事業概要
社会福祉法人楡の会は、平成4年に設立され、「障害の種類や程度、年齢を問わずに受け入れること」と「地域と協働しながら在宅支援に徹すること」を二つの大きな理念として、医療と福祉を融合した唯一無二の施設として発展してきました。同社は、てんかんなどの慢性疾患や医療的ケアを必要とする重度心身障がいを持つ患者とその家族に対し、医療と福祉の両面から包括的なサポートを提供しています。愛着の視点を重視した発達支援、成長期の子どもの心の問題への対応、そして成人移行期の患者支援にも力を入れています。 主な事業として、児童発達支援、放課後等デイサービス、成人活動支援、訪問支援、相談支援、医療的支援を展開しています。児童発達支援では、「きらめきの」で知的発達や集団生活、運動発達に心配のあるお子さんや医療的ケアが必要なお子さんを対象とした母子通園を基本とする療育を提供し、「プレイルームにれのかい」や「ルビーノ」では小集団活動や個別支援を通じて運動、言葉、社会性の発達を促します。放課後等デイサービスでは、「ど~なっつ」や「くりーむど~なっつ」で小学生以上の自立を促し、「あーち」では重症心身障がい児を対象とした社会性育成を行います。成人活動支援では、「おおぞら」や「あけぼの」で手工芸、レクリエーション、入浴サービス、社会参加の機会を提供し、地域生活支援センターえすと内の「ひまわり」では作業や地域交流を支援します。訪問支援事業の「ヘルパータック」では、居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護、移動支援を通じて在宅生活をサポートします。相談支援事業では、「発達相談きらめきの」や「相談室あ~てる」でサービス利用計画の作成や療育指導、地域生活支援を行い、「相談室きらら」では障がい者相談支援を提供しています。医療的支援としては、「楡の会こどもクリニック」での有床診療所運営、短期入所、病後児デイサービス、歯科診療も行っています。また、地域生活支援センターえすとでは、福祉型短期入所「はぁと」やグループホーム「はぴねす」も運営し、多様なニーズに応えています。 さらに、札幌市や恵庭市、長沼町からの受託事業として、「さっぽろ子どものこころのコンシェルジュ事業」や「障がい児地域支援マネジメント事業」、「病後児デイサービス事業」などを実施し、地域福祉の向上に貢献しています。多職種連携を重視し、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、保育士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、ヘルパー、公認心理師といった多様な専門職が協働し、医学、心理学、保育学、教育学、福祉学などの科学に基づいた高品質なサービスを提供しています。また、公認心理師の実務経験プログラムを提供し、専門人材の育成にも寄与しています。これらの取り組みを通じて、障がい児・者が地域の中で家族や仲間と当たり前に暮らせるよう、終身一貫した専門的な療育と支援を提供し、自己実現可能な人生を保障することを目指しています。

