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検索結果60件(上位20件を表示)
東川町農業協同組合
北海道 上川郡東川町 西町1丁目5番1号
東川町農業協同組合は、「水と暮らし、安全な食生活を支えるJA」をコンセプトに掲げ、「みずとくらすJAひがしかわ」ブランドを展開する協同組合です。北海道最高峰の旭岳を擁する大雪山系の豊かな水資源を基盤とし、水源となる山・川の保全活動にも積極的に取り組んでいます。同組合の主要な活動は、高品質な農産物の生産と供給であり、特に北海道米として初の地域団体商標に登録されたブランド米「東川米®」や、厳しい栽培基準で管理された野菜ブランド「ひがしかわサラダ®」、そして「平成の名水百選」にも選ばれた「大雪旭岳源水®」の生産・販売に注力しています。 同法人は、農業生産者への栽培指導、経営相談、生産資材・燃料の供給を行うアグリサポートセンターを運営し、土壌診断分析サービスを通じて化学肥料の削減と生産コスト低減に貢献しています。また、2024年には世界初の「高度衛生良質米製法」と北海道初の「機能性健康米製法」を導入した「ひがしかわライスターミナル」を稼働させ、米の長期鮮度保持や栄養価の高い健康米の提供、さらには海外輸出事業の拡大(香港、フィンランド、オランダなど)を推進しています。 地域社会の持続可能な発展にも貢献しており、お米由来の国産バイオマスプラスチック「ライスレジン」の原料となる資源米の生産や製品開発を東川町や関連企業と連携して進め、東川町指定ごみ袋への導入実績もあります。金融事業としてJAバンク、共済事業としてJA共済を提供し、貯金、融資、総合保障を通じて組合員や地域住民の生活をサポート。さらに、ひがしかわスタンドでは給油、灯油配送、自動車関連サービス、農業機械販売、玄米販売、コイン精米など、多岐にわたる地域密着型サービスを展開しています。 2022年には「ひがしかわアグリ2050宣言」を策定し、2050年までのCO2ゼロエミッション化、化学農薬・化学肥料の使用量低減、有機農業の拡大を目指すなど、SDGsや「みどりの食料システム戦略」に基づいた持続可能な農業の実現に向けた挑戦を続けています。次世代への食育活動やスポーツ支援、広報誌発行、施設視察やインターンシップの受け入れも行い、地域農業の振興と豊かな暮らしの実現に貢献しています。
馬路村農業協同組合
高知県 安芸郡馬路村 大字馬路3888番地4
馬路村農業協同組合は、昭和22年の農業協同組合法施行に伴い、産業組合から移行し、昭和23年6月15日に設立されました。同法人は、農業者の協同組合の発達を促進し、農業生産力の増進と農業者の経済的社会的地位の向上を図り、もって国民経済の発展に寄与することを目的としています。高知県安芸郡馬路村を拠点とし、村の面積の96%を占める山林という環境の中で、農地が少ない段々畑でゆず栽培に注力しています。 同法人の主な業務内容は、組合員を対象とした共済事業、購買事業、営農指導事業、販売事業、代理店事業といった総合的な農協活動です。特に、昔からこの地で生産されてきたゆずの実を搾り、ゆず果汁の販売から始まり、現在では多岐にわたるゆず加工品の開発、製造、販売に力を入れています。具体的には、ぽん酢しょうゆ、ゆずリキュール、ゆずしぼり、ゆずドリンク(ごっくん馬路村など)、お手軽ゆず調味料、ゆずこしょう、あまいゆず製品などを展開し、全国の食卓に本物のゆずの香りを届けています。 さらに、同法人はゆずの可能性を広げ、近年では化粧品工場を設立し、ゆずを原料とした化粧品「umaji」の研究から製造、販売まで手掛けています。ボディケア・アロマ製品や雑貨も取り扱い、ゆずの恵みを多角的に活用しています。ゆず栽培においては、村の全ての農家が化学系肥料・農薬・除草剤を一切使用しない有機栽培に準じたゆずづくりに取り組んでおり、有機JAS認定商品も提供することで、「おいしい」と「安心」を追求した商品づくりを徹底しています。搾り終わったゆずも堆肥として畑に戻すなど、自然の循環を大切にした環境保全型農業を実践しています。これらの活動を通じて、山村に働く場を拡大し、行政と連携しながら村の活性化に努め、組合員の生活と豊かな自然を守るという使命を果たすべく活動しています。
蒜山酪農農業協同組合
岡山県 真庭市 蒜山中福田958番地
蒜山酪農農業協同組合は、1956年の設立以来、「牛乳は畑から」という理念のもと、自然との共生を原点に循環型酪農を実践している農業協同組合です。同組合は、英国王室御用達の希少なジャージー牛の飼育に特化し、現在では国内最多の約2,000頭を蒜山地域で飼育、全国一のジャージー牛乳生産量を誇ります。主要な事業活動として、ジャージー牛から搾乳される生乳を100%使用した牛乳、ヨーグルト、チーズ、バター、生クリーム、カフェオレ、スイーツなど多岐にわたる乳製品の製造・販売を行っています。特に、無調整・無均質の生乳から作られる「蒜山ジャージーヨーグルト」は同組合最大のヒット商品であり、その濃厚な味わいが特徴です。また、育成牧場での雄牛の肥育を通じて、希少な蒜山高原ビーフ(ステーキ、焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ、加工品)の生産・販売も手掛けています。同組合は、土作り、草作り、牛作りを重視し、β-カロテンを豊富に含む良質な牧草を与えることで「黄金のミルク」と呼ばれる濃厚なジャージー乳を生産。市乳工場や乳製品工場では、生乳の受入から殺菌、充填、検査、出荷まで一貫した衛生管理体制を確立し、安全・安心な製品を提供しています。さらに、観光施設「ひるぜんジャージーランド」を運営し、ジャージー牛の放牧や花畑、レストラン、売店を通じて地域観光の振興にも貢献。同組合の製品は「ご当地牛乳グランプリ」での最高金賞受賞や「ヨーグルト総選挙」での1位獲得など、数々の実績を持ち、地元真庭市の学校給食への牛乳提供やジャージー牛のシンボル動物制定など、地域社会にも深く根差しています。
函南東部農業協同組合
静岡県 田方郡函南町 丹那367番地の4
函南東部農業協同組合(丹牛乳)は、昭和30年に「自分の子や孫に飲ませる牛乳を消費者の皆様にも」という情熱を抱いた丹地区の酪農家たちによって設立された乳製品メーカーです。同法人は、「生産者の顔が見える製品」を基本理念とし、静岡県東部、特に丹地区や富士山麓、箱根西麓沿いの信頼できる酪農家から新鮮な生乳を仕入れ、安心・安全・新鮮な乳製品を消費者に届けることを使命としています。 同法人の事業は多岐にわたり、第一工場では丹3.6牛乳、丹特濃乳、丹コーヒーなどの定番商品を130℃高温殺菌法で製造し、宅配販売店、スーパーマーケット、学校給食、ホテル、病院など幅広い顧客層に提供しています。特に、3.6牛乳と生乳鮮度にこだわった丹牛乳は、厚生労働省が承認する総合衛生管理システム(HACCP)を取得しており、高い品質基準を維持しています。第二工場では、丹地区の3戸限定「丹低温殺菌牛乳生産者部会」の良質な生乳のみを使用し、オラッチェ低温殺菌牛乳、生クリーム、プリン、ヨーグルト類といったこだわりの乳製品を製造しています。さらに、チーズ・バター工房では、低温殺菌牛乳生産者部会の新鮮な生乳を原料に、南箱根のゴーダチーズやモッツァレラチーズ、厳選バターなどを一つ一つ丁寧に手作業で製造しています。 品質管理部では、原材料の厳格な管理と製品検査に加え、5S-1Kを徹底した衛生管理と従業員教育を通じて、常に品質向上に努めています。また、個人宅への宅配サービスや、ふるさと納税の返礼品としての提供、学校給食への牛乳提供、学校向けの工場見学なども積極的に行い、地域社会への貢献も果たしています。酪農家と工場が近いという地理的優位性を活かし、搾りたての生乳を迅速に加工することで、常に高い鮮度と品質を保った製品を提供し、消費者の笑顔を追求しています。
摩周湖農業協同組合
北海道 川上郡弟子屈町 中央3丁目7番12号
摩周湖農業協同組合は、北海道川上郡弟子屈町および標茶町の一部を事業範囲とし、地域農業の振興と組合員・地域社会の豊かな生活に貢献することを目的とする総合農協です。同組合は、信用事業、共済事業、購買事業、販売事業、営農指導事業、加工事業、生活指導事業など多岐にわたる事業を展開しています。 信用事業では、普通貯金、定期貯金、貯蓄貯金、総合口座、納税準備貯金、当座貯金といった各種貯金商品の提供に加え、JAバンクローンやJAバンクカードローンなどの融資サービス、JAネットバンクやJAバンクアプリを通じたオンラインサービスを提供し、組合員・利用者の金融ニーズに応えています。また、共済事業では、生命共済、建物共済、自動車共済など「ひと・いえ・くるまの総合保障」を提供し、組合員の生活や農業経営を取り巻く様々なリスクに備える支援を行っています。損害保険代理業も手掛けています。 購買事業では、農業生産に必要な資材の供給や生活用品の販売を行うAコープてしかが店を運営し、衣料品、化粧品、おもちゃなどの販売、キッズコーナーの提供、さらには大ホールや研修室、和室の貸し出しも行っています。Aコープてしかが店に併設されたレストラン牧場では、元祖牛乳ラーメン「牧場ラーメン」の提供や、弁当、オードブル、法要・仕出料理、各種宴会の予約も受け付けています。 販売事業においては、地域特産品の生産・販売を積極的に推進しており、「摩周メロン」「摩周そば(キタノマシュウ、キタワセ)」「摩周じゃがいも(男爵、メークイン)」「摩周かぼちゃ」「摩周たまねぎ」「摩周和牛(A5等級)」といった高品質な農畜産物を全国に届けています。また、地場産大豆「ユキホマレ」を使用したノンカフェインの「摩周珈琲」や、「いもっ子だんごっこ」「るばーぶじゃむ」などの加工品の製造・販売も手掛けています。これらの特産品は、オンラインショップやふるさと納税を通じても提供されています。 営農指導事業では、組合員の経営指導や農作業受託、受託農業経営、草地生産性向上対策事業などを通じて、農業生産の効率化と品質向上を支援しています。特に、酪農が盛んな地域特性を活かし、家畜人工授精業務や酪農ヘルパーの派遣、酪農実習生・研修生の募集、酪農体験の提供、新規就農支援、さらには花嫁募集といったユニークな取り組みを通じて、地域の農業担い手の育成と確保に力を入れています。定期的に「新・農業人フェア」や「酪農相談会」に参加し、農業への関心を高める活動も行っています。 生活指導事業では、生活改善指導や地域イベント「JA摩周湖フェス」の開催、牛乳無料配布などの地域貢献活動を通じて、組合員および地域住民の豊かな生活をサポートしています。同組合は、協同組合の理念に基づき、組合員の経済的・社会的地位の向上、環境変化を見通した組織・事業・経営の革新を図り、「共生」「創造」「健全」「信頼」「公平」を念頭に、社会に愛され信頼される「摩周湖ブランド」として、農と地域を結ぶ笑顔あふれる社会に貢献し続けています。
長崎県養鶏農業協同組合
長崎県 諫早市 久山町2014番42
長崎県養鶏農業協同組合は、昭和26年の創立以来、組合員が協同して養鶏農業の生産能率向上、経済状態の改善、社会的地位の向上を目的として活動する農業協同組合です。同協会は、鶏卵、飼料、ブロイラー、鶏肉加工品の製造販売を主要事業とし、生産から流通までの一貫した管理体制を確立しています。「安心・安全・美味しい」を追求し、長崎の豊かな自然環境のもと、健康な鶏の飼育から加工、流通に至るまで徹底した品質・衛生管理を実践しています。 主要な活動として、ブランド卵「クイーン卵」や長崎県特産の枇杷の葉を添加した「枇杷たまご」の生産・販売を行っています。これらの卵は、天然のマリーゴールドを飼料に配合することで濃厚な黄身を実現し、組合専用の指定配合飼料と清らかな水で育まれた高品質な製品です。また、銘柄鶏「長崎ばってん鶏」は、開放鶏舎でのびのびと長期飼育され、数種類のハーブをブレンドした無薬飼料を与えることで、ジューシーで旨味豊かな肉質を実現しています。 同協会は、鶏卵GPセンターや鶏肉加工センターを統合した新本部工場「N70」を稼働させ、最新鋭の殺菌洗卵設備や自動検出装置などを導入し、衛生管理を一層強化しています。地元の飲食店、菓子メーカー、量販店への法人ルート営業に加え、本部工場での合同直売会や公式オンラインショップを通じて、一般消費者へも新鮮な鶏卵・鶏肉・加工品(長崎ばってん鶏 親子丼の具、ミルクセーキなど)を直接提供しています。令和2年には経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定されるなど、長崎の食文化を支える重要な役割を担い、地域社会への貢献にも力を入れています。
重茂漁業協同組合
岩手県 宮古市 重茂第1地割37番地の1
重茂漁業協同組合は、岩手県宮古市重茂地区を拠点とし、「天恵戒驕」(天の恵みに感謝し、驕る気持ちを戒め、不慮に備える)を経営理念に掲げる漁業協同組合です。同組合は、親潮と黒潮が交錯する本州最東端の重茂半島の豊かな漁場と、森林から流れ出すミネラル豊富な清流に恵まれた環境で、採介藻漁業、わかめ・こんぶ養殖漁業、定置網漁業を主要事業としています。 具体的な生産物としては、荒波で育つ肉厚で風味豊かな「重茂の早採りわかめ 春いちばん」や「肉厚わかめ」、巾広で柔らかく味が良いと評判の「重茂の巾広こんぶ」を養殖・採捕しています。また、キタムラサキウニをアワビ貝殻に盛り焼き上げた「重茂名産 焼うに」は、旨味が凝縮された濃厚な味わいで、重茂ブランドの定番商品として全国に展開されています。高級食材であるエゾアワビは稚貝の生産・放流と採捕制限による資源保護に努め、活あわびの通年販売も行っています。さらに、さけ・いくらのふ化放流事業にも力を入れ、サケ資源の回復に貢献しています。 同組合は、これらの海産物の加工(ボイル塩蔵わかめ、焼うに、海洋冷食など)から販売までを一貫して手掛け、クリーンパックセンターでの衛生管理を徹底しています。販売先は全国の卸売市場、量販店グループ、生活クラブ生協など多岐にわたります。 環境保全活動にも積極的に取り組み、「未来につなぐ美しい海計画」に基づき、合成洗剤追放運動、広葉樹の植林活動、海浜清掃活動などを実施し、豊かな自然環境の維持に尽力しています。地域貢献としては、女性部・青年部が地域美化、魚食普及、文化向上、地域振興活動を展開。宮古市から業務委託を受け運営する「宮古市重茂水産体験交流館 えんやぁどっと」では、水産加工体験や地場産品の販売、食堂運営を通じて、地域の魅力を発信し、食育推進にも貢献しています。東日本大震災からの復興においては、全国からの多大な支援に感謝し、迅速な施設復旧と地域再生を成し遂げました。
釧路市漁業協同組合
北海道 釧路市 西港1丁目98番18号
釧路市漁業協同組合は、昭和24年の設立以来、北海道道東に位置する有数の漁業基地港である釧路港を拠点に、水産物の安定的な供給と組合員の経済的・社会的地位の向上を使命として多岐にわたる事業を展開しています。同法人は、産地市場である副港市場と道東地域の消費地市場である新富士市場を運営し、地元組合員による沿岸漁業の水揚から外来船による水産物まで、多種多様な魚介類を円滑に受け入れ、流通させる拠点市場としての機能を果たしています。令和6年度には、副港市場で5,977百万円、新富士市場で7,888百万円の取扱高を達成しました。 さらに、同法人は総合流通センターにおいて、釧路産水産物の加工・販売・商品開発を手掛け、安心安全で付加価値の高い製品を全国に供給しています。製氷冷凍事業も展開し、充実した設備で水産物の鮮度保持と安定供給を支えています。指導事業では、漁業権管理、漁業経営改善指導、各漁業部会の育成指導に加え、ししゃもやほっき貝、ウニの人工ふ化・資源増殖事業を通じて「つくり育てる漁業」を推進。特にししゃも漁業では、近隣漁協と連携した広域的な資源管理型漁業の確立に尽力しています。共済事業では、普通厚生共済、生活総合共済、火災共済、乗組員厚生共済、団体信用厚生共済、漁業者老齢福祉年金、漁獲共済、漁業経営安定対策事業など、組合員の経営と暮らしを多角的にバックアップ。また、植樹活動による環境保全や、食育をテーマとした料理教室、漁業出前講座などを通じた魚食普及活動にも積極的に取り組み、地域社会への貢献と漁業の魅力発信に努めています。これらの活動を通じて、同法人は漁業を取り巻く環境変化に対応し、持続可能な事業基盤の構築・強化を目指しています。
歯舞漁業協同組合
北海道 根室市 歯舞4丁目132番地2
八幡浜漁業協同組合
愛媛県 八幡浜市 大黒町5丁目1522番地18
八幡浜漁業協同組合は、愛媛県八幡浜市を拠点に、豊かな瀬戸内海と太平洋につながる宇和海に面した地域で多岐にわたる事業を展開する協同組合です。同組合は、漁業者の経済的・社会的地位の向上と地域水産業の振興を目的としており、年間120種類近くの豊富な魚種が集まる四国一の魚市場を基盤に、1年を通して全国へ新鮮な魚介類を供給しています。主要な業務内容としては、信用事業、共済事業、製氷・冷凍・冷蔵事業、石油供給事業、養魚・購買事業、市場事業、水産加工事業を包括的に手掛けています。特に市場事業では、西日本有数の規模を誇る八幡浜市水産物地方卸売市場を運営し、活気あるセリを通じて水産物の流通を担っています。漁業活動においては、「とる漁業」と「育てる漁業」の両面を推進しており、「とる漁業」では、沖合底びき網漁業(トロール漁業)、まき網漁業、一本釣り漁業など多様な漁法で、タイ、ヒラメ、クルマエビ、アジ、イカ、ハマチ、サバ、タチウオ、イサキといった多種多様な魚介類を漁獲しています。特に沖合底びき網漁業は、宇和海豊後水道を主な操業区域とし、豊富な魚種の水揚げが特徴です。一方、「育てる漁業」では、環境変化や漁獲量減少に対応するため、マダイ、ハマチ、サバ、スズキなどの養殖漁業に注力し、特に愛媛県が全国1位を誇るマダイ養殖を積極的に行っています。水産加工事業では、水産加工振興センター「シーフードセンター八幡浜」を運営し、水産物の一次加工から新製品の開発改良、試作研究、加工技術の向上、地場特産品の生産促進を図っています。これにより、付加価値の高い水産加工品の創出と地域水産業の振興に貢献しています。オンラインショップ「JF八幡浜オンラインショップ」を通じて、「伊予柑真鯛」や「大島青のりポテトチップス」、「おまかせ天然魚BOX(下処理済含む)」などの商品を全国の消費者へ直接届けています。また、同組合は漁業の担い手確保にも力を入れており、「漁業就業支援フェア」への参加を通じて、漁業への就業希望者やU・Iターン希望者に対し、八幡浜の漁業や地域での暮らし、水産会社の取り組みに関する情報提供を行っています。環境への取り組みとしては、カーボン・オフセットによるCO2排出削減に貢献し、J-クレジットを活用した環境貢献活動も実施しています。さらに、航海の安全と豊漁を祈願する伝統行事「十日えびす」の開催や、新春の初競りを通じて、地域文化の継承と市場の活性化にも寄与しています。漁船の売買情報提供も行い、漁業者の事業継続を支援しています。
銚子市漁業協同組合
千葉県 銚子市 川口町2丁目6528番地
銚子市漁業協同組合は、平成8年9月に銚子地区の6つの漁業組合が合併して設立された、漁業者によって構成される協同組合です。同法人は、「漁業者の生活向上」「漁村地域の発展」「消費者の皆様に安全・安心な水産物を安定的に供給する」ことを目的とし、多岐にわたる事業を展開しています。具体的には、沖合漁業を行う中小漁業者や沿海漁業を行う零細漁業者が協同して経済活動を行い、漁業の生産能力向上を通じて組合員の経済的・社会的地位の向上、生鮮魚介類の安定供給、価格の安定化を図っています。また、水産資源の保護や漁場環境の保全にも積極的に取り組んでいます。 同協会の主要な活動には、日本随一の水揚量を誇る銚子漁港における第1、第2、第3の各卸売市場の運営があります。ここでは、メバチマグロ、キハダマグロ、イワシ、サバ、キンメ、カツオなど多種多様な魚種が水揚げされ、その市況情報や水揚速報、統計情報を公開することで、流通の透明性を確保しています。さらに、漁船や運搬トラックへの氷の製造・販売を行う製氷工場、漁船への燃油供給を行う給油所、船員浴場施設、女性部活動施設といった漁業活動を支えるインフラを提供しています。 消費者の皆様への取り組みとしては、銚子漁協直営の海業支援施設「万祝(まいわい)」を運営し、新鮮な魚介類を使った料理の提供や加工品の直販を行っています。また、地域活性化の一環として「銚子港水産まつり」を定期的に開催し、銚子つりきんめなどの地域特産品の魅力を発信しています。一般の方々向けには、魚市場の見学を予約制で受け入れ、漁業への理解を深める機会を提供しています。これらの活動を通じて、同協会は漁業の持続可能な発展と地域社会への貢献を目指しています。
愛南漁業協同組合
愛媛県 南宇和郡愛南町 鯆越166番地3
愛南漁業協同組合は、愛媛県最南端の愛南町を拠点に、豊かな自然環境に恵まれた宇和海、豊後水道、太平洋を舞台に多岐にわたる水産業を展開しています。同組合の主要事業は、真鯛、カンパチ、ブリといった養殖魚の生産を核とし、特に「愛南の真鯛」は黒潮にもまれることで適度に脂が落ち、身が締まった高品質なブランドとして知られています。さらに、クエ、シマアジ、スマ、サツキマスなどの高付加価値魚種の新規養殖にも積極的に取り組んでいます。漁船漁業においては、四国一のカツオ水揚げ量を誇り、「びやびやかつお」としてブランド化を推進し、多くのファンを獲得しています。また、カキ、ヒオウギ貝、真珠・真珠母貝といった貝類養殖も手掛けています。 同組合は、安心安全な水産物の提供を最優先とし、愛南町、愛媛大学との三者連携により、環境モニタリング調査や魚病診断室の運営を通じて、赤潮被害の軽減や養殖環境の改善、魚の健康管理を徹底しています。残留薬品検査や重金属検査も定期的に実施し、高い安全基準を維持しています。持続可能な漁業・養殖業にも力を入れ、水産エコラベル「MEL(マリン・エコラベル・ジャパン)」認証を積極的に活用し、生産者ごとの生簀台数や飼育密度を遵守。餌の製造地や給餌履歴まで記録するトレーサビリティ体制を確立しています。さらに、日本産の生鮮魚介類として初めて「コーシャ認証」を取得し、国際的な安全基準にも対応しています。 SDGsへの取り組みも積極的に推進しており、マイクロプラスチック対策としての発泡スチロール製フロート減容機の導入、定期的な清掃活動、環境教育、地域貢献活動(浜の活力再生プラン、地元人材活用、ぎょしょく教育、子ども食堂への食材提供)、コンプライアンス徹底と働きがい創出など、持続可能な社会の実現に向けた広範な活動を展開しています。これらの活動を通じて、高品質で安全な水産物を全国および海外に安定供給し、地域の活性化と水産業の発展に貢献しています。オンラインショップを通じた直接販売や、販促ツールの提供も行い、消費者への普及にも努めています。
湖東農業協同組合
滋賀県 東近江市 池庄町507番地
湖東農業協同組合は、滋賀県東部の豊かな湖東平野を拠点に、協同の精神を軸として組合員および地域社会の発展に貢献する総合的な協同組合です。昭和40年代の合併を経て、平成13年10月に現在の組織体制を確立しました。同法人の基本理念は、農業と地域の未来を拓き、地域に根ざした活動を通じて、地域農業の発展と安心して暮らせる豊かな社会づくりに寄与することです。 主な事業として、まず営農事業では、持続可能な農業の実現を目指し、米(みずかがみ、コシヒカリ等)、小麦、大豆(黒大豆)、いちご(章姫、紅ほっぺ等)、メロン、ぶどう、梨、いちじく、柿、はくさいといった多岐にわたる農産物の生産指導、集荷、販売を行っています。特に、環境に配慮した栽培方法や、光センサー付選果機による品質管理を導入し、安全で安心な農産物の安定供給に努めています。また、湖東味咲館やあいとう直売館を通じて、地域住民への新鮮な農産物提供も行っています。 信用事業では、JAバンクとして貯金、貸出(住宅ローン、教育ローン、マイカーローン等)、JAネットバンクやアプリなどの金融サービスを提供し、組合員の資産形成や生活設計を支援しています。共済事業では、ひと・いえ・くるまの総合的な保障を提供するJA共済を通じて、組合員や地域住民の万一の備えをサポートしています。 さらに、くらしの事業として、女性部を中心とした生活指導事業を展開し、「愛・あい講座」での文化活動や健康増進、高齢者支援、子ども向けの英語教室などを通じて、地域コミュニティの活性化と組合員の健康・幸福感の醸成に貢献しています。地域特産品の加工販売(湖東吹味噌、郷の味)も手掛け、食と農を基軸とした地域振興を図っています。葬祭事業では「セレモニーホールともしび」を運営し、地域住民の生活全般を支える多角的なサービスを提供しています。これらの活動を通じて、同法人は「食と農を基軸とした地域に根ざした協同組合」としての役割を果たすことを目指しています。
稚内機船漁業協同組合
北海道 稚内市 新港町1番13
稚内機船漁業協同組合は、日本最北端の地である稚内を拠点に、豊かな漁場で獲れる新鮮な海産物の漁獲から加工、販売までを一貫して手掛ける漁業協同組合です。同組合の主要な活動は、所属する沖合底曳き網漁船によるホッケやカレイといった魚介類の漁獲にあります。漁獲された魚介は、直営工場において独自の製法で加工され、その品質と鮮度を保ちながら製品化されます。主な製品ラインナップは、塩のみを使用した完全無添加の「極味干し(一夜干し)」シリーズと、味噌漬け、塩麹漬け、粕漬けといった伝統的な調味法を用いた「極味漬け」シリーズです。これらの加工品は、オンラインストアを通じて全国の消費者へ直接販売されており、稚内ブランドの推進やふるさと納税サイトとの連携も積極的に行っています。同組合の対象者は、北海道稚内産の高品質で安心安全な海産物を求める一般消費者です。特徴としては、極寒の海で育った身の締まった魚を使用し、素材本来の旨味を最大限に引き出す無添加製法にこだわり、熟練の技術で絶妙な塩加減と干し加減を実現している点が挙げられます。具体的な商品には、真ほっけ、宗八かれい、にしん、なめたかれい、赤かれい、油かれい、真だら、柳の舞など多岐にわたり、骨取り加工を施した切り身やフィレ製品も提供し、消費者の利便性向上にも努めています。これらの事業活動を通じて、稚内地域の水産資源の有効活用と、地域ブランドの価値向上に貢献するとともに、顧客の個人情報保護にも細心の注意を払い、適切な管理と利用を徹底しています。同組合のミッションは、稚内が誇る極上の海の幸を全国に届け、その美味しさを広く伝えることにあります。
羅臼漁業協同組合
北海道 目梨郡羅臼町 船見町2番地の13
羅臼漁業協同組合は、北海道の東端、知床半島の羅臼町に拠点を置く漁業協同組合です。同組合は「獲る漁業から育てる漁業へ」という理念を掲げ、持続可能な漁業の推進と、羅臼の豊かな海の恵みを全国に届けることをミッションとしています。根室海峡の恵まれた漁場で水揚げされる厳寒期の鱈、真夏の昆布、秋の鮭や烏賊など、北海道でも屈指の豊富な海産物を取り扱っています。 同組合は、水揚げされた季節の魚介類や、手間をかけた独自の加工技術で付加価値を高めたオリジナル水産加工品を販売する直営店「海鮮工房」を運営しています。この「海鮮工房」は、国後島を一望する根室海峡沿いに実店舗を構えるほか、オンラインショップも展開しており、全国の顧客へ羅臼の極上の味覚を提供しています。また、羅臼産の海産物だけでなく、道内各地から厳選した高品質な食材も品揃えし、幅広い食の世界を提案しています。 羅臼の地は、江戸から明治にかけてニシン漁場として栄え、その後も開拓精神あふれる漁師たちが新しい魚種や漁場を開拓してきた歴史があります。羅臼漁業協同組合は、この先人たちの開拓魂を受け継ぎ、単なる漁獲に留まらず、食品加工や商品開発にも積極的に取り組み、地域経済の活性化と羅臼ブランドの確立に貢献しています。顧客に対しては、新鮮な魚介類や加工品を直接提供することで、羅臼の海の豊かさと食文化の魅力を発信し続けています。
利尻漁業協同組合
北海道 利尻郡利尻富士町 鴛泊字港町194番地1地先
利尻漁業協同組合は、日本北端の利尻島を拠点とする漁業者による協同組織です。海の名山と称される利尻山を中央にいただく豊かな自然と、火山からの恵みをたっぷり浴びて育った最高級の利尻昆布をはじめとする島の恵みを、日本全国の消費者に届けることをミッションとしています。同組合は、漁村地域の経済を支える重要な役割を担い、組合員のために水産物の販売、購買、信用、共済といった多岐にわたる事業を展開しています。 具体的な活動としては、利尻昆布を麺に練り込んだ「利尻昆布ラーメン」や「利尻昆布つけ麺」、利尻昆布うどん、利尻昆布そば、利尻昆布スープカレーといった加工食品の開発・販売に力を入れています。これらの商品は、利尻昆布の旨味を最大限に引き出すことにこだわり、特にラーメンは塩味で昆布本来の味を追求しています。 また、むしうに(エゾバフン、キタムラサキ)、あわび醤油煮、真だこ、一夜漬うに、開きほっけ、ほっけしょうゆ干し、ほっけチャンチャン焼、甘口一塩ほっけ、北海道産たらこ、いか一夜干し、冷凍あわび、開きにしん、細切りほっけ、細切りにしんといった新鮮な海産物も幅広く取り扱っています。さらに、花折昆布、利尻だし昆布、利尻根こんぶ、特選早煮昆布、とろろ昆布、塩わかめなど、様々な形態の利尻昆布製品も提供しており、その品質と風味は高く評価されています。 これらの高品質な利尻島の特産品は、公式ECショップを通じて全国の消費者に直接提供されており、利尻漁協が長年培ってきた知識と技術によって生み出されています。同組合は、利尻島の豊かな恵みを守り、次世代へと繋ぎながら、その魅力を広く発信し続けることを目指しています。
門別町農業協同組合
北海道 沙流郡日高町 字緑町11番地19
門別町農業協同組合(JA門別)は、北海道沙流郡日高町門別地区を中心に、地域農業の振興と組合員および地域住民の生活向上に貢献することを目指し、多岐にわたる事業を展開しています。主要な農業活動としては、日高町門別地区の豊かな自然環境を活かした米(「馬舞米」は2020年ゆめぴりか全道コンテスト最高金賞受賞)、軟白長ネギ(「美味ネギ君」としてブランド化)、アスパラガス、ミニトマトなどの高品質な農産物の生産・販売を推進しています。特に、新規就農者の誘致にも力を入れ、施設野菜や酪農・肉牛農家の経営継承を支援し、経験豊富な農家や自治体と連携して「農業で生きていく」人々を応援しています。 また、同組合は地域経済の重要な柱である軽種馬産業への支援も積極的に行っています。具体的には、「軽種馬生産基盤整備対策事業」「持続可能な軽種馬生産環境整備事業」「優良繁殖牝馬導入促進事業」などを通じて、放牧地の整備、牧柵敷設、簡易シェルター設置、農業用機械の導入補助、繁殖牝馬の導入支援など、生産基盤の強化と労働力不足への対応、暑熱対策を推進しています。さらに、日高町産馬のJRA出走情報や優勝馬一覧、販売馬情報を提供し、軽種馬産業全体の活性化に寄与しています。 金融事業においては、JAバンクとして貯金、貸出金、JAカード、給与・年金受取サービス、自動支払サービス、ATMサービス、JAネットバンクなど、幅広い金融商品とサービスを提供し、組合員や地域住民の暮らしをサポートしています。共済事業では、「ひと・いえ・くるま」の総合保障として、終身共済、こども共済、医療共済、建物更生共済、自動車共済、傷害共済、自賠責共済など多様な共済商品を提供し、農業者向けには農業リスク診断や農作業事故防止対策の情報発信も行い、安心・安全な生活と営農を支えています。これらの事業を通じて、同組合は地域社会の持続的な発展に貢献しています。
山形県漁業協同組合
山形県 酒田市 船場町2丁目2番1号
山形県漁業協同組合は、昭和40年7月に全国初の一県一漁協として合併発足して以来、「大切な海を次世代に引き継ぎ、活気ある浜づくり」をめざし、漁業者の社会的地位の向上と組織の発展に努めています。同組合は、明日の魅力ある漁業と豊かな漁村づくりを目指し、この素晴らしい海を創意と工夫を持って活用し、大切に守り育て、次世代に引き継いでいくことを使命としています。 同組合の主要事業は多岐にわたります。信用事業では、JFマリンバンクとして本所および支所を拠点に、漁業専門の金融機関として貯金業務や貸出業務を展開しています。漁船建造や機関換装、各種ローンなど、漁業者の設備投資ニーズやライフプランに沿った事業を提供し、漁業近代化資金や沿岸漁業改善資金といった水産関係制度資金も取り扱っています。組合員だけでなく一般顧客も普通貯金や各種ローンを利用可能です。共済事業では、JF共済として「一人ひとりの笑顔のために・・・協同の原点」をスローガンに、普通厚生共済(チョコー)、乗組員厚生共済(ノリコー)、団体信用厚生共済(ダンシン)を提供し、定期満期共済、終身共済、こども共済など幅広い保障ラインナップで漁業者やその家族のライフプランをサポートしています。 販売事業では、生産地市場としての機能を充実させるため市場統合を実施し、魚価の向上を図るとともに、3市場を拠点にいかの荷揚指定港を絞り、積極的な県外船誘致を進めています。購買事業では、漁業用の燃料油や資機材、生活物資までを適正価格で安定供給し、組合員の利用体制を推進。製氷事業では、酒田製氷工場を中心に生産用氷の安定供給と漁獲物・餌料の冷蔵保管を行い、鮮度保持と魚価安定に貢献しています。加工事業では、庄内浜で獲れた新鮮な魚介類を用いた加工製品の開発・拡販に注力し、真いか塩辛や一夜干し、天然真鯛開き干しなど、消費者ニーズに応える多様な商品を展開しています。指導事業では、庄内浜の美しい海と豊かな資源を守るため、資源管理型漁業や栽培漁業の推進、漁場環境の保全に取り組み、ヒラメやクルマエビ、アワビなどの稚魚放流、漁獲サイズ制限、休漁日設定などの具体的な活動を通じて持続可能な漁業を目指しています。また、外国人漁業実習生の受け入れを通じて日本の優れた漁撈技術の普及にも貢献しています。浜に根ざした特性を活かし、地域住民との交流や魚食普及のための産地直売イベント開催、市場統合による地域拠点市場づくりなど、地域経済の活性化にも寄与しています。
神奈川中央養鶏農業協同組合
神奈川県 愛甲郡愛川町 三増1000番地
神奈川中央養鶏農業協同組合は、1957年の設立以来、約半世紀にわたり、健康な鶏の育成と「安全・安心・おいしい」卵の消費者への提供に専念している農業協同組合です。同組合は、組合員が協同して養鶏農業の生産効率を高め、経済状態を改善し、社会的地位を向上させることを目的としています。特に、神奈川県央エリアに大規模農場を構え、約60万羽の鶏を飼育しており、きれいな水と空気という豊かな自然環境を活かし、人間が飲む水道水を与えるなど、鶏の健康を第一に考えた飼育環境を徹底しています。ヒナの選定から飼料設計、鶏舎の清潔保持(オールイン・オールアウト方式)、体調チェック・ワクチン接種に至るまで、徹底した管理体制を敷いています。 同組合の事業内容は多岐にわたり、飼料やヒナ、その他養鶏資材の協同購入を行う購買事業、そして鶏卵の処理販売と鶏糞肥料の処理販売を行う販売事業を主軸としています。鶏卵の生産においては、農場での採卵からGPセンター(グレーディング&パッキングセンター)での選別、サイズ分類、包装、検品、保冷庫での品質管理までを一貫して自社で行い、鮮度の高い卵を迅速に消費者のもとへ届ける体制を確立しています。1時間あたり40,000個の卵を処理できる最新鋭の設備と、それをオペレーションする人材教育にも力を入れています。品質管理室を設置し、サルモネラ菌や一般細菌の検査、ハウユニット・テスターによる卵品質検査を毎日実施し、トレーサビリティシステムも確立しています。 また、同組合は6次産業化にも積極的に取り組んでおり、直売店「卵菓屋」を運営しています。ここでは、農場直送の新鮮な生みたて卵に加え、その卵を使用した手作りスイーツ(焼き菓子、プリン、ソフトクリーム)や軽食(親子丼、オムライス)を提供し、イートインスペースも設けています。さらに、地域の循環型農業に貢献するため、長年のノウハウを活かして鶏糞を発酵処理し、有機JAS資材リストに登録された良質な発酵鶏糞肥料として販売しています。この肥料は土壌改良にも有効で、近隣の農家から高い評価を得ています。環境への配慮として、再生包装資材の利用や臭気対策にも取り組んでおり、地域社会との共生を目指しています。同組合は、国内初の独立採算システムによる運営体制を築き、日本マクドナルド株式会社からHACCPの認定証を取得するなど、品質と安全に対する高い実績を誇っています。
大内山酪農農業協同組合
三重県 度会郡大紀町 大内山3248番地の2
大内山酪農農業協同組合は、三重県南部の大紀町大内山を拠点に75年以上の歴史を持つ酪農協同組合です。設立当初より「良質な牛乳づくりは健康な牛作りから」を合言葉に、12名の生産者が乳牛の健康を第一に考えた牛乳づくりに尽力しています。同法人の使命は、牛乳の生産・販売を通じて、消費者の食生活に不可欠な存在であり続けること、そして牛乳による健康づくりを通して社会に貢献することです。特に、三重県内の約7割の学校給食に牛乳を提供し、子どもたちの健やかな成長を支えています。 同協会は、酪農生産者自らが牛乳の生産、処理、販売を一貫して行う体制を確立しており、これにより地域の酪農振興と組合員の社会的地位向上を目指しています。主要な事業活動として、成分無調整牛乳、成分調整乳、コーヒー牛乳やフルーツミルクなどの乳飲料、プレーンヨーグルトやグルコサミンヨーグルト、ミルクプリンなどの発酵乳・デザート、バニラアイスクリーム、そして瓶バターや紙バターといった乳製品の製造・販売を行っています。また、三重県を中心に東海近畿エリアで大内山牛乳の宅配サービスを展開し、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの量販店への卸売も手掛けています。 品質管理においては、HACCP承認およびJFS-B規格を導入し、生産現場の環境や飼料管理、衛生管理を徹底。原料乳の受け入れから製品の完成、賞味期限終了時点まで、抗生物質残留検査や細菌検査など各種理化学検査を実施し、安心・安全な製品提供に努めています。さらに、フードマイレージの低減を目指し、生産から消費までを県内で完結させる地産地消を推進。環境面では、牛の排泄物を堆肥化して飼料用作物を育てる資源循環型酪農を実践し、ハイブリッド営業車の導入や森林認証紙パックの使用など、サステナブルな取り組みを積極的に行っています。地域との交流も重視し、工場見学の受け入れや地域美化活動、各種団体への寄付を通じて、地域社会への貢献も果たしています。1972年には朝日農業賞を受賞し、「大内山手造り瓶バター」が「みえの食セレクション」に選定されるなど、その品質と取り組みは高く評価されています。