エネルギー・環境
事業領域
都市ガス、LPガスの製造・供給
業界の特色
ガスはエネルギー・環境の中分類で、業界分類済の513,527社中1,077社 (0.21%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは91位)。47都道府県にほぼ均等分散し、地域偏在は小さく、上場23社・大企業178社の層を持ちます。単体総資産は中央値30億円に対し最大は37.4兆円と12,552倍超の階層差があり、トップ企業が業界規模を大きく押し上げています。直近1年の雇用はほぼ横ばい (拡大34% / 縮小35%) で推移しています。売上判明43社では上位5社が売上の74%を占める寡占的な構造です。業界平均年収は約810万円。直近12年で売上規模は約99%拡大しています。
集計は 単体決算 ・厚生年金被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
1,077社
23社 (2.1%)
178
福岡県
87社 (8.1%)
企業数
1,077社
上場社数
23社
上場ROE中央値
6.2%
上場企業実績
上場平均年収中央値
690万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
上場11社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
日本のガス業界は、第7次エネルギー基本計画でトランジション期の重要エネルギーに位置づけられた天然ガス・LPガスへの需要追い風と、人口減少・温暖化による単位消費量減少という相反する構造圧力の挟撃下にある。関東LPG市場では多数の小規模事業者が乱立しM&A集約余地が大きく、都市ガス各社は地域インフラ投資と事業多角化の両輪を急ぐ。LPガス輸入価格・為替の振れ幅が原価を直撃し、京葉瓦斯の前中計経常利益が目標180億円に対し見通し51億円にとどまるなど調達コスト管理が損益を左右する。保安業務の担い手不足が全国的に深刻化し、リモート保安プラットフォームが新たな収益源として台頭している。各社は資本コストを意識した資産入れ替えと累進配当を打ち出すが、ROE水準は日本瓦斯(22%)から静岡ガス目標(8%)まで顕著な格差がある。
天然ガスは第7次エネルギー基本計画でカーボンニュートラル実現後も重要エネルギー源と明記され、低炭素・再エネ調整電源としての評価が高まっている。北部九州では熊本中心の半導体企業進出や福岡市の再開発が重なり、LNG潜在需要を30〜40万トンと見込む向きもある。関東LPG市場は事業者が多数乱立しており、日本瓦斯は6年累計127社または事業を取得するM&A集約を推進している。保安業務の担い手不足は全国的に深刻で、日本瓦斯がリモート保安PFの受託件数を前期比+10%に拡大した。一方、平均気温上昇による単位消費量の減少と人口減少が家庭用ガス需要の構造的縮小をもたらし、業務用・産業用や電力・海外セグメントへの収益シフトを促している。
ガス各社の成長戦略は大きく4類型に分岐している。①M&A集約・DX型(ニチガス)はDXシステムとM&Aの組み合わせで9年間に顧客120万→206万件・ROE11%→22%を実現し、次期中計でも業界集約とエナジー宇宙プラットフォーム拡張を継続する。②地域インフラ投資型(西部ガスHD)はひびきLNG基地増強と不動産事業の安定収益を両輪とし、2030年度ガスエネルギー構成50%への拡大を目指す。③多角化・クロスセル型(TOKAIホールディングス・サーラコーポレーション)はCATV・情報通信・アクア・不動産など非ガス収益をガス収益と組み合わせて顧客接点ARPUを高める複合体モデルを志向し、FY30 ROE15%を掲げる。④海外・再エネ分散型(静岡ガス)は2026〜28年1,070億円の総投資のうち成長投資88%を海外シェールガス権益取得・系統用蓄電池・PV設備などへ振り向ける。東京瓦斯はエネルギー・ソリューション・海外の3事業成長とキャピタルリサイクルを組み合わせる大規模プレーヤーとして他と一線を画す。
最大のリスクはLPガス輸入価格と為替の変動で、トーエルは2025年4月期に輸入価格高値推移により営業利益が前期比△16.9%・営業利益率△2.2ptに落ち込んだ。京葉瓦斯は2022〜24年累計経常利益目標180億円に対し2024年見通し51億円と大幅未達となり、エネルギー調達コスト急騰と需要減少の同時直撃が収益計画の信頼性を損なった。温暖化による単位消費量減少は長期的・構造的な圧力であり、冬場の高気温リスクを保守的に織り込まざるを得ない。LPガス依存企業ではPBR1倍割れが常態化しており(トーエルが明示)、市場評価向上が経営課題として認識されている。都市ガス事業者は将来の人口減少を見越して非ガス事業への経営資本投入が急務となる一方、脱炭素に向けた投資需要と収益圧力の両立が問われている。
各社の資本効率目標にはROEで約14ポイントの開差があり、業界内の戦略格差が数値に直結している。ニチガスは26/3期ROE22%・営業利益200億円の中計最終目標を達成し、新3カ年(27〜29/3期)でROE22%維持・営業利益250億円・純利益175億円へ引き上げる。純資産を縮小しながら純利益を拡大するB/Sコントロールが主手段で、ROIC13%・自己資本比率40%程度を維持する方針。静岡ガスは2026〜28年成長投資940億円を投じ2028年ROE(補正前)8.0%・経常利益133億円を中間目標とし、2030年130億円の早期達成を狙う。TOKAIホールディングスはFY28 ROE10.8%を通過点にFY30 ROE15%をロードマップで明示し、段階的引き上げ(8.2%→11%→13%→15%)で市場規律に応える。サーラコーポレーションは2026〜30年のキャッシュアウト計画(成長投資450億・維持更新150億・株主還元212億)を公表しキャッシュ収支の全体像を提示した。トーエルはWACC4.9%を上回るROICを維持しながら2029年4月期営業利益2,220百万円(+12%)を目指す小規模収益改善型だが、PBR向上が最大の市場課題として残っている。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
会社名・本社・上場区分・従業員数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 従業員数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京瓦斯株式会社 | 東京都 | 上場 | 5,711人 | 2.1兆円 |
| 2 | 大阪瓦斯株式会社 | 大阪府 | 上場 | 5,559人 | 1.4兆円 |
| 3 | 東京ガスネットワーク株式会社 | 東京都 | 非上場 | 3,472人 | — |
| 4 | 東邦瓦斯株式会社 | 愛知県 | 上場 | 3,264人 | 5,114億円 |
| 5 | 株式会社ザ・トーカイ | 静岡県 | 非上場 | 2,098人 | — |
| 6 | 大阪ガス・カスタマーリレーションズ株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 2,078人 | — |
| 7 | 日本瓦斯株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,814人 | 1,938億円 |
| 8 | 西部瓦斯株式会社 | 福岡県 | 非上場 | 1,584人 | 1,601億円 |
| 9 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,269人 | 1,877億円 |
| 10 | ENEOSグローブエナジー株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,198人 | — |
| 11 | アストモスリテイリング株式会社 | 鳥取県 | 非上場 | 1,020人 | — |
| 12 | 京葉瓦斯株式会社 | 千葉県 | 上場 | 964人 | 1,119億円 |
| 13 | 東邦液化ガス株式会社 | 愛知県 | 非上場 | 865人 | — |
| 14 | 静岡ガス株式会社 | 静岡県 | 上場 | 834人 | 1,555億円 |
| 15 | サーラエナジー株式会社 | 愛知県 | 上場 | 800人 | 873億円 |
| 16 | 広島ガス株式会社 | 広島県 | 上場 | 766人 | 668億円 |
| 17 | エア・ウォーター北海道株式会社 | 北海道 | 非上場 | 753人 | 47億円 |
| 18 | 東京ガスリビングライン株式会社 | 東京都 | 非上場 | 655人 | — |
| 19 | 株式会社エネサンス関東 | 東京都 | 非上場 | 629人 | — |
| 20 | 河原実業株式会社 | 東京都 | 非上場 | 611人 | — |
| 21 | 株式会社ガスパル | 東京都 | 非上場 | 596人 | — |
| 22 | 四国ガス株式会社 | 愛媛県 | 上場 | 565人 | 437億円 |
| 23 | 東邦ガス・カスタマーサービス株式会社 | 愛知県 | 非上場 | 535人 | — |
| 24 | 伊藤忠エネクスホームライフ株式会社 | 東京都 | 非上場 | 534人 | — |
| 25 | 東京ガスイズミエナジー株式会社 | 東京都 | 非上場 | 531人 | — |
| 26 | 東部瓦斯株式会社 | 東京都 | 非上場 | 528人 | 369億円 |
| 27 | 株式会社エネアーク関西 | 大阪府 | 非上場 | 524人 | — |
| 28 | 大丸エナウィン株式会社 | 大阪府 | 上場 | 519人 | 262億円 |
| 29 | エア・ウォーター・ライフソリューション株式会社 | 北海道 | 非上場 | 518人 | — |
| 30 | レモンガス株式会社 | 神奈川県 | 上場 | 503人 | — |
従業員数は社会保険加入者数(単体)です。
Industry Metrics
ガスに関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
都市ガスお客さま件数(全国)
年次都市ガス事業のお客さま件数 約3,075万件・全世帯の約50%強をカバー。日本ガス協会まとめ(全国都市ガス事業者ベース)
出典: 日本ガス協会 都市ガス事業の現況業界団体
LPガス国内供給量(全国)
年次-3.1%前年
LPガス(プロパン・ブタン)国内供給量。2022年度14,620千トン・2023年度14,167千トン。日本LPガス協会需給統計(全国ベース)
出典: 日本LPガス協会 統計資料(需給情報)業界団体
都市ガス販売量(総量)
年次-1.2%前年
年度の都市ガス総販売量。date=年度末。原単位百万MJを億MJに換算。FY2022=17,328億MJはガス事業生産動態統計公表値と一致。
都市ガス販売量 用途別(工業用)
年次-2.5%前年
工業用都市ガス販売量(年度)。date=年度末。全体の約6割を占める最大需要部門。
都市ガス販売量 用途別(家庭用)
年次各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
6.2%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
4.5%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.83回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
690万円
有報の平均年間給与
平均従業員数(中央値)
510名
有報の従業員数
上場21社の実績中央値(平均年収は有報開示16社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
86.3%
売上原価 / 売上高
営業利益率
5.2%
営業利益 / 売上高
経常利益率
5.9%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.49回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
34.1百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
810万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
27.2%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
3,592万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『電気業』(大分類平均・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『鉱業,採石業,砂利採取業』(大分類平均・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『電気業』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
ガスで上場している 21社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 従業員規模 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と従業員数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
30億円中央値
中央 50% が 9.6億円 〜 97億円 の規模 ・ 最大 37.4兆円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の従業員数を比較できる企業の増減
業界は 横ばい(平均 +3.2%)
雇用拡大 34%・縮小 35%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
ガスを含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『電気業』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 86.8% | 4.9% | 0.47回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 89.5% | 6.0% | 0.92回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 82.1% | 8.7% | 0.51回 |
| 1千万円未満 | 28.3% | 10.7% | 0.17回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
ガスを含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『電気業』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 74.0%
ガスで売上判明 43 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
ガスの企業の直近の動き
サンソマテクノ株式会社
2026/07オケマツ水工株式会社への吸収分割で事業を切り出し
サンソマテクノ株式会社は2025年8月、オケマツ水工株式会社へ吸収分割で事業を切り出しています。
東海スマート企業グループ株式会社
2026/07東海スマート企業グループ株式会社は2026年7月にアルファホーム刈谷株式会社を吸収合併
東海スマート企業グループ株式会社は2026年7月1日、アルファホーム刈谷株式会社を吸収合併しました。社会保険被保険者数は2025年5月の0名から2025年10月の61名へと61名(100%)増加しています。
株式会社いちたかガスワン
2026/07いちたかガスワンが日本共同サービス株式会社を吸収合併した事業統合
株式会社いちたかガスワンは、2025年10月に日本共同サービス株式会社を吸収合併し、存続会社として事業を統合しました。
Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
東京瓦斯株式会社
上場売上 2.1兆円(2026/03)
東京瓦斯株式会社は、1885年の創業以来、都市ガスの製造・供給・販売を基盤とし、現在ではガス・電力の総合エネルギーサービスを提供するリーディングカンパニーです。同社は、エネルギートレーディング、グリーントランスフォーメーション、地域共創、カスタマー&ビジネスソリューション、海外事業の各カンパニー体制で事業を展開。LNG・電力の安定供給とトレーディングによる収益拡大を図りつつ、e-メタンやバイオメタンの製造・供給、再生可能エネルギー電源の開発・管理を通じて、ガスのカーボンニュートラル化と電力の脱炭素化を推進しています。また、地域行政・自治体への脱炭素ソリューション提供や、個人・法人顧客へのガス・電力・ソリューションの提案・販売も行っています。 同社の「ずっともプラン」は、ガス・電気だけでなく、くらし見守りサービス、家事代行、音声コンテンツ提供、睡眠・疲労回復サポート、住まいサポートなど、多岐にわたる生活支援サービスをビジネスパートナーとの共創により拡充しています。デジタル技術の活用にも積極的で、Amazon Alexa対応の「ただいまパッチョ」やセンサーを活用した「くらし見守りサービス」を提供。法人向けには、ガスヒートポンプと電気ヒートポンプを組み合わせたハイブリッド空調システム「スマートマルチ」や、ガスコージェネレーションによるエネルギーサービスを国内外で展開し、省エネ・省CO2に貢献しています。さらに、東京ガスネットワークによる天然ガスの保安・安定供給、東京ガスエンジニアリングソリューションズによるワンストップソリューション提供、東京ガス不動産による脱炭素・最適化・レジリエンスをコンセプトとした不動産開発も手掛けています。同社は、強固な顧客基盤を活かし、事業領域を首都圏から全国・海外へ、サービス領域をガス、電力、ソリューションへと拡大し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
大阪瓦斯株式会社
上場売上 1.4兆円(2026/03)
大阪瓦斯株式会社は、関西圏を中心に、都市ガス供給を基盤としたエネルギー事業を展開しています。同社は、長年にわたり培ってきたガス事業のノウハウを活かし、ご家庭向けに多様なガス料金プラン「一般料金」「まとめトク料金」「もっとまとめトク料金」「GAS得プラン」を提供し、顧客のライフスタイルに合わせた最適なエネルギーソリューションを提案しています。また、ガス機器の販売、設置、修理、点検、更新といったアフターサービスも充実させており、ガスコンロ、給湯器、浴室暖房乾燥機「カワック」、衣類乾燥機「乾太くん」、床暖房「ヌック」、家庭用燃料電池「エネファーム」など、多岐にわたる製品を取り扱っています。さらに、月々定額で最新ガス機器を利用できるリースサービスも提供し、顧客の利便性と安心を追求しています。近年では、電力小売りの自由化に伴い、電気供給事業にも積極的に参入。「大阪ガスの電気」として、ガスと電気をセットで契約することで割引が適用される「新生活応援プラン」や「ファミリー応援プラン」など、お得な料金メニューを展開し、顧客の光熱費削減に貢献しています。ガスと電気の料金や使用量をまとめて確認・支払いできる「マイ大阪ガス」サービスも提供し、顧客の利便性を高めています。エネルギー事業に加えて、同社は「さすガねっと」ブランドでインターネットサービスプロバイダ事業も展開しています。光回線サービスとして、Nプラン、Jプラン、Sプラン、WiMAXを提供し、1Gから10Gまでの多様な速度プランを用意。ガスや電気とのセット契約による割引や、スマホ・タブレットの無料修理保証、開通後の駆けつけサポート、レンタルWi-Fiといった付帯サービスを通じて、顧客の快適なデジタルライフを支援しています。さらに、顧客の暮らし全般をサポートする「くらしのサービス」も幅広く提供しています。リフォーム・リノベーション事業「住ミカタ・リフォーム」「マイリノ」では、住空間のデザインから施工までを一貫して手掛け、理想の住まいづくりを支援。住まいのトラブルに対応する「駆けつけサービス」や、火災・ガス漏れを監視する「みるぴこ」、ホームセキュリティといった「防災・防犯サービス」も提供し、顧客の安心・安全な暮らしを支えています。その他、食事宅配サービス「FitDish」、優待・割引サービス「めちゃとクーポン」、引越し一括見積りサービスなど、多角的なサービスを展開し、顧客の多様なニーズに応える総合的なライフライン・ライフスタイルサポート企業としての地位を確立しています。Daigasグループとして、信頼と実績に基づいたサービス提供を強みとしています。
東邦瓦斯株式会社
上場売上 5,114億円(2026/03)
東邦瓦斯株式会社は、愛知・岐阜・三重の3県にわたる広範な地域で、都市ガスおよび電気の供給を主要事業として展開しています。同社は、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、カタール、サハリン、アメリカなど世界各地から液化天然ガスを調達し、製造、輸送、販売までを一貫して手掛けることで、家庭用から業務用・産業用まで幅広い顧客に安定したエネルギーを提供しています。2016年には小売電気事業に参入し、ガスと電気のセット販売など、顧客の多様なニーズに応えるサービスを拡充。エネルギー供給に留まらず、ガス機器・空調設備・厨房設備・家庭用電気機器の販売、リフォーム、インターネットサービス、料理教室、ショールーム運営など、顧客の快適な暮らしをサポートする多角的なサービスを提供しています。業務用・産業用顧客に対しては、エネルギーソリューション、機器・システムの提供を通じて、ビジネスニーズに応じた最適な提案を行い、地域社会の発展に貢献しています。 同社は、2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを強化しており、CO2分離回収技術の実証試験、米国でのe-メタン製造事業への参画、豪州での再生可能エネルギー事業への投資、唐津バイオマス発電所の営業運転開始、スマートハウス支援、地域エネルギーセンターの運営などを推進しています。これらの活動を通じて、環境負荷低減に貢献する技術開発にも注力し、持続可能な社会の実現を目指しています。また、地域共生への取り組みとして、ガスエネルギー館での次世代教育やエコ・クッキング教室の開催、安全・防災対策にも力を入れ、地域社会との連携を深めています。グループ会社である東邦ガスネットワーク株式会社への導管事業承継など、グループ全体で効率的かつ強靭なエネルギーインフラの構築を進め、顧客と社会の信頼に応え続けています。
ジクシス株式会社
売上 3,829億円(2025/12)
ジクシス株式会社は、LPガスの製造、貯蔵、輸送、売買、輸出入を主要事業とする国内トップクラスのLPガス元売会社です。同社は、コスモエネルギーホールディングス、住友商事、出光興産を株主とする安定した経営基盤を持ち、日本全国の家庭、業務用、産業用、化学原料用、自動車用など幅広い顧客層に対し、安全で安定的なエネルギー供給を担っています。事業は、世界各国からのLPガス調達から始まり、ロンドン、シンガポール、米国ヒューストンに拠点を置くGyxis North America LLCといった海外拠点を活用したグローバルなトレーディング活動を展開しています。輸送においては、環境に配慮した二元燃料エンジン搭載の大型冷凍LPガス運搬船を含む自社傭船船団を運用し、効率的かつ安全な海上輸送を実現。国内には複数の輸入基地、生産基地、二次基地からなる広範な基地ネットワークを構築しており、四日市エルピージー基地や鹿島液化ガス共同備蓄などへの出資を通じて、強固な供給インフラを維持しています。販売面では、全国の特約店と連携し、一般家庭向けには「エネファーム販売」や「ホッと楽な家」といった商品・サービスを提供することで、顧客の快適な暮らしをサポートしています。 同社の強みは、LPガス元売業界トップクラスのワールドワイドなネットワークと、災害時にも強いレジリエンス性に優れたLPガスを安定供給する使命感にあります。また、カーボンニュートラル社会の実現に積極的にコミットしており、2050年までのCO2自社排出量ネットゼロを目指すとともに、グリーンLPガスの社会実装に向けた挑戦を進めています。具体的には、国際的な第三者認証機関が認定したカーボンクレジットを活用した「カーボンオフセットLPG」の提供や、日本グリーンLPガス推進協議会への参画を通じて、グリーンLPGの合成技術開発を推進。さらに、燃料アンモニア分野への貢献も視野に入れ、脱炭素エネルギーへの転換を支援しています。大規模地震等の災害発生時にも事業活動を継続できるよう、オーダーセンターの分散化や非常用電源の導入、防災業務計画の策定など、強固な事業継続計画を整備し、エネルギー供給の「最後の砦」としての役割を果たしています。これらの取り組みを通じて、同社はエネルギーの安定供給と環境対応を両輪に、持続可能な未来創造に貢献しています。
大阪ガスネットワーク株式会社
売上 2,121億円(2026/03)
大阪ガスネットワーク株式会社は、大阪ガス株式会社からガス導管事業を承継し、2022年4月に事業を開始した、関西地方を中心とした7府県に都市ガスを供給する一般ガス導管事業者です。同社の主要事業は、都市ガスを安定的にお客さまのもとへ届けるためのガス導管事業であり、定期的なガス供給設備の保守・点検による予防保全、そしてガス漏れ等の緊急事態には24時間365日迅速に出動できる体制を構築しています。また、大規模災害に備え、ガス供給設備の耐震性向上や最新技術の活用により、地震・津波対策を推進し、社会のレジリエンス向上に貢献しています。 同社は、ガス導管事業で培った技術と経験を活かし、多岐にわたる関連事業も展開しています。教育事業では、ガス事業者向けの総合オンライン講座「Gmooc」や、ガス漏洩現場の模擬訓練を行う専門教育訓練施設「エマージェンシースクール」、着火事故や労働災害防止のための体感教育設備を提供し、国内外のガス事業者の人材育成と技能伝承を支援しています。コンサルティング事業では、阪神・淡路大震災などの被災経験から得た防災・保安に関するノウハウを国内外の都市ガス事業者へ提供するほか、導管・供給設備の健全性評価、ガス導管網の課題解決、工事・維持管理計画の立案支援を行っています。特に、地中レーダー探査技術を活用した埋設物・空洞探査サービスは、工事の遅延リスク低減や安全確保に貢献し、高い評価を得ています。 さらに、同社は都市ガス導管網の拡大を推進し、開発事業者や他のエネルギー利用顧客への都市ガス導入提案を通じて、ガス需要の普及・拡大にも取り組んでいます。技術開発においては、IoTやAIなどの最先端デジタル技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、「保安・レジリエンスの向上」と「生産性の向上」を両立する技術開発に注力しています。具体的には、ガス供給、維持管理、緊急対応、災害対応の各分野で、AIによる埋設管判断、遠隔監視制御システム、復旧見える化システム、非開削工法などの革新的な技術を導入しています。地域共創活動として、U-35世代が集まり社会課題に取り組む「Talkin’ About YOUTH」も運営し、持続可能な社会の実現に貢献しています。これらの取り組みを通じて、同社は関西圏に留まらず、関西圏外や海外への事業拡大も目指し、社会や顧客から最も信頼されるライフラインカンパニーとしての地位を確立しています。
日本瓦斯株式会社
上場売上 1,938億円(2026/03)
日本瓦斯株式会社は、LPガス、都市ガス、電力といった総合エネルギー事業を主軸に、生活関連事業、そしてエネルギー業界全体のDXを推進するプラットフォーム事業を展開しています。同社は家庭用、業務用、工業用、農業用、自動車用といった幅広い顧客層に対し、LPガスや都市ガスの供給・販売を行うほか、分譲住宅や集合住宅向けのコミュニティーガス事業、産業用・工業用の高圧ガス供給も手掛けています。電力事業においては、個人顧客向けに電気と都市ガスのセット割引プラン「でガ割」を提供し、法人顧客向けには業務用電力(動力)を供給。特にLPガス小売事業では関東圏でトップシェアを誇り、約197万件(2023年11月末時点)を超える顧客基盤を築いています。 同社の強みは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に導入し、高効率なオペレーションと価格競争力を実現している点にあります。具体的には、世界最大級のLPガスハブ充填基地「夢の絆・川崎」を基点とした「LPG託送」サービスにより、ガスの充填から配送までのプロセスをAIとIoTで最適化。オフラインのガスメーターをオンライン化するIoT機器「スペース蛍」や、エネルギー業界向けのクラウドコンピューティングシステム「雲の宇宙船」を自社開発し、業務効率化と保安の高度化を図っています。これらのプラットフォームサービスは、消費者向けアプリ「マイニチガス」や、企業向け受発注アプリ「タノミマスター」、コールセンター向け「ニチガスサーチ」など多岐にわたり、エネルギー事業者や他業種にも提供することで、業界全体の共創と効率化を推進しています。 生活関連事業では、ガス機器や空調機器の販売、警報器のリース、住宅設備の販売、損害保険代理店業務、住宅リフォーム工事およびコンサルティング、総合設備工事を提供し、顧客の快適な暮らしをサポートしています。また、「プロテクトメンバー・サービス(大きなお世話)」を通じて、日常生活の困りごと解決にも貢献。安全・防災への取り組みも徹底しており、法定点検・定期点検の実施、社員の保安教育、防災訓練、緊急時の迅速な対応体制、そしてガス警報器や感震遮断装置、ポリエチレン管といった安全性の高い設備の導入により、顧客への安心・安全なエネルギー供給を最優先しています。同社は「ESG+P(パートナーシップ)」経営を掲げ、地域社会への貢献と持続的な成長を目指しています。
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
売上 1,877億円(2026/03)
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社は、東京ガスグループの基幹事業会社として、「誰もできない、に挑む。」をブランドメッセージに掲げ、全国および海外の法人顧客や地域社会に対し、エネルギーとエンジニアリングを融合した多岐にわたるソリューションをワンストップで提供しています。同社の主要事業は、脱炭素社会の実現に貢献するオンサイトエネルギーサービス、地域全体の省エネ・省CO2を推進するスマートエネルギーネットワーク(地域冷暖房事業を含む)、都市ガス製造・供給設備から再生可能エネルギー発電設備までを網羅するエンジニアリング、そして再生可能エネルギー導入拡大を通じたCO2ネット・ゼロへの貢献です。具体的には、太陽光、風力、バイオマス、洋上風力などの再エネ事業を展開し、安定かつ低コストな電力供給を実現しています。また、法人顧客向けのガス・電気供給や、エネルギーの枠を超えた企業課題解決を支援するソリューションブランド「IGNITURE」も展開しています。 同社の強みは、エネルギー関連施設の管理・運営で培った「ユーザーズ・ノウハウ」と、独自の技術力、そして顧客との「共創」によるオンリーワンの提案力です。LNG受入基地や高中圧導管、ガス供給設備、コージェネレーション設備などの計画・設計・施工・オペレーション・メンテナンスを一貫して手掛けるほか、DX化・省力化につながるシステム・機器開発も行っています。さらに、各種排水の回収・再生処理、マッピングシステムの開発・販売・データ構築、各種調査・研究およびコンサルティングも事業領域に含まれます。 国内外での豊富な実績も特徴で、日本国内での経験を活かし、韓国、台湾、中国、インドネシア、タイ、アメリカ、マレーシアなどアジアを中心に、中東、欧州、北米など広範な地域でLNG関連施設やエネルギーサービス、マッピングシステムなどのソリューションを提供しています。長年にわたりコージェネ大賞、地球環境大賞、省エネ大賞など数々の賞を受賞しており、その技術力と社会貢献性が高く評価されています。これらの事業を通じて、同社は持続可能でスマートな社会インフラやサービスの創出に貢献し、常に信頼されるエンジニアリングソリューション事業のリーディングカンパニーを目指しています。
西部瓦斯株式会社
売上 1,601億円(2026/03)
西部瓦斯株式会社は、「エネルギーとくらしの総合サービス企業グループ」として、九州北部地域のお客さまの日々の暮らしを支える多岐にわたる事業を展開しています。同社の主要事業は、都市ガスの製造、供給、販売であり、福岡、北九州、熊本、長崎、佐世保、島原といった広範なエリアの家庭用および業務用・産業用のお客さまへ安定したエネルギーを提供しています。これに加え、液化天然ガスの販売も手掛けています。ガス事業においては、ガス機械器具の製作、販売、設置、修理、およびこれに関する建設工事も行い、お客さまの安全で快適なガス利用をサポートしています。 さらに、同社は電力供給サービスも提供し、家庭用から業務用・産業用まで、幅広い顧客層のエネルギーニーズに応えています。業務用・産業用のお客さま向けには、ガス厨房機器、ガス冷暖房、コージェネレーションシステム、ボイラ、給湯設備、工業炉・バーナ、天然ガス自動車、衣類乾燥機、LNGサテライト供給、熱供給システム、水素ステーション、省エネソリューションなど、多様なガス機器やエネルギー効率化サービスを提供し、ビジネスの効率化と環境負荷低減に貢献しています。 また、同社は「Smage(スマージュ)」というマイホーム購入無料相談サービスを運営しており、福岡県・熊本県・長崎県でマイホーム購入を検討するお客さまに対し、地元情報に詳しい住まいのコンシェルジュが中立的な立場から、新築・中古の戸建やマンションの物件・住宅会社提案、住宅ローンや土地探しに関するセミナー、モデルハウス見学ツアーなどを提供しています。このサービスは、お客さまが住宅会社と成約した場合に会員限定割引が適用されるなど、お得な特典も用意されており、将来的な西部ガスグループのエネルギー利用に繋げるビジネスモデルを構築しています。このように、西部瓦斯はエネルギー供給を核としつつ、地域社会の暮らしと産業を多角的にサポートする総合サービスを提供しています。
静岡ガス株式会社
上場売上 1,555億円(2025/12)
静岡ガス株式会社は、静岡県を拠点に110年以上にわたり、都市ガス事業を核としたエネルギー供給と多様なサービスを展開しています。同社は、家庭用および業務用・産業用のお客様に対し、都市ガスや電気の安定供給に加え、最適な料金プランやエネルギーソリューションを提供しています。家庭向けには、太陽光発電設備の初期費用ゼロ設置サービス「SHIZGASソラーレ」や、エネファームの余剰電力買取サービス「おすそわけ」を通じて、再生可能エネルギーの導入を推進。また、ガス機器の延長保証、24時間365日対応の緊急駆けつけサービス「いつでもSHIZGAS『すぐいくね』」、特殊詐欺被害防止サポート「エネリアくらしの防犯サポート」、家電リース・販売、IoT製品「エネリアつながるIoT」、駐車場シェアリングサービス「SHIZGASエネリアパーキング」など、快適で安心なくらしを支える幅広いサービスを提供しています。業務用・産業用のお客様には、省エネ診断、BEMS、ZEBコンサルティングといったエネルギー効率化支援や、厨房機器、ガスヒーポン、ガスコージェネレーションシステムなどの高効率ガス機器の導入・メンテナンス支援を行っています。さらに、不動産の売買・査定・土地探しといった不動産ソリューションも提供し、お客様の多様なニーズに応えています。同社は「2030年ビジョン」および「2050年カーボンニュートラルビジョン」を掲げ、エネルギーの高度利用と省エネ推進、ガス・電気のカーボンニュートラル化、CO2吸収・利用に取り組むことで、持続可能なくらしやすい地域づくりに貢献しています。海外事業としては、東南アジア地域を中心にノウハウを展開し、インドでの天然ガス供給事業にも参画するなど、グローバルな課題解決にも挑戦しています。地域貢献活動として、森林保全、環境教育、地域の子ども見守り活動にも積極的に取り組んでおり、地域社会との共生を目指す企業です。
北海道瓦斯株式会社
上場売上 1,508億円(2026/03)
北海道ガス株式会社は、北海道を拠点に多岐にわたるエネルギーサービスを提供する総合エネルギー企業です。同社の主要事業は、都市ガスを安定的に供給するガス事業、家庭や法人向けに電力を供給する電気供給事業、地域に熱を供給する熱供給事業、そしてガス機器の製作・販売および関連する建設工事、さらにはその他の関連事業から構成されています。ガス事業においては、札幌、小樽、函館、千歳、石狩、北広島、恵庭、北斗、北見の各市町村を主要な供給区域とし、天然ガスの普及拡大に注力しています。石狩LNG基地を運営し、天然ガスの安定調達と供給体制を確立しており、旭川ガスへの卸供給も行っています。また、環境負荷低減のため、北海道初のカーボンニュートラルLNG(現在はカーボン・オフセットLNG)の受け入れや、カーボンオフセット都市ガスの販売も開始しています。電気供給事業では、離島を除く北海道全域を対象に電力小売を展開し、苫小牧バイオマス発電所、北ガス石狩発電所、北ガス札幌発電所といった自社発電所の運営を通じて、地産地消の電力供給を推進しています。2025年には北ガス石狩風力発電所の営業運転開始も予定しており、再生可能エネルギーの導入にも積極的です。熱供給事業では、大型ガスコージェネレーションシステムや地域エネルギーマネジメントシステムを活用し、効率的なエネルギー利用を促進しています。ガス機器関連では、省エネ型ガスセントラル給湯暖房機「エコジョーズ」や、ガスマイホーム発電「コレモ」「エネファーム」といった高効率な製品の販売・設置工事を手掛け、顧客の快適な暮らしと省エネをサポートしています。その他関連事業として、家庭用エネルギーマネジメントシステム「EMINEL」や、法人顧客向けの業務支援サービス「Mys3」、情報プラットフォーム「Xzilla」を提供し、デジタル技術を活用した先進的なエネルギーサービスの提供にも力を入れています。同社は「安全・安心・安定供給」を最優先に、天然ガス普及の最大化と総合エネルギーサービス事業の推進を通じて、地域社会の発展と低炭素社会の実現に貢献することを目指しています。顧客層は個人から法人、個人事業主、さらには設計・工事関係者まで幅広く、多様なニーズに応える総合的なエネルギーソリューションを提供しています。
京葉瓦斯株式会社
上場売上 1,119億円(2025/12)
京葉瓦斯株式会社は、千葉県および茨城県の一部地域を主要な供給区域とし、都市ガスおよび電力の供給を核とした総合エネルギー事業を展開しています。同社は、一般家庭から業務用・産業用顧客まで、幅広いニーズに応える多様な料金プランを提供しており、ガス管・ガス栓工事、プロパンガスから都市ガスへの切り替えなども手掛けています。電力事業においては「京葉ガスのでんき」として、ガスとのセット契約を推奨し、電気設備のトラブルに対応する「でんきのあんしんサポートサービス」を無料で提供しています。 エネルギー供給に加えて、同社は「くらしサポート」として多岐にわたる生活支援サービスを提供し、顧客の快適で安心な暮らしを包括的に支えています。具体的には、家庭用燃料電池「エネファーム」や高効率給湯器「エコジョーズ」、Siセンサーコンロ、ガス衣類乾燥機などの最新ガス機器・設備の販売、設置、リース、および修理・メンテナンスを行う「ガス機器まるごとサポート」を提供しています。また、ハウスクリーニング(エアコン、キッチン、浴室など)、水まわりの修理、害虫・害獣駆除サービス「くじょサポ」、空き家管理サービス、太陽光発電「そらサポ」といった住まいに関するサービスも充実させています。 さらに、安全・安心な暮らしを支えるため、ガス漏れや一酸化炭素、火災を検知する警報器の提供や、防犯の専門家と連携したホームセキュリティサービスを展開。高齢化社会に対応し、「シニアライフサポートサービス」では生前・遺品整理、有料老人ホーム探し、相続・遺言に関する相談支援を行い、「介護サービス」では訪問介護やデイサービス、介護福祉用具の提供、住宅改修まで手掛けるなど、ライフステージに応じたきめ細やかなサポートを提供しています。業務用・産業用顧客に対しては、ガスヒーポン、ナチュラルチラー、ガスコージェネレーションシステムなどの省エネ・省CO2設備導入支援や、燃料転換、エネルギーセキュリティ強化、ZEB実現に向けたソリューションを提供し、ホテル、病院、学校、店舗、工場など多様な業種の課題解決に貢献しています。これらの幅広いサービスを通じて、同社は地域社会の豊かな生活と持続可能な発展に貢献することを目指しています。
サーラエナジー株式会社
上場売上 873億円(2025/11)
サーラエナジー株式会社は、2019年12月に中部ガス株式会社とガステックサービス株式会社の合併により誕生した総合エネルギー企業です。同社は、愛知県豊橋市、静岡県浜松市を中心に、東三河、遠州西部地域で都市ガス事業を展開し、豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市、浜松市、湖西市、磐田市など7市にクリーンエネルギーである天然ガスを供給しています。また、LPガス事業は愛知県東部・西部、岐阜県、三重県、静岡県西部・中部・東部、山梨県、さらには広島、仙台、関東エリアまで広範囲にわたり、家庭用から業務用・産業用まで幅広い顧客に提供しています。 同社は、地域に密着したきめ細かなサービスを提供するため、地域販社「サーラE&L」各社(東三河、浜松、名古屋、静岡)および「グッドライフサーラ関東」を設立し、一般家庭および商業・業務用顧客の暮らしと住まいに関する総合窓口として機能しています。 事業内容は多岐にわたり、都市ガス、LPガス、産業ガス、医療ガス、石油製品の供給・販売に加え、電力小売事業も手掛けています。特に電力分野では、太陽光発電の余剰電力買取サービスや、エネファームtypeSの余剰電力買取サービスを提供し、再生可能エネルギーの普及と効率的な利用を推進しています。 業務用・産業用顧客に対しては、最新の厨房機器、GHP(ガスヒートポンプ)、コージェネレーションシステム、吸収式冷温水器、ボイラーなどのガス機器の販売・設計施工、さらには太陽光発電やBEMS(ビルディングエネルギーマネジメントシステム)を組み合わせた環境・省エネ提案を行っています。産業ガス分野では、高圧ガスの安定供給と最適利用を支援するガスアプリケーション技術を提供し、医療ガス分野では高品質な医療ガスの安定供給と在宅医療サポート、医療機関向け空調・災害対策設備を提供しています。石油製品では、灯油・重油などの燃料油や潤滑油・切削油の供給を通じて、地域の産業・業務用・営農用顧客を支えています。 さらに、同社はNet Zero Energy Buildingの実現・普及を支援するZEBプランナーとして、ガスと電気を組み合わせたレジリエンス強化型ZEBの提案や、カーボンニュートラル社会の実現に向けた太陽光発電・蓄電池導入支援など、脱炭素化への取り組みを積極的に推進しており、2024年度には中規模および大規模のZEB受注実績も有しています。安全と防災への取り組み、地球温暖化防止や循環型社会の実現に向けた環境保全活動、地域社会への貢献活動も重視しており、総合的なエネルギーソリューションと生活関連サービスを通じて、顧客の快適な暮らしとビジネスをサポートする企業です。
Daigasエナジー株式会社
売上 791億円(2026/03)
Daigasエナジー株式会社は、業務用・産業用のお客さまの多様なニーズに迅速に応えることを目的に、2020年4月に事業を開始しました。同社はDaigasグループの一員として、エネルギーと最適なソリューションを課題発見から解決、アフターサービスまでワンストップで提供する総合エネルギーソリューションプロバイダーです。主な事業内容は、業務用等のお客さま向けガス・電気の販売および保守、機器販売・エンジニアリング・施工、エネルギーサービス事業、液化天然ガス・液化石油ガス販売事業、熱供給事業です。 同社は、低・脱炭素社会の実現に向けて、ガスコージェネレーションやガス空調、工業炉の高効率化、石炭・重油から天然ガスへの転換を推進しています。また、e-メタン導入、水素やアンモニア等の利用技術開発にも挑戦し、太陽光発電、フィジカルPPA、バーチャルPPAによる再生可能エネルギーの提供、さらには電力供給の安定化に貢献するDR/VPP、蓄電池、EV充電設備の導入支援も行っています。CO2排出量見える化クラウドサービス「アスエネ」と連携し、サプライチェーン全体の排出量削減をサポートするトータルソリューションも強みです。 廃棄物削減と資源循環にも注力し、水処理ソリューション「D-Aqua」では上水・排水処理コスト削減や汚泥削減、バイオガス有効利用を実現。食品残渣からのバイオガス生成「D-Bioメタン」や茶かす等のバイオマス燃料化「D-Bio Steam」による廃棄物の有効利用、VOC除去・再利用による脱臭ソリューションも提供しています。さらに、人手不足や技術伝承といった社会課題に対応するため、IoTやDXを活用した省人化ソリューションを展開。空調IoTでは遠隔制御やAI搭載クラウドサービス「Energy Brain」による省エネ・自動VPP制御、工場向けIoT「D-Fire」ではものづくり品質均一化や操業安定、省エネ・省人化を支援し、メンテナンスや設備管理のアウトソーシングも手掛けています。 同社の強みは、Daigasグループとしての高いネームバリューと長年の実績、そして他部署やグループ会社との連携による提案力の高さです。初期投資不要での設備導入や省エネサポート、メンテナンスまでワンストップで対応するエネルギーサービスを提供し、「お客さまにとことん寄り添い、期待を超える提案をする」という「おせっかい営業」の企業風土が根付いています。実績としては、日本初の海外産バイオメタンを活用したカーボン・オフセット都市ガスを商業施設で利用した事例や、2025年大阪・関西万博の熱供給施設における熱源設備のリユース活用、豊田自動織機とのアンモニア専焼による金属熱処理の国内初成功などがあります。1970年に日本で初めて地域冷暖房を実施した千中央地域をはじめ、9つの地域で熱供給を自社事業として行い、地域社会の省エネルギー・省コスト、リスクマネジメント強化に貢献しています。これらの多角的な事業を通じて、お客さまの経営課題解決と持続可能な社会の実現に貢献しています。
広島ガス株式会社
上場売上 668億円(2026/03)
広島ガス株式会社は、1909年(明治42年)10月30日に創立された、中国地方で最初のガス事業者です。同社は広島市を中心に広島県内の7市4町、約41万8千戸の家庭用顧客に対し、化石燃料の中で最も環境負荷の小さい天然ガスを供給するガス事業を主軸としています。ガス供給に加え、ガス器具の販売、液化天然ガスの販売、そして電力事業も展開し、地域社会のエネルギーインフラを多角的に支えています。 家庭用顧客向けには、引越し手続き、ガス料金の支払い方法、安全点検やメーター取替え、最新ガス機器の紹介や購入、各種リフォーム相談、さらには「このまち電気」といった電力サービスを提供しています。また、ショールームを通じて最新のガス機器を体験できる機会も設けています。 業務用・工業用顧客に対しては、多様なガス料金メニューを提供し、ガスコージェネレーションシステム、吸収式冷温水器、ガスヒートポンプエアコン、業務用厨房機器といった高効率なガス機器の導入を推進しています。特に、業務用厨房ショールーム「BLUE LABO.」では、低輻射型ガス厨房機器を展示し、快適で環境に優しい「涼厨®」のコンセプトを提案。体験を通じて使い勝手や快適さを確認できる場を提供しています。さらに、クリーンな天然ガスを燃料とする天然ガス自動車の普及にも貢献し、燃料供給所であるエコ・ステーションの案内も行っています。 同社は、ガス臭い時の緊急連絡体制、ガス機器の安全な使用方法、ガス警報器の設置推奨など、顧客の安全・安心を最優先に考えたサービスを徹底しています。また、SDGsへの取り組みや地域貢献活動にも力を入れ、快適なガスライフの基礎知識や節ガステクニックの提供、さらには地域スポーツ振興としてバドミントン部やスキー部の活動支援も行い、地域に根差した企業として持続可能な社会の実現に貢献しています。
大多喜ガス株式会社
売上 582億円(2025/12)
大多喜ガス株式会社は、千葉県を主要な事業エリアとする総合エネルギー企業です。同社は、都市ガスの供給・販売を主軸とし、特に千葉県で産出される天然ガスを開発・生産から顧客への販売まで一貫して手掛ける「千産千消天然ガス」を推進しています。家庭用および事業用顧客約18万件に対し、国産天然ガスに加え、輸入LNG気化ガスやBOG、オフガスなどを組み合わせた多様なガス源で安定供給を実現しています。また、電力小売事業にも参入し、高圧・低圧電力の供給・販売、余剰太陽光発電の買取サービスも展開することで、顧客にガスと電気を組み合わせたエネルギーサービスを提供しています。
北陸瓦斯株式会社
上場売上 558億円(2026/03)
北陸瓦斯株式会社は、新潟県を主要な供給区域とする総合エネルギー企業です。同社は、家庭用、業務用、工業用のお客様に対し、都市ガスの安定供給を中核事業として展開しています。ガス料金プランは、新潟・長岡・三条、柏崎、見附、小千谷の各地区で、時間帯別契約、コージェネレーションシステム契約、業務用季節別契約、空調夏期契約、小型空調契約、融雪契約など、多様なニーズに応じた選択約款を提供しています。また、「北陸ガス+でんき」として電気の供給も行い、お客様のエネルギー選択肢を広げています。 同社の強みは、単なるエネルギー供給に留まらない、幅広いソリューション提供能力にあります。高効率なガスコージェネレーションシステムやガスヒートポンプ、ナチュラルチラーといったガス空調システムの導入を推進し、お客様の省エネルギー化、省コスト化、電力ピークカットに貢献しています。特に、Net Zero Energy Building化支援においては、ZEBプランナーとして高効率設備や制御機器の導入提案、都市ガス利用によるレジリエンス性向上など、コンサルティングから実現までを一貫してサポートしています。さらに、病院やホテル、工場向けのガスボイラ(温水・蒸気)の提供を通じて、快適な環境づくりと生産性向上を支援しています。 家庭用のお客様向けには、エネファーム、エコジョーズ、Siセンサーコンロ、浴室暖房乾燥機、床暖房など、最新のガス機器の販売・設置・修理保証サービスを提供し、快適で安全な暮らしをサポートしています。地域社会への貢献も重視し、SDGsへの取り組み、環境方針の策定、次世代教育、地域コミュニケーション活動を展開。地震・災害対策として、強靭な設備による予防、迅速な復旧体制の構築にも力を入れています。新潟県産消化ガスの環境価値活用や、調整後排出係数がゼロとなる都市ガスメニューの提供など、環境負荷低減にも積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献しています。
四国ガス株式会社
上場売上 437億円(2026/03)
四国ガス株式会社は、1912年の創業以来、四国地域を基盤に都市ガスの製造、供給、販売を主要事業として展開しています。同社は、愛媛県、香川県、高知県、徳島県の各地域で、家庭用から業務用、産業用まで幅広い顧客に対し、安全で安定したエネルギー供給を担っています。家庭用顧客向けには、ベーシックプランをはじめ、エコウィルプラン、エネファームプラン、冬ガスずっ得割など多様なガス料金プランを提供し、引越し時の手続き、支払い方法の変更、定期保安点検、ガスメーターの取り替えといった各種サポートも充実させています。また、ガス機器の販売・施工、メンテナンス、キッチンやバスルームなどの水まわりリフォーム、ガス器具ロング保証サービス「ほしょうさん」、会員制駆けつけサービス「くらしサポタス」を通じて、快適な暮らしをトータルで支援しています。 業務用・産業用顧客に対しては、ガス導管が敷設されていない地域でもLNGサテライト方式によるガス供給を実現し、省エネルギーと環境負荷低減に貢献しています。同社は、高松、徳島、松山にLNG受入基地を、高知、今治、宇和島にLNGサテライト基地を保有し、最新鋭の設備で都市ガスを製造しています。 環境への取り組みにも注力しており、環境マネジメントシステムの運用、カーボンニュートラルLNGの購入・自家使用、サプライチェーン排出量の算定を通じて、低炭素・脱炭素社会の実現を目指しています。さらに、地域産業と観光業による水素サプライチェーン構築調査やメタネーション技術の推進にも積極的に関与しています。 エネルギー事業の深化に加え、電力小売サービス「ガポタでんき」や、1ドリンクサブスク型サービス「ノミヨル」、ポイントサービス「ガポタ」など、顧客のニーズに応じた新たなサービスを展開し、地域社会の持続可能な発展に貢献する「信頼され、選択される企業グループ」を目指しています。ガス生活館「PIPOT」では、ガス機器の体験や料理教室を通じて、ガスのある豊かな暮らしを提案しています。
東部瓦斯株式会社
売上 369億円(2025/12)
東部ガス株式会社は、秋田県秋田市、福島県郡山市・本宮市・いわき市、茨城県水戸市・笠間市・茨城町・土浦市・石岡市・小美玉市・かすみがうら市・阿見町・守谷市・常総市・つくばみらい市の3県13市2町にわたり、都市ガスの製造・供給および販売を核とする総合エネルギー事業者です。同社は、都市ガス小売りの全面自由化以降、電気の販売にも注力し、「東部ガスでんき」や環境価値を付加した「東部ガスさすてな電気」を提供しています。また、液化石油ガスの販売、ガス機器・家庭用および業務用電気機器の販売・賃貸、ガスの供給に関連する工事の請負も手掛けており、住宅リフォーム(風呂、キッチン、トイレ、外壁・屋根、水栓)やハウスクリーニングといった「ウチ住まるごとサービス」を通じて、顧客の快適な暮らしを多角的にサポートしています。一般ガス導管事業者として、託送供給や最終保障供給も行い、地域のエネルギーインフラを支えています。同社は、低炭素エネルギーである天然ガスの普及を推進し、2015年には秋田支社に内航船によるLNG二次受入基地を建設、2016年には東京ガスとのパイプラインを共同建設するなど、安定供給体制を強化してきました。さらに、カーボンニュートラル社会の実現に向け、クレジットを活用した炭素排出ゼロの天然ガス供給、e-メタンの実証実験、地域由来のJクレジット創出といった先進的な取り組みを展開しています。環境負荷低減のため、非開削工法の導入や掘削発生土のリサイクルも実施。地域社会への貢献活動として、防災訓練への参加、次世代教育「エコ・クッキング」の実施、地域イベントへの協賛・参加、福祉や環境保全への寄付活動を積極的に行い、「地域で一番信頼される企業」を目指しています。
日本瓦斯株式会社
上場売上 299億円(2026/03)
日本瓦斯株式会社は、1911年(明治44年)に南九州初の都市ガス会社として鹿児島市に創業以来、110年以上にわたり地域の暮らしと産業を支える総合エネルギー企業として事業を展開しています。同社の主要事業は、都市ガス事業、ガス機器等の販売・賃貸・設置、ガス供給等工事の設計・監理・施工、LNG(液化天然ガス)およびLPG(液化石油ガス)の販売、電気供給事業、太陽光機器販売および売電事業、住まいと暮らしに関する生活支援サービス事業、そして植物・農産物の生産・加工・販売です。 同社は1996年(平成8年)に環境特性に優れた天然ガスを導入し、LNG受入基地である鹿児島工場からパイプラインやタンクローリー車を通じて、鹿児島市を中心に約15万戸のご家庭や、南九州一円のガス事業者、工場、商業施設などの大口ユーザーへ都市ガスおよびLNGを安定的に供給しています。また、2016年(平成28年)からは電力小売事業にも参入し、「日本ガスでんき」としてご家庭や小規模事業所、大規模事業所、工場など幅広い顧客層に対し電気を販売しており、都市ガスと電気を組み合わせた「ガス・でんきセット割」を提供することで、顧客の光熱費管理の利便性向上とコスト削減に貢献しています。電力は九州電力送配電株式会社の送配電網を利用しており、安定した供給品質を維持しています。 エネルギー事業においては、ガスコンロ、給湯器、ガス暖房機器といった消費機器の販売・設置・修理・点検に加え、ガスで電気とお湯を同時につくる家庭用燃料電池「エネファーム」や、電力と給湯・冷暖房を同時に提供する業務用「コージェネレーションシステム」など、高効率・省エネルギー型の分散型エネルギー機器の導入を推進しています。さらに、太陽光発電やバイオガスといった再生可能エネルギーの導入・普及にも積極的に取り組み、省エネ・創エネ住宅の提案やエネルギー利用に関するコンサルティングを通じて、顧客の省エネルギー、省CO2、省コストの実現を支援するエネルギーソリューションを提供しています。 エネルギー供給に留まらず、同社は「快適空間創造事業」としてリフォームや住宅設備(衛生給排水設備、電気通信設備、インテリア、エクステリアなど)の設計・施工・監理を行い、顧客の快適な生活空間づくりをサポートしています。また、「総合生活提案事業」として、ハウスクリーニング、家事代行、トラブル駆けつけといった暮らしサポートサービスや、スポーツクラブ運営に代表される健康づくり事業など、多岐にわたる生活関連サービスを提供し、地域に密着した顧客のニーズに応えています。これらの事業は、長年の実績とノウハウに裏打ちされた「安心・安全」なサービス提供を強みとし、地域社会の持続可能な発展に貢献することを目指しています。
株式会社トーエル
上場売上 271億円(2026/04)
株式会社トーエルは、LPガス、ウォーター、電気、通信を主軸とするライフライン事業を展開する企業です。1963年にLPガス小売業として創業以来、生活に不可欠なエネルギーと水の安定供給を追求し、事業領域を拡大してきました。LPガス事業では、独自の保安管理サービス「TASKシステム」を構築し、24時間365日体制でガス切れ予知、緊急時対応、保安点検を実施しています。また、「湾岸直送」や「ベルシステム」といった革新的な物流戦略と車両の大型化、容器の軽量化により、効率的な配送システムを確立。経済産業省よりゴールド保安認定事業者(第一号認定液化石油ガス販売事業者)として認定されており、高い安全基準と迅速なサービス提供を強みとしています。 ウォーター事業では、「アルピナウォーター」「ピュアハワイアンウォーター」「信濃湧水」の3ブランドを展開し、北アルプスとハワイに自社工場を保有。ISO22000やFSSC22000といった国際的な食品安全認証を取得し、徹底した品質管理のもとで安全な飲料水を製造・販売しています。リユースボトルの活用やペットボトルのリサイクルにも取り組み、環境負荷低減に貢献。国内だけでなく、シンガポール、香港、タイ、ベトナム、台湾、インドネシアなどアジア諸国への輸出も積極的に行い、海外市場での事業拡大を進めています。さらに、電力小売事業「TOELLでんき」とインターネット接続サービス「TOELL光LINE」を提供し、LPガス、ウォーター、電気、通信を組み合わせた「トーエルライフラインパッケージ」として、顧客の多様なニーズに応える総合的なサービスを提供しています。 近年では、「火」「水」に続く第三の柱としてアグリカルチャー事業にも注力。植物工場を運営し、ベビーリーフなどの葉物野菜や高級イチゴ「ココ・プリンス」の生産を手掛けています。LPガス検査設備の余剰ガスをエネルギーとして利用するなど、独自の技術とノウハウでコスト効率の高い植物生産を実現しています。これらの事業を支えるため、150名体制の大型コールセンター「HALC」を運営し、GPSを活用した車両管理システムやLPWAによる自動検針システムを導入することで、顧客対応の迅速化と業務効率の向上を図っています。また、事業所内保育施設「ローズ保育園」の運営や、LPガス車の積極的な導入、太陽光発電の活用など、サステナビリティへの取り組みも推進しています。
大丸エナウィン株式会社
上場売上 262億円(2026/03)
大丸エナウィン株式会社は、暮らしと産業を支えるエネルギー供給、高品質な水の提供、そして医療・産業ガス供給を三つの主要事業の柱として展開しています。同社の「リビング事業」では、LPガス、灯油、軽油、重油などの石油製品の販売に加え、ガス器具、住宅設備機器、空調機器、家電製品、太陽光発電システムの提供、リフォーム、電力事業代理店業務まで、多岐にわたるエネルギーソリューションを個人顧客および産業顧客に提供しています。特に「ぽっぽガス」ブランドを通じて、安定供給と徹底した保安管理を強みとし、お客様の快適な暮らしと産業活動をトータルでサポートしています。 「アクア事業」では、健康の源である高品質なミネラルウォーターの製造販売を手掛けており、「エフィール・ウォーター」宅配システムを中心に、知床らうす海洋深層水やスーパーバナジウム富士などの製品を提供しています。この事業は、一般家庭やオフィスに対し、水を通じて「うるおい」「よろこび」「おいしさ」を届ける新しいエネルギー事業として、お客様の健康と豊かな生活に貢献しています。 さらに「医療・産業ガス事業」では、医療現場から在宅医療まで広範なニーズに対応し、在宅医療機器、医療ガス、医療機器、医療ガス設備の販売・レンタル、および産業ガス、溶接・溶断機器、溶接材料、産業機器の販売を行っています。同社は、病院や工場、環境関連、バイオ、新エネルギー、食品、交通、建築といった多様な産業分野のニーズを予見し、確実で幅広い事業展開を通じて社会の発展に寄与しています。創業以来、「保安の確保」と「安定供給」を共通理念とし、災害時のライフライン支援としてLPガス、医療ガス、宅配水の供給協定を自治体や病院と締結するなど、地域社会の安全・安心に貢献する企業として、お客様とのフェイス・トゥ・フェイスのきめ細やかな対応を基本としたビジネスモデルを確立しています。LPWA導入による検針自動化・配送効率化など、技術を活用したインフラ維持にも取り組んでいます。
関東天然瓦斯開発株式会社
売上 217億円(2025/12)
関東天然瓦斯開発株式会社は、1931年創業の日本で最も歴史ある天然ガス事業会社です。同社は持株親会社であるK&Oエナジーグループの資源開発事業会社として、千葉県を中心とする南関東ガス田から水溶性天然ガスを開発・生産しています。同社が開発する天然ガスはメタン約99%を占めるクリーンエネルギーであり、一酸化炭素や硫黄分をほとんど含まない特性を持ちます。生産された天然ガスは、グループ会社である大多喜ガス株式会社を通じて、千葉県内の広範な地域(千葉市、茂原市、市原市、八千代市、習志野市、東金市、山武市、大網白市、九十九町、長南町、大多喜町、一宮町、睦沢町、長生村など)の一般家庭、学校、病院、工場、商業施設などに都市ガスとして供給されています。天然ガスの開発・生産から都市ガス販売までをグループ内で一貫して行うビジネスモデルは同社の大きな強みであり、国際情勢や為替の影響を受けにくい国産天然ガスを自社生産する一方、LNG、BOG(ボイルオフガス)、石油化学工場で副生するオフガスなど複数のガス源を確保することで、長期安定供給体制を構築しています。南関東ガス田はわが国最大の水溶性天然ガス田であり、同社鉱区の可採埋蔵量は約1,000億m³に達し、現在の年間生産量で約600年分に相当する豊富な資源を有しています。 その他事業として、天然ガス採取時に産出される塩分を多く含んだ地下水である「かん水」の販売も行っています。このかん水から抽出される「かん水フルボ酸」は、植物の生長促進作用を持つ天然の有機資源であり、同社の特許技術により製造され、現在、家庭用園芸肥料への添加物として採用されています。今後は健康食品や化粧品など多方面への展開も視野に入れています。 さらに、同社は建設業の千葉県知事許可(特定9業種、一般1業種)を取得し、土木工事、鋼構造物工事、ガス設備関連工事、さく井工事、その他の建設工事全般の請負及び設計施工を手掛けています。具体的には、可燃性天然ガスの開発・生産に関するコンサルタントの請負及び設計施工、井戸の調査・改修工事の請負及び設計施工も提供しています。1931年の創業以来培った豊富な知見や技術を活用し、地質・地下水の汚染調査・除去事業、水井戸・温泉井の掘削・調査・改修事業にも進出しています。 同社は、2050年カーボンニュートラルに向けて、環境性が高く長期安定供給が可能な国産天然ガスの重要性が高まる中、環境との調和・地域社会との共生を図り、持続可能な社会の実現に貢献しています。安全管理と安定供給を最優先事項とし、ガス井からパイプラインまで日々のパトロールと365日24時間体制の監視・制御を実施。パイプライン網は複数の系統で構成され、万一のトラブル発生時にもガス供給を中断せずに別系統から供給できる万全の制御システムを構築しています。
長野都市ガス株式会社
売上 185億円(2026/03)
株式会社長野都市ガスは、長野県を主要な事業エリアとし、都市ガスの安定供給を核とした多角的なエネルギーサービスを展開しています。同社は、家庭用から法人用まで幅広い顧客に対し、都市ガスの供給、ガス機器の販売、そして快適な暮らしを提案するリフォーム事業を提供しています。特に、キッチンやバスルームといった水回りを中心としたリフォームでは、ガスの専門家として培ってきたエネルギーの知見を活かし、顧客のニーズに合わせた最適なプランを提案しています。また、電力小売事業「都市ガスでんき」を通じて、エネルギーのコンシェルジュとして電力も販売し、顧客のエネルギー選択肢を広げています。 同社の強みは、365日24時間体制の保安サービスによる安全・安心なガス供給体制と、地域に密着したきめ細やかな顧客サポートです。ガス漏れや故障診断、設備安全点検など、緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。さらに、最新のガスコンロやエコジョーズなどの省エネ機器の提案、料理教室レンタルや食育活動を通じた「食」への取り組み、そして「長野都市ガスのホッとサービス」として生活まわり駆けつけサービスや優待割引サービスを提供し、顧客の生活全般をサポートしています。法人顧客に対しては、ガスボイラー、ガスコージェネレーション、ガス空調、ガス厨房といった多様なエネルギーソリューションを提供し、オフィスビル、飲食店、病院、工場など幅広い業種の省エネと効率化に貢献しています。長野県で初めて燃料転換とカーボンオフセット都市ガス導入によりCO₂排出量実質ゼロを実現するなど、環境負荷低減にも積極的に取り組んでおり、持続可能な社会の実現に貢献しています。ショールームでは、最新のガス機器を体験できる場を提供し、顧客が自身のライフスタイルに合ったエネルギーライフを見つける手助けをしています。これらの事業を通じて、同社は地域社会の豊かな暮らしと発展に貢献することを目指しています。
日本海エル・エヌ・ジー株式会社
売上 173億円(2026/03)
日本海エル・エヌ・ジー株式会社は、液化天然ガス(LNG)の購入、受入、貯蔵、気化、販売、および配送を主たる事業とするエネルギー供給企業です。新潟東港に位置するLNG基地を拠点に、インドネシア、マレーシア、カタール、オーストラリア、ロシア、アメリカなど世界各地からLNGを調達し、専用タンカーで受け入れています。同社は、マイナス162℃の極低温で液化された天然ガスを貯蔵タンクで保管し、オープンラック式ベーパライザー(ORV)などの設備を用いて気化させ、発電用燃料や都市ガスの原料として主要顧客に供給しています。特に、東北電力株式会社の東新潟火力発電所へは発電用燃料として、北陸瓦斯株式会社の東港工場へは都市ガス原料として、それぞれパイプラインやタンクローリーを通じて安定供給を行っています。また、LNG調達先の多様化に対応するため、産地や性状の異なるLNGを効率的に運用する「タンクシミュレーション」技術を導入し、安定供給体制を強化しています。 同社は、LNGの冷熱エネルギーを有効活用する事業も展開しており、日本エア・リキード合同会社へ液体窒素や液体酸素の製造に必要な冷熱を供給しています。さらに、ガス事業法に基づく「ガス受託製造」として、LNG基地利用依頼者のLNGを受け入れ、貯蔵、気化したガスを払い出すサービスも提供しています。新潟基地は、地震や津波などの自然災害に備え、耐震設計、防液堤、散水設備、粉末消火設備、高感度ガス検知器、緊急離桟装置などの防災設備を完備し、ISO14001に準拠した環境マネジメントシステムを通じて、省エネルギー活動や廃棄物リサイクルなど環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。創業以来、ガスの供給を一度も止めることなく、新潟県をはじめとする東北地方の電力・都市ガス供給の根幹を支え、地域社会の発展に貢献しています。
株式会社TOKAIホールディングス
上場売上 107億円(2026/03)
株式会社TOKAIホールディングスは、エネルギー事業、情報通信事業、CATV事業、アクアサービス事業、建築設備不動産事業、ブライダル・介護事業などを展開する子会社群の経営管理およびそれに付帯・関連する業務を主軸とする持株会社です。同社は1950年の創業以来、ガス供給事業で培ったノウハウを活かし、多角的な事業展開を通じて310万件を超える顧客基盤を構築してきました。 エネルギー事業では、東北から九州まで1都14県で68万件の家庭用LPガスを供給し、災害時にも迅速な復旧が可能な分散型エネルギーとして地域社会の根幹を支えています。また、静岡県、群馬県、秋田県で都市ガスを6.3万件に提供し、産業用LPガス、オートガス、石油スタンド運営、さらには初期費用0円の太陽光発電システム「TOKAI ZERO SOLAR」といった環境エネルギーサービスも手掛けています。 情報通信事業においては、法人向けに自社保有のデータセンター、約10,000kmに及ぶ光ファイバーネットワーク、約700名の技術者を擁するシステム開発力を活用し、コロケーション、クラウドプラットフォーム、インターネット接続、拠点間通信、AWSを中心としたクラウドインテグレーション、外食産業や医療、公共事業向けのシステム開発など、コンサルティングから運用・保守まで一貫したトータルソリューションを提供しています。海外では台湾やインドネシアにも事業を展開。個人向けには、全国をカバーする「@T COM」や静岡県を基盤とする「TNC」の光インターネット接続サービスを73万件に提供し、ソフトバンク代理店事業やMVNO「LIBMO」を通じてモバイルサービスも展開しています。 CATV事業では、静岡県、東京都、神奈川県、千葉県、長野県、岡山県、宮城県、沖縄県の1都7県で放送・通信サービスを提供し、地域に根差したコミュニティーチャンネルによる情報発信で91万件の顧客と強い結びつきを築いています。アクアサービス事業では、静岡県で「おいしい水の宅配便」としてリターナブルボトルサービスを7.1万件に提供し、全国向けにはモンドセレクション最高金賞を受賞した富士山の天然水「うるのん」を展開。さらに、水道水給水型の浄水ウォーターサーバー「しずくりあ」も提供し、多様なニーズに応えています。 その他、住宅・セキュリティ、総合リフォーム「TOKAI WILLリフォーム」、土木建築工事、建物総合管理、大規模修繕、産業廃棄物中間処理などの建築設備不動産事業、結婚式場・宴会場「グランディエール ブケトーカイ」の運営、デイサービスやショートステイなどの介護事業、子どもの一時預かり託児施設運営といったブライダル・介護事業、船舶修繕やLPガス運輸を行う造船運輸事業など、多岐にわたる生活密着型サービスをワンストップで提供する「生活総合産業」として、顧客の「安心・安全」「便利・快適」「喜び・生きがい」の実現に貢献しています。グループ横断の総合会員サービス「TLC会員サービス」も展開し、顧客満足度向上とシナジー創出を図っています。
宮崎瓦斯株式会社
上場売上 106億円(2026/03)
宮崎ガス株式会社は、1930年(昭和5年)の創業以来、宮崎県を拠点に地域社会のエネルギーインフラを支える総合エネルギー事業者です。同社は、宮崎市、延岡市、都城市の約8万5千戸の顧客に対し、環境負荷の少ない天然ガスを都市ガスとして供給しています。さらに、これらの3市に加え、日向市、日南市を含む約2万5千戸の顧客にはLPガスを提供しており、合計約11万戸の顧客にエネルギーを届けています。主要事業はガス事業であり、ガスに関する工事の請負、ガス機器の販売、液化石油ガス(LPガス)の販売、液化天然ガスの販売および冷熱利用に関する事業を展開しています。 近年では、電力小売事業にも参入し、「宮崎ガスでんき」として宮崎県および鹿児島県の一部地域に電気を供給しています。ガスと電気をセットで契約する顧客には「宮崎ガスでんきセット割」を提供し、経済的なメリットを創出しています。また、再生可能エネルギーの推進にも力を入れ、太陽光発電の余剰電力買取サービスも提供しています。 業務用顧客に対しては、カーボン・オフセット都市ガスの提供を通じて、CO2排出量削減を支援しています。これは、都市ガス使用に伴うCO2排出量をJ-クレジット制度を活用して相殺するもので、特に宮崎県内の森林由来クレジットを活用した「森林由来メニュー」は、地域林業の活性化にも貢献しています。その他、ガスコージェネレーションシステム、ガス空調、ボイラといった高効率なガス設備の導入提案から、設計・施工、アフターサービスまで一貫して提供し、省エネルギーと環境負荷低減をサポートしています。 家庭用顧客向けには、ガス機器の販売・設置・修理に加え、「暮らしサポートクラブ」を通じてハウスクリーニングや暮らしのトラブル対応、ガス機器の長期保証、会員限定優待サービスなど、多岐にわたる生活支援サービスを提供しています。また、ショールーム「ガスの情報館」の運営や料理教室の開催を通じて、ガスのある豊かな暮らしを提案し、地域コミュニティとの交流を深めています。同社は「安全性」「供給安定性」「経済効率性」「環境性」を重視し、地域密着型のエネルギー会社として、持続可能な社会の実現に貢献しています。
西部ガスホールディングス株式会社
上場売上 103億円(2026/03)
西部ガスホールディングス株式会社は、2021年4月に純粋持株会社体制へ移行し、グループ経営管理を担う中核企業として、ガス・電気といったエネルギー事業を基盤に、顧客の暮らしのあらゆるシーンを支える多角的な事業を展開する総合サービス企業グループです。同社の主要事業は、まず「ガスエネルギー事業」として、家庭用ガスや業務用ガス、産業用ガスを安定供給し、家庭用燃料電池エネファームの普及やガス・電気のセット販売を通じて快適で環境に優しい暮らしを提案しています。天然ガスを主原料とする都市ガスは、クリーン性と供給安定性に優れ、福岡、佐賀、熊本、長崎の各地域で安心・安全な供給体制と万全の防災対策を構築しています。次に「電力・国際・その他エネルギー事業」では、小売電気事業でガスとのシナジーを追求し、ひびきLNG基地の優位性を活かしたアジアでのLNG再出荷ビジネスや、ベトナムのガス配給、米国のガス火力発電事業への出資参画など国際展開を推進。再生可能エネルギー発電事業にも注力し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。「不動産事業」では、住宅分譲事業の推進に加え、賃貸事業を強化し、国内外での不動産開発・管理を通じて収益拡大と事業安定化を図っています。「食関連事業」では、レストラン運営、水耕栽培野菜の栽培・販売、水産物・即席めんなどの食品加工製造を手掛け、ガス事業との親和性を活かした「食のネットワーク」を構築しています。「介護福祉事業」では、有料老人ホームの運営や各種介護サービスを提供し、地域貢献と質の高いサービスで高齢者の「生きがい」と「安心」をサポート。「レジャー関連事業」では、遊園地やゴルフ場、温浴施設の運営を通じて、人々の楽しい時間に寄り添います。さらに「自立・付加価値創造事業」として、情報システムの開発・運用、業務サポート、炭素材・化成品製造販売、CVCファンドによるスタートアップ投資、障がい者支援など、多様な分野で新たな価値創造と社会貢献を目指しています。同社は「西部ガスグループビジョン2030」や「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」を掲げ、持続可能な社会の実現とグループ企業価値の最大化に挑んでいます。
金沢エナジー株式会社
売上 70億円(2026/03)
金沢エナジー株式会社は、「エネルギーでつくる地域の未来」を経営理念に掲げ、「100年続く地域密着の総合エネルギー企業」を目指しています。2022年4月1日に金沢市からガス事業および水力発電事業を譲り受け、石川県金沢市および野々市市の一部地域において、都市ガスと電気の安定供給を担う総合エネルギー企業です。 都市ガス事業では、安全・安心・安定供給を最優先とし、大規模地震に備えた設備の耐震化や24時間365日の集中監視・緊急時対応体制を確立しています。お客さまの多様なニーズに応えるため、一般契約に加え、家庭用ガス温水暖房契約「いいGぷらん」や家庭用衣類乾燥機契約「ふんわりプラン」など、ガス機器の使用状況に合わせたお得な料金プランを提供しています。また、最新のガス機器を体験できるショールームを運営し、ガス衣類乾燥機「乾太くん」や家庭用燃料電池「エネファーム」など、快適な暮らしをサポートする製品の提案、ガス機器リース、定額あんしん修理サービスも展開しています。 電気事業においては、金沢市内の犀川上流に保有する5箇所の水力発電所で発電した電力を活用し、"地産地消"の『金沢でんき』として、ガス契約者向けにCO2フリーの電気を提供しています。これにより、貴重なノンカーボン電源として脱炭素社会の実現に貢献しています。 同社は、お客さまサービスの拡充にも力を入れており、会員ポータルサイト「マイエナ!」を通じて料金や使用量の確認を可能にし、ワンドリンク定額制サービス「NomTok」などのユニークなサービスも提供しています。さらに、SDGs推進と地域貢献活動を積極的に行っており、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み、犀川水系への稚魚放流、地域の清掃活動、子ども向けの科学イベント、石川・金沢の伝統工芸を支援する「EGK工芸アワード」の開催、地元スポーツチーム「ツエーゲン金沢」の支援などを通じて、地域社会の持続的な発展に貢献しています。DX戦略を策定し、最新のデジタル技術活用による事業運営の効率化とサービス向上にも取り組むことで、市民の豊かな暮らしを支え、地域の発展に貢献し続けています。
水島エルエヌジー株式会社
売上 55億円(2026/03)
水島エルエヌジー株式会社は、中国地方東部における液化天然ガスの輸入・供給拠点として、2006年4月に営業運転を開始して以来、約20年にわたり天然ガスエネルギーの安定供給を継続しています。同社の主要事業は、中国電力株式会社およびENEOS株式会社が購入したLNGの受入、貯蔵、気化、そしてガス送出です。具体的には、LNG船から受け入れたLNGをマイナス162℃の極低温で貯蔵し、海水との熱交換により気化させて、中国電力水島発電所・玉島発電所、ENEOS水島製油所、都市ガス会社、さらには産業用燃料利用者といった多様な顧客へ供給しています。また、岡山市内への天然ガス輸送を目的とした高圧導管「岡山パイプライン」の運営も手掛けており、約31kmにわたる導管を通じて天然ガスを安全かつ確実に輸送しています。さらに、LNGローリーによる出荷サービスも提供し、顧客のニーズに応じた最適な供給方法を確立しています。同社は、豊富な埋蔵量を持ち、燃焼時に硫黄酸化物を発生せず、二酸化炭素や窒素酸化物の排出が少ないクリーンエネルギーであるLNGの供給を通じて、地域のエネルギー安定供給と環境保全に貢献しています。これまでの実績として、LNGローリー出荷70,000台、LNG船受入200船を無事故・無災害で達成しており、安全操業とコンプライアンス順守を最優先に、地域社会から信頼される企業を目指しています。
久留米ガス株式会社
売上 49億円(2026/03)
久留米ガス株式会社は、久留米市を中心に地域社会の安全で快適な暮らしをガスエネルギーを通じて提供する総合エネルギー事業者です。同社は、都市ガスおよびLPガスの安定供給を基盤とし、一般家庭向けにはエネファーム、給湯器、暖房機器、乾太くん、キッチン機器など多岐にわたるガス機器の販売・設置、ショールームでの料理教室開催、省エネ住宅に関する情報提供など、快適な生活をサポートするサービスを展開しています。業務用顧客に対しては、学校、ホテル、工場、病院、飲食店、オフィスビルなど幅広い業種に対し、ガス厨房機器、ガス冷暖房(GHP、ナチュラルチラー)、ガスコージェネレーションシステム、ボイラ、工場炉・バーナー、ガス衣類乾燥機といった高効率なガス機器の導入を提案しています。特に、ガスコージェネレーションシステムやZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化の推進を通じて、省エネルギー化とCO2排出量削減に貢献しており、久留米市庁舎へのコージェネ導入で「コージェネ大賞2022」民生部門特別賞を受賞するなどの実績も有しています。 同社の強みは、24時間365日体制でのガス漏えい検査やガス機器調査を含む定期保安点検、地震・風水害といった自然災害時にも対応する強固な保安体制を確立し、顧客の「安全・安心」を最優先している点です。また、省エネルギー診断やエネルギー管理支援サービスを通じて、顧客の省エネ・省コスト化を支援するエネルギーソリューションを提供しています。地域貢献活動にも積極的で、久留米市との包括連携協定を締結し、地域福祉活動、カーボン・オフセット事業への参画、フードバンク活動、地域美化活動など、多角的に地域活性化と市民サービス向上に寄与しています。企業としても「人を大切にする企業」として経営労務診断実施企業に認定され、健康経営やSDGsへの取り組みを推進し、持続可能な社会の実現を目指しています。ファンヒーターレンタルサービスも提供し、顧客の多様なニーズに応えるビジネスモデルを構築しています。
北九州エル・エヌ・ジー株式会社
売上 47億円(2026/03)
北九州エル・エヌ・ジー株式会社は、九州電力株式会社と日本製鉄株式会社の共同出資により1974年に設立された、液化天然ガスの受入、貯蔵、気化、送出、購入、販売を主たる事業とする企業です。同社は、海外(ロシア、インドネシア、オーストラリア、アフリカなど)から調達されたLNGを九州最大規模の多機能・高効率型LNG基地で受け入れ、貯蔵し、24時間365日体制で集中監視制御することで、エネルギーの安定供給に万全を期しています。 同社から出荷される天然ガスは、九州電力新小倉発電所や九州共同発電戸畑共同発電所での発電用燃料、日本製鉄九州製鉄所での圧延用加熱源として利用されるほか、西部ガスや九電ガスなどの都市ガス会社へ都市ガス原料としてパイプラインを通じて供給されています。また、パイプラインが整備されていない地域のお客さまに対しては、2002年よりタンクローリーによる液化天然ガスの供給・販売を、2003年からは国内初となる内航LNG船による供給・販売も展開し、遠方のお客さまへも効率的にLNGを届けています。さらに、環境負荷低減のニーズに応え、LNGを燃料とする大型石炭専用船やLNGバンカリング船への燃料供給(LNGバンカリング)も手掛けています。 加えて、LNGが持つ冷熱エネルギーを有効活用する事業も展開しており、1982年に大陽日酸株式会社(後に岩谷産業株式会社も出資参加)との共同出資で設立した九州冷熱株式会社を通じて、液化酸素、液化窒素、液化アルゴンといった産業ガスを製造しています。この冷熱利用プラントは、電力使用量を大幅に節減する省エネタイプであり、製鋼、医療、半導体、溶接など幅広い分野に貢献しています。 同社は、二重殻構造のLNGタンク、地震対策、異常検知システム、自衛消防隊による万全の保安防災体制を構築し、安全を最優先した事業活動を推進しています。クリーンエネルギーであるLNGの安定供給と普及拡大を通じて、脱炭素社会の実現と地域社会の発展に貢献するという使命を掲げ、九州および日本のエネルギーインフラを支える重要な役割を担っています。新規顧客開拓においては、石炭や重油からLNGへのシフトを検討する企業に対し、親会社や商社と連携し、インフラ整備を含めた総合的な提案を行うことで、顧客のカーボンニュートラル化への取り組みを支援しています。
エア・ウォーター北海道株式会社
売上 47億円(2025/03)
Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
清水エル・エヌ・ジー株式会社
総資産 37.4兆円(2024/12)
清水エル・エヌ・ジー株式会社は、静岡市清水区袖師町に立地する袖師基地で液化天然ガス(LNG)の受入・貯蔵・気化・都市ガス製造を行うLNG受入基地運営会社で、静岡ガス株式会社とENEOS株式会社の共同出資により1992年8月25日に設立された静岡ガスグループ企業である。資本金30億円、代表取締役社長は内藤貴康。1993年4月に袖師基地着工、1996年6月にマレーシアからのLNG第1船入港・LNG受入を開始し、同年7月に営業を開始した。事業内容はガスの製造および販売、液化天然ガスの購入・貯蔵・販売で、静岡ガスの広域供給体制におけるハブターミナルとして機能する。 袖師基地の設備は、地下式LNGタンク3基(1号82,900kl・2号94,300kl・3号160,000kl、合計約34万キロリットル)、アンローディングアーム(液16インチ3本・ガス16インチ1本)、BOG圧縮機(5.5t/h×4基、往復動式)、オープンラック式LNG気化器(26.4t/h×5基、120t/h×3基)、熱量調整設備(13A、45MJ/m³)、付臭設備、ローリー出荷設備(LNG専用4アイランド・LNG/LPG兼用3アイランド)、LNGリロード(再出荷)設備(1,000m³/h×6基)から構成される。受入対応LNG船はモス型(日本船籍、約145,000m³)とメンブレン型(マレーシア船籍、約137,000m³)。 LNG受入累計は2014年に1,000万t、2022年に2,000万tを達成しており、原料調達はマレーシア・オーストラリア等多元化を進めている。2014年にガステスト(LNG新造船性能試験)、2016年にLNGリロード設備完成・クールダウンサービス(既存LNG船タンク冷却)開始、2017年にLNGリロード出荷開始、2019年にISOコンテナによるLNG出荷を開始するなど派生事業を展開。1999年6月にISO14001認証取得、2019年にSHEQシステム(Safety, Health, Environment and Quality)へ移行し、地下式タンクのコンクリート被覆設計、サンドコンパクションパイル地盤改良、基準潮位+7m以上の津波対策、中央制御室による集中監視で東海地震対策を整備。経済産業省高圧ガス優良製造所表彰(2014年)等の表彰実績を持つ。
東京瓦斯株式会社
上場総資産 2.6兆円(2026/03)
東京瓦斯株式会社は、1885年の創業以来、都市ガスの製造・供給・販売を基盤とし、現在ではガス・電力の総合エネルギーサービスを提供するリーディングカンパニーです。同社は、エネルギートレーディング、グリーントランスフォーメーション、地域共創、カスタマー&ビジネスソリューション、海外事業の各カンパニー体制で事業を展開。LNG・電力の安定供給とトレーディングによる収益拡大を図りつつ、e-メタンやバイオメタンの製造・供給、再生可能エネルギー電源の開発・管理を通じて、ガスのカーボンニュートラル化と電力の脱炭素化を推進しています。また、地域行政・自治体への脱炭素ソリューション提供や、個人・法人顧客へのガス・電力・ソリューションの提案・販売も行っています。 同社の「ずっともプラン」は、ガス・電気だけでなく、くらし見守りサービス、家事代行、音声コンテンツ提供、睡眠・疲労回復サポート、住まいサポートなど、多岐にわたる生活支援サービスをビジネスパートナーとの共創により拡充しています。デジタル技術の活用にも積極的で、Amazon Alexa対応の「ただいまパッチョ」やセンサーを活用した「くらし見守りサービス」を提供。法人向けには、ガスヒートポンプと電気ヒートポンプを組み合わせたハイブリッド空調システム「スマートマルチ」や、ガスコージェネレーションによるエネルギーサービスを国内外で展開し、省エネ・省CO2に貢献しています。さらに、東京ガスネットワークによる天然ガスの保安・安定供給、東京ガスエンジニアリングソリューションズによるワンストップソリューション提供、東京ガス不動産による脱炭素・最適化・レジリエンスをコンセプトとした不動産開発も手掛けています。同社は、強固な顧客基盤を活かし、事業領域を首都圏から全国・海外へ、サービス領域をガス、電力、ソリューションへと拡大し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
大阪瓦斯株式会社
上場総資産 2.1兆円(2026/03)
大阪瓦斯株式会社は、関西圏を中心に、都市ガス供給を基盤としたエネルギー事業を展開しています。同社は、長年にわたり培ってきたガス事業のノウハウを活かし、ご家庭向けに多様なガス料金プラン「一般料金」「まとめトク料金」「もっとまとめトク料金」「GAS得プラン」を提供し、顧客のライフスタイルに合わせた最適なエネルギーソリューションを提案しています。また、ガス機器の販売、設置、修理、点検、更新といったアフターサービスも充実させており、ガスコンロ、給湯器、浴室暖房乾燥機「カワック」、衣類乾燥機「乾太くん」、床暖房「ヌック」、家庭用燃料電池「エネファーム」など、多岐にわたる製品を取り扱っています。さらに、月々定額で最新ガス機器を利用できるリースサービスも提供し、顧客の利便性と安心を追求しています。近年では、電力小売りの自由化に伴い、電気供給事業にも積極的に参入。「大阪ガスの電気」として、ガスと電気をセットで契約することで割引が適用される「新生活応援プラン」や「ファミリー応援プラン」など、お得な料金メニューを展開し、顧客の光熱費削減に貢献しています。ガスと電気の料金や使用量をまとめて確認・支払いできる「マイ大阪ガス」サービスも提供し、顧客の利便性を高めています。エネルギー事業に加えて、同社は「さすガねっと」ブランドでインターネットサービスプロバイダ事業も展開しています。光回線サービスとして、Nプラン、Jプラン、Sプラン、WiMAXを提供し、1Gから10Gまでの多様な速度プランを用意。ガスや電気とのセット契約による割引や、スマホ・タブレットの無料修理保証、開通後の駆けつけサポート、レンタルWi-Fiといった付帯サービスを通じて、顧客の快適なデジタルライフを支援しています。さらに、顧客の暮らし全般をサポートする「くらしのサービス」も幅広く提供しています。リフォーム・リノベーション事業「住ミカタ・リフォーム」「マイリノ」では、住空間のデザインから施工までを一貫して手掛け、理想の住まいづくりを支援。住まいのトラブルに対応する「駆けつけサービス」や、火災・ガス漏れを監視する「みるぴこ」、ホームセキュリティといった「防災・防犯サービス」も提供し、顧客の安心・安全な暮らしを支えています。その他、食事宅配サービス「FitDish」、優待・割引サービス「めちゃとクーポン」、引越し一括見積りサービスなど、多角的なサービスを展開し、顧客の多様なニーズに応える総合的なライフライン・ライフスタイルサポート企業としての地位を確立しています。Daigasグループとして、信頼と実績に基づいたサービス提供を強みとしています。
東邦瓦斯株式会社
上場総資産 6,142億円(2026/03)
東邦瓦斯株式会社は、愛知・岐阜・三重の3県にわたる広範な地域で、都市ガスおよび電気の供給を主要事業として展開しています。同社は、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、カタール、サハリン、アメリカなど世界各地から液化天然ガスを調達し、製造、輸送、販売までを一貫して手掛けることで、家庭用から業務用・産業用まで幅広い顧客に安定したエネルギーを提供しています。2016年には小売電気事業に参入し、ガスと電気のセット販売など、顧客の多様なニーズに応えるサービスを拡充。エネルギー供給に留まらず、ガス機器・空調設備・厨房設備・家庭用電気機器の販売、リフォーム、インターネットサービス、料理教室、ショールーム運営など、顧客の快適な暮らしをサポートする多角的なサービスを提供しています。業務用・産業用顧客に対しては、エネルギーソリューション、機器・システムの提供を通じて、ビジネスニーズに応じた最適な提案を行い、地域社会の発展に貢献しています。 同社は、2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを強化しており、CO2分離回収技術の実証試験、米国でのe-メタン製造事業への参画、豪州での再生可能エネルギー事業への投資、唐津バイオマス発電所の営業運転開始、スマートハウス支援、地域エネルギーセンターの運営などを推進しています。これらの活動を通じて、環境負荷低減に貢献する技術開発にも注力し、持続可能な社会の実現を目指しています。また、地域共生への取り組みとして、ガスエネルギー館での次世代教育やエコ・クッキング教室の開催、安全・防災対策にも力を入れ、地域社会との連携を深めています。グループ会社である東邦ガスネットワーク株式会社への導管事業承継など、グループ全体で効率的かつ強靭なエネルギーインフラの構築を進め、顧客と社会の信頼に応え続けています。
大阪ガスネットワーク株式会社
総資産 3,750億円(2026/03)
大阪ガスネットワーク株式会社は、大阪ガス株式会社からガス導管事業を承継し、2022年4月に事業を開始した、関西地方を中心とした7府県に都市ガスを供給する一般ガス導管事業者です。同社の主要事業は、都市ガスを安定的にお客さまのもとへ届けるためのガス導管事業であり、定期的なガス供給設備の保守・点検による予防保全、そしてガス漏れ等の緊急事態には24時間365日迅速に出動できる体制を構築しています。また、大規模災害に備え、ガス供給設備の耐震性向上や最新技術の活用により、地震・津波対策を推進し、社会のレジリエンス向上に貢献しています。 同社は、ガス導管事業で培った技術と経験を活かし、多岐にわたる関連事業も展開しています。教育事業では、ガス事業者向けの総合オンライン講座「Gmooc」や、ガス漏洩現場の模擬訓練を行う専門教育訓練施設「エマージェンシースクール」、着火事故や労働災害防止のための体感教育設備を提供し、国内外のガス事業者の人材育成と技能伝承を支援しています。コンサルティング事業では、阪神・淡路大震災などの被災経験から得た防災・保安に関するノウハウを国内外の都市ガス事業者へ提供するほか、導管・供給設備の健全性評価、ガス導管網の課題解決、工事・維持管理計画の立案支援を行っています。特に、地中レーダー探査技術を活用した埋設物・空洞探査サービスは、工事の遅延リスク低減や安全確保に貢献し、高い評価を得ています。 さらに、同社は都市ガス導管網の拡大を推進し、開発事業者や他のエネルギー利用顧客への都市ガス導入提案を通じて、ガス需要の普及・拡大にも取り組んでいます。技術開発においては、IoTやAIなどの最先端デジタル技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、「保安・レジリエンスの向上」と「生産性の向上」を両立する技術開発に注力しています。具体的には、ガス供給、維持管理、緊急対応、災害対応の各分野で、AIによる埋設管判断、遠隔監視制御システム、復旧見える化システム、非開削工法などの革新的な技術を導入しています。地域共創活動として、U-35世代が集まり社会課題に取り組む「Talkin’ About YOUTH」も運営し、持続可能な社会の実現に貢献しています。これらの取り組みを通じて、同社は関西圏に留まらず、関西圏外や海外への事業拡大も目指し、社会や顧客から最も信頼されるライフラインカンパニーとしての地位を確立しています。
西部ガスホールディングス株式会社
上場総資産 3,224億円(2026/03)
西部ガスホールディングス株式会社は、2021年4月に純粋持株会社体制へ移行し、グループ経営管理を担う中核企業として、ガス・電気といったエネルギー事業を基盤に、顧客の暮らしのあらゆるシーンを支える多角的な事業を展開する総合サービス企業グループです。同社の主要事業は、まず「ガスエネルギー事業」として、家庭用ガスや業務用ガス、産業用ガスを安定供給し、家庭用燃料電池エネファームの普及やガス・電気のセット販売を通じて快適で環境に優しい暮らしを提案しています。天然ガスを主原料とする都市ガスは、クリーン性と供給安定性に優れ、福岡、佐賀、熊本、長崎の各地域で安心・安全な供給体制と万全の防災対策を構築しています。次に「電力・国際・その他エネルギー事業」では、小売電気事業でガスとのシナジーを追求し、ひびきLNG基地の優位性を活かしたアジアでのLNG再出荷ビジネスや、ベトナムのガス配給、米国のガス火力発電事業への出資参画など国際展開を推進。再生可能エネルギー発電事業にも注力し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。「不動産事業」では、住宅分譲事業の推進に加え、賃貸事業を強化し、国内外での不動産開発・管理を通じて収益拡大と事業安定化を図っています。「食関連事業」では、レストラン運営、水耕栽培野菜の栽培・販売、水産物・即席めんなどの食品加工製造を手掛け、ガス事業との親和性を活かした「食のネットワーク」を構築しています。「介護福祉事業」では、有料老人ホームの運営や各種介護サービスを提供し、地域貢献と質の高いサービスで高齢者の「生きがい」と「安心」をサポート。「レジャー関連事業」では、遊園地やゴルフ場、温浴施設の運営を通じて、人々の楽しい時間に寄り添います。さらに「自立・付加価値創造事業」として、情報システムの開発・運用、業務サポート、炭素材・化成品製造販売、CVCファンドによるスタートアップ投資、障がい者支援など、多様な分野で新たな価値創造と社会貢献を目指しています。同社は「西部ガスグループビジョン2030」や「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」を掲げ、持続可能な社会の実現とグループ企業価値の最大化に挑んでいます。
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
総資産 2,415億円(2026/03)
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社は、東京ガスグループの基幹事業会社として、「誰もできない、に挑む。」をブランドメッセージに掲げ、全国および海外の法人顧客や地域社会に対し、エネルギーとエンジニアリングを融合した多岐にわたるソリューションをワンストップで提供しています。同社の主要事業は、脱炭素社会の実現に貢献するオンサイトエネルギーサービス、地域全体の省エネ・省CO2を推進するスマートエネルギーネットワーク(地域冷暖房事業を含む)、都市ガス製造・供給設備から再生可能エネルギー発電設備までを網羅するエンジニアリング、そして再生可能エネルギー導入拡大を通じたCO2ネット・ゼロへの貢献です。具体的には、太陽光、風力、バイオマス、洋上風力などの再エネ事業を展開し、安定かつ低コストな電力供給を実現しています。また、法人顧客向けのガス・電気供給や、エネルギーの枠を超えた企業課題解決を支援するソリューションブランド「IGNITURE」も展開しています。 同社の強みは、エネルギー関連施設の管理・運営で培った「ユーザーズ・ノウハウ」と、独自の技術力、そして顧客との「共創」によるオンリーワンの提案力です。LNG受入基地や高中圧導管、ガス供給設備、コージェネレーション設備などの計画・設計・施工・オペレーション・メンテナンスを一貫して手掛けるほか、DX化・省力化につながるシステム・機器開発も行っています。さらに、各種排水の回収・再生処理、マッピングシステムの開発・販売・データ構築、各種調査・研究およびコンサルティングも事業領域に含まれます。 国内外での豊富な実績も特徴で、日本国内での経験を活かし、韓国、台湾、中国、インドネシア、タイ、アメリカ、マレーシアなどアジアを中心に、中東、欧州、北米など広範な地域でLNG関連施設やエネルギーサービス、マッピングシステムなどのソリューションを提供しています。長年にわたりコージェネ大賞、地球環境大賞、省エネ大賞など数々の賞を受賞しており、その技術力と社会貢献性が高く評価されています。これらの事業を通じて、同社は持続可能でスマートな社会インフラやサービスの創出に貢献し、常に信頼されるエンジニアリングソリューション事業のリーディングカンパニーを目指しています。
静岡ガス株式会社
上場総資産 1,703億円(2025/12)
静岡ガス株式会社は、静岡県を拠点に110年以上にわたり、都市ガス事業を核としたエネルギー供給と多様なサービスを展開しています。同社は、家庭用および業務用・産業用のお客様に対し、都市ガスや電気の安定供給に加え、最適な料金プランやエネルギーソリューションを提供しています。家庭向けには、太陽光発電設備の初期費用ゼロ設置サービス「SHIZGASソラーレ」や、エネファームの余剰電力買取サービス「おすそわけ」を通じて、再生可能エネルギーの導入を推進。また、ガス機器の延長保証、24時間365日対応の緊急駆けつけサービス「いつでもSHIZGAS『すぐいくね』」、特殊詐欺被害防止サポート「エネリアくらしの防犯サポート」、家電リース・販売、IoT製品「エネリアつながるIoT」、駐車場シェアリングサービス「SHIZGASエネリアパーキング」など、快適で安心なくらしを支える幅広いサービスを提供しています。業務用・産業用のお客様には、省エネ診断、BEMS、ZEBコンサルティングといったエネルギー効率化支援や、厨房機器、ガスヒーポン、ガスコージェネレーションシステムなどの高効率ガス機器の導入・メンテナンス支援を行っています。さらに、不動産の売買・査定・土地探しといった不動産ソリューションも提供し、お客様の多様なニーズに応えています。同社は「2030年ビジョン」および「2050年カーボンニュートラルビジョン」を掲げ、エネルギーの高度利用と省エネ推進、ガス・電気のカーボンニュートラル化、CO2吸収・利用に取り組むことで、持続可能なくらしやすい地域づくりに貢献しています。海外事業としては、東南アジア地域を中心にノウハウを展開し、インドでの天然ガス供給事業にも参画するなど、グローバルな課題解決にも挑戦しています。地域貢献活動として、森林保全、環境教育、地域の子ども見守り活動にも積極的に取り組んでおり、地域社会との共生を目指す企業です。
西部瓦斯株式会社
総資産 1,667億円(2026/03)
西部瓦斯株式会社は、「エネルギーとくらしの総合サービス企業グループ」として、九州北部地域のお客さまの日々の暮らしを支える多岐にわたる事業を展開しています。同社の主要事業は、都市ガスの製造、供給、販売であり、福岡、北九州、熊本、長崎、佐世保、島原といった広範なエリアの家庭用および業務用・産業用のお客さまへ安定したエネルギーを提供しています。これに加え、液化天然ガスの販売も手掛けています。ガス事業においては、ガス機械器具の製作、販売、設置、修理、およびこれに関する建設工事も行い、お客さまの安全で快適なガス利用をサポートしています。 さらに、同社は電力供給サービスも提供し、家庭用から業務用・産業用まで、幅広い顧客層のエネルギーニーズに応えています。業務用・産業用のお客さま向けには、ガス厨房機器、ガス冷暖房、コージェネレーションシステム、ボイラ、給湯設備、工業炉・バーナ、天然ガス自動車、衣類乾燥機、LNGサテライト供給、熱供給システム、水素ステーション、省エネソリューションなど、多様なガス機器やエネルギー効率化サービスを提供し、ビジネスの効率化と環境負荷低減に貢献しています。 また、同社は「Smage(スマージュ)」というマイホーム購入無料相談サービスを運営しており、福岡県・熊本県・長崎県でマイホーム購入を検討するお客さまに対し、地元情報に詳しい住まいのコンシェルジュが中立的な立場から、新築・中古の戸建やマンションの物件・住宅会社提案、住宅ローンや土地探しに関するセミナー、モデルハウス見学ツアーなどを提供しています。このサービスは、お客さまが住宅会社と成約した場合に会員限定割引が適用されるなど、お得な特典も用意されており、将来的な西部ガスグループのエネルギー利用に繋げるビジネスモデルを構築しています。このように、西部瓦斯はエネルギー供給を核としつつ、地域社会の暮らしと産業を多角的にサポートする総合サービスを提供しています。
北海道瓦斯株式会社
上場総資産 1,658億円(2026/03)
北海道ガス株式会社は、北海道を拠点に多岐にわたるエネルギーサービスを提供する総合エネルギー企業です。同社の主要事業は、都市ガスを安定的に供給するガス事業、家庭や法人向けに電力を供給する電気供給事業、地域に熱を供給する熱供給事業、そしてガス機器の製作・販売および関連する建設工事、さらにはその他の関連事業から構成されています。ガス事業においては、札幌、小樽、函館、千歳、石狩、北広島、恵庭、北斗、北見の各市町村を主要な供給区域とし、天然ガスの普及拡大に注力しています。石狩LNG基地を運営し、天然ガスの安定調達と供給体制を確立しており、旭川ガスへの卸供給も行っています。また、環境負荷低減のため、北海道初のカーボンニュートラルLNG(現在はカーボン・オフセットLNG)の受け入れや、カーボンオフセット都市ガスの販売も開始しています。電気供給事業では、離島を除く北海道全域を対象に電力小売を展開し、苫小牧バイオマス発電所、北ガス石狩発電所、北ガス札幌発電所といった自社発電所の運営を通じて、地産地消の電力供給を推進しています。2025年には北ガス石狩風力発電所の営業運転開始も予定しており、再生可能エネルギーの導入にも積極的です。熱供給事業では、大型ガスコージェネレーションシステムや地域エネルギーマネジメントシステムを活用し、効率的なエネルギー利用を促進しています。ガス機器関連では、省エネ型ガスセントラル給湯暖房機「エコジョーズ」や、ガスマイホーム発電「コレモ」「エネファーム」といった高効率な製品の販売・設置工事を手掛け、顧客の快適な暮らしと省エネをサポートしています。その他関連事業として、家庭用エネルギーマネジメントシステム「EMINEL」や、法人顧客向けの業務支援サービス「Mys3」、情報プラットフォーム「Xzilla」を提供し、デジタル技術を活用した先進的なエネルギーサービスの提供にも力を入れています。同社は「安全・安心・安定供給」を最優先に、天然ガス普及の最大化と総合エネルギーサービス事業の推進を通じて、地域社会の発展と低炭素社会の実現に貢献することを目指しています。顧客層は個人から法人、個人事業主、さらには設計・工事関係者まで幅広く、多様なニーズに応える総合的なエネルギーソリューションを提供しています。
京葉瓦斯株式会社
上場総資産 1,528億円(2025/12)
京葉瓦斯株式会社は、千葉県および茨城県の一部地域を主要な供給区域とし、都市ガスおよび電力の供給を核とした総合エネルギー事業を展開しています。同社は、一般家庭から業務用・産業用顧客まで、幅広いニーズに応える多様な料金プランを提供しており、ガス管・ガス栓工事、プロパンガスから都市ガスへの切り替えなども手掛けています。電力事業においては「京葉ガスのでんき」として、ガスとのセット契約を推奨し、電気設備のトラブルに対応する「でんきのあんしんサポートサービス」を無料で提供しています。 エネルギー供給に加えて、同社は「くらしサポート」として多岐にわたる生活支援サービスを提供し、顧客の快適で安心な暮らしを包括的に支えています。具体的には、家庭用燃料電池「エネファーム」や高効率給湯器「エコジョーズ」、Siセンサーコンロ、ガス衣類乾燥機などの最新ガス機器・設備の販売、設置、リース、および修理・メンテナンスを行う「ガス機器まるごとサポート」を提供しています。また、ハウスクリーニング(エアコン、キッチン、浴室など)、水まわりの修理、害虫・害獣駆除サービス「くじょサポ」、空き家管理サービス、太陽光発電「そらサポ」といった住まいに関するサービスも充実させています。 さらに、安全・安心な暮らしを支えるため、ガス漏れや一酸化炭素、火災を検知する警報器の提供や、防犯の専門家と連携したホームセキュリティサービスを展開。高齢化社会に対応し、「シニアライフサポートサービス」では生前・遺品整理、有料老人ホーム探し、相続・遺言に関する相談支援を行い、「介護サービス」では訪問介護やデイサービス、介護福祉用具の提供、住宅改修まで手掛けるなど、ライフステージに応じたきめ細やかなサポートを提供しています。業務用・産業用顧客に対しては、ガスヒーポン、ナチュラルチラー、ガスコージェネレーションシステムなどの省エネ・省CO2設備導入支援や、燃料転換、エネルギーセキュリティ強化、ZEB実現に向けたソリューションを提供し、ホテル、病院、学校、店舗、工場など多様な業種の課題解決に貢献しています。これらの幅広いサービスを通じて、同社は地域社会の豊かな生活と持続可能な発展に貢献することを目指しています。
日本瓦斯株式会社
上場総資産 1,250億円(2026/03)
日本瓦斯株式会社は、LPガス、都市ガス、電力といった総合エネルギー事業を主軸に、生活関連事業、そしてエネルギー業界全体のDXを推進するプラットフォーム事業を展開しています。同社は家庭用、業務用、工業用、農業用、自動車用といった幅広い顧客層に対し、LPガスや都市ガスの供給・販売を行うほか、分譲住宅や集合住宅向けのコミュニティーガス事業、産業用・工業用の高圧ガス供給も手掛けています。電力事業においては、個人顧客向けに電気と都市ガスのセット割引プラン「でガ割」を提供し、法人顧客向けには業務用電力(動力)を供給。特にLPガス小売事業では関東圏でトップシェアを誇り、約197万件(2023年11月末時点)を超える顧客基盤を築いています。 同社の強みは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に導入し、高効率なオペレーションと価格競争力を実現している点にあります。具体的には、世界最大級のLPガスハブ充填基地「夢の絆・川崎」を基点とした「LPG託送」サービスにより、ガスの充填から配送までのプロセスをAIとIoTで最適化。オフラインのガスメーターをオンライン化するIoT機器「スペース蛍」や、エネルギー業界向けのクラウドコンピューティングシステム「雲の宇宙船」を自社開発し、業務効率化と保安の高度化を図っています。これらのプラットフォームサービスは、消費者向けアプリ「マイニチガス」や、企業向け受発注アプリ「タノミマスター」、コールセンター向け「ニチガスサーチ」など多岐にわたり、エネルギー事業者や他業種にも提供することで、業界全体の共創と効率化を推進しています。 生活関連事業では、ガス機器や空調機器の販売、警報器のリース、住宅設備の販売、損害保険代理店業務、住宅リフォーム工事およびコンサルティング、総合設備工事を提供し、顧客の快適な暮らしをサポートしています。また、「プロテクトメンバー・サービス(大きなお世話)」を通じて、日常生活の困りごと解決にも貢献。安全・防災への取り組みも徹底しており、法定点検・定期点検の実施、社員の保安教育、防災訓練、緊急時の迅速な対応体制、そしてガス警報器や感震遮断装置、ポリエチレン管といった安全性の高い設備の導入により、顧客への安心・安全なエネルギー供給を最優先しています。同社は「ESG+P(パートナーシップ)」経営を掲げ、地域社会への貢献と持続的な成長を目指しています。
株式会社サーラコーポレーション
上場総資産 1,136億円(2025/11)
株式会社サーラコーポレーションは、1909年の都市ガス事業を起源とし、100年以上の歴史を持つ純粋持株会社です。同社は「生活空間をより美しく快適に」という企業理念のもと、40社を超えるグループ企業を統括し、グループ全体の経営戦略立案、経営計画策定、シナジー創出、経営資源配分、事業評価、業績管理、モニタリング、ブランド育成を担っています。同社グループは、個人顧客から法人顧客、地域社会まで幅広いニーズに応えるため、「エネルギー&ソリューションズ」「エンジニアリング&メンテナンス」「ハウジング」「カーライフサポート」「アニマルヘルスケア」「プロパティ」の6つの主要事業セグメントを展開しています。エネルギー&ソリューションズでは、都市ガス、LPガス、電力の供給に加え、天然水宅配やリフォーム、ガス機器販売、エネルギー輸送・物流サービスを提供。エンジニアリング&メンテナンスでは、建設・設備関連の総合エンジニアリング、土木・建設工事、ビル管理、アスファルト製品製造、警備などを手掛けます。ハウジング事業では、注文住宅の請負・施工、分譲住宅・土地販売、リフォーム、建築資材製造販売を展開し、カーライフサポートでは輸入車の販売・整備、アニマルヘルスケアでは動物用医薬品の販売・卸売、プロパティ事業では不動産賃貸・売買、ホテル・飲食、スポーツクラブ運営を行っています。同社は、愛知県東部、静岡県西部を中心とした東海エリアに強固な顧客基盤を持ち、22都道府県に拠点を展開することで地域密着型のサービスを提供しています。体感型ショールーム「サーラプラザ」を通じて地域のコミュニティ形成にも貢献。また、第6次中期経営計画「X"120"」を掲げ、グループシナジーの最大化、食・農事業を含む新たな価値創造、既存事業の収益力向上、人材育成、そして生成AI等のデジタル技術を活用したDX推進により、持続的な成長と「私のまちにSALA、暮らしとともにSALA」の実現を目指しています。
株式会社TOKAIホールディングス
上場総資産 1,088億円(2026/03)
株式会社TOKAIホールディングスは、エネルギー事業、情報通信事業、CATV事業、アクアサービス事業、建築設備不動産事業、ブライダル・介護事業などを展開する子会社群の経営管理およびそれに付帯・関連する業務を主軸とする持株会社です。同社は1950年の創業以来、ガス供給事業で培ったノウハウを活かし、多角的な事業展開を通じて310万件を超える顧客基盤を構築してきました。 エネルギー事業では、東北から九州まで1都14県で68万件の家庭用LPガスを供給し、災害時にも迅速な復旧が可能な分散型エネルギーとして地域社会の根幹を支えています。また、静岡県、群馬県、秋田県で都市ガスを6.3万件に提供し、産業用LPガス、オートガス、石油スタンド運営、さらには初期費用0円の太陽光発電システム「TOKAI ZERO SOLAR」といった環境エネルギーサービスも手掛けています。 情報通信事業においては、法人向けに自社保有のデータセンター、約10,000kmに及ぶ光ファイバーネットワーク、約700名の技術者を擁するシステム開発力を活用し、コロケーション、クラウドプラットフォーム、インターネット接続、拠点間通信、AWSを中心としたクラウドインテグレーション、外食産業や医療、公共事業向けのシステム開発など、コンサルティングから運用・保守まで一貫したトータルソリューションを提供しています。海外では台湾やインドネシアにも事業を展開。個人向けには、全国をカバーする「@T COM」や静岡県を基盤とする「TNC」の光インターネット接続サービスを73万件に提供し、ソフトバンク代理店事業やMVNO「LIBMO」を通じてモバイルサービスも展開しています。 CATV事業では、静岡県、東京都、神奈川県、千葉県、長野県、岡山県、宮城県、沖縄県の1都7県で放送・通信サービスを提供し、地域に根差したコミュニティーチャンネルによる情報発信で91万件の顧客と強い結びつきを築いています。アクアサービス事業では、静岡県で「おいしい水の宅配便」としてリターナブルボトルサービスを7.1万件に提供し、全国向けにはモンドセレクション最高金賞を受賞した富士山の天然水「うるのん」を展開。さらに、水道水給水型の浄水ウォーターサーバー「しずくりあ」も提供し、多様なニーズに応えています。 その他、住宅・セキュリティ、総合リフォーム「TOKAI WILLリフォーム」、土木建築工事、建物総合管理、大規模修繕、産業廃棄物中間処理などの建築設備不動産事業、結婚式場・宴会場「グランディエール ブケトーカイ」の運営、デイサービスやショートステイなどの介護事業、子どもの一時預かり託児施設運営といったブライダル・介護事業、船舶修繕やLPガス運輸を行う造船運輸事業など、多岐にわたる生活密着型サービスをワンストップで提供する「生活総合産業」として、顧客の「安心・安全」「便利・快適」「喜び・生きがい」の実現に貢献しています。グループ横断の総合会員サービス「TLC会員サービス」も展開し、顧客満足度向上とシナジー創出を図っています。
ジクシス株式会社
総資産 1,080億円(2025/12)
ジクシス株式会社は、LPガスの製造、貯蔵、輸送、売買、輸出入を主要事業とする国内トップクラスのLPガス元売会社です。同社は、コスモエネルギーホールディングス、住友商事、出光興産を株主とする安定した経営基盤を持ち、日本全国の家庭、業務用、産業用、化学原料用、自動車用など幅広い顧客層に対し、安全で安定的なエネルギー供給を担っています。事業は、世界各国からのLPガス調達から始まり、ロンドン、シンガポール、米国ヒューストンに拠点を置くGyxis North America LLCといった海外拠点を活用したグローバルなトレーディング活動を展開しています。輸送においては、環境に配慮した二元燃料エンジン搭載の大型冷凍LPガス運搬船を含む自社傭船船団を運用し、効率的かつ安全な海上輸送を実現。国内には複数の輸入基地、生産基地、二次基地からなる広範な基地ネットワークを構築しており、四日市エルピージー基地や鹿島液化ガス共同備蓄などへの出資を通じて、強固な供給インフラを維持しています。販売面では、全国の特約店と連携し、一般家庭向けには「エネファーム販売」や「ホッと楽な家」といった商品・サービスを提供することで、顧客の快適な暮らしをサポートしています。 同社の強みは、LPガス元売業界トップクラスのワールドワイドなネットワークと、災害時にも強いレジリエンス性に優れたLPガスを安定供給する使命感にあります。また、カーボンニュートラル社会の実現に積極的にコミットしており、2050年までのCO2自社排出量ネットゼロを目指すとともに、グリーンLPガスの社会実装に向けた挑戦を進めています。具体的には、国際的な第三者認証機関が認定したカーボンクレジットを活用した「カーボンオフセットLPG」の提供や、日本グリーンLPガス推進協議会への参画を通じて、グリーンLPGの合成技術開発を推進。さらに、燃料アンモニア分野への貢献も視野に入れ、脱炭素エネルギーへの転換を支援しています。大規模地震等の災害発生時にも事業活動を継続できるよう、オーダーセンターの分散化や非常用電源の導入、防災業務計画の策定など、強固な事業継続計画を整備し、エネルギー供給の「最後の砦」としての役割を果たしています。これらの取り組みを通じて、同社はエネルギーの安定供給と環境対応を両輪に、持続可能な未来創造に貢献しています。
広島ガス株式会社
上場総資産 1,063億円(2026/03)
広島ガス株式会社は、1909年(明治42年)10月30日に創立された、中国地方で最初のガス事業者です。同社は広島市を中心に広島県内の7市4町、約41万8千戸の家庭用顧客に対し、化石燃料の中で最も環境負荷の小さい天然ガスを供給するガス事業を主軸としています。ガス供給に加え、ガス器具の販売、液化天然ガスの販売、そして電力事業も展開し、地域社会のエネルギーインフラを多角的に支えています。 家庭用顧客向けには、引越し手続き、ガス料金の支払い方法、安全点検やメーター取替え、最新ガス機器の紹介や購入、各種リフォーム相談、さらには「このまち電気」といった電力サービスを提供しています。また、ショールームを通じて最新のガス機器を体験できる機会も設けています。 業務用・工業用顧客に対しては、多様なガス料金メニューを提供し、ガスコージェネレーションシステム、吸収式冷温水器、ガスヒートポンプエアコン、業務用厨房機器といった高効率なガス機器の導入を推進しています。特に、業務用厨房ショールーム「BLUE LABO.」では、低輻射型ガス厨房機器を展示し、快適で環境に優しい「涼厨®」のコンセプトを提案。体験を通じて使い勝手や快適さを確認できる場を提供しています。さらに、クリーンな天然ガスを燃料とする天然ガス自動車の普及にも貢献し、燃料供給所であるエコ・ステーションの案内も行っています。 同社は、ガス臭い時の緊急連絡体制、ガス機器の安全な使用方法、ガス警報器の設置推奨など、顧客の安全・安心を最優先に考えたサービスを徹底しています。また、SDGsへの取り組みや地域貢献活動にも力を入れ、快適なガスライフの基礎知識や節ガステクニックの提供、さらには地域スポーツ振興としてバドミントン部やスキー部の活動支援も行い、地域に根差した企業として持続可能な社会の実現に貢献しています。
サーラエナジー株式会社
上場総資産 763億円(2025/11)
サーラエナジー株式会社は、2019年12月に中部ガス株式会社とガステックサービス株式会社の合併により誕生した総合エネルギー企業です。同社は、愛知県豊橋市、静岡県浜松市を中心に、東三河、遠州西部地域で都市ガス事業を展開し、豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市、浜松市、湖西市、磐田市など7市にクリーンエネルギーである天然ガスを供給しています。また、LPガス事業は愛知県東部・西部、岐阜県、三重県、静岡県西部・中部・東部、山梨県、さらには広島、仙台、関東エリアまで広範囲にわたり、家庭用から業務用・産業用まで幅広い顧客に提供しています。 同社は、地域に密着したきめ細かなサービスを提供するため、地域販社「サーラE&L」各社(東三河、浜松、名古屋、静岡)および「グッドライフサーラ関東」を設立し、一般家庭および商業・業務用顧客の暮らしと住まいに関する総合窓口として機能しています。 事業内容は多岐にわたり、都市ガス、LPガス、産業ガス、医療ガス、石油製品の供給・販売に加え、電力小売事業も手掛けています。特に電力分野では、太陽光発電の余剰電力買取サービスや、エネファームtypeSの余剰電力買取サービスを提供し、再生可能エネルギーの普及と効率的な利用を推進しています。 業務用・産業用顧客に対しては、最新の厨房機器、GHP(ガスヒートポンプ)、コージェネレーションシステム、吸収式冷温水器、ボイラーなどのガス機器の販売・設計施工、さらには太陽光発電やBEMS(ビルディングエネルギーマネジメントシステム)を組み合わせた環境・省エネ提案を行っています。産業ガス分野では、高圧ガスの安定供給と最適利用を支援するガスアプリケーション技術を提供し、医療ガス分野では高品質な医療ガスの安定供給と在宅医療サポート、医療機関向け空調・災害対策設備を提供しています。石油製品では、灯油・重油などの燃料油や潤滑油・切削油の供給を通じて、地域の産業・業務用・営農用顧客を支えています。 さらに、同社はNet Zero Energy Buildingの実現・普及を支援するZEBプランナーとして、ガスと電気を組み合わせたレジリエンス強化型ZEBの提案や、カーボンニュートラル社会の実現に向けた太陽光発電・蓄電池導入支援など、脱炭素化への取り組みを積極的に推進しており、2024年度には中規模および大規模のZEB受注実績も有しています。安全と防災への取り組み、地球温暖化防止や循環型社会の実現に向けた環境保全活動、地域社会への貢献活動も重視しており、総合的なエネルギーソリューションと生活関連サービスを通じて、顧客の快適な暮らしとビジネスをサポートする企業です。
Daigasエナジー株式会社
総資産 738億円(2026/03)
Daigasエナジー株式会社は、業務用・産業用のお客さまの多様なニーズに迅速に応えることを目的に、2020年4月に事業を開始しました。同社はDaigasグループの一員として、エネルギーと最適なソリューションを課題発見から解決、アフターサービスまでワンストップで提供する総合エネルギーソリューションプロバイダーです。主な事業内容は、業務用等のお客さま向けガス・電気の販売および保守、機器販売・エンジニアリング・施工、エネルギーサービス事業、液化天然ガス・液化石油ガス販売事業、熱供給事業です。 同社は、低・脱炭素社会の実現に向けて、ガスコージェネレーションやガス空調、工業炉の高効率化、石炭・重油から天然ガスへの転換を推進しています。また、e-メタン導入、水素やアンモニア等の利用技術開発にも挑戦し、太陽光発電、フィジカルPPA、バーチャルPPAによる再生可能エネルギーの提供、さらには電力供給の安定化に貢献するDR/VPP、蓄電池、EV充電設備の導入支援も行っています。CO2排出量見える化クラウドサービス「アスエネ」と連携し、サプライチェーン全体の排出量削減をサポートするトータルソリューションも強みです。 廃棄物削減と資源循環にも注力し、水処理ソリューション「D-Aqua」では上水・排水処理コスト削減や汚泥削減、バイオガス有効利用を実現。食品残渣からのバイオガス生成「D-Bioメタン」や茶かす等のバイオマス燃料化「D-Bio Steam」による廃棄物の有効利用、VOC除去・再利用による脱臭ソリューションも提供しています。さらに、人手不足や技術伝承といった社会課題に対応するため、IoTやDXを活用した省人化ソリューションを展開。空調IoTでは遠隔制御やAI搭載クラウドサービス「Energy Brain」による省エネ・自動VPP制御、工場向けIoT「D-Fire」ではものづくり品質均一化や操業安定、省エネ・省人化を支援し、メンテナンスや設備管理のアウトソーシングも手掛けています。 同社の強みは、Daigasグループとしての高いネームバリューと長年の実績、そして他部署やグループ会社との連携による提案力の高さです。初期投資不要での設備導入や省エネサポート、メンテナンスまでワンストップで対応するエネルギーサービスを提供し、「お客さまにとことん寄り添い、期待を超える提案をする」という「おせっかい営業」の企業風土が根付いています。実績としては、日本初の海外産バイオメタンを活用したカーボン・オフセット都市ガスを商業施設で利用した事例や、2025年大阪・関西万博の熱供給施設における熱源設備のリユース活用、豊田自動織機とのアンモニア専焼による金属熱処理の国内初成功などがあります。1970年に日本で初めて地域冷暖房を実施した千中央地域をはじめ、9つの地域で熱供給を自社事業として行い、地域社会の省エネルギー・省コスト、リスクマネジメント強化に貢献しています。これらの多角的な事業を通じて、お客さまの経営課題解決と持続可能な社会の実現に貢献しています。
K&Oエナジーグループ株式会社
上場総資産 654億円(2025/12)
K&Oエナジーグループ株式会社は、天然ガスとヨウ素の開発・生産・販売を事業の核として、快適で持続可能な社会の実現に貢献する総合エネルギー企業である。同社のガス事業では、千葉県産の天然ガスを基盤に、都市ガス・LPガス・圧縮天然ガスの供給を展開しており、環境に優しいクリーンエネルギーとしての特性を活かした長期安定供給体制を構築している。特に水溶性天然ガスの生産技術を活用し、埋蔵量の豊富な地域資源を活用することで、国際情勢や為替変動に左右されない供給を実現している。ヨウ素事業では、日本が世界第2位の生産国であるヨウ素の製造・販売を担い、医療・工業分野での必須資源としての需要に応えている。同社はヨウ素の新たな用途開発にも注力し、ブローアウト法やイオン交換樹脂法を用いた高効率な製造プロセスを確立している。さらに、電力小売事業や地熱関連事業への進出を通じて、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進している。同社の強みは、天然ガスとヨウ素の両分野における技術的ノウハウと、地域社会との密接な連携に基づく持続可能な事業モデルにある。業界では国産天然ガスのパイオニアとしての地位を確立し、ヨウ素分野では世界市場での競争力を維持している。ビジネスモデルは、資源の長期的安定供給を基盤に、エネルギーと化学資源の両分野で多様なサービスを提供することで、ステークホルダーのニーズに応える構造を採用している。
北陸瓦斯株式会社
上場総資産 554億円(2026/03)
北陸瓦斯株式会社は、新潟県を主要な供給区域とする総合エネルギー企業です。同社は、家庭用、業務用、工業用のお客様に対し、都市ガスの安定供給を中核事業として展開しています。ガス料金プランは、新潟・長岡・三条、柏崎、見附、小千谷の各地区で、時間帯別契約、コージェネレーションシステム契約、業務用季節別契約、空調夏期契約、小型空調契約、融雪契約など、多様なニーズに応じた選択約款を提供しています。また、「北陸ガス+でんき」として電気の供給も行い、お客様のエネルギー選択肢を広げています。 同社の強みは、単なるエネルギー供給に留まらない、幅広いソリューション提供能力にあります。高効率なガスコージェネレーションシステムやガスヒートポンプ、ナチュラルチラーといったガス空調システムの導入を推進し、お客様の省エネルギー化、省コスト化、電力ピークカットに貢献しています。特に、Net Zero Energy Building化支援においては、ZEBプランナーとして高効率設備や制御機器の導入提案、都市ガス利用によるレジリエンス性向上など、コンサルティングから実現までを一貫してサポートしています。さらに、病院やホテル、工場向けのガスボイラ(温水・蒸気)の提供を通じて、快適な環境づくりと生産性向上を支援しています。 家庭用のお客様向けには、エネファーム、エコジョーズ、Siセンサーコンロ、浴室暖房乾燥機、床暖房など、最新のガス機器の販売・設置・修理保証サービスを提供し、快適で安全な暮らしをサポートしています。地域社会への貢献も重視し、SDGsへの取り組み、環境方針の策定、次世代教育、地域コミュニケーション活動を展開。地震・災害対策として、強靭な設備による予防、迅速な復旧体制の構築にも力を入れています。新潟県産消化ガスの環境価値活用や、調整後排出係数がゼロとなる都市ガスメニューの提供など、環境負荷低減にも積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献しています。
武州瓦斯株式会社
総資産 468億円(2026/03)
武州瓦斯株式会社は、大正15年(1926年)の設立以来、埼玉県川越市、所沢市をはじめとする10市7町を主要な供給区域とし、地域社会の暮らしと産業を支えるエネルギーインフラ企業として事業を展開しています。同社の主要事業は都市ガスおよびガス機器の販売とこれに付帯する事業、そして電力の販売です。都市ガス事業では、家庭用から業務用・工業用まで幅広い顧客に対し、安全かつ安定したガス供給を行っており、長年にわたり天然ガスへの熱量変更を完了させ、環境負荷の低減にも貢献してきました。また、坂戸ガス株式会社や松栄ガス株式会社など、複数のガス会社への卸売供給も手掛けています。ガス機器関連では、キッチン、暖房・乾燥、浴室・サニタリー関連機器の販売に加え、リフォーム、生活家電、防災グッズ、オリジナルグッズの提供も行っています。特に、家庭用燃料電池システム「エネファーム」や太陽光発電、蓄電池といった省エネ・創エネ機器の導入を推進し、初期費用ゼロで最新機器を利用できる「bガスリース」やガスファンヒーターレンタルサービスを通じて、顧客の快適で経済的な暮らしをサポートしています。業務用・工業用分野では、ガスヒーポンや天然ガス自動車、ガスコージェネレーションシステムなどのエネルギーサービスを提供し、企業の省エネとコスト削減に貢献しています。2015年には小売電気事業を開始し、ガスの供給区域に加えて関東甲信越・静岡(富士川以東)にも電力を販売することで、総合エネルギー企業としての地位を確立しています。さらに、持続可能な社会への貢献を目指し、2020年には農業事業、2022年には直営コインランドリー「b laundry」の開設、うなぎの陸上養殖事業、2023年には不動産賃貸事業を開始するなど、多角的な事業展開を進めています。特にうなぎの陸上養殖では、2025年に埼玉県で初めてシラスウナギの生産に成功するなど、新たな挑戦にも積極的に取り組んでいます。ウェブサービス「マイ武州ガス」を通じて、顧客がガス・電気の使用量や請求額を簡単に確認できる「エネルギーの見える化」を提供し、省エネ意識の向上と利便性の向上を図っています。同社は、公益事業者としての自覚と「世のため、人のため」という倫理を両立させ、地域経済の発展に貢献することを経営の使命としています。
関東天然瓦斯開発株式会社
総資産 453億円(2025/12)
関東天然瓦斯開発株式会社は、1931年創業の日本で最も歴史ある天然ガス事業会社です。同社は持株親会社であるK&Oエナジーグループの資源開発事業会社として、千葉県を中心とする南関東ガス田から水溶性天然ガスを開発・生産しています。同社が開発する天然ガスはメタン約99%を占めるクリーンエネルギーであり、一酸化炭素や硫黄分をほとんど含まない特性を持ちます。生産された天然ガスは、グループ会社である大多喜ガス株式会社を通じて、千葉県内の広範な地域(千葉市、茂原市、市原市、八千代市、習志野市、東金市、山武市、大網白市、九十九町、長南町、大多喜町、一宮町、睦沢町、長生村など)の一般家庭、学校、病院、工場、商業施設などに都市ガスとして供給されています。天然ガスの開発・生産から都市ガス販売までをグループ内で一貫して行うビジネスモデルは同社の大きな強みであり、国際情勢や為替の影響を受けにくい国産天然ガスを自社生産する一方、LNG、BOG(ボイルオフガス)、石油化学工場で副生するオフガスなど複数のガス源を確保することで、長期安定供給体制を構築しています。南関東ガス田はわが国最大の水溶性天然ガス田であり、同社鉱区の可採埋蔵量は約1,000億m³に達し、現在の年間生産量で約600年分に相当する豊富な資源を有しています。 その他事業として、天然ガス採取時に産出される塩分を多く含んだ地下水である「かん水」の販売も行っています。このかん水から抽出される「かん水フルボ酸」は、植物の生長促進作用を持つ天然の有機資源であり、同社の特許技術により製造され、現在、家庭用園芸肥料への添加物として採用されています。今後は健康食品や化粧品など多方面への展開も視野に入れています。 さらに、同社は建設業の千葉県知事許可(特定9業種、一般1業種)を取得し、土木工事、鋼構造物工事、ガス設備関連工事、さく井工事、その他の建設工事全般の請負及び設計施工を手掛けています。具体的には、可燃性天然ガスの開発・生産に関するコンサルタントの請負及び設計施工、井戸の調査・改修工事の請負及び設計施工も提供しています。1931年の創業以来培った豊富な知見や技術を活用し、地質・地下水の汚染調査・除去事業、水井戸・温泉井の掘削・調査・改修事業にも進出しています。 同社は、2050年カーボンニュートラルに向けて、環境性が高く長期安定供給が可能な国産天然ガスの重要性が高まる中、環境との調和・地域社会との共生を図り、持続可能な社会の実現に貢献しています。安全管理と安定供給を最優先事項とし、ガス井からパイプラインまで日々のパトロールと365日24時間体制の監視・制御を実施。パイプライン網は複数の系統で構成され、万一のトラブル発生時にもガス供給を中断せずに別系統から供給できる万全の制御システムを構築しています。
シナネンホールディングス株式会社
上場総資産 428億円(2026/03)
シナネンホールディングス株式会社は、1927年の創業以来、エネルギー事業を基盤としつつ、住まいと暮らし、そして非エネルギー分野へと事業領域を拡大してきた純粋持株会社です。同社グループは「エネルギーと住まいと暮らしのサービスで地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」という企業理念のもと、多角的な事業を展開しています。主要な事業は、BtoC事業(エネルギー卸・小売周辺事業)、BtoB事業(エネルギーソリューション事業)、および非エネルギー事業の三本柱で構成されています。 BtoC事業では、傘下のミライフ西日本、ミライフ、ミライフ東日本が、北海道から中部以西までの広範なエリアで、LPガス、灯油、電気といった多様なエネルギーの安定供給と保安点検を行っています。これに加え、リフォームや住宅設備販売などの「住まいの事業」、ハウスクリーニングや水のトラブル対応、レンタルサービスなどの「暮らしのサービス」を提供し、一般家庭を中心とした地域のお客様の快適な生活をトータルでサポートしています。同社の強みは、地域に密着したきめ細やかなサービスと、エネルギーから生活全般にわたる幅広い提案力にあります。 BtoB事業は、シナネン株式会社が中心となり、法人、自治体、官公庁、学校などを対象に、石油、LPガス、電力の販売に加え、エネルギーソリューションを提供しています。特に、太陽光発電所の開発やコーポレートPPA(電力購入契約)を通じた再生可能エネルギー事業に注力し、お客様の脱炭素化に貢献しています。省エネ・節電・防災の観点から、エネルギーの調達、運用、設備改善に関する最適なソリューションを提案し、お客様のエネルギー環境の最適化を支援しています。 非エネルギー事業では、お客様のビジネスや暮らしに幅広く貢献するため、多様なサービスを展開しています。シナネンアクシアとシナネンファシリティーズが手掛ける総合建物メンテナンス事業では、居住用建物、ビル、病院、商業施設などのメンテナンス、運営受託、共用部管理、空調・床暖房設備の設計・施工・保守を提供。シナネンサイクルは自転車の製造・販売と小売店「ダイシャリン」を展開し、シナネンモビリティPLUSはシェアサイクルサービス「ダイチャリ」を通じてラストワンマイルの移動手段を提供しています。また、株式会社ミノスはLPガス基幹業務システム「PowerNetG4」や電力CISなどのシステム事業を、株式会社シナネンゼオミックは銀系無機抗菌剤「ゼオミック」や消臭・吸着剤などの抗菌事業を展開し、幅広い産業に貢献しています。 同社は、2026年4月には主力事業会社4社(ミライフ西日本、ミライフ、ミライフ東日本、シナネン)の統合を予定しており、事業構造改革を推進しています。脱炭素社会の実現に向け、カーボンニュートラルLPガスや実質再生可能エネルギー100%電力の販売、低炭素ソリューションを含む新規事業の創出にも積極的に取り組むとともに、DX推進による業務効率化とデータ活用を通じて、持続的な成長と企業価値向上を目指しています。
大多喜ガス株式会社
総資産 422億円(2025/12)
大多喜ガス株式会社は、千葉県を主要な事業エリアとする総合エネルギー企業です。同社は、都市ガスの供給・販売を主軸とし、特に千葉県で産出される天然ガスを開発・生産から顧客への販売まで一貫して手掛ける「千産千消天然ガス」を推進しています。家庭用および事業用顧客約18万件に対し、国産天然ガスに加え、輸入LNG気化ガスやBOG、オフガスなどを組み合わせた多様なガス源で安定供給を実現しています。また、電力小売事業にも参入し、高圧・低圧電力の供給・販売、余剰太陽光発電の買取サービスも展開することで、顧客にガスと電気を組み合わせたエネルギーサービスを提供しています。
四国ガス株式会社
上場総資産 417億円(2026/03)
四国ガス株式会社は、1912年の創業以来、四国地域を基盤に都市ガスの製造、供給、販売を主要事業として展開しています。同社は、愛媛県、香川県、高知県、徳島県の各地域で、家庭用から業務用、産業用まで幅広い顧客に対し、安全で安定したエネルギー供給を担っています。家庭用顧客向けには、ベーシックプランをはじめ、エコウィルプラン、エネファームプラン、冬ガスずっ得割など多様なガス料金プランを提供し、引越し時の手続き、支払い方法の変更、定期保安点検、ガスメーターの取り替えといった各種サポートも充実させています。また、ガス機器の販売・施工、メンテナンス、キッチンやバスルームなどの水まわりリフォーム、ガス器具ロング保証サービス「ほしょうさん」、会員制駆けつけサービス「くらしサポタス」を通じて、快適な暮らしをトータルで支援しています。 業務用・産業用顧客に対しては、ガス導管が敷設されていない地域でもLNGサテライト方式によるガス供給を実現し、省エネルギーと環境負荷低減に貢献しています。同社は、高松、徳島、松山にLNG受入基地を、高知、今治、宇和島にLNGサテライト基地を保有し、最新鋭の設備で都市ガスを製造しています。 環境への取り組みにも注力しており、環境マネジメントシステムの運用、カーボンニュートラルLNGの購入・自家使用、サプライチェーン排出量の算定を通じて、低炭素・脱炭素社会の実現を目指しています。さらに、地域産業と観光業による水素サプライチェーン構築調査やメタネーション技術の推進にも積極的に関与しています。 エネルギー事業の深化に加え、電力小売サービス「ガポタでんき」や、1ドリンクサブスク型サービス「ノミヨル」、ポイントサービス「ガポタ」など、顧客のニーズに応じた新たなサービスを展開し、地域社会の持続可能な発展に貢献する「信頼され、選択される企業グループ」を目指しています。ガス生活館「PIPOT」では、ガス機器の体験や料理教室を通じて、ガスのある豊かな暮らしを提案しています。
日本海エル・エヌ・ジー株式会社
総資産 368億円(2026/03)
日本海エル・エヌ・ジー株式会社は、液化天然ガス(LNG)の購入、受入、貯蔵、気化、販売、および配送を主たる事業とするエネルギー供給企業です。新潟東港に位置するLNG基地を拠点に、インドネシア、マレーシア、カタール、オーストラリア、ロシア、アメリカなど世界各地からLNGを調達し、専用タンカーで受け入れています。同社は、マイナス162℃の極低温で液化された天然ガスを貯蔵タンクで保管し、オープンラック式ベーパライザー(ORV)などの設備を用いて気化させ、発電用燃料や都市ガスの原料として主要顧客に供給しています。特に、東北電力株式会社の東新潟火力発電所へは発電用燃料として、北陸瓦斯株式会社の東港工場へは都市ガス原料として、それぞれパイプラインやタンクローリーを通じて安定供給を行っています。また、LNG調達先の多様化に対応するため、産地や性状の異なるLNGを効率的に運用する「タンクシミュレーション」技術を導入し、安定供給体制を強化しています。 同社は、LNGの冷熱エネルギーを有効活用する事業も展開しており、日本エア・リキード合同会社へ液体窒素や液体酸素の製造に必要な冷熱を供給しています。さらに、ガス事業法に基づく「ガス受託製造」として、LNG基地利用依頼者のLNGを受け入れ、貯蔵、気化したガスを払い出すサービスも提供しています。新潟基地は、地震や津波などの自然災害に備え、耐震設計、防液堤、散水設備、粉末消火設備、高感度ガス検知器、緊急離桟装置などの防災設備を完備し、ISO14001に準拠した環境マネジメントシステムを通じて、省エネルギー活動や廃棄物リサイクルなど環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。創業以来、ガスの供給を一度も止めることなく、新潟県をはじめとする東北地方の電力・都市ガス供給の根幹を支え、地域社会の発展に貢献しています。
日本瓦斯株式会社
上場総資産 350億円(2026/03)
日本瓦斯株式会社は、1911年(明治44年)に南九州初の都市ガス会社として鹿児島市に創業以来、110年以上にわたり地域の暮らしと産業を支える総合エネルギー企業として事業を展開しています。同社の主要事業は、都市ガス事業、ガス機器等の販売・賃貸・設置、ガス供給等工事の設計・監理・施工、LNG(液化天然ガス)およびLPG(液化石油ガス)の販売、電気供給事業、太陽光機器販売および売電事業、住まいと暮らしに関する生活支援サービス事業、そして植物・農産物の生産・加工・販売です。 同社は1996年(平成8年)に環境特性に優れた天然ガスを導入し、LNG受入基地である鹿児島工場からパイプラインやタンクローリー車を通じて、鹿児島市を中心に約15万戸のご家庭や、南九州一円のガス事業者、工場、商業施設などの大口ユーザーへ都市ガスおよびLNGを安定的に供給しています。また、2016年(平成28年)からは電力小売事業にも参入し、「日本ガスでんき」としてご家庭や小規模事業所、大規模事業所、工場など幅広い顧客層に対し電気を販売しており、都市ガスと電気を組み合わせた「ガス・でんきセット割」を提供することで、顧客の光熱費管理の利便性向上とコスト削減に貢献しています。電力は九州電力送配電株式会社の送配電網を利用しており、安定した供給品質を維持しています。 エネルギー事業においては、ガスコンロ、給湯器、ガス暖房機器といった消費機器の販売・設置・修理・点検に加え、ガスで電気とお湯を同時につくる家庭用燃料電池「エネファーム」や、電力と給湯・冷暖房を同時に提供する業務用「コージェネレーションシステム」など、高効率・省エネルギー型の分散型エネルギー機器の導入を推進しています。さらに、太陽光発電やバイオガスといった再生可能エネルギーの導入・普及にも積極的に取り組み、省エネ・創エネ住宅の提案やエネルギー利用に関するコンサルティングを通じて、顧客の省エネルギー、省CO2、省コストの実現を支援するエネルギーソリューションを提供しています。 エネルギー供給に留まらず、同社は「快適空間創造事業」としてリフォームや住宅設備(衛生給排水設備、電気通信設備、インテリア、エクステリアなど)の設計・施工・監理を行い、顧客の快適な生活空間づくりをサポートしています。また、「総合生活提案事業」として、ハウスクリーニング、家事代行、トラブル駆けつけといった暮らしサポートサービスや、スポーツクラブ運営に代表される健康づくり事業など、多岐にわたる生活関連サービスを提供し、地域に密着した顧客のニーズに応えています。これらの事業は、長年の実績とノウハウに裏打ちされた「安心・安全」なサービス提供を強みとし、地域社会の持続可能な発展に貢献することを目指しています。
東部瓦斯株式会社
総資産 321億円(2025/12)
東部ガス株式会社は、秋田県秋田市、福島県郡山市・本宮市・いわき市、茨城県水戸市・笠間市・茨城町・土浦市・石岡市・小美玉市・かすみがうら市・阿見町・守谷市・常総市・つくばみらい市の3県13市2町にわたり、都市ガスの製造・供給および販売を核とする総合エネルギー事業者です。同社は、都市ガス小売りの全面自由化以降、電気の販売にも注力し、「東部ガスでんき」や環境価値を付加した「東部ガスさすてな電気」を提供しています。また、液化石油ガスの販売、ガス機器・家庭用および業務用電気機器の販売・賃貸、ガスの供給に関連する工事の請負も手掛けており、住宅リフォーム(風呂、キッチン、トイレ、外壁・屋根、水栓)やハウスクリーニングといった「ウチ住まるごとサービス」を通じて、顧客の快適な暮らしを多角的にサポートしています。一般ガス導管事業者として、託送供給や最終保障供給も行い、地域のエネルギーインフラを支えています。同社は、低炭素エネルギーである天然ガスの普及を推進し、2015年には秋田支社に内航船によるLNG二次受入基地を建設、2016年には東京ガスとのパイプラインを共同建設するなど、安定供給体制を強化してきました。さらに、カーボンニュートラル社会の実現に向け、クレジットを活用した炭素排出ゼロの天然ガス供給、e-メタンの実証実験、地域由来のJクレジット創出といった先進的な取り組みを展開しています。環境負荷低減のため、非開削工法の導入や掘削発生土のリサイクルも実施。地域社会への貢献活動として、防災訓練への参加、次世代教育「エコ・クッキング」の実施、地域イベントへの協賛・参加、福祉や環境保全への寄付活動を積極的に行い、「地域で一番信頼される企業」を目指しています。
金沢エナジー株式会社
総資産 320億円(2026/03)
金沢エナジー株式会社は、「エネルギーでつくる地域の未来」を経営理念に掲げ、「100年続く地域密着の総合エネルギー企業」を目指しています。2022年4月1日に金沢市からガス事業および水力発電事業を譲り受け、石川県金沢市および野々市市の一部地域において、都市ガスと電気の安定供給を担う総合エネルギー企業です。 都市ガス事業では、安全・安心・安定供給を最優先とし、大規模地震に備えた設備の耐震化や24時間365日の集中監視・緊急時対応体制を確立しています。お客さまの多様なニーズに応えるため、一般契約に加え、家庭用ガス温水暖房契約「いいGぷらん」や家庭用衣類乾燥機契約「ふんわりプラン」など、ガス機器の使用状況に合わせたお得な料金プランを提供しています。また、最新のガス機器を体験できるショールームを運営し、ガス衣類乾燥機「乾太くん」や家庭用燃料電池「エネファーム」など、快適な暮らしをサポートする製品の提案、ガス機器リース、定額あんしん修理サービスも展開しています。 電気事業においては、金沢市内の犀川上流に保有する5箇所の水力発電所で発電した電力を活用し、"地産地消"の『金沢でんき』として、ガス契約者向けにCO2フリーの電気を提供しています。これにより、貴重なノンカーボン電源として脱炭素社会の実現に貢献しています。 同社は、お客さまサービスの拡充にも力を入れており、会員ポータルサイト「マイエナ!」を通じて料金や使用量の確認を可能にし、ワンドリンク定額制サービス「NomTok」などのユニークなサービスも提供しています。さらに、SDGs推進と地域貢献活動を積極的に行っており、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み、犀川水系への稚魚放流、地域の清掃活動、子ども向けの科学イベント、石川・金沢の伝統工芸を支援する「EGK工芸アワード」の開催、地元スポーツチーム「ツエーゲン金沢」の支援などを通じて、地域社会の持続的な発展に貢献しています。DX戦略を策定し、最新のデジタル技術活用による事業運営の効率化とサービス向上にも取り組むことで、市民の豊かな暮らしを支え、地域の発展に貢献し続けています。
株式会社エネアーク
総資産 301億円(2026/03)
株式会社エネアークは、伊藤忠エネクス株式会社と大阪ガス株式会社の共同出資により設立された総合エネルギー企業です。同社の主要事業は、関東・中部・関西地区に展開する事業会社の経営統括であり、グループ全体として三大都市圏におけるLPガス、都市ガス、電気の供給を中核としています。同社は「安心でアイデアにあふれたエネルギーサービス」の提供を掲げ、お客さまにとって「一番身近で頼りになる総合エネルギー企業」となることを目指しています。 具体的なサービスとしては、ガス・電気等のエネルギー供給とその普及拡大に加え、エネルギーの供給設備および消費設備の工事、住宅設備工事を手掛けています。また、ガス機器、警報器、住宅設備機器といった幅広い商品の販売、設置、修理、点検、アフターサービスまでを一貫して提供し、顧客の快適な暮らしをトータルでサポートしています。これらの事業を通じて、エネルギー供給から設備関連、機器販売、そして保守まで、顧客のニーズに合わせた多角的なソリューションを提供できる点が同社の強みです。 同社は、液化石油ガス法の改正省令を遵守し、LPガスの取引適正化・料金透明化に向けた取り組みを推進するなど、顧客からの信頼獲得と持続可能な事業運営に注力しています。一般家庭から法人まで幅広い顧客層に対し、安全で価値あるエネルギーサービスを提供することで、活力ある豊かな未来への架け橋となることを使命としています。共同出資による強固な経営基盤と、広範な事業領域、そして顧客満足度を追求する姿勢が、同社の成長を支える重要な要素となっています。
株式会社クレックス
総資産 294億円(2026/03)
株式会社クレックスは、1955年に千葉県で設立されたLPガス専業事業者であり、関東甲信エリアの1都8県(千葉、栃木、茨城、埼玉、東京、神奈川、群馬、長野、山梨)を中心にLPガスの供給と保安サービスを展開しています。同社は、クリーンで災害に強いエネルギーとされるLPガスを、一般家庭や賃貸集合住宅の入居者、物件オーナー、ハウスメーカー、不動産管理会社といった多様な顧客層に提供しています。主要事業として、LPガスそのものの販売に加え、ガス給湯器、ガステーブル、ガスファンヒーターなど一流メーカー製のLPガス器具の販売も手掛けています。また、簡易ガス事業を含むガス供給施設の設計、施工、ならびに管理も行い、安定したエネルギーインフラの維持に貢献しています。 同社は、顧客の安心安全な暮らしを支えるため、液化石油ガス法に基づき4年に1度以上のガス定期保安調査を無料で実施しています。ガス利用開始(開栓)時や利用停止(閉栓)時には、専門スタッフが立ち会い、ガス設備の安全点検や器具の点火試験、給湯器の水抜きなどを行います。さらに、環境保全と顧客利便性向上のため、WEB請求明細サービス「まいクレックス」を導入しており、顧客はスマートフォンやパソコンから月々の料金明細やガス使用量を確認できるほか、ガス器具の紹介サービスも利用可能です。近年では、日立中央ガス販売株式会社や株式会社藤森プロパン商会を吸収合併し、事業規模を拡大しています。 創業70年を超える歴史の中で培われた安定した企業基盤と、25箇所の営業所(グループ全体では1都1道14県に46箇所)を擁する広範な供給ネットワークが同社の強みです。保安を第一に考えた体制と、LPガスの商慣行見直しに向けた料金表示の透明化への取り組みを通じて、顧客からの信頼獲得に努めています。また、会社概要には冷暖房、給排水、衛生設備の設計、施工、販売も事業内容として掲げており、多角的なサービス提供を目指す姿勢がうかがえます。
ENEOSグローブエナジー株式会社
総資産 287億円(2026/03)
ENEOSグローブエナジー株式会社は、国内最大のエネルギー企業であるENEOS株式会社と、三井物産株式会社、丸紅株式会社が出資するENEOSグローブ株式会社グループの一員として、日本国内におけるLPガスの小売部門を担う企業です。同社は、液化石油ガスや石油類、およびそれらに付帯する器具の販売を主要事業とし、さらに冷暖房・給排水工事、液化石油ガス配管工事、厨房設備設計工事といった多岐にわたる設備関連事業も展開しています。お客様の安全と安心を最優先に、LPガス保安サービスを徹底して提供するとともに、住宅リフォーム事業も手掛けることで、お客様の快適な暮らしをトータルでサポートするビジネスモデルを確立しています。1969年の創業以来50年以上にわたり、エネルギーの安定供給に貢献し、海外からの輸入・調達を担うENEOSグローブ株式会社と連携し、持続可能なワンストップサプライチェーンを構築しています。全国約100ヶ所の営業拠点を活かした地域密着型の保安サービスを提供し、約30万戸を超える一般家庭や集合住宅にLPガスを供給する実績を持ちます。LPガスが持つ環境性、可搬性、災害対応力の高さを強みとし、「災害対応に優れたエネルギーの最後の砦」として評価される分散型エネルギーの普及に努めています。また、環境負荷低減への取り組みとして、回収ガスメーターのケースを再利用する「エコライフメーター」の採用を進め、年間約180トンの温室効果ガス削減を目指すなど、持続可能な社会の実現にも貢献しています。強固な物流ネットワークと安定した事業基盤、豊富な実績とグループ力を背景に、お客様へ安心と信頼を届けることを使命としています。
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-0.6%前年
家庭用都市ガス販売量(年度)。date=年度末。コロナ禍FY2020-2021で増加後減少。
都市ガス事業者数(一般ガス導管事業者)
年次-1.6%前年
一般ガス導管事業者数(私営+公営)。最新190者(私営172・公営18)は日本ガス協会2025/1/1現在値。
出典: 日本ガス協会『ガス事業便覧』業界団体
LPガス家庭用需要家戸数
年次-0.2%前年
LPガス家庭用需要家戸数(年度、×1,000戸)。date=年度末。約2,450万戸前後で漸減。LPガス消費世帯数に相当する一次データ。
出典: 日本LPガス協会『日本のLPガス統計』業界団体
エア・ウォーター北海道株式会社は、1929年に札幌で創業した北海酸素を起源とし、北海道の産業、医療、暮らしを支えるエッセンシャルカンパニーとして多角的な事業を展開しています。同社は、産業ガス、医療ガス、エネルギー、農業・食品の4つの主要事業を柱に、地域社会の持続可能な発展に貢献しています。 産業事業では、酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、水素、ヘリウムなどの多様な産業ガスを顧客ニーズに応じた供給方法で提供し、溶接・切断機器販売、設備メンテナンス、水質・食品・ガス分析、エンジニアリング、極低温機器製造まで幅広く手掛けます。宇宙開発分野ではロケット燃料としての液化バイオメタン供給や宇宙日本食の開発、半導体分野では特殊ガスやケミカル品、供給システムを提供しています。 医療事業では、医療用酸素をはじめとする各種医療用ガスを医療機関へ安定供給するほか、医療機器販売、病院設備工事、在宅医療サポート、SPD・滅菌サービス、福祉・介護用品、歯科医療用品の提供を通じて、生命を守る現場を総合的に支援しています。 エネルギー事業では、LPガス、灯油、LNGの販売を中核に、電気の取次ぎ販売「エア・ウォーターでんき」、移動電源車、ハイブリッド給湯・暖房システム「vivido」、ミネラルウォーター宅配、住宅リフォームなど、地域に密着した生活ソリューションを提供しています。 農食事業では、北海道を中心に契約生産者と連携し、農産物の調達・輸送・販売、市場出荷に適さない野菜を加工する事業、そして農作業代行(アグリサポート事業)を展開し、フードロス削減と持続可能な農業に貢献しています。 同社は「地球環境」と「ウェルネス」を成長軸に掲げ、社会課題解決にも積極的に取り組んでいます。札幌市桑園のオープンイノベーション施設「エア・ウォーターの森」では、大学や企業、自治体と連携し、北海道の豊富な資源を活用した新事業創出を目指しています。脱炭素社会実現に向けては、家畜ふん尿由来の液化バイオメタン製造・活用、CO2回収・再利用、水素製造・供給、再生可能エネルギー(太陽光、小水力、バイオコークス、バイオディーゼル燃料)など、多岐にわたる地産地消型エネルギー供給モデルの構築を推進。また、道内市町村の社会課題解決を支援する寄付制度「ふるさと応援H(英知)プログラム」を創設し、地域活性化にも貢献しています。これらの事業を通じて、エア・ウォーター北海道は北海道の産業、医療、暮らしの基盤を支え、持続可能な未来を築くための挑戦を続けています。
札幌市東区代表企業
1,658億円
NEWS
この業界の企業に関する報道。各見出しは配信元記事からの引用です。
9月の長野県の電気料金、132円値下げ7646円 長野都市ガスは81円値下げ7102円
補助金クラウド運営のStayway、西部ガスと業務提携を開始 オープンイノベーションを加速し、地域企業の経営課題に対応する新たな顧客体験の創出へ
燃料商社の「シナネンHD」火葬炉の修繕・改修工事分野を強化、M&Aで石油・ガス依存を低減へ
<苫小牧>新しい苫小牧ガスの社長 成田雅則さん
中電、910円値下げ7778円 長野都市ガスも387円下げ
燃料商社シナネンHD中込社長「石油製品『目詰まり』には様々な要因」
岡山ガス、料金10・7%値上げ 物価高受け6月使用分から