相談にも対応する。 相談は問い合わせフォームで受け付け、会社名・組織名、氏名、メールアドレス、電話番号、相談内容を基に対応する。地域の穀物農家との接点を持ち、個別の相談に応じて支援する事業形態に特徴がある。
株式会社第一次産業
株式会社第一次産業は、石川県七尾市中島町横田に所在する企業である。同社は公式ホームページを開設し、電話および問い合わせフォームを窓口としている。 事業・サービスの具体的な内容、対象顧客、実績、取引形態については明記されていない。会社情報では設備・サービスの区分が「その他」とされている。
合同会社アルコ
合同会社アルコは、千葉県安房地域の館山市、南房総市、鴨川市、鋸南町を対象に、イノシシ、シカ、アライグマなどによる鳥獣被害への対策支援を主軸とする会社である。同社は「安房いきもの相談所」として、獣害に関する困り事や不明点の相談に対応するほか、自然環境調査、ドローン空撮、地域振興に関する事業を手掛ける。地域住民、農林業関係者、土地管理者など、野生鳥獣による農作物被害や生活環境への影響に直面する利用者を主な対象とし、安房地域に根差した現場対応を特徴とする。 関連事業として「館山ジビエセンター」および「館山ジビエプロジェクト」を運営し、捕獲された野生鳥獣の地域資源としての活用にも取り組む。ジビエを題材とした体験ツアーや狩猟講座、山に関する催しを実施し、鳥獣被害対策だけでなく、狩猟や自然環境への理解促進、地域内外の参加者との交流につなげている。「房州どんぐり猪」では肉質分析を行い、地域産ジビエの特性を明確にしたブランド形成を進める。相談・調査・空撮などの受託業務と、ジビエ活用、講座・体験企画を組み合わせ、捕獲後の資源利用まで扱う事業構成が強みである。
一般財団法人農林産業研究所
一般財団法人農林産業研究所は、1942年(昭和17年)に設立された歴史ある財団法人であり、農業、水産業、林業といった基幹産業を核に、社会貢献を目的として時代に即した事業を展開しています。同法人は、激変する現代において、日本の農林水産業が直面する人手不足や耕作放棄地問題、貿易自由化といった厳しい状況に対し、地域活性化の核としての期待に応えるべく、多角的なアプローチで活動しています。 主要な事業として、まず「新たな農業に向けた技術的開発・検証」を矢板研究所を拠点に行っています。ここでは、アマドコロの根茎を活用した「アマドコロ餃子」の開発・販売を通じて新たな食用資源の可能性を追求するほか、残留放射線に関する検証業務を公的機関と連携して実施。さらに、矢板研究所に併設された温泉施設や道の駅で地元産ハーブとリンゴを使用した「矢板ブランド」認定ハーブティを開発・販売するなど、地域産品の創出にも貢献しています。また、耕作放棄地対策として、実際の農家や自治体と連携し、グリーンツーリズムやクラインガルテンといった農業を活用した地域活性化策の提案と検証を進めています。 次に、「農業的知見を活かしたコンサルティング業務」では、研究所としての専門知識を基盤に、地域再生に向けた多様なプランニングや助言提案を行っています。具体的には、沖縄県読谷村でのイチゴブランド戦略立案、東京都練馬区の果樹園活性化策の提案、北海道における酒蔵と農業系大学のコラボ事業骨子案策定など、全国各地で地方創生に貢献しています。 さらに、「農業関連書籍の出版補助事業」を通じて、学術的に価値が高いものの商業出版が難しい専門書籍の有用性を見出し、協力企業と共にその出版を支援しています。これにより、「植物病原菌類の見分け方」や「植物医科学の世界」といった専門書を世に送り出し、学術知識の普及と発展に寄与しています。同法人は、これらの活動を通じて、農林水産業に携わる人々、ひいてはその地方自体が成長路線に乗るための支援を使命としています。
公益財団法人農業振興会館
公益財団法人農業振興会館は、国際化時代に対応した自立できる農業と活力ある農村の建設に資するため、農業生産基盤の整備開発と農業生産技術の向上発展の援助、指導等を行うことを目的としています。同法人は、将来にわたりかけがえのない農業農村が継続発展するよう、多岐にわたる事業活動を展開しています。 主な活動として、まず「研修事業」を積極的に実施しています。具体的には、「美アップ農村・レディセミナー」を通じて、奈良県内の農業や農村環境に関心を持つ女性を対象に、食料の安定供給や伝統文化、緑豊かな自然環境の保全に女性が参画し、その力を発揮できるよう支援しています。このセミナーでは、農業・農村における女性活躍の推進や、女性視点での防災、薬草の活用、片付け術など、多角的なテーマで講演や情報交換会、テーブルマナー実習などが行われ、女性の視点から農村の「美」と「活力」を創出することを目指しています。 また、「最先端農業を学ぶセミナー」では、担い手の減少や高齢化による労働力不足が深刻化する農業分野において、ICT(情報伝達技術)やIoT(モノのインターネット)、ロボットなどの先端技術の活用を促進しています。奈良県内の農業者や農業に関心を持つ県民を対象に、スマート農業に関する講演や関連機械のプレゼンテーション、展示・実演を通じて、省力化や生産性向上に貢献する最新技術の普及啓発に努めています。過去には、ため池の改修に関する調査・試験、電動クローラー、水門巻き上げ機、農業用ドローン、自走式草刈り機、灌水システム、水田水管理の省力化技術、位置情報ゲームの活用、アシストスーツ、自動給水器など、幅広いテーマが取り上げられています。 さらに、「顕彰事業」として「農業振興功績者表彰」を実施しています。これは、奈良県内において農業技術の開発、農村環境の整備、その普及および教育に顕著な功績のあった個人や団体を毎年表彰するものです。農業振興功績大賞(優秀賞)や農業振興功績賞(奨励賞)を選定し、その功績を称えることで、農業振興への意欲向上と活動の活性化を図っています。歴代の受賞者には、地域共同センターや柿産地協議会、いちご狩りパーク、個人農業者など、多様な取り組みが認められています。 これらの事業を通じて、同法人は農業技術の啓発と普及教育、農業技術の開発普及等に対する顕彰、農業及び農村に関する情報の収集・分析・提供、農業に関する調査研究及び助成、農業環境及び農業基盤整備についての技術指導及び援助といった幅広い活動を展開し、奈良県の農業と農村の持続的な発展に貢献しています。
合同会社ノビアン
合同会社ノビアンは、三重県津市白山町を拠点に、野生鳥獣の捕獲、獣肉処理・販売と、狩猟初心者向けの体験講座を手掛ける会社である。同社は保健所の食肉処理販売業許可を取得し、自ら捕獲したニホンジカやイノシシを処理してジビエ肉として販売するほか、地域住民からの依頼に基づく有害鳥獣の捕獲にも取り組む。農地への侵入や獣害フェンスの破損が発生する地域でくくり罠猟を実践しており、2025年夏には白山町三ヶ野地区でイノシシ4頭を捕獲した実績を持つ。 体験事業では、狩猟免許の有無を問わず高校生以上を対象に、「くくり罠&鹿解体日帰り実践講座」を開催する。押しバネ式くくり罠の製作、猟場でのケモノ道探索と罠の埋設、内臓処理済みニホンジカの剥皮・解体・脱骨・精肉、鹿肉や猪肉を使ったジビエ料理の試食を半日の日程に組み込み、座学ではなく実物に触れる実習を主軸に置く。講座後は参加者向けグループLINEで約1週間の見回り結果を共有し、希望者には宿泊と翌朝の罠見回り体験も設定する。2021年の開始から5年間で計11回、延べ69名が受講している。参加費を収入とする少人数制講座とジビエ肉販売を組み合わせ、捕獲から食肉処理までの実務経験を教育サービスへ展開している点に特徴がある。
岩木山ラジコン空港株式会社
岩木山ラジコン空港株式会社は、農業用ドローンの販売、飛行指導、農薬・肥料の空中散布請負を中核とし、無人航空機操縦士の国家資格取得講習、資格更新講習、官公庁向け空撮、ドローンスクール講師養成を手掛ける。同社が運営するIRAPドローンスクールでは、公認ラジコンインストラクターが学科、基本飛行、夜間飛行、目視外飛行を指導し、一等・二等資格の取得を支援する。受験者の合格率は90%以上とされ、他の登録講習機関で資格を取得した操縦者にも更新講習とDIPSでの申請手続きを案内する。さらに、自動航行撮影、オルソモザイク画像、3次元点群データを用いて距離・面積・高さを算出する空中写真点群測量コースを設け、測量、土木、インフラ点検に携わる技術者を対象とした実務教育を行う。 空中散布事業への参入希望者には、航空法、安全飛行、飛行許可申請、機体・バッテリー管理、農薬取扱い、事業運営、新規顧客開拓までを扱う開業コンサルティングを実施する。つがる市のよしもと飛行場では、ラジコン飛行機、ヘリコプター、ドローンの飛行環境とフライトシミュレーターを備え、教習およびクラブ活動に活用している。物販では、横方向にも散布できる農業用ドローン「あおぞら6」、国家資格講習用機体「なつぞらLESSON」、飛行航跡を記録するフライトレコーダー、猿・熊避け装置、Raspberry PiとPythonを用いるプログラミングカーなどを通販する。講習料、散布・空撮の受託料、開業支援料、飛行場利用料、機体・関連製品の販売代金を組み合わせた事業構成に特徴がある。
株式会社REALab.Works
株式会社REALab.Worksは、ドローンを活用した農業支援を主力事業とする企業である。同社は高知県内の農業者を中心に、ゆず・みかん・栗・しょうが・水稲・かんしょなどを対象とした農薬・肥料散布、作物や圃場の条件に応じた年間防除計画の立案、収穫物・肥料の運搬を手掛ける。平地に加え、中山間地域の急傾斜圃場にも対応し、ゆず23アールの散布を従来の約2時間から約20分、栗50アールを約6時間から約20分へ短縮した実証実績を持つ。栗では病虫害果率の低下、急傾斜地では作業者の身体的負担軽減も確認されている。 農業用ドローンの販売・導入支援も事業の柱で、EAVISIONおよび東光鉄工の一次代理店として機体選定、飛行申請、補助金申請、操作指導、圃場での習熟訓練、整備・点検、デモ散布を行う。しょうが防除ではメーカーと散布ノズルを2本から6本へ増設し、吐出量を毎分1,300ミリリットルから3,200ミリリットル以上へ高める改良を実施した。このほか、協力会社と連携した一等・二等無人航空機操縦士の資格取得支援、ドローン空撮による山間部の鉄塔点検にも対応する。農作業の受託収入と機体販売・整備・訓練を組み合わせ、導入前の実証から運用後の保守まで継続的に支える事業構成に強みがある。
刈田砕石有限会社
刈田砕石有限会社は、採石業を主軸とし、道路工事、造成工事、建築工事、河川・海岸工事などで使用される砕石や石材を販売する会社である。同社は砕石C-40・C-80、粒度調整砕石M-40、5号・6号砕石、20-05mm砕石を取り扱い、路盤材、基礎材、コンクリート用骨材などの用途に対応する。さらに、ズリ、ダスト、5~15cmおよび15~20cmの割栗石もそろえ、施工内容や必要な粒径に応じて資材を選択できる製品構成に特徴がある。 大型車による配達と小売販売を行い、建設会社、土木工事会社、舗装工事会社、造園事業者の資材調達に対応する。20~200kgの捨石や1,000kgの被覆石も扱っており、護岸、河川、海岸、盛土など、大型石材を必要とする工事にも供給可能である。採石業登録に基づく砕石・石材販売を基盤に、規格別・重量別の商品を販売し、配達または店頭で引き渡す事業形態を採る。一般的な路盤用砕石から重量1,000kgの被覆石までを扱う品ぞろえと、大型車で建設現場へ運搬できる供給体制を強みとする。
木曽三川御囲堤砂利採取事業協同組合
木曽三川御囲堤砂利採取事業協同組合は、組合員の相互扶助に基づく共同事業として、木曽川中下流域で天然川砂を採取し、地域資源である「木曽細砂」を販売する協同組合である。組合員の自主的な経済活動と経済的地位の向上を目的とし、関係機関と連携しながら、国土強靱化計画に関係する河道掘削と限りある砂資源の計画的な利用を両立させ、安全かつ安定した供給に取り組む。2023年12月には木曽川左岸で砂の採取を開始した。 取り扱う木曽細砂は、石英を平均74%含む硬度のある天然川砂で、粒度、微粒分、洗浄再生性に特徴がある。砂場用砂、左官砂、生コンクリートやテトラポッドの骨材、地盤改良材、アスファルト合材、透水材、バンカー砂のほか、井戸水・湧水や小規模水道向けの緩速ろ過材として供給する。JIS A 5308に基づくふるい分け試験およびJIS A 1104に基づく単位容積質量試験の数値を公開しており、国土交通省の令和7年度AB-Crossプロジェクトでは、小規模水道向けハイブリッド小型緩速ろ過システムの実証技術に協力している。建設・土木事業者、水処理関係者に加え、農園、宿泊施設、カフェ、井戸水利用者などの小規模需要にも対応する。
農事組合法人アグリ組合
農事組合法人アグリ組合は、埼玉県三郷市で農家と地域農業を支援する組合である。同社は、市内の農家や農産物を地域の利用者に周知する情報発信、組合員農家の活動支援、イベントによるPR、行政と農家を結ぶ連携窓口を主要な活動とする。組合員が生産する農産物の販売先を紹介するとともに、農園ごとの生産品、栽培上の特色、独自商品、新たな取り組みを発信し、三郷産農産物の認知拡大と販路形成を支えている。 組合員には、小松菜やミニトマトを出荷し、ブルーベリー観光農園や小松菜ふりかけも手掛ける有機認証農家TURUOKAファーム、直営農園と独自ブランドで三郷野菜を展開するランドワークスなどが含まれる。有機栽培による青果生産、農産加工品の開発、観光農園、地域ブランド野菜の展開といった農家ごとの特徴を紹介し、生産者と消費者、販売先、行政の接点を形成する点が強みである。事業構成は組合員支援と地域向け広報を中心とし、イベント、農家紹介、販売先案内を組み合わせて三郷市の農業振興を図る。