エネルギー・環境
事業領域
産廃処理、リサイクル、環境コンサル
業界の特色
廃棄物処理・リサイクルはエネルギー・環境の中分類で、業界分類済の513,527社中6,775社 (1.3%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは23位)。47都道府県にほぼ均等分散し、地域偏在は小さく、上場18社・大企業380社の層を持ちます。単体総資産は中央値15億円、最大2,066億円と階層の深い分布です (直近3年450社)。直近1年の雇用は拡大基調 (拡大41% / 縮小31%) で推移しています。売上判明40社で上位5社シェアは59%です。業界平均年収は約810万円。直近12年で売上規模は約99%拡大しています。
集計は 単体決算 ・厚生年金被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
6,775社
18社 (0.3%)
380
東京都
703社 (10.4%)
企業数
6,775社
上場社数
18社
上場ROE中央値
10.9%
上場企業実績
上場平均年収中央値
629万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
上場8社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
日本の廃棄物処理・リサイクル業界は約12万社が乱立する超分散型市場であり、上位4社の売上高合計4,463億円は市場規模9.3兆円の4.8%に過ぎず、許認可規制と施設投資負担が参入障壁を形成している。産廃370百万t・一般廃棄物40百万tが年間排出されるが、一般廃棄物焼却の民間委託比率は5.2%にとどまり、全国49.5%が過疎指定を受ける自治体は施設更新財源の不足・建設費高騰・カーボンニュートラル対応に直面し、PPP(公民連携)市場は未開拓の巨大空白として各社が認識している。上場各社の戦略は、M&Aで規模拡大するコンソリデーター型(大栄環境)から、焼却灰の金銀滓回収やLIBリサイクルへポートフォリオ転換を進める技術転換型(エンビプロHD)、最終処分場用地確保を核とする施設先行型(ミダックHD)、さらに廃棄物処理を離れ蓄電池・再生医療へ軸転換を図る異業種転換型(ジェイHD)まで大きく分岐する。1970〜80年代創業者の後継者不在・コスト増の価格転嫁不足・脱炭素高度化投資への資金難が業界全体のM&A機会創出を後押しし、コンソリデーター型企業に有利な地合いが続いている。一方で鉄スクラップ・非鉄金属の市況変動が収益に直結するリサイクル系企業には商品相場リスクが常在し、大型解体工事の難工事リスクや施設型企業の資産除去債務・のれん償却負担が各社の利益率を左右している。ジェイHDのような債務超過・継続企業前提への疑義事例も存在し、業態転換の成否が上場維持の鍵となる局面も生まれている。
市場規模は産廃3.0兆円・リサイクル4.5兆円・一般廃1.9兆円・災害廃152億円の合計9.3兆円に達するが、上位4社合計シェアは4.8%と集約度が極めて低い。処理責任の二元構造(産廃は排出事業者、一般廃は自治体)により市場が分断されており、特に一般廃棄物焼却の民間委託比率は5.2%にとどまっている。全国49.5%の自治体が過疎に指定され、施設更新の財源不足・建設費高騰・人口減少による稼働率低下・カーボンニュートラル対応を同時に抱えており、PPP参入余地は広大である。リサイクル分野では焼却灰からの金属回収(金銀滓)が欧州では2000年代からレッドオーシャン化しているのに対し、日本の主灰市場は1,000億円超ながら法規制の壁もあり未開拓段階にある。電炉需要拡大を背景に鉄スクラップは中長期上昇が見込まれる一方、短期は上値が重く2026年度も現状水準維持が各社の想定である。M&A吸収の素地として価格転嫁不足・投資資金難・後継者不在が業界全体に常態化しており、再編の機動力を持つ大手への権力集中が緩やかに進行している。
大栄環境はD-Plan2028(2026〜2028年3月期)でM&A投資枠を100億円+αから550億円+αへ大幅増額し、スカラベサクレ(九州・沖縄の最終処分場・専用バース保有)の連結子会社化で地理的空白を埋めた後、CCU事業着手・PPP参入を次の価値創造軸として位置づける。ミダックHDは最終処分場を「コア事業」と明確化し、那須塩原市(230万㎥)・郡山市(161万㎥)・島根県美郷町(400万㎥)の3件を太平洋ベルト沿いに同時並行で許可申請するという用地先行型の規模拡大を選択している。エンビプロHDは廃棄物処理・スクラップ商社の既存ポートフォリオを「不採算・構造改革対象」に置き、焼却灰金銀滓回収・LIBリサイクル・ポリマーCEの3重要戦略事業への全体転換を宣言した点が他社と大きく異なる。TREホールディングスはテラレムグループと廃プラスチック再資源化・脱炭素で資本業務提携基本合意(2025年12月)を締結し、廃棄物処理から再資源化・再エネへの垂直統合を目指している。ジェイHDは廃棄物処理の本業を事実上離脱し、台湾Recharge Power社との資本業務提携(新株予約権3,175,000株割当)を通じた系統用蓄電所(5年150億円・15件)と順天堂大学共同研究のエクソソーム事業を成長の中核に据えるという異質な路線を取っている。フルハシEPOは廃棄物系各社とは異なり木質バイオマス特化という絞り込み戦略を維持し、愛知第八工場(2024年10月稼働)・名古屋CEセンター(2025年9月稼働)を相次いで立ち上げた。
金属市況の変動がリサイクル系各社の収益に直結しており、鉄スクラップ相場は2025年12月期第3四半期時点で前年同期比概ね20%低い水準が継続し、銅など非鉄金属も2025年4月初頭に暴落局面があった。イボキンは大型解体案件で想定超の原価発生(近隣産廃業者のコンクリートガラ受入制限による遠方振替・難工事での重機追加投入・マンパワー不足)が重なり、2025年12月期の通期営業利益を800→548百万円、売上高を10,500→9,950百万円に下方修正した。エンビプロHDは中計策定後3年連続で初年度に業績の下方修正を余儀なくされており、2025年に社長交代・プライム市場からスタンダード市場への区分変更が決定され、中計自体を取り下げるという経営の不安定化が表面化した。大栄環境では最終処分場の資産除去債務再見積もりの相殺影響終了、三重第8期処分場2期工事完了に伴う償却単価上昇、スカラベサクレ買収に伴うのれん・識別可能資産の償却増加が営業利益の減少要因として列挙されており、施設型企業固有の後払いコスト構造が顕在化している。LIBリサイクル分野ではLIB搭載製品の普及に伴い廃棄物処理過程での発熱・発火を原因とした火災事故が急増しており、回収スキーム未整備・処理施設不足が業界横断的な安全リスクとなっている。ジェイHDは2024・2025年12月期において連続で純損失・CF赤字・債務超過を計上し、継続企業の前提に重要な疑義が引き続き存在することを開示している。
大栄環境はD-Plan2028(3か年前半)と2031年3月期(6か年後半)の二段構成を開示しており、売上高は2025年実績801億円から2028年1,000億円(CAGR7.6%)・2031年1,400億円(CAGR11.9%)、EBITDAは278億円→380億円→520億円と連続成長シナリオを示す。2027年3月期単年では売上高939億円・営業利益243億円・EBITDAマージン39.5%を計画し、EBITDAマージン35%以上・営業利益率25%以上を中期KPIとして設定している。ミダックHDはChallenge 80thで2032年3月期に売上高400億円・経常利益120億円を目標とし、現在100億円超のトップラインから4倍成長を目指す次期成長投資フェーズへの移行を示唆している。エンビプロHDは中計取下げ後に中期ROE10%・長期ROE15%を単一の定量目標として再設定し、株主資本コスト10%(自社試算)の超過を経営判断の指針に据えた。同社の2026年6月期はLIBリサイクル事業のセグメント利益が前回予想比1,100%増(6億円)と急拡大し、売上高430億円(前期比12.4%減)の減収ながら営業利益は前期比136.5%増の23億円を見込む減収増益構造となっている。ジェイHDは2030年に営業利益率49%・ROE17%の高水準目標を掲げるが、エネルギー関連事業の売上が2026年3百万円→2030年2,725百万円へ約900倍という計画前提の実現可能性が焦点である。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
会社名・本社・上場区分・従業員数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 従業員数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | テスコ株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,721人 | — |
| 2 | クボタ環境エンジニアリング株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,517人 | — |
| 3 | 荏原環境プラント株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,498人 | 942億円 |
| 4 | アイテック株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 2,208人 | — |
| 5 | 株式会社タクマテクノス | 東京都 | 非上場 | 1,975人 | — |
| 6 | JFE環境サービス株式会社 | 神奈川県 | 非上場 | 1,947人 | — |
| 7 | カナデビア環境サービス株式会社 | 神奈川県 | 非上場 | 1,653人 | — |
| 8 | 株式会社日本管財環境サービス | 大阪府 | 非上場 | 1,598人 | — |
| 9 | 神鋼環境メンテナンス株式会社 | 兵庫県 | 非上場 | 1,427人 | — |
| 10 | 大栄環境株式会社 | 大阪府 | 上場 | 1,390人 | 378億円 |
| 11 | カワサキグリーンテック株式会社 | 兵庫県 | 非上場 | 1,024人 | — |
| 12 | J&T環境株式会社 | 神奈川県 | 上場 | 997人 | 373億円 |
| 13 | 重環オペレーション株式会社 | 長崎県 | 非上場 | 920人 | — |
| 14 | 株式会社ダイセキ | 愛知県 | 上場 | 838人 | 404億円 |
| 15 | 株式会社タケエイ | 東京都 | 上場 | 824人 | 280億円 |
| 16 | 日和サービス株式会社 | 茨城県 | 非上場 | 803人 | — |
| 17 | 株式会社宮崎 | 愛知県 | 非上場 | 747人 | — |
| 18 | ホーメックス株式会社 | 愛知県 | 非上場 | 708人 | — |
| 19 | 住友重機械エンバイロメント株式会社 | 東京都 | 非上場 | 680人 | — |
| 20 | 株式会社青南商事 | 青森県 | 非上場 | 639人 | — |
| 21 | 株式会社シンシア | 東京都 | 非上場 | 636人 | 128億円 |
| 22 | 株式会社要興業 | 東京都 | 上場 | 635人 | 125億円 |
| 23 | リバー株式会社 | 東京都 | 非上場 | 631人 | — |
| 24 | 株式会社マテック | 北海道 | 非上場 | 610人 | — |
| 25 | JFE環境テクノロジー株式会社 | 千葉県 | 非上場 | 577人 | — |
| 26 | 藤ビルメンテナンス株式会社 | 石川県 | 非上場 | 574人 | — |
| 27 | 喜楽鉱業株式会社 | 滋賀県 | 非上場 | 569人 | — |
| 28 | 株式会社公清企業 | 北海道 | 非上場 | 548人 | — |
| 29 | 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 | 神奈川県 | 非上場 | 547人 | — |
| 30 | オオノ開發株式会社 | 愛媛県 | 非上場 | 545人 | — |
従業員数は社会保険加入者数(単体)です。
Industry Metrics
廃棄物処理・リサイクルに関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
ごみ総排出量(一般廃棄物・全国)
年次-3.4%前年
一般廃棄物のごみ総排出量(全国、集団回収量含む)。令和3年度4,095/令和4年度4,034/令和5年度3,897万トン。環境省実態調査(全市区町村ベース)。減少傾向。平成26年度(FY2014)-令和2年度は環境省実態調査結果より追加
出典: 環境省 一般廃棄物処理事業実態調査官公庁
リサイクル率(一般廃棄物・全国)
年次-0.5%前年
一般廃棄物のリサイクル率(全国)。令和3年度19.9/令和4年度19.6/令和5年度19.5%。環境省実態調査(総資源化量/ごみ処理量ベース)。令和2年度(20.0%)は一時的に微増。平成26年度(FY2014)-令和2年度は環境省実態調査結果より追加
産業廃棄物 総排出量(全国)
年次-1.8%前年
産業廃棄物の総排出量(全国・47都道府県集計)。令和3年度3億7,592/令和4年度3億7,407/令和5年度3億6,725万トン。環境省調査(全国ベース)。平成26年度(FY2014)-令和2年度は各年度報道発表より追加
1人1日あたりごみ排出量
年次各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
10.9%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
12.4%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.42回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
629万円
有報の平均年間給与
平均従業員数(中央値)
163名
有報の従業員数
上場16社の実績中央値(平均年収は有報開示13社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
86.3%
売上原価 / 売上高
営業利益率
5.2%
営業利益 / 売上高
経常利益率
5.9%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.49回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
16.7百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
810万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
27.2%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
3,592万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『電気業』(大分類平均・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『廃棄物処理業』(中分類・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『電気業』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
廃棄物処理・リサイクルで上場している 11社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 従業員規模 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と従業員数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
15億円中央値
中央 50% が 5.5億円 〜 47億円 の規模 ・ 最大 2,066億円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の従業員数を比較できる企業の増減
業界は 拡大基調(平均 +5.0%)
雇用拡大 41%・縮小 31%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
廃棄物処理・リサイクルを含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『電気業』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 86.8% | 4.9% | 0.47回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 89.5% | 6.0% | 0.92回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 82.1% | 8.7% | 0.51回 |
| 1千万円未満 | 28.3% | 10.7% | 0.17回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
廃棄物処理・リサイクルを含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『電気業』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 59.3%
廃棄物処理・リサイクルで売上判明 40 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
廃棄物処理・リサイクルの企業の直近の動き
株式会社サニックス資源開発グループ
2026/07株式会社サニックス資源開発グループ、承継会社として事業集約
株式会社サニックス資源開発グループは2025年10月と12月に会社分割で事業を承継し、社会保険被保険者数も約500名規模へ拡大しています。
特定非営利活動法人子ども支援センター
2026/07特定非営利活動法人子ども支援センター、遺品整理サポートを開始
特定非営利活動法人子ども支援センターは 2026 年 7 月、「おもチャリティー」でNPO法人による遺品整理サポートを開始したことを発表しています。
株式会社パンテック
2026/07パンテック、PPWR対応サービス開始と黒字転換
パンテックは2025年10月にEUのPPWR対応の再生原料包装資材サービスを開始し、決算では黒字転換。
Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
荏原環境プラント株式会社
売上 942億円(2025/12)
荏原環境プラント株式会社は、荏原グループの環境カンパニーの中核を担う企業として、廃棄物処理プラント事業およびエネルギープラント事業を展開しています。同社の事業は、親会社である荏原製作所が1961年にストーカ式ごみ焼却炉の納入により廃棄物処理プラント事業に参入した歴史的背景を持ち、その後、無破砕ごみ焼却施設(TIF炉)や内部循環流動床ボイラといった先進的な技術を導入してきました。2009年には、荏原製作所の環境事業が再編成され、廃棄物処理プラント事業が荏原環境プラント株式会社に統合されました。これにより、同社はごみ処理施設やエネルギープラントの設計、建設、運営、メンテナンスを一貫して手掛ける専門企業としての地位を確立しました。 同社は、長年にわたる豊富な経験と技術力を強みとし、都市ごみ焼却施設、産業廃棄物処理施設、バイオマス発電施設など、多岐にわたるプラントを提供しています。特に、ごみ焼却による発電や熱回収を通じて、廃棄物の減量化と資源・エネルギーの有効活用を促進し、持続可能な社会の実現に貢献しています。2024年には、ごみ処理施設・エネルギープラントの受注実績が累計500件を達成するなど、その技術力と信頼性は高く評価されています。顧客は主に地方自治体や民間企業であり、環境負荷低減とエネルギー創出を両立させるソリューションを提供することで、社会インフラの維持・発展に貢献するビジネスモデルを構築しています。
DOWAエコシステム株式会社
売上 821億円(2026/03)
DOWAエコシステム株式会社は、DOWAグループの環境・リサイクル事業を担う中核企業として、「あらゆる資源が、あたりまえに循環する社会」の実現を目指しています。同社は、長年にわたる鉱山・製錬事業で培った技術とノウハウを基盤に、資源リサイクル、廃棄物処理、土壌浄化、環境物流、環境コンサルティングといった多岐にわたる環境サービスを国内外で展開しています。資源リサイクル事業では、使用済通信機器や自動車、家電・電子機器、リチウムイオン電池、太陽光パネル、食品などから、金、銀、白金族といった貴金属や有用金属、プラスチック、熱エネルギーなどを効率的に回収し、再資源化しています。特に、リチウムイオン電池や太陽光パネルのリサイクルにおいては、製錬技術や焼却技術を活かし、有用金属の回収と可燃性電解液の適正処理、さらにはリユースPVパネルを活用した発電事業の実証試験も開始し、撤去からリユース・リサイクルまでのワンストップサービスを確立しています。廃棄物処理事業では、国内外に多数の中間処理施設と最終処理施設を保有し、焼却・熱回収による無害化・減容化、溶融リサイクルによる高品質な溶融スラグ製造、調合・セメント原料化など、廃棄物の性質に応じた最適な処理と確実な管理を提供しています。土壌・地下水調査・現地浄化事業では、祖業である鉱山業のノウハウとインフラを活かし、調査から浄化まで一貫したサービスを提供し、土壌汚染対策、地下水対策、埋設廃棄物対策などを実施。環境コンサルティング事業では、廃棄物管理や土壌調査・対策へのアドバイス、M&Aや大型投融資における環境・技術デューデリジェンスを提供し、環境物流事業では、海上・鉄道・トラックを組み合わせた広域輸送や地域に根差したサービスで、環境負荷低減と安定輸送を実現しています。これらの事業を通じて、同社は産業活動における環境負荷低減と持続可能な社会の構築に貢献しており、近年では顧客向けScope3(カテゴリ5/廃棄物処理)におけるカーボンフットプリント算定システムの開発や、活性炭再生による資源循環事業の共同検討など、先進的な取り組みも推進しています。
株式会社ダイセキ
上場売上 404億円(2026/02)
株式会社ダイセキは、1958年の設立以来、「限られた資源を活かして使う」を理念に掲げ、産業廃棄物の処理・リサイクルを通じて持続可能な社会の発展に貢献する環境創造企業です。同社は、廃棄物を単なるゴミではなく価値ある資源と捉え、多様な技術を組み合わせて可能な限り再資源化するサーキュラーエコノミー型リサイクル事業を推進しています。全事業所で焼却炉を一切持たず、環境負荷の低い処理方法を徹底している点が大きな特徴です。 主要な事業として、まず「廃油処理・リサイクル」では、工場やディーラーから排出される廃油・廃溶剤を再生燃料にリサイクルし、石炭や重油などの化石燃料の代替として利用することで、サーマルリサイクルと化石燃料消費量の削減に貢献しています。次に「廃液処理・リサイクル」では、処理用の薬剤を使わず、廃液同士を掛け合わせる独自の複合処理技術により、高いリサイクル率と無駄な副産物の削減を実現しており、国内トップクラスのシェアを誇ります。さらに「汚泥処理・リサイクル」では、工場から排出される汚泥をセメント原料にリサイクルし、石灰石などの天然資源の代替として活用することで、廃棄物の資源化を促進しています。 これらの主要事業に加え、同社は「その他周辺事業」として、グループ会社と連携し、汚染土壌・建設関係廃棄物のリサイクル、廃食用油をバイオディーゼル燃料にリサイクルする事業、廃石膏ボードのリサイクル、廃鉛バッテリーから鉛インゴットを精錬する鉛リサイクル、大型原油タンク等の無人洗浄工事などを展開し、幅広い環境課題に対応しています。また、「石油化学製品」事業では、独自のノウハウでコンクリート用離型剤「パネロール」やプラスチック用離型剤「ダイセキプラコート」、防錆剤「ダイセキプルーフ」などの製造・販売を行い、工業用潤滑油や燃料油の供給も行っています。さらに、「環境関連分析・研究」では、最新のテクノロジーを駆使して産業廃棄物の成分分析、処理・リサイクル方法の決定、活性汚泥や排水の管理、リサイクル製品の品質管理、排出企業へのコンサルティング、リサイクル技術の研究開発、計量証明事業などを手掛け、高度な技術力で多様化・複合化するニーズに応えています。 同社の強みは、製造業や建設業など幅広い業界にわたる強固な顧客基盤、商談から収集運搬、中間処理、再資源化・製品化、コンサルティングまでを一貫して提供する「オールダイセキ」のバリューチェーン、最先端かつ多様なニーズに応える高い技術力、社内外のプレイヤーを巻き込むアライアンス戦略、そして全社員が共有する「環境創造企業」としての使命感にあります。特に、処理難度の高い廃棄物に対応できる技術力と、全国49拠点に及ぶネットワーク、年間197万トンに及ぶリサイクル処理入荷量は、大規模な排出事業者のニーズに応える基盤となっています。また、名古屋大学発ベンチャー企業SyncMOF株式会社の事業を承継し、金属有機構造体を利用したアンモニア回収事業に加え、CO2や水素を含む幅広いビジネスに取り組むことで、新たな社会課題解決にも挑戦しています。これらの事業活動を通じて、同社は環境汚染の防止、気候変動の抑制、資源循環によるサーキュラーエコノミーへの貢献、国内製造業の活性化、経済安全保障の確保といった社会的価値を創出しています。
大栄環境株式会社
上場売上 378億円(2026/03)
大栄環境株式会社は、1979年の創業以来、「未来は、信頼から生まれる」を経営理念とし、持続可能な循環型社会の実現を目指す環境創造企業です。同社のコア事業である廃棄物処理・資源循環では、一般廃棄物および産業廃棄物の収集運搬から中間処理・再資源化、最終処分までをワンストップで提供しています。約740台の収集運搬車両と約800基の海上コンテナを保有し、関西圏・中部圏・関東圏を中心に東北から沖縄まで広範囲からの廃棄物収集に対応。再資源化においては、年間1032.2千トン(2025年3月期実績)の廃棄物をリサイクルし、プラスチック資源循環促進法に基づきマテリアル・ケミカル・サーマルリサイクルを推進。再生プラスチックパレットやアルミペレットの製造、食品残さからの堆肥製造とバイオガス発電、建設廃棄物からの路盤材再生、自動車破砕残さや小型家電からの有用金属回収など、多岐にわたる資源循環に取り組んでいます。最終処分は、8地域で供用中の最終処分場を徹底した維持管理のもと運営し、埋立完了後の跡地は「和泉リサイクル環境公園」として地域に還元。2031年3月期以降は有機性廃棄物・資源化可能物の埋立ゼロを目指しています。土壌浄化事業では、土壌汚染対策法に基づき、調査・コンサルティングから熱分解、洗浄、乾式磁力選別、不溶化、化学脱着などの多様な浄化処理を提供し、浄化後の土壌は骨材等に再利用されます。施設建設・運営管理事業では、自治体クリーンセンター等の廃棄物処理施設の建設、運営、点検・保守修繕をトータルでサポートし、緊急時にはグループの焼却炉によるバックアップ体制も提供。コンサルティング事業では、廃棄物管理サービス、災害廃棄物処理情報管理システム、製品の不正転売・流出リスク管理、分析から処理までの一元管理、分別回収システム、ゼロエミッション活動支援など、顧客の課題解決を支援しています。エネルギー創造事業では、廃棄物バイオマス発電(焼却熱利用、バイオエタノール製造、高効率焼却発電)、バイオガス発電(有機性廃棄物からのメタン発電)、埋立完了跡地での太陽光発電、熱エネルギー輸送システム「トランスヒート®コンテナ」など、廃棄物と自然の力を活用したエネルギー創出に取り組んでいます。森林保全事業では、全国約8,170ヘクタールの社有林を核に、持続可能な森林経営、生物多様性の保全(自然共生サイト認定)、防災活動、山林売却コンサルティングを展開。その他事業として、人材派遣・人材紹介(クリエイトナビ、DINSみらい)、アグリビジネス(農事組合法人ねぎぼーず、槇の)、スポーツ地域振興(INAC神戸レオネッサの運営を通じた青少年育成、地域経済発展)、ゴルフ場経営(福知山カントリー倶楽部)も手掛けています。同社は、これらの事業を通じて、循環経済や脱炭素社会の実現、廃棄物処理コストの抑制といった社会的価値を創出し、社会からの信頼と持続的な成長を目指しています。
J&T環境株式会社
上場売上 373億円(2026/03)
J&T環境株式会社は、JFEグループとJERAグループが共同運営する総合環境ソリューション企業として、地球規模での循環型社会の実現を目指し、「ミラクルリサイクル。」を掲げて幅広い事業を展開しています。同社は、JFEグループが長年培ってきた先進的なリサイクルのノウハウと廃棄物からのエネルギー回収技術、そしてJERAグループの最高レベルの発電所運営ノウハウを融合させ、環境コンサルティングから廃棄物の収集運搬、中間処理、リサイクルまで一貫したトータルソリューションを提供しています。 主要な事業内容としては、産業廃棄物処理事業、一般廃棄物処理受託事業、環境計量証明事業といった総合資源化リサイクル事業に加え、産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬事業、一般貨物運送事業を含む総合物流事業を手掛けています。具体的なサービスは多岐にわたり、焼却・発電、食品リサイクル、総合プラスチックリサイクル、ペットボトルリサイクル、医療系廃棄物リサイクル、廃液・汚泥・飲料系廃棄物リサイクル、太陽光パネルリサイクル、機密媒体処理、固形・混合廃棄物リサイクル、木質系廃棄物リサイクル、汚泥・ばいじん等の混練不溶化・リサイクル、乾電池・バッテリーリサイクル、PCB廃棄物処理、家電リサイクルなどがあります。 同社の強みは、世界でも希少な廃棄物ガス化技術を用いたケミカルリサイクルプロセスの確立や、国内最大規模の焼却・溶融施設である東京臨海エコクリーンをはじめとする全国に広がる先進的なリサイクル施設ネットワークです。使用済みペットボトルを新たなペットボトルへ再生する水平リサイクルや、食品廃棄物をエネルギーと肥料として循環させる地産地消型リサイクル、使用済みプラスチックの高度選別から再商品化まで一貫して行う国内最大級のプラスチックリサイクル工場(Jサーキュラーシステム)など、革新的な技術とビジネスモデルを推進しています。 対象顧客は、大量の廃棄物処理を必要とする企業や自治体、医療機関など多岐にわたり、廃棄物の適切な分別と環境に配慮した処理、多様な種類の廃棄物リサイクル、信頼性の高い処理会社を求めるニーズに応えています。また、同社グループは、JFEアーバンリサイクル株式会社による家電リサイクル事業や、各地のバイオフードリサイクル会社による食品リサイクル・バイオガス発電事業、協栄J&T環境株式会社によるペットボトルリサイクルペレット製造など、グループ会社との連携を通じて提供するソリューションを強化しています。日本国内でのノウハウを活かし、マレーシアやベトナムといった東南アジア地域での海外展開も積極的に進め、地球規模での環境課題解決に貢献しています。
株式会社タケエイ
上場売上 280億円(2026/03)
株式会社タケエイは、1977年の設立以来、廃棄物処理・リサイクルのプロフェッショナルとして、環境ソリューション事業を拡張・充実させ、資源循環型社会および脱炭素社会への貢献を目指す総合環境企業です。同社の主要事業は、建設現場から発生する産業廃棄物を中心とした廃棄物の収集運搬、中間処理・リサイクル、そして最終処分までを一貫して行うシステムです。首都圏を主要な事業エリアとし、常時250台以上の収集運搬車両と国内最大規模の中間処理施設(リサイクルセンター)、最終処分場を複数保有することで、スピーディーかつ安全・適正な処理を実現しています。中間処理では、風力や光学選別などの多様な処理機能を備え、マテリアルリサイクルとサーマルリカバリー(サーマルリサイクル)を推進。廃石膏ボード、廃液、焼却灰、板・瓶ガラス、廃プラスチック、鉄・非鉄スクラップ、汚泥、燃えがら、ばいじん類、鉱さい、生木などの多岐にわたる廃棄物を可能な限り再資源化し、再生砕石や固形燃料として製品化しています。再資源化が困難な残さについても、自社最終処分場で厳格な安全管理のもと適正に埋立処分を行います。また、同社はグループとして再生可能エネルギー事業にも注力しており、森林間伐材などの未利用木材や剪定枝等を集めて発電し、自ら売電する木質バイオマス発電事業を展開。燃料材の安定調達と林業の再生・活性化のため、林業分野にも参入しています。さらに、環境コンサルティングや環境エンジニアリング事業を通じて、顧客の多様なニーズに応え、環境保全に貢献しています。ISO9001およびISO14001の認証を取得し、高い品質と環境マネジメント体制を確立していることも強みです。
東芝環境ソリューション株式会社
売上 163億円(2026/03)
東芝環境ソリューション株式会社は、「かけがえのない自然環境と、豊かな社会を次世代に引き継いでいくこと」を環境事業における普遍的課題と捉え、長年培ってきた確かな知見と先進の技術開発力をベースに、総合環境ソリューションを提供しています。同社の主要事業は、「リユース・リサイクル」「環境再生エンジニアリング」「環境マネジメント」の3つの柱で構成されています。 具体的には、一般・産業廃棄物の収集・運搬・処分・リサイクルを全国規模で展開し、排出事業者のゼロエミッション達成を支援しています。特に、家電製品やOA機器などの各種使用済み製品のリユース・リサイクルにおいては、家電リサイクル法に基づき、高度選別施設を導入した新洗濯機処理ラインの稼働や、太陽電池モジュールの診断サービス提供を通じて、再資源化率の向上と資源循環型社会の構築に貢献しています。2018年には家電リサイクル1,000万台を達成するなど、豊富な実績を有しています。 また、水・土壌・廃棄物等の汚染調査・分析から浄化工事、再生ソリューションまでを一貫して提供する環境再生エンジニアリングも強みです。土壌汚染対策法の指定調査機関として、またISO/IEC 17025試験所認定を受けた分析センターを複数拠点に持ち、高精度な環境分析と汚染対策を実現しています。建屋や焼却炉等の解体・撤去工事、PCB等の有害物質の調査・除去工事も手掛け、安全かつ確実な環境修復を支援しています。 さらに、企業の環境経営を支援する環境マネジメント事業として、環境・品質・労働安全衛生マネジメントシステムのコンサルティングや、環境教育・セミナーの実施を通じて、顧客企業の持続可能な経営をサポートしています。同社はISO9001、ISO14001、ISO45001の統合マネジメントシステムを運用し、品質・環境・安全健康の各側面で高い水準を維持しています。これらの事業を通じて、資源を過剰に消費せず、有用なものは繰り返し利用できる真の資源循環型社会の実現を目指しています。
株式会社ダイセキ環境ソリューション
上場売上 154億円(2025/02)
株式会社ダイセキ環境ソリューションは、「地球にいいことを考え続ける」を理念に掲げ、土壌汚染対策を主軸とした環境問題解決に貢献する「環境創造企業」です。同社は土壌汚染に関するコンサルティングから調査、分析、浄化工事、処理までを一貫して自社で行うワンストップソリューションカンパニーであり、対応の速さ、価格競争力、情報漏洩防止、全国対応のネットワーク、そして実績に基づく高い技術力を強みとしています。都市開発やインフラ工事に伴う土壌汚染問題に対し、建設会社や都市開発企業をはじめとするあらゆる企業のリスクを解決します。また、同社は多様な資源リサイクル事業にも注力しており、全国的なセメントリサイクルネットワークを活用した建設汚泥・埋設廃棄物処理を提供しています。使用済み食用油を回収し、バイオディーゼル燃料を製造販売する事業では、10年以上の実績を持ち、カーボンニュートラルに貢献するエコな燃料を提供しています。このBDF製造では、アルカリ触媒法非水系吸着方式や分離膜精製プラントといった独自の技術と自社分析ラボによる厳格な品質管理を徹底しています。さらに、PCB廃棄物の調査から運搬、処分までを一貫してサポートするPCB事業や、太陽光パネルのリユース・リサイクル・最終処分を総合的に支援する太陽光パネル処理事業も展開しています。グループ会社である株式会社グリーンアローズ中部および株式会社グリーンアローズ九州では、建設現場から排出される廃石膏ボードを回収し、高品質な石膏粉と紙に再資源化するリサイクル事業を展開しており、同社はこれらの事業を通じて循環型社会の構築に貢献しています。グリーンアローズ中部では、廃石膏ボードから再生した石膏粉を原料とするリサイクル土壌固化材の製造販売も行っています。加えて、一般社団法人日本災害対応システムズの一員として災害廃棄物処理支援も実施。2023年には株式会社杉本商事を子会社化し、廃プラスチック・古紙回収事業も拡大するなど、「廃棄物等に再び価値をつける新しい仕組み(環境リバリューストラクチャー)」の創造を目指し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
中間貯蔵・環境安全事業株式会社
売上 129億円(2026/03)
中間貯蔵・環境安全事業株式会社は、国の監督の下、環境保全と創造に貢献する特殊会社です。同社は主に二つの重要な事業を展開しています。一つは、福島県で発生した放射性物質に汚染された除去土壌等を安全かつ集中的に貯蔵・管理する「中間貯蔵事業」です。この事業では、国、福島県、福島県内の市町村等からの委託を受け、除去土壌等の輸送、中間貯蔵施設の整備と管理運営、県外最終処分に向けた研究・技術開発(技術実証フィールド、飛灰洗浄処理技術、減容等技術実証)、再生利用の進捗管理、そして施設周辺や輸送路の放射線モニタリングをリアルタイムで公開するなど、透明性の高い事業運営を徹底しています。これにより、福島県の復旧・復興を加速化させる重要な役割を担っています。 もう一つは、長期間保管され環境汚染が懸念されるポリ塩化ビフェニル廃棄物の「処理事業」です。同社は旧日本環境安全事業株式会社からこの事業を承継し、国の基本計画に基づき、全国5箇所(北九州、豊田、東京、大阪、北海道)に処理施設を設置して、保管事業者からの委託を受けてPCB廃棄物の無害化処理を行っています。この事業では、PCB廃棄物の確認・判別支援、登録手続きの案内、中小企業者向けの割引制度提供、収集運搬の準備支援、委託契約から搬出までのサポート、そして処理技術の開発と実績公開を通じて、全国のPCB廃棄物の早期かつ安全・確実な処理完遂を目指しています。同社の強みは、政府全額出資の特殊会社として、国の政策に基づき、高度な専門性と公共性をもって、国民の安全と環境保護に直結する困難な環境問題に長期的に取り組む点にあります。これらの事業を通じて、同社はSDGsにも貢献し、持続可能な社会の実現に寄与しています。
株式会社シンシア
売上 128億円(2025/12)
株式会社シンシアは、「自然との共生」を企業理念に掲げ、持続可能な社会の実現に貢献する総合環境サービス企業です。同社は主に「R・C=資源循環事業」「リサイクル事業」「環境整備/ビルメンテナンス事業」「コンサルティング事業」の4つの事業を展開しています。R・C=資源循環事業では、東京都品川区の「シンシア品川R・Cセンター」と神奈川県横浜市の「シンシア横浜R・Cセンター」を拠点に、多種多様な産業廃棄物の焼却・溶融処理および再資源化を行っています。両施設は環境負荷を最小限に抑えつつ、廃棄物から電力を生成するサーマルリサイクルや、焼却灰を溶融スラグとして土木資材に再利用するマテリアルリサイクルを推進し、高いリサイクル率を実現しています。特に品川R・Cセンターでは、廃棄物の受け入れから最終処分までをワンストップで完結させ、マニフェストの迅速な発行も可能です。 リサイクル事業では、シンシア品川リサイクルセンターを中心に、ICT機器の回収・リサイクルや有価買取に注力し、不用品から金属類や再利用可能な資源を最大限に回収・再資源化しています。機密性の高いカルテ、顧客情報、試作品、ブランド品、制服などの廃棄物については、専用ルートで直接焼却炉へ投入し、情報漏洩リスクを徹底的に排除。パソコンや通信機器の記憶媒体は確実に機能破壊し、破壊後の証明写真提出にも対応しています。また、感染性産業廃棄物の処理においても長年の実績を持ち、関東有数の大型処理施設として多くの医療機関と契約し、厳格なルールに基づいた安全かつ適正な処理を提供しています。 環境整備/ビルメンテナンス事業では、オフィスや工場の清掃、クリーンルーム清掃、営繕業務に加え、廃棄物管理業務全体のサポートやアドバイスを提供し、企業の職場環境整備を支援します。全国展開する事業拠点と、品川・横浜の自社施設を核とした信頼のネットワークにより、お客様の地域や廃棄物の種類に制限されることなく、一貫したサービス提供が可能です。コンサルティング事業では、清掃・営繕からリサイクル、廃棄物処理・処分まで、環境に関する業務全般のトータルソリューションをワンストップで提供し、顧客の環境課題解決を支援しています。同社は、2000年にフィリピンから不正輸出された産業廃棄物の回収・運搬・適正処理を政府から唯一委託されるなど、その高い技術力と誠実な対応で社会的な信頼と実績を築いています。各種ISO認証(ISO14001, ISO27001, ISO45001, ISO9001, R2v3)も取得し、品質、環境、情報セキュリティ、労働安全衛生の国際基準に準拠した事業運営を行っています。
株式会社要興業
上場売上 125億円(2026/03)
株式会社要興業は、1972年の創業以来、東京23区を中心とした首都圏および広範な地域において、廃棄物の適正処理とリサイクルを推進する総合廃棄物処理業者です。同社の主要事業は、一般廃棄物、産業廃棄物、特別管理産業廃棄物の収集運搬・処分事業、再生資源の販売を行うリサイクル事業、そして行政委託資源物の処理を担う行政受託事業の三本柱で構成されています。特に事業系廃棄物の処理に強みを持ち、病院、介護施設、居酒屋、ビル管理会社、ホテル、飲食店、スーパーマーケット、オフィスビル、金融会社など、多岐にわたる事業者顧客に対してサービスを提供しています。 同社は、東京都23区内に8つのリサイクルセンター(中間処理施設)を保有し、8,000カ所を超える定期回収現場の実績を誇ります。提供サービスは、事業系一般廃棄物(可燃、不燃、食品廃棄物)、産業廃棄物(ビン、缶、ペットボトル、廃プラスチック類、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、紙くず、木くず、動植物性残さ、金属くず、ガラス・コンクリート・陶磁器くず、がれき類、水銀使用製品産業廃棄物)、特別管理産業廃棄物(廃油、廃酸、感染性産業廃棄物)の収集運搬から処分までを一貫して行います。 また、機密書類やCD・DVD・USBメモリなどの記録媒体の破砕・焼却による厳重な情報漏洩対策、食品リサイクル、椅子1脚から対応可能な粗大ごみ回収、さらには「ワンデーストック」の提案やごみ集積場の改善コンサルティング、分別ルール徹底のためのガイドブック・ポスター作成、廃棄物処理講習・演習といったコンサルティングサービスも提供しています。 同社の強みは、東京都の「産廃エキスパート認定」や「優良産廃処理業者認定」を取得している高い法令遵守意識と、ISO14001(環境マネジメントシステム)およびISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証取得に裏打ちされた質の高いサービスです。さらに、紙マニフェストの課題を解決する独自の「電子マニフェスト登録サポートシステム」を開発し、顧客の廃棄物管理業務の効率化を支援しています。連結で475台の収集運搬車両を保有し、広範囲にわたる許可区域(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、栃木県、宇都宮市、茨城県、群馬県、長野市、新潟県、山梨県、長野県、川崎市、横浜市、千葉市)で、環境保全と循環型社会の形成に貢献しています。
株式会社イボキン
上場売上 96億円(2025/12)
株式会社イボキンは、1984年の設立以来、資源リサイクルを一貫して手掛ける東証スタンダード市場上場企業です。同社は「資源の一生に、夢と責任。」をスローガンに掲げ、解体事業、環境事業、金属事業、運輸事業の4つの主要事業を柱に、持続可能な循環型社会の実現に貢献しています。解体事業では、建築構造物、プラント、工場、設備などの解体・撤去を安全第一で実施し、発生する瓦礫や産業廃棄物を自社の中間処理工場で選別・加工することで、建築資材などの再生資源としてリサイクルしています。特に、風車解体、重量物撤去、プラント工事設備解体、鉄骨造・鉄筋コンクリート造解体、アスベスト除去といった専門性の高い工事にも対応可能です。環境事業では、製造業や建設業の顧客から排出されるフロン含有機器、廃プラスチック、混合廃棄物、小型家電、OA機器、廃船などの廃棄物や使用済み機械類を自社運輸部門が収集し、工場で選別・加工後、再生資源として販売。金属事業では、産業活動から発生する金属スクラップや使用済み自動車(ELV部門)を仕入れ、長年培った知識と切断技術を活かし、自社工場で選別・加工して付加価値を高め、電炉などの鉄鋼メーカーへ出荷することで100%リサイクルを達成しています。銅、ステンレス、アルミ、貴金属メッキなどの非鉄金属も幅広く取り扱います。運輸事業は、近畿・中国エリア全府県で産業廃棄物収集運搬業許可および一般貨物自動車運送許可を取得し、約55台の車両を保有して効率的かつ適正な運搬サービスを提供しています。これらの事業を組み合わせたワンストップサービスが同社の最大の強みであり、建物や機械、電子機器などを「都市鉱山」と捉え、そこから高品位な資源を抽出し、再資源化する「都市鉱山開発企業」として、研究開発にも積極的に取り組んでいます。コンプライアンスを徹底し、1999年には業界に先駆けてISO14001認証を全事業所で取得するなど、質の高い環境保全活動を推進。国内外の優良企業との包括業務提携も行い、リサイクル業界のリーディングカンパニーを目指しています。
日鉄リサイクル株式会社
売上 93億円(2025/03)
日鉄リサイクル株式会社は、日本製鉄株式会社を株主とする廃プラスチックの再資源化を主軸とする企業です。同社は、全国の家庭から回収される容器包装プラスチックの約3割にあたる年間約20万トンをほぼ100%再資源化する能力を持ち、持続可能な循環型社会の構築に貢献しています。主要な事業は、廃プラスチックを「ごみ」ではなく「資源」として捉え、コークス炉化学原料化法という独自のケミカルリサイクル技術を用いて、プラスチックを分子レベルで分解し、原油代替となる炭化水素油や水素を多く含むガス、コークスといったマルチユースな化学原料に再生することを可能にしています。 具体的には、食品容器や洗剤容器、コップ、玩具、洋服などの繊維製品、さらには複合素材といった多種多様なプラスチック製品をリサイクル対象としています。排出者や中間処理業者から収集された廃プラスチックは、まず異物除去、破砕、成型といった事前処理を経て「資源」へと生まれ変わります。その後、全国7か所(北海道室蘭、千葉県君津、愛知県名古屋、福岡県八幡、大分県大分)に配置されたコークス炉工場で熱分解され、炭化水素油からはプラスチック製品やカーボン製品が、ガスやコークスからは鉄鋼製品、自動車、家電などが製造されます。このプロセスは、CO₂排出量削減効果が高いという環境面での特徴も持ち、自治体や関係団体と連携し、廃プラスチック問題の解決、プラスチック資源の増加、地球温暖化防止に努め、資源の循環と地球環境保全の両立を目指しています。
フルハシEPO株式会社
上場売上 87億円(2026/03)
フルハシEPO株式会社は、設立75年以上の歴史を持つ信頼と実績を基盤に、バイオマテリアル事業、資源循環事業、環境物流事業を展開する総合リサイクル企業です。同社は、住宅新築・解体時に排出される木質副産物や使用済み木製パレットなどの木くずを、産業廃棄物として収集・運搬し、中間処理施設で破砕・分別することで、貴重な木質資源へと再生しています。再生された木質チップは、製紙・パルプ原料、ボードなどの建材原料、さらには石油代替燃料として多岐にわたる分野で有効活用されており、持続可能な社会の実現に貢献しています。特に、愛知県半田市に設立されたCEPO半田バイオマス発電所では、中部電力グループとの共同事業として、木質チップを燃料とするバイオマス発電を行い、カーボンニュートラルなクリーンエネルギーの供給を通じて環境保全に積極的に取り組んでいます。 同社の強みは、東海エリア(愛知・岐阜・三重・静岡)を中心に、関東、西日本を含む広範な地域に展開する13以上の拠点ネットワークにあります。これらの工場は主要なインターチェンジに近く、解体業者や製造業者といった顧客が現場から木くずを効率的に持ち込める利便性を提供しています。また、計量作業の簡素化などによりスピーディーな対応を実現し、顧客の待ち時間削減に努めています。産業廃棄物処分業許可をはじめとする各種許認可を多数取得し、環境マネジメントシステム「エコアクション21」を導入するなど、法令遵守と環境負荷低減への高い意識も特徴です。収集運搬からリサイクル、そしてエネルギー化までの一貫したシステムを確立することで、顧客に安心して木質資源のリサイクルを任せられる体制を構築しており、地球環境と子どもたちの未来のために持続可能な社会の実現を目指しています。
株式会社建設資源広域利用センター
売上 69億円(2026/03)
株式会社建設資源広域利用センターは、「建設発生土は貴重な資源である」という理念のもと、首都圏で大量に発生する建設発生土のリサイクルを推進し、循環型社会の実現に貢献しています。同社の事業は大きく「首都圏事業」と「広域事業」の二つの柱で構成されています。首都圏事業では、東京都、埼玉県、神奈川県で発生する建設発生土を対象に、公共工事から民間工事まで、発生事業者と受入事業者の間で建設発生土のあっせん・仲介、および受入れ管理を代行しています。同社は日本全国に複数の受入地を確保しており、発生事業者はニーズに合った受入地を選択でき、協議・調整、受入れ管理の代行により大幅な負担軽減が図れます。また、受入事業者にとっては、品質が保証された大量の土を計画的に受け入れることが可能となり、河川堤防整備、土地区画整理、宅地造成、工業団地造成、農地嵩上げ、学校敷地造成といった多岐にわたる事業に活用されています。現在、首都圏で発生する建設発生土の約15%(直近では16.4%)を取り扱い、その割合は過去10数年で倍増するなど、その実績と信頼を確立しています。広域事業では、国の計画に基づく「広域利用事業」と、同社独自の「リサイクル推進事業」を展開しています。広域利用事業では、首都圏の公共工事から発生した建設発生土を東京港や川崎港から海上輸送し、全国の港湾や空港の整備に有効活用しています。リサイクル推進事業では、広域利用事業の対象とならない建設発生土についても、同社が直接発生側と受入側を調整し、海上輸送による経済的かつ環境に優れたリサイクルを推進しています。海上輸送は陸上運搬に比べ、経済的にも環境的にも優位性があり、都市域の環境保全にも寄与しています。同社は、発生土の品質管理を徹底するため、受入事業者も安心して利用できるよう、必ず試料採取と検査を実施しており、自然環境への負荷軽減と建設コストの縮減に貢献し続けています。
株式会社リサイクルクリーン
売上 69億円(2024/04)
株式会社リサイクルクリーンは、静岡県全域および愛知県東部を主要営業エリアとし、一般廃棄物および産業廃棄物の収集運搬、中間処理、再資源化を核とする総合環境サービス企業です。同社は「資源を守る心」を経営理念に掲げ、廃棄物を単なるゴミではなく資源として捉え、埋立処分や単純焼却を極力減らし、リサイクル率の向上を通じて循環型社会の形成に貢献しています。具体的には、オフィスや工場、建築現場から排出される産業廃棄物の収集運搬・中間処理に加え、浜松市委託の事業系一般廃棄物の定期収集、医療系廃棄物や機密書類のリサイクルサービスを提供しています。特に、廃プラスチック類などを原料とする固形燃料RPFの製造に注力し、袋井RPF工場、大川工場、桜台工場で24時間体制の製造を行い、燃料製造業としての地位を確立しています。また、建物解体工事、建設汚泥の改質固化処理と盛土材としての販売、廃瓦を再利用した緑化基礎材「クリンガーデン」などの再生砕石販売も手掛けており、これらは「静岡県リサイクル認定製品」として認められています。さらに、個人のお客様向けには不用品・ゴミ回収、遺品整理、ハウスクリーニング、外構工事などの一般土木工事を提供。事業部門として、不動産売買・賃貸仲介を行う「天竜不動産」と、新車・中古車販売、修理、車検、カスタマイズを手掛ける「協同センター」も展開し、多角的なサービスで法人・個人の幅広いニーズに応えています。約120台の収集運搬車輌と県内8箇所の中間処分場を擁し、「安全・確実・迅速」なサービス提供を強みとしています。
豊田メタル株式会社
売上 68億円(2025/03)
豊田メタル株式会社は、1970年に設立された豊田通商・トヨタグループの一員として、使用済み自動車や家電製品、産業廃棄物などのリサイクル事業を主軸に展開しています。同社は、限りある資源の再資源化を通じて循環型社会の実現に貢献することを目指しており、特に自動車リサイクルにおいては国内トップクラスの処理能力と技術力を有しています。年間10万台以上の使用済み自動車を処理し、大型シュレッダー2機を駆使した前破砕、破砕、集塵、磁力選別、手選別といった多段階の工程を経て、鉄スクラップや非鉄金属スクラップを製品化しています。自動車破砕残さ(ASR)のリサイクルにも注力しており、100%近いASRリサイクル率を達成している点が強みです。ASRは破砕・粉砕、風力選別、サイズ・比重選別、センサー選別、水流選別といった高度なプロセスを経て、再生樹脂原料や銅、電炉原燃料となる溶融固化物・ダライ固化物へと再資源化されます。また、ハイブリッド車(HV)に搭載される銅やネオジム磁石のリサイクル工程も構築しており、モーターの取り出しから分別、加熱処理を経て銅製品や磁石製品として自動車産業へ還流させています。 自動車関連以外では、家電リサイクル法に基づきエアコンや洗濯機の再資源化を手掛けており、フロン回収や手解体、重機解体、破砕・選別を通じて鉄スクラップや非鉄スクラップ、樹脂類を回収しています。さらに、自動車リサイクル法対象内外のエアバッグ類についても、通電式処理や加熱式処理を用いて安全かつ適正に再資源化しています。同社は「モビリティリサイクル研究所」を擁し、トヨタ自動車からの委託を受け、使用済み自動車の解体技術やリサイクル技術の開発、易解体ツール・工法の開発、EV用大型電池やFCEVの適正処理技術の研究、樹脂リサイクル研究など、次世代モビリティの資源循環に向けた先進的な取り組みも推進しています。これらの事業を通じて、自動車解体業者、自動車メーカー、家電メーカー、自治体など多様な顧客のニーズに応え、持続可能な社会の構築に貢献しています。
TREホールディングス株式会社
上場売上 66億円(2026/03)
TREホールディングス株式会社は、2021年10月に日本の静脈産業をリードしてきた株式会社タケエイとリバーホールディングス株式会社(現リバー株式会社)が経営統合し、共同持株会社として誕生しました。同社は「地球の環境保全に貢献する」という企業理念のもと、「WX環境企業」として、高度循環型社会と脱炭素社会の実現を目指し、多角的な事業を展開しています。 主要事業は「廃棄物処理・再資源化事業」「資源リサイクル事業」「再生可能エネルギー事業」の3本柱に、「環境エンジニアリング事業」「環境コンサルティング事業」を加えた複合的なビジネスモデルを構築しています。廃棄物処理・再資源化事業では、建設現場や解体工事から排出される建設系廃棄物の収集運搬から中間処理、再資源化、最終処分までを一貫して提供し、首都圏を中心に国内最大規模の高度選別処理施設と長年のノウハウを強みとしています。資源リサイクル事業では、金属スクラップ、使用済自動車、廃家電などの徹底した再資源化を行い、金属リサイクル、自動車リサイクル、家電リサイクル、金属系廃棄物処理を全国有数の取扱量で展開。特に、関東に大型破砕機を多数保有し、回収から再資源化まで一気通貫で対応できる点が強みです。 再生可能エネルギー事業では、東北地方の未利用木材や首都圏の建設系木くずを燃料とする木質バイオマス発電所を6箇所運営し、発電した電力を地元小中学校等に供給する「電力の地産地消」を実現しています。また、林業にも参入し、燃料材の安定調達と日本の林業再生に貢献。発電の余熱を利用した農業も手掛けています。その他事業として、環境エンジニアリング事業では環境装置や特殊車輌の開発・製造・販売・メンテナンスを一貫して行い、環境コンサルティング事業では法人や行政向けに環境測定・調査・分析、環境アセスメントなどのサービスを提供しています。 同社は、廃棄物の可能性を最大化し、資源循環に革新をもたらす「WX」の取り組みを推進。千葉県市原市や福島県相馬市での「環境複合事業構想」、使用済自動車の「Car to Car」実現を目指す資源循環プロジェクト、太陽光パネルのリサイクル・リユース、さらにはCCU・CCUS技術の社会実装に向けた産学連携(千葉大学、山形大学、日本大学、東北大学との協定・共同研究)にも積極的に挑戦し、持続可能な社会の実現に貢献しています。これらの事業を通じて、動脈・静脈産業間の連携を強化し、サーキュラーエコノミーのリーディングカンパニーを目指しています。
光和精鉱株式会社
売上 63億円(2026/03)
光和精鉱株式会社は、製鉄用のペレット等の製造と産業廃棄物処理を兼ね備えた、資源循環型社会の構築に貢献するユニークな企業です。同社の主要事業は、産業廃棄物処分業、製鉄原料製造業、非鉄金属精錬業、そして計量証明事業の4つです。産業廃棄物処分業では、製錬技術・化学技術及びそれらの設備を活用し、特に塩素や重金属を含む難処理廃棄物の処理において国内トップクラスの実績を誇ります。同社独自の「塩化揮発法」は、製鉄ダストや各種廃棄物を原料として高炉用ペレット、セメント原料、非鉄原料を製造し、燃え殻100%リサイクルを実現する環境事業の核となる技術です。低濃度PCB無害化処理においては、2010年に国内で最初に認定を受け、小型から大型までの各種電気機器類や汚染物を含めたトータルサービスを提供し、全国からの処理要請に安全かつ確実に貢献しています。同社は、廃棄物中に微量含有される非鉄金属類(亜鉛澱物、金銀滓、沈殿銅など)を塩化揮発法で分離・回収し、製錬会社へ原料として納入することで有価金属の山元還元を推進しています。また、鉄鋼酸洗ラインや半導体エッチング工程から発生する塩化鉄廃液を塩化剤や高炉用ペレットに再生利用し、亜鉛含有廃液からは鉄と亜鉛を分離回収してリサイクルする取り組みも行っています。廃棄物エネルギーの有効利用として、廃油類をロータリーキルンや二次燃焼炉の燃料に活用し、流動焙焼炉では排熱ボイラーで蒸気を回収するサーマルリサイクルも実施。幅広い有害物(重金属、塩素系有機溶剤、農薬成分、ダイオキシン類、飛灰など)の処理許可を有し、年間約20万トン以上の大量処理実績を誇ります。計量証明事業では、高度な分析機器と技術力を活かし、契約・受入前の先行サンプル分析、入荷物チェック、環境維持のための排出ガス・排水測定、副産物出荷品の品質管理分析など、多岐にわたる分析・測定業務を受託しています。同社の顧客は国内を代表する製造業が多く、自治体からの難処理廃棄物の受託実績も多数あり、持続可能な社会の構築に貢献するサーキュラーエコノミーを推進するビジネスモデルを展開しています。
オリックス資源循環株式会社
売上 56億円(2026/03)
オリックス資源循環株式会社は、廃棄物の適正処理と資源循環を推進する環境サービス企業です。同社は主に「ガス化溶融事業」と「乾式メタン発酵事業」を展開し、持続可能な社会の実現に貢献しています。ガス化溶融事業では、国内最大級の日量450トンという処理能力を持つ寄居工場を拠点に、一般廃棄物および産業廃棄物を安全かつ確実に処理します。最大2000℃の高温で溶融する熱分解ガス化改質方式を採用し、埋立ゼロを実現。溶融固形物、金属、精製合成ガスなどを完全に再資源化するゼロエミッション施設として機能し、処理困難ごみやリコール品、機密性の高い廃棄物にも対応しています。自治体や民間企業の多様な廃棄物処理ニーズに応え、マニフェストE票の発行を通じて最終処分までワンストップで提供します。 乾式メタン発酵事業では、寄居バイオガスプラントにおいて、食品残渣、紙、草木といった幅広い有機物バイオマスを燃やさずに利活用しています。国内最先端の縦型乾式メタン発酵方式により、日量100トンの処理能力で、低含水率バイオマスや一部プラスチック混入廃棄物も効率的に処理可能です。メタン発酵によって生成されたバイオガスから再生可能エネルギーである電力を創出し、脱炭素化と資源循環を積極的に推進。食品リサイクル法に基づく登録再生利用事業者として、食品リサイクル率の向上に寄与しています。同社は埼玉県とのPFI契約実績を持ち、環境省から温暖化対策事業として認定されるとともに、自動車リサイクル法対応ASR処理認定施設でもあります。これらの事業を通じて、廃棄物から新たな価値を生み出し、地域社会および地球環境の保全に貢献するビジネスモデルを構築しています。
ひびき灘開発株式会社
売上 53億円(2025/03)
ひびき灘開発株式会社は、廃棄物処分事業を主軸に、環境保全と都市開発に貢献しています。同社は産業廃棄物処分場を所有・運営し、自社処分場である響灘西部廃棄物処分場(1号地、2号地、3号地)において、産業活動で生じる廃棄物等を埋立用材として新たな土地を創出する地域開発を推進しています。特に3号地では、約29.4haの広大な敷地で約800万トンの埋立容量を持つ「嵩上事業」を実施し、陸上盛土構造による環境監視体制の強化、浸出水処理、地震対策など、安全・安心な廃棄物処分場の運営に注力しています。また、電源開発株式会社が保有する響灘処分場(3号地)の共同埋立事業も2023年度より開始し、長期安定的な廃棄物処分容量の確保に努めています。 同社の廃棄物処分事業は、生産工場や建設・解体工事から発生する産業廃棄物排出事業者、さらには北九州市内の一般家庭からの廃棄物も対象としており、適正な廃棄物処理と環境負荷低減を追求しています。2025年4月からは事前申請と契約締結方法を変更し、電子契約も導入するなど、効率化と透明性の向上を図っています。 さらに、同社は処分場跡地を有効活用し、土地の造成、管理、分譲、賃貸事業も展開しています。北九州市の「グリーンエネルギーポートひびき事業」と連携し、響灘地区をアジアとの玄関口として、安価で大規模な港湾物流施設用地を提供することで、環境・エネルギー産業の集積と地域活性化に貢献しています。埋立完了後の処分場跡地では、再生可能エネルギーの利用促進のため「ひびきソーラーパワー」として太陽光発電事業も手掛けており、年間約220万kWhの発電量で電力の安定供給とCO2排出量削減に貢献しています。その他、北九州市エコタウンセンターや響灘ビオトープの管理運営受託を通じて、地域の環境教育や自然保護活動にも寄与しています。これらの多角的な事業展開により、同社は地域の環境と経済の持続可能な発展を支える重要な役割を担っています。
新井総合施設株式会社
売上 43億円(2025/09)
新井総合施設株式会社は、環境保全を事業活動の根幹に据え、産業廃棄物および特別管理産業廃棄物の最終処分、並びに汚染土壌処理施設の設置と維持管理を主要な事業として展開しています。同社は、廃棄物の適正処理を通じて社会の持続可能性に貢献しており、特に埋立施設(最終処分場)から発生する浸出水を高度な技術で浄化する浸出水処理施設を運用し、周辺環境への負荷を最小限に抑えることに注力しています。また、汚染土壌の確実な処理と管理を行うことで、環境汚染問題の解決にも積極的に取り組んでいます。 同社の事業運営における大きな強みは、その高い透明性と厳格な環境モニタリング体制です。放流水や地下水の水質分析結果、埋立エリアおよび処分場周囲の空間線量率、特定産業廃棄物・特定一般廃棄物の搬入量および放射性物質濃度といった詳細な情報を定期的に公開し、地域社会や関係機関への信頼構築に努めています。これにより、環境リスクに対する懸念を払拭し、安心・安全な事業活動を保証しています。 対象顧客は、多種多様な産業廃棄物を排出する企業や、汚染土壌の浄化・処理を必要とする事業者であり、法規制を遵守した確実な最終処分・処理サービスを提供しています。同社は「森に還すまで」という理念のもと、廃棄物を自然環境に還すという長期的な視点での施設運営と環境負荷低減への取り組みを継続しています。さらに、エコ絵画コンクールの開催といった社会貢献活動を通じて、次世代の環境意識向上にも寄与しており、地域社会との共生を目指す企業姿勢が特徴です。現在進行中の第Ⅲ期増設工事は、将来にわたる処理能力の強化と事業の持続可能性を追求する同社の積極的な投資姿勢を示しています。これらの取り組みにより、同社は廃棄物処理業界において、環境と共生する模範的な企業としての地位を確立しています。
株式会社福岡クリーンエナジー
売上 33億円(2026/03)
株式会社福岡クリーンエナジーは、福岡市との契約に基づき、廃棄物の処理を主要事業としています。同社は、PFI的手法を活用した民間主導の事業者として、福岡市東部工場において廃棄物中間処理事業および発電事業を展開しています。具体的には、福岡市から搬入される燃えるごみ(可燃ごみ)を安全かつ安定的に焼却処理し、その際に発生する焼却熱を最大限に活用して電気および熱を供給しています。東部工場には、900トン/24時間の処理能力を持つ焼却炉3基、最大59トン/時のボイラー、そして最大出力29,200kWの蒸気タービン発電機が設置されており、効率的な廃棄物発電を実現しています。発電された電力は工場内で利用されるほか、余剰電力は電力会社へ供給され、地域社会のエネルギー供給に貢献しています。 同社の事業は、廃棄物の処理および発電に関する施設の建設、維持管理、運営を一貫して手掛けるものであり、これらに関するコンサルティングサービスも提供しています。特に、自治体等への技術支援を通じて、廃棄物処理施設の維持管理・運営に関するノウハウや、環境保全対策(ダイオキシン類対策、排ガス処理、飛灰処理など)、焼却灰の有効利用、熱エネルギーの有効利用、リサイクル推進といった高度な技術力を提供し、循環型社会の形成に積極的に貢献しています。同社は、福岡市(51%)と九州電力株式会社(49%)の出資による官民連携事業体であり、民間企業の経営ノウハウと技術力を公共サービスに導入することで、国や地方自治体が直接実施するよりも効率的かつ効果的な公共サービスの提供を目指しています。これまでの実績として、焼却量350万トン、発電電力量200万MWhを達成しており、安全で災害ゼロの職場づくりにも日々取り組んでいます。
株式会社シヨーモン
売上 31億円(2025/03)
株式会社シヨーモンは、埼玉県を拠点に関東近郊および一部東北・甲信越地域で産業廃棄物および一般廃棄物の収集運搬、中間処理を手掛ける環境サービス企業です。1973年に運送業として設立された「松紋運輸有限会社」を前身とし、50年以上にわたり廃棄物処理の専門家として事業を展開しています。同社は、廃棄物の焼却・破砕処理を行う「ミッションランド」(埼玉県久喜市)と、破砕処理を主とする「さくら工場」(埼玉県さいたま市岩槻区)の2つの総合リサイクル工場を運営し、多種多様な廃棄物の適正処理と資源循環を推進しています。
株式会社かずさクリーンシステム
売上 30億円(2026/03)
株式会社かずさクリーンシステムは、千葉県木更津市に拠点を置き、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の4市から排出される一般廃棄物および条例で定められた産業廃棄物の処理を担う、地域の中核的な廃棄物処理事業者です。同社の主要な事業内容は、直接リサイクルが困難な廃棄物を全て受け入れ、先進的な「シャフト炉式ガス化溶融炉」を用いて処理することにあります。この技術により、廃棄物は高温で溶融され、スラグやメタルといった有用な資源としてマテリアルリサイクルされるだけでなく、発生する熱エネルギーを利用して発電を行うサーマルリサイクルも実現しています。これにより、最終処分場への埋立量を大幅に削減し、資源の有効活用と環境負荷の低減に大きく貢献しています。 同社の強みは、その高度な処理技術と徹底した環境配慮にあります。排ガス中の有害物質については、法令で定められた基準値を大きく下回る自己規制値を設定し、厳格な管理のもとで運転を行っています。また、排水は外部への放流を一切行わず、施設内で全て利用するクローズドシステムを採用しており、水質汚染のリスクを極限まで低減しています。溶融処理によって生成されるスラグはJIS認証を取得しており、その品質と安全性が公的に認められています。対象顧客は主に、廃棄物処理を委託する上記4市および、各市の許可を受けた事業系一般廃棄物排出事業者です。同社は、廃棄物処理料金と廃棄物発電による売電収入を主な収益源とするビジネスモデルを確立しており、安定した経営基盤を築いています。さらに、地域貢献の一環として、地元小学校を対象とした施設見学を積極的に受け入れ、環境教育にも力を入れています。このように、かずさクリーンシステムは、最先端の技術と厳格な環境管理体制を通じて、持続可能な社会の実現に貢献する重要な役割を担っています。
株式会社ミダックホールディングス
上場売上 29億円(2026/03)
株式会社ミダックホールディングスは、「水と大地と空気を次の世代に美しく渡す」というビジョンを掲げ、持続可能な循環型社会の実現を目指す環境創造集団です。同社はグループ経営戦略の策定・経営管理を担う持株会社として、傘下の事業会社を通じて多岐にわたる廃棄物処理事業を展開しています。主要な事業会社である株式会社ミダックは、産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分を一貫して手掛けており、固形物から廃液まで多様な廃棄物に対応できる各種車両と、水処理、焼却、破砕、選別・混練といった高度な中間処理施設、さらには管理型・安定型最終処分場を保有しています。特に、ミダック本社事業所では60年の実績とノウハウを活かした水処理を、富士宮事業所ではサーマルリサイクルも可能な総合焼却処理を、豊橋事業所では燃え殻・汚泥・ばいじんの無害化処理を行っています。また、株式会社ミダックライナーは浜松市を中心に一般廃棄物の収集運搬を、株式会社三晃は汚泥のコンクリート固化や岐阜県下最大級の水処理施設を運営し、株式会社ミダックこなんは効率的な破砕処理を提供しています。さらに、大平興産株式会社を子会社化することで、千葉県における管理型最終処分場の運営も行い、最終処分場の優位性を拡大しています。同社グループの強みは、収集運搬から中間処理、最終処分までを一貫して提供できる体制と、広域にわたる許可エリア、そして多様な廃棄物に対応する技術力にあります。排出事業者や行政機関、店舗、オフィスといった幅広い顧客層に対し、「安心・安全」をキーワードに最適な廃棄物処理ソリューションを提供。また、最終処分場の長寿命化を実現する「支援型M&A」をビジネスモデルとして確立し、業界の課題解決にも貢献しています。環境負荷低減にも積極的に取り組み、CO2ゼロ電力の導入や、CO2分離・回収・貯留・利用技術に関する研究開発(処分場CCS、バイオテクノロジー活用、藻類培養CCU)を進めることで、地球環境保全の最前線を担っています。
新都ホールディングス株式会社
上場売上 26億円(2026/01)
新都ホールディングス株式会社は、1984年の設立以来、貿易事業、リサイクル事業、インバウンド関連事業など多岐にわたるビジネスを展開し、2003年にはJASDAQに上場しました。同社は「地球環境と未来をつなぐ資源の有効利用」をフィロソフィーに掲げ、持続可能な社会の実現に貢献するビジネスモデルを追求しています。 主要事業として、まず「金属リサイクル事業」を展開しています。廃棄銅、廃棄鉄などの金属スクラップ、非鉄金属スクラップ、さらには廃プラスチック、ペットボトル、粉砕品、プレス品といった幅広い廃棄物を高値で買い取り、再資源化しています。全国に広がる代理店網を通じて、排出事業者の廃棄物処理コスト削減やゼロエミッション達成を支援し、企画からリサイクルまで一貫したソリューションを提供しています。 次に「プラスチックリサイクル事業」では、プラスチック再生生産事業とプラスチック樹脂販売事業を手掛けています。国内の再生工場(千葉、茨城、富山、関西)において、静電分離機や光選別機といった先進技術を駆使して廃プラスチックを再生し、高品質な再生樹脂を生産しています。これらの再生樹脂は、中国寧波をはじめとする世界中の電気機器メーカーや自動車部品メーカーなど、大手製造メーカーに販売されており、資源の循環利用を促進しています。 「不動産関連サービス事業」も手掛けており、多角的な事業ポートフォリオの一部を構成しています。 「その他事業」として、多角的な展開を見せています。特に「AI事業」では、日本国内におけるAIインフラの構築と普及を目指し、GPUサーバーの販売・レンタル、AIデータセンターの運営を三位一体で展開しています。コンテナ型データセンターの製造拠点を稼働させ、大学や研究機関との連携によるAI応用技術の研究開発にも注力し、次世代社会を支えるインフラとサービスの創出に挑戦しています。また、ICチップ販売も開始し、関連事業を拡大しています。 「酒類等の販売、輸出入事業」では、日本酒とウイスキーのブランドを展開しています。日本酒では、山形の米沢で生まれた「十九代純米吟醸」シリーズを提供。黒部川扇状地湧水群の軟水と山田錦、雄町などの酒造好適米を使用し、純米大吟醸や梅酒などを製造・販売しています。ウイスキーでは、子会社である株式会社大都商会が「天岩 THE TENGAN」「延岡 THE NOBEOKA」といった中高端日本ウイスキーブランドを展開。山梨県で富士山伏流水と厳選された谷物、大麦麦芽を使用し、伝統的な壺式蒸留と熟練の調配技術で高品質なウイスキーを製造しています。 さらに、「産業廃棄物処理事業」も行っており、金属リサイクル事業と同様に、幅広い廃棄物の高価買取と処理コスト削減、ゼロエミッション支援を提供しています。また、「衣料等海外ブランドの国内でのライセンス供与事業」も展開しており、子会社の上海鋭有商貿有限公司を通じて、中国上海でユニフォームの高級オーダーメードから一般用までの設計・販売、および日本酒販売を行っています。日本デザインと製作の高品質を強みとし、団体・個人顧客にサービスを提供しています。 同社は、環境負荷の軽減と経済成長の両立を目指し、既存事業の深化と新たな分野への挑戦を続けることで、社会貢献と企業価値向上を図っています。
株式会社消火器リサイクル推進センター
売上 15億円(2026/03)
株式会社消火器リサイクル推進センターは、一般社団法人日本消火器工業会が環境省の広域認定制度を取得し、その運用に必要な業務を担うために2009年7月17日に設立されました。同社の主要な事業は、廃消火器の不法投棄をなくし、法律を順守した円滑で効率的な回収・リサイクルを推進することです。具体的には、廃消火器の処理費用を徴収する手段として「消火器リサイクルシール(前払式証票)」の発行、販売、支払に係る業務を行っています。このリサイクルシールは、2010年以降に製造された消火器には「新品用」として貼付され、それ以前の消火器には廃棄時に「既販品用」として購入・貼付されます。シールには固有のバーコード番号が付与され、ITシステムを通じてシールの発行から処理完了までの管理、および処理施設へのリサイクル費用支払いを一元的に行っています。 同社は、全国に約200カ所の指定引取場所と約5,000カ所の特定窓口を設置し、不要になった消火器の効率的な回収体制を構築しています。これらの回収窓口は主に消火器の販売事業者や防災・防犯事業者が担い、製品供給の「動脈」と回収リサイクルの「静脈」が一体となった独自のビジネスモデルを形成しています。回収された消火器は全国18カ所の施設で処理され、リサイクル率は9割を超え、特に粉末消火剤の約7割が再生消火剤として再利用されるなど、限りある資源の有効活用に大きく貢献しています。また、PFOS含有消火薬剤やハロン消火器の適正処理を通じて、土壌・水質汚染防止やオゾン層破壊・地球温暖化防止にも取り組んでいます。 さらに、同社は排出者やシステム関係者からの問い合わせに対応するコールセンターの運営、広域認定に登録された委託事業者情報の行政への申請・届出・供託業務、PRツールの制作・配布、新聞広告掲載、環境展示会への出展といった広報活動も積極的に行っています。委託事業者(特定窓口、指定引取場所、収集運搬業者)に対しては義務講習会や定期監査、訪問調査を実施し、法令順守と業務の適正化を徹底しています。これらの取り組みにより、老朽化消火器による破裂事故の防止、不法投棄の撲滅、資源循環型社会の形成、そして火災に強いまちづくりへの貢献を目指しています。回収率は88%に達し、今後もさらなる向上を目指すとともに、アジア地域におけるリサイクルシステムの模範となることを視野に入れています。
株式会社エンビプロ・ホールディングス
上場売上 15億円(2025/06)
株式会社エンビプロ・ホールディングスは、「サーキュラーエコノミーをリードし持続可能社会の実現へ」を戦略コンセプトに掲げる純粋持株会社です。同社グループは、従来の大量生産・大量消費・大量廃棄型経済から、資源やエネルギーを再生・循環させるサーキュラーエコノミーへの移行を目指し、多岐にわたる事業を展開しています。主要事業は「モノづくりを支えるCE」と「地域を支えるCE」の2つのアプローチで構成されます。「モノづくりを支えるCE」では、リチウムイオン電池リサイクル、焼却灰からの金銀滓回収、金属・廃棄物リサイクル、ポリマー製品製造、ポリマーサーキュラーラボを展開しています。具体的には、リチウムイオン電池やニッケル水素電池からニッケル・コバルトなどの希少金属を回収・再資源化し、海外からの廃電池調達も行い国内での再資源化を推進しています。また、自治体の清掃工場から発生する焼却灰に含まれる金銀滓(金、銀、銅、プラチナ、パラジウムの濃縮滓)を回収し、焼却灰の資源化率向上と最終処分場の延命に貢献するとともに、落じん灰等を有価で買い取ることで自治体の収益改善にも寄与しています。金属・廃棄物リサイクルは、自動車、複合機、自動販売機、小型家電などから発生する資源を回収し、破砕・選別して素材ごとに分け、鉄鋼メーカーや精錬メーカー等の需要家に納入する主力事業であり、高度な選別技術と再生可能エネルギーを活用した低炭素なリサイクルプロセスが強みです。ポリマー製品製造では、合成ゴムやプラスチックといったポリマー素材を切り口に、多様なゴム製品、プラスチック製品およびその中間原料を製造し、廃ゴム・廃タイヤの一貫した再生バリューチェーンを構築し、高品質な再生プラスチック製品を生み出しています。さらに、タイヤをタイヤに再生する水平リサイクルにも挑戦しています。ポリマーサーキュラーラボでは、サーキュラーエコノミーへの対応が求められる企業向けに、ゴム・プラスチック素材の再生商品開発を支援し、静脈サプライチェーンの構築をサポートしています。「地域を支えるCE」では、片づけ・解体工事、低炭素燃料の製造、資源の国際流通(グローバルトレーディング)、物流代行サービス、サステナビリティコンサルティング、地域資源の循環、障がい福祉サービスを提供しています。片づけ・解体工事は、オフィス、事務所等の片付けや、建物・設備等の解体から処分までをワンストップで提供し、リサイクル機能とリユース機能を持ち、低炭素な解体プロセスも特徴です。低炭素燃料の製造では、マテリアルリサイクルが困難な産業系廃棄物から高品位固形燃料RPFを製造し、化石燃料代替として活用を促進しています。資源の国際流通では、リサイクル原料の国内外トレーディングを中心に、鉄スクラップ、非鉄原料、中古自動車・重機、プラスチック、バイオマス燃料など多様な資源の輸出入を行っています。物流代行サービスは、通関・輸出諸手続きからコンテナ手配、搬入ヤード管理までを一括代行し、国境を越えたワンストップ物流サービスを提供しています。サステナビリティコンサルティングでは、企業経営におけるカーボンニュートラル戦略やサーキュラーエコノミーモデル構築をサポートするコンサルティングサービスと、再エネ導入やリサイクル・再生原料製造などのソリューション提案を合わせて行っています。障がい福祉サービスでは、障がいのある方の自立と社会参加をサポートするため、就労移行支援事業と就労継続支援B型事業を展開し、グループや地域の企業、農家と連携し、多様な仕事の機会を提供しています。同社グループは、高度な物理選別技術やノウハウを強みとし、素材メーカー等の要求に見合った品質の再生素材を生産。2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、グループ全体の使用電力の約87%を再生可能エネルギーで賄うなど、環境負荷低減にも積極的に取り組んでおり、これらの事業を通じて社会課題の解決と企業価値向上を両立させ、持続可能な社会の実現に貢献しています。
成友エコプラスワン株式会社
売上 13億円(2025/03)
成友エコプラスワン株式会社は、地球環境保全と資源循環型社会の構築を目指す環境創造産業として、産業廃棄物の中間処理、収集運搬、解体工事、その他関連事業を多角的に展開しています。同社は「産業廃棄物処理=環境創造産業・再生資源製造業」という認識を広め、廃棄物のリサイクルを通じて地球と未来の子供たちを守ることを使命としています。主要事業である産業廃棄物中間処理業では、多摩地区最大級の処理能力を誇る日の出リサイクルプラントを運営し、最新設備(二軸・一軸破砕機、圧縮・梱包機、廃プラ溶融機、フォークスクリーン、磁力・風力選別機、デ・ストナー、石膏ボード分離器、ミスト噴霧器など)と熟練したマンパワーを融合させた環境型処理システムにより、97.6%という高い再資源化率を実現しています。また、可燃系廃棄物に特化した日の出リサイクルプラント第2も稼働させ、安定した再資源化を推進しています。産業廃棄物収集運搬業においては、関東一円で広範囲な許可を有し、多様な車両とコンテナ、エコパレット、BOXなどを活用した多彩な収集運搬メニューを提供。GPSやドライブレコーダーによる運行管理を徹底し、安全・エコな運行とコンプライアンスを確保しています。さらに、排出事業者への分別指導やゼロエミッション支援も行い、廃棄物の減量化・再資源化をサポートしています。解体工事業では、「建設リサイクル法」を遵守し、着工から引渡しまで運搬・処分を一括管理することで、安全かつ環境に配慮した解体工事を提供し、90%以上の再資源化率を目標としています。その他事業として、日の出町などで一般廃棄物の収集運搬・中間処理、フロン回収、計量証明事業、そしてリサイクル製品の製造販売も手掛けており、石膏ボード端材から製造する中性のグランドマーカー「エコワスライン」や、発泡スチロールを溶融したプラスチックインゴットなどを提供しています。主要顧客はゼネコン、ハウスメーカー、解体業者、製造業者など多岐にわたり、約500社との取引実績があります。同社は優良産廃処理業者認定や「産廃エキスパート」認定、健康経営優良法人「ブライト500」「ネクストブライト1000」認定、エコドライブ活動コンクール環境大臣賞受賞など、数々の実績と高い環境意識を持つ企業として評価されています。CO2フリー電力の導入、モーダルシフトの推進、カーボンオフセット、SDGsへの取り組みなど、持続可能な社会の実現に向けた積極的な活動を展開し、オープンでクリーンな企業運営を徹底しています。
株式会社サーキュラーペット
売上 12億円(2025/12)
株式会社サーキュラーペットは、ヴェオリア・ジャパン合同会社、三井物産株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングスの三社合弁会社として2020年4月に設立されました。同社は、使用済みPETボトルを原料として、新たな飲料用PETボトルに再資源化する「ボトルtoボトル」の水平リサイクル事業を主軸に据えています。岡山県津山市に建設された工場は2024年に稼働を開始し、年間2.5万トンのリサイクルPET樹脂を生産する能力を有します。この工場は、キャップやラベルが付いたまま、あるいは飲み残しのある低グレードの廃PETボトルも処理し、飲料向け素材として再生できる高い技術力を強みとしています。 同社の事業は、回収された使用済みPETボトルを選別、破砕、洗浄、溶融、固相重合処理を経て、PETボトル製造に利用可能なリサイクルPET樹脂を製造および販売するものです。これにより、環境負荷低減と脱炭素化を推進し、循環型経済社会の実現に貢献しています。NTTデータグループや穴吹エンタープライズ株式会社、島根県安来市、サントリー食品インターナショナル株式会社など、多様な企業や自治体と使用済みPETボトルの供給・リサイクルに関する協定を締結し、広範なパートナーシップを通じて水平リサイクルの普及を図っています。リサイクルPET樹脂1トンあたり約1.1トンのCO2削減効果が見込まれるなど、環境面での具体的な実績も有します。
株式会社プラニック
売上 3.8億円(2023/12)
株式会社プラニックは、2018年12月設立の高度プラスチックリサイクル会社で、静岡県御前崎市港6178-1に本社・御前崎工場を構える。豊田通商株式会社と小島産業株式会社を株主とし、敷地面積23,107㎡の国内最大級のリサイクル工場を2022年に本格稼働させた。代表取締役社長は山下晴道。 御前崎工場は、ヨーロッパで実用化された比重選別技術(重液選別・軽液選別)と静電選別技術を日本で初めて商業的に導入し、自動車・家電リサイクル由来のミックスプラ、各種プラ製品、工場発生プラ端材などを年間4万トンの規模で選別処理する能力を持つ。塩混入による品質劣化を避けるため塩以外の物質を用いた重液を使用し、軽液選別では水より比重の軽い液体を混ぜることで国内で商業化が困難であった工程を実現した。比重選別のため光学式と異なり黒色プラスチックも処理可能で、ポリプロピレン(PP)・ポリエチレン(PE)・ポリスチレン(PS)・ABSをフレークやペレットに加工し再生プラスチックとして販売する。 納入先は自動車・電気製品の部品、日用品、物流資材メーカーで、2025年12月にはASR(自動車シュレッダーダスト)由来の再生プラスチックがトヨタ新型「RAV4」のボディ部品に採用された。地域連携では掛川市・カインズ・太洋サービス・ヴェオリア・ジャパングループ(プラニック・太洋サービスの親会社)と「掛川モデル」製品プラスチック資源循環実証実験事業に参画し、ホームセンター店頭での粗大ごみ系プラスチック回収から再生原料化までの仕組み構築を進める。2022年4月施行のプラスチック資源循環促進法の認定取得を予定し、サーキュラー・エコノミー推進を事業の中核に置く。
Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
中間貯蔵・環境安全事業株式会社
総資産 2,066億円(2026/03)
中間貯蔵・環境安全事業株式会社は、国の監督の下、環境保全と創造に貢献する特殊会社です。同社は主に二つの重要な事業を展開しています。一つは、福島県で発生した放射性物質に汚染された除去土壌等を安全かつ集中的に貯蔵・管理する「中間貯蔵事業」です。この事業では、国、福島県、福島県内の市町村等からの委託を受け、除去土壌等の輸送、中間貯蔵施設の整備と管理運営、県外最終処分に向けた研究・技術開発(技術実証フィールド、飛灰洗浄処理技術、減容等技術実証)、再生利用の進捗管理、そして施設周辺や輸送路の放射線モニタリングをリアルタイムで公開するなど、透明性の高い事業運営を徹底しています。これにより、福島県の復旧・復興を加速化させる重要な役割を担っています。 もう一つは、長期間保管され環境汚染が懸念されるポリ塩化ビフェニル廃棄物の「処理事業」です。同社は旧日本環境安全事業株式会社からこの事業を承継し、国の基本計画に基づき、全国5箇所(北九州、豊田、東京、大阪、北海道)に処理施設を設置して、保管事業者からの委託を受けてPCB廃棄物の無害化処理を行っています。この事業では、PCB廃棄物の確認・判別支援、登録手続きの案内、中小企業者向けの割引制度提供、収集運搬の準備支援、委託契約から搬出までのサポート、そして処理技術の開発と実績公開を通じて、全国のPCB廃棄物の早期かつ安全・確実な処理完遂を目指しています。同社の強みは、政府全額出資の特殊会社として、国の政策に基づき、高度な専門性と公共性をもって、国民の安全と環境保護に直結する困難な環境問題に長期的に取り組む点にあります。これらの事業を通じて、同社はSDGsにも貢献し、持続可能な社会の実現に寄与しています。
大栄環境株式会社
上場総資産 1,992億円(2026/03)
大栄環境株式会社は、1979年の創業以来、「未来は、信頼から生まれる」を経営理念とし、持続可能な循環型社会の実現を目指す環境創造企業です。同社のコア事業である廃棄物処理・資源循環では、一般廃棄物および産業廃棄物の収集運搬から中間処理・再資源化、最終処分までをワンストップで提供しています。約740台の収集運搬車両と約800基の海上コンテナを保有し、関西圏・中部圏・関東圏を中心に東北から沖縄まで広範囲からの廃棄物収集に対応。再資源化においては、年間1032.2千トン(2025年3月期実績)の廃棄物をリサイクルし、プラスチック資源循環促進法に基づきマテリアル・ケミカル・サーマルリサイクルを推進。再生プラスチックパレットやアルミペレットの製造、食品残さからの堆肥製造とバイオガス発電、建設廃棄物からの路盤材再生、自動車破砕残さや小型家電からの有用金属回収など、多岐にわたる資源循環に取り組んでいます。最終処分は、8地域で供用中の最終処分場を徹底した維持管理のもと運営し、埋立完了後の跡地は「和泉リサイクル環境公園」として地域に還元。2031年3月期以降は有機性廃棄物・資源化可能物の埋立ゼロを目指しています。土壌浄化事業では、土壌汚染対策法に基づき、調査・コンサルティングから熱分解、洗浄、乾式磁力選別、不溶化、化学脱着などの多様な浄化処理を提供し、浄化後の土壌は骨材等に再利用されます。施設建設・運営管理事業では、自治体クリーンセンター等の廃棄物処理施設の建設、運営、点検・保守修繕をトータルでサポートし、緊急時にはグループの焼却炉によるバックアップ体制も提供。コンサルティング事業では、廃棄物管理サービス、災害廃棄物処理情報管理システム、製品の不正転売・流出リスク管理、分析から処理までの一元管理、分別回収システム、ゼロエミッション活動支援など、顧客の課題解決を支援しています。エネルギー創造事業では、廃棄物バイオマス発電(焼却熱利用、バイオエタノール製造、高効率焼却発電)、バイオガス発電(有機性廃棄物からのメタン発電)、埋立完了跡地での太陽光発電、熱エネルギー輸送システム「トランスヒート®コンテナ」など、廃棄物と自然の力を活用したエネルギー創出に取り組んでいます。森林保全事業では、全国約8,170ヘクタールの社有林を核に、持続可能な森林経営、生物多様性の保全(自然共生サイト認定)、防災活動、山林売却コンサルティングを展開。その他事業として、人材派遣・人材紹介(クリエイトナビ、DINSみらい)、アグリビジネス(農事組合法人ねぎぼーず、槇の)、スポーツ地域振興(INAC神戸レオネッサの運営を通じた青少年育成、地域経済発展)、ゴルフ場経営(福知山カントリー倶楽部)も手掛けています。同社は、これらの事業を通じて、循環経済や脱炭素社会の実現、廃棄物処理コストの抑制といった社会的価値を創出し、社会からの信頼と持続的な成長を目指しています。
株式会社ダイセキ
上場総資産 829億円(2026/02)
株式会社ダイセキは、1958年の設立以来、「限られた資源を活かして使う」を理念に掲げ、産業廃棄物の処理・リサイクルを通じて持続可能な社会の発展に貢献する環境創造企業です。同社は、廃棄物を単なるゴミではなく価値ある資源と捉え、多様な技術を組み合わせて可能な限り再資源化するサーキュラーエコノミー型リサイクル事業を推進しています。全事業所で焼却炉を一切持たず、環境負荷の低い処理方法を徹底している点が大きな特徴です。 主要な事業として、まず「廃油処理・リサイクル」では、工場やディーラーから排出される廃油・廃溶剤を再生燃料にリサイクルし、石炭や重油などの化石燃料の代替として利用することで、サーマルリサイクルと化石燃料消費量の削減に貢献しています。次に「廃液処理・リサイクル」では、処理用の薬剤を使わず、廃液同士を掛け合わせる独自の複合処理技術により、高いリサイクル率と無駄な副産物の削減を実現しており、国内トップクラスのシェアを誇ります。さらに「汚泥処理・リサイクル」では、工場から排出される汚泥をセメント原料にリサイクルし、石灰石などの天然資源の代替として活用することで、廃棄物の資源化を促進しています。 これらの主要事業に加え、同社は「その他周辺事業」として、グループ会社と連携し、汚染土壌・建設関係廃棄物のリサイクル、廃食用油をバイオディーゼル燃料にリサイクルする事業、廃石膏ボードのリサイクル、廃鉛バッテリーから鉛インゴットを精錬する鉛リサイクル、大型原油タンク等の無人洗浄工事などを展開し、幅広い環境課題に対応しています。また、「石油化学製品」事業では、独自のノウハウでコンクリート用離型剤「パネロール」やプラスチック用離型剤「ダイセキプラコート」、防錆剤「ダイセキプルーフ」などの製造・販売を行い、工業用潤滑油や燃料油の供給も行っています。さらに、「環境関連分析・研究」では、最新のテクノロジーを駆使して産業廃棄物の成分分析、処理・リサイクル方法の決定、活性汚泥や排水の管理、リサイクル製品の品質管理、排出企業へのコンサルティング、リサイクル技術の研究開発、計量証明事業などを手掛け、高度な技術力で多様化・複合化するニーズに応えています。 同社の強みは、製造業や建設業など幅広い業界にわたる強固な顧客基盤、商談から収集運搬、中間処理、再資源化・製品化、コンサルティングまでを一貫して提供する「オールダイセキ」のバリューチェーン、最先端かつ多様なニーズに応える高い技術力、社内外のプレイヤーを巻き込むアライアンス戦略、そして全社員が共有する「環境創造企業」としての使命感にあります。特に、処理難度の高い廃棄物に対応できる技術力と、全国49拠点に及ぶネットワーク、年間197万トンに及ぶリサイクル処理入荷量は、大規模な排出事業者のニーズに応える基盤となっています。また、名古屋大学発ベンチャー企業SyncMOF株式会社の事業を承継し、金属有機構造体を利用したアンモニア回収事業に加え、CO2や水素を含む幅広いビジネスに取り組むことで、新たな社会課題解決にも挑戦しています。これらの事業活動を通じて、同社は環境汚染の防止、気候変動の抑制、資源循環によるサーキュラーエコノミーへの貢献、国内製造業の活性化、経済安全保障の確保といった社会的価値を創出しています。
株式会社タケエイ
上場総資産 758億円(2026/03)
株式会社タケエイは、1977年の設立以来、廃棄物処理・リサイクルのプロフェッショナルとして、環境ソリューション事業を拡張・充実させ、資源循環型社会および脱炭素社会への貢献を目指す総合環境企業です。同社の主要事業は、建設現場から発生する産業廃棄物を中心とした廃棄物の収集運搬、中間処理・リサイクル、そして最終処分までを一貫して行うシステムです。首都圏を主要な事業エリアとし、常時250台以上の収集運搬車両と国内最大規模の中間処理施設(リサイクルセンター)、最終処分場を複数保有することで、スピーディーかつ安全・適正な処理を実現しています。中間処理では、風力や光学選別などの多様な処理機能を備え、マテリアルリサイクルとサーマルリカバリー(サーマルリサイクル)を推進。廃石膏ボード、廃液、焼却灰、板・瓶ガラス、廃プラスチック、鉄・非鉄スクラップ、汚泥、燃えがら、ばいじん類、鉱さい、生木などの多岐にわたる廃棄物を可能な限り再資源化し、再生砕石や固形燃料として製品化しています。再資源化が困難な残さについても、自社最終処分場で厳格な安全管理のもと適正に埋立処分を行います。また、同社はグループとして再生可能エネルギー事業にも注力しており、森林間伐材などの未利用木材や剪定枝等を集めて発電し、自ら売電する木質バイオマス発電事業を展開。燃料材の安定調達と林業の再生・活性化のため、林業分野にも参入しています。さらに、環境コンサルティングや環境エンジニアリング事業を通じて、顧客の多様なニーズに応え、環境保全に貢献しています。ISO9001およびISO14001の認証を取得し、高い品質と環境マネジメント体制を確立していることも強みです。
荏原環境プラント株式会社
総資産 718億円(2025/12)
荏原環境プラント株式会社は、荏原グループの環境カンパニーの中核を担う企業として、廃棄物処理プラント事業およびエネルギープラント事業を展開しています。同社の事業は、親会社である荏原製作所が1961年にストーカ式ごみ焼却炉の納入により廃棄物処理プラント事業に参入した歴史的背景を持ち、その後、無破砕ごみ焼却施設(TIF炉)や内部循環流動床ボイラといった先進的な技術を導入してきました。2009年には、荏原製作所の環境事業が再編成され、廃棄物処理プラント事業が荏原環境プラント株式会社に統合されました。これにより、同社はごみ処理施設やエネルギープラントの設計、建設、運営、メンテナンスを一貫して手掛ける専門企業としての地位を確立しました。 同社は、長年にわたる豊富な経験と技術力を強みとし、都市ごみ焼却施設、産業廃棄物処理施設、バイオマス発電施設など、多岐にわたるプラントを提供しています。特に、ごみ焼却による発電や熱回収を通じて、廃棄物の減量化と資源・エネルギーの有効活用を促進し、持続可能な社会の実現に貢献しています。2024年には、ごみ処理施設・エネルギープラントの受注実績が累計500件を達成するなど、その技術力と信頼性は高く評価されています。顧客は主に地方自治体や民間企業であり、環境負荷低減とエネルギー創出を両立させるソリューションを提供することで、社会インフラの維持・発展に貢献するビジネスモデルを構築しています。
クボタ環境エンジニアリング株式会社
総資産 715億円(2025/12)
クボタ環境エンジニアリング株式会社は、クボタグループの一員として、1890年の創業以来培ってきた130年以上の豊富な実績と先進技術を基盤に、水と資源の循環を支える環境プラント事業を展開しています。同社は、上下水道、河川管理、廃棄物処理、産業排水・排ガス処理に関わる各種環境装置の製造、プラント建設、そしてこれらの施設の運転・維持管理、修繕・補修までを一貫して手掛けるトータルソリューションプロバイダーです。 水循環事業では、浄水場、下水処理場、し尿・汚泥再生処理施設、最終処分場浸出水処理施設、ポンプ場、工場排水処理施設において、設計・施工から大規模改良、運転管理、設備点検、修繕・補修、薬剤サプライまで多岐にわたるサービスを提供し、安全な水の供給と水環境の保全に貢献しています。資源循環事業では、ごみ焼却施設、リサイクル施設、工場排ガス処理施設を対象に、廃棄物の減量化・無害化、エネルギー回収、有用資源の再利用を促進。特に排煙脱硫装置においては、水酸化マグネシウム法、石灰石膏法、海水法など多様な技術を提供し、大気汚染防止に貢献しています。 同社の強みは、長年の経験で培われた確かな技術力と、AI・ICTを活用したDX推進にあります。IoTソリューションシステム「KSIS BLUE FRONT」を開発し、施設の運転管理・保全業務の効率化・高度化を図るとともに、四足歩行ロボットやMRデバイスを用いた点検技術、ポンプ整備におけるデジタル3D技術などを積極的に導入しています。これにより、施設の老朽化や人手不足といった社会課題に対応し、持続可能な社会の実現に貢献しています。東日本大震災における放射性廃棄物溶融処理施設の運転管理や、豊島の産業廃棄物処理など、社会が直面する困難な課題にも対応してきた実績を持ち、地域に密着したサービス提供体制で、暮らしと自然の接点である環境プラントを支え続けています。
TREホールディングス株式会社
上場総資産 687億円(2026/03)
TREホールディングス株式会社は、2021年10月に日本の静脈産業をリードしてきた株式会社タケエイとリバーホールディングス株式会社(現リバー株式会社)が経営統合し、共同持株会社として誕生しました。同社は「地球の環境保全に貢献する」という企業理念のもと、「WX環境企業」として、高度循環型社会と脱炭素社会の実現を目指し、多角的な事業を展開しています。 主要事業は「廃棄物処理・再資源化事業」「資源リサイクル事業」「再生可能エネルギー事業」の3本柱に、「環境エンジニアリング事業」「環境コンサルティング事業」を加えた複合的なビジネスモデルを構築しています。廃棄物処理・再資源化事業では、建設現場や解体工事から排出される建設系廃棄物の収集運搬から中間処理、再資源化、最終処分までを一貫して提供し、首都圏を中心に国内最大規模の高度選別処理施設と長年のノウハウを強みとしています。資源リサイクル事業では、金属スクラップ、使用済自動車、廃家電などの徹底した再資源化を行い、金属リサイクル、自動車リサイクル、家電リサイクル、金属系廃棄物処理を全国有数の取扱量で展開。特に、関東に大型破砕機を多数保有し、回収から再資源化まで一気通貫で対応できる点が強みです。 再生可能エネルギー事業では、東北地方の未利用木材や首都圏の建設系木くずを燃料とする木質バイオマス発電所を6箇所運営し、発電した電力を地元小中学校等に供給する「電力の地産地消」を実現しています。また、林業にも参入し、燃料材の安定調達と日本の林業再生に貢献。発電の余熱を利用した農業も手掛けています。その他事業として、環境エンジニアリング事業では環境装置や特殊車輌の開発・製造・販売・メンテナンスを一貫して行い、環境コンサルティング事業では法人や行政向けに環境測定・調査・分析、環境アセスメントなどのサービスを提供しています。 同社は、廃棄物の可能性を最大化し、資源循環に革新をもたらす「WX」の取り組みを推進。千葉県市原市や福島県相馬市での「環境複合事業構想」、使用済自動車の「Car to Car」実現を目指す資源循環プロジェクト、太陽光パネルのリサイクル・リユース、さらにはCCU・CCUS技術の社会実装に向けた産学連携(千葉大学、山形大学、日本大学、東北大学との協定・共同研究)にも積極的に挑戦し、持続可能な社会の実現に貢献しています。これらの事業を通じて、動脈・静脈産業間の連携を強化し、サーキュラーエコノミーのリーディングカンパニーを目指しています。
DOWAエコシステム株式会社
総資産 601億円(2026/03)
DOWAエコシステム株式会社は、DOWAグループの環境・リサイクル事業を担う中核企業として、「あらゆる資源が、あたりまえに循環する社会」の実現を目指しています。同社は、長年にわたる鉱山・製錬事業で培った技術とノウハウを基盤に、資源リサイクル、廃棄物処理、土壌浄化、環境物流、環境コンサルティングといった多岐にわたる環境サービスを国内外で展開しています。資源リサイクル事業では、使用済通信機器や自動車、家電・電子機器、リチウムイオン電池、太陽光パネル、食品などから、金、銀、白金族といった貴金属や有用金属、プラスチック、熱エネルギーなどを効率的に回収し、再資源化しています。特に、リチウムイオン電池や太陽光パネルのリサイクルにおいては、製錬技術や焼却技術を活かし、有用金属の回収と可燃性電解液の適正処理、さらにはリユースPVパネルを活用した発電事業の実証試験も開始し、撤去からリユース・リサイクルまでのワンストップサービスを確立しています。廃棄物処理事業では、国内外に多数の中間処理施設と最終処理施設を保有し、焼却・熱回収による無害化・減容化、溶融リサイクルによる高品質な溶融スラグ製造、調合・セメント原料化など、廃棄物の性質に応じた最適な処理と確実な管理を提供しています。土壌・地下水調査・現地浄化事業では、祖業である鉱山業のノウハウとインフラを活かし、調査から浄化まで一貫したサービスを提供し、土壌汚染対策、地下水対策、埋設廃棄物対策などを実施。環境コンサルティング事業では、廃棄物管理や土壌調査・対策へのアドバイス、M&Aや大型投融資における環境・技術デューデリジェンスを提供し、環境物流事業では、海上・鉄道・トラックを組み合わせた広域輸送や地域に根差したサービスで、環境負荷低減と安定輸送を実現しています。これらの事業を通じて、同社は産業活動における環境負荷低減と持続可能な社会の構築に貢献しており、近年では顧客向けScope3(カテゴリ5/廃棄物処理)におけるカーボンフットプリント算定システムの開発や、活性炭再生による資源循環事業の共同検討など、先進的な取り組みも推進しています。
J&T環境株式会社
上場総資産 510億円(2026/03)
J&T環境株式会社は、JFEグループとJERAグループが共同運営する総合環境ソリューション企業として、地球規模での循環型社会の実現を目指し、「ミラクルリサイクル。」を掲げて幅広い事業を展開しています。同社は、JFEグループが長年培ってきた先進的なリサイクルのノウハウと廃棄物からのエネルギー回収技術、そしてJERAグループの最高レベルの発電所運営ノウハウを融合させ、環境コンサルティングから廃棄物の収集運搬、中間処理、リサイクルまで一貫したトータルソリューションを提供しています。 主要な事業内容としては、産業廃棄物処理事業、一般廃棄物処理受託事業、環境計量証明事業といった総合資源化リサイクル事業に加え、産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬事業、一般貨物運送事業を含む総合物流事業を手掛けています。具体的なサービスは多岐にわたり、焼却・発電、食品リサイクル、総合プラスチックリサイクル、ペットボトルリサイクル、医療系廃棄物リサイクル、廃液・汚泥・飲料系廃棄物リサイクル、太陽光パネルリサイクル、機密媒体処理、固形・混合廃棄物リサイクル、木質系廃棄物リサイクル、汚泥・ばいじん等の混練不溶化・リサイクル、乾電池・バッテリーリサイクル、PCB廃棄物処理、家電リサイクルなどがあります。 同社の強みは、世界でも希少な廃棄物ガス化技術を用いたケミカルリサイクルプロセスの確立や、国内最大規模の焼却・溶融施設である東京臨海エコクリーンをはじめとする全国に広がる先進的なリサイクル施設ネットワークです。使用済みペットボトルを新たなペットボトルへ再生する水平リサイクルや、食品廃棄物をエネルギーと肥料として循環させる地産地消型リサイクル、使用済みプラスチックの高度選別から再商品化まで一貫して行う国内最大級のプラスチックリサイクル工場(Jサーキュラーシステム)など、革新的な技術とビジネスモデルを推進しています。 対象顧客は、大量の廃棄物処理を必要とする企業や自治体、医療機関など多岐にわたり、廃棄物の適切な分別と環境に配慮した処理、多様な種類の廃棄物リサイクル、信頼性の高い処理会社を求めるニーズに応えています。また、同社グループは、JFEアーバンリサイクル株式会社による家電リサイクル事業や、各地のバイオフードリサイクル会社による食品リサイクル・バイオガス発電事業、協栄J&T環境株式会社によるペットボトルリサイクルペレット製造など、グループ会社との連携を通じて提供するソリューションを強化しています。日本国内でのノウハウを活かし、マレーシアやベトナムといった東南アジア地域での海外展開も積極的に進め、地球規模での環境課題解決に貢献しています。
リバー株式会社
総資産 411億円(2026/03)
リバー株式会社は、1904年創業の歴史を持つ「資源を創る総合リサイクルパートナー」として、高度循環型社会の構築に貢献しています。同社は、金属スクラップの仕入・加工・販売を主軸に、産業廃棄物処分業、産業廃棄物収集運搬業、特別管理産業廃棄物収集運搬業、一般廃棄物処理業(収集・運搬・処分)、廃棄物再生事業など多岐にわたる事業を展開しています。特に、使用済自動車の引取からフロン類回収、解体、破砕までの一貫した自動車リサイクル、家電リサイクル、小型家電リサイクル、電子廃棄物リサイクルに強みを持っています。 同社のサービスは、関東最大級の事業基盤と全国ネットワークを活かし、広域・大量の廃棄物処理ニーズにワンストップで対応できる点が特徴です。有価物から廃棄物、複合品、混合物まで多種多様な品目を取り扱い、廃棄スキームの立案から運搬、処分まで自社グループで完結させる一貫対応を提供しています。また、法規制や社会的な要請に応える中で培った知見とネットワークを活かし、廃棄物マネジメントや資源循環の仕組みづくりを支援するコンサルティングサービスも提供しており、サーキュラーエコノミーの推進やプラスチックリサイクル、コンプライアンス体制の確立、廃棄物処理コストの適正化をサポートしています。 顧客層は、アパレル企業、オフィス・店舗、製造業、大手コンビニチェーン、福祉系商材取扱企業、自動車ディーラー、リース会社など多岐にわたり、個人の廃車買取や自動車中古パーツ・タイヤ販売も手掛けています。同社は、大規模設備と長年蓄積されたノウハウにより、大量処理と高度リサイクルを実現し、優良認定廃棄物処理業者としての信頼性も確立しています。ISO14001、ISO27001、ISO45001といったマネジメントシステム認証も取得し、環境保全と情報セキュリティ、労働安全衛生に配慮した事業運営を行っています。グループ会社との連携を通じて、静脈産業プラットフォームの構築を目指し、廃棄物から新たな価値を創出する産業への進化を追求しています。
KGホールディングス株式会社
総資産 409億円(2024/10)
KGホールディングス株式会社は、1948年に静岡県清水市で創業した紙卸売業「兼子商店」を起源とする持株会社で、2016年に兼子ホールディングスを設立し、2024年にKGホールディングスへ社名変更した。傘下に株式会社兼子、株式会社ECO兼子、德三運輸倉庫株式会社、駿興製紙株式会社、株式会社國光、株式会社WELL、株式会社開発紙業を擁する兼子グループの中核企業として、資源リサイクル・廃棄物再資源化・ロジスティクス・製紙の四事業を中心にコンサルティング機能を加えた事業ポートフォリオを展開している。 資源リサイクル事業では古紙、廃プラスチック、金属類などを企業や家庭から回収し、選別・圧縮処理を経て再資源化原料として流通させる。廃棄物再資源化・処理事業は産業廃棄物収集運搬業および処分業の許可を全国で取得しており、印刷業向け機密廃棄物処理、横浜市プラスチック製容器包装の再資源化、廃プラスチックのフラフ燃料化、名古屋港放置船舶の廃棄処分など行政・製造業向けの実績を有する。ロジスティクス事業は一般貨物輸送に加えて精密機械・薬科機器の搬入据付や配線取り回しといった高難度の特殊荷役を扱い、保管・流通加工までを一括で請け負う。 製紙事業は駿興製紙が担い、段ボール原紙と袋用原紙を製造し、色付き原紙や混抄紙といった特注品にも対応する。事業所網は静岡を本拠としつつ千葉、埼玉、神奈川、長野、石川、香川、福岡、岩手など全国20拠点超に展開し、ISO認証取得とトラック協会優秀運転者顕彰の受賞など品質・安全面での実績を持つ。
三重中央開発株式会社
総資産 398億円(2025/03)
三重中央開発株式会社は、独自の資源循環システムと先進的な設備を駆使し、トータルリサイクル事業を展開する企業です。同社は、三重リサイクルセンターと京都リサイクルセンターを主要拠点とし、産業廃棄物から一般廃棄物、さらには特定有害産業廃棄物まで、多種多様な廃棄物の適正処理と再資源化に取り組んでいます。 三重リサイクルセンターは、大栄環境グループ内で最も多くの施設を有し、焼却施設(エネルギープラザ1号炉・2号炉)では産業廃棄物と一般ごみを処理し、燃焼排熱を利用した発電(4,050kW×2基)や事業所・地域へのエネルギー供給を行っています。焙焼施設では、焼却灰や汚染土壌を約1,100℃の高温で焼成し、有害物質を無害化し土木資材としてリサイクル。乾燥施設では食品残さを焼却炉の熱で乾燥させ、炭化施設では乾燥物を肥料などに活用する炭に加工します。また、RPF製造施設では廃プラスチック類と紙くずから固形燃料を製造し、化石燃料削減に貢献。ジオメルト無害化施設では1200℃~2000℃のジュール熱でPCBやダイオキシンなどの残留性有機汚染物を完全に無害化します。その他、木材チップ製造、電気機器リサイクル、汚泥固化による再生処理土製造、国内初となる認定を取得したプラスチックペレット再資源化施設、アスベスト解体ライン、そしてグループ最大規模の管理型最終処分場(約1,280万m³)を運営し、浸出水を高度な水処理施設と蒸発濃縮結晶化設備で浄化し、プラント用水として再利用するクローズドシステムを構築しています。 京都リサイクルセンターでは、混合物破砕選別施設で建設系廃棄物を中心に幅広い廃棄物に対応し、木くず破砕施設ではバイオマス発電燃料やエンジニアリングウッド原料を供給。石膏ボードリサイクル施設では紙と二水石膏に分離し再利用可能な原料を製造し、再生砕石製造施設ではアスファルトガラやコンクリートガラから路盤材を生産しています。 同社の強みは、廃棄物の減容化から無害化、徹底した再資源化、そして最終処分までを一貫して行う総合的な処理能力と、環境負荷低減に貢献する独自の技術と設備にあります。分析センターでは廃棄物やリサイクル製品の品質試験、環境測定、汚染土壌のコンサルティングも手掛け、環境改善を多角的に支援しています。これらの事業を通じて、企業や自治体、建設現場などから排出される多様な廃棄物に対し、最適なリサイクルソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社青南商事
総資産 334億円(2023/12)
株式会社青南商事は、東北6県を主要な事業エリアとするリサイクル業界のリーディングカンパニーです。同社は1955年の創業以来、「ALL SEINANとして、産業、生活、そして未来に必要とされる会社になる」という企業理念のもと、従来の枠を超えた循環型システムを社会に提供しています。主要事業として、鉄・非鉄金属リサイクル事業を展開し、1日約1,100トンもの鉄くずを処理する国内外トップクラスの処理能力を誇ります。最先端のシュレッダーや重液式非鉄選別プラント、アルミ溶解炉などの設備と、熟練した職人の技術を組み合わせ、多種多様な金属スクラップを高精度に選別・加工し、新たな資源として国内外に供給しています。 また、自動車リサイクル事業「ULTREC」では、廃自動車の適正な解体処理を行い、中古部品の卸売り・小売を通じて資源の有効活用を推進。サーマルリサイクル事業「SEINAN RER」では、廃棄物の熱回収処理やガス化溶融発電施設を運営し、エネルギーとしての再利用を図っています。容器包装リサイクル事業「ECOプラザ青森プラスチックリサイクル工場」では、PETボトルやプラスチック製容器包装の再商品化に取り組み、プラスチック原料やパレットの製造を行っています。さらに、管理型最終処分場事業「産業技術センター」を通じて、最終処分が必要な廃棄物の適正処理も担っています。 同社の強みは、東北全域に広がる強固なネットワーク、高い荷役能力と豊富な輸送力による迅速な対応力、そして先進的な技術と長年の経験に裏打ちされた処理能力です。産業廃棄物収集運搬業・処分業、特別管理産業廃棄物収集運搬業・処分業など、広範な許可を保有し、ISO14001(環境マネジメントシステム)およびISO9001(品質マネジメントシステム)の認証も取得しており、環境負荷の低減と高品質なサービス提供に努めています。これらの事業を通じて、産業界や地域社会から排出される多様な廃棄物に対し、収集から中間処理、再資源化、最終処分まで一貫した総合的なリサイクルソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
住友重機械エンバイロメント株式会社
総資産 331億円(2025/12)
住友重機械エンバイロメント株式会社は、水処理、環境衛生、廃棄物処理、大気汚染防止、環境整備に関する総合的なソリューションを提供する企業です。同社は、上水・純水・機能水製造設備から、下水処理、し尿処理、汚泥再生処理、産業排水処理設備まで、幅広い水処理設備の設計、製作、据付、補修、改造、販売、賃貸を手掛けています。特に、プラント建設だけでなく、納入設備の試運転受託、維持運転管理、清掃、料金徴収代行といったサービス事業も展開し、お客様の施設ライフサイクル全体をサポートするビジネスモデルを確立しています。 同社の強みは、長年培ってきた一流の技術力と、省エネルギー・省メンテナンスを実現する高効率なソリューション提案力にあります。例えば、好気性処理の省スペース化を実現する高効率流動床式生物膜担体処理「エアロインパクト」、超高速凝集沈殿槽「スミシックナー」、シンプルかつコンパクトな膜分離活性汚泥法などの先進技術を提供しています。また、上水道分野では配水水質自動管理装置「スマフロ」により、水質管理の効率化と無収水量の削減に貢献しています。 対象顧客は、官公庁、自治体、民間企業と多岐にわたり、食品・飲料、化学、パルプ・紙などの産業分野の排水処理から、公共の下水道・し尿処理施設の運営管理まで、幅広いニーズに対応しています。近年では、「リン吸着バイオ炭によるリン回収および炭素貯留技術の実証事業」がB-DASHプロジェクトに採択されるなど、環境負荷低減と資源循環に貢献する革新的な技術開発にも注力。再生可能エネルギーを生み出す『BIOIMPACT-AC』の販売開始や、使用済紙おむつの完全リサイクルに関する事業連携協定の締結など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進しています。ISO9001、14001、55001認証を取得し、品質、環境、アセットマネジメントの国際基準に準拠したサービスを提供しています。
株式会社消火器リサイクル推進センター
総資産 329億円(2026/03)
株式会社消火器リサイクル推進センターは、一般社団法人日本消火器工業会が環境省の広域認定制度を取得し、その運用に必要な業務を担うために2009年7月17日に設立されました。同社の主要な事業は、廃消火器の不法投棄をなくし、法律を順守した円滑で効率的な回収・リサイクルを推進することです。具体的には、廃消火器の処理費用を徴収する手段として「消火器リサイクルシール(前払式証票)」の発行、販売、支払に係る業務を行っています。このリサイクルシールは、2010年以降に製造された消火器には「新品用」として貼付され、それ以前の消火器には廃棄時に「既販品用」として購入・貼付されます。シールには固有のバーコード番号が付与され、ITシステムを通じてシールの発行から処理完了までの管理、および処理施設へのリサイクル費用支払いを一元的に行っています。 同社は、全国に約200カ所の指定引取場所と約5,000カ所の特定窓口を設置し、不要になった消火器の効率的な回収体制を構築しています。これらの回収窓口は主に消火器の販売事業者や防災・防犯事業者が担い、製品供給の「動脈」と回収リサイクルの「静脈」が一体となった独自のビジネスモデルを形成しています。回収された消火器は全国18カ所の施設で処理され、リサイクル率は9割を超え、特に粉末消火剤の約7割が再生消火剤として再利用されるなど、限りある資源の有効活用に大きく貢献しています。また、PFOS含有消火薬剤やハロン消火器の適正処理を通じて、土壌・水質汚染防止やオゾン層破壊・地球温暖化防止にも取り組んでいます。 さらに、同社は排出者やシステム関係者からの問い合わせに対応するコールセンターの運営、広域認定に登録された委託事業者情報の行政への申請・届出・供託業務、PRツールの制作・配布、新聞広告掲載、環境展示会への出展といった広報活動も積極的に行っています。委託事業者(特定窓口、指定引取場所、収集運搬業者)に対しては義務講習会や定期監査、訪問調査を実施し、法令順守と業務の適正化を徹底しています。これらの取り組みにより、老朽化消火器による破裂事故の防止、不法投棄の撲滅、資源循環型社会の形成、そして火災に強いまちづくりへの貢献を目指しています。回収率は88%に達し、今後もさらなる向上を目指すとともに、アジア地域におけるリサイクルシステムの模範となることを視野に入れています。
株式会社宮崎
総資産 314億円(2024/05)
株式会社宮崎は、1969年の設立以来、「永遠に前進」の社訓のもと、古紙回収のトップランナーとしてトータルリサイクルを推進する企業です。同社は、再生資源処理・加工卸、廃棄物処理、紙製品及びそれに関連する業務、廃棄物再生処理に関するコンサルティング業務を主要事業として展開しています。具体的には、古紙、機密書類、木材、プラスチック、金属、アルミ缶、スチール缶、ペットボトル、古繊維、鉄くずなど、多岐にわたる排出物を「すべては資源になる」という考えのもと、再生資源として回収・中間処理しています。この包括的なサービスにより、企業や自治体が品目ごとに複数の回収業者を手配する手間やコストを軽減し、効率的な循環型社会の構築を支援しています。 同社の強みは、北海道から沖縄まで日本全国をカバーする広範な回収ネットワークと、業界トップクラスの車両保持台数にあります。全国に配備されたパッカー車、平ボデー、ユニック車、アームロール車、ウイング車、機密書類回収車両など多様な車両は、全車GPS搭載によりリアルタイムで運行状況を把握し、安全かつ合理的な回収を実現しています。また、各リサイクルセンターにはトラックスケール、梱包機、選別ライン、破袋機、減容機、穴あけ機といった最新鋭の設備を導入し、高い処理能力を誇ります。回収された資源は、国内の主要製紙メーカー(王子グループ、日本製紙など)への安定供給に加え、中国・東南アジアなどの海外ユーザーへも供給され、世界的なリサイクルネットワークの一端を担っています。環境省の補助事業における軟質系廃プラスチック循環の実証実験への協力や、株式会社日本アクセス様との使用済みストレッチフィルムを活用した循環型リサイクルシステムの構築など、新たな社会課題解決にも積極的に取り組んでいます。同社は、官公庁、行政機関、大手スーパー、一般企業、各種資源団体など幅広い顧客層に対し、環境保全と資源循環に貢献するサービスを提供しています。
大和商事株式会社
総資産 270億円(2026/03)
大和商事株式会社は、兵庫県姫路市を拠点に、医療廃棄物処理業を主軸とした事業を展開しています。同社は、人体に危害を及ぼす恐れのある注射針、検査機材、薬剤容器などの医療廃棄物を安全かつ確実に回収・処理する「メスキュード」システムを提供しています。このシステムでは、医療機関に専用の金属製密封容器「メスキュード缶」を配布し、使用済みの医療廃棄物を直接投入。缶が満杯になると、専用車「メスキュード・カー」が定期的に回収に伺い、新しい缶と交換します。回収された医療廃棄物は、グループ会社であるヤマトスチール株式会社の中間処分場へ運ばれ、電気炉を用いた溶融処理によって完全無害化されます。 電気炉溶融処理では、約1600℃の高温で廃棄物を溶融し、容器等の鉄分は溶解鋼としてリサイクルされ、不純物であるスラグは冷却・破砕加工後に路盤材の補助材として再利用されます。この処理方法は焼却炉と異なり、焼却灰や燃え殻が発生せず、最終埋め立て処分を不要とする環境負荷の低い点が特徴です。処理完了後には、医療関係機関に対しマニフェストを発行し、適正な処理を報告しています。同社は医療廃棄物処理業のほか、運送業および緑化事業も手掛けていますが、事業の中心は医療廃棄物の安全な回収と環境に配慮した処理にあり、医療機関の廃棄物管理をサポートしています。 主要な顧客は病院やクリニックなどの医療関係機関であり、兵庫県姫路市を中心にサービスを提供しています。また、同社はメスキュードに関連する商材に関して、業者からの情報も受け付けており、事業連携にも積極的です。
株式会社ダイセキ環境ソリューション
上場総資産 257億円(2025/02)
株式会社ダイセキ環境ソリューションは、「地球にいいことを考え続ける」を理念に掲げ、土壌汚染対策を主軸とした環境問題解決に貢献する「環境創造企業」です。同社は土壌汚染に関するコンサルティングから調査、分析、浄化工事、処理までを一貫して自社で行うワンストップソリューションカンパニーであり、対応の速さ、価格競争力、情報漏洩防止、全国対応のネットワーク、そして実績に基づく高い技術力を強みとしています。都市開発やインフラ工事に伴う土壌汚染問題に対し、建設会社や都市開発企業をはじめとするあらゆる企業のリスクを解決します。また、同社は多様な資源リサイクル事業にも注力しており、全国的なセメントリサイクルネットワークを活用した建設汚泥・埋設廃棄物処理を提供しています。使用済み食用油を回収し、バイオディーゼル燃料を製造販売する事業では、10年以上の実績を持ち、カーボンニュートラルに貢献するエコな燃料を提供しています。このBDF製造では、アルカリ触媒法非水系吸着方式や分離膜精製プラントといった独自の技術と自社分析ラボによる厳格な品質管理を徹底しています。さらに、PCB廃棄物の調査から運搬、処分までを一貫してサポートするPCB事業や、太陽光パネルのリユース・リサイクル・最終処分を総合的に支援する太陽光パネル処理事業も展開しています。グループ会社である株式会社グリーンアローズ中部および株式会社グリーンアローズ九州では、建設現場から排出される廃石膏ボードを回収し、高品質な石膏粉と紙に再資源化するリサイクル事業を展開しており、同社はこれらの事業を通じて循環型社会の構築に貢献しています。グリーンアローズ中部では、廃石膏ボードから再生した石膏粉を原料とするリサイクル土壌固化材の製造販売も行っています。加えて、一般社団法人日本災害対応システムズの一員として災害廃棄物処理支援も実施。2023年には株式会社杉本商事を子会社化し、廃プラスチック・古紙回収事業も拡大するなど、「廃棄物等に再び価値をつける新しい仕組み(環境リバリューストラクチャー)」の創造を目指し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
オリックス資源循環株式会社
総資産 255億円(2026/03)
オリックス資源循環株式会社は、廃棄物の適正処理と資源循環を推進する環境サービス企業です。同社は主に「ガス化溶融事業」と「乾式メタン発酵事業」を展開し、持続可能な社会の実現に貢献しています。ガス化溶融事業では、国内最大級の日量450トンという処理能力を持つ寄居工場を拠点に、一般廃棄物および産業廃棄物を安全かつ確実に処理します。最大2000℃の高温で溶融する熱分解ガス化改質方式を採用し、埋立ゼロを実現。溶融固形物、金属、精製合成ガスなどを完全に再資源化するゼロエミッション施設として機能し、処理困難ごみやリコール品、機密性の高い廃棄物にも対応しています。自治体や民間企業の多様な廃棄物処理ニーズに応え、マニフェストE票の発行を通じて最終処分までワンストップで提供します。 乾式メタン発酵事業では、寄居バイオガスプラントにおいて、食品残渣、紙、草木といった幅広い有機物バイオマスを燃やさずに利活用しています。国内最先端の縦型乾式メタン発酵方式により、日量100トンの処理能力で、低含水率バイオマスや一部プラスチック混入廃棄物も効率的に処理可能です。メタン発酵によって生成されたバイオガスから再生可能エネルギーである電力を創出し、脱炭素化と資源循環を積極的に推進。食品リサイクル法に基づく登録再生利用事業者として、食品リサイクル率の向上に寄与しています。同社は埼玉県とのPFI契約実績を持ち、環境省から温暖化対策事業として認定されるとともに、自動車リサイクル法対応ASR処理認定施設でもあります。これらの事業を通じて、廃棄物から新たな価値を生み出し、地域社会および地球環境の保全に貢献するビジネスモデルを構築しています。
平林金属株式会社
総資産 249億円(2024/12)
平林金属株式会社は、1956年の創業以来、「MOTTAINAI ARIGATAI」を理念に掲げ、鉄・非鉄金属、使用済み家電、自動車のリサイクル事業を中核としています。同社は、法人向けにオフィス什器、OA機器、医療機器、店舗什器、太陽光パネル、大型重機・設備、大型サーバー、パソコン、ハードディスクなど多岐にわたる廃棄物の収集運搬から処分までを一貫して提供。機密情報を含む機器のデータ物理破壊やフロンガス入り機器の適正処理も行い、徹底した法令遵守のもと、中国・四国地方の広範囲に加え、大阪、京都、兵庫、福岡を含む15府県で産業廃棄物収集運搬業許可を取得しています。 一般家庭向けには、小型家電、金属類、古紙、パソコン、携帯電話などを回収・再資源化する「えこ便」や、古紙投函でポイントが貯まる「eポスト」を展開し、地域住民のリサイクル意識向上と利便性向上に貢献。岡山工場と山陰工場は家電4品目の指定引取場所としても機能しています。 同社の強みは、「技術開発」「徹底分解・徹底選別」「社員の意識」の三本柱にあります。独自の技術開発部では、家電メーカーや素材メーカーと共同で新たなリサイクル技術や設備を開発し、サーキュラーエコノミーの実現を牽引。人の手と最新の選別技術を組み合わせることで、鉄・非鉄金属を30種類以上、プラスチックを30種類以上に細かく選別し、純度100%に近い高品質なリサイクル原料を生み出しています。グループ会社であるヒラキン興産株式会社との連携により、プラントや建物の解体から運搬・処分までを一貫して手掛け、顧客のコスト削減とリードタイム短縮を実現。 これまでの実績として、岡山県経営革新大賞、環境おかやま大賞、えこ便のグッドデザイン賞、環境省グッドライフアワード実行委員会特別賞、経済産業大臣賞など多数の表彰を受けており、使用済み家電製品の入荷台数は累計1,000万台を突破。ISO14001やISO45001の認証も取得し、環境負荷低減と労働安全衛生にも積極的に取り組んでいます。自社でリサイクルしたテレビのブラウン管ガラスを舗道ブロックに再利用したり、バイオディーゼル燃料を導入したりするなど、持続可能な社会の実現に向けた先進的な取り組みも行っています。
株式会社ミダックホールディングス
上場総資産 242億円(2026/03)
株式会社ミダックホールディングスは、「水と大地と空気を次の世代に美しく渡す」というビジョンを掲げ、持続可能な循環型社会の実現を目指す環境創造集団です。同社はグループ経営戦略の策定・経営管理を担う持株会社として、傘下の事業会社を通じて多岐にわたる廃棄物処理事業を展開しています。主要な事業会社である株式会社ミダックは、産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分を一貫して手掛けており、固形物から廃液まで多様な廃棄物に対応できる各種車両と、水処理、焼却、破砕、選別・混練といった高度な中間処理施設、さらには管理型・安定型最終処分場を保有しています。特に、ミダック本社事業所では60年の実績とノウハウを活かした水処理を、富士宮事業所ではサーマルリサイクルも可能な総合焼却処理を、豊橋事業所では燃え殻・汚泥・ばいじんの無害化処理を行っています。また、株式会社ミダックライナーは浜松市を中心に一般廃棄物の収集運搬を、株式会社三晃は汚泥のコンクリート固化や岐阜県下最大級の水処理施設を運営し、株式会社ミダックこなんは効率的な破砕処理を提供しています。さらに、大平興産株式会社を子会社化することで、千葉県における管理型最終処分場の運営も行い、最終処分場の優位性を拡大しています。同社グループの強みは、収集運搬から中間処理、最終処分までを一貫して提供できる体制と、広域にわたる許可エリア、そして多様な廃棄物に対応する技術力にあります。排出事業者や行政機関、店舗、オフィスといった幅広い顧客層に対し、「安心・安全」をキーワードに最適な廃棄物処理ソリューションを提供。また、最終処分場の長寿命化を実現する「支援型M&A」をビジネスモデルとして確立し、業界の課題解決にも貢献しています。環境負荷低減にも積極的に取り組み、CO2ゼロ電力の導入や、CO2分離・回収・貯留・利用技術に関する研究開発(処分場CCS、バイオテクノロジー活用、藻類培養CCU)を進めることで、地球環境保全の最前線を担っています。
株式会社要興業
上場総資産 238億円(2026/03)
株式会社要興業は、1972年の創業以来、東京23区を中心とした首都圏および広範な地域において、廃棄物の適正処理とリサイクルを推進する総合廃棄物処理業者です。同社の主要事業は、一般廃棄物、産業廃棄物、特別管理産業廃棄物の収集運搬・処分事業、再生資源の販売を行うリサイクル事業、そして行政委託資源物の処理を担う行政受託事業の三本柱で構成されています。特に事業系廃棄物の処理に強みを持ち、病院、介護施設、居酒屋、ビル管理会社、ホテル、飲食店、スーパーマーケット、オフィスビル、金融会社など、多岐にわたる事業者顧客に対してサービスを提供しています。 同社は、東京都23区内に8つのリサイクルセンター(中間処理施設)を保有し、8,000カ所を超える定期回収現場の実績を誇ります。提供サービスは、事業系一般廃棄物(可燃、不燃、食品廃棄物)、産業廃棄物(ビン、缶、ペットボトル、廃プラスチック類、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、紙くず、木くず、動植物性残さ、金属くず、ガラス・コンクリート・陶磁器くず、がれき類、水銀使用製品産業廃棄物)、特別管理産業廃棄物(廃油、廃酸、感染性産業廃棄物)の収集運搬から処分までを一貫して行います。 また、機密書類やCD・DVD・USBメモリなどの記録媒体の破砕・焼却による厳重な情報漏洩対策、食品リサイクル、椅子1脚から対応可能な粗大ごみ回収、さらには「ワンデーストック」の提案やごみ集積場の改善コンサルティング、分別ルール徹底のためのガイドブック・ポスター作成、廃棄物処理講習・演習といったコンサルティングサービスも提供しています。 同社の強みは、東京都の「産廃エキスパート認定」や「優良産廃処理業者認定」を取得している高い法令遵守意識と、ISO14001(環境マネジメントシステム)およびISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証取得に裏打ちされた質の高いサービスです。さらに、紙マニフェストの課題を解決する独自の「電子マニフェスト登録サポートシステム」を開発し、顧客の廃棄物管理業務の効率化を支援しています。連結で475台の収集運搬車両を保有し、広範囲にわたる許可区域(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、栃木県、宇都宮市、茨城県、群馬県、長野市、新潟県、山梨県、長野県、川崎市、横浜市、千葉市)で、環境保全と循環型社会の形成に貢献しています。
アイテック株式会社
総資産 234億円(2024/03)
アイテック株式会社は、1981年の創業以来、「持続可能な循環型社会」の実現を目指し、官公庁および民間大型プラントの総合エンジニアリング業を主軸に事業を展開しています。同社は、上下水道部門、水質分析部門、修繕・工事部門、リサイクル・焼却発電部門、高速道路・メンテナンス部門の5つの主要事業を通じて、社会インフラの維持管理と環境保全に貢献しています。 上下水道部門では、全国の自治体に設置された浄水場や浄化センターなどの上下水処理施設において、設備の運転管理、異常対応、集中管理システムの運用、技術支援を一貫して提供しています。具体的には、大型のタンク、ポンプ、除塵機、水質維持に用いる薬品類や微生物の適切な管理を通じて、安全でおいしい水の供給と水環境の保全に貢献しており、大雨などによる浸水被害発生時には迅速な復旧対応も行います。水質分析部門は、生活環境の改善や水質保全、地球環境保護のため、高度な技術を用いた水質分析サービスを提供しています。 修繕・工事部門では、プラント建設工事から設備更新、各種改造に至るまで、あらゆる分野のプラント工事の施工・管理を手掛けています。専門的資格と現場を熟知したスタッフが、設備の据付、配線・配管工事、試運転といったプラント立ち上げから、ライフサイクルコストの最適化を見据えたメンテナンス計画の提供まで、顧客の要望に一括で応えています。 リサイクル・焼却発電部門は、家庭や事業所から排出される廃棄物の適切な処理と資源の再利用を推進するエンジニアリングを提供しています。各自治体が所有する廃棄物処理プラントの安全かつ効率的な運転維持管理を請け負い、ごみの最適焼却に加え、焼却時に発生する熱を利用した発電事業も展開しています。発電した電力は処理施設の稼働に充て、余剰電力は電力会社に送電することで、地球環境負荷の低減と資源の最大限の再利用に貢献。2019年には横浜市に自社運営の発電付産業廃棄物焼却施設「アイテックグリーンパーク横浜」を建設し、産業廃棄物の処理能力94.8t/日、発電量750kWを誇ります。また、プラントの補修計画や工事に関する技術的支援、維持管理費縮減の取り組みも行っています。 高速道路・メンテナンス部門では、高速道路の安全と快適性を確保するため、道路巡回パトロールによる事故・故障・落下物の発見、異常事態の迅速な処理、交通管制室の運用、道路法違反車両の取締りを行っています。さらに、道路情報板設備、ITV設備、放送設備、遠方監視制御設備、非常用設備、トンネル換気設備、照明設備、電源設備といった電気通信設備や各種設備の保守点検を通じて、交通管理・管制サービスを提供しています。 同社は、2018年にはDBO方式で守山市環境施設整備・運営事業を協和エクシオ・日建とのグループで受注するなど、官公庁からの大型案件の実績も豊富です。長年にわたり培ってきたプラントの運転維持管理、メンテナンス、エンジニアリングの専門技術と全国に広がる事業拠点を強みとし、社会インフラの維持管理を通じて、持続可能な循環型社会の実現に貢献しています。
新井総合施設株式会社
総資産 228億円(2025/09)
新井総合施設株式会社は、環境保全を事業活動の根幹に据え、産業廃棄物および特別管理産業廃棄物の最終処分、並びに汚染土壌処理施設の設置と維持管理を主要な事業として展開しています。同社は、廃棄物の適正処理を通じて社会の持続可能性に貢献しており、特に埋立施設(最終処分場)から発生する浸出水を高度な技術で浄化する浸出水処理施設を運用し、周辺環境への負荷を最小限に抑えることに注力しています。また、汚染土壌の確実な処理と管理を行うことで、環境汚染問題の解決にも積極的に取り組んでいます。 同社の事業運営における大きな強みは、その高い透明性と厳格な環境モニタリング体制です。放流水や地下水の水質分析結果、埋立エリアおよび処分場周囲の空間線量率、特定産業廃棄物・特定一般廃棄物の搬入量および放射性物質濃度といった詳細な情報を定期的に公開し、地域社会や関係機関への信頼構築に努めています。これにより、環境リスクに対する懸念を払拭し、安心・安全な事業活動を保証しています。 対象顧客は、多種多様な産業廃棄物を排出する企業や、汚染土壌の浄化・処理を必要とする事業者であり、法規制を遵守した確実な最終処分・処理サービスを提供しています。同社は「森に還すまで」という理念のもと、廃棄物を自然環境に還すという長期的な視点での施設運営と環境負荷低減への取り組みを継続しています。さらに、エコ絵画コンクールの開催といった社会貢献活動を通じて、次世代の環境意識向上にも寄与しており、地域社会との共生を目指す企業姿勢が特徴です。現在進行中の第Ⅲ期増設工事は、将来にわたる処理能力の強化と事業の持続可能性を追求する同社の積極的な投資姿勢を示しています。これらの取り組みにより、同社は廃棄物処理業界において、環境と共生する模範的な企業としての地位を確立しています。
株式会社ウィズウェイストジャパン
総資産 220億円(2026/03)
株式会社ウィズウェイストジャパンは、1959年の創業以来、「リサイクルを中心とした廃棄物総合企業」として、一般廃棄物および産業廃棄物の収集運搬から中間処理、最終処分、さらにはリサイクルプラントの設計・施工・運転管理まで、廃棄物処理に関する多岐にわたるサービスを提供しています。同社は、管理型最終処分場の運営を主軸とし、群馬県、福島県、青森県に複数の最終処分場(ウェイストパーク)を展開しています。これらの施設では、焼却灰、ばいじん、不燃物残渣などの一般廃棄物や、燃え殻、汚泥、廃プラスチック類を含む15種類の産業廃棄物、および特別管理産業廃棄物である廃石綿の埋立処分を行っています。特に、多層構造遮水シートや浸出水処理施設といった高度な環境保全技術を導入し、安全かつ清潔な最終処分場の運営を徹底。また、最終処分場の跡地利用として、多目的運動広場の整備や太陽光発電事業への土地提供を通じて、地域活性化にも貢献しています。 中間処理事業では、埼玉県、茨城県、栃木県に自社リサイクル工場を保有し、資源リサイクルを推進しています。使用済みPETボトルの再生事業を日本で初めて開始したウィズペットボトルリサイクル株式会社(子会社)を擁し、プラスチック製容器包装の選別・圧縮梱包も手掛けています。カレット事業では、使用済みガラスを処理し、高品質なガラスチップ「カレット」を製造・販売しており、日本容器包装リサイクル協会経由での取扱数量で全国トップの実績を持ちます。運転管理事業では、自治体所有のリサイクルセンターやごみ処理施設の運転管理を受託し、資源物の選別・圧縮梱包業務を行うほか、地域障害者の雇用を積極的に進めています。物流事業では、自社保有の大型トラックや重機を活用し、各自治体の焼却施設から発生する廃棄物や資源物の運搬を担います。さらに、清掃施設やマテリアルリサイクル施設の設計・施工管理、修繕、点検整備、関連機器の販売・リースを行うプラント事業、廃棄物処理に関する収集容器類や消耗品、バイオ消臭剤などの物品販売事業も展開し、持続可能な循環型社会の構築に寄与しています。
株式会社クレハ環境
総資産 212億円(2026/03)
株式会社クレハ環境は、化学メーカーである株式会社クレハのグループ会社として、廃棄物の適正処理と地球環境保全に貢献する企業です。同社は「廃棄物処理事業」「環境エンジニアリング事業」「環境修復事業」「廃棄物コンサルティング事業」の4つの主要事業を展開しています。 廃棄物処理事業では、産業廃棄物、特別管理産業廃棄物、一般廃棄物の収集運搬から中間処理、最終処分までをグループ内で一貫して提供するワンストップサービスが強みです。福島県いわき市の「WASTECH Iwaki」と神奈川県川崎市の「WASTECH Kanagawa」の2つの施設を運営し、特にWASTECH Iwakiでは、ハロゲン・重金属含有廃棄物、PFAS含有廃棄物、低濃度PCB廃棄物といった処理困難物の高度な無害化処理に特化しています。WASTECH Kanagawaでは、感染性廃棄物や廃プラスチックなどを処理し、焼却熱を利用したサーマルリカバリー発電によりカーボンニュートラルを推進しています。これらの施設を通じて、東日本を中心に全国の幅広い地域の顧客の多様な廃棄物処理ニーズに対応しています。 環境エンジニアリング事業では、大気・水質浄化設備の設計、施工、コンサルティング、および機器の設置工事・メンテナンスを提供しています。代表的な製品として、VOC排ガス処理設備「GASTAK」があり、これはクレハ独自の球状活性炭を用いて排ガス中のVOCを液化回収し再利用するシステムです。半導体、設備洗浄、化学プラント、印刷工場など、多岐にわたる産業で導入実績を持ち、ゼロエミッションとカーボンニュートラルに貢献しています。また、水処理設備では、水道原水に起因する異臭味、pH調整、赤水・腐食防止など、水質改善のための独自の技術を提供し、多くの浄水場で採用されています。 環境修復事業では、不法投棄や災害で汚染された土地の修復、プラント解体処理、そして東日本大震災などの大規模災害時には災害廃棄物処理に協力するなど、有事の際の緊急対応も行っています。廃棄物コンサルティング事業では、廃棄物コンシェルジュが顧客に最適な処理方法を提案し、トータルソリューションを提供することで、環境課題の解決を支援しています。 同社の強みは、有害性の高い低濃度PCBやPFOSなどの処理困難物を無害化する高度な技術力、焼却処理を基盤とした安定操業とゼロエミッションの両立、そしてISO9001、14001、45001の認証取得に裏打ちされた品質・環境・安全衛生マネジメント体制にあります。これらの事業を通じて、持続可能な社会の実現と地球環境保全に貢献しています。
株式会社ミダック
総資産 208億円(2026/03)
株式会社ミダックは、ミダックホールディングスグループの中核事業会社として、産業廃棄物および一般廃棄物の適正処理を主軸とする環境サービスを提供しています。同社は、廃棄物の収集運搬から中間処理、最終処分までを一貫して手掛ける体制を構築しており、顧客に対して総合的な廃棄物処理ソリューションを提供しています。 具体的には、固形物から廃液まで多種多様な産業廃棄物に対応する収集運搬サービスを展開し、ローリー車、ブロワー車、バキューム車、ウィング車など各種車両を保有しています。中間処理においては、本社事業所での水処理(活性汚泥、凝集沈殿、脱水、中和、天日乾燥、油水分離)、富士宮事業所での焼却処理(サーマルリサイクルを含む)、豊橋事業所での選別・混練(燃え殻・汚泥・ばいじんの無害化)、呉松事業所での破砕処理など、多様な処理施設を運用しています。最終処分では、遠州クリーンセンター、奥山の杜クリーンセンターといった管理型最終処分場、浜名湖クリーンセンターのような石綿含有物も処分可能な安定型最終処分場を運営し、東海地区最大級の埋立容量を誇る施設も有しています。 また、同社は浜松市を中心に一般廃棄物の収集運搬も一部行い、店舗やオフィスのごみ回収、飲食店の生ごみ回収、グリストラップ清掃などの付帯サービスも提供しています。自社での処理が困難な廃棄物や商圏外の廃棄物に対しては、グループ外の処理業者を紹介する仲介管理事業も展開し、広域にわたる廃棄物処理ニーズに対応しています。長年の実績とノウハウに加え、CO2固定化技術(処分場CCS、藻類培養CCU)の研究開発にも取り組むなど、持続可能な循環型社会の実現に向けた環境技術の革新にも注力しています。
ひびき灘開発株式会社
総資産 203億円(2025/03)
ひびき灘開発株式会社は、廃棄物処分事業を主軸に、環境保全と都市開発に貢献しています。同社は産業廃棄物処分場を所有・運営し、自社処分場である響灘西部廃棄物処分場(1号地、2号地、3号地)において、産業活動で生じる廃棄物等を埋立用材として新たな土地を創出する地域開発を推進しています。特に3号地では、約29.4haの広大な敷地で約800万トンの埋立容量を持つ「嵩上事業」を実施し、陸上盛土構造による環境監視体制の強化、浸出水処理、地震対策など、安全・安心な廃棄物処分場の運営に注力しています。また、電源開発株式会社が保有する響灘処分場(3号地)の共同埋立事業も2023年度より開始し、長期安定的な廃棄物処分容量の確保に努めています。 同社の廃棄物処分事業は、生産工場や建設・解体工事から発生する産業廃棄物排出事業者、さらには北九州市内の一般家庭からの廃棄物も対象としており、適正な廃棄物処理と環境負荷低減を追求しています。2025年4月からは事前申請と契約締結方法を変更し、電子契約も導入するなど、効率化と透明性の向上を図っています。 さらに、同社は処分場跡地を有効活用し、土地の造成、管理、分譲、賃貸事業も展開しています。北九州市の「グリーンエネルギーポートひびき事業」と連携し、響灘地区をアジアとの玄関口として、安価で大規模な港湾物流施設用地を提供することで、環境・エネルギー産業の集積と地域活性化に貢献しています。埋立完了後の処分場跡地では、再生可能エネルギーの利用促進のため「ひびきソーラーパワー」として太陽光発電事業も手掛けており、年間約220万kWhの発電量で電力の安定供給とCO2排出量削減に貢献しています。その他、北九州市エコタウンセンターや響灘ビオトープの管理運営受託を通じて、地域の環境教育や自然保護活動にも寄与しています。これらの多角的な事業展開により、同社は地域の環境と経済の持続可能な発展を支える重要な役割を担っています。
三友プラントサービス株式会社
総資産 197億円(2025/12)
三友プラントサービス株式会社は、産業廃棄物および特別管理産業廃棄物の総合的な処理・リサイクルサービスを提供する企業です。同社は、各種廃棄物の陸上・海上での収集運搬から、焼却、化学処理、最終埋立処分までを一貫して手掛けるワンストップソリューションを提供しています。具体的には、有機物を含む強酸・強アルカリ、PFOS、高濃度アンモニア水、フロン類、PCB廃棄物、金属水銀、廃試薬類、特殊廃棄物、特定有害産業廃棄物など、多岐にわたる処理困難物質に対応しています。汚染土壌対策事業では、水銀や揮発性有機化合物で汚染された土壌の処理、運搬、大量保管を行い、土地のリスクマネジメントを支援します。 同社の強みは、全国各地に展開する営業所、工場、焼却施設、処分場、分析室、積み替え保管施設といった広範なネットワークと、自社船や専用埠頭を活用した陸海両面での運搬能力にあります。これにより、北海道から沖縄まで全国の都道府県で廃棄物の収集運搬・処理許可を有し、多様な廃棄物を安全かつ効率的に処理・リサイクルすることが可能です。エネルギー事業では、企業や施設の省エネルギー化に向けたコンサルティング、電気・熱・水資源の最適化を提案し、創エネルギー事業として国産燃料の製造や、初期投資不要の省エネルギーサービスも提供しています。さらに、長年培ったプラントづくりのノウハウを活かし、廃棄物関連施設の設計・施工・運用・メンテナンス、技術提供を行うプラント・エンジニアリング総合事業も展開。研究・分析受託事業では、廃棄物の処理方法に関するコンサルティングや環境計量証明、分析装置のレンタルも行い、環境関連サービス事業として環境関連商品・機材の販売・レンタルも手掛けています。 同社は「環境と資源を守る」を理念に掲げ、廃棄物を単なる「捨てるもの」ではなく「未来に繋がる資源」と捉え、リサイクルや再資源化を積極的に推進しています。優良産廃処理業者認定制度の取得やISO14001認証、東金市との災害廃棄物処理に関する協定締結、株式会社帝国ホテルとのコーヒー豆かす飼料化事業、NEDO事業への参画など、環境保全と持続可能な社会形成への貢献に注力しています。
株式会社タクマテクノス
総資産 173億円(2026/03)
株式会社タクマテクノスは、環境プラント製造のリーディングカンパニーである株式会社タクマのグループ会社として、人々の生活を支える社会インフラの安定稼働に貢献しています。同社の主要事業は多岐にわたり、まず「維持管理事業」では、地方自治体が管理する家庭ごみ焼却プラント、バイオマス発電プラント、マテリアルプラント、リサイクルプラント、下水処理場、および産業廃棄物処理プラントの運転・維持管理を担っています。複雑化・多様化するプラント施設に対し、最新の技術研修を通じて高度な運転技術と環境意識を兼ね備えた維持管理を実現し、ごみ焼却時の熱エネルギー利活用や不燃ごみからの資源回収、最終処分場の適切な管理を通じて循環型社会の実現に貢献しています。次に「設備工事事業」では、タクマグループの一員として、全国のプラント施設の補修工事、改造工事、建設工事の施工管理を東日本を中心に手掛けています。安全施工サイクルを基本とした法令遵守の施工管理と品質基準値管理を徹底し、タクマとの連携による新設工事も行い、プラント施設の延命化と機能向上を支援しています。さらに「化成品事業」では、各種廃棄物処理プラントやエネルギープラントで使用される最適な薬品の提案と技術支援を提供しています。公害防止対策として排ガス処理、排水処理、ばいじん処理に必要な活性炭や酸性ガス除去用薬品、ボイラ水処理薬品などのトータルコーディネートを行い、豊富な実績とノウハウに基づき、プラントの長期安定運転と環境負荷低減をサポートしています。同社は、IT化推進やAI導入といった技術革新にも積極的に取り組み、安全で安定したオペレーションを通じて、地域社会の「あたりまえ」の毎日を守り、持続可能な社会の実現に貢献し続けることを使命としています。主な顧客は地方自治体や官公庁、各種プラントを運営する企業であり、全国に広がる事業所ネットワークとタクマグループとしての総合力が強みです。
公益財団法人日本容器包装リサイクル協会
総資産 173億円(2026/03)
公益財団法人日本容器包装リサイクル協会は、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」(容器包装リサイクル法)および「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(プラスチック資源循環促進法)に基づく指定法人として、廃棄物の適正処理と資源の有効利用、そしてプラスチック資源循環の促進を通じて、生活環境の保全と国民経済の健全な発展に寄与することを目的としています。同協会は、特定事業者からの再商品化業務の受託、市町村からの分別基準適合物および分別収集物の引取り、そして再商品化事業者への再商品化業務の委託を主要な活動としています。具体的には、ガラスびん、PETボトル、紙製容器包装、プラスチック製容器包装といった多様な容器包装廃棄物のリサイクルシステムを全国規模で運営し、その実績を公開しています。 また、同協会はリサイクルに関する普及・啓発活動にも注力しており、関係者への各種説明会の実施、ウェブサイトを通じた情報提供、会報の発行、パンフレット等の製作、展示会への出展、講演会への協力などを積極的に行っています。さらに、リチウムイオン電池の混入による発火危険性に関する注意喚起や、環境学習コンテンツの提供を通じて、消費者や自治体、事業者への正しい知識の普及に努めています。設立以来、同協会は容器包装リサイクル制度の本格施行から完全施行、そしてプラスチック資源循環促進法の施行に伴う新たなリサイクル制度への対応など、時代の変化に応じた事業運営を展開してきました。特に、令和5年度からは容器包装プラスチックと製品プラスチックの一括再商品化を開始し、製品単位から素材単位への視点の多角化に対応しています。国内外の関係機関との交流や協力も行い、持続可能な循環型社会の実現に向けて、特定事業者、リサイクル事業者、市町村、消費者といった全てのステークホルダーとの連携・協働を推進しています。
都市クリエイト株式会社
総資産 167億円(2024/03)
都市クリエイト株式会社は、「豊かな未来環境を創造する環境ソリューション企業」を経営理念に掲げ、廃棄物の収集運搬から中間処理、リサイクル、そして各種インフラの維持管理、解体工事まで多岐にわたる事業を関西圏を中心に展開しています。同社の主要事業は、まず一般廃棄物および産業廃棄物の収集、運搬、処理事業です。日々の生産活動や事業活動で発生する多様な廃棄物・資源物を、長年の経験と実績に基づき、管轄市町村で受け入れできないものも含め、収集から最終処理場への搬入まで一貫して対応。家電リサイクル法に基づく廃家電処理や、食品リサイクルによる肥料・飼料化、炭化処理も手掛け、法に基づいた適正処理と輸送コストの軽減を実現しています。特に産業廃棄物については、普通産業廃棄物から医療系感染性廃棄物を含む特別管理産業廃棄物まで幅広く対応し、マニフェスト制度を遵守した管理体制を確立しています。 次に、産業廃棄物中間処理業および各種リサイクル事業が挙げられます。同社は「リサイクルは日本を資源国に変える」をスローガンに掲げ、埋立処分する廃棄物を10%以下に抑えることを目指し、高精度な分別と資源の再利用を推進しています。混合廃棄物選別ライン、縦型リンググラインダー破砕機、プレス梱包器などの最新設備を備えた複数のプラント(豊中、高槻、湾岸など)を運営し、資源循環型社会の構築に貢献しています。具体的には、空き缶、空きびん、ペットボトルを再資源化する資源リサイクル、古紙リサイクル、発泡スチロールリサイクル、そして工場設備や建物構造物の解体撤去に伴う金属スクラップを製鋼材料としてリサイクルするメタルリサイクルを手掛けています。メタルリサイクルでは、発生した金属スクラップを有価物として買い取ることで、顧客の工事費コスト削減にも貢献しています。 さらに、同社は解体工事業、特にプラント設備解体工事も行っています。工場で不要となった機械設備や大型重量機械、鉄骨構造物の解体撤去を安全かつ低コストで実現し、発生する金属スクラップは自社のメタルリサイクル事業部で再資源化する一貫体制が強みです。 また、焼却施設や上下水道処理施設、廃棄物処理施設、リサイクル施設、河川構造物等の運転、保守、管理業務も提供しています。これに加え、高速道路および一般道路の維持、補修、管理業務、道路・側溝・埋設管等の機械清掃、交通管理業務、除雪、凍結防止作業といった社会インフラの維持管理も重要な事業です。道路維持管理では、路面清掃、管渠・側溝清掃、舗装工事を行い、下水道維持管理では、下水道管渠清掃、自走式TVカメラによる管渠調査、非開削工法を含む管渠更生工事を通じて、安全で快適な都市環境を支えています。 その他、舗装工事、土木工事、しゅんせつ工事、造園工事、植栽管理業務、建築工事、とび・土工工事、管工事業、給排水衛生設備工事、空調設備工事、機械器具設置工事、電気設備工事、廃棄物施設工事の設計施工・保守管理業務、一般貨物自動車運送事業、ビルメンテナンス業務も展開しています。 近年では、個人顧客向けに生前整理・遺品整理サービスも提供しており、家庭から排出される廃棄物の仕分け、運搬、処分を一括で請け負い、遺品買取や供養、ハウスクリーニング、不動産整理・解体などのオプションも用意しています。同社は高槻市、茨木市、枚方市など複数の市町村で一般廃棄物収集運搬業許可を保有しており、行政の許可を持たない悪徳業者との差別化を図り、お客様に安心して利用いただけるサービスを提供しています。 同社はISO14001、ISO9001、ISO45001の統合マネジメントシステムを運用し、品質、環境、労働安全衛生の継続的改善に努めています。豊富な保有車両と土木・管工事・建築・解体工事施工管理技士、破砕・リサイクル施設技術管理士などの有資格者を多数擁し、広範な許可・認可証を背景に、関西圏を中心に幅広い地域で事業を展開する総合環境ソリューション企業としての地位を確立しています。
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廃棄物処理・リサイクル業界の上位 10 都道府県の構成と代表企業
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-1.4%前年
1人1日あたりのごみ総排出量。各年度末。長期低下傾向。
出典: 環境省 一般廃棄物処理事業実態調査結果官公庁
ごみ焼却施設数
年次-1.3%前年
全国のごみ焼却施設数(各年度末)。R元1,067→R6 991施設と緩やかに減少(統廃合・広域化)。
出典: 環境省 一般廃棄物処理事業実態調査結果官公庁
ごみ発電施設数(発電設備を有する焼却施設)
年次+1.0%前年
発電設備を有するごみ焼却施設数(各年度末)。焼却施設総数が減るなか発電施設は増加。R5度は全焼却施設の40.9%。
出典: 環境省 一般廃棄物処理事業実態調査結果官公庁
一般廃棄物処理事業経費(ごみ処理事業経費)
年次+6.9%前年
全国のごみ処理事業経費(建設改良費+処理維持管理費等)。R元20,885億円→R6 24,489億円。億円換算。
出典: 環境省 一般廃棄物処理事業実態調査結果官公庁
産業廃棄物 再生利用率
年次+0.0%前年
全国の産業廃棄物再生利用率(再生利用量÷総排出量)。R元52.7%→R4 54.2%と緩やかに上昇。
出典: 環境省 産業廃棄物排出・処理状況調査官公庁
産業廃棄物 最終処分量
年次+2.2%前年
全国の産業廃棄物最終処分量。R元916万t→R4 902万t。最終処分率は概ね2.3〜2.4%で安定。
出典: 環境省 産業廃棄物排出・処理状況調査官公庁
大里郡寄居町代表企業
255億円
NEWS
この業界の企業に関する報道。各見出しは配信元記事からの引用です。
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上場企業分析 営業利益率 驚異の40% 廃棄物処理のミダックHD ROE17・3%、PBRは3倍超 水処理にも事業領域拡大 - chukei