エネルギー・環境
電力の会社一覧・主要企業440社
事業領域
発電、送配電、電力小売
業界の特色
電力はエネルギー・環境の中分類で、業界分類済の492,329社中440社 (0.09%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは118位)。東京都を中心に32%が集まり、上場20社・大企業73社の層を持ちます。単体総資産は中央値81億円に対し最大は9.2兆円と1,132倍超の階層差があり、トップ企業が業界規模を大きく押し上げています。直近1年は雇用拡大が53%の企業で起きており、業界全体が成長フェーズにあります。売上判明74社で上位5社シェアは56%です。業界平均年収は約810万円。直近12年で売上規模は約99%拡大しています。
集計は 単体決算 ・厚生年金被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
440社
20社 (4.5%)
73社
東京都
142社 (32.3%)
企業数
440社
上場社数
20社
上場ROE中央値
15.6%
上場企業実績
上場平均年収中央値
820万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
業界の論点(上場企業の開示より)
作成日 2026/06/23上場7社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
電力業界はDX・GX進展によるデータセンター・半導体工場の新増設を契機に、2007年以降続いた需要減少トレンドが反転局面に入りつつある。東電PGエリア単体で2037年度以降に約950万kWの需要増、東日本50Hzエリア全体でも今後10年で約10%増が試算されるなど、大型需要の構造的拡大が業界のゲームチェンジャーとなっている。電力自由化下で新電力の全国シェアは平均約20%にとどまり伸びしろが残る一方、2030年義務化予定の供給能力確保規制(現物電源確保義務)が新電力の調達コストを押し上げるリスクとして控えている。脱炭素電源確保とCN実現は業界共通の課題だが、原子力再稼働に依存する大手電力と、系統用蓄電池事業者化や暗号資産を組み合わせる独立系新電力とでは戦略の分岐が鮮明である。燃料価格・卸電力市場価格の不確実性(中東情勢等)は収益見通しに影を落としており、中部電力が2026年度業績見通しを未定とするなど大手電力も予見可能性の低下を公式に認めている。東京電力は福島廃炉費用23.4兆円(廃炉8兆・賠償9.2兆・除染4兆・中間貯蔵2.2兆)という業界固有の構造的負担を抱え、財務・経営の自由度が他社と本質的に異なる特殊ケースとなっている。
市場環境・業界構造
DXとGXの双方の潮流が電力需要の構造転換を同時に牽引している。東電PGエリアでは今後10年でDC新増設由来の最大需要が約400万kW増(2034年度)、2037年度以降は託送申込みベースで約950万kWとなる見込みで、東日本50Hzエリア全体でも今後10年で約10%の需要増が試算される。従前は人口減少・省エネ浸透により2007年度以降継続した需要減少トレンドが、半導体工場・DC立地という大型需要の出現で反転しつつある。電力小売自由化の下で新電力の全国シェアは平均約20%にとどまり、地域によっては20%未満の市場も多く、小売市場にはなお伸びしろが残る。一方で小売電気事業者に対する供給能力確保義務(2030年義務化:年間5億kWh超なら3年前に50%・1年前に70%の現物電源確保が必要)が新電力の調達コスト・経営負荷を高める制度変更として控えている。卸電力市場(JEPX)価格は平時は低水準で推移するものの、2026年3月のように一時的急騰が起きると新電力の調達コストが膨らむスパイクリスクも残存する。
- 東京電力ホールディングス:東電PGエリアのDC新増設由来の最大需要が2034年度に約400万kW増、2037年度以降の託送申込みは約950万kWとなる見通しで、需要増の規模が業界最大級
- 東北電力:東日本50Hzエリアの電力需要が10年で約10%増と見通し、半導体産業集積・DC立地適環境を自エリアの強みとして誘致策を明示
- リミックスポイント:全国平均新電力シェア約20%で伸びしろを認識しつつ、低圧販売電力量が前年比36%増と数量拡大でJEPX単価下落を吸収
- 中部電力:中東情勢起因の燃料・市場価格不確実性を理由に2026年度業績見通しを未定と公式に開示し、市場ボラティリティへの脆弱性を示す
- レジル:自己託送規制拡大によるオフサイトPPA運用需要の拡大を捉え、ノウハウを持たない新電力向けフルアウトソースプランで顧客対象を拡大
各社の戦略の分岐
大手電力3社(東京電力・東北電力・四国電力)はいずれも脱炭素電源拡大と需要創出を掲げるが、注力軸が明確に異なる。東京電力は柏崎刈羽6号機の2026年4月営業運転再開で原子力回帰を鮮明にし、2040年度に供給電力の6割超を脱炭素電源で確保する目標を軸に据える。東北電力はDC誘致を最前面に掲げ、脱炭素電源+エネルギーマネジメントの一体提案を誘致ツールとして活用するとともに、北海道本州間・東北東京間連系線の系統増強に投資する。四国電力は情報通信事業(DC・クラウド)をエネルギーと並ぶ「コア事業」に位置づけ、国際事業を「拡張領域」、脱炭素エネルギーソリューションを「挑戦領域」とする三層構造で経営資源を配分する独自路線をとる。独立系では、リミックスポイントが電力小売・系統用蓄電池(20件自社保有目標、NCパイオニア通じ7か所を2026年末運転開始・20億円出資)・ビットコイン戦略保有という異種融合ポートフォリオを構築。レジルはベインキャピタルTOB(普通株1株2,750円、2026年1月非公開化予定)を受け入れ、ロールアップ型M&Aによる分散型エネルギー事業の非連続成長を志向する。
- 東京電力ホールディングス:柏崎刈羽6号機の2026年4月営業運転再開で原子力回帰を鮮明にし、2040年度に供給電力の6割超を脱炭素電源で確保する目標を主軸に据える
- 東北電力:脱炭素電源+エネルギーマネジメントをパッケージ化したDC誘致戦略と、北海道本州間・東北東京間連系線の送電系統増強に注力
- 四国電力:エネルギーと情報通信をコア事業に並置し、DC・クラウド・国際事業を拡張領域として三層構造で経営資源を配分するエネルギー×ICT独自路線
- リミックスポイント:電力小売・系統用蓄電池(20件自社保有・20億円出資)・ビットコイン戦略保有を融合させた「総合デジタルアセットマネジメント」構造
- レジル:ベインキャピタルTOBで非公開化し、NTTアノードエナジーから65,000戸・355棟を譲受するロールアップM&Aで分散型エネルギー事業を拡大
- アースインフィニティ:創出利益を顧客獲得に再投資する高速回転モデルで電力小売規模を拡大、2026年7月期売上100億円・経常利益12億円を目標に掲げる
主要リスク・課題
電力業界のリスクは大手電力固有の構造問題と、業界横断的な市場・燃料リスクの二層構造に分かれる。東京電力は廃炉費用23.4兆円という業界固有の財務構造的制約を抱え、さらに2025年度第1四半期に燃料デブリ取り出し準備費用として9,030億円を追加計上した。廃炉ロードマップでは1号機燃料取り出し開始を2027〜2028年度と見通すが、工法評価の不確実性が費用膨張リスクとして残存する。業界横断的には、中東情勢を起因とする燃料価格・卸電力市場価格のボラティリティが収益見通しを困難にしており、中部電力が2026年度業績見通しを未定とするなど大手電力も予見可能性の低下を公式に認めている。東北電力は競争激化・インフレ・金利上昇・燃料市況変動の複合リスクを列挙しており、2025年度中間期の経常利益は前年比276億円減となった。小売新電力にとってはJEPXスパイク時の調達コスト急騰と、2030年義務化の供給能力確保規制への対応コストが収益圧迫要因として浮上している。
- 東京電力ホールディングス:廃炉費用23.4兆円(廃炉8兆・賠償9.2兆・除染4兆・中間貯蔵2.2兆)に加え、燃料デブリ準備費9,030億円を2025年度1Qに追加計上し、年間5,000億円規模の費用捻出が恒常化
- 東北電力:競争・インフレ・金利・燃料市況変動の複合リスクで2025年度中間期の経常利益が前年比276億円減少、送配電の需給調整費用増加も重なる
- 中部電力:中東情勢起因の燃料・市場価格不確実性が高まり、2026年度業績見通しを合理的に示せない状況と開示
- リミックスポイント:JEPXスパイク(2026年3月)で4Q単独減益となり、2030年義務化の供給能力確保規制(年間5億kWh超は3年前に50%現物確保)への対応コストが新たに浮上
- 四国電力:人口減少・省エネ浸透による内需の中長期的縮小と脱炭素・分散化コストの増加を「主要な環境変化」として列挙し、ICT・国際事業で補う構図
資本効率・中期数値目標
大手電力各社はROICやROEを軸とした明確な中期財務目標を設定しており、数値コミットメントが開示の標準フォーマットとなっている。東北電力は2026年度に経常利益1,900億円・ROIC3.5%程度・自己資本比率20%程度、2030年度に経常利益2,000億円以上・ROIC3.5%以上・自己資本比率25%以上を目標とし、利益・投資・成長の好循環形成を掲げる。中部電力は2025年度実績でROIC4.4%(目標3.2%以上)・ROE7.5%(目標7%程度)・自己資本比率41.0%(目標30%半ば〜後半)とすでに全目標を上回っており、セグメント別ではミライズROA16.9%が群を抜く。四国電力は2030年度に経常利益650億円以上・ROE8%以上・ROIC3.5%以上・営業CF5,500億円(5年累計)を設定し、大手電力中ではROE8%以上が高水準。独立系では、リミックスポイントがエネルギー事業売上高を2027年度316億円→2029年度580億円(2.5倍)・営業利益3倍、蓄電ソリューション事業を3年で売上4倍・営業利益6倍という高成長計画を提示し、大手電力の漸進的な財務目標と対照をなす。
- 東北電力:2030年度に経常利益2,000億円以上・ROIC3.5%以上・自己資本比率25%以上を中期目標とし、「利益・投資・成長の好循環」形成を明示
- 中部電力:2025年度にROIC4.4%/ROE7.5%/自己資本比率41.0%と全中期目標を既達成。ミライズROA16.9%がセグメント別最高水準
- 四国電力:2030年度に経常利益650億円以上・ROE8%以上・ROIC3.5%以上・営業CF5,500億円(5年累計)を設定し、ROE8%以上が大手電力中で高水準
- リミックスポイント:エネルギー事業売上を3年で2.5倍(316億→580億円)・営業利益3倍、蓄電ソリューション売上4倍・営業利益6倍の高成長計画を3か年で積み上げ
- アースインフィニティ:2026年7月期通期で売上100億円・経常利益12億円を目標。創出利益を顧客獲得に再投資する高速回転モデルで高い成長率を追求
- 東京電力ホールディングス:福島責任のため年間5,000億円規模の費用捻出が恒常化し、財務余力に構造的制約がある中でCN実現(2040年度脱炭素電源6割超)との両立が最大課題
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
電力の主要企業(従業員数順)
会社名・本社・上場区分・従業員数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 従業員数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京電力パワーグリッド株式会社 | 東京都 | 上場 | 15,772人 | 2.3兆円 |
| 2 | 中部電力パワーグリッド株式会社 | 愛知県 | 非上場 | 11,481人 | 9,602億円 |
| 3 | 関西電力株式会社 | 大阪府 | 上場 | 11,473人 | 3.5兆円 |
| 4 | 関西電力送配電株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 8,838人 | — |
| 5 | 九州電力株式会社 | 福岡県 | 上場 | 7,705人 | 1.9兆円 |
| 6 | 東北電力株式会社 | 宮城県 | 上場 | 6,719人 | 2.1兆円 |
| 7 | 東北電力ネットワーク株式会社 | 宮城県 | 非上場 | 6,089人 | — |
| 8 | 北陸電力株式会社 | 富山県 | 上場 | 5,348人 | 7,736億円 |
| 9 | 株式会社JERA | 東京都 | 上場 | 5,174人 | 4.3兆円 |
| 10 | 中国電力株式会社 | 広島県 | 上場 | 4,714人 | 1.3兆円 |
| 11 | 九州電力送配電株式会社 | 福岡県 | 非上場 | 4,654人 | — |
| 12 | 電源開発株式会社 | 東京都 | 上場 | 3,161人 | 9,306億円 |
| 13 | 北海道電力ネットワーク株式会社 | 北海道 | 上場 | 3,136人 | — |
| 14 | 四国電力株式会社 | 香川県 | 上場 | 2,870人 | 7,239億円 |
| 15 | 東京電力エナジーパートナー株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,857人 | 5.5兆円 |
| 16 | 中部電力株式会社 | 愛知県 | 上場 | 2,746人 | 2,912億円 |
| 17 | 一般財団法人中部電気保安協会 | 愛知県 | 非上場 | 2,285人 | — |
| 18 | 四国電力送配電株式会社 | 香川県 | 非上場 | 2,064人 | — |
| 19 | 関電サービス株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 1,886人 | — |
| 20 | 株式会社サイサン | 埼玉県 | 非上場 | 1,752人 | 621億円 |
| 21 | 沖縄電力株式会社 | 沖縄県 | 上場 | 1,704人 | 2,240億円 |
| 22 | 中部電力ミライズ株式会社 | 愛知県 | 非上場 | 1,475人 | 2.9兆円 |
| 23 | 一般財団法人九州電気保安協会 | 福岡県 | 非上場 | 1,323人 | — |
| 24 | 九電産業株式会社 | 福岡県 | 非上場 | 1,312人 | — |
| 25 | 株式会社J‐POWERハイテック | 東京都 | 非上場 | 1,255人 | 626億円 |
| 26 | J-POWERジェネレーションサービス株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,127人 | 1,169億円 |
| 27 | シナネン株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,008人 | 2,320億円 |
| 28 | 株式会社関電パワーテック | 大阪府 | 非上場 | 1,001人 | — |
| 29 | 株式会社電力サポート中国 | 広島県 | 非上場 | 804人 | — |
| 30 | 堀川産業株式会社 | 埼玉県 | 非上場 | 718人 | 210億円 |
従業員数は社会保険加入者数(単体)です。
Industry Metrics
業界の主要指標
電力に関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
電力販売量(電気事業者・需要実績)
年次+0.1%前年
電気事業者の販売電力量合計(年度)。FY2023(2024-03-31)=8,228.1億kWh、内訳は特別高圧2,193.0/高圧2,904.5/低圧3,099.6、前年度比+1.7%。FY2018-FY2022は資源エネルギー庁 電力調査統計(ep002)結果概要より追加(同一の電気事業者販売電力量系列)
出典: 資源エネルギー庁 電力調査統計官公庁
発電電力量(全国合計)
年次2023年度・国内総発電電力量。前年度比▲1.6%。全電源(火力/原子力/再エネ等)合計の全国ベース
出典: 資源エネルギー庁 総合エネルギー統計/電力調査統計官公庁
総発電電力量 再エネ電源構成比(年度)
年次+0.4%前年
総合エネルギー統計ベースの再エネ(水力含む)電源構成比。date=年度末。FY2024速報は再エネ23.0%・原子力9.4%・火力67.5%、非化石32.5%。総発電電力量はFY2024 9,922億kWh。
発電電力量 太陽光発電比率(暦年)
年次+1.8%前年
全発電電力量に占める太陽光発電の割合(暦年・速報)。日本の自然エネルギー中で最大シェア。原典は資源エネルギー庁「電力調査統計」。(推計値)
発電電力量 原子力発電比率(暦年)
年次+6.5%前年
全発電電力量に占める原子力発電の割合(暦年・速報)。2014年にゼロ、再稼働進展で上昇。原典は資源エネルギー庁「電力調査統計」。(推計値)
新電力(PPS)販売電力量シェア
不定期+19.3%前年
全販売電力量に占める新電力シェア。2021年8月22.6%がピーク、2022年度の燃料高騰で低下、2024年に持ち直し。低圧分野は2024/10時点で約25.6%。
出典一覧(5件)と注記
- 資源エネルギー庁 電力調査統計(官公庁)
- 資源エネルギー庁 総合エネルギー統計/電力調査統計(官公庁)
- 経済産業省 資源エネルギー庁『エネルギー需給実績(速報)』(官公庁)
- ISEP 環境エネルギー政策研究所(資源エネルギー庁『電力調査統計』等より作成)(調査会社)
- 資源エネルギー庁『電力小売全面自由化の進捗状況』(電力・ガス基本政策小委員会資料)(官公庁)
各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
業界ベンチマーク(2層比較)
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
15.6%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
5.2%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.44回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
820万円
有報の平均年間給与
平均従業員数(中央値)
3,161名
有報の従業員数
上場18社の実績中央値(平均年収は有報開示14社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
86.3%
売上原価 / 売上高
営業利益率
5.2%
営業利益 / 売上高
経常利益率
5.9%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.49回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
34.1百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
810万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
27.2%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
3,592万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『電気業』(大分類平均・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『鉱業,採石業,砂利採取業』(大分類平均・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『電気業』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
電力の上場企業一覧
電力で上場している 17社
業界の規模分布
開示済 139社色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 従業員規模 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界カルテ(財務・雇用)
業界内企業の総資産分布と従業員数の増減トレンド
財務プロファイル
開示 185社 / 直近3年業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
81億円中央値
中央 50% が 17億円 〜 349億円 の規模 ・ 最大 9.2兆円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
雇用トレンド
333社で集計1 年前と現在の従業員数を比較できる企業の増減
業界は 拡大基調(平均 +15.2%)
雇用拡大 53%・縮小 23%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
規模別の収益性(資本金階級別)
電力を含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『電気業』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 86.8% | 4.9% | 0.47回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 89.5% | 6.0% | 0.92回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 82.1% | 8.7% | 0.51回 |
| 1千万円未満 | 28.3% | 10.7% | 0.17回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
売上高・利益率の推移(12年)
電力を含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『電気業』(2013–2024年度)
- 20130.3%21.3兆円
- 20142.8%22.2兆円
- 20156.9%20.5兆円
- 20164.2%23.5兆円
- 20174.5%25.9兆円
- 20183.7%27.6兆円
- 20193.7%28.1兆円
- 20203.4%27.8兆円
- 2021-0.1%28.5兆円
- 2022-1.7%41.2兆円
- 20235.7%37.9兆円
- 20245.2%42.5兆円
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
業界集中度
上位5社で売上の 55.9%
電力で売上判明 74 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
最新の動き
電力の企業の直近の動き
テプコカスタマーサービス株式会社
2026/06テプコカスタマーサービス、日本ファシリティ・ソリューションへ会社分割で事業承継
テプコカスタマーサービス株式会社は2026年2月、日本ファシリティ・ソリューション株式会社へ事業を切り出す会社分割を実施しました。
ENEOS Power株式会社
2026/06ENEOS Power、新WEB CMと所在地移転を実施
ENEOS Power株式会社が2025年7月以降、新WEB CMやキャンペーンを順次展開し、9月には本店所在地を港区麻布台へ移転しました。
Axpo Japan株式会社
2026/06Axpo Japan、株式会社化と本社移転を経てネスレ日本と契約
Axpo Japan株式会社は2026年4月、ネスレ日本との工場向けグリーン電力契約を締結したと発表しました。
株式会社HELTEC
2026/06HELTEC、医療機器版「歩行分析計 StepLab Medical」販売開始
株式会社HELTECは2025年7月、転倒リスク評価機能を備えた医療機器版「歩行分析計 StepLab Medical」の販売を開始しました。
SustainableEnergy株式会社
2026/06SustainableEnergy、AI活用の新マイページを提供開始
SustainableEnergy株式会社は2026年6月、小売電気サービス「ネット電力」でAIによる電力コスト削減支援の新マイページを提供開始しました。
赤坂熱供給株式会社
2026/06赤坂熱供給、商業利用初のグリーン水素熱源設備が本格稼働
赤坂熱供給株式会社は東京都心部の熱供給事業者として商業利用初となるグリーン水素を活用した水素熱源設備の本格運用を開始しました。
Top by Sales
電力の売上トップ
直近の売上が大きい順・最大 100 社
東京電力エナジーパートナー株式会社
売上 5.5兆円(2025/03)
東京電力エナジーパートナー株式会社は、東京電力ホールディングス株式会社の100%子会社として、小売電気事業およびガス事業を主軸に、個人および法人顧客へエネルギーサービスを提供しています。同社は、ご家庭向けにはライフスタイルに合わせた多様な電気料金プランや「再エネおあずかりプラン」を展開し、法人顧客向けには特別高圧・高圧、低圧の事務所・店舗、個人事業主など、規模や業態に応じた電気料金プランを提供しています。特に法人向けには、市場調達成分の異なる「市場調整ゼロプラン」「ベーシックプラン」「市場価格連動プラン」といった選択肢を用意し、顧客の電力価格安定化ニーズに応える体制を構築しています。 ガス事業においては、ご家庭向けに加え、法人・個人事業主向けに「ビジネスとくとくガスプラン」を提供し、電気とのセット契約による割引も展開しています。同社は、全国で最大の小売電気事業者としての強みを活かし、安定的な電源契約と市場調達を組み合わせた多様な電源ポートフォリオを構築。さらに、ディマンドレスポンスやバーチャルパワープラントを活用した需給運用サービスの最適化を図り、量と価格の両面で安定したサービス提供を特徴としています。また、新電力事業者や分散電源保有事業者への需給運用サービスや電力卸取引も手掛けています。 カーボンニュートラル達成に向けた取り組みも重視しており、太陽光発電や蓄電池を活用した「エネルギーの地産地消」を推進しています。これにより、燃料価格や電力市場の外部環境に影響されにくい電力サービスの提供と、再生可能エネルギーの最大限活用による省コスト化、電力の安定供給に貢献しています。その他、法人顧客向けには省エネプログラムやTEPCOビリングコレクトサービス、海外拠点の省エネ・再エネ証書関連サービスも展開し、エネルギーに関する総合的なサポートを提供しています。
株式会社JERA
上場売上 4.3兆円(2025/03)
株式会社JERAは、燃料上流・調達から発電、電力・ガスの卸販売に至る一連のバリューチェーンを保有する、日本最大の発電容量と世界最大級の燃料取扱量を誇るグローバルエネルギー企業です。同社の主要事業は、火力発電事業、再生可能エネルギー事業、ガス・LNG事業、およびこれらに関するエンジニアリング・コンサルティングです。 火力発電事業においては、国内最大規模の発電設備を有し、長年培われた運営技術により、変動する電力需要に対して経済的かつ安定的な電力供給を実現しています。特に、脱炭素社会への貢献として「ゼロエミッション火力」の開発に注力しており、燃焼時にCO2を排出しないアンモニアや水素を燃料とする火力発電への転換を推進しています。具体的には、2023年度に碧南火力発電所4号機で燃料の20%をアンモニアに置き換える実証試験を開始し、2030年代前半には50%以上の高比率での商用運転を目指しています。また、水素についても2025年度までにガスタービン型LNG火力発電所で利用比率30%での実証試験を計画し、2030年代半ばの商用運転を目指すなど、2050年までに国内外の事業からのCO2排出ゼロを目指す「JERAゼロエミッション2050」を掲げています。 再生可能エネルギー事業では、太陽光発電や風力発電といった自然変動型電源の導入を最大限に進めるとともに、その出力変動を火力発電で補完することで電力の安定供給を支えています。2025年8月にはbpとの洋上風力発電事業を併合するなど、グローバルな専門知識と地域密着型の人材を活用した「グローカル」な体制で、2035年までに再生可能エネルギー累積開発容量2,000万kWの目標達成を目指しています。 ガス・LNG事業においては、年間約3,600万トンという世界最大規模のLNG調達ポートフォリオを基盤に、豪州や米国でのLNG上流事業への参画、競争力のあるLNG確保、効率的なLNG輸送事業を展開しています。JERA Global Marketsを中心に、LNG、石炭、船舶のグローバル市場でのトレーディングを行い、アセット・バック・トレーディングを通じて燃料の供給安定性を強化しつつ、収益機会を効率的に捕捉しています。また、電力・ガスの卸販売、LNG基地利用、ガス託送供給サービスも提供し、小売電気事業者や産業顧客の多様なニーズに応えています。 エンジニアリング・コンサルティング事業では、国内外の70GW以上の発電所を保有・操業する中で培ったO&M(運転・保守)およびエンジニアリング(開発・建設)のノウハウを活かし、「JERA O&M Way」として世界トップクラスのサービスを提供しています。発電所の建設から保守・運営に至るまで長期的な責任を持ち、デジタル技術を用いた遠隔監視やビッグデータ活用による予兆管理、バッテリーなどの新技術導入を進めています。さらに、碧南火力発電所のアンモニア転換事業をはじめとする国内外発電所の脱炭素化に向けた設計・工事も手掛けています。産業副産物である石炭灰の販売事業も行っています。 同社は、アジア、中東、欧州、北米など世界10カ国以上に約30件の海外発電プロジェクトを運営しており、グローバルな視点でエネルギー問題の解決と脱炭素社会の実現をリードしています。JERA Global Instituteというシンクタンク組織を通じて、エネルギー動向に関するインテリジェンス機能を強化し、最適なエネルギー供給基盤の構築に貢献しています。これらの事業を通じて、同社はクリーンな社会の実現、エネルギー価格の安定化、そして安定供給という世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供することを目指しています。
関西電力株式会社
上場売上 3.5兆円(2025/03)
関西電力株式会社は、1951年の創業以来、日本の基幹インフラを支える総合エネルギー企業として、電気事業を核に多角的な事業を展開しています。同社は、原子力、火力、水力、太陽光、風力といった多様な電源をバランス良く組み合わせ、燃料の柔軟かつ安定的な調達を通じて、関西エリアを中心に個人および法人顧客へ安全で安定した電力供給を長年にわたり提供してきました。電力小売全面自由化以降は、全国の顧客に対し、多様な料金メニューや付加価値サービスを展開し、顧客満足度向上に努めています。また、同社は熱供給事業、ガス供給事業、電気通信事業も手掛けており、暮らしや経済、産業を多方面から支える役割を担っています。 近年では、ゼロカーボン社会の実現に向けた「ゼロカーボンビジョン2050」を掲げ、再生可能エネルギーの開発・導入を加速。国内初の浮体式洋上ウィンドファームの商用運転開始や、滋賀県米原市および関西エリアを中心とした水素製造・利活用調査など、次世代エネルギー技術への投資を積極的に行っています。さらに、20年以上の経験と知見を活かし、アジアや欧米など世界12ヵ国で発電・送電プロジェクトに参画する国際事業を展開し、グローバルなエネルギービジネスの変化に対応しています。地域活性化・まちづくり事業では、スマートエコタウン開発や都市再整備支援、ラストワンマイルモビリティの導入など、エネルギー分野に留まらない地域社会の課題解決に貢献し、持続可能な「サステナブルコミュニティ」の実現を目指しています。キャッシュレス決済サービス「かんでんPay」やエネルギー最適化支援サービス「エネルーク®」、オンラインセミナー、習い事送迎サービスの実証、銀行サービス「CQ BANK」など、顧客の生活を豊かにする新たなサービス創出にも注力しており、エネルギー供給事業者から「サービス・プロバイダー」への転換を図ることで、社会の変化に対応し、持続的な成長を追求しています。
中部電力ミライズ株式会社
売上 2.9兆円(2025/03)
中部電力ミライズ株式会社は、中部電力グループの一員として、主に電力・ガスなどのエネルギー供給および関連サービスを提供しています。同社は、顧客のライフスタイルに合わせた多様なサービスを展開しており、その中核となるのが会員サイト「カテエネ」です。カテエネでは、電気やガスの使用量実績を簡単に確認できるほか、電気代に利用できるポイントを貯めることができ、顧客のエネルギー利用の「見える化」と節約を支援しています。このサイトは、顧客が自身のエネルギー消費を把握し、より賢く利用するための重要なツールとなっています。また、引越しに伴う電気、ガス、インターネットなどの面倒な手続きをウェブ上で一括して簡単に行えるサービスも提供し、顧客の生活における煩雑な手続きの負担を軽減し、利便性向上に大きく貢献しています。 さらに、同社は脱炭素社会の実現に向けた取り組みにも注力しており、「ミライズGreenでんき」を提供しています。これは、再生可能エネルギーの普及拡大に貢献するCO2フリーの電気メニューであり、法人および個人顧客が利用可能です。このサービスを通じて、顧客が支払う電気料金の一部が再生可能エネルギーの普及拡大に活用される仕組みとなっており、顧客と共に地域の脱炭素化を推進しています。同社は、エネルギー供給事業者としての責任を果たすだけでなく、環境に配慮した持続可能な社会の実現を目指し、積極的に再生可能エネルギーの導入を促進しています。中部電力ミライズは、単なるエネルギー供給に留まらず、デジタル技術を活用した顧客体験の向上、環境負荷低減への貢献、そして生活インフラ全般の利便性向上を目指し、地域社会の持続的な発展に寄与する「一歩先を行く総合エネルギー企業グループ」の一翼を担っています。
東京電力パワーグリッド株式会社
上場売上 2.3兆円(2025/03)
東京電力パワーグリッド株式会社は、東京電力グループの中核企業として、関東エリア(栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県および静岡県(富士川以東))において、一般送配電事業を主軸に、電力の安定供給を支える社会インフラを担っています。同社は、発電事業者から送られてくる電気を、変電所や送電線、配電線を通じて、小売電気事業者や最終的なお客さまへ届ける役割を果たすとともに、電力系統全体の運用・保守管理を24時間365日体制で行っています。具体的には、電力小売託送サービスの提供、系統情報の公開、送配電系統利用に関するルールの策定・運用、そして停電情報の迅速な提供などが挙げられます。また、電柱敷地に関する承諾内容のWEB回答サービス、設備改修(電柱移設等)のWEB受付サービス、電柱共架や鉄塔・管路・洞道の利用案内など、多様な事業者向けサービスも展開しています。再生可能エネルギーの固定価格買取制度の手続き支援や、電力需給調整市場への参画、調整力電源等の公募を通じて、電力自由化やカーボンニュートラル社会の実現にも貢献。さらに、配電設備や受変電設備に関する技術支援、総合防災サービス、技術者育成サービス、電柱広告・配電地上機器活用サービス、建物運営・管理、環境関連ソリューションなど、幅広い附帯事業を通じて、社会のニーズに応える新たな価値創造にも注力しています。同社は、強靭な電力インフラの維持・発展を通じて、地域社会の発展と持続可能なエネルギー社会の実現に貢献しています。
東北電力株式会社
上場売上 2.1兆円(2025/03)
東北電力株式会社は、東北地方と新潟県を主要な事業エリアとする総合エネルギー企業です。同社は、水力、火力、風力、太陽光、原子力といった多様な発電設備を保有し、安定した電力供給を基盤としています。個人のお客さま向けには、電気料金プランの提供に加え、「よりそうeポイント」やJR東日本「JRE POINT」との連携、旅行サービス「よりそうeトラベル」、電化製品やリフォーム、ハウスクリーニング、光回線サービス「東北電力フロンティア光」、さらには子ども見守りサービス「コマモル」など、快適な暮らしをサポートする幅広いサービスを展開しています。法人のお客さまに対しては、最適な料金プランの提案から、空調自動制御による省エネ・省コスト支援、エネルギーコストや温室効果ガス排出量の見える化、再生可能エネルギーの長期購入による環境価値取得支援、デマンド監視、熱源転換を含む設備設計・運用保守までをワンストップで提供しています。また、DX推進のためのAI活用支援や生成AI向けGPUクラウドサービス、EV関連のモビリティソリューションサービス「Harmmo」も手掛けています。特に、岩手県企業局の水力発電を活用した「いわて復興パワー水力プレミアム」や秋田県営水力発電所を活用した「あきたEネ!オプション水力100%」など、地域と連携した再生可能エネルギーの地産地消を推進し、CO2排出削減に貢献しています。同社は、地域活性化支援活動にも積極的に取り組み、「東北・新潟の活性化応援プログラム」を通じて地域の発展に寄与しています。高レベル放射性廃棄物の最終処分についても、国や関係機関と連携し、情報発信や理解活動を行っています。これらの多角的な事業展開により、同社は地域社会の持続可能な発展と、お客さまの多様なニーズに応えることを目指しています。
九州電力株式会社
上場売上 1.9兆円(2025/03)
九州電力株式会社は、九州地域を中心に、発電事業、電力卸取引、小売事業(電気・ガス販売)、および多岐にわたるその他事業を展開する総合エネルギー企業です。同社の発電事業は、安定供給とカーボンニュートラル実現に向け、原子力発電(玄海、川内)、再生可能エネルギー(地熱、太陽光、風力、バイオマス・廃棄物、水力)、火力発電(石炭、石油、ガス)といった多様な電源を最適に組み合わせることを強みとしています。特に原子力発電では、安全確保、廃止措置、運転延長への厳格な取り組みを推進し、再生可能エネルギーの導入拡大にも積極的に投資しています。小売事業では、個人および法人顧客に対し、電気とガスの安定供給を行うとともに、法人顧客向けには脱炭素・省コストエネルギーサービス、太陽光PPA(電力購入契約)、空調自動制御、BCP・事業継続計画といった先進的なソリューションを提供し、企業の持続可能な経営を支援しています。また、九州以外の顧客向けには「九電ネクスト」を通じて電力販売を展開し、事業エリアを広げています。その他事業として、KYUDEN i-PROJECTによるイノベーション推進、weev、九電スマートリース、九電ドローンサービス、みらいサーモン、PDLOOKなどの新規事業開発にも注力。海外電気事業への積極的な参画や、九州電力総合研究所を中心とした研究開発、研究設備レンタル、コンサルティング、受託研究を通じて、エネルギー技術の革新を追求しています。「カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、DX推進、地域共創による価値創造、サステナビリティへの貢献を経営の重点戦略として位置づけ、九州地域の発展に貢献しつつ、グローバルな視点でエネルギーの未来を拓くことを目指しています。
中国電力株式会社
上場売上 1.3兆円(2025/03)
中国電力株式会社は、1951年の設立以来、中国地方を主要な事業基盤とし、個人および法人顧客に対して電力の安定供給と多角的なエネルギーソリューションを提供する大手電力会社です。同社は、水力、火力(石炭、LNG)、原子力、太陽光といった多様な電源を組み合わせた発電設備を保有し、電力小売全面自由化以降は、顧客の多様なニーズに応えるべく、「ぐっとずっと。プラン」シリーズ(スマートコース、シンプルコース、ナイトホリデーコース、電化Styleコース、おひさまシフトコース)や再生可能エネルギー由来の「ぐっとずっと。再エネ・グリーンプラン」など、豊富な料金メニューを展開しています。法人顧客向けには「〔ビジネス〕スマートBコース」や「〔ビジネス〕動力コース」を提供し、会員制ウェブサイト「ぐっとずっと。クラブ」を通じて、特定の時間帯の電気料金を割引する「ぐっとずっと。タイムサービス」を実施するなど、顧客の利便性向上と経済的メリットの提供に努めています。 電力供給事業に加え、同社は地域社会の持続的な発展に貢献するため、革新的なソリューション事業にも積極的に取り組んでいます。具体的には、中国地域への企業進出を検討する企業に対し、立地情報提供から最適な電力供給プランの提案まで一貫したサポートを提供しています。また、石炭火力発電所で発生する石炭灰を「Hiビーズ」「エコパウダー」「ライトサンド」といった環境修復材や土木材料として有効活用し、循環型社会の実現に貢献しています。LNG基地の利用サービスを通じて、ガス受託製造も手掛けています。さらに、エネルギーマネジメント分野では、自家発電設備、蓄電池、空調設備、電気自動車などの分散型エネルギーリソースを集約・制御し、電力系統の安定化や再生可能エネルギーの有効活用を図るデマンドレスポンスやバーチャルパワープラント事業を推進しています。地域産業のDX支援として、AIによる画像解析を活用したカキ養殖採苗支援ツール「カキNavi」を提供し、漁業の効率化と生産性向上に寄与しています。同社は、2050年カーボンニュートラル達成に向けた挑戦を掲げ、環境負荷低減と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。
中部電力パワーグリッド株式会社
売上 9,602億円(2025/03)
中部電力パワーグリッド株式会社は、2020年4月に中部電力株式会社から分社独立し、一般送配電事業を主軸として中部地方の電力インフラを支える企業です。同社は、電力の安定供給を最大の使命とし、2050年カーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギーの送配電設備への連系拡大、激甚化する自然災害に対するレジリエンス強化、そして地域の未来像実現への貢献をビジョンとして掲げています。具体的には、変電、送電、配電といった電力系統の基幹設備を建設・保守・運用し、広大な中部5県(愛知県、岐阜県、長野県、三重県、静岡県)にわたる電力ネットワークを維持管理しています。また、電力系統を24時間365日コントロールする系統運用、電力ネットワークに関するデータ通信を担う電子通信、従業員の働きやすい環境を整備する建築、そして地域のお客さま窓口や用地取得をサポートする事務など、多岐にわたる専門部門が連携して事業を推進しています。一般・法人のお客さまへの各種手続き案内や停電・雷情報提供に加え、発電・小売電気事業者さま向けの託送供給サービスや系統連系受電サービス、電気工事事業者さま向けの各種申込システムも提供しています。さらに、IoTなどの先端技術を活用した「らくモニIoT/Camera/SIM」といったICTサービスや、スマート子メーター、電柱位置情報の販売など、新たなソリューション開発にも注力し、安全・安心な社会の実現に貢献しています。災害時には迅速な復旧活動を展開し、訓練を通じて強靭な電力供給体制を構築することで、地域社会の豊かな暮らしと産業活動を根底から支える重要な役割を担っています。
電源開発株式会社
上場売上 9,306億円(2025/03)
電源開発株式会社は、「人々の求めるエネルギーを不断に提供し、日本と世界の持続可能な発展に貢献する」という企業理念のもと、70年以上にわたり電力の安定供給と気候変動問題への対応に取り組む総合エネルギー企業です。同社は、水力、火力(石炭、ガス)、原子力、地熱、風力、太陽光、洋上風力といった多様な電源を開発・運用し、国内の基幹送電線の建設・運用を通じて日本の経済発展と国民生活の向上に貢献してきました。 特に、2021年に策定した「J-POWER “BLUE MISSION 2050”」では、2050年のカーボンニュートラルと水素社会の実現を目標に掲げ、CO2フリー電源の拡大やCO2フリー水素の取り組みを加速しています。技術開発においては、石炭ガス化複合発電や石炭ガス化燃料電池複合発電による究極の高効率発電、CO2分離・回収・貯留技術、回収したCO2を資源として活用するカーボンリサイクル、そして豪州での褐炭ガス化による国際的な液化水素サプライチェーン構築実証など、最先端の環境技術開発に注力しています。 また、同社は送変電事業を分社化した電源開発送変電ネットワーク株式会社を通じて、電力系統の安定運用を支えるとともに、エネルギーソリューションビジネスとして、RE100技術基準への対応やESG経営を支援するバーチャルPPA、非化石証書取引、デマンドレスポンスサービスなどを企業や自治体向けに提供しています。さらに、国内外でのコンサルティングエンジニアリング、乾式脱硫脱硝技術の提供、スタートアップ投資を通じた新規事業創出にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に向けた多角的な事業展開を進めています。グローバルには、英国の洋上風力発電所やインドネシアの火力発電所など、世界各国で発電事業やコンサルティングサービスを展開し、その技術力と実績を活かして世界のエネルギー課題解決に貢献しています。
北海道電力株式会社
上場売上 7,881億円(2025/03)
北海道電力株式会社は、北海道を基盤とする総合エネルギー企業グループの事業持株会社です。同社は、2020年4月の法的分離により送配電事業を北海道電力ネットワーク株式会社に分社化しましたが、グループ全体として、個人および法人のお客さまに対し、電気とガスの安定供給を担っています。主要事業として、水力、火力、原子力、再生可能エネルギーといった多様な電源による発電、そして電気・ガス料金プランの提供、引越しや契約変更手続き、スマート電化の推進、首都圏での電力販売など、幅広いエネルギーサービスを展開しています。同社は、2050年の北海道におけるエネルギー全体のカーボンニュートラル実現に最大限挑戦しており、そのために再生可能エネルギー(洋上・陸上風力、地熱、太陽光、バイオマス、水力)の導入拡大を積極的に進めています。また、電力の安定供給と低廉なCO2フリー電力の提供のため、泊発電所の早期再稼働に総力を挙げて取り組むとともに、北海道の豊富な再生可能エネルギーを活用した水素サプライチェーンの構築や、火力発電の脱炭素化(LNG火力、CCUS、水素・アンモニア利活用)にも注力しています。需要サイドでは、電化拡大や省エネの推進として、初期費用ゼロで太陽光発電設備を設置する「ふらっとソーラー」やZEBコンサルティングを提供し、お客さまのCO2排出量削減に貢献しています。これらの取り組みを通じて、同社は北海道の経済発展と持続可能な社会の実現に貢献し、地域社会との共生を目指しています。
北陸電力株式会社
上場売上 7,736億円(2025/03)
北陸電力株式会社は、北陸地域を基盤とする総合エネルギー事業者として、発電・販売事業を主軸に、海外事業や新価値創造事業を展開しています。同社の発電事業は、水力、火力、原子力、太陽光といった多様な電源を組み合わせ、安定した電力供給を実現しています。特に、131ヶ所の水力発電所、5ヶ所の火力発電所、1ヶ所の原子力発電所、4ヶ所の太陽光発電所を保有し、総発電設備容量は多岐にわたります。カーボンニュートラル社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大や、富山新港火力発電所LNG2号機の新規建設、志賀原子力発電所2号機の早期再稼働への着実な対応を進めています。 販売事業においては、ご家庭向け、法人向け、さらには首都圏の顧客向けに幅広い電気料金メニューを提供しています。個人のお客さま向けには、電気料金や使用量の確認、ポイント付与、家計アドバイスなどが利用できる会員サービス「ほくリンク」を提供し、初期費用ゼロで太陽光発電やエコキュートを導入できる「Easyソーラー」「Easyキュート」といったサービスも展開しています。法人のお客さま向けには、電気使用状況の「見える化」を通じて省エネルギーやコスト削減を支援する会員サービス「見エール」を提供。さらに、再生可能エネルギー由来の電気メニュー、太陽光発電オンサイトPPA/オフサイトPPA、電気自動車導入トータルサービス、省エネ個別提案サービス、BEMS、ZEB、LNG販売、耐雷・瞬低コンサルティングなど、多角的なサポートサービスを提供し、顧客のビジネスを支援しています。 海外事業では、アラブ首長国連邦のフジャイラF3発電事業や台湾のフォルモサ1洋上風力発電事業に参画し、国際的なエネルギー事業にも貢献しています。新価値創造事業では、新価値創造研究所を中心に、電力設備の安全・安定供給や環境関連、電気有効利用に関する技術開発を推進。鳥害防止具、落氷雪防止用ネット、害獣の自動検出AI「Bアラート」、一人乗り小型電気自動車「ミリュー」など、多岐にわたる研究開発製品を生み出しています。また、地域共創事業や一級建築士事務所、リノベーション物件の賃貸事業、地域ICTを通じて、北陸地域の活性化にも貢献。令和6年能登半島地震からの復旧・復興支援として「こころをひとつに震災復興応援でんき」を提供し、災害で得た知見を全国に展開するなど、地域社会との共生と持続可能な社会の実現を目指しています。同社は、DXやGXの推進を通じて、経営効率化と新たな価値創造に挑戦し続けています。
四国電力株式会社
上場売上 7,239億円(2025/03)
四国電力株式会社は、四国エリアを基盤とする総合エネルギー企業です。同社は、電力の安定供給を最重要課題とし、原子力、火力、水力、太陽光、風力といった多様な発電設備を保有・運用することで、安定かつ効率的な電力供給体制を確立しています。特に、伊方発電所における原子力発電、高知県須崎市での太陽光発電事業権取得、愛媛県西条市でのオンサイト蓄電池事業運用開始など、電源の最適化と再生可能エネルギーの導入拡大に積極的に取り組んでいます。水力発電ではダム紹介特設サイト「DAMovie」を展開し、火力発電では「火力LIVE」を通じて情報発信を行うなど、各発電事業の透明性向上にも努めています。 小売事業においては、個人および法人のお客様に対し、多岐にわたる電力サービスを提供しています。個人のお客様向けには、電気料金プランの提供に加え、「よんでんコンシェルジュ」による電気料金・使用量確認やポイント付与、電力需給状況に応じた電気の使い方を工夫することでポイントが得られる「よんでんDRサービス」を展開。さらに、電気や水回りのトラブルをサポートする「よんでん住まいのほっとサポート」や、集合住宅向けEV充電サービス「EV-ery Charge」など、暮らしを豊かにするサービスも提供しています。法人のお客様向けには、オフィスビル、商業施設、工場、商店など、規模や用途に応じた料金プランや契約条件を設定し、CO₂排出量ゼロの「CO₂フリーメニュー」や、省エネルギー診断、生産プロセス電化、BCP対策、脱炭素・低炭素サービスを含む「よんでんエネソル」といったエネルギーソリューションを提供。LNG販売、ガス託送供給サービス、EV充電・運行管理サービス、電力卸取引、非化石価値取引、オフサイトコーポレートPPA運用代行サービスなど、幅広いニーズに対応しています。 同社は、デジタル技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、業務効率化と新たな価値創造を目指しています。AIを活用した火力発電所の設備異常早期発見、ダム流入量予測、水力発電所設備の保守点検効率化、電力需給運用の高度化・最適化など、多岐にわたる分野でDXを導入し、経済産業省のDX認定も取得しています。国際事業としては、海外発電・コンサルティング事業を展開し、新たな収益源の確保と技術貢献を図っています。また、農業への取り組みや作業安全製品の開発など、地域社会の発展に貢献する新たな事業領域への挑戦も行っています。四国電力は、「地域の発展と、快適・安全・安心な暮らしに貢献します」という存在意義のもと、持続可能な社会の実現に向け、エネルギーとデジタルの力で未来を創造していくことを目指しています。
東京電力ホールディングス株式会社
上場売上 6,171億円(2025/03)
東京電力ホールディングス株式会社は、電力の安定供給を核とした総合エネルギー事業を統括する持株会社です。同社の主要な事業は、火力発電・燃料、送電・配電、電気・ガス・くらし、再生可能エネルギーといった多岐にわたる分野をグループ会社を通じて戦略的に展開しています。特に、福島第一原子力発電所の廃炉プロジェクトは同社が直接的に担う極めて重要な責任であり、30年から40年を要する大規模かつ複雑な作業を安全かつ着実に推進しています。これには、汚染水対策、燃料デブリの取り出し、使用済燃料プールの燃料取り出しなどが含まれ、最先端のロボット技術や遠隔操作技術を積極的に導入し、作業員の被ばく低減と効率化を図っています。また、処理水ポータルサイトを通じてALPS処理水に関する透明性の高い情報公開も行っています。 同社グループは、首都圏を中心とした広範な地域に対し、一般家庭から法人顧客、産業界に至るまで、幅広い顧客層に電力およびガスサービスを提供しています。電力供給においては、水力、火力、原子力、再生可能エネルギーといった多様な電源を組み合わせることで、安定性と経済性を両立させながら、拡大する電力需要に対応しています。特に、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの導入拡大や、二酸化炭素を排出しない原子力発電の活用を重要な戦略と位置づけています。 さらに、同社は技術開発にも注力しており、再生可能エネルギーの効率化、電力設備の保全技術、次世代電力ネットワークの構築、運輸・産業の電化推進、そして廃炉対策における革新的な技術開発を進めています。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を通じて、経営効率の向上と新たな価値創造を目指しています。グループ全体で「ワンチーム」として、地域社会やパートナー企業と連携し、電力の安定供給だけでなく、社会の可能性を広げ、持続可能な未来を築くためのエネルギーソリューションを提供することを使命としています。顧客の「当たり前」の暮らしを支え、新しい挑戦を後押しするエネルギーを創造し続けることが、同社の強みであり、業界における重要な役割となっています。
auエネルギー&ライフ株式会社
売上 3,696億円(2025/03)
auエネルギー&ライフ株式会社は、東京都千代田区飯田橋に本社を置く電力小売事業者で、KDDIグループ(auエネルギーホールディングス株式会社100%出資)の家庭向けエネルギーサービス事業を担う。2022年4月6日に設立、資本金1億円、従業員数137名(2026年4月時点、派遣社員含む)。KDDIが2016年4月の電力小売全面自由化に伴い「auでんき」サービスを開始し、2025年に提供開始10周年を迎えた。 主力サービスは「auでんき」で、毎月の電気料金に応じてPontaポイントを還元する仕組みを軸に、auスマートフォン・UQ mobileとの「でんきセット割」、auでんきアプリでの30分単位電気使用量確認・節電サポート、au PAYゴールドカードによる支払い特典を組み合わせる。「都市ガス for au」は北海道電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・関西電力エリア・九州電力エリアで展開し、「東電ガス for au」「関電ガスなっトクプラン for au」「ほくでんガス for au」をパートナーガス会社と連携提供する。 太陽光・蓄電池関連サービスでは、「auでんき太陽光電力買取サービス」(卒FIT顧客向け)、初期費用無料で太陽光パネルと蓄電池を導入できる「じたく発電所サービス」(2024年7月開始、関東・関西・中部エリア対応)を提供し、「スマート節電 with Nature Green」(Nature Remoスマートリモコン連携節電サービス)、再エネ比率実質100%・CO2排出実質ゼロの「auでんきecoプラン」、関東・中部・関西の「オール電化プラン」を展開する。経済産業省「バーチャルパワープラント構築実証事業」参画、特定卸供給事業者(アグリゲーター)認定を受け、家庭分散型エネルギーリソース活用によるカーボンニュートラル実現に取り組む。2026年2月にはALEと「Starlight Challenge」パートナーシップを締結し、人工流れ星プロジェクトと連動した「流れ星でんき」を提供開始するなど、独自プランの拡充も推進する。コーポレートキャラクター「るんるんるんも」を起用し、家庭向け省エネコミュニケーション・ランキングでは省エネ大賞★5の評価を獲得している。
中部電力株式会社
上場売上 2,912億円(2025/03)
中部電力株式会社は、中部地域を基盤とする総合エネルギー企業グループの中核企業として、電力の安定供給を果たすとともに、社会の脱炭素化と持続的な発展に貢献するため、多岐にわたる事業を展開しています。同社は、発電、送配電、小売といった電力事業を基盤とし、再生可能エネルギーの拡大、安全確保を大前提とした浜岡原子力発電所の活用、そしてJERAを含むグループ一体での水素・アンモニアサプライチェーン構築を推進し、エネルギーシステムの変革を牽引しています。 同社は、地域社会の課題解決を起点とした新たなビジネスモデルを積極的に展開しています。具体的には、長野県飯田市で地域内での発電・蓄電・消費を自立的に行う「マイクログリッド」を構築し、災害時のレジリエンス強化と地域エネルギーの地産地消を実現しています。また、農業分野では、水を張らない「乾田」で米を育てる「節水型乾田直播栽培」に取り組み、農作業の省力化とメタンガス排出削減に貢献しています。海外では、カナダEavor社と共同でドイツにて地熱貯留層に依存しない「クローズドループ地熱発電」の開発を進め、次世代再生可能エネルギーの普及と周辺地域への熱供給を目指しています。 さらに、同社は既存の電力メーター通信ネットワークを活用した湖西市での「水道スマート化」実証を通じて、水道の自動検針、漏水早期特定、アセットマネジメントを推進し、生活インフラの利便性向上と水資源の有効活用を図っています。高齢者の介護予防支援として、電力データから「フレイル」を検知するAIを開発し、自治体と連携した実証も行っています。インドではOMC Power社と共同で分散型電源事業を展開し、電力未供給地域への安定供給と地域コミュニティの発展を支援しています。浮体式洋上風力発電の研究開発や、CO2フリーの電気を提供する「ミライズGreenでんき」の提供も行い、脱炭素社会の実現に向けた多様な取り組みを進めています。 DX(デジタルトランスフォーメーション)を経営戦略の中核に据え、水力発電計画へのAI活用、オンライン系統安定化システムによる電圧制御、ドローンによる送電設備点検など、電力事業の効率化と安定供給強化を図っています。また、中小企業向けのDX伴走支援サービスや法人向けIoTソリューション、ヘルスケア・地域見守りサービスなど、電力事業で培った技術と知見を活かし、地域経済の活性化と暮らしの質の向上にも貢献しています。これらの多角的な事業展開を通じて、同社は家庭、法人、自治体、地域社会、そして海外の顧客に対し、エネルギーと新たな価値を提供し続けています。
SBパワー株式会社
売上 2,609億円(2025/03)
SBパワー株式会社は、一般家庭から法人、さらには新電力事業者まで、幅広い顧客層に対して電力供給および関連サービスを提供するエネルギー企業です。同社は、一般のご家庭向けにリーズナブルで安定的な電力供給を行う「コンシューマー事業」を展開しており、ソフトバンクの通信サービスとの連携による割引プランや、実質再生可能エネルギー比率100%かつCO2排出量ゼロを実現する「自然でんき」を提供しています。また、ソフトバンクでんき契約者向けには、AIを活用した「エコ電気アプリ」を通じて節電を促すデマンドレスポンスサービスも提供し、省エネルギーへの貢献を推進しています。 法人顧客向けには、小規模店舗から大規模なオフィスビル、商業施設、データセンターに至るまで、低圧から特別高圧・高圧電力の安定供給を行っています。RE100対応を支援する非化石証書代理購入サービスなどの環境オプションも提供し、企業の脱炭素化をサポート。ソフトバンクの通信サービスとの一括請求により、経理業務の効率化にも貢献しています。 さらに、同社は新電力事業者向けに包括的なアウトソーシングサービスを提供しており、電力卸供給、AIによる高精度な需給管理、高品質なカスタマーサポート、顧客情報管理システムの提供、そして最新の制度情報提供を通じて、新電力事業者の安定的な事業運営を支援しています。電力調達においては、卸電力取引市場の分析や相対契約の活用、AI・機械学習を用いた需給予測精度向上により、変動リスクを最小化する独自のビジネスモデルを構築しています。ソフトバンクグループの一員として、グループ全体のカーボンニュートラル達成に向け、ソフトバンク基地局への再生可能エネルギー供給も積極的に行い、持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社エネット
売上 2,409億円(2025/03)
株式会社エネットは、電力自由化元年である2000年7月に設立された新電力のリーディングカンパニーです。同社は、全国の法人・個人事業主を対象に、特別高圧、高圧、低圧のあらゆる規模の顧客へ電気を供給する小売電気事業を主軸としています。環境負荷の低い大型天然ガス発電所からの電源を中心に、再生可能エネルギーを含め全国100カ所以上の電源を組み合わせ、安定した電気を全国10電力会社エリア(島嶼部を除く)に提供しています。また、発電所を持つ顧客からの電気の買い取りも積極的に行い、バイオマス発電や水力発電などの環境価値を適正に評価し、売電単価に反映することで、電源の多様化と安定供給に貢献しています。 同社の強みは、NTTアノードエナジー、東京ガス、大阪ガスという日本のインフラを支える企業が出資する安定した経営基盤と、電力自由化と共に培ってきた電源調達力および運用ノウハウです。これにより、顧客はエネットへの切り替え後も電気の信頼性や品質を一切変えることなく利用できます。 さらに、同社は省エネルギーに関するコンサルティング事業も展開しており、顧客の脱炭素経営や環境経営を多角的にサポートする付加価値サービスを提供しています。主なサービスとして、電気と環境価値(非化石証書)の組み合わせでCO2排出量削減を支援する「EnneGreen」、節電アクションに応じて電気料金が割引されるデマンドレスポンスサービス「EnneSmart」、EV充電インフラの導入と充電器の遠隔制御で電気料金上昇を抑制する「EnneEV」、電力使用量や電気料金をWeb上で「見える化」する「InfoEnnet」、そしてAIを活用して電力データを解析し省エネ方法を提案する「Enneteye」があります。特に「Enneteye」は、スマートメーターを活用し新たな設備投資不要で省エネを推進できる点が評価され、2019年度省エネ大賞経済産業大臣賞や2020年度IT賞IT奨励賞を受賞するなど、高い実績を誇ります。これらのサービスを通じて、同社は顧客のエネルギーコスト削減、CO2排出量低減、そして持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社新出光
売上 2,323億円(2026/03)
株式会社新出光は、大正15年の創業以来、エネルギー供給を基盤として多岐にわたる事業を展開する企業です。同社の主要事業の一つである「イデックスでんき」は、2016年4月の電力自由化に伴い新電力会社として誕生し、一般家庭や店舗、法人向けに電力小売サービスを提供しています。2015年4月からは法人向けに50kW以上の高圧電力販売を開始し、2016年7月からは家庭向け低圧電力販売も手掛け、2020年3月には年間供給電力量10億kWhを達成、2025年3月現在では法人向け(特別高圧・高圧)累計実績3,243件、年間供給電力量約90,906万kWhを誇ります。 イデックスでんきは、電力の市場価格に連動して料金が変動する「マーケットプラン」を提供し、顧客が安い時間帯に電気を使用することで電気代を最適化できるビジネスモデルを展開しています。市場価格が高騰するリスクに対しては、固定単価のプランも用意し、契約後もプラン変更が可能です。また、再生可能エネルギー指定の非化石証書を活用し、実質CO2フリーの電気を供給する「ECOプラン」も提供しており、環境意識の高い顧客層にも対応しています。同社は電源開発株式会社との業務提携により、安定的な電力調達と需給管理体制を確立し、顧客への安定供給とサービス向上に注力しています。 顧客はWebや電話で簡単に申し込みができ、解約手数料や利用期間の縛りがないため、安心して利用を開始できます。MyページやLINE連携サービスを通じて、電気使用量や料金の確認、各種手続き、お得な情報を受け取ることが可能です。さらに、継続割引やイデックスクラブカード決済割引、ペーパーレス割引といった独自の割引制度に加え、dポイントやWAON POINTが貯まる特典も提供し、顧客の利便性と経済的メリットを追求しています。法人顧客に対しては、電気設備の保安義務の一本化、デマンド監視装置による基本料金削減、省エネ診断、設備更新、補助金活用策の提案など、包括的なエネルギーソリューションを提供しています。 イデックスでんきの供給エリアは、低圧電力では九州電力管内(離島を除く福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)、高圧電力では全国に及びます。 電力事業以外にも、株式会社新出光は石油類(ガソリン、灯油、軽油、A重油、C重油、潤滑油、アスファルト)やLNG(液化天然ガス)、LPGの販売、太陽光発電システムの販売・蓄電池の販売(設計・施工)、レンタカー・新車中古車販売・買取・カーケアショップ(整備工場)の運営、アドブルー・LEDの販売、不動産事業、自動車・原動機付自転車のシェアリング事業など、幅広い分野で事業を展開し、地域社会の多様なニーズに応えています。
シナネン株式会社
売上 2,320億円(2025/03)
シナネン株式会社は、1927年の創業以来、エネルギー供給を通じて社会を支えてきた総合エネルギーサービス企業です。同社は、石油事業、ガス事業、電力事業、再生可能エネルギー事業、住宅関連事業を多角的に展開し、脱炭素社会への移行期においてエネルギーの安定供給と脱炭素に資する事業への取り組みを加速しています。 石油・ガス事業では、ガソリン、灯油、軽油、重油といった主要油種に加え、環境負荷の少ないバイオディーゼル燃料やカーボンクレジット付き石油製品などの新燃料を取り扱い、国内主要元売会社や専門商社との連携により全国へ安定供給しています。全国71か所のオイルスクエアや灯油センターを運営し、灯油宅配システムや災害時・非常用燃料の備蓄事業を通じて地域物流とBCP対策に貢献。SS運営支援や船舶向け燃料(バンカーオイル)の供給も国内外で手掛けています。 電力事業では、小売電気事業者として「シナネンでんき」を提供し、法人・個人顧客向けに多様な料金プランを展開。特に環境配慮型メニューとして、非化石証書やJ-クレジットを活用した実質再生可能エネルギー比率メニューや排出係数メニューを提供し、顧客の脱炭素経営を支援しています。オフサイトコーポレートPPAサービスによる再生可能エネルギー電力供給も推進し、追加性のあるクリーンエネルギーの導入をサポートしています。 再生可能エネルギー事業では、太陽光発電設備の開発・建設・販売から自社発電所の運営、住宅用・産業用太陽光発電システムのメンテナンスまで一貫して提供。産業用ソーラーカーポート「おひさまCARルーフ For Business」の販売や、自家消費型太陽光発電の導入支援を通じて、電力コスト削減やCO2排出量削減、BCP対策に貢献しています。 住宅関連事業では、洗濯機防水パン「BESTRAY」シリーズや玄関防水パンの開発・販売を通じて、環境に優しく安全で住みやすい住宅・町づくりに貢献。これらの事業を通じて、同社は法人顧客(製造業、小売業、オフィスビル、自治体、運送会社など)から個人顧客まで幅広いニーズに応え、持続可能な社会の実現を目指しています。
沖縄電力株式会社
上場売上 2,240億円(2025/03)
沖縄電力株式会社は、「地域とともに地域のために」をコーポレートスローガンに掲げ、沖縄県全域、特に沖縄本島を含む38の有人離島に対し、電力の安定供給を基本的な使命として事業を展開しています。同社は、他エリアとの送電線連系がない独立した電力系統という沖縄特有の地理的・経済的特性に対応し、高い供給予備力を確保しながら、地域社会の発展に貢献しています。主要事業として、発電、送電、配電を一貫して行い、一般家庭からホテル、各種産業に至るまで幅広い顧客層に電力を供給しています。カーボンニュートラルへの挑戦として、地形的に水力開発が困難で、需要規模から原子力開発も難しいといった制約がある中で、石炭火力における木質バイオマス混焼やモーター発電機の導入など、新たな試みに積極的に取り組んでいます。また、台風常襲地であるため、高強度の風力発電設備が必要となるなど、再生可能エネルギー導入における課題にも対応しています。 同社は電力供給に加えて、法人顧客向けの多様なビジネスサポートサービスも提供しています。具体的には、送配電サービス、再生可能エネルギーの接続・出力制御に関する案内、資機材調達情報、電柱・管路等の共架利用、光ファイバケーブル心線利用、LNG設備・ガス導管の利用、電柱位置情報データの販売、卸供給メニュー、電気使用に関する新増設の申込受付などがあります。さらに、法人向けに従業員の健康維持増進や健康経営を支援するクラウド型システムと人的サービスを組み合わせた「おきでん健康管理支援サービス『うぇるポルタ』」も提供しています。個人顧客向けには、電気料金や使用量、ポイント確認ができる会員サイト「おきでんmore-E」や、停電情報、各種手続きをサポートするLINE公式アカウント、緊急時のお知らせや暮らしに役立つ情報を発信するX(旧Twitter)やFacebook、テレビCM動画を配信するYouTubeチャンネルなど、多角的な情報発信と顧客コミュニケーションを強化しています。これらの事業を通じて、同社は沖縄のライフラインを支え、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
丸紅新電力株式会社
売上 1,916億円(2025/03)
丸紅新電力株式会社は、総合商社である丸紅グループの電力小売事業を担う企業として、個人および法人顧客に対し、電力供給と多様なエネルギーソリューションを提供しています。同社は、電気の売買事業を主軸に、再生可能エネルギーの調達・供給、省エネ機器の販売、環境付加価値の取引、および電気等エネルギー利用に係る機械器具の販売、リース、設置、運転、保守事業を展開しています。特に再生可能エネルギーの活用に注力しており、丸紅グループ全体で水力、太陽光、風力、バイオマスなど多種多様な発電所を国内外に保有し、その電源構成における再生可能エネルギーの割合は約7割に達します。国内では、長野県の三峰川電力などの水力発電所やメガソーラー、バイオマス発電所を運用し、安定的な電力供給体制を構築しています。 法人顧客向けには、特別高圧・高圧電力の供給に加え、脱炭素経営を支援する再生可能エネルギー電力供給サービスを提供しています。これには、顧客敷地内に発電設備を設置するオンサイトPPAや、遠隔地の発電設備から送配電網を通じて電力を供給するオフサイトPPA(フィジカルPPA、バーチャルPPA)が含まれます。また、Energy as a Service (EaaS) モデルを通じて、電力供給だけでなく、エネルギー管理システムの運用、電気料金の最適化、保守・点検、需要予測といった総合的なエネルギーマネジメントサービスを提供し、AIやIoT技術を活用した高度な需給調整能力を強みとしています。個人顧客向けには、低圧電力供給のほか、卒FIT太陽光発電の余剰電力買取サービス(ECOとくプラン、地域応援プラン、SHARPプラン)を日本全国(離島を除く)で展開しており、契約手数料や解約金は不要です。同社は、2002年の国内電力市場本格参入以来、15年以上の長期安定供給実績と、丸紅グループの広範なネットワークを背景に、多様な顧客ニーズに応えるエネルギーパートナーとしての地位を確立しています。
株式会社エネコード
売上 1,821億円(2025/03)
株式会社エネコードは、電力卸販売事業、電源調達、需給管理を主軸とする新電力支援事業を展開しています。同社は、卸電力市場の価格変動リスクに直面する新電力事業者に対し、固定価格での電力卸供給サービスを提供することで、安定した事業計画の策定を支援しています。このサービスでは、顧客の新電力事業者がエネコードのバランシンググループに加入するか、または自社でバランシンググループを組成するかの選択肢を提供し、複数の新電力会社が連携してインバランス料金を削減する仕組みを構築しています。全国(離島を除く)の発電所と直接提携することで、市場価格に左右されない安定した電力供給を実現している点が強みです。 また、同社は電力市場への新規参入を目指す企業向けに、新電力事業の立ち上げから運営までを包括的にサポートする各種支援サービスを提供しています。電力小売事業に必要な多岐にわたる業務について、エネコード自身または協力するサードパーティーが代行・支援することで、参入企業の業務負担を軽減し、事業の円滑な推進と収益性向上に貢献しています。これらのサービスを通じて、新電力事業者が直面する調達資金の高騰や需給予測の困難といった課題に対し、実用的なソリューションを提供し、電力市場全体の活性化に寄与しています。
株式会社ハルエネ
売上 1,519億円(2025/03)
株式会社ハルエネは、2016年4月の電力自由化開始以来、法人顧客を対象に安心の供給品質とお得な価格で電力・ガスサービスを提供するエネルギーソリューション企業です。同社は「ハルとくでんき」として、オフィスや店舗、飲食店向けの低圧電力サービス、中小規模工場やオフィスビル向けの高圧電力サービスを展開し、全国(離島を除く)の幅広い需要家に対応しています。特に、低圧電力供給量では新電力小売事業部門でNo.1の実績を誇ります。電力供給においては、再生可能エネルギー指定の非化石証書を調達することで、実質的に再生可能エネルギー電気を提供し、CO2排出量削減に貢献する「脱炭素 極・礎」オプションも提供しています。 電力・ガス供給に加え、同社は法人顧客の経営を多角的にサポートするソリューションサービスも提供しています。「Ene Lab」では、企業のカーボンニュートラル実現に向けたGHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービスやエネルギー管理・対策、カーボンオフセット支援をワンストップで提供。その他、「補助金サポートパック」による補助金・助成金活用支援、「サポートパック」による専門家相談や動産総合保険、「設備メンテナンスオプション」による店舗設備保守、「テクニカルサポート」によるIT機器支援、「らくトクWiFi」提供、「トラブル解決レスキュー」による緊急時対応、そして「おもてなし通訳コール」による多言語対応など、幅広いサービスを展開しています。これらのサービスは、電力・ガスとのセット契約でさらにお得になるビジネスモデルを構築しており、顧客のコスト削減と事業運営の効率化、さらには持続可能な経営を支援しています。同社は、初期費用・月額費用・研修費用が無料のパートナー企業制度を通じて、異業種企業との連携を強化し、事業領域の拡大と顧客満足度向上に努めています。
相馬共同火力発電株式会社
売上 1,506億円(2025/03)
相馬共同火力発電株式会社は、東北電力株式会社と株式会社JERAの共同出資により1981年に設立された企業であり、主に火力発電による電気の卸供給を事業目的としています。福島県相馬郡新地町に位置する新地発電所において、国内最大級の100万kW石炭火力発電設備を2基運用しており、東北地方および関東地方の電力安定供給に貢献しています。同発電所は、高効率運転を実現する変圧型石炭焚きボイラを採用し、オーストラリアやインドネシアなどから輸入される海外の幅広い性状の石炭を主要燃料として年間約450万トン使用しています。また、地球温暖化対策の一環として、カナダや中国などから輸入される木質バイオマス燃料も導入し、CO2排出削減に積極的に取り組んでいます。
キオクシアエネルギー・マネジメント株式会社
売上 1,505億円(2025/09)
キオクシアエネルギー・マネジメント株式会社は、キオクシア株式会社の100%子会社として、主要製造拠点である四日市工場に対し、高品質かつ安定的なエネルギー供給を担う専門企業です。同社の主要事業はエネルギーマネジメントであり、具体的には電力、動力、水、産業用ガスといった基幹インフラを四日市工場へ途切れることなく供給することで、フラッシュメモリの安定生産を支えています。また、同社は持続可能な社会の実現に貢献するため、単なる供給に留まらず、エネルギーの削減と効率化を積極的に推進しています。さらに、再生可能エネルギーの活用を促進することで、環境負荷の低減とサステナビリティへの取り組みを強化しています。これにより、キオクシアグループ全体の環境目標達成にも寄与し、世界最大級のフラッシュメモリ工場である四日市工場の競争力と持続可能性を高める重要な役割を担っています。同社の活動は、半導体製造におけるエネルギーの安定供給という不可欠な基盤を提供し、親会社の事業継続性と環境戦略を両面から強力にサポートするビジネスモデルを構築しています。
鈴与商事株式会社
上場売上 1,429億円(2025/08)
鈴与商事株式会社は、静岡県、長野県、山梨県、愛知県を中心に、地域の顧客の快適な暮らしと企業の活動を多角的にサポートする総合生活支援企業です。同社は、エネルギー供給事業を基盤とし、LPガスや電力、太陽光発電システムの提供を通じて、安定したエネルギーインフラを支えています。特に太陽光発電においては、初期費用0円で導入可能なプランも提供し、環境に配慮した持続可能なエネルギー利用を推進しています。住まい関連事業では、最新のガス機器や家電の販売、住宅のリフォームを手掛け、顧客のライフスタイルに合わせた快適な住空間の実現をサポート。ショールームでは実機展示やイベントを通じて、製品の魅力を伝えています。さらに、購入後の安心を支える「鈴与のあんしん延長保証」サービスも提供し、長期的なサポート体制を構築しています。 「くらしサポート」事業では、ハウスクリーニングや住宅設備の無料点検サービス「くらしサポート点検」を提供し、顧客の住環境の維持・向上に貢献。また、ボトルウォーター(クリクラ)の宅配や、浄水型ウォーターサーバー「Locca」シリーズ(litta、Slim-RⅡ、Locca Smart)の提供も行っています。この「Locca」は、プレミアムウォーター株式会社の販売取次店として展開されており、定額制で使い放題、重たいボトル交換不要、PFASを含む29種類の不純物を除去する高性能フィルター、UV殺菌機能、エコモード、チャイルドロックなど、安全性と利便性を兼ね備えた製品が特徴です。卓上型から多機能な高機能モデルまで幅広いラインナップで、多様なニーズに応えています。その他、クレジットカード「スマイルパーソナルカード」やポイントカード「pluSmile」の発行、コインランドリーの運営、フードロス削減への取り組みなど、生活全般にわたるきめ細やかなサービスを展開。カーライフサポートとしては、レンタカー事業やガソリンスタンドの運営も行い、顧客の移動手段までを包括的に支援しています。これらの多岐にわたる事業を通じて、同社は地域社会の発展と顧客の豊かな生活に貢献しています。
サミットエナジー株式会社
売上 1,418億円(2025/03)
サミットエナジー株式会社は、国内における発電事業の企画・開発と統括管理、および小売電気事業を主要な業務として展開しています。同社は2001年の電力小売事業開始以来、新電力業界のパイオニアとして、法人および個人のお客さまに対し、多岐にわたる電力供給サービスを提供してきました。法人向けには、お客さまの事情や需要に合わせた「標準プラン」に加え、環境負荷低減に貢献する「エコプラン」として、トラッキング付きFIT/非FIT非化石証書を組み合わせた実質再生可能エネルギー・実質CO2排出ゼロの「ジオエネ電気レギュラー」、非化石証書を活用した実質CO2排出ゼロの「ジオエネ電気ライト」、そしてコーポレートPPAを活用した再生可能エネルギー100%の電気を提供する「再エネコーポレートPPA」などを提供しています。また、環境価値を提供する「グリーン電力証書」や「非化石証書」の販売も行っています。個人向けには「ジオエネでんき」を基本プランとして提供し、J:COMの一般家庭向け電力サービス「J:COM電力」への電力供給も担うなど、幅広い顧客層に対応しています。 同社の強みは、20年以上の豊富な供給実績と安定した財務基盤にあります。住友商事100%出資企業として、自社発電所(サミット半田パワー、サミット酒田パワー、サミット明星パワー、サミット美浜パワー)を保有し、さらに住友商事グループや他社が保有する発電設備、卸電力取引市場からも電力を調達することで、多様かつ安定的な電源構成を確立しています。需給管理オペレーションを内製化することで、電力供給の豊富なノウハウを蓄積し、安全で安定したエネルギー供給を実現しています。環境への配慮も重視し、日本初の本格的なバイオマス発電所を開発・運営するなど、再生可能エネルギーの普及に貢献しています。 顧客への付加価値提供にも注力しており、AIを含む高度な分析に基づき、お客さまの電力需要を予測し最適な契約条件を算出する「季節別電力メニュー」や、契約電力の一時的な超過に備える「ゆとりメニュー」といった柔軟なプランを開発しています。また、高圧・特別高圧のお客さま向けには、電力使用量や電気料金の「見える化サービス」を提供し、省エネ施策の検討や効果検証を支援することで、お客さまの電力に関わる課題解決をサポートしています。これらの取り組みにより、全国約17,000件の小売供給先と年間約19.5億kWhの小売販売電力量(2024年度実績)を誇り、継続的な成長を目指しています。
株式会社関電エネルギーソリューション
売上 1,402億円(2025/03)
株式会社関電エネルギーソリューションは、総合エネルギーサービス事業者として、省エネ・省コスト、設備の新規導入・更新など、エネルギーに関する顧客の多様な課題に応えています。同社の主要事業は、ユーティリティサービス®、地域熱供給サービス、ESCOサービス、エネルギーマネジメントサービス(エネルギー診断、エネルギー管理支援)、ガス・燃料油販売、電気保安サービス(電気設備保安管理、電気設備の設計・施工、設備管理)、発電事業、電力供給サービスです。特に「ユーティリティサービス®」は、空調熱源設備、太陽光発電設備・蓄電池設備、受変電設備・発電設備、業務用エアコン、給湯設備、照明設備、冷蔵・冷凍設備、蒸気供給設備・搬送設備、EV充電設備など、多岐にわたるユーティリティ設備の導入から運転・保守までを一括支援し、顧客は本業に集中しながら脱炭素(省エネ)、省コスト、省人化を実現できます。 同社は、エネルギーマネジメントのノウハウを活かした省エネコンサルティングにより、顧客施設の省エネルギー化と脱炭素に貢献。高効率設備の選定と最適な運用でランニングコストを大幅に削減し、設備の初期投資費用負担がないビジネスモデルを提供することで、顧客の事業経営を安定させます。また、空調制御サービス「おまかSave-Air®」や節水・節湯自動管理システム「ぴたっとOU」などの自動制御システムを導入し、エネルギー管理業務の効率化と省人化を推進しています。ホテル、病院、データセンター、学校、大型複合施設、商業施設、物流施設、工場など、幅広い施設を対象にサービスを提供。卓越した技術力と長年蓄積されたノウハウ、万全の長期サポート体制が強みであり、AI技術を適用した空調制御や地下水熱・河川水熱を利用した高効率システムなど、先進技術の導入にも積極的です。省エネ大賞や空気調和・衛生工学会技術振興賞など、数々の受賞実績がその技術力と貢献度を裏付けています。
J-POWERジェネレーションサービス株式会社
売上 1,169億円(2025/03)
J-POWERジェネレーションサービス株式会社は、J-POWERグループの一員として、日本の社会を支える電力の安定供給をミッションに掲げ、多岐にわたる事業を展開しています。同社の主要事業は火力発電所の運営を中心に、地熱発電事業、原子力発電事業、海運事業、資源リサイクル事業、環境事業、そしてエンジニアリング事業に及びます。特に火力発電事業では、長年の経験とノウハウを活かし、安定した電力供給に貢献しています。また、同社は地域に生きる「人」への情熱を胸に、電力の安定供給という変わらぬ使命を貫き、日本のインフラを支える重要な役割を担っています。さらに、気候変動問題への積極的な取り組みとして、J-POWERが策定した「BLUE MISSION 2050」に則り、再生可能エネルギーをはじめとするCO2フリー電源の拡大や、CO2フリー水素プロジェクトにも総力を挙げて挑戦しています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた貢献を目指しており、次世代のエネルギー供給体制構築にも深く関与しています。同社の事業モデルは、多様な発電方式の運営と関連事業を組み合わせることで、安定性と環境適合性を両立させながら、日本のエネルギーインフラを多角的に支えることにあります。
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日本原子力発電株式会社
上場売上 1,086億円(2025/03)
日本原子力発電株式会社は、1957年の設立以来、日本の原子力発電のパイオニアとして、その発展に貢献してきました。同社は、国内初の商業用原子力発電所である東海発電所、初の商業用軽水炉である敦賀発電所1号機、そして大規模原子力発電所である東海第二発電所の建設・運転を通じて、電力の安定供給を担ってきました。現在の主要事業は、原子力発電所の建設、運転操作、およびこれに伴う電気の供給です。 近年、同社は既設発電所の稼働再開に注力しており、東海第二発電所の安全性向上対策工事を着実に進め、新規制基準適合性審査への対応を行っています。また、敦賀発電所2号機の再稼働に向けた審査対応、敦賀発電所3,4号機の次世代革新炉への建替え具体化に向けた検討も推進しています。 廃止措置事業も重要な柱であり、東海発電所および敦賀発電所1号機の廃止措置を推進し、原子炉領域以外の解体撤去工事や低レベル放射性廃棄物の埋設事業許可取得に向けた審査対応を進めています。他社プラントの廃止措置に対しても、これまでの経験を活かした技術支援を提供しています。 さらに、福井県の嶺南Eコースト計画における原子力リサイクルビジネスへの協力や、リサイクル燃料貯蔵株式会社の使用済燃料中間貯蔵事業への支援、原子燃料サイクルおよび高速炉開発への参画を通じて、日本のエネルギー安全保障と脱炭素化に貢献しています。原子力緊急事態支援組織の維持・訓練も継続し、地域の安全確保に努めています。同社は、安全第一を事業運営の礎とし、高い透明性をもって地域社会との対話を重視する企業姿勢を貫いています。
株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス
売上 713億円(2026/03)
株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービスは、中国電力グループの一員として、法人および個人顧客に対し、多岐にわたるエネルギーソリューションを提供する企業です。同社は、発電用燃料の安定供給から、エネルギー設備の導入・運用・メンテナンス、電力供給、再生可能エネルギー発電事業、さらには住宅電化まで、エネルギーに関する「ワンストップサービス」を展開しています。 法人顧客向けには、LNGや石炭といった発電用燃料の販売を行い、特にLNG販売では、長期安定供給と環境特性に優れたカーボンニュートラルLNGの提供を通じて、顧客の脱炭素化を支援しています。また、トータルソリューションサービスとして、空調・給湯受託、蒸気供給、学校空調一括サービス「いっかつくん」、個別熱供給といった熱供給サービスを提供。初期投資不要で省エネ効果を保証するESCOサービスや、コージェネレーション、太陽光発電によるオンサイト発電サービス、特高・高圧受変電設備のリース・受託サービスも手掛けています。さらに、排水処理やエアーコンプレッサー、大型蓄電池、バイオマス利用設備など、多様なユーティリティ設備に関する資金調達から設計・施工、管理まで一貫したサービスを提供し、顧客のエネルギーコスト削減と業務効率化に貢献しています。 電力供給サービスでは、法人顧客向けに最適な料金プランを提案する電力小売販売、自己託送代行サービス、オフサイトPPA(フィジカル型・バーチャル型)を提供し、CO2フリー電気の供給も可能です。再生可能エネルギー発電事業においては、太陽光発電所(自社、オンサイト、SPC、LLPなど多様な形態)の建設・保守・運用を通じて、地球環境負荷の低減と地域社会への貢献を目指しています。 個人顧客向けには、「あっと!電化パック」として電化機器リース制度や太陽光発電・蓄電池リース、エアコンリースを提供し、スマートで快適なオール電化ライフスタイルを提案しています。同社の強みは、中国電力グループで培った豊富なノウハウと技術力を活かし、計画立案から導入、運用、メンテナンス、官庁手続き代行までを一貫してサポートできる点にあります。これにより、顧客は初期投資を抑えつつ、ランニングコストの削減や業務の省力化を実現できるビジネスモデルを確立しています。中国地方を中心に事業を展開しつつ、住宅電化サービスでは全国の特約店ネットワークを通じて広範な地域にサービスを提供しており、エネルギーのプロフェッショナルとして持続可能な社会の実現に貢献しています。
住友共同電力株式会社
売上 701億円(2025/03)
住友共同電力株式会社は、電気、蒸気、純水の供給を主軸とする総合エネルギー供給事業者である。同社は1919年の設立以来、主に住友グループ企業や地域社会に対し、安定したエネルギー供給を担ってきた。発電事業においては、石炭、天然ガス、副生ガス(水素)を燃料とする火力発電所を複数運営し、特に新居浜北火力発電所では高効率なコンバインドサイクル発電方式と熱電併給コージェネレーションを導入し、発電時に発生する蒸気を近隣の化学プラントへ供給することでエネルギー効率の向上と二酸化炭素排出量の低減を実現している。 再生可能エネルギーの導入にも積極的に取り組んでおり、水力発電所11ヶ所、太陽光発電設備1ヶ所を保有するほか、バイオマス発電事業を推進している。具体的には、神奈川県川崎市に国内最大級の都市型バイオマス専焼発電所(出力33,000kW)を、北海道紋別市には未利用材を活用した国内最大級のバイオマス発電所(出力50,000kW)を運営している。これらの施設では、建築廃材、間伐材、剪定くず、下水処理場の消化ガスといった未利用資源を燃料として活用し、カーボンニュートラルな電力供給に貢献している。また、林地残材のバイオマス混焼発電実証事業や、高知県大平発電所および愛媛県別子山発電所における小水力発電開発・リニューアルプロジェクトも手掛けている。 さらに、工業ガス(炭酸ガス等)の供給および販売、石炭、木質バイオマス、石炭灰の販売も事業内容に含まれる。特に石炭灰については、CfFAコンクリートの開発・実用化を通じて有効利用を促進している。同社は、長年にわたり培ってきた発電技術とノウハウを基盤に、環境負荷低減と資源の有効活用を両立させながら、多様なエネルギーソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に貢献している。
株式会社J‐POWERハイテック
売上 626億円(2025/03)
株式会社J-POWERハイテックは、J-POWERグループの一員として、日本の電力インフラを支える総合エンジニアリング企業です。同社は、水力、地熱、風力といった再生可能エネルギー発電設備、および送電・変電設備の建設、保守、維持管理を主要事業としています。特に、J-POWERが全国に保有する約90箇所の発電設備と総亘長1,900kmに及ぶ送電・変電設備の工事・保守管理を一貫して担い、電力の安定供給に貢献しています。 水力発電分野では、ダムや発電設備の定期点検、補修、制御・保護システムの保守に加え、老朽化した主要設備を最新鋭に更新する「リパワリング」工事を通じて発電効率と信頼性の向上を図っています。また、河川流域の安全確保と水資源の適正管理を目的としたダム放流業務にも従事しています。地熱発電分野では、自社所有の最新鋭掘削リグを用いた生産井・還元井・調査井の掘削工事、噴気試験による資源量評価、発電所建屋の建築工事を手がけ、クリーンエネルギーの安定供給を推進しています。送電・変電分野では、送電設備の用地交渉、調査、設計、建設、点検、維持管理、さらには鉄塔補修や送電線張替などの大規模改修工事、交直変換設備や周波数変換所の建設まで幅広く対応し、電力系統の広域的な運用を支えています。風力発電関連では、土木工事や変電所関連設備の建設、洋上風力発電所の陸上電気設備をEPCI(設計・調達・施工・試験)で実施した実績もあります。大間原子力発電所の関連設備の土木・建設工事にも携わっています。 同社の強みは、J-POWERグループと一体となった設備維持・メンテナンス体制と、60年以上にわたり培ってきた高度な技術力と豊富な経験です。全国約44拠点にわたる広範なネットワークを活かし、地域に根差した事業展開を行っています。また、ドローン活用やクラウド型カメラによる遠隔管理といったDX推進により、作業の効率化と安全性の向上を図っています。安全最優先の企業文化のもと、労働安全衛生マネジメントシステムを運用し、安全・安心な職場環境の形成に努めています。地域貢献活動としては、奥只見観光株式会社への出資を通じて、奥只見湖遊覧船や奥只見丸山スキー場、緑の学園の運営を支援し、地域経済の活性化や雇用創出にも寄与しています。これらの事業活動を通じて、同社は「Clean Energy, for Life.」を掲げ、持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社サイサン
売上 621億円(2025/08)
株式会社サイサンは、1945年の創業以来、「お客さま第一主義」と「保安・安全の確保」を企業理念に掲げ、総合エネルギーおよび生活関連事業を展開する企業です。同社は、家庭用・業務用・自動車用LPガス、産業用・医療用高圧ガスの供給・販売を基盤とし、各種高圧ガス関連機器の販売・設計施工、LPガスの集団供給設備設計施工、都市ガス・コミュニティーガス供給プラントの設計施工も手掛けています。特にLPガス事業では、卸売と小売の両輪経営で販売店との連携を重視し、バルク供給方式の導入など、日本のLPガス事業の発展に貢献してきました。電力自由化に伴い「エネワンでんき」ブランドでの電力供給事業を開始し、提携発電所や電力取引市場から調達した電気を供給しています。また、宅配水「ウォーターワン」や浄水型ウォーターサーバー「ウォーターワン クリア」を提供するアクア事業、都市ガス販売事業も展開し、顧客の多様なニーズに応えています。さらに、住宅設備機器や総合エネルギー機器を中心とした「リフォーム・ワン」ブランドでのリフォーム事業、家庭用・業務用ガス器具や国産産直商品を扱うネット通販事業も手掛けています。海外事業にも注力し、アジア・太平洋地域での高品質な製品・サービス提供を戦略とし、近年ではアフリカのルワンダ共和国への本格進出も果たしています。同社の強みは、長年にわたり築き上げてきた顧客との信頼関係と、時代の変化を先取りし、環境への迅速な対応と先進技術への挑戦を続ける姿勢にあります。2021年には「カーボンニュートラルでんき」や「カーボンオフセットLPガス」の販売・供給を開始するなど、持続可能な社会への貢献も目指しています。
株式会社シーエナジー
売上 481億円(2025/03)
株式会社シーエナジーは、中部電力グループの総合エネルギーサービス企業として、顧客のエネルギーコスト削減、CO2排出量削減、環境負荷低減といった経営課題に対し、確かな技術と豊富な経験に基づいたソリューションをワンストップで提供しています。同社の主要事業は多岐にわたり、まず「オンサイトエネルギーサービス」では、顧客の敷地内にエネルギー設備(熱源、コージェネレーション等)を設置し、その選定、資金調達、設置、24時間365日の運転監視、メンテナンスまでを一貫して行います。病院施設や各種工場施設など、多様な顧客のニーズに合わせたオーダーメイドのシステムを提案し、初期投資不要で省エネルギー・省コストを実現します。次に「LNG販売」では、クリーンで環境性に優れた液化天然ガスを都市ガス会社や産業用施設へ安定供給。導管網が未整備な地域へはローリー販売を行い、サテライト設備の設計から建設、配送、メンテナンスまでトータルでサポートします。AIを活用した効率的な輸送体制と太平洋側・日本海側の出荷基地により、安定供給を強みとしています。 さらに、同社は「再生可能エネルギー事業」を積極的に推進しており、太陽光、バイオマス、小水力、地熱といった多様な発電事業を展開し、地球環境保全に貢献しています。「自家消費太陽光事業」では、太陽光発電設備を設置し、発電した電気を顧客自身が消費することで電力コスト削減とCO2フリー電力の利用を促進。設備導入・メンテナンス費用はシーエナジーが負担し、24時間遠隔監視体制で運用をサポートします。「太陽光パネルリサイクル事業」では、使用済み太陽光パネルを再利用可能な資源へと変え、脱炭素社会に貢献。愛知海運株式会社との合弁会社「中電ソザイテラス合同会社」を通じて、パネルの分離・選別を行っています。「LNGバンカリング事業」は、船舶向けに環境に優しいLNG燃料をローリー車から直接供給する日本国内初の取り組みであり、国際的な海洋環境規制への対応を支援します。また、「太陽光発電システムオペレーション&メンテナンス事業」では、大規模太陽光発電(メガソーラー)システムの点検・運用をトータルでサポートし、改正FIT法で義務化されたメンテナンス要件に対応。全国310MW、10年以上の実績を持つノウハウを活かし、24時間365日の遠隔監視と迅速な現場対応で設備の安定稼働と発電量向上に貢献します。加えて、「ガス託送供給サービス」も提供し、ガス導管を利用したガスの受入・供給を行っています。これらの事業を通じて、同社は顧客のBCP対策、環境対策、エネルギーコスト削減、設備投資コスト低減を多角的に支援し、カーボンニュートラル社会の実現に不可欠な存在として挑戦を続けています。
鹿島北共同発電株式会社
売上 471億円(2024/12)
鹿島北共同発電株式会社は、茨城県神栖市の鹿島臨海工業地帯に位置し、鹿島東部コンビナートの北グループ各社、具体的には三菱ケミカル、鹿島石油、信越化学グループなどに対し、電気と蒸気を供給するエネルギーセンターです。同社はボイラー3缶、タービン発電機5機を保有し、総発電能力48万kWを誇る国内最大級の自家発電所として、コンビナート内の多様な製品生産に必要な基盤エネルギーを安定的に支えています。同社の大きな強みは、燃料に石油精製の副産物である石油コークスを主燃料として有効活用し、高いコスト競争力を実現している点です。石油コークスはハンドリングが難しい燃料ですが、長年培われた社員の高い運転技術と設備管理技術により、その課題を克服しています。さらに、発電過程で発生する燃焼後の煤を廃棄せず、自社開発した独自の煤処理設備「スートマン」を用いて全量リサイクルしていることも特筆すべき点です。この設備では、煤の中からバナジウム化合物、アンモニア水、石膏、ニッケルコンポ、カーボンといった有価成分を回収し、製品化することで持続可能な資源化と環境負荷の低減に貢献しています。このように、同社はエネルギー供給だけでなく、産業廃棄物の削減と資源の有効活用を両立させる独自のビジネスモデルを確立しており、その高い技術力と環境への配慮が、鹿島臨海工業地帯の発展を支える重要な役割を担っています。
エフビットコミュニケーションズ株式会社
売上 448億円(2025/03)
エフビットコミュニケーションズ株式会社は、1964年の創業以来、通信事業とエネルギー事業を二本柱として展開し、社会インフラの構築と持続可能な社会の実現に貢献している企業です。同社は、小売電気事業「エフビットでんき」とガス小売事業「エフビットガス」を全国で展開しており、エネルギーサービスプロバイダー(ESP)として、電力一括契約や非化石価値取引市場で取引される非化石証書の提供(NFVサービス)を通じて、顧客のエネルギーコスト削減と環境価値創出を支援しています。発電事業においては、メガソーラー、バイオマス発電、ガス火力発電、次世代農業プラント(NAP事業)を手掛け、特に太陽光発電PPAモデル(エフビットオンサイトPPAモデル)では初期投資ゼロで自家消費型再生可能エネルギーの導入を可能にし、全国21か所で合計100MWを超えるEPC実績を持つなど、再生可能エネルギー電源の開発と自社保有を積極的に推進しています。 また、通信事業では、JPS(PBX)事業、ISP(インターネットサービスプロバイダー)事業、VOD(ビデオオンデマンド)事業、CATV(ケーブルテレビ)事業を展開し、電話・インターネット・映像配信といった多岐にわたる通信サービスを提供しています。IoT時代に対応した通信インフラの整備に注力し、ブロードバンド整備から運用・保守まで一貫したサービスを提供することで、地域住民や集合住宅、ホテルなどの多様な顧客層のニーズに応えています。さらに、福岡市での実証実験では、集合住宅における地産地消型一括受電によるマイクログリッド構築や、ブロックチェーン技術を活用した電力管理システムの実証に取り組むなど、エネルギーと通信を融合した次世代サービスの開発にも積極的に挑戦し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。
レジル株式会社
上場売上 402億円(2025/06)
レジル株式会社は、「脱炭素を、難問にしない」をミッションに掲げ、分散型エネルギー事業、グリーンエネルギー事業、エネルギーDX事業、脱炭素ソリューション事業の4つの事業領域を展開するエネルギーマネジメント企業です。同社は創業から30年間にわたり培ってきた電力に関する知識と電気保安のノウハウに、AI、IoT、クラウドといったデジタル技術を融合させ、分散型エネルギー社会の実現を推進しています。 主要サービスの一つである「マンション一括受電サービス」は、マンション全体で高圧電力を一括調達し、各世帯や共用部に供給することで、住民に経済的メリットを提供してきました。近年では、この基盤を活かし、太陽光発電システムや蓄電池などの分散型エネルギーリソースを組み合わせた「マンション防災サービス」を提供。初期費用を同社が負担することで導入ハードルを下げ、災害時の停電対策と平常時の脱炭素化を両立させ、マンションのレジリエンス向上と環境負荷低減に貢献しています。このサービスは、三菱地所コミュニティとの業務提携を通じて、ハード・ソフト両面からの防災対策・環境対策を推進するなど、導入を加速しています。 法人顧客向けには、実質再生可能エネルギー100%の電力供給サービスを提供し、企業のScope2排出量削減を支援。野村不動産プライベート投資法人の保有マンションへの「1棟丸ごと再エネ供給」を開始するなど、不動産投資法人のScope3排出量削減やGRESB評価向上にも寄与しています。また、エネルギー企業向けには、業務分析からシステム構築・運用、BPOまでをカスタマイズして提供するDX支援サービス「REZIL BPaaS」を展開し、電力会社の新規事業強化や業務効率化を後押ししています。 さらに、EVを「走る蓄電池」として活用し、停電時自動切り替えによる電力供給を可能にするBCP機能の実証を行うなど、先進的な取り組みも推進。電力小売サービスでは、高圧・特別高圧から低圧まで全国の顧客に対応し、ガス小売サービスも提供しています。グループ会社であるレジル電気保安株式会社が電気保安・工事を、中央電力エナジー株式会社が電力調達を担うことで、安定したサービス提供体制を構築しています。これらの事業を通じて、同社はユーザーが意識することなく脱炭素に貢献できる社会の実現を目指しています。
鹿島南共同発電株式会社
売上 382億円(2025/03)
鹿島南共同発電株式会社は、茨城県神栖市に位置する鹿島臨海工業地帯東部地区コンビナートの南グループに属する14社の大手企業に対し、電気、蒸気、純水の3つの基幹インフラを生産、供給、販売する自家発電会社です。同社は、都市ガスを燃料としたガスタービンコージェネレーションシステムやボイラー、蒸気タービン発電機などの高度な設備と運転技術を駆使し、クリーンかつローコストなエネルギーを安定的に供給しています。特に、2013年には燃料を重油から都市ガスへ転換し、燃焼時のCO2排出量や窒素酸化物の排出量を大幅に削減するなど、環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。 同社の主要サービスである電気は、ポンプ、モーター、空調、冷凍機などの動力源や電気分解による生産工程に利用され、蒸気は蒸留、加熱、乾燥などの熱源として、純水は洗浄、冷却、希釈の工程で不可欠な役割を果たしています。純水は北浦から取水した工業用水から、ろ過機、加圧浮上装置、イオン交換樹脂を用いて不純物を徹底的に除去し製造されます。これらのエネルギー供給を通じて、顧客企業は苛性ソーダ、合成ゴム、合成樹脂といった私たちの暮らしを支える多様な製品を生み出しており、同社は「ものづくり」を支える「縁の下の力持ち」として、その生産活動を途絶えさせない重要な役割を担っています。発電能力318.6MW、ボイラー蒸発能力1,474t/h、純水生産能力820㎥/hという大規模な設備を擁し、常に新しい技術導入と環境保全への配慮を追求することで、高効率で信頼性の高いエネルギー供給を実現しています。
酒田共同火力発電株式会社
売上 378億円(2026/03)
酒田共同火力発電株式会社は、山形県酒田市宮海字南浜に所在する東北電力株式会社100%出資の石炭火力発電事業者である。1973年4月2日創立、資本金255億円、従業員111名(2026年4月1日現在)、敷地面積約88万平方メートル、出力35万kW×2基(合計70万kW)の発電設備を有する。代表取締役社長は髙根澤利夫氏。 営業目的は火力発電による発電事業、産業廃棄物の処理事業、発電設備の運転委託事業で、使用燃料は石炭・重油・軽油および木質バイオマス。1977年に1号機、1978年に2号機が運転開始し、当初の重油焚きから1984年に石炭焚1号機、1992年に石炭焚2号機へ転換。2010年に木質バイオマス燃料の導入計画を発表し、2011年5月から木質バイオマス混焼を開始し、再生可能エネルギーの活用にも取り組む。復水器冷却用水は海水を毎秒28立方メートル使用し、用水は県営工業用水を約6,000立方メートル/日利用する。 環境対策として、排煙脱硫装置(炭酸カルシウム水溶液による硫黄酸化物除去・石膏副生)、排煙脱硝装置(アンモニア接触還元による窒素酸化物除去)、電気集じん器、屋内式貯炭場による粉じん対策を実施。発生する石炭灰は全量がセメント原料等に有効利用される。酒田北港の清掃活動「530作戦」を継続実施し、緑綬褒章受章(2015年)、山形県産業賞受賞(2010年)、海事関係功労者国土交通大臣表彰(2007年)、ユースエール認定、山形いきいき子育て応援企業ゴールド企業認定など、地域協調・働き方改革への取り組みも評価されている。
日本ファシリティ・ソリューション株式会社
売上 328億円(2025/03)
日本ファシリティ・ソリューション株式会社は、2000年の設立以来、省エネルギーとCO2削減を目的とした総合エネルギーソリューションをワンストップで提供する企業です。同社の主要事業は、効果保証付き省エネルギーサービスであるESCO事業、業務用および産業用施設向けのエネルギーセンター方式によるエネルギーサービス、エネルギーマネジメントサービス、そしてエネルギーコンサルティングです。ESCO事業では、ビルや工場の省エネルギー改修において、技術提供、資金調達、省エネルギー効果の保証を一括して行い、初期投資不要のシェアード・セイビングス方式を採用しています。同社のESCOサービスは、これまでに省エネルギー効果の削減保証を達成できなかった事例がなく、高い信頼性を誇ります。 エネルギーサービスでは、顧客施設のエネルギーインフラ(高効率熱源システム、受変電設備、コージェネレーションシステム、再生可能エネルギーなど)の建設、所有、運営をJFSが行い、計画設計から運転管理、保守、さらにはファイナンスまでトータルにサポートします。24時間365日常駐の専門スタッフによる運用・維持管理体制を構築し、安定供給と省エネルギー・省コストを継続的に実現しています。エネルギーマネジメントサービスでは、クラウドサービス「@エナジー」などを活用し、施設ごとのエネルギーデータ管理、省エネ法や自治体条例の報告書作成支援、個別機器の電力データ可視化による運用改善提案を通じて、顧客のカーボンニュートラル実現を支援します。 対象顧客は、病院、大学、事務所ビルなどの業務分野から、工場などの産業分野まで多岐にわたり、全国で400件を超える豊富な実績を有しています。同社の強みは、特定メーカーに偏らないベンダーフリーの立場で、顧客のニーズに合わせたオーダーメイド型の最適なソリューションを提案できる点です。一級建築士やエネルギー管理士などの専門資格を持つスタッフが、廃熱や蓄熱を利用した熱源設備、蓄電池を含む電力設備の計画・運用に関する豊富な知見と確かな技術力で、顧客の手間削減と人手不足の解決に貢献しています。また、省エネ大賞をはじめとする数々の受賞歴が、その技術力と実績を裏付けています。エネルギーサービスの費用は定額制が基本であり、顧客は予算見通しの手間を大幅に削減できるビジネスモデルを提供しています。
Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社
売上 284億円(2026/03)
Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社は、社会のエネルギーインフラを支える技術と多様な発想を基盤に、ガス製造、発電、およびエンジニアリングの三つの主要事業を展開しています。同社は、長年にわたり培ってきたDaigasグループの技術力を活用し、資源の枯渇や気候変動といった地球規模の課題に対し、新たな解決策を提供することを目指しています。ガス製造事業では、一般家庭や産業顧客に対し、安全かつ安定的なガス供給を継続し、社会生活と産業活動の基盤を支えています。発電事業においては、多様な発電システムを通じて電力の安定供給を担っており、特に再生可能エネルギー分野に注力しています。その一例として、千葉県袖ケ浦市に位置する発電容量7.5万kWの袖ケ浦バイオマス発電所を関係会社が建設・運営しており、木質ペレットを燃料とする環境負荷の低い電力供給体制を構築しています。この発電所は、地域社会や産業界への電力供給を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。 エンジニアリング事業では、Daigasグループが蓄積してきた高度な技術とノウハウを活かし、顧客の具体的なニーズに応じたエネルギー関連設備の設計、建設、運用支援などを行っています。これにより、顧客企業のエネルギー効率向上や環境負荷低減を支援し、それぞれの事業活動をサポートするビジネスモデルを展開しています。同社の強みは、エネルギー供給の安定性確保に加え、環境に配慮した発電技術の導入や、高度なエンジニアリングサービスを通じて、社会全体のエネルギー課題解決に貢献する点にあります。これらの事業活動を通じて、同社は地域社会の快適な暮らしと産業の発展を支え、持続可能なエネルギー社会の実現に寄与しています。
エネサーブ株式会社
売上 271億円(2026/03)
エネサーブ株式会社は、1965年の創業以来、「エネルギーのドクター」として、電力設備の安全保障、エネルギーコスト削減、地球環境保全に貢献する総合エネルギーサービス企業です。同社は、電力設備の保守点検代行サービスを基盤に、電力小売事業、脱炭素・省エネルギー事業、再生可能エネルギー事業を展開し、顧客のエネルギーに関する多様な課題に対しワンストップソリューションを提供しています。 電力設備メンテナンス事業では、創業以来培った豊富な経験とノウハウを活かし、全国約3,500社の特別高圧・高圧の電気設備を対象に保守点検を実施。独自開発の24時間遠隔監視システム「G-Pacs」を活用したスマート保安(G-Pacs保障メンテナンス契約)により、無停電点検、熱画像診断、活線温度測定、異常検知・緊急時対応、さらには事故補償まで提供し、設備の安定稼働と経済的効率化を両立させています。また、使用前自主検査(竣工試験)や太陽光発電所のメンテナンスも手掛け、設置から維持管理まで一貫したサービスを提供します。 電力小売事業では、法人顧客向けに電力販売サービスを提供し、自社電源、相対電源、市場調達を組み合わせた安定供給と低コスト化を実現。RE100電力の供給を通じて、実質CO₂排出量ゼロの環境価値の高い電力も提供し、顧客の脱炭素経営を支援しています。 脱炭素・省エネルギー事業では、自家消費型太陽光発電やオンサイトPPAスキームによる再生可能エネルギー導入支援、独自開発の遮熱材「エネサーブシート」や空調等負荷制御システム「G-Pacs-EMS」による省エネ対策、生産設備・空調設備・電力設備などの設備更新・改修、常用・非常用発電設備の導入・整備を行います。これらのサービスを通じて、顧客のエネルギーコスト削減、CO₂排出量削減、BCP対策、労働環境改善に貢献。特に、過去7,000台以上の設置実績を持つ分散型自家用発電装置のノウハウは、電力レジリエンス対策において強みとなっています。 同社の強みは、これら4つの事業を組み合わせた総合提案力、仙台から鹿児島まで全国23拠点に及ぶ事業ネットワーク、そしてG-Pacsやエネサーブシートに代表される独自開発技術力にあります。大和ハウスグループの一員として安定した経営基盤を持ちながら、エネルギー管理士などの有資格者による専門性の高い提案で、製造業、流通業、医療施設など幅広い法人顧客のエネルギー課題解決を支援し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
堀川産業株式会社
売上 210億円(2025/09)
堀川産業株式会社は、1948年の創業以来、マルチエネルギーサプライヤーとして、LPガス、都市ガス、電力、石油製品の安定供給を使命に、地域社会の暮らしとビジネスを多角的に支える企業です。同社の主要事業は、LPガス製造販売、簡易ガス事業、都市ガス事業、電力販売事業、発電・売電事業、ガソリンスタンド運営、各種燃料油の販売、住宅リフォーム事業、不動産・保険事業に及びます。 LPガス卸売・保安事業では、地域販売店との緊密な連携を通じてLPガスや灯油、関連商品を販売し、経済産業省認定の災害対応中核充填所を関東一円に7カ所配備することで、大規模災害時にも安定供給を可能にする強固なインフラを構築しています。また、直販ブランド「Enecle(エネクル)」を通じて、一般家庭向けにLPガス、電力、灯油、インターネットサービスなどを提供し、お客様の多様なニーズに応えています。2015年には都市ガス事業、2016年には電力販売事業に参入し、総合エネルギーサービスを強化しています。 太陽光発電・売電事業では、持続可能な社会の実現を目指し、各地でメガソーラー発電所を稼働させるほか、公共施設でのPPA事業や営業所・賃貸マンションへのソーラーパネル設置を通じて再生可能エネルギーの普及に貢献しています。サービスステーション事業では、直営4カ所のガソリンスタンドでガソリン、軽油、灯油、重油、潤滑油などの石油製品を卸・直売し、車検・整備・洗車といったトータルカーケアサービスを提供することで、地域のカーライフをサポートしています。 住宅リフォーム事業では、最新のガス機器からキッチン、バスルーム、暖房機器まで幅広く取り扱い、機器交換からリフォーム工事まで一貫したサービスでお客様の快適な住まい空間を創造します。さらに、不動産事業では分譲住宅や注文住宅の建設、賃貸住宅の提供を通じて住まいを提供し、保険事業では損害保険をはじめとする幅広い保険商品と健康食品の販売で、お客様の安心で豊かな生活をサポートしています。同社は、集中監視システム「ひまわりさん」の導入やガスメーター自動検針システムによるDX推進、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みなど、常に革新を追求し、地域に根差した信頼される企業として、お客様の「ありがとう」を仕事の喜びとしています。
TGオクトパスエナジー株式会社
売上 208億円(2025/03)
TGオクトパスエナジー株式会社は、英国発のエネルギーテック企業であるオクトパスエナジーグループと東京ガスの合弁会社として2021年に設立され、テクノロジーの力で「再生可能エネルギー革命」を推進する電力小売事業者です。同社は、独自のデジタルプラットフォーム「Kraken(クラーケン)」を核に、AIや高度なデータ分析を駆使して電力需給の最適化と顧客対応の迅速化を実現しています。主な事業内容は、一般家庭向けの低圧電力供給、法人向けの高圧・特別高圧電力供給、住宅用GX設備(太陽光パネル・蓄電池)サービスです。特に、非化石証書を活用した実質再生可能エネルギー100%の「グリーンな電気」を、北海道から九州まで沖縄を除く日本全国に提供しています。 同社は「カスタマーファースト」を徹底し、複雑な料金体系を見直し、ライフスタイルに合わせた多様な料金プランを提供しています。「ソーラーオクトパス」は太陽光パネル設置家庭向け、「オール電化オクトパス」はオール電化住宅向け、「EVオクトパス」はEVオーナー向けに最適化されており、地域連携プランとして「しかたこオクトパス」シリーズなども展開しています。また、電力の安定供給に貢献する「節電チャレンジサービス」や、家庭用蓄電池を活用したデマンドレスポンス(DR)サービス「オクトパス・家庭用蓄電池DRチャレンジ」を通じて、顧客が楽しく節電に取り組める機会を提供し、電力需給バランスの改善にも寄与しています。 同社の強みは、テクノロジーによる効率的な運営と、専門知識を持つスタッフによる質の高いカスタマーサービスです。これにより、顧客満足度で高い評価を得ており、2022年から2024年にかけて一般家庭向け電力供給で1,173%の成長を記録するなど、急速な事業拡大を遂げています。地域に根差した再エネ電源開発を推進するため、自治体とのPPAモデルや、パナソニックとのEV充電最適化実証、鹿島アントラーズFCとのパートナーシップによる地域再エネ活用など、多角的な取り組みを進めています。これらの活動を通じて、同社は持続可能なクリーン社会の実現と、顧客にとって価値あるエネルギー体験の提供を目指しています。
株式会社リミックスポイント
上場売上 199億円(2025/03)
株式会社リミックスポイントは、「エネルギーとデジタルアセットを軸に、新たな価値を創造する」をミッションに掲げ、主に「エネルギー・ソリューション事業」と「デジタルアセットマネジメント事業」の二つの柱で事業を展開しています。 エネルギー・ソリューション事業では、日本のエネルギー課題に向き合い、持続可能な社会の実現を目指し、計画立案から実行までトータルで推進しています。具体的には、再生可能エネルギーの小売・開発・蓄電を中心に、電力売買事業、省エネコンサルティング、FIP制度を活用した低圧太陽光発電所の転化事業、そして系統用蓄電池事業に注力しています。同社は、高圧需要家から低圧需要家まで幅広い顧客に対し、電気小売供給サービス「リミックスでんき」を提供し、電力コスト削減とリスク対策を両立させる高圧DR電力プランや蓄電システム導入を提案しています。また、ブルースカイエナジーやブルースカイソーラーといったパートナー企業との業務提携を通じて、低圧太陽光発電所運用モデルの事業化を推進し、運用・保守の両面から事業性を検証しています。子会社のシールエンジニアリングが蓄電設備のシステムインテグレーターとして、蓄電池の設計・施工支援、販売から設置、保守までをワンストップで提供し、特定建設業許可(電気工事業、管工事業)も取得しており、大規模工事にも対応可能な体制を整えています。熊本県玉名市での2MW系統用蓄電所の受電開始など、全国規模での系統用蓄電所開発プロジェクトも進行中です。 デジタルアセットマネジメント事業では、ビットコインを中核に据えた資産運用戦略を展開し、デジタルアセットが持つ特性や多面的な機能に着目し、企業価値向上に資する中長期的な活用を目指しています。具体的には、暗号資産投資、株式投資、融資等に係る投融資事業を推進しており、SBIデジタルファイナンスとのパートナーシップに基づくレンディングサービスを活用したビットコイン運用も開始しています。同社の強みは、「エネルギー×テクノロジー」を両輪とした事業ポートフォリオにあり、成長市場である脱炭素関連のエネルギー分野と暗号資産の双方に取り組むことで、景気の変動や規制の変化に強い、持続的な収益モデルを構築している点です。これにより、環境と経済の両立を実現しながら、デジタルアセットを通じて新しい経済価値を築き、次世代へ確かな未来を繋ぐことを目指しています。
和歌山共同火力株式会社
売上 198億円(2025/03)
和歌山共同火力株式会社は、関西電力と住友金属工業(現在の日本製鉄)の共同出資により1961年に設立された電力会社である。1963年に最初の発電機が稼働を開始して以来、火力発電事業を主軸とし、日本製鉄関西製鉄所で発生する高炉ガスやコークス炉ガスといった副生ガスを主燃料に、重油を補助燃料として利用することで、エネルギーの有効活用を図っている。同社は、良質かつ低廉な電力を主要株主である関西電力と日本製鉄に安定的に供給しており、特に日本製鉄関西製鉄所構内の各工場への電力供給を担うほか、関西電力の送電網を通じて和歌山地域への電力供給にも貢献している。 同社の発電所である和歌山共同発電所は、認可出力304,000kWを有し、主要設備として新1号機(コンバインド発電、発電機出力148,000KW)と既設機3号機(汽力発電、発電機出力156,000KW)を運用している。新1号機ではガスタービンと排熱回収ボイラ、蒸気タービンを組み合わせた高効率なコンバインド発電方式を採用し、燃料には高炉ガスとコークス炉ガスを使用する。また、環境保全にも積極的に取り組んでおり、大気汚染防止のため硫黄分・窒素分・灰分の少ない燃料の使用、騒音防止のための消音装置や防音壁の設置、副生品のリサイクル推進、廃棄物埋立処分量の削減、省エネルギー推進計画に基づく発電設備の効率的運用などを実施している。 さらに、同社はサプライチェーン全体の共存共栄を目指す「パートナーシップ構築宣言」に賛同し、取引先との連携強化や適正な取引慣行の遵守に努めている。具体的には、不合理な原価低減要請を行わず、労務費上昇分を考慮した適正な取引対価の協議に応じるほか、代金の現金払い(原則検収月末を起点とし翌々月末支払い)を徹底している。これらの取り組みを通じて、安定した電力供給と持続可能な事業運営を実現している。
株式会社コベルコパワー真岡
売上 184億円(2026/03)
株式会社コベルコパワー真岡は、同社が運営する真岡発電所を中核に、都市ガスを燃料とする火力発電事業を担う神戸製鋼グループの電力事業会社である。東京ガスから都市ガスの供給を受け、ガスタービン・コンバインドサイクル発電方式により電力を生み出す。1号機と2号機はいずれも62.4万kW規模で、合計約125万kWの発電能力を持ち、2019年10月に1号機、2020年3月に2号機が運転を開始した。 真岡発電所は、臨海部ではなく内陸部に建設された日本初の大型火力発電所であり、津波リスクを受けにくい立地を活かした電源分散の役割を持つ。復水器に空気冷却式を採用し、発電効率は60%以上とされる。発電した電力を電力会社や電力市場などの需要先へ供給する卸電力供給型のビジネスモデルを主軸に置き、電力インフラの強靭化、栃木県真岡地域の産業基盤、広域の電力安定供給に関わる事業構成が特徴である。
株式会社釧路火力発電所
売上 147億円(2025/03)
株式会社釧路火力発電所は、北海道釧路市を拠点に、地域経済の一翼を担う安定的な発電事業を展開しています。同社は2020年12月に商用運転を開始し、発電端出力11.2万kW、送電端出力10万kWを誇る大規模な火力発電所を運営しています。主要な事業内容は、石炭とバイオマス燃料(木質ペレット、PKS)をそれぞれ70%と30%の比率で混焼するハイブリッド発電であり、循環流動層ボイラー技術を採用することで高い発電効率40.6%(バイオ比率考慮で58%)を実現しています。発電された電力は、7万kWが電力市場へ、3万kWがFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を通じて供給されており、日本のエネルギー安定供給に貢献しています。同社の強みは、環境負荷低減への積極的な取り組みにあります。バイオマス燃料の活用により、燃焼時にCO2が発生するものの、生長過程でのCO2吸収を考慮したカーボンニュートラルに資する発電を推進しています。また、2050年のカーボンニュートラル達成を見据え、バイオマス燃料比率の向上やアンモニア燃料の利用検討など、さらなる環境対策にも意欲的に取り組んでいます。地域社会との共生も重視しており、騒音等の環境対策に加えて、周辺地域の美化活動、地元イベントへの参加、小中学校への見学受け入れやバス送迎費の寄付、インターンシップ協力など、多岐にわたる地域貢献活動を行っています。これらの活動を通じて、「地域に根ざした親しみやすい発電所」を目指し、持続可能な社会の実現に向けたSDGsの目標達成にも貢献しています。
エネルギア・パワー山口株式会社
売上 143億円(2026/03)
エネルギア・パワー山口株式会社は、中国電力株式会社の100%子会社として、山口県防府市の防府バイオマス発電所を運営する火力発電事業者である。同社の対象事業は、火力発電設備の運転、保守および電力の販売であり、発電所では木質系バイオマスと石炭を燃料とする混焼発電を主軸に置く。2019年7月に営業運転を開始した発電設備は発電端出力112,000kWで、汽力発電方式により電力を生産する。 燃料面では、山口県内で生産される間伐材などの未利用材に加え、海外由来の木質系バイオマスを活用し、石炭との混焼によって発電を行う点に特徴がある。防府バイオマス発電所はエア・ウォーター株式会社防府工場の一角に立地し、地域資源の利用と電力供給を組み合わせた事業構成を持つ。建設は2017年6月に始まり、約2年の建設期間を経て稼働に至った。 ビジネスモデルは、発電設備を保有・運転し、保守管理を行いながら生産した電力を販売する発電事業である。対象顧客は電力を必要とする電力市場、電力会社、地域の法人需要家などで、親会社である中国電力グループの発電事業基盤を背景に、バイオマス燃料の利用、石炭混焼、発電所運転管理を組み合わせた電力供給機能を担う。
株式会社シグマパワー有明
売上 141億円(2025/03)
株式会社シグマパワー有明は、東芝グループの一員として、主に電気供給業を営む発電事業会社です。2005年の設立以来、電力小売りの部分自由化の流れを受け、社会インフラを支える安定した電力供給を継続しています。同社は再生可能エネルギーによる発電を通じて、持続可能な社会の実現とカーボンニュートラル政策、グリーントランスフォーメーション(GX)の一翼を担うことを経営ビジョンとして掲げています。
福島ガス発電株式会社
売上 141億円(2025/03)
福島ガス発電株式会社は、福島県相馬港に位置する福島天然ガス発電所の運営を担う企業です。2015年4月に設立され、石油資源開発株式会社、三井物産株式会社、大阪ガス株式会社、三菱ガス化学株式会社、北海道電力株式会社の5社を事業パートナーとして、安全最優先かつ安定運転を通じて事業を推進しています。同社が運営する福島天然ガス発電所は、1号機および2号機の2つの発電設備を有し、合計出力は118万kWに達します。燃料には化石燃料の中でも温室効果ガス(CO₂)や大気汚染の原因物質の排出量が最も少ないLNGを気化した天然ガスを使用し、発電設備には高い発電効率を誇るガスタービン・コンバインドサイクル方式を採用しています。このGTCC方式は、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせることで、天然ガスの燃焼ガスと排ガスの熱を効率的に利用し、約61%という高い発電効率を実現しています。これにより、従来の発電方式と比較してCO₂排出量や温排水量を低減し、環境負荷の小さい電力供給を可能にしています。1号機、2号機が営業運転を開始して以来、安定した電力供給を継続しており、電力全面自由化やGHG排出量削減といった市場環境の変化に対応しています。また、同社は福島イノベーション・コースト構想が目指す福島県浜通り地域の産業基盤再構築や新たなまちづくりへ中長期的に貢献することを目指しています。環境保全への配慮として、敷地の約17%を緑地化し、温排水の一部をLNGの気化に利用するなど、地域環境との共生にも積極的に取り組んでいます。
姫路天然ガス発電株式会社
売上 135億円(2026/03)
姫路天然ガス発電株式会社は、兵庫県姫路市における大規模な天然ガス発電所の新設計画を推進し、その建設から将来的な営業運転に至るまでの一連の事業を担う企業です。同社は2016年4月1日の設立以来、「姫路天然ガス発電所新設計画」の実現を主要な事業活動としています。この計画は、環境影響評価法および兵庫県の環境影響評価に関する条例に基づき、計画段階環境配慮書、環境影響評価方法書、環境影響評価準備書、環境影響評価書といった厳格な環境アセスメント手続きを遵守して進められています。同社は、経済産業大臣への各種届出や兵庫県知事、姫路市長への送付を適切に行い、事業の透明性と環境への責任を徹底しています。 特に、環境への配慮は同社の事業活動の中核をなし、発電所建設工事中におけるハヤブサの行動への影響に関する自主調査や、営業運転開始後の事後監視調査結果報告書の提出など、多岐にわたる環境保全活動を継続的に実施しています。これらの取り組みは、地域社会や自然環境との共生を目指す同社の強い意志と、持続可能なエネルギー供給への貢献を示しています。2026年1月5日には姫路天然ガス発電所1号機の営業運転開始が予定されており、これにより同社は安定した電力供給を通じて社会インフラを支える重要な役割を果たすことになります。同社のビジネスモデルは、厳格な環境規制を遵守しつつ、大規模な天然ガス発電所の開発・運営を通じて、日本の電力市場への貢献を目指すものです。
東北電力フロンティア株式会社
売上 108億円(2026/03)
東北電力フロンティア株式会社は、東北電力グループの一員として、ご家庭や法人・個人事業主向けに多様なエネルギーサービスおよびライフスタイル関連サービスを提供する企業です。同社の主要事業は、電力小売事業であり、「スマートでんき」や「シンプルeでんき」といった基本プランに加え、岩手県、山形県、秋田県といった各地域の水力発電を活用した再生可能エネルギー100%プラン「水のチカラ~いわてeでんき~」「水のチカラ~やまがたeでんき~」「水のチカラ~あきたeでんき~」を展開し、地域に根差した電力供給を強みとしています。また、北海道エリアでは「シンプルでんきB・C・D(北海道)」を提供し、エネルギーコストの負担軽減をサポートしています。2025年11月には電気お申込み件数が累計15万件を突破するなど、着実に実績を積み上げています。 電力事業に加えて、同社は光インターネットサービス「東北電力フロンティア光」も提供しており、最大通信速度10Gbpsの「プレミアム10G」と「スタンダード」の2プランを展開。東北6県、新潟県に加え、北海道や首都圏にもサービス提供エリアを拡大し、高速で快適なインターネット環境をリーズナブルな価格で提供しています。電気と光インターネットをセットで契約することで割引が適用される「東北電力グループでんき&ひかりセット割」も提供し、顧客にとっての利便性と経済性を追求しています。 さらに、同社は他社との業務提携を通じてサービスラインナップを拡充しています。北海道エナジティック株式会社との提携によりLPガスと電気のセット割を提供し、auエネルギー&ライフ株式会社とは「auでんき」の販売代理で連携しています。保険代理店としては、損害保険ジャパン株式会社およびMysurance株式会社の保険商品である「くらしのシンプル保険」や「国内・海外旅行キャンセル保険」を販売し、顧客の安心な暮らしを多角的にサポートしています。2026年4月1日には東北電力ソーラーeチャージ株式会社を吸収合併し、「あおぞらチャージサービス」も事業に統合する予定です。会員Webサイト「myフロンティア」のリニューアルや、eポイントモールでのキャンペーン実施、大雪被災者への電気料金等の特別措置など、顧客満足度向上と地域貢献にも積極的に取り組んでいます。
三井不動産TGスマートエナジー株式会社
売上 89億円(2025/03)
三井不動産TGスマートエナジー株式会社は、三井不動産株式会社と東京ガス株式会社の共同出資により2016年3月に設立された、都市型スマートエネルギー事業を展開する企業です。同社は、大規模災害時にもエネルギー供給を継続する災害に強い街づくりと、エネルギーの地産地消による環境性能の高い街づくりを目指す「スマートエネルギープロジェクト」を推進しています。主要事業として電気供給事業と熱供給事業を展開しており、2019年4月には日本橋、2020年4月には豊洲、そして2022年9月からは八重洲において、ガスコジェネレーションシステムを中心とした発電プラントを街中に設置し、新規開発ビルや周辺の既存ビル・施設へ電力と冷熱・温熱(蒸気、温水)を供給しています。また、前身の霞が関ディー・エイチ・シィー株式会社から引き継いだ霞が関三丁目エリアでの熱供給事業も1987年から継続しています。 同社の強みは、災害に強い中圧ガスラインを燃料とするコジェネレーションシステムと系統電力の複線化、さらには非常用発電機を加えた「電力源の三重化」により、広域停電時でも年間ピーク時の50%の電力を供給できる高い防災力です。これにより、テナント専用部の企業活動や一時待機スペースへの電力・熱供給を可能にし、エリア全体のBCP(事業継続計画)を支援し、BCD(業務継続地区)の形成に貢献しています。環境面では、高効率なコジェネレーションシステムとICTを駆使したエネルギーマネジメントシステムにより、電力・熱の需要予測に基づいたプラントの最適運転制御を行い、エリア全体のCO2排出量を大幅に削減(日本橋約30%、豊洲約20%、八重洲約25%)しています。さらに、2022年1月からは非化石証書を活用したグリーン電力提供サービスを開始し、希望するテナントのRE100やESGへの取り組みを推進しています。経済的メリットとしては、新築・既存ビル双方で熱源設備や発電設備の設置が不要となり、設備投資の抑制や維持管理業務の削減、さらには収益向上に寄与します。24時間365日の監視体制と定期メンテナンスにより、平常時・非常時を問わず安定したエネルギー供給を実現し、持続可能でレジリエントな都市の発展を支えています。
九電ネクスト株式会社
売上 80億円(2024/03)
九電ネクスト株式会社は、九州電力グループの一員として、エネルギーに関する多様な事業を展開し、お客さまの課題解決と持続可能な社会の実現に貢献しています。同社の主要事業は、エネルギーサービス事業、小売電気事業、省エネコンサルティング事業、そして九州電力からの受託業務の4本柱です。 エネルギーサービス事業では、商業施設、医療・福祉施設、ホテル、事務所、工場など幅広い法人顧客に対し、空調設備や受変電設備といったエネルギー供給設備の最適システム提案から設計、施工、所有、運転、保守管理までをワンストップで提供しています。特に、初期投資ゼロでクリーンな電力を導入できる太陽光PPAサービスは、脱炭素化を目指す企業から高い評価を得ており、福岡空港貨物地区への導入実績もあります。このサービスでは、お客さまの建物屋根などに太陽光発電設備を設置し、発電されるクリーンな電力を提供、設備の所有・保守管理は同社が行い、お客さまは発電量に応じたサービス料金を支払うモデルです。 小売電気事業では、2025年4月に九電みらいエナジーから事業を承継し、ご家庭向けには電気ご使用量に応じてマイルや各種ポイントがたまる料金プランを、法人向けにはご契約の規模やご使用状況に応じた最適な料金プランを提供。環境を大切にするお客さまのニーズに応え、環境に優しい電気にも対応しています。 省エネコンサルティング事業では、省エネを推進したい、省エネ法への対応に課題を抱える法人や自治体に対し、エネルギー使用状況の収集・分析から改善提案、計画策定までを一括支援。省エネ診断・最適設備提案、中長期計画書や定期報告書作成を支援する省エネ法対応支援、クラウドでエネルギーデータを集約・可視化する「Ene-SUM®」、快適性を維持しつつ省エネ・省コストを実現する空調自動制御サービスなどを提供しています。2025年5月には、省エネルギーサービス「ecoRAMDAR(エコランダー)」も開始しました。 九州電力からの受託業務としては、九州全域で個人・法人顧客へのソリューション営業、オール電化や九電スマートリースの提案、電気料金の請求・問い合わせ対応、契約申込受付、営業所運営などを担い、地域に密着したサービスを提供しています。同社は、長年培ってきた技術力とノウハウ、地域との強固な繋がりを活かし、「エネルギーのベストパートナー」として、カーボンニュートラル実現に向けた最適な価値提供と九州の発展に貢献しています。
auエネルギーホールディングス株式会社
売上 71億円(2025/03)
auエネルギーホールディングス株式会社は、KDDI株式会社が100%出資するエネルギー事業の統括会社です。同社は、傘下のauエネルギー&ライフ株式会社、株式会社エナリス、auリニューアブルエナジー株式会社の経営管理、およびエネルギー事業全体の戦略企画・立案・推進を担い、日本の脱炭素社会実現に貢献することを主要な存在意義としています。KDDIグループの「つなぐチカラ」を活かし、電力小売事業の強化と、新たな脱炭素ソリューションやビジネスモデルの構築に挑戦しています。 傘下のauエネルギー&ライフ株式会社は、個人顧客向けに「auでんき」をはじめとする電力小売事業や都市ガス供給を展開し、au・UQ mobileとのセット割やPontaポイント連携を通じて、通信と光熱費の一元管理を提案しています。また、再生可能エネルギーメニューや使用量の見える化サービスを提供し、持続可能な暮らしを支援しています。株式会社エナリスは、法人顧客や新電力事業者向けに、電力の需給管理、小売電気事業支援、エネルギーコンサルティングなどの総合エネルギーソリューションを提供。PPA・アグリゲーション、再生可能エネルギー導入支援、脱炭素化サービス、需給最適化プラットフォームを強みとし、バーチャルパワープラント(VPP)構築実証や独自のDERMS(分散型エネルギーリソース管理システム)開発を通じて、次世代の電力システム構築を推進しています。auリニューアブルエナジー株式会社は、太陽光発電所の開発・運営を主軸とする発電事業を展開し、発電した電力をKDDIの基地局やデータセンターへ供給するほか、蓄電池設備の整備にも取り組み、電力の安定供給と再生可能エネルギーの普及拡大に貢献しています。 同社グループは、350万世帯を超える「auでんき」の顧客基盤を持つほか、経済産業省のVPP構築実証への参画、ローソン店舗間での電力シェア実証、群馬県とのPPA方式による太陽光発電設備導入事業など、具体的な実績を積み重ねています。これらの事業を通じて、エネルギーを「創る・貯める・賢く使う」という新たな価値提供を目指し、より豊かで快適な社会、そして持続可能な未来の創造を使命としています。
株式会社e-Mobility Power
売上 68億円(2025/03)
株式会社e-Mobility Powerは、電気自動車の普及を支える日本最大級のEV充電インフラ事業者です。同社は、EV充電器の設置から運用、保守までを一貫して提供する「充電器導入・運用サービス」を主軸としています。このサービスでは、商業施設、宿泊施設、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、道の駅といった公共施設から、業務用・商用EVの拠点、マンション、月極駐車場、事務所・工場などのプライベートな場所まで、幅広い顧客ニーズに対応しています。充電器の選定・調達、設置工事、電力供給申請、国の充電インフラ補助金や地方自治体の補助金申請サポートまで、導入に関するあらゆる手続きをワンストップで支援し、顧客の負担を軽減します。 同社の強みは、2025年3月現在、全国に25,000口以上(急速充電器約9,800口、普通充電器約15,500口)の充電器が接続された日本最大級の充電ネットワークを運営している点です。このネットワークは、充電カード1枚で全国各地の充電器をいつでも・どこでも・リーズナブルに利用できる認証システムによって支えられています。また、東京電力ホールディングスと中部電力が培ってきた高い技術力とノウハウを活かし、安心・安全なサービスを提供。OCPP対応の急速充電器を普及させ、24時間遠隔監視による早期故障検知と遠隔復旧を可能にすることで、2024年度実績平均で99.5%という高い安定稼働率を実現しています。 さらに、他社が設置した充電器をeMPネットワークに接続する「一般提携」サービスも展開しており、充電器の認知度向上と利用促進を図り、設置事業者には充電時間に応じた提携料を支払うビジネスモデルも構築しています。近年では、株式会社東光高岳と共同で次世代超急速充電器「SERA-400」を開発し、高出力充電ニーズにも対応。EVタクシー事業者やガソリンスタンド、コンビニエンスストア、自治体など、多岐にわたる導入実績を持ち、日本のEV社会の発展に不可欠なインフラを提供し続けています。
株式会社アースインフィニティ
上場売上 67億円(2025/07)
株式会社アースインフィニティは、エネルギー事業(電気・ガス)、電子機器事業、および緊急かけつけサービスを主軸に展開する企業です。エネルギー事業では、2016年4月の電力自由化以降、一般家庭から個人事業者、法人、さらには自治体や官公庁といった公的機関まで、幅広い顧客層に対し電力供給を行っています。同社の電力サービスは、初期費用・ランニングコストが原則0円であり、面倒な切り替え工事も不要で、電気料金の削減を約束する点が強みです。電力の安定供給は、既存の送電網を利用するため、品質に変化はありません。また、ガス小売事業者としても登録しており、電気とガスを合わせた総合的なエネルギーソリューションを提供しています。太陽光発電システムや蓄電池に関するサービスも手掛けています。 電子機器事業においては、2010年に特許を取得した電子ブレーカーの販売、保守、開発を手掛けています。さらに、高度管理医療機器販売業や化粧品製造販売業の許可も取得しており、多角的な事業展開を見せています。 緊急かけつけサービスは、個人向けと事業者向けの両方を提供しており、水回り、鍵、ガス、電気設備など、日常生活で発生する突発的なトラブルに対し、24時間365日体制で対応しています。北海道から九州まで全国300社約1600拠点のネットワークを構築し、トラブル内容に応じて専門の作業員を迅速に派遣。1時間以内の基本作業は無料で提供し、顧客の安心・快適な生活をサポートしています。これらの事業を通じて、同社は顧客のコスト削減と生活の質の向上に貢献しています。
エナジーグリッド株式会社
売上 67億円(2025/12)
エナジーグリッド株式会社は、電気の需給変動による価格の激しい変動リスクをコントロールし、企業が抱える不安を解消することを使命として2021年7月14日に設立されました。同社は、電力の小売り・卸売取引、商品先物取引を含むコモディティ取引全般、および関連事業を展開しています。特に、日本の電力市場における流動性の低さや価格変動の課題に対し、電力と金融の知見を融合させた独自のビジネスモデルを構築しています。 同社の主要な事業は、大手電力会社や商社から大口の電力を調達し、それを新電力会社が購入しやすい小口に分割して販売する電力卸売取引です。この際、単に電力を売買するだけでなく、先物取引、デリバティブ、オプション取引といった高度な金融手法を駆使し、電力価格の変動リスクをマネージすることで、新電力各社に長期安定的な電力調達機会を提供しています。同社は、どの電力会社の資本にも属さない独立系・中立的な「電力卸のマーケットメーカー」として、電力の供給側と需要側の双方が抱える価格変動リスクを直接引き受け、取引相手となることで市場の流動性向上と安定化に貢献しています。 顧客層は、小売電気事業者、発電事業者、再生可能エネルギー事業者、新電力各社、大手電力会社、商社、さらには国内外のエネルギー生産者および消費者に及びます。中小規模の新電力会社が信用リスク等の理由で大手電力会社と直接取引が難しい現状において、同社は両者の間に介在し、スポット市場の価格変動リスクから顧客を保護する役割を担っています。 同社の強みは、創業メンバーが長年培ってきた金融実務とエネルギー・コモディティ分野におけるリスク管理の厚いケイパビリティ、そしてデリバティブを活用した他社にはない商品設計・開発力にあります。設立初年度から黒字決算を達成し、取引開始から短期間で相対取引者数は80社超、取引電力量は98億kWh(金額ベースで2300億円)を超える規模に急拡大するなど、目覚ましい実績を上げています。2024年には世界有数の投資会社であるシタデルの傘下に入り、その資本力、テクノロジー、分析力を活用することで、さらなる成長と日本の電力市場の発展への貢献を目指しています。運転資金の増強にも積極的に取り組み、シンジゲートローンや当座貸越契約を通じて、より多くの事業機会を獲得し、業容拡大を図っています。
株式会社北海道熱供給公社
売上 58億円(2025/03)
株式会社北海道熱供給公社は、1968年の設立以来、札幌都心部の深刻な大気汚染問題の解決を契機に、地域熱供給事業を半世紀以上にわたり展開しています。同社の主要事業は、冷温水及び蒸気による熱供給、これらの受入使用施設や熱供給施設の調査、設計、販売、施工、運転、保守、管理、リース、さらには電気事業法に定める電気工作物の発電による電力の供給、販売、管理、関連機器の保守管理、電気・冷暖房・給排水衛生設備の保守管理・運転業務、管工事業、電気工事業、土木工事業、土地・建物その他施設の賃貸など多岐にわたります。 同社は、中央、札幌駅南口、道庁南、赤れんが前、創世、光星といった複数のエネルギーセンターを札幌都心部に展開し、プラントから導管を通じて冷熱や温熱を供給することで、冷房、暖房、給湯、ロードヒーティングといった多様なニーズに応えています。顧客はホテル、オフィス、デパート、病院などの商業施設から、公営団地、区役所、保育所、医療施設、サービス付き高齢者福祉住宅、商店街、中高層住宅まで広範囲に及びます。 同社の強みは、高い省エネルギー性と環境貢献にあります。木質バイオマスなどの再生可能エネルギーや、天然ガスコージェネレーション、北ガス札幌発電所からの排熱、積雪寒冷地ならではのフリークーリングシステムといった高効率技術を積極的に導入し、一次エネルギー消費量とCO2排出量の削減に大きく貢献しています。例えば、木質バイオマス年間27,000tの使用で17,500t-CO2/年の削減実績があり、フリークーリングでは電力削減率88%を達成しています。また、複数のエネルギーセンターを連携運用することで、省エネルギー率9.9%向上、CO2削減率10.6%向上を実現し、供給安定性も高めています。 災害に強い中圧ガス導管や非常用発電機を備えた自立分散型エネルギーセンターを構築し、大規模停電時にも都市機能維持に必要な熱と電力を供給できる強靭なまちづくりに貢献しています。これにより、建物ごとの熱源設備が不要となり、火災リスクの軽減、都市美観の向上、スペースの有効利用、主任技術者配置の省力化といった経済的メリットを顧客に提供しています。同社は札幌市が推進する「都心エネルギーマスタープラン」の実現に向け、エネルギーネットワークの拡大やICT活用による地域全体のエネルギー利用最適化にも取り組んでおり、北ガスグループの一員として、持続可能な社会の実現に貢献し続けています。
東京熱供給株式会社
売上 48億円(2025/03)
東京熱供給株式会社は、低廉かつ安定した熱エネルギーの効率的な供給を通じて、安全で快適な都市づくりに貢献することを目的とした地域熱供給事業を展開しています。同社は、光が丘団地地区、品川八潮団地地区、竹芝地域、八王子南大沢地域、そして東京国際フォーラム地域の都内5カ所において、熱製造プラントから導管を通し、温水、冷水、蒸気を複数の建物へ供給し、冷暖房や給湯サービスを24時間提供しています。 特に、光が丘団地地区と品川八潮団地地区では、隣接する清掃工場のごみ焼却排熱を主要な熱源として活用し、大規模住宅団地の約12,000戸(光が丘)および約5,300戸(品川八潮)の住宅へ暖房と給湯を、また、小・中学校、保育園・幼稚園、医療施設、官公庁、商業施設などの業務施設へ冷暖房と給湯を供給しています。これにより、大量の未利用エネルギーの有効活用と環境負荷の低減に大きく貢献しています。 竹芝地域、八王子南大沢地域、東京国際フォーラム地域では、高効率電動ターボ冷凍機(蓄熱槽併用)の電力系と、蒸気ボイラーおよび吸収式冷凍機の都市ガス系を組み合わせた電力・ガス併用方式を採用。夜間電力や夏期の都市ガスを有効活用し、都市エネルギー使用の昼夜・年間を通じた平準化を図っています。竹芝地域では、東京ポートシティ竹芝オフィスタワーに設置されたコジェネレーション設備の発電後の排熱も熱供給に活用するなど、先進的かつ高効率なシステムを導入しています。 同社の地域熱供給システムは、熱源設備の集中化による運転効率の向上、CO2排出量の抑制、ビルの屋上冷却塔などの設備不要化によるヒートアイランド現象の緩和、地震等の災害時における二次災害発生防止による防災機能向上といった地球環境および都市機能へのメリットを提供します。また、顧客にとっては、ビル建設当初の設備投資削減、熱源機器用スペースの有効活用、熱源プラントの運転や維持・管理等のメンテナンス業務および有資格者確保の不要化による労務費削減、そして熱供給事業法に基づき専門スタッフによる24時間責任供給による高い安全性と信頼性を実現しています。同社は、長年にわたる熱供給事業で培った経験とノウハウを活かし、省エネルギー、環境負荷の低減、CO2削減をミッションとして、地域の発展と快適な暮らしを支え続けています。
大阪エネルギーサービス株式会社
売上 29億円(2025/03)
大阪エネルギーサービス株式会社は、環境にやさしく快適な都市空間の創造を目指し、冷温水や蒸気を利用した地域熱供給事業を展開するエネルギーサービス企業です。同社は、地域の冷暖房や給湯に必要な熱源をまとめて製造し、24時間365日安定して供給するシステムを提供しています。現在、大阪梅田エリアを主要な供給拠点とし、JR大阪駅やうめきたエリアの再開発プロジェクト(グラングリーン大阪、JPタワー大阪など)に参画し、西日本最大のターミナル駅を20年以上にわたり支える実績を持ちます。さらに、神戸三宮エリアへの事業展開も計画しており、関西圏での供給エリアを拡大しています。 同社の強みは、創業以来事故ゼロを継続する安全・安定供給体制、長年の経験と実績に基づく最適設計・運転技術、そして先進技術の積極的な導入です。IoTを活用した無人プラント導入やスマート化による効率化、AIによる設備点検業務の自動化、さらにはデジタルツイン技術とIoTデバイスを組み合わせた「HEAT DX」による熱設備の運転・点検・保全の最適化に取り組んでいます。これにより、省エネルギーと経済性を両立させ、高効率運転を実現し、CO2排出量削減にも貢献しています。顧客層は、うめきた開発特定目的会社、JR西日本、三菱地所、積水ハウス、竹中工務店など、大手デベロッパーや建設会社、商業施設運営会社、オフィスビルオーナーなど多岐にわたります。同社は、都市開発と連携しながら、経済性、環境性、防災性に優れた街の価値向上に貢献する最適なエネルギーソリューションを提供し、持続可能な未来の実現と地域・社会の発展に寄与しています。2024年には空気調和・衛生工学会特別賞「十年賞」を受賞するなど、そのオペレーションの匠が評価されています。
新宿南エネルギーサービス株式会社
売上 29億円(2025/03)
新宿南エネルギーサービス株式会社は、新宿南口エリアにおいて地域冷暖房システムによるエネルギー供給事業を展開しています。同社は、冷水、温水、蒸気等の熱エネルギーを、西エネルギーセンターと東エネルギーセンターの2つのプラントで集中的に生成し、配管を通じてエリア内のオフィスビル、商業施設、ホテル、病院、駅、バスターミナルなどの多様な大型建築物に24時間365日安定して供給しています。このシステムは、各建物が個別に熱源設備を設置するよりも省エネルギー、経済性、環境面で優れており、CO2排出量の削減やヒートアイランド現象の緩和に貢献しています。また、コージェネレーションシステムや氷蓄熱設備、ブラインターボ冷凍機などの先進技術を導入し、電力負荷の平準化やエネルギーのベストミックスを実現することで、高効率かつ低炭素型の熱供給を追求しています。2020年には東西プラントを導管で接続し、一体的な運用による効率向上とBCP(事業継続計画)機能の強化を図りました。同社は、熱供給事業に加えて、建設業法に定める管工事業務や不動産の管理業務も手掛けており、新宿南口エリアの快適な都市環境づくりと持続可能な社会の実現に貢献しています。顧客は百貨店、複合ビル、ホテル、オフィス、病院など多岐にわたり、安定供給、安全性向上、スペース有効活用、資産価値向上といったメリットを提供しています。
関西国際空港熱供給株式会社
売上 27億円(2025/03)
関西国際空港熱供給株式会社は、関西国際空港島内において、24時間365日体制で地域冷暖房システムを通じた冷熱・温熱(冷水・蒸気)の供給を主要事業としています。同社は、旅客ターミナルビル、ホテル、鉄道駅、貨物施設など、空港機能を支える多数の建物に対し、冷暖房用の熱源を効率的かつ安定的に提供することで、快適で環境にやさしい空港づくりに貢献しています。 同社の地域熱供給システムは、ボイラー、冷凍機、蓄熱槽などの熱源製造機器を熱供給プラントに集約し、効率のよい大型熱源設備を用いることで、個々の建物で熱源設備を設置する方式に比べて省スペース化を実現しています。また、大気汚染や公害を防止し、温室効果ガスを低減させるなど、環境負荷の低減に大きく貢献しています。同社は、省エネルギー、エネルギーの面的利用、未利用・再生可能エネルギーの活用、情報ネットワークを活用した需要・供給側を連携した最適運転管理を強みとしています。 特に、同社は関西国際空港島内唯一のエネルギー会社として、関西エアポートグループ全体の脱炭素化を牽引する重要な役割を担っています。供給信頼性を維持するため、2011年度以降、中央プラントシステム改良工事や南プラントシステム改良工事など、大規模な機器更新を計画的に実施しており、電動ターボ冷凍機、炉筒煙管ボイラー、氷蓄熱システム、高効率吸収冷凍機、空冷ヒートポンプチラー、低GWP冷媒ターボ冷凍機といった最新の高効率機器を導入しています。これにより、総合エネルギー効率は2010年以前の0.60程度から2024年度には0.88に向上し、省エネ法の事業者クラス分け評価制度でAランクを取得する実績を上げています。 環境への取り組みとしては、業務用車両のZEV転換、冷却塔ファンのインバータ化、空冷ヒートポンプチラーの導入による上水使用量の削減、オンサイト型PPA方式による太陽光発電電力の活用(Sora×Solar®)など、多岐にわたる施策を展開しています。太陽光発電を熱供給分野で本格的に活用する事例は全国的にも珍しく、先進的な取り組みとして注目されています。さらに、AI・IT技術を活用したプラント運転高度化プロジェクト「KHC HEAT DX」を推進し、電力の見える化や需要予測に基づく運転最適化を通じて、将来的には高度な自動化を目指しています。これらの取り組みにより、同社のCO2排出係数は温対法で定められた基準値を大きく下回っており、持続可能な社会の実現に貢献しています。
RWE Supply&Trading Japan株式会社
売上 26億円(2025/12)
RWE Supply&Trading Japan株式会社は、ドイツを本拠地とする世界有数のコモディティトレーディング会社であるRWE Supply & Trading GmbHの日本法人として、日本の自由化された電力市場においてホールセール、トレーディング、小売業務を展開しています。同社は、電力、天然ガス(パイプライン経由およびLNG)、バイオマス、その他燃料といったエネルギー関連商品に加え、フレート(海上運賃)や金属取引など、幅広いコモディティのトレーディングを手掛けています。また、RWEグループが保有する発電所の稼働最適化や再生可能エネルギーの販売も行い、日本の電力市場のさらなる発展と流動性拡大に貢献しています。特に、ヨーロッパの電力市場自由化で培った20年以上の経験とノウハウを活かし、革新的な仕組商品やリスク管理手法、クロス・コモディティ取引を日本の顧客やパートナーに提供しています。 主要な事業として、電力供給契約(PPA)や第三者認証排出削減量(VER)取引に注力しています。PPAでは、フィジカルPPAとバーチャルPPAの両方を提供し、顧客の長期的なエネルギー価格変動リスク回避、排出量削減目標達成、コスト削減、企業イメージ向上を支援しています。アサヒグループやホンダといった大手企業とのPPA締結実績も有しており、再生可能エネルギーの導入を促進しています。VER取引においては、企業や投資家向けにカーボンオフセットの機会を提供し、地球温暖化防止に実効性のある最適な方法を提案しています。具体的には、実証済みの基準で検証・認証された気候保護プロジェクト(自然、社会、再生可能エネルギー分野)を紹介し、コンサルティングを通じて顧客のニーズに合ったVERソリューションを提供しています。国際市場での広範なネットワークと、オンライン取引プラットフォーム「ECT(Easy Commodity Trader)」を活用し、顧客のサステナビリティ戦略を包括的にサポートする体制を構築しています。
東京オペラシティ熱供給株式会社
売上 17億円(2026/03)
東京オペラシティ熱供給株式会社は、新都心として発展を続ける西新宿の西南に位置する初台淀橋地区において、温水、冷水、蒸気などの熱供給に関する事業およびそれに附帯関連する一切の事業を展開しています。同社は、世界に類を見ない創造的な空間である「東京オペラシティ」と、情報通信の拠点である「NTT東日本本社ビル」、そして「新国立劇場」といった主要施設に対し、地域冷暖房サービスを提供しています。都市ガスと電気を熱源としたベストミックス方式を採用し、2プラントシステムによる効率的かつ安定的な熱供給を実現しており、供給面積は合計で約397,000㎡に及びます。 同社の地域冷暖房システムは、建物ごとの煙突や冷却塔、熱源機器を不要にすることで、都市景観の向上、大気汚染・公害防止、都市災害の防止に貢献しています。また、高度な集中管理システムにより、電力負荷平準化への寄与や温室効果ガス排出削減といった社会的メリットに加え、顧客にとっては建物スペースの有効活用、設備管理の省力化、設備費の低減、契約電力の削減、そしてエネルギーの安定供給といった多岐にわたるメリットを提供しています。特に、街区の安全とクリーンで快適な環境を支えるため、防音・防振設備を配置するなど、文化施設が集中する地域特性に配慮した独自の取り組みを行っています。 環境保全への取り組みも重視しており、高効率機器への更改や運転支援システムの活用を通じて、高エネルギー効率を追求した運転を行い、省エネルギーと温室効果ガス排出削減を目指しています。さらに、2025年度からは非化石証書を活用した再生可能エネルギー(電力)の一部導入を計画しており、より一層の温室効果ガス削減を推進する方針です。東京都の「総量削減義務と排出量取引システム」においても、第二計画期間で19,781t-CO2の超過削減量を保有するなど、地球温暖化対策に積極的に貢献しています。これらの事業を通じて、同社は地域社会の発展と地球環境保全に貢献し、安全で快適な都市環境づくりを支える重要な役割を担っています。
北海道地域暖房株式会社
売上 13億円(2025/03)
北海道地域暖房株式会社は、札幌市厚別地区および真駒内地区を主要な供給エリアとし、地域全体に高温水または蒸気による熱を供給・販売する熱供給事業を展開しています。同社は、熱供給施設および熱利用施設の企画、設計、施工、管理を一貫して手掛けるほか、空気調和設備、給排水・衛生設備、融雪設備、電気設備、制御・計装設備、防災設備の設計、施工、監理、さらにはそれらの設備の修理および保守管理も行っています。また、廃棄物処理施設、下水処理施設、固形燃料製造施設等の運転・管理業務、設備業務、修繕・改修工事、そして環境・省エネ資材や関連設備機器の販売も手掛ける多角的な事業モデルを構築しています。特に、ごみ焼却廃熱やRDF(ごみ固形化燃料)、木チップといった未利用エネルギーを積極的に活用することで、化石燃料の使用を抑制し、CO2排出量削減やカーボンニュートラルに貢献している点が同社の大きな強みです。長年にわたり札幌市清掃工場からの廃熱利用を進め、天然ガスへの熱源転換も完了させるなど、環境負荷の低減と安定供給の両立に努めています。住宅利用者(集合住宅など)と業務施設利用者(商業・業務施設、一括契約住宅など)を主要顧客とし、暖房・給湯の安定供給はもちろん、ロードヒーティングの提供や、設備の定期整備、導管補修を通じて、お客様が安心して熱を利用できる環境を維持しています。供給期間中の24時間供給体制や、故障・修理への迅速な対応、料金体系の柔軟性(定額制・従量制)も顧客満足度向上に寄与しています。創業以来、地域社会の快適な暮らしと持続可能な発展を支える重要なインフラ事業者としての役割を担い続けています。
株式会社立川都市センター
売上 12億円(2026/03)
株式会社立川都市センターは、東京都立川市を拠点に、エネルギー供給事業と地区管理事業を展開する第三セクター方式の企業です。同社の主要事業であるエネルギー供給事業では、ファーレ立川地区の10棟の建物に冷暖房用の熱を、またGREEN SPRINGS地区の8棟の建物には冷暖房・給湯用の熱と電力を24時間365日安定的に供給しています。この事業は、冷凍機や蒸気ボイラ、ヒートポンプ、コージェネレーションシステムなどを活用した地域熱供給方式を採用しており、都市ガス・電力・蓄熱といった多様な熱源を組み合わせることで、高効率かつ環境負荷の低いエネルギー供給を実現しています。特に、ホテルのプールや温水の排水をヒートポンプ熱源として利用することで、通常のボイラと比較して60%の省エネを達成するなど、先進的な脱炭素化対策や省エネルギー技術を積極的に導入しています。これらの取り組みは、東京都の脱炭素化計画事例や日本熱供給事業協会のロードマップ、コージェネ財団の優良事例集などにも紹介され、その技術力と環境貢献が高く評価されています。また、電力自由化を踏まえ、東京ガス株式会社の代理店として電力販売の斡旋も行い、顧客の多様なニーズに応えています。 一方、地区管理事業では、ファーレ立川地区の良好な環境の保持・増進に努めています。具体的には、地区内の管理組合事務代行業務を受託し、総会運営、会計業務、契約事務、防災支援などを実施。さらに、ファーレ協議会やファーレ立川アート管理委員会の事務局として、街並み管理協定に基づく環境維持や屋外アートの適切な維持管理を担っています。共同溝の保守点検業務や、立川市中央図書館などの公共施設の設備管理業務も受託し、都市基盤の安全性と安定性を確保しています。地域貢献活動として、立川駅周辺の安全安心パトロールへの参加や、備蓄食料品のフードバンクへの寄付なども行っています。同社は、省エネルギー性、環境性に優れたエネルギーネットワークの提供を通じて立川駅北口エリアの発展を中長期的に支え、活力ある街の維持・発展に注力することで、地域社会と共に魅力あるまちづくりと環境に優しい未来の創造に貢献しています。
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直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
東京電力ホールディングス株式会社
上場総資産 9.2兆円(2025/03)
東京電力ホールディングス株式会社は、電力の安定供給を核とした総合エネルギー事業を統括する持株会社です。同社の主要な事業は、火力発電・燃料、送電・配電、電気・ガス・くらし、再生可能エネルギーといった多岐にわたる分野をグループ会社を通じて戦略的に展開しています。特に、福島第一原子力発電所の廃炉プロジェクトは同社が直接的に担う極めて重要な責任であり、30年から40年を要する大規模かつ複雑な作業を安全かつ着実に推進しています。これには、汚染水対策、燃料デブリの取り出し、使用済燃料プールの燃料取り出しなどが含まれ、最先端のロボット技術や遠隔操作技術を積極的に導入し、作業員の被ばく低減と効率化を図っています。また、処理水ポータルサイトを通じてALPS処理水に関する透明性の高い情報公開も行っています。 同社グループは、首都圏を中心とした広範な地域に対し、一般家庭から法人顧客、産業界に至るまで、幅広い顧客層に電力およびガスサービスを提供しています。電力供給においては、水力、火力、原子力、再生可能エネルギーといった多様な電源を組み合わせることで、安定性と経済性を両立させながら、拡大する電力需要に対応しています。特に、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの導入拡大や、二酸化炭素を排出しない原子力発電の活用を重要な戦略と位置づけています。 さらに、同社は技術開発にも注力しており、再生可能エネルギーの効率化、電力設備の保全技術、次世代電力ネットワークの構築、運輸・産業の電化推進、そして廃炉対策における革新的な技術開発を進めています。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を通じて、経営効率の向上と新たな価値創造を目指しています。グループ全体で「ワンチーム」として、地域社会やパートナー企業と連携し、電力の安定供給だけでなく、社会の可能性を広げ、持続可能な未来を築くためのエネルギーソリューションを提供することを使命としています。顧客の「当たり前」の暮らしを支え、新しい挑戦を後押しするエネルギーを創造し続けることが、同社の強みであり、業界における重要な役割となっています。
関西電力株式会社
上場総資産 8.1兆円(2025/03)
関西電力株式会社は、1951年の創業以来、日本の基幹インフラを支える総合エネルギー企業として、電気事業を核に多角的な事業を展開しています。同社は、原子力、火力、水力、太陽光、風力といった多様な電源をバランス良く組み合わせ、燃料の柔軟かつ安定的な調達を通じて、関西エリアを中心に個人および法人顧客へ安全で安定した電力供給を長年にわたり提供してきました。電力小売全面自由化以降は、全国の顧客に対し、多様な料金メニューや付加価値サービスを展開し、顧客満足度向上に努めています。また、同社は熱供給事業、ガス供給事業、電気通信事業も手掛けており、暮らしや経済、産業を多方面から支える役割を担っています。 近年では、ゼロカーボン社会の実現に向けた「ゼロカーボンビジョン2050」を掲げ、再生可能エネルギーの開発・導入を加速。国内初の浮体式洋上ウィンドファームの商用運転開始や、滋賀県米原市および関西エリアを中心とした水素製造・利活用調査など、次世代エネルギー技術への投資を積極的に行っています。さらに、20年以上の経験と知見を活かし、アジアや欧米など世界12ヵ国で発電・送電プロジェクトに参画する国際事業を展開し、グローバルなエネルギービジネスの変化に対応しています。地域活性化・まちづくり事業では、スマートエコタウン開発や都市再整備支援、ラストワンマイルモビリティの導入など、エネルギー分野に留まらない地域社会の課題解決に貢献し、持続可能な「サステナブルコミュニティ」の実現を目指しています。キャッシュレス決済サービス「かんでんPay」やエネルギー最適化支援サービス「エネルーク®」、オンラインセミナー、習い事送迎サービスの実証、銀行サービス「CQ BANK」など、顧客の生活を豊かにする新たなサービス創出にも注力しており、エネルギー供給事業者から「サービス・プロバイダー」への転換を図ることで、社会の変化に対応し、持続的な成長を追求しています。
東京電力パワーグリッド株式会社
上場総資産 7.0兆円(2025/03)
東京電力パワーグリッド株式会社は、東京電力グループの中核企業として、関東エリア(栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県および静岡県(富士川以東))において、一般送配電事業を主軸に、電力の安定供給を支える社会インフラを担っています。同社は、発電事業者から送られてくる電気を、変電所や送電線、配電線を通じて、小売電気事業者や最終的なお客さまへ届ける役割を果たすとともに、電力系統全体の運用・保守管理を24時間365日体制で行っています。具体的には、電力小売託送サービスの提供、系統情報の公開、送配電系統利用に関するルールの策定・運用、そして停電情報の迅速な提供などが挙げられます。また、電柱敷地に関する承諾内容のWEB回答サービス、設備改修(電柱移設等)のWEB受付サービス、電柱共架や鉄塔・管路・洞道の利用案内など、多様な事業者向けサービスも展開しています。再生可能エネルギーの固定価格買取制度の手続き支援や、電力需給調整市場への参画、調整力電源等の公募を通じて、電力自由化やカーボンニュートラル社会の実現にも貢献。さらに、配電設備や受変電設備に関する技術支援、総合防災サービス、技術者育成サービス、電柱広告・配電地上機器活用サービス、建物運営・管理、環境関連ソリューションなど、幅広い附帯事業を通じて、社会のニーズに応える新たな価値創造にも注力しています。同社は、強靭な電力インフラの維持・発展を通じて、地域社会の発展と持続可能なエネルギー社会の実現に貢献しています。
九州電力株式会社
上場総資産 4.9兆円(2025/03)
九州電力株式会社は、九州地域を中心に、発電事業、電力卸取引、小売事業(電気・ガス販売)、および多岐にわたるその他事業を展開する総合エネルギー企業です。同社の発電事業は、安定供給とカーボンニュートラル実現に向け、原子力発電(玄海、川内)、再生可能エネルギー(地熱、太陽光、風力、バイオマス・廃棄物、水力)、火力発電(石炭、石油、ガス)といった多様な電源を最適に組み合わせることを強みとしています。特に原子力発電では、安全確保、廃止措置、運転延長への厳格な取り組みを推進し、再生可能エネルギーの導入拡大にも積極的に投資しています。小売事業では、個人および法人顧客に対し、電気とガスの安定供給を行うとともに、法人顧客向けには脱炭素・省コストエネルギーサービス、太陽光PPA(電力購入契約)、空調自動制御、BCP・事業継続計画といった先進的なソリューションを提供し、企業の持続可能な経営を支援しています。また、九州以外の顧客向けには「九電ネクスト」を通じて電力販売を展開し、事業エリアを広げています。その他事業として、KYUDEN i-PROJECTによるイノベーション推進、weev、九電スマートリース、九電ドローンサービス、みらいサーモン、PDLOOKなどの新規事業開発にも注力。海外電気事業への積極的な参画や、九州電力総合研究所を中心とした研究開発、研究設備レンタル、コンサルティング、受託研究を通じて、エネルギー技術の革新を追求しています。「カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、DX推進、地域共創による価値創造、サステナビリティへの貢献を経営の重点戦略として位置づけ、九州地域の発展に貢献しつつ、グローバルな視点でエネルギーの未来を拓くことを目指しています。
中部電力株式会社
上場総資産 4.8兆円(2025/03)
中部電力株式会社は、中部地域を基盤とする総合エネルギー企業グループの中核企業として、電力の安定供給を果たすとともに、社会の脱炭素化と持続的な発展に貢献するため、多岐にわたる事業を展開しています。同社は、発電、送配電、小売といった電力事業を基盤とし、再生可能エネルギーの拡大、安全確保を大前提とした浜岡原子力発電所の活用、そしてJERAを含むグループ一体での水素・アンモニアサプライチェーン構築を推進し、エネルギーシステムの変革を牽引しています。 同社は、地域社会の課題解決を起点とした新たなビジネスモデルを積極的に展開しています。具体的には、長野県飯田市で地域内での発電・蓄電・消費を自立的に行う「マイクログリッド」を構築し、災害時のレジリエンス強化と地域エネルギーの地産地消を実現しています。また、農業分野では、水を張らない「乾田」で米を育てる「節水型乾田直播栽培」に取り組み、農作業の省力化とメタンガス排出削減に貢献しています。海外では、カナダEavor社と共同でドイツにて地熱貯留層に依存しない「クローズドループ地熱発電」の開発を進め、次世代再生可能エネルギーの普及と周辺地域への熱供給を目指しています。 さらに、同社は既存の電力メーター通信ネットワークを活用した湖西市での「水道スマート化」実証を通じて、水道の自動検針、漏水早期特定、アセットマネジメントを推進し、生活インフラの利便性向上と水資源の有効活用を図っています。高齢者の介護予防支援として、電力データから「フレイル」を検知するAIを開発し、自治体と連携した実証も行っています。インドではOMC Power社と共同で分散型電源事業を展開し、電力未供給地域への安定供給と地域コミュニティの発展を支援しています。浮体式洋上風力発電の研究開発や、CO2フリーの電気を提供する「ミライズGreenでんき」の提供も行い、脱炭素社会の実現に向けた多様な取り組みを進めています。 DX(デジタルトランスフォーメーション)を経営戦略の中核に据え、水力発電計画へのAI活用、オンライン系統安定化システムによる電圧制御、ドローンによる送電設備点検など、電力事業の効率化と安定供給強化を図っています。また、中小企業向けのDX伴走支援サービスや法人向けIoTソリューション、ヘルスケア・地域見守りサービスなど、電力事業で培った技術と知見を活かし、地域経済の活性化と暮らしの質の向上にも貢献しています。これらの多角的な事業展開を通じて、同社は家庭、法人、自治体、地域社会、そして海外の顧客に対し、エネルギーと新たな価値を提供し続けています。
東北電力株式会社
上場総資産 4.7兆円(2025/03)
東北電力株式会社は、東北地方と新潟県を主要な事業エリアとする総合エネルギー企業です。同社は、水力、火力、風力、太陽光、原子力といった多様な発電設備を保有し、安定した電力供給を基盤としています。個人のお客さま向けには、電気料金プランの提供に加え、「よりそうeポイント」やJR東日本「JRE POINT」との連携、旅行サービス「よりそうeトラベル」、電化製品やリフォーム、ハウスクリーニング、光回線サービス「東北電力フロンティア光」、さらには子ども見守りサービス「コマモル」など、快適な暮らしをサポートする幅広いサービスを展開しています。法人のお客さまに対しては、最適な料金プランの提案から、空調自動制御による省エネ・省コスト支援、エネルギーコストや温室効果ガス排出量の見える化、再生可能エネルギーの長期購入による環境価値取得支援、デマンド監視、熱源転換を含む設備設計・運用保守までをワンストップで提供しています。また、DX推進のためのAI活用支援や生成AI向けGPUクラウドサービス、EV関連のモビリティソリューションサービス「Harmmo」も手掛けています。特に、岩手県企業局の水力発電を活用した「いわて復興パワー水力プレミアム」や秋田県営水力発電所を活用した「あきたEネ!オプション水力100%」など、地域と連携した再生可能エネルギーの地産地消を推進し、CO2排出削減に貢献しています。同社は、地域活性化支援活動にも積極的に取り組み、「東北・新潟の活性化応援プログラム」を通じて地域の発展に寄与しています。高レベル放射性廃棄物の最終処分についても、国や関係機関と連携し、情報発信や理解活動を行っています。これらの多角的な事業展開により、同社は地域社会の持続可能な発展と、お客さまの多様なニーズに応えることを目指しています。
株式会社JERA
上場総資産 4.2兆円(2025/03)
株式会社JERAは、燃料上流・調達から発電、電力・ガスの卸販売に至る一連のバリューチェーンを保有する、日本最大の発電容量と世界最大級の燃料取扱量を誇るグローバルエネルギー企業です。同社の主要事業は、火力発電事業、再生可能エネルギー事業、ガス・LNG事業、およびこれらに関するエンジニアリング・コンサルティングです。 火力発電事業においては、国内最大規模の発電設備を有し、長年培われた運営技術により、変動する電力需要に対して経済的かつ安定的な電力供給を実現しています。特に、脱炭素社会への貢献として「ゼロエミッション火力」の開発に注力しており、燃焼時にCO2を排出しないアンモニアや水素を燃料とする火力発電への転換を推進しています。具体的には、2023年度に碧南火力発電所4号機で燃料の20%をアンモニアに置き換える実証試験を開始し、2030年代前半には50%以上の高比率での商用運転を目指しています。また、水素についても2025年度までにガスタービン型LNG火力発電所で利用比率30%での実証試験を計画し、2030年代半ばの商用運転を目指すなど、2050年までに国内外の事業からのCO2排出ゼロを目指す「JERAゼロエミッション2050」を掲げています。 再生可能エネルギー事業では、太陽光発電や風力発電といった自然変動型電源の導入を最大限に進めるとともに、その出力変動を火力発電で補完することで電力の安定供給を支えています。2025年8月にはbpとの洋上風力発電事業を併合するなど、グローバルな専門知識と地域密着型の人材を活用した「グローカル」な体制で、2035年までに再生可能エネルギー累積開発容量2,000万kWの目標達成を目指しています。 ガス・LNG事業においては、年間約3,600万トンという世界最大規模のLNG調達ポートフォリオを基盤に、豪州や米国でのLNG上流事業への参画、競争力のあるLNG確保、効率的なLNG輸送事業を展開しています。JERA Global Marketsを中心に、LNG、石炭、船舶のグローバル市場でのトレーディングを行い、アセット・バック・トレーディングを通じて燃料の供給安定性を強化しつつ、収益機会を効率的に捕捉しています。また、電力・ガスの卸販売、LNG基地利用、ガス託送供給サービスも提供し、小売電気事業者や産業顧客の多様なニーズに応えています。 エンジニアリング・コンサルティング事業では、国内外の70GW以上の発電所を保有・操業する中で培ったO&M(運転・保守)およびエンジニアリング(開発・建設)のノウハウを活かし、「JERA O&M Way」として世界トップクラスのサービスを提供しています。発電所の建設から保守・運営に至るまで長期的な責任を持ち、デジタル技術を用いた遠隔監視やビッグデータ活用による予兆管理、バッテリーなどの新技術導入を進めています。さらに、碧南火力発電所のアンモニア転換事業をはじめとする国内外発電所の脱炭素化に向けた設計・工事も手掛けています。産業副産物である石炭灰の販売事業も行っています。 同社は、アジア、中東、欧州、北米など世界10カ国以上に約30件の海外発電プロジェクトを運営しており、グローバルな視点でエネルギー問題の解決と脱炭素社会の実現をリードしています。JERA Global Instituteというシンクタンク組織を通じて、エネルギー動向に関するインテリジェンス機能を強化し、最適なエネルギー供給基盤の構築に貢献しています。これらの事業を通じて、同社はクリーンな社会の実現、エネルギー価格の安定化、そして安定供給という世界のエネルギー問題に最先端のソリューションを提供することを目指しています。
中国電力株式会社
上場総資産 4.0兆円(2025/03)
中国電力株式会社は、1951年の設立以来、中国地方を主要な事業基盤とし、個人および法人顧客に対して電力の安定供給と多角的なエネルギーソリューションを提供する大手電力会社です。同社は、水力、火力(石炭、LNG)、原子力、太陽光といった多様な電源を組み合わせた発電設備を保有し、電力小売全面自由化以降は、顧客の多様なニーズに応えるべく、「ぐっとずっと。プラン」シリーズ(スマートコース、シンプルコース、ナイトホリデーコース、電化Styleコース、おひさまシフトコース)や再生可能エネルギー由来の「ぐっとずっと。再エネ・グリーンプラン」など、豊富な料金メニューを展開しています。法人顧客向けには「〔ビジネス〕スマートBコース」や「〔ビジネス〕動力コース」を提供し、会員制ウェブサイト「ぐっとずっと。クラブ」を通じて、特定の時間帯の電気料金を割引する「ぐっとずっと。タイムサービス」を実施するなど、顧客の利便性向上と経済的メリットの提供に努めています。 電力供給事業に加え、同社は地域社会の持続的な発展に貢献するため、革新的なソリューション事業にも積極的に取り組んでいます。具体的には、中国地域への企業進出を検討する企業に対し、立地情報提供から最適な電力供給プランの提案まで一貫したサポートを提供しています。また、石炭火力発電所で発生する石炭灰を「Hiビーズ」「エコパウダー」「ライトサンド」といった環境修復材や土木材料として有効活用し、循環型社会の実現に貢献しています。LNG基地の利用サービスを通じて、ガス受託製造も手掛けています。さらに、エネルギーマネジメント分野では、自家発電設備、蓄電池、空調設備、電気自動車などの分散型エネルギーリソースを集約・制御し、電力系統の安定化や再生可能エネルギーの有効活用を図るデマンドレスポンスやバーチャルパワープラント事業を推進しています。地域産業のDX支援として、AIによる画像解析を活用したカキ養殖採苗支援ツール「カキNavi」を提供し、漁業の効率化と生産性向上に寄与しています。同社は、2050年カーボンニュートラル達成に向けた挑戦を掲げ、環境負荷低減と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。
電源開発株式会社
上場総資産 2.6兆円(2025/03)
電源開発株式会社は、「人々の求めるエネルギーを不断に提供し、日本と世界の持続可能な発展に貢献する」という企業理念のもと、70年以上にわたり電力の安定供給と気候変動問題への対応に取り組む総合エネルギー企業です。同社は、水力、火力(石炭、ガス)、原子力、地熱、風力、太陽光、洋上風力といった多様な電源を開発・運用し、国内の基幹送電線の建設・運用を通じて日本の経済発展と国民生活の向上に貢献してきました。 特に、2021年に策定した「J-POWER “BLUE MISSION 2050”」では、2050年のカーボンニュートラルと水素社会の実現を目標に掲げ、CO2フリー電源の拡大やCO2フリー水素の取り組みを加速しています。技術開発においては、石炭ガス化複合発電や石炭ガス化燃料電池複合発電による究極の高効率発電、CO2分離・回収・貯留技術、回収したCO2を資源として活用するカーボンリサイクル、そして豪州での褐炭ガス化による国際的な液化水素サプライチェーン構築実証など、最先端の環境技術開発に注力しています。 また、同社は送変電事業を分社化した電源開発送変電ネットワーク株式会社を通じて、電力系統の安定運用を支えるとともに、エネルギーソリューションビジネスとして、RE100技術基準への対応やESG経営を支援するバーチャルPPA、非化石証書取引、デマンドレスポンスサービスなどを企業や自治体向けに提供しています。さらに、国内外でのコンサルティングエンジニアリング、乾式脱硫脱硝技術の提供、スタートアップ投資を通じた新規事業創出にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に向けた多角的な事業展開を進めています。グローバルには、英国の洋上風力発電所やインドネシアの火力発電所など、世界各国で発電事業やコンサルティングサービスを展開し、その技術力と実績を活かして世界のエネルギー課題解決に貢献しています。
中部電力パワーグリッド株式会社
総資産 2.4兆円(2025/03)
中部電力パワーグリッド株式会社は、2020年4月に中部電力株式会社から分社独立し、一般送配電事業を主軸として中部地方の電力インフラを支える企業です。同社は、電力の安定供給を最大の使命とし、2050年カーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギーの送配電設備への連系拡大、激甚化する自然災害に対するレジリエンス強化、そして地域の未来像実現への貢献をビジョンとして掲げています。具体的には、変電、送電、配電といった電力系統の基幹設備を建設・保守・運用し、広大な中部5県(愛知県、岐阜県、長野県、三重県、静岡県)にわたる電力ネットワークを維持管理しています。また、電力系統を24時間365日コントロールする系統運用、電力ネットワークに関するデータ通信を担う電子通信、従業員の働きやすい環境を整備する建築、そして地域のお客さま窓口や用地取得をサポートする事務など、多岐にわたる専門部門が連携して事業を推進しています。一般・法人のお客さまへの各種手続き案内や停電・雷情報提供に加え、発電・小売電気事業者さま向けの託送供給サービスや系統連系受電サービス、電気工事事業者さま向けの各種申込システムも提供しています。さらに、IoTなどの先端技術を活用した「らくモニIoT/Camera/SIM」といったICTサービスや、スマート子メーター、電柱位置情報の販売など、新たなソリューション開発にも注力し、安全・安心な社会の実現に貢献しています。災害時には迅速な復旧活動を展開し、訓練を通じて強靭な電力供給体制を構築することで、地域社会の豊かな暮らしと産業活動を根底から支える重要な役割を担っています。
東京電力エナジーパートナー株式会社
総資産 2.2兆円(2025/03)
東京電力エナジーパートナー株式会社は、東京電力ホールディングス株式会社の100%子会社として、小売電気事業およびガス事業を主軸に、個人および法人顧客へエネルギーサービスを提供しています。同社は、ご家庭向けにはライフスタイルに合わせた多様な電気料金プランや「再エネおあずかりプラン」を展開し、法人顧客向けには特別高圧・高圧、低圧の事務所・店舗、個人事業主など、規模や業態に応じた電気料金プランを提供しています。特に法人向けには、市場調達成分の異なる「市場調整ゼロプラン」「ベーシックプラン」「市場価格連動プラン」といった選択肢を用意し、顧客の電力価格安定化ニーズに応える体制を構築しています。 ガス事業においては、ご家庭向けに加え、法人・個人事業主向けに「ビジネスとくとくガスプラン」を提供し、電気とのセット契約による割引も展開しています。同社は、全国で最大の小売電気事業者としての強みを活かし、安定的な電源契約と市場調達を組み合わせた多様な電源ポートフォリオを構築。さらに、ディマンドレスポンスやバーチャルパワープラントを活用した需給運用サービスの最適化を図り、量と価格の両面で安定したサービス提供を特徴としています。また、新電力事業者や分散電源保有事業者への需給運用サービスや電力卸取引も手掛けています。 カーボンニュートラル達成に向けた取り組みも重視しており、太陽光発電や蓄電池を活用した「エネルギーの地産地消」を推進しています。これにより、燃料価格や電力市場の外部環境に影響されにくい電力サービスの提供と、再生可能エネルギーの最大限活用による省コスト化、電力の安定供給に貢献しています。その他、法人顧客向けには省エネプログラムやTEPCOビリングコレクトサービス、海外拠点の省エネ・再エネ証書関連サービスも展開し、エネルギーに関する総合的なサポートを提供しています。
北海道電力株式会社
上場総資産 2.0兆円(2025/03)
北海道電力株式会社は、北海道を基盤とする総合エネルギー企業グループの事業持株会社です。同社は、2020年4月の法的分離により送配電事業を北海道電力ネットワーク株式会社に分社化しましたが、グループ全体として、個人および法人のお客さまに対し、電気とガスの安定供給を担っています。主要事業として、水力、火力、原子力、再生可能エネルギーといった多様な電源による発電、そして電気・ガス料金プランの提供、引越しや契約変更手続き、スマート電化の推進、首都圏での電力販売など、幅広いエネルギーサービスを展開しています。同社は、2050年の北海道におけるエネルギー全体のカーボンニュートラル実現に最大限挑戦しており、そのために再生可能エネルギー(洋上・陸上風力、地熱、太陽光、バイオマス、水力)の導入拡大を積極的に進めています。また、電力の安定供給と低廉なCO2フリー電力の提供のため、泊発電所の早期再稼働に総力を挙げて取り組むとともに、北海道の豊富な再生可能エネルギーを活用した水素サプライチェーンの構築や、火力発電の脱炭素化(LNG火力、CCUS、水素・アンモニア利活用)にも注力しています。需要サイドでは、電化拡大や省エネの推進として、初期費用ゼロで太陽光発電設備を設置する「ふらっとソーラー」やZEBコンサルティングを提供し、お客さまのCO2排出量削減に貢献しています。これらの取り組みを通じて、同社は北海道の経済発展と持続可能な社会の実現に貢献し、地域社会との共生を目指しています。
北陸電力株式会社
上場総資産 1.7兆円(2025/03)
北陸電力株式会社は、北陸地域を基盤とする総合エネルギー事業者として、発電・販売事業を主軸に、海外事業や新価値創造事業を展開しています。同社の発電事業は、水力、火力、原子力、太陽光といった多様な電源を組み合わせ、安定した電力供給を実現しています。特に、131ヶ所の水力発電所、5ヶ所の火力発電所、1ヶ所の原子力発電所、4ヶ所の太陽光発電所を保有し、総発電設備容量は多岐にわたります。カーボンニュートラル社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大や、富山新港火力発電所LNG2号機の新規建設、志賀原子力発電所2号機の早期再稼働への着実な対応を進めています。 販売事業においては、ご家庭向け、法人向け、さらには首都圏の顧客向けに幅広い電気料金メニューを提供しています。個人のお客さま向けには、電気料金や使用量の確認、ポイント付与、家計アドバイスなどが利用できる会員サービス「ほくリンク」を提供し、初期費用ゼロで太陽光発電やエコキュートを導入できる「Easyソーラー」「Easyキュート」といったサービスも展開しています。法人のお客さま向けには、電気使用状況の「見える化」を通じて省エネルギーやコスト削減を支援する会員サービス「見エール」を提供。さらに、再生可能エネルギー由来の電気メニュー、太陽光発電オンサイトPPA/オフサイトPPA、電気自動車導入トータルサービス、省エネ個別提案サービス、BEMS、ZEB、LNG販売、耐雷・瞬低コンサルティングなど、多角的なサポートサービスを提供し、顧客のビジネスを支援しています。 海外事業では、アラブ首長国連邦のフジャイラF3発電事業や台湾のフォルモサ1洋上風力発電事業に参画し、国際的なエネルギー事業にも貢献しています。新価値創造事業では、新価値創造研究所を中心に、電力設備の安全・安定供給や環境関連、電気有効利用に関する技術開発を推進。鳥害防止具、落氷雪防止用ネット、害獣の自動検出AI「Bアラート」、一人乗り小型電気自動車「ミリュー」など、多岐にわたる研究開発製品を生み出しています。また、地域共創事業や一級建築士事務所、リノベーション物件の賃貸事業、地域ICTを通じて、北陸地域の活性化にも貢献。令和6年能登半島地震からの復旧・復興支援として「こころをひとつに震災復興応援でんき」を提供し、災害で得た知見を全国に展開するなど、地域社会との共生と持続可能な社会の実現を目指しています。同社は、DXやGXの推進を通じて、経営効率化と新たな価値創造に挑戦し続けています。
四国電力株式会社
上場総資産 1.5兆円(2025/03)
四国電力株式会社は、四国エリアを基盤とする総合エネルギー企業です。同社は、電力の安定供給を最重要課題とし、原子力、火力、水力、太陽光、風力といった多様な発電設備を保有・運用することで、安定かつ効率的な電力供給体制を確立しています。特に、伊方発電所における原子力発電、高知県須崎市での太陽光発電事業権取得、愛媛県西条市でのオンサイト蓄電池事業運用開始など、電源の最適化と再生可能エネルギーの導入拡大に積極的に取り組んでいます。水力発電ではダム紹介特設サイト「DAMovie」を展開し、火力発電では「火力LIVE」を通じて情報発信を行うなど、各発電事業の透明性向上にも努めています。 小売事業においては、個人および法人のお客様に対し、多岐にわたる電力サービスを提供しています。個人のお客様向けには、電気料金プランの提供に加え、「よんでんコンシェルジュ」による電気料金・使用量確認やポイント付与、電力需給状況に応じた電気の使い方を工夫することでポイントが得られる「よんでんDRサービス」を展開。さらに、電気や水回りのトラブルをサポートする「よんでん住まいのほっとサポート」や、集合住宅向けEV充電サービス「EV-ery Charge」など、暮らしを豊かにするサービスも提供しています。法人のお客様向けには、オフィスビル、商業施設、工場、商店など、規模や用途に応じた料金プランや契約条件を設定し、CO₂排出量ゼロの「CO₂フリーメニュー」や、省エネルギー診断、生産プロセス電化、BCP対策、脱炭素・低炭素サービスを含む「よんでんエネソル」といったエネルギーソリューションを提供。LNG販売、ガス託送供給サービス、EV充電・運行管理サービス、電力卸取引、非化石価値取引、オフサイトコーポレートPPA運用代行サービスなど、幅広いニーズに対応しています。 同社は、デジタル技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、業務効率化と新たな価値創造を目指しています。AIを活用した火力発電所の設備異常早期発見、ダム流入量予測、水力発電所設備の保守点検効率化、電力需給運用の高度化・最適化など、多岐にわたる分野でDXを導入し、経済産業省のDX認定も取得しています。国際事業としては、海外発電・コンサルティング事業を展開し、新たな収益源の確保と技術貢献を図っています。また、農業への取り組みや作業安全製品の開発など、地域社会の発展に貢献する新たな事業領域への挑戦も行っています。四国電力は、「地域の発展と、快適・安全・安心な暮らしに貢献します」という存在意義のもと、持続可能な社会の実現に向け、エネルギーとデジタルの力で未来を創造していくことを目指しています。
日本原子力発電株式会社
上場総資産 8,809億円(2025/03)
日本原子力発電株式会社は、1957年の設立以来、日本の原子力発電のパイオニアとして、その発展に貢献してきました。同社は、国内初の商業用原子力発電所である東海発電所、初の商業用軽水炉である敦賀発電所1号機、そして大規模原子力発電所である東海第二発電所の建設・運転を通じて、電力の安定供給を担ってきました。現在の主要事業は、原子力発電所の建設、運転操作、およびこれに伴う電気の供給です。 近年、同社は既設発電所の稼働再開に注力しており、東海第二発電所の安全性向上対策工事を着実に進め、新規制基準適合性審査への対応を行っています。また、敦賀発電所2号機の再稼働に向けた審査対応、敦賀発電所3,4号機の次世代革新炉への建替え具体化に向けた検討も推進しています。 廃止措置事業も重要な柱であり、東海発電所および敦賀発電所1号機の廃止措置を推進し、原子炉領域以外の解体撤去工事や低レベル放射性廃棄物の埋設事業許可取得に向けた審査対応を進めています。他社プラントの廃止措置に対しても、これまでの経験を活かした技術支援を提供しています。 さらに、福井県の嶺南Eコースト計画における原子力リサイクルビジネスへの協力や、リサイクル燃料貯蔵株式会社の使用済燃料中間貯蔵事業への支援、原子燃料サイクルおよび高速炉開発への参画を通じて、日本のエネルギー安全保障と脱炭素化に貢献しています。原子力緊急事態支援組織の維持・訓練も継続し、地域の安全確保に努めています。同社は、安全第一を事業運営の礎とし、高い透明性をもって地域社会との対話を重視する企業姿勢を貫いています。
中部電力ミライズ株式会社
総資産 6,554億円(2025/03)
中部電力ミライズ株式会社は、中部電力グループの一員として、主に電力・ガスなどのエネルギー供給および関連サービスを提供しています。同社は、顧客のライフスタイルに合わせた多様なサービスを展開しており、その中核となるのが会員サイト「カテエネ」です。カテエネでは、電気やガスの使用量実績を簡単に確認できるほか、電気代に利用できるポイントを貯めることができ、顧客のエネルギー利用の「見える化」と節約を支援しています。このサイトは、顧客が自身のエネルギー消費を把握し、より賢く利用するための重要なツールとなっています。また、引越しに伴う電気、ガス、インターネットなどの面倒な手続きをウェブ上で一括して簡単に行えるサービスも提供し、顧客の生活における煩雑な手続きの負担を軽減し、利便性向上に大きく貢献しています。 さらに、同社は脱炭素社会の実現に向けた取り組みにも注力しており、「ミライズGreenでんき」を提供しています。これは、再生可能エネルギーの普及拡大に貢献するCO2フリーの電気メニューであり、法人および個人顧客が利用可能です。このサービスを通じて、顧客が支払う電気料金の一部が再生可能エネルギーの普及拡大に活用される仕組みとなっており、顧客と共に地域の脱炭素化を推進しています。同社は、エネルギー供給事業者としての責任を果たすだけでなく、環境に配慮した持続可能な社会の実現を目指し、積極的に再生可能エネルギーの導入を促進しています。中部電力ミライズは、単なるエネルギー供給に留まらず、デジタル技術を活用した顧客体験の向上、環境負荷低減への貢献、そして生活インフラ全般の利便性向上を目指し、地域社会の持続的な発展に寄与する「一歩先を行く総合エネルギー企業グループ」の一翼を担っています。
沖縄電力株式会社
上場総資産 4,595億円(2025/03)
沖縄電力株式会社は、「地域とともに地域のために」をコーポレートスローガンに掲げ、沖縄県全域、特に沖縄本島を含む38の有人離島に対し、電力の安定供給を基本的な使命として事業を展開しています。同社は、他エリアとの送電線連系がない独立した電力系統という沖縄特有の地理的・経済的特性に対応し、高い供給予備力を確保しながら、地域社会の発展に貢献しています。主要事業として、発電、送電、配電を一貫して行い、一般家庭からホテル、各種産業に至るまで幅広い顧客層に電力を供給しています。カーボンニュートラルへの挑戦として、地形的に水力開発が困難で、需要規模から原子力開発も難しいといった制約がある中で、石炭火力における木質バイオマス混焼やモーター発電機の導入など、新たな試みに積極的に取り組んでいます。また、台風常襲地であるため、高強度の風力発電設備が必要となるなど、再生可能エネルギー導入における課題にも対応しています。 同社は電力供給に加えて、法人顧客向けの多様なビジネスサポートサービスも提供しています。具体的には、送配電サービス、再生可能エネルギーの接続・出力制御に関する案内、資機材調達情報、電柱・管路等の共架利用、光ファイバケーブル心線利用、LNG設備・ガス導管の利用、電柱位置情報データの販売、卸供給メニュー、電気使用に関する新増設の申込受付などがあります。さらに、法人向けに従業員の健康維持増進や健康経営を支援するクラウド型システムと人的サービスを組み合わせた「おきでん健康管理支援サービス『うぇるポルタ』」も提供しています。個人顧客向けには、電気料金や使用量、ポイント確認ができる会員サイト「おきでんmore-E」や、停電情報、各種手続きをサポートするLINE公式アカウント、緊急時のお知らせや暮らしに役立つ情報を発信するX(旧Twitter)やFacebook、テレビCM動画を配信するYouTubeチャンネルなど、多角的な情報発信と顧客コミュニケーションを強化しています。これらの事業を通じて、同社は沖縄のライフラインを支え、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
株式会社キューデン・インターナショナル
総資産 1,551億円(2025/03)
株式会社キューデン・インターナショナルは、九州電力グループの一員として、全世界をビジネスフィールドに「海外エネルギー事業」を展開するフロンティア企業です。同社は、IPP(独立発電事業)や送電事業を主軸に、エネルギーソリューションの提供を通じて持続可能な社会の発展に貢献しています。長年にわたり九州電力が培ってきた高度な技術力とノウハウ、そして20年以上にわたる海外エネルギー事業での豊富な開発・運営経験を強みとしています。 具体的な事業としては、メキシコ、中国、台湾、インドネシア、米国、タイ、アラブ首長国連邦、バーレーン、ウズベキスタン、ベトナム、エジプト、フィリピン、アフリカ、英国など、世界各地でガス火力、風力、地熱、太陽光といった多様な電源による発電事業を展開しています。特に、ベトナムのフーミー3号ガスコンバインドサイクルIPPや、LNG調達から発電まで一貫して手掛けるベトナムLNG to Powerプロジェクトなど、大規模かつ戦略的なプロジェクトに参画しています。また、アラブ首長国連邦や英国での海底直流送電事業を通じて、送電インフラの整備にも貢献。さらに、英国での廃棄物処理・発電事業や、米国におけるIHI Power Services Corp.の買収による発電所O&M(運転・保守)事業への参入により、事業領域を拡大しています。 同社は、再生可能エネルギーの導入加速や電力インフラの高度化に対応するため、米国TeraWatt Technology社との次世代蓄電池開発における協業や、ドイツLiveEO社との衛星データ解析AI技術を活用した資本業務提携、スイスcandi solar AGとのオンサイト太陽光発電事業における戦略的パートナーシップなど、革新的なスタートアップ企業との連携を積極的に推進しています。これにより、未電化地域への電力供給や、中小企業向けのオンサイト太陽光発電ソリューション提供など、幅広い顧客層に対し最適なエネルギーソリューションを提供し、グローバルな環境問題とエネルギー安定供給の両立を目指しています。同社のビジネスモデルは、発電所の開発・建設・運営から、送電インフラ、O&Mサービス、さらには最先端技術を持つスタートアップへの戦略的投資まで多岐にわたり、地域ごとのニーズに応じた最適なエネルギーミックスを追求することで、持続的な成長と社会貢献を実現しています。
相馬共同火力発電株式会社
総資産 1,528億円(2025/03)
相馬共同火力発電株式会社は、東北電力株式会社と株式会社JERAの共同出資により1981年に設立された企業であり、主に火力発電による電気の卸供給を事業目的としています。福島県相馬郡新地町に位置する新地発電所において、国内最大級の100万kW石炭火力発電設備を2基運用しており、東北地方および関東地方の電力安定供給に貢献しています。同発電所は、高効率運転を実現する変圧型石炭焚きボイラを採用し、オーストラリアやインドネシアなどから輸入される海外の幅広い性状の石炭を主要燃料として年間約450万トン使用しています。また、地球温暖化対策の一環として、カナダや中国などから輸入される木質バイオマス燃料も導入し、CO2排出削減に積極的に取り組んでいます。
株式会社関電エネルギーソリューション
総資産 1,453億円(2025/03)
株式会社関電エネルギーソリューションは、総合エネルギーサービス事業者として、省エネ・省コスト、設備の新規導入・更新など、エネルギーに関する顧客の多様な課題に応えています。同社の主要事業は、ユーティリティサービス®、地域熱供給サービス、ESCOサービス、エネルギーマネジメントサービス(エネルギー診断、エネルギー管理支援)、ガス・燃料油販売、電気保安サービス(電気設備保安管理、電気設備の設計・施工、設備管理)、発電事業、電力供給サービスです。特に「ユーティリティサービス®」は、空調熱源設備、太陽光発電設備・蓄電池設備、受変電設備・発電設備、業務用エアコン、給湯設備、照明設備、冷蔵・冷凍設備、蒸気供給設備・搬送設備、EV充電設備など、多岐にわたるユーティリティ設備の導入から運転・保守までを一括支援し、顧客は本業に集中しながら脱炭素(省エネ)、省コスト、省人化を実現できます。 同社は、エネルギーマネジメントのノウハウを活かした省エネコンサルティングにより、顧客施設の省エネルギー化と脱炭素に貢献。高効率設備の選定と最適な運用でランニングコストを大幅に削減し、設備の初期投資費用負担がないビジネスモデルを提供することで、顧客の事業経営を安定させます。また、空調制御サービス「おまかSave-Air®」や節水・節湯自動管理システム「ぴたっとOU」などの自動制御システムを導入し、エネルギー管理業務の効率化と省人化を推進しています。ホテル、病院、データセンター、学校、大型複合施設、商業施設、物流施設、工場など、幅広い施設を対象にサービスを提供。卓越した技術力と長年蓄積されたノウハウ、万全の長期サポート体制が強みであり、AI技術を適用した空調制御や地下水熱・河川水熱を利用した高効率システムなど、先進技術の導入にも積極的です。省エネ大賞や空気調和・衛生工学会技術振興賞など、数々の受賞実績がその技術力と貢献度を裏付けています。
姫路天然ガス発電株式会社
総資産 1,369億円(2026/03)
姫路天然ガス発電株式会社は、兵庫県姫路市における大規模な天然ガス発電所の新設計画を推進し、その建設から将来的な営業運転に至るまでの一連の事業を担う企業です。同社は2016年4月1日の設立以来、「姫路天然ガス発電所新設計画」の実現を主要な事業活動としています。この計画は、環境影響評価法および兵庫県の環境影響評価に関する条例に基づき、計画段階環境配慮書、環境影響評価方法書、環境影響評価準備書、環境影響評価書といった厳格な環境アセスメント手続きを遵守して進められています。同社は、経済産業大臣への各種届出や兵庫県知事、姫路市長への送付を適切に行い、事業の透明性と環境への責任を徹底しています。 特に、環境への配慮は同社の事業活動の中核をなし、発電所建設工事中におけるハヤブサの行動への影響に関する自主調査や、営業運転開始後の事後監視調査結果報告書の提出など、多岐にわたる環境保全活動を継続的に実施しています。これらの取り組みは、地域社会や自然環境との共生を目指す同社の強い意志と、持続可能なエネルギー供給への貢献を示しています。2026年1月5日には姫路天然ガス発電所1号機の営業運転開始が予定されており、これにより同社は安定した電力供給を通じて社会インフラを支える重要な役割を果たすことになります。同社のビジネスモデルは、厳格な環境規制を遵守しつつ、大規模な天然ガス発電所の開発・運営を通じて、日本の電力市場への貢献を目指すものです。
auエネルギー&ライフ株式会社
総資産 1,141億円(2025/03)
auエネルギー&ライフ株式会社は、東京都千代田区飯田橋に本社を置く電力小売事業者で、KDDIグループ(auエネルギーホールディングス株式会社100%出資)の家庭向けエネルギーサービス事業を担う。2022年4月6日に設立、資本金1億円、従業員数137名(2026年4月時点、派遣社員含む)。KDDIが2016年4月の電力小売全面自由化に伴い「auでんき」サービスを開始し、2025年に提供開始10周年を迎えた。 主力サービスは「auでんき」で、毎月の電気料金に応じてPontaポイントを還元する仕組みを軸に、auスマートフォン・UQ mobileとの「でんきセット割」、auでんきアプリでの30分単位電気使用量確認・節電サポート、au PAYゴールドカードによる支払い特典を組み合わせる。「都市ガス for au」は北海道電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・関西電力エリア・九州電力エリアで展開し、「東電ガス for au」「関電ガスなっトクプラン for au」「ほくでんガス for au」をパートナーガス会社と連携提供する。 太陽光・蓄電池関連サービスでは、「auでんき太陽光電力買取サービス」(卒FIT顧客向け)、初期費用無料で太陽光パネルと蓄電池を導入できる「じたく発電所サービス」(2024年7月開始、関東・関西・中部エリア対応)を提供し、「スマート節電 with Nature Green」(Nature Remoスマートリモコン連携節電サービス)、再エネ比率実質100%・CO2排出実質ゼロの「auでんきecoプラン」、関東・中部・関西の「オール電化プラン」を展開する。経済産業省「バーチャルパワープラント構築実証事業」参画、特定卸供給事業者(アグリゲーター)認定を受け、家庭分散型エネルギーリソース活用によるカーボンニュートラル実現に取り組む。2026年2月にはALEと「Starlight Challenge」パートナーシップを締結し、人工流れ星プロジェクトと連動した「流れ星でんき」を提供開始するなど、独自プランの拡充も推進する。コーポレートキャラクター「るんるんるんも」を起用し、家庭向け省エネコミュニケーション・ランキングでは省エネ大賞★5の評価を獲得している。
キオクシアエネルギー・マネジメント株式会社
総資産 1,136億円(2025/09)
キオクシアエネルギー・マネジメント株式会社は、キオクシア株式会社の100%子会社として、主要製造拠点である四日市工場に対し、高品質かつ安定的なエネルギー供給を担う専門企業です。同社の主要事業はエネルギーマネジメントであり、具体的には電力、動力、水、産業用ガスといった基幹インフラを四日市工場へ途切れることなく供給することで、フラッシュメモリの安定生産を支えています。また、同社は持続可能な社会の実現に貢献するため、単なる供給に留まらず、エネルギーの削減と効率化を積極的に推進しています。さらに、再生可能エネルギーの活用を促進することで、環境負荷の低減とサステナビリティへの取り組みを強化しています。これにより、キオクシアグループ全体の環境目標達成にも寄与し、世界最大級のフラッシュメモリ工場である四日市工場の競争力と持続可能性を高める重要な役割を担っています。同社の活動は、半導体製造におけるエネルギーの安定供給という不可欠な基盤を提供し、親会社の事業継続性と環境戦略を両面から強力にサポートするビジネスモデルを構築しています。
福島ガス発電株式会社
総資産 1,133億円(2025/03)
福島ガス発電株式会社は、福島県相馬港に位置する福島天然ガス発電所の運営を担う企業です。2015年4月に設立され、石油資源開発株式会社、三井物産株式会社、大阪ガス株式会社、三菱ガス化学株式会社、北海道電力株式会社の5社を事業パートナーとして、安全最優先かつ安定運転を通じて事業を推進しています。同社が運営する福島天然ガス発電所は、1号機および2号機の2つの発電設備を有し、合計出力は118万kWに達します。燃料には化石燃料の中でも温室効果ガス(CO₂)や大気汚染の原因物質の排出量が最も少ないLNGを気化した天然ガスを使用し、発電設備には高い発電効率を誇るガスタービン・コンバインドサイクル方式を採用しています。このGTCC方式は、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせることで、天然ガスの燃焼ガスと排ガスの熱を効率的に利用し、約61%という高い発電効率を実現しています。これにより、従来の発電方式と比較してCO₂排出量や温排水量を低減し、環境負荷の小さい電力供給を可能にしています。1号機、2号機が営業運転を開始して以来、安定した電力供給を継続しており、電力全面自由化やGHG排出量削減といった市場環境の変化に対応しています。また、同社は福島イノベーション・コースト構想が目指す福島県浜通り地域の産業基盤再構築や新たなまちづくりへ中長期的に貢献することを目指しています。環境保全への配慮として、敷地の約17%を緑地化し、温排水の一部をLNGの気化に利用するなど、地域環境との共生にも積極的に取り組んでいます。
日本ファシリティ・ソリューション株式会社
総資産 990億円(2025/03)
日本ファシリティ・ソリューション株式会社は、2000年の設立以来、省エネルギーとCO2削減を目的とした総合エネルギーソリューションをワンストップで提供する企業です。同社の主要事業は、効果保証付き省エネルギーサービスであるESCO事業、業務用および産業用施設向けのエネルギーセンター方式によるエネルギーサービス、エネルギーマネジメントサービス、そしてエネルギーコンサルティングです。ESCO事業では、ビルや工場の省エネルギー改修において、技術提供、資金調達、省エネルギー効果の保証を一括して行い、初期投資不要のシェアード・セイビングス方式を採用しています。同社のESCOサービスは、これまでに省エネルギー効果の削減保証を達成できなかった事例がなく、高い信頼性を誇ります。 エネルギーサービスでは、顧客施設のエネルギーインフラ(高効率熱源システム、受変電設備、コージェネレーションシステム、再生可能エネルギーなど)の建設、所有、運営をJFSが行い、計画設計から運転管理、保守、さらにはファイナンスまでトータルにサポートします。24時間365日常駐の専門スタッフによる運用・維持管理体制を構築し、安定供給と省エネルギー・省コストを継続的に実現しています。エネルギーマネジメントサービスでは、クラウドサービス「@エナジー」などを活用し、施設ごとのエネルギーデータ管理、省エネ法や自治体条例の報告書作成支援、個別機器の電力データ可視化による運用改善提案を通じて、顧客のカーボンニュートラル実現を支援します。 対象顧客は、病院、大学、事務所ビルなどの業務分野から、工場などの産業分野まで多岐にわたり、全国で400件を超える豊富な実績を有しています。同社の強みは、特定メーカーに偏らないベンダーフリーの立場で、顧客のニーズに合わせたオーダーメイド型の最適なソリューションを提案できる点です。一級建築士やエネルギー管理士などの専門資格を持つスタッフが、廃熱や蓄熱を利用した熱源設備、蓄電池を含む電力設備の計画・運用に関する豊富な知見と確かな技術力で、顧客の手間削減と人手不足の解決に貢献しています。また、省エネ大賞をはじめとする数々の受賞歴が、その技術力と実績を裏付けています。エネルギーサービスの費用は定額制が基本であり、顧客は予算見通しの手間を大幅に削減できるビジネスモデルを提供しています。
Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社
総資産 976億円(2026/03)
Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社は、社会のエネルギーインフラを支える技術と多様な発想を基盤に、ガス製造、発電、およびエンジニアリングの三つの主要事業を展開しています。同社は、長年にわたり培ってきたDaigasグループの技術力を活用し、資源の枯渇や気候変動といった地球規模の課題に対し、新たな解決策を提供することを目指しています。ガス製造事業では、一般家庭や産業顧客に対し、安全かつ安定的なガス供給を継続し、社会生活と産業活動の基盤を支えています。発電事業においては、多様な発電システムを通じて電力の安定供給を担っており、特に再生可能エネルギー分野に注力しています。その一例として、千葉県袖ケ浦市に位置する発電容量7.5万kWの袖ケ浦バイオマス発電所を関係会社が建設・運営しており、木質ペレットを燃料とする環境負荷の低い電力供給体制を構築しています。この発電所は、地域社会や産業界への電力供給を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。 エンジニアリング事業では、Daigasグループが蓄積してきた高度な技術とノウハウを活かし、顧客の具体的なニーズに応じたエネルギー関連設備の設計、建設、運用支援などを行っています。これにより、顧客企業のエネルギー効率向上や環境負荷低減を支援し、それぞれの事業活動をサポートするビジネスモデルを展開しています。同社の強みは、エネルギー供給の安定性確保に加え、環境に配慮した発電技術の導入や、高度なエンジニアリングサービスを通じて、社会全体のエネルギー課題解決に貢献する点にあります。これらの事業活動を通じて、同社は地域社会の快適な暮らしと産業の発展を支え、持続可能なエネルギー社会の実現に寄与しています。
株式会社エネコード
総資産 951億円(2025/03)
株式会社エネコードは、電力卸販売事業、電源調達、需給管理を主軸とする新電力支援事業を展開しています。同社は、卸電力市場の価格変動リスクに直面する新電力事業者に対し、固定価格での電力卸供給サービスを提供することで、安定した事業計画の策定を支援しています。このサービスでは、顧客の新電力事業者がエネコードのバランシンググループに加入するか、または自社でバランシンググループを組成するかの選択肢を提供し、複数の新電力会社が連携してインバランス料金を削減する仕組みを構築しています。全国(離島を除く)の発電所と直接提携することで、市場価格に左右されない安定した電力供給を実現している点が強みです。 また、同社は電力市場への新規参入を目指す企業向けに、新電力事業の立ち上げから運営までを包括的にサポートする各種支援サービスを提供しています。電力小売事業に必要な多岐にわたる業務について、エネコード自身または協力するサードパーティーが代行・支援することで、参入企業の業務負担を軽減し、事業の円滑な推進と収益性向上に貢献しています。これらのサービスを通じて、新電力事業者が直面する調達資金の高騰や需給予測の困難といった課題に対し、実用的なソリューションを提供し、電力市場全体の活性化に寄与しています。
住友共同電力株式会社
総資産 948億円(2025/03)
住友共同電力株式会社は、電気、蒸気、純水の供給を主軸とする総合エネルギー供給事業者である。同社は1919年の設立以来、主に住友グループ企業や地域社会に対し、安定したエネルギー供給を担ってきた。発電事業においては、石炭、天然ガス、副生ガス(水素)を燃料とする火力発電所を複数運営し、特に新居浜北火力発電所では高効率なコンバインドサイクル発電方式と熱電併給コージェネレーションを導入し、発電時に発生する蒸気を近隣の化学プラントへ供給することでエネルギー効率の向上と二酸化炭素排出量の低減を実現している。 再生可能エネルギーの導入にも積極的に取り組んでおり、水力発電所11ヶ所、太陽光発電設備1ヶ所を保有するほか、バイオマス発電事業を推進している。具体的には、神奈川県川崎市に国内最大級の都市型バイオマス専焼発電所(出力33,000kW)を、北海道紋別市には未利用材を活用した国内最大級のバイオマス発電所(出力50,000kW)を運営している。これらの施設では、建築廃材、間伐材、剪定くず、下水処理場の消化ガスといった未利用資源を燃料として活用し、カーボンニュートラルな電力供給に貢献している。また、林地残材のバイオマス混焼発電実証事業や、高知県大平発電所および愛媛県別子山発電所における小水力発電開発・リニューアルプロジェクトも手掛けている。 さらに、工業ガス(炭酸ガス等)の供給および販売、石炭、木質バイオマス、石炭灰の販売も事業内容に含まれる。特に石炭灰については、CfFAコンクリートの開発・実用化を通じて有効利用を促進している。同社は、長年にわたり培ってきた発電技術とノウハウを基盤に、環境負荷低減と資源の有効活用を両立させながら、多様なエネルギーソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に貢献している。
auエネルギーホールディングス株式会社
総資産 889億円(2025/03)
auエネルギーホールディングス株式会社は、KDDI株式会社が100%出資するエネルギー事業の統括会社です。同社は、傘下のauエネルギー&ライフ株式会社、株式会社エナリス、auリニューアブルエナジー株式会社の経営管理、およびエネルギー事業全体の戦略企画・立案・推進を担い、日本の脱炭素社会実現に貢献することを主要な存在意義としています。KDDIグループの「つなぐチカラ」を活かし、電力小売事業の強化と、新たな脱炭素ソリューションやビジネスモデルの構築に挑戦しています。 傘下のauエネルギー&ライフ株式会社は、個人顧客向けに「auでんき」をはじめとする電力小売事業や都市ガス供給を展開し、au・UQ mobileとのセット割やPontaポイント連携を通じて、通信と光熱費の一元管理を提案しています。また、再生可能エネルギーメニューや使用量の見える化サービスを提供し、持続可能な暮らしを支援しています。株式会社エナリスは、法人顧客や新電力事業者向けに、電力の需給管理、小売電気事業支援、エネルギーコンサルティングなどの総合エネルギーソリューションを提供。PPA・アグリゲーション、再生可能エネルギー導入支援、脱炭素化サービス、需給最適化プラットフォームを強みとし、バーチャルパワープラント(VPP)構築実証や独自のDERMS(分散型エネルギーリソース管理システム)開発を通じて、次世代の電力システム構築を推進しています。auリニューアブルエナジー株式会社は、太陽光発電所の開発・運営を主軸とする発電事業を展開し、発電した電力をKDDIの基地局やデータセンターへ供給するほか、蓄電池設備の整備にも取り組み、電力の安定供給と再生可能エネルギーの普及拡大に貢献しています。 同社グループは、350万世帯を超える「auでんき」の顧客基盤を持つほか、経済産業省のVPP構築実証への参画、ローソン店舗間での電力シェア実証、群馬県とのPPA方式による太陽光発電設備導入事業など、具体的な実績を積み重ねています。これらの事業を通じて、エネルギーを「創る・貯める・賢く使う」という新たな価値提供を目指し、より豊かで快適な社会、そして持続可能な未来の創造を使命としています。
株式会社シーエナジー
総資産 883億円(2025/03)
株式会社シーエナジーは、中部電力グループの総合エネルギーサービス企業として、顧客のエネルギーコスト削減、CO2排出量削減、環境負荷低減といった経営課題に対し、確かな技術と豊富な経験に基づいたソリューションをワンストップで提供しています。同社の主要事業は多岐にわたり、まず「オンサイトエネルギーサービス」では、顧客の敷地内にエネルギー設備(熱源、コージェネレーション等)を設置し、その選定、資金調達、設置、24時間365日の運転監視、メンテナンスまでを一貫して行います。病院施設や各種工場施設など、多様な顧客のニーズに合わせたオーダーメイドのシステムを提案し、初期投資不要で省エネルギー・省コストを実現します。次に「LNG販売」では、クリーンで環境性に優れた液化天然ガスを都市ガス会社や産業用施設へ安定供給。導管網が未整備な地域へはローリー販売を行い、サテライト設備の設計から建設、配送、メンテナンスまでトータルでサポートします。AIを活用した効率的な輸送体制と太平洋側・日本海側の出荷基地により、安定供給を強みとしています。 さらに、同社は「再生可能エネルギー事業」を積極的に推進しており、太陽光、バイオマス、小水力、地熱といった多様な発電事業を展開し、地球環境保全に貢献しています。「自家消費太陽光事業」では、太陽光発電設備を設置し、発電した電気を顧客自身が消費することで電力コスト削減とCO2フリー電力の利用を促進。設備導入・メンテナンス費用はシーエナジーが負担し、24時間遠隔監視体制で運用をサポートします。「太陽光パネルリサイクル事業」では、使用済み太陽光パネルを再利用可能な資源へと変え、脱炭素社会に貢献。愛知海運株式会社との合弁会社「中電ソザイテラス合同会社」を通じて、パネルの分離・選別を行っています。「LNGバンカリング事業」は、船舶向けに環境に優しいLNG燃料をローリー車から直接供給する日本国内初の取り組みであり、国際的な海洋環境規制への対応を支援します。また、「太陽光発電システムオペレーション&メンテナンス事業」では、大規模太陽光発電(メガソーラー)システムの点検・運用をトータルでサポートし、改正FIT法で義務化されたメンテナンス要件に対応。全国310MW、10年以上の実績を持つノウハウを活かし、24時間365日の遠隔監視と迅速な現場対応で設備の安定稼働と発電量向上に貢献します。加えて、「ガス託送供給サービス」も提供し、ガス導管を利用したガスの受入・供給を行っています。これらの事業を通じて、同社は顧客のBCP対策、環境対策、エネルギーコスト削減、設備投資コスト低減を多角的に支援し、カーボンニュートラル社会の実現に不可欠な存在として挑戦を続けています。
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鈴与商事株式会社
上場総資産 865億円(2025/08)
鈴与商事株式会社は、静岡県、長野県、山梨県、愛知県を中心に、地域の顧客の快適な暮らしと企業の活動を多角的にサポートする総合生活支援企業です。同社は、エネルギー供給事業を基盤とし、LPガスや電力、太陽光発電システムの提供を通じて、安定したエネルギーインフラを支えています。特に太陽光発電においては、初期費用0円で導入可能なプランも提供し、環境に配慮した持続可能なエネルギー利用を推進しています。住まい関連事業では、最新のガス機器や家電の販売、住宅のリフォームを手掛け、顧客のライフスタイルに合わせた快適な住空間の実現をサポート。ショールームでは実機展示やイベントを通じて、製品の魅力を伝えています。さらに、購入後の安心を支える「鈴与のあんしん延長保証」サービスも提供し、長期的なサポート体制を構築しています。 「くらしサポート」事業では、ハウスクリーニングや住宅設備の無料点検サービス「くらしサポート点検」を提供し、顧客の住環境の維持・向上に貢献。また、ボトルウォーター(クリクラ)の宅配や、浄水型ウォーターサーバー「Locca」シリーズ(litta、Slim-RⅡ、Locca Smart)の提供も行っています。この「Locca」は、プレミアムウォーター株式会社の販売取次店として展開されており、定額制で使い放題、重たいボトル交換不要、PFASを含む29種類の不純物を除去する高性能フィルター、UV殺菌機能、エコモード、チャイルドロックなど、安全性と利便性を兼ね備えた製品が特徴です。卓上型から多機能な高機能モデルまで幅広いラインナップで、多様なニーズに応えています。その他、クレジットカード「スマイルパーソナルカード」やポイントカード「pluSmile」の発行、コインランドリーの運営、フードロス削減への取り組みなど、生活全般にわたるきめ細やかなサービスを展開。カーライフサポートとしては、レンタカー事業やガソリンスタンドの運営も行い、顧客の移動手段までを包括的に支援しています。これらの多岐にわたる事業を通じて、同社は地域社会の発展と顧客の豊かな生活に貢献しています。
株式会社新出光
総資産 854億円(2026/03)
株式会社新出光は、大正15年の創業以来、エネルギー供給を基盤として多岐にわたる事業を展開する企業です。同社の主要事業の一つである「イデックスでんき」は、2016年4月の電力自由化に伴い新電力会社として誕生し、一般家庭や店舗、法人向けに電力小売サービスを提供しています。2015年4月からは法人向けに50kW以上の高圧電力販売を開始し、2016年7月からは家庭向け低圧電力販売も手掛け、2020年3月には年間供給電力量10億kWhを達成、2025年3月現在では法人向け(特別高圧・高圧)累計実績3,243件、年間供給電力量約90,906万kWhを誇ります。 イデックスでんきは、電力の市場価格に連動して料金が変動する「マーケットプラン」を提供し、顧客が安い時間帯に電気を使用することで電気代を最適化できるビジネスモデルを展開しています。市場価格が高騰するリスクに対しては、固定単価のプランも用意し、契約後もプラン変更が可能です。また、再生可能エネルギー指定の非化石証書を活用し、実質CO2フリーの電気を供給する「ECOプラン」も提供しており、環境意識の高い顧客層にも対応しています。同社は電源開発株式会社との業務提携により、安定的な電力調達と需給管理体制を確立し、顧客への安定供給とサービス向上に注力しています。 顧客はWebや電話で簡単に申し込みができ、解約手数料や利用期間の縛りがないため、安心して利用を開始できます。MyページやLINE連携サービスを通じて、電気使用量や料金の確認、各種手続き、お得な情報を受け取ることが可能です。さらに、継続割引やイデックスクラブカード決済割引、ペーパーレス割引といった独自の割引制度に加え、dポイントやWAON POINTが貯まる特典も提供し、顧客の利便性と経済的メリットを追求しています。法人顧客に対しては、電気設備の保安義務の一本化、デマンド監視装置による基本料金削減、省エネ診断、設備更新、補助金活用策の提案など、包括的なエネルギーソリューションを提供しています。 イデックスでんきの供給エリアは、低圧電力では九州電力管内(離島を除く福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)、高圧電力では全国に及びます。 電力事業以外にも、株式会社新出光は石油類(ガソリン、灯油、軽油、A重油、C重油、潤滑油、アスファルト)やLNG(液化天然ガス)、LPGの販売、太陽光発電システムの販売・蓄電池の販売(設計・施工)、レンタカー・新車中古車販売・買取・カーケアショップ(整備工場)の運営、アドブルー・LEDの販売、不動産事業、自動車・原動機付自転車のシェアリング事業など、幅広い分野で事業を展開し、地域社会の多様なニーズに応えています。
株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス
総資産 797億円(2026/03)
株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービスは、中国電力グループの一員として、法人および個人顧客に対し、多岐にわたるエネルギーソリューションを提供する企業です。同社は、発電用燃料の安定供給から、エネルギー設備の導入・運用・メンテナンス、電力供給、再生可能エネルギー発電事業、さらには住宅電化まで、エネルギーに関する「ワンストップサービス」を展開しています。 法人顧客向けには、LNGや石炭といった発電用燃料の販売を行い、特にLNG販売では、長期安定供給と環境特性に優れたカーボンニュートラルLNGの提供を通じて、顧客の脱炭素化を支援しています。また、トータルソリューションサービスとして、空調・給湯受託、蒸気供給、学校空調一括サービス「いっかつくん」、個別熱供給といった熱供給サービスを提供。初期投資不要で省エネ効果を保証するESCOサービスや、コージェネレーション、太陽光発電によるオンサイト発電サービス、特高・高圧受変電設備のリース・受託サービスも手掛けています。さらに、排水処理やエアーコンプレッサー、大型蓄電池、バイオマス利用設備など、多様なユーティリティ設備に関する資金調達から設計・施工、管理まで一貫したサービスを提供し、顧客のエネルギーコスト削減と業務効率化に貢献しています。 電力供給サービスでは、法人顧客向けに最適な料金プランを提案する電力小売販売、自己託送代行サービス、オフサイトPPA(フィジカル型・バーチャル型)を提供し、CO2フリー電気の供給も可能です。再生可能エネルギー発電事業においては、太陽光発電所(自社、オンサイト、SPC、LLPなど多様な形態)の建設・保守・運用を通じて、地球環境負荷の低減と地域社会への貢献を目指しています。 個人顧客向けには、「あっと!電化パック」として電化機器リース制度や太陽光発電・蓄電池リース、エアコンリースを提供し、スマートで快適なオール電化ライフスタイルを提案しています。同社の強みは、中国電力グループで培った豊富なノウハウと技術力を活かし、計画立案から導入、運用、メンテナンス、官庁手続き代行までを一貫してサポートできる点にあります。これにより、顧客は初期投資を抑えつつ、ランニングコストの削減や業務の省力化を実現できるビジネスモデルを確立しています。中国地方を中心に事業を展開しつつ、住宅電化サービスでは全国の特約店ネットワークを通じて広範な地域にサービスを提供しており、エネルギーのプロフェッショナルとして持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社ハルエネ
総資産 753億円(2025/03)
株式会社ハルエネは、2016年4月の電力自由化開始以来、法人顧客を対象に安心の供給品質とお得な価格で電力・ガスサービスを提供するエネルギーソリューション企業です。同社は「ハルとくでんき」として、オフィスや店舗、飲食店向けの低圧電力サービス、中小規模工場やオフィスビル向けの高圧電力サービスを展開し、全国(離島を除く)の幅広い需要家に対応しています。特に、低圧電力供給量では新電力小売事業部門でNo.1の実績を誇ります。電力供給においては、再生可能エネルギー指定の非化石証書を調達することで、実質的に再生可能エネルギー電気を提供し、CO2排出量削減に貢献する「脱炭素 極・礎」オプションも提供しています。 電力・ガス供給に加え、同社は法人顧客の経営を多角的にサポートするソリューションサービスも提供しています。「Ene Lab」では、企業のカーボンニュートラル実現に向けたGHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービスやエネルギー管理・対策、カーボンオフセット支援をワンストップで提供。その他、「補助金サポートパック」による補助金・助成金活用支援、「サポートパック」による専門家相談や動産総合保険、「設備メンテナンスオプション」による店舗設備保守、「テクニカルサポート」によるIT機器支援、「らくトクWiFi」提供、「トラブル解決レスキュー」による緊急時対応、そして「おもてなし通訳コール」による多言語対応など、幅広いサービスを展開しています。これらのサービスは、電力・ガスとのセット契約でさらにお得になるビジネスモデルを構築しており、顧客のコスト削減と事業運営の効率化、さらには持続可能な経営を支援しています。同社は、初期費用・月額費用・研修費用が無料のパートナー企業制度を通じて、異業種企業との連携を強化し、事業領域の拡大と顧客満足度向上に努めています。
株式会社サイサン
総資産 751億円(2025/08)
株式会社サイサンは、1945年の創業以来、「お客さま第一主義」と「保安・安全の確保」を企業理念に掲げ、総合エネルギーおよび生活関連事業を展開する企業です。同社は、家庭用・業務用・自動車用LPガス、産業用・医療用高圧ガスの供給・販売を基盤とし、各種高圧ガス関連機器の販売・設計施工、LPガスの集団供給設備設計施工、都市ガス・コミュニティーガス供給プラントの設計施工も手掛けています。特にLPガス事業では、卸売と小売の両輪経営で販売店との連携を重視し、バルク供給方式の導入など、日本のLPガス事業の発展に貢献してきました。電力自由化に伴い「エネワンでんき」ブランドでの電力供給事業を開始し、提携発電所や電力取引市場から調達した電気を供給しています。また、宅配水「ウォーターワン」や浄水型ウォーターサーバー「ウォーターワン クリア」を提供するアクア事業、都市ガス販売事業も展開し、顧客の多様なニーズに応えています。さらに、住宅設備機器や総合エネルギー機器を中心とした「リフォーム・ワン」ブランドでのリフォーム事業、家庭用・業務用ガス器具や国産産直商品を扱うネット通販事業も手掛けています。海外事業にも注力し、アジア・太平洋地域での高品質な製品・サービス提供を戦略とし、近年ではアフリカのルワンダ共和国への本格進出も果たしています。同社の強みは、長年にわたり築き上げてきた顧客との信頼関係と、時代の変化を先取りし、環境への迅速な対応と先進技術への挑戦を続ける姿勢にあります。2021年には「カーボンニュートラルでんき」や「カーボンオフセットLPガス」の販売・供給を開始するなど、持続可能な社会への貢献も目指しています。
株式会社コベルコパワー真岡
総資産 740億円(2026/03)
株式会社コベルコパワー真岡は、同社が運営する真岡発電所を中核に、都市ガスを燃料とする火力発電事業を担う神戸製鋼グループの電力事業会社である。東京ガスから都市ガスの供給を受け、ガスタービン・コンバインドサイクル発電方式により電力を生み出す。1号機と2号機はいずれも62.4万kW規模で、合計約125万kWの発電能力を持ち、2019年10月に1号機、2020年3月に2号機が運転を開始した。 真岡発電所は、臨海部ではなく内陸部に建設された日本初の大型火力発電所であり、津波リスクを受けにくい立地を活かした電源分散の役割を持つ。復水器に空気冷却式を採用し、発電効率は60%以上とされる。発電した電力を電力会社や電力市場などの需要先へ供給する卸電力供給型のビジネスモデルを主軸に置き、電力インフラの強靭化、栃木県真岡地域の産業基盤、広域の電力安定供給に関わる事業構成が特徴である。
堀川産業株式会社
総資産 723億円(2025/09)
堀川産業株式会社は、1948年の創業以来、マルチエネルギーサプライヤーとして、LPガス、都市ガス、電力、石油製品の安定供給を使命に、地域社会の暮らしとビジネスを多角的に支える企業です。同社の主要事業は、LPガス製造販売、簡易ガス事業、都市ガス事業、電力販売事業、発電・売電事業、ガソリンスタンド運営、各種燃料油の販売、住宅リフォーム事業、不動産・保険事業に及びます。 LPガス卸売・保安事業では、地域販売店との緊密な連携を通じてLPガスや灯油、関連商品を販売し、経済産業省認定の災害対応中核充填所を関東一円に7カ所配備することで、大規模災害時にも安定供給を可能にする強固なインフラを構築しています。また、直販ブランド「Enecle(エネクル)」を通じて、一般家庭向けにLPガス、電力、灯油、インターネットサービスなどを提供し、お客様の多様なニーズに応えています。2015年には都市ガス事業、2016年には電力販売事業に参入し、総合エネルギーサービスを強化しています。 太陽光発電・売電事業では、持続可能な社会の実現を目指し、各地でメガソーラー発電所を稼働させるほか、公共施設でのPPA事業や営業所・賃貸マンションへのソーラーパネル設置を通じて再生可能エネルギーの普及に貢献しています。サービスステーション事業では、直営4カ所のガソリンスタンドでガソリン、軽油、灯油、重油、潤滑油などの石油製品を卸・直売し、車検・整備・洗車といったトータルカーケアサービスを提供することで、地域のカーライフをサポートしています。 住宅リフォーム事業では、最新のガス機器からキッチン、バスルーム、暖房機器まで幅広く取り扱い、機器交換からリフォーム工事まで一貫したサービスでお客様の快適な住まい空間を創造します。さらに、不動産事業では分譲住宅や注文住宅の建設、賃貸住宅の提供を通じて住まいを提供し、保険事業では損害保険をはじめとする幅広い保険商品と健康食品の販売で、お客様の安心で豊かな生活をサポートしています。同社は、集中監視システム「ひまわりさん」の導入やガスメーター自動検針システムによるDX推進、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みなど、常に革新を追求し、地域に根差した信頼される企業として、お客様の「ありがとう」を仕事の喜びとしています。
J-POWERジェネレーションサービス株式会社
総資産 620億円(2025/03)
J-POWERジェネレーションサービス株式会社は、J-POWERグループの一員として、日本の社会を支える電力の安定供給をミッションに掲げ、多岐にわたる事業を展開しています。同社の主要事業は火力発電所の運営を中心に、地熱発電事業、原子力発電事業、海運事業、資源リサイクル事業、環境事業、そしてエンジニアリング事業に及びます。特に火力発電事業では、長年の経験とノウハウを活かし、安定した電力供給に貢献しています。また、同社は地域に生きる「人」への情熱を胸に、電力の安定供給という変わらぬ使命を貫き、日本のインフラを支える重要な役割を担っています。さらに、気候変動問題への積極的な取り組みとして、J-POWERが策定した「BLUE MISSION 2050」に則り、再生可能エネルギーをはじめとするCO2フリー電源の拡大や、CO2フリー水素プロジェクトにも総力を挙げて挑戦しています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた貢献を目指しており、次世代のエネルギー供給体制構築にも深く関与しています。同社の事業モデルは、多様な発電方式の運営と関連事業を組み合わせることで、安定性と環境適合性を両立させながら、日本のエネルギーインフラを多角的に支えることにあります。
SBパワー株式会社
総資産 615億円(2025/03)
SBパワー株式会社は、一般家庭から法人、さらには新電力事業者まで、幅広い顧客層に対して電力供給および関連サービスを提供するエネルギー企業です。同社は、一般のご家庭向けにリーズナブルで安定的な電力供給を行う「コンシューマー事業」を展開しており、ソフトバンクの通信サービスとの連携による割引プランや、実質再生可能エネルギー比率100%かつCO2排出量ゼロを実現する「自然でんき」を提供しています。また、ソフトバンクでんき契約者向けには、AIを活用した「エコ電気アプリ」を通じて節電を促すデマンドレスポンスサービスも提供し、省エネルギーへの貢献を推進しています。 法人顧客向けには、小規模店舗から大規模なオフィスビル、商業施設、データセンターに至るまで、低圧から特別高圧・高圧電力の安定供給を行っています。RE100対応を支援する非化石証書代理購入サービスなどの環境オプションも提供し、企業の脱炭素化をサポート。ソフトバンクの通信サービスとの一括請求により、経理業務の効率化にも貢献しています。 さらに、同社は新電力事業者向けに包括的なアウトソーシングサービスを提供しており、電力卸供給、AIによる高精度な需給管理、高品質なカスタマーサポート、顧客情報管理システムの提供、そして最新の制度情報提供を通じて、新電力事業者の安定的な事業運営を支援しています。電力調達においては、卸電力取引市場の分析や相対契約の活用、AI・機械学習を用いた需給予測精度向上により、変動リスクを最小化する独自のビジネスモデルを構築しています。ソフトバンクグループの一員として、グループ全体のカーボンニュートラル達成に向け、ソフトバンク基地局への再生可能エネルギー供給も積極的に行い、持続可能な社会の実現に貢献しています。
エナジーグリッド株式会社
総資産 580億円(2025/12)
エナジーグリッド株式会社は、電気の需給変動による価格の激しい変動リスクをコントロールし、企業が抱える不安を解消することを使命として2021年7月14日に設立されました。同社は、電力の小売り・卸売取引、商品先物取引を含むコモディティ取引全般、および関連事業を展開しています。特に、日本の電力市場における流動性の低さや価格変動の課題に対し、電力と金融の知見を融合させた独自のビジネスモデルを構築しています。 同社の主要な事業は、大手電力会社や商社から大口の電力を調達し、それを新電力会社が購入しやすい小口に分割して販売する電力卸売取引です。この際、単に電力を売買するだけでなく、先物取引、デリバティブ、オプション取引といった高度な金融手法を駆使し、電力価格の変動リスクをマネージすることで、新電力各社に長期安定的な電力調達機会を提供しています。同社は、どの電力会社の資本にも属さない独立系・中立的な「電力卸のマーケットメーカー」として、電力の供給側と需要側の双方が抱える価格変動リスクを直接引き受け、取引相手となることで市場の流動性向上と安定化に貢献しています。 顧客層は、小売電気事業者、発電事業者、再生可能エネルギー事業者、新電力各社、大手電力会社、商社、さらには国内外のエネルギー生産者および消費者に及びます。中小規模の新電力会社が信用リスク等の理由で大手電力会社と直接取引が難しい現状において、同社は両者の間に介在し、スポット市場の価格変動リスクから顧客を保護する役割を担っています。 同社の強みは、創業メンバーが長年培ってきた金融実務とエネルギー・コモディティ分野におけるリスク管理の厚いケイパビリティ、そしてデリバティブを活用した他社にはない商品設計・開発力にあります。設立初年度から黒字決算を達成し、取引開始から短期間で相対取引者数は80社超、取引電力量は98億kWh(金額ベースで2300億円)を超える規模に急拡大するなど、目覚ましい実績を上げています。2024年には世界有数の投資会社であるシタデルの傘下に入り、その資本力、テクノロジー、分析力を活用することで、さらなる成長と日本の電力市場の発展への貢献を目指しています。運転資金の増強にも積極的に取り組み、シンジゲートローンや当座貸越契約を通じて、より多くの事業機会を獲得し、業容拡大を図っています。
株式会社エネット
総資産 576億円(2025/03)
株式会社エネットは、電力自由化元年である2000年7月に設立された新電力のリーディングカンパニーです。同社は、全国の法人・個人事業主を対象に、特別高圧、高圧、低圧のあらゆる規模の顧客へ電気を供給する小売電気事業を主軸としています。環境負荷の低い大型天然ガス発電所からの電源を中心に、再生可能エネルギーを含め全国100カ所以上の電源を組み合わせ、安定した電気を全国10電力会社エリア(島嶼部を除く)に提供しています。また、発電所を持つ顧客からの電気の買い取りも積極的に行い、バイオマス発電や水力発電などの環境価値を適正に評価し、売電単価に反映することで、電源の多様化と安定供給に貢献しています。 同社の強みは、NTTアノードエナジー、東京ガス、大阪ガスという日本のインフラを支える企業が出資する安定した経営基盤と、電力自由化と共に培ってきた電源調達力および運用ノウハウです。これにより、顧客はエネットへの切り替え後も電気の信頼性や品質を一切変えることなく利用できます。 さらに、同社は省エネルギーに関するコンサルティング事業も展開しており、顧客の脱炭素経営や環境経営を多角的にサポートする付加価値サービスを提供しています。主なサービスとして、電気と環境価値(非化石証書)の組み合わせでCO2排出量削減を支援する「EnneGreen」、節電アクションに応じて電気料金が割引されるデマンドレスポンスサービス「EnneSmart」、EV充電インフラの導入と充電器の遠隔制御で電気料金上昇を抑制する「EnneEV」、電力使用量や電気料金をWeb上で「見える化」する「InfoEnnet」、そしてAIを活用して電力データを解析し省エネ方法を提案する「Enneteye」があります。特に「Enneteye」は、スマートメーターを活用し新たな設備投資不要で省エネを推進できる点が評価され、2019年度省エネ大賞経済産業大臣賞や2020年度IT賞IT奨励賞を受賞するなど、高い実績を誇ります。これらのサービスを通じて、同社は顧客のエネルギーコスト削減、CO2排出量低減、そして持続可能な社会の実現に貢献しています。
Next Power株式会社
総資産 430億円(2025/03)
Next Power株式会社(東京都中央区日本橋堀留町、ブランドform-nextpower.jp)は電力・エネルギー供給領域の事業者である。集合住宅居住者、マンション管理組合、一般消費者を対象に、電力一括購入サービス、節電キャンペーン、NPI 24 プロジェクトを提供する。マンション全体での電力一括購入による電気料金削減を起点に、節電や脱炭素関連プロジェクトを組み合わせる事業モデルを取り、集合住宅のエネルギーコスト最適化と環境負荷低減を支える役割を担っている。
エネサーブ株式会社
総資産 429億円(2026/03)
エネサーブ株式会社は、1965年の創業以来、「エネルギーのドクター」として、電力設備の安全保障、エネルギーコスト削減、地球環境保全に貢献する総合エネルギーサービス企業です。同社は、電力設備の保守点検代行サービスを基盤に、電力小売事業、脱炭素・省エネルギー事業、再生可能エネルギー事業を展開し、顧客のエネルギーに関する多様な課題に対しワンストップソリューションを提供しています。 電力設備メンテナンス事業では、創業以来培った豊富な経験とノウハウを活かし、全国約3,500社の特別高圧・高圧の電気設備を対象に保守点検を実施。独自開発の24時間遠隔監視システム「G-Pacs」を活用したスマート保安(G-Pacs保障メンテナンス契約)により、無停電点検、熱画像診断、活線温度測定、異常検知・緊急時対応、さらには事故補償まで提供し、設備の安定稼働と経済的効率化を両立させています。また、使用前自主検査(竣工試験)や太陽光発電所のメンテナンスも手掛け、設置から維持管理まで一貫したサービスを提供します。 電力小売事業では、法人顧客向けに電力販売サービスを提供し、自社電源、相対電源、市場調達を組み合わせた安定供給と低コスト化を実現。RE100電力の供給を通じて、実質CO₂排出量ゼロの環境価値の高い電力も提供し、顧客の脱炭素経営を支援しています。 脱炭素・省エネルギー事業では、自家消費型太陽光発電やオンサイトPPAスキームによる再生可能エネルギー導入支援、独自開発の遮熱材「エネサーブシート」や空調等負荷制御システム「G-Pacs-EMS」による省エネ対策、生産設備・空調設備・電力設備などの設備更新・改修、常用・非常用発電設備の導入・整備を行います。これらのサービスを通じて、顧客のエネルギーコスト削減、CO₂排出量削減、BCP対策、労働環境改善に貢献。特に、過去7,000台以上の設置実績を持つ分散型自家用発電装置のノウハウは、電力レジリエンス対策において強みとなっています。 同社の強みは、これら4つの事業を組み合わせた総合提案力、仙台から鹿児島まで全国23拠点に及ぶ事業ネットワーク、そしてG-Pacsやエネサーブシートに代表される独自開発技術力にあります。大和ハウスグループの一員として安定した経営基盤を持ちながら、エネルギー管理士などの有資格者による専門性の高い提案で、製造業、流通業、医療施設など幅広い法人顧客のエネルギー課題解決を支援し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
株式会社J‐POWERハイテック
総資産 416億円(2025/03)
株式会社J-POWERハイテックは、J-POWERグループの一員として、日本の電力インフラを支える総合エンジニアリング企業です。同社は、水力、地熱、風力といった再生可能エネルギー発電設備、および送電・変電設備の建設、保守、維持管理を主要事業としています。特に、J-POWERが全国に保有する約90箇所の発電設備と総亘長1,900kmに及ぶ送電・変電設備の工事・保守管理を一貫して担い、電力の安定供給に貢献しています。 水力発電分野では、ダムや発電設備の定期点検、補修、制御・保護システムの保守に加え、老朽化した主要設備を最新鋭に更新する「リパワリング」工事を通じて発電効率と信頼性の向上を図っています。また、河川流域の安全確保と水資源の適正管理を目的としたダム放流業務にも従事しています。地熱発電分野では、自社所有の最新鋭掘削リグを用いた生産井・還元井・調査井の掘削工事、噴気試験による資源量評価、発電所建屋の建築工事を手がけ、クリーンエネルギーの安定供給を推進しています。送電・変電分野では、送電設備の用地交渉、調査、設計、建設、点検、維持管理、さらには鉄塔補修や送電線張替などの大規模改修工事、交直変換設備や周波数変換所の建設まで幅広く対応し、電力系統の広域的な運用を支えています。風力発電関連では、土木工事や変電所関連設備の建設、洋上風力発電所の陸上電気設備をEPCI(設計・調達・施工・試験)で実施した実績もあります。大間原子力発電所の関連設備の土木・建設工事にも携わっています。 同社の強みは、J-POWERグループと一体となった設備維持・メンテナンス体制と、60年以上にわたり培ってきた高度な技術力と豊富な経験です。全国約44拠点にわたる広範なネットワークを活かし、地域に根差した事業展開を行っています。また、ドローン活用やクラウド型カメラによる遠隔管理といったDX推進により、作業の効率化と安全性の向上を図っています。安全最優先の企業文化のもと、労働安全衛生マネジメントシステムを運用し、安全・安心な職場環境の形成に努めています。地域貢献活動としては、奥只見観光株式会社への出資を通じて、奥只見湖遊覧船や奥只見丸山スキー場、緑の学園の運営を支援し、地域経済の活性化や雇用創出にも寄与しています。これらの事業活動を通じて、同社は「Clean Energy, for Life.」を掲げ、持続可能な社会の実現に貢献しています。
シナネン株式会社
総資産 402億円(2025/03)
シナネン株式会社は、1927年の創業以来、エネルギー供給を通じて社会を支えてきた総合エネルギーサービス企業です。同社は、石油事業、ガス事業、電力事業、再生可能エネルギー事業、住宅関連事業を多角的に展開し、脱炭素社会への移行期においてエネルギーの安定供給と脱炭素に資する事業への取り組みを加速しています。 石油・ガス事業では、ガソリン、灯油、軽油、重油といった主要油種に加え、環境負荷の少ないバイオディーゼル燃料やカーボンクレジット付き石油製品などの新燃料を取り扱い、国内主要元売会社や専門商社との連携により全国へ安定供給しています。全国71か所のオイルスクエアや灯油センターを運営し、灯油宅配システムや災害時・非常用燃料の備蓄事業を通じて地域物流とBCP対策に貢献。SS運営支援や船舶向け燃料(バンカーオイル)の供給も国内外で手掛けています。 電力事業では、小売電気事業者として「シナネンでんき」を提供し、法人・個人顧客向けに多様な料金プランを展開。特に環境配慮型メニューとして、非化石証書やJ-クレジットを活用した実質再生可能エネルギー比率メニューや排出係数メニューを提供し、顧客の脱炭素経営を支援しています。オフサイトコーポレートPPAサービスによる再生可能エネルギー電力供給も推進し、追加性のあるクリーンエネルギーの導入をサポートしています。 再生可能エネルギー事業では、太陽光発電設備の開発・建設・販売から自社発電所の運営、住宅用・産業用太陽光発電システムのメンテナンスまで一貫して提供。産業用ソーラーカーポート「おひさまCARルーフ For Business」の販売や、自家消費型太陽光発電の導入支援を通じて、電力コスト削減やCO2排出量削減、BCP対策に貢献しています。 住宅関連事業では、洗濯機防水パン「BESTRAY」シリーズや玄関防水パンの開発・販売を通じて、環境に優しく安全で住みやすい住宅・町づくりに貢献。これらの事業を通じて、同社は法人顧客(製造業、小売業、オフィスビル、自治体、運送会社など)から個人顧客まで幅広いニーズに応え、持続可能な社会の実現を目指しています。
丸紅新電力株式会社
総資産 360億円(2025/03)
丸紅新電力株式会社は、総合商社である丸紅グループの電力小売事業を担う企業として、個人および法人顧客に対し、電力供給と多様なエネルギーソリューションを提供しています。同社は、電気の売買事業を主軸に、再生可能エネルギーの調達・供給、省エネ機器の販売、環境付加価値の取引、および電気等エネルギー利用に係る機械器具の販売、リース、設置、運転、保守事業を展開しています。特に再生可能エネルギーの活用に注力しており、丸紅グループ全体で水力、太陽光、風力、バイオマスなど多種多様な発電所を国内外に保有し、その電源構成における再生可能エネルギーの割合は約7割に達します。国内では、長野県の三峰川電力などの水力発電所やメガソーラー、バイオマス発電所を運用し、安定的な電力供給体制を構築しています。 法人顧客向けには、特別高圧・高圧電力の供給に加え、脱炭素経営を支援する再生可能エネルギー電力供給サービスを提供しています。これには、顧客敷地内に発電設備を設置するオンサイトPPAや、遠隔地の発電設備から送配電網を通じて電力を供給するオフサイトPPA(フィジカルPPA、バーチャルPPA)が含まれます。また、Energy as a Service (EaaS) モデルを通じて、電力供給だけでなく、エネルギー管理システムの運用、電気料金の最適化、保守・点検、需要予測といった総合的なエネルギーマネジメントサービスを提供し、AIやIoT技術を活用した高度な需給調整能力を強みとしています。個人顧客向けには、低圧電力供給のほか、卒FIT太陽光発電の余剰電力買取サービス(ECOとくプラン、地域応援プラン、SHARPプラン)を日本全国(離島を除く)で展開しており、契約手数料や解約金は不要です。同社は、2002年の国内電力市場本格参入以来、15年以上の長期安定供給実績と、丸紅グループの広範なネットワークを背景に、多様な顧客ニーズに応えるエネルギーパートナーとしての地位を確立しています。
株式会社釧路火力発電所
総資産 349億円(2025/03)
株式会社釧路火力発電所は、北海道釧路市を拠点に、地域経済の一翼を担う安定的な発電事業を展開しています。同社は2020年12月に商用運転を開始し、発電端出力11.2万kW、送電端出力10万kWを誇る大規模な火力発電所を運営しています。主要な事業内容は、石炭とバイオマス燃料(木質ペレット、PKS)をそれぞれ70%と30%の比率で混焼するハイブリッド発電であり、循環流動層ボイラー技術を採用することで高い発電効率40.6%(バイオ比率考慮で58%)を実現しています。発電された電力は、7万kWが電力市場へ、3万kWがFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を通じて供給されており、日本のエネルギー安定供給に貢献しています。同社の強みは、環境負荷低減への積極的な取り組みにあります。バイオマス燃料の活用により、燃焼時にCO2が発生するものの、生長過程でのCO2吸収を考慮したカーボンニュートラルに資する発電を推進しています。また、2050年のカーボンニュートラル達成を見据え、バイオマス燃料比率の向上やアンモニア燃料の利用検討など、さらなる環境対策にも意欲的に取り組んでいます。地域社会との共生も重視しており、騒音等の環境対策に加えて、周辺地域の美化活動、地元イベントへの参加、小中学校への見学受け入れやバス送迎費の寄付、インターンシップ協力など、多岐にわたる地域貢献活動を行っています。これらの活動を通じて、「地域に根ざした親しみやすい発電所」を目指し、持続可能な社会の実現に向けたSDGsの目標達成にも貢献しています。
エネルギア・パワー山口株式会社
総資産 304億円(2026/03)
エネルギア・パワー山口株式会社は、中国電力株式会社の100%子会社として、山口県防府市の防府バイオマス発電所を運営する火力発電事業者である。同社の対象事業は、火力発電設備の運転、保守および電力の販売であり、発電所では木質系バイオマスと石炭を燃料とする混焼発電を主軸に置く。2019年7月に営業運転を開始した発電設備は発電端出力112,000kWで、汽力発電方式により電力を生産する。 燃料面では、山口県内で生産される間伐材などの未利用材に加え、海外由来の木質系バイオマスを活用し、石炭との混焼によって発電を行う点に特徴がある。防府バイオマス発電所はエア・ウォーター株式会社防府工場の一角に立地し、地域資源の利用と電力供給を組み合わせた事業構成を持つ。建設は2017年6月に始まり、約2年の建設期間を経て稼働に至った。 ビジネスモデルは、発電設備を保有・運転し、保守管理を行いながら生産した電力を販売する発電事業である。対象顧客は電力を必要とする電力市場、電力会社、地域の法人需要家などで、親会社である中国電力グループの発電事業基盤を背景に、バイオマス燃料の利用、石炭混焼、発電所運転管理を組み合わせた電力供給機能を担う。
酒田共同火力発電株式会社
総資産 304億円(2026/03)
酒田共同火力発電株式会社は、山形県酒田市宮海字南浜に所在する東北電力株式会社100%出資の石炭火力発電事業者である。1973年4月2日創立、資本金255億円、従業員111名(2026年4月1日現在)、敷地面積約88万平方メートル、出力35万kW×2基(合計70万kW)の発電設備を有する。代表取締役社長は髙根澤利夫氏。 営業目的は火力発電による発電事業、産業廃棄物の処理事業、発電設備の運転委託事業で、使用燃料は石炭・重油・軽油および木質バイオマス。1977年に1号機、1978年に2号機が運転開始し、当初の重油焚きから1984年に石炭焚1号機、1992年に石炭焚2号機へ転換。2010年に木質バイオマス燃料の導入計画を発表し、2011年5月から木質バイオマス混焼を開始し、再生可能エネルギーの活用にも取り組む。復水器冷却用水は海水を毎秒28立方メートル使用し、用水は県営工業用水を約6,000立方メートル/日利用する。 環境対策として、排煙脱硫装置(炭酸カルシウム水溶液による硫黄酸化物除去・石膏副生)、排煙脱硝装置(アンモニア接触還元による窒素酸化物除去)、電気集じん器、屋内式貯炭場による粉じん対策を実施。発生する石炭灰は全量がセメント原料等に有効利用される。酒田北港の清掃活動「530作戦」を継続実施し、緑綬褒章受章(2015年)、山形県産業賞受賞(2010年)、海事関係功労者国土交通大臣表彰(2007年)、ユースエール認定、山形いきいき子育て応援企業ゴールド企業認定など、地域協調・働き方改革への取り組みも評価されている。
サミットエナジー株式会社
総資産 303億円(2025/03)
サミットエナジー株式会社は、国内における発電事業の企画・開発と統括管理、および小売電気事業を主要な業務として展開しています。同社は2001年の電力小売事業開始以来、新電力業界のパイオニアとして、法人および個人のお客さまに対し、多岐にわたる電力供給サービスを提供してきました。法人向けには、お客さまの事情や需要に合わせた「標準プラン」に加え、環境負荷低減に貢献する「エコプラン」として、トラッキング付きFIT/非FIT非化石証書を組み合わせた実質再生可能エネルギー・実質CO2排出ゼロの「ジオエネ電気レギュラー」、非化石証書を活用した実質CO2排出ゼロの「ジオエネ電気ライト」、そしてコーポレートPPAを活用した再生可能エネルギー100%の電気を提供する「再エネコーポレートPPA」などを提供しています。また、環境価値を提供する「グリーン電力証書」や「非化石証書」の販売も行っています。個人向けには「ジオエネでんき」を基本プランとして提供し、J:COMの一般家庭向け電力サービス「J:COM電力」への電力供給も担うなど、幅広い顧客層に対応しています。 同社の強みは、20年以上の豊富な供給実績と安定した財務基盤にあります。住友商事100%出資企業として、自社発電所(サミット半田パワー、サミット酒田パワー、サミット明星パワー、サミット美浜パワー)を保有し、さらに住友商事グループや他社が保有する発電設備、卸電力取引市場からも電力を調達することで、多様かつ安定的な電源構成を確立しています。需給管理オペレーションを内製化することで、電力供給の豊富なノウハウを蓄積し、安全で安定したエネルギー供給を実現しています。環境への配慮も重視し、日本初の本格的なバイオマス発電所を開発・運営するなど、再生可能エネルギーの普及に貢献しています。 顧客への付加価値提供にも注力しており、AIを含む高度な分析に基づき、お客さまの電力需要を予測し最適な契約条件を算出する「季節別電力メニュー」や、契約電力の一時的な超過に備える「ゆとりメニュー」といった柔軟なプランを開発しています。また、高圧・特別高圧のお客さま向けには、電力使用量や電気料金の「見える化サービス」を提供し、省エネ施策の検討や効果検証を支援することで、お客さまの電力に関わる課題解決をサポートしています。これらの取り組みにより、全国約17,000件の小売供給先と年間約19.5億kWhの小売販売電力量(2024年度実績)を誇り、継続的な成長を目指しています。
鹿島北共同発電株式会社
総資産 299億円(2024/12)
鹿島北共同発電株式会社は、茨城県神栖市の鹿島臨海工業地帯に位置し、鹿島東部コンビナートの北グループ各社、具体的には三菱ケミカル、鹿島石油、信越化学グループなどに対し、電気と蒸気を供給するエネルギーセンターです。同社はボイラー3缶、タービン発電機5機を保有し、総発電能力48万kWを誇る国内最大級の自家発電所として、コンビナート内の多様な製品生産に必要な基盤エネルギーを安定的に支えています。同社の大きな強みは、燃料に石油精製の副産物である石油コークスを主燃料として有効活用し、高いコスト競争力を実現している点です。石油コークスはハンドリングが難しい燃料ですが、長年培われた社員の高い運転技術と設備管理技術により、その課題を克服しています。さらに、発電過程で発生する燃焼後の煤を廃棄せず、自社開発した独自の煤処理設備「スートマン」を用いて全量リサイクルしていることも特筆すべき点です。この設備では、煤の中からバナジウム化合物、アンモニア水、石膏、ニッケルコンポ、カーボンといった有価成分を回収し、製品化することで持続可能な資源化と環境負荷の低減に貢献しています。このように、同社はエネルギー供給だけでなく、産業廃棄物の削減と資源の有効活用を両立させる独自のビジネスモデルを確立しており、その高い技術力と環境への配慮が、鹿島臨海工業地帯の発展を支える重要な役割を担っています。
三井不動産TGスマートエナジー株式会社
総資産 278億円(2025/03)
三井不動産TGスマートエナジー株式会社は、三井不動産株式会社と東京ガス株式会社の共同出資により2016年3月に設立された、都市型スマートエネルギー事業を展開する企業です。同社は、大規模災害時にもエネルギー供給を継続する災害に強い街づくりと、エネルギーの地産地消による環境性能の高い街づくりを目指す「スマートエネルギープロジェクト」を推進しています。主要事業として電気供給事業と熱供給事業を展開しており、2019年4月には日本橋、2020年4月には豊洲、そして2022年9月からは八重洲において、ガスコジェネレーションシステムを中心とした発電プラントを街中に設置し、新規開発ビルや周辺の既存ビル・施設へ電力と冷熱・温熱(蒸気、温水)を供給しています。また、前身の霞が関ディー・エイチ・シィー株式会社から引き継いだ霞が関三丁目エリアでの熱供給事業も1987年から継続しています。 同社の強みは、災害に強い中圧ガスラインを燃料とするコジェネレーションシステムと系統電力の複線化、さらには非常用発電機を加えた「電力源の三重化」により、広域停電時でも年間ピーク時の50%の電力を供給できる高い防災力です。これにより、テナント専用部の企業活動や一時待機スペースへの電力・熱供給を可能にし、エリア全体のBCP(事業継続計画)を支援し、BCD(業務継続地区)の形成に貢献しています。環境面では、高効率なコジェネレーションシステムとICTを駆使したエネルギーマネジメントシステムにより、電力・熱の需要予測に基づいたプラントの最適運転制御を行い、エリア全体のCO2排出量を大幅に削減(日本橋約30%、豊洲約20%、八重洲約25%)しています。さらに、2022年1月からは非化石証書を活用したグリーン電力提供サービスを開始し、希望するテナントのRE100やESGへの取り組みを推進しています。経済的メリットとしては、新築・既存ビル双方で熱源設備や発電設備の設置が不要となり、設備投資の抑制や維持管理業務の削減、さらには収益向上に寄与します。24時間365日の監視体制と定期メンテナンスにより、平常時・非常時を問わず安定したエネルギー供給を実現し、持続可能でレジリエントな都市の発展を支えています。
株式会社U‐POWER
総資産 274億円(2025/08)
株式会社U-POWERは、U-NEXT HOLDINGSグループの一員として、小売電気事業を展開する新電力サービスプロバイダーです。同社は「今、未来にできることを。」という企業理念のもと、法人および家庭向けに、環境負荷の低減と経済合理性の両立を目指した電力供給サービスを提供しています。主要な事業内容は、FIT非化石証書を活用し、実質的にグリーンエネルギー比率10%から100%の電力を供給する「GREEN10」「GREEN50」「GREEN100」といった多様な料金プランの提供です。これにより、企業顧客のESG経営やSDGs対応、RE100イニシアチブ達成を支援し、CO2排出量削減に貢献しています。法人向けには、低圧・高圧電力に対応し、市場連動型、ハイブリッド型、固定料金型といった柔軟な契約形態を用意。また、JEPXでの電力取引価格を確認できる「市場価格チェッカー」などのツールも提供し、顧客の電力コスト最適化をサポートしています。家庭向けには「GREENホーム」プランを通じて、一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団の森林保全活動を支援するなど、社会貢献活動にも力を入れています。同社は全国に17の拠点と25の営業拠点を持ち、広範な地域でサービスを展開。コスモエコパワーの風力発電所から電力・環境価値を調達するなど、再生可能エネルギーの安定供給源確保にも注力しており、持続可能な社会の実現に向けた変革を推進しています。
株式会社e-Mobility Power
総資産 265億円(2025/03)
株式会社e-Mobility Powerは、電気自動車の普及を支える日本最大級のEV充電インフラ事業者です。同社は、EV充電器の設置から運用、保守までを一貫して提供する「充電器導入・運用サービス」を主軸としています。このサービスでは、商業施設、宿泊施設、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、道の駅といった公共施設から、業務用・商用EVの拠点、マンション、月極駐車場、事務所・工場などのプライベートな場所まで、幅広い顧客ニーズに対応しています。充電器の選定・調達、設置工事、電力供給申請、国の充電インフラ補助金や地方自治体の補助金申請サポートまで、導入に関するあらゆる手続きをワンストップで支援し、顧客の負担を軽減します。 同社の強みは、2025年3月現在、全国に25,000口以上(急速充電器約9,800口、普通充電器約15,500口)の充電器が接続された日本最大級の充電ネットワークを運営している点です。このネットワークは、充電カード1枚で全国各地の充電器をいつでも・どこでも・リーズナブルに利用できる認証システムによって支えられています。また、東京電力ホールディングスと中部電力が培ってきた高い技術力とノウハウを活かし、安心・安全なサービスを提供。OCPP対応の急速充電器を普及させ、24時間遠隔監視による早期故障検知と遠隔復旧を可能にすることで、2024年度実績平均で99.5%という高い安定稼働率を実現しています。 さらに、他社が設置した充電器をeMPネットワークに接続する「一般提携」サービスも展開しており、充電器の認知度向上と利用促進を図り、設置事業者には充電時間に応じた提携料を支払うビジネスモデルも構築しています。近年では、株式会社東光高岳と共同で次世代超急速充電器「SERA-400」を開発し、高出力充電ニーズにも対応。EVタクシー事業者やガソリンスタンド、コンビニエンスストア、自治体など、多岐にわたる導入実績を持ち、日本のEV社会の発展に不可欠なインフラを提供し続けています。
原電エンジニアリング株式会社
総資産 252億円(2025/03)
原電エンジニアリング株式会社は、1973年に日本原子力発電株式会社の技術集団として設立された原電事業株式会社を前身とし、2015年に複数の関連会社と統合して現在の社名となりました。同社は、日本原子力発電株式会社のグループ会社として、東海発電所、東海第二発電所、敦賀発電所1・2号機といった国内の主要原子力発電所の安全かつ安定的な運営を根底から支える総合エンジニアリング企業です。長年にわたり培ってきた豊富な経験と高度な技術力を活かし、グループ外の原子力発電所や各種プラントに対しても多岐にわたるソリューションを提供しています。 同社の主要事業は、原子力発電所の保守・運営、増・改良工事、維持管理、ITソリューション、技術解析、原子力発電への理解促進活動サポート、そして原子力発電所で働く人々へのサービス提供です。具体的には、発電所付帯設備の運転・監視・試験・検査、放射性廃棄物処理、原子燃料の取扱、使用済燃料等の輸送、機械・電気・計測制御・通信設備の保全計画から点検・修繕・改良までを一貫して手掛けます。設計・施工分野では、プラント設備の修繕・改造設計から各種設備工事の施工管理までを担い、3次元CADやレーザースキャンといった先端技術を駆使して安全性向上対策工事の設計や認可申請図書作成も行います。 放射線管理・化学分析においては、管理区域内の放射線測定、被ばく管理、放射線管理手帳の発行、汚染箇所の除染、放射線計測器の校正・点検・保守管理を実施。また、発電所の水質管理や周辺環境のモニタリング調査も行い、ISO17025認定を取得しています。解析事業では、沸騰水型炉と加圧水型炉双方に対応可能な国内唯一の技術力を強みとし、高精度の炉心設計コードを用いた炉心管理・炉心設計、確率論的リスク評価、運転訓練シミュレータの開発・保守を通じて、原子力発電所の安全性向上と運転・保守の高度化に貢献しています。 廃止措置事業では、国内初の商業用原子力発電所である東海発電所や敦賀発電所1号機の解体工事に参画し、大型機器の解体、除染、廃棄物物量管理、放射線管理といった全工程をサポートしています。ITソリューション事業では、原子力発電所の情報システム構築・運用で培ったノウハウを活かし、高品質・高セキュリティのシステム開発・保守、ネットワーク運用、DX推進支援を提供。特に、緊急時対応・情報管理支援システムや放管手帳管理システムは、原子力施設における情報管理の信頼性向上に寄与しています。さらに、放射性物質等の海上輸送時の緊急時対応支援を英国NTS社と連携して国内唯一の体制で提供し、原子力PR施設の運営や損害保険・生命保険代理店業務も展開しています。2022年には洗浄・除染処理技術に強みを持つ株式会社ICUSを子会社化し、事業領域を拡大。同社は、電力会社、国、地方公共団体、プラントメーカーなどを主要顧客とし、安全第一を最優先に、多種多様な技術と専門性で原子力発電事業のトータルサポートを実現しています。
静岡ガス&パワー株式会社
総資産 251億円(2025/12)
静岡ガス&パワー株式会社は、静岡ガス株式会社の100%子会社として、電力の売買業務、売買の仲介業務、発電および電力の供給業務を主要事業として展開しています。同社は小売電気事業者として登録されており、地域社会への安定した電力供給とエネルギーの効率的な利用を推進しています。特に、家庭用燃料電池「エネファーム」で発電された余剰電力を買い取る「エネファーム余剰電力買取サービス『おすそわけ』」を提供しており、これにより顧客の光熱費削減に貢献するとともに、買い取った電力を「SHIZGASでんき」として地域のお客さまへ再供給することで、エネルギーの地産地消を促進しています。同社は、親会社である静岡ガスグループが掲げる「2030年ビジョン」および「2050年カーボンニュートラルビジョン」の実現において、電力・再生可能エネルギー事業の中核を担っています。具体的には、再生可能エネルギー電源の開発や、PPAモデル(第三者所有型)による地域電源の開発を通じて、お客さま先や地域全体でのエネルギー高度利用と省エネ推進、そしてガス・電気のカーボンニュートラル化に挑戦しています。これにより、持続可能なくらしやすい地域づくりに貢献し、静岡県におけるエネルギーインフラの未来を支える重要な役割を果たしています。同社の事業は、単なる電力供給に留まらず、地域全体の低炭素化とエネルギーの最適化を目指す、戦略的なエネルギーソリューションの一環として位置づけられています。
ダイヤモンドパワー株式会社
総資産 246億円(2025/03)
ダイヤモンドパワー株式会社は、2000年3月に新電力(特定規模電気事業者)第1号として創業した、電力小売事業を主軸とする企業です。同社は、電力小売全面自由化以降の事業環境の変化や脱炭素社会実現への高まりに対応し、多様な顧客ニーズに応えるサービスを展開しています。 主要な事業として、まず特別高圧・高圧で電気をお使いの法人顧客(事務所、ビル、工場など)に対し、安価で安定的な電力供給を提供しています。同社は新電力として最も長い経験を持ち、中部電力グループとしての事業安定性を背景に、火力、水力、再生可能エネルギー、FIT電源、日本卸電力取引所からの調達など、多様な電源を組み合わせることで、安価かつ安定した電力供給を実現しています。また、発電時にCO2を排出しない再生可能エネルギー由来の「CO2フリーメニュー」や、RE100・再エネ100宣言 RE Actionに対応する「再生可能エネルギーメニュー」を提供し、顧客の環境配慮への取り組みを支援しています。2024年度の取扱電力量は50億kWhを超え、スケールメリットを活かした事業展開が強みです。 次に、電気事業を始めたい、または既存の電気事業で課題を抱える小売電気事業者向けの「電力プラットフォーム事業」を展開しています。この事業では、小売電気事業者登録から営業活動支援、電源調達、24時間365日体制の自社需給管理、顧客管理・料金請求・収納、官庁報告、事業戦略策定に至るまで、電気事業に必要な一連の業務を包括的にサポートします。特に、同社が電源調達と需給管理を担うことで、パートナー企業は電気の調達価格変動リスクやインバランスリスクを負うことなく、営業活動に専念できる「リスクフリー」なビジネスモデルを提供しています。現在、都市ガス事業者、LPガス事業者、地域新電力など約50社のパートナー企業がこのプラットフォームを利用しており、40社以上の小売電気事業者の立ち上げを支援した実績があります。同社は、長年培ってきた需給管理のノウハウと24時間365日体制の運用により、安定的なオペレーションとコスト最小化を実現しています。将来的には、VPP(仮想発電所)やデマンドレスポンスといった新たな事業スキームにも挑戦し、電力の「当たり前」と「可能性」を追求しています。
九電産業株式会社
総資産 238億円(2025/03)
九電産業株式会社は、1953年に九州電力グループの一員として設立され、「ずっと先まで、明るくしたい。」という九電グループの思いを実現するため、多岐にわたる事業を展開しています。同社の主力事業である電力サポート事業では、火力・原子力発電所における環境保全設備の運転、燃料管理、海運仲立業、石炭灰の有効利用、石膏・工業薬品の販売、内燃力発電所の運転・保守など、高い専門性を活かしたサービスを提供し、電力の安定供給と環境保全に貢献しています。特に離島においては、内燃力発電所の運転・保守、燃料油受入、各種設備工事に加え、小離島では営業・配電業務や水力発電所の巡視点検も手掛け、地域社会の重要なライフラインを支えています。 法人顧客向けには、環境調査・化学分析、フライアッシュ・クリンカアッシュの有効利用、PCB無害化処理、損害保険・生命保険代理店業務、九電旅行サービスによる社員旅行や研修視察旅行の企画・手配、商品販売、PR施設や電柱広告の運営など、幅広いソリューションを提供しています。環境調査・化学分析では、大気・水質・騒音・振動の計量証明事業に加え、発電プラントの化学洗浄、脱硝触媒の性能回復、変圧器微量PCBの加熱洗浄、バイオマス・地熱発電所の環境影響調査など、日本全国のニーズに応えています。 個人顧客向けには、国内・海外旅行の手配を行う九電旅行サービス、損害保険・生命保険代理店業務、ECサイト「こだわり九州いいものめぐり」を通じた九州の特産品や自社開発商品(海水塩、だし、飲料水など)の販売、施設運営管理・電柱広告など、日々の暮らしに寄り添うサービスを展開しています。同社は、長年にわたり培ってきた技術力と多様な事業展開により、法人・個人双方の顧客に対し、安心と満足を提供し、地域社会の発展に貢献し続けています。また、国際情勢や技術変化に対応し、新たな事業領域への挑戦や一般向け商品の拡充にも積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現を目指しています。
レジル株式会社
上場総資産 237億円(2025/06)
レジル株式会社は、「脱炭素を、難問にしない」をミッションに掲げ、分散型エネルギー事業、グリーンエネルギー事業、エネルギーDX事業、脱炭素ソリューション事業の4つの事業領域を展開するエネルギーマネジメント企業です。同社は創業から30年間にわたり培ってきた電力に関する知識と電気保安のノウハウに、AI、IoT、クラウドといったデジタル技術を融合させ、分散型エネルギー社会の実現を推進しています。 主要サービスの一つである「マンション一括受電サービス」は、マンション全体で高圧電力を一括調達し、各世帯や共用部に供給することで、住民に経済的メリットを提供してきました。近年では、この基盤を活かし、太陽光発電システムや蓄電池などの分散型エネルギーリソースを組み合わせた「マンション防災サービス」を提供。初期費用を同社が負担することで導入ハードルを下げ、災害時の停電対策と平常時の脱炭素化を両立させ、マンションのレジリエンス向上と環境負荷低減に貢献しています。このサービスは、三菱地所コミュニティとの業務提携を通じて、ハード・ソフト両面からの防災対策・環境対策を推進するなど、導入を加速しています。 法人顧客向けには、実質再生可能エネルギー100%の電力供給サービスを提供し、企業のScope2排出量削減を支援。野村不動産プライベート投資法人の保有マンションへの「1棟丸ごと再エネ供給」を開始するなど、不動産投資法人のScope3排出量削減やGRESB評価向上にも寄与しています。また、エネルギー企業向けには、業務分析からシステム構築・運用、BPOまでをカスタマイズして提供するDX支援サービス「REZIL BPaaS」を展開し、電力会社の新規事業強化や業務効率化を後押ししています。 さらに、EVを「走る蓄電池」として活用し、停電時自動切り替えによる電力供給を可能にするBCP機能の実証を行うなど、先進的な取り組みも推進。電力小売サービスでは、高圧・特別高圧から低圧まで全国の顧客に対応し、ガス小売サービスも提供しています。グループ会社であるレジル電気保安株式会社が電気保安・工事を、中央電力エナジー株式会社が電力調達を担うことで、安定したサービス提供体制を構築しています。これらの事業を通じて、同社はユーザーが意識することなく脱炭素に貢献できる社会の実現を目指しています。
エフビットコミュニケーションズ株式会社
総資産 234億円(2025/03)
エフビットコミュニケーションズ株式会社は、1964年の創業以来、通信事業とエネルギー事業を二本柱として展開し、社会インフラの構築と持続可能な社会の実現に貢献している企業です。同社は、小売電気事業「エフビットでんき」とガス小売事業「エフビットガス」を全国で展開しており、エネルギーサービスプロバイダー(ESP)として、電力一括契約や非化石価値取引市場で取引される非化石証書の提供(NFVサービス)を通じて、顧客のエネルギーコスト削減と環境価値創出を支援しています。発電事業においては、メガソーラー、バイオマス発電、ガス火力発電、次世代農業プラント(NAP事業)を手掛け、特に太陽光発電PPAモデル(エフビットオンサイトPPAモデル)では初期投資ゼロで自家消費型再生可能エネルギーの導入を可能にし、全国21か所で合計100MWを超えるEPC実績を持つなど、再生可能エネルギー電源の開発と自社保有を積極的に推進しています。 また、通信事業では、JPS(PBX)事業、ISP(インターネットサービスプロバイダー)事業、VOD(ビデオオンデマンド)事業、CATV(ケーブルテレビ)事業を展開し、電話・インターネット・映像配信といった多岐にわたる通信サービスを提供しています。IoT時代に対応した通信インフラの整備に注力し、ブロードバンド整備から運用・保守まで一貫したサービスを提供することで、地域住民や集合住宅、ホテルなどの多様な顧客層のニーズに応えています。さらに、福岡市での実証実験では、集合住宅における地産地消型一括受電によるマイクログリッド構築や、ブロックチェーン技術を活用した電力管理システムの実証に取り組むなど、エネルギーと通信を融合した次世代サービスの開発にも積極的に挑戦し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。
仙台パワーステーション株式会社
総資産 224億円(2025/03)
仙台パワーステーション株式会社は、宮城県仙台市宮城野区港に位置する発電事業を主軸とする企業です。同社は2017年10月1日より営業運転を開始した出力11.2万kWの石炭火力発電所を運営しており、年間約32万トンの石炭を燃料として安定した電力供給を担っています。発電設備には、単胴強制循環型ボイラ、再熱復水型タービン、円筒回転界磁型発電機、屋内式石炭貯槽、強制通風吸引型冷却塔といった最新鋭の機器を導入しています。 同社の最大の強みは、環境保全への徹底した取り組みです。大気汚染防止のため、低NOxバーナーや二段燃焼方式を採用し、さらに排煙脱硝装置、排煙脱硫装置、電気式集じん装置といった最新鋭の排煙処理システムを導入しています。これにより、窒素酸化物、硫黄酸化物、ばいじんの排出を厳しく管理し、大気汚染防止法に定める排出基準よりもさらに厳しい公害防止協定値を遵守しています。水質汚濁防止に関しても、発電に伴う排水は排水処理装置で凝集沈殿、ろ過、中和処理を行った上で放流し、水質汚濁防止法の基準を上回る協定値をクリアしています。また、海水冷却方式ではなく冷却塔方式を採用することで、温排水による海域の温度上昇を回避しています。騒音・振動対策としては、低騒音・低振動型機器の採用やボイラーへの防音壁設置により、工業専用地域でありながら宅地並みの規制値をクリアする協定値を維持しています。石炭の粉じん飛散防止のため、石炭は屋内式の貯槽に貯蔵され、運炭ベルトコンベアも密閉式を採用しています。さらに、燃焼によって発生する石炭灰等の副生成物は、セメント原料として可能な限りリサイクルするなど、資源の有効活用にも努めています。 同社は、これらの環境負荷測定結果を毎月ウェブサイトで公開し、地域住民に対する環境コミュニケーションを積極的に推進しています。また、仙台塩釜港一斉清掃活動や美化活動への参加を通じて、地域社会への貢献も果たしています。安全を最優先に、環境保全に万全を期しながら発電所の運営に努めることで、地域社会への安定的な電力供給と環境負荷低減の両立を実現するビジネスモデルを展開しています。
株式会社シグマパワー有明
総資産 213億円(2025/03)
株式会社シグマパワー有明は、東芝グループの一員として、主に電気供給業を営む発電事業会社です。2005年の設立以来、電力小売りの部分自由化の流れを受け、社会インフラを支える安定した電力供給を継続しています。同社は再生可能エネルギーによる発電を通じて、持続可能な社会の実現とカーボンニュートラル政策、グリーントランスフォーメーション(GX)の一翼を担うことを経営ビジョンとして掲げています。
鹿島南共同発電株式会社
総資産 201億円(2025/03)
鹿島南共同発電株式会社は、茨城県神栖市に位置する鹿島臨海工業地帯東部地区コンビナートの南グループに属する14社の大手企業に対し、電気、蒸気、純水の3つの基幹インフラを生産、供給、販売する自家発電会社です。同社は、都市ガスを燃料としたガスタービンコージェネレーションシステムやボイラー、蒸気タービン発電機などの高度な設備と運転技術を駆使し、クリーンかつローコストなエネルギーを安定的に供給しています。特に、2013年には燃料を重油から都市ガスへ転換し、燃焼時のCO2排出量や窒素酸化物の排出量を大幅に削減するなど、環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。 同社の主要サービスである電気は、ポンプ、モーター、空調、冷凍機などの動力源や電気分解による生産工程に利用され、蒸気は蒸留、加熱、乾燥などの熱源として、純水は洗浄、冷却、希釈の工程で不可欠な役割を果たしています。純水は北浦から取水した工業用水から、ろ過機、加圧浮上装置、イオン交換樹脂を用いて不純物を徹底的に除去し製造されます。これらのエネルギー供給を通じて、顧客企業は苛性ソーダ、合成ゴム、合成樹脂といった私たちの暮らしを支える多様な製品を生み出しており、同社は「ものづくり」を支える「縁の下の力持ち」として、その生産活動を途絶えさせない重要な役割を担っています。発電能力318.6MW、ボイラー蒸発能力1,474t/h、純水生産能力820㎥/hという大規模な設備を擁し、常に新しい技術導入と環境保全への配慮を追求することで、高効率で信頼性の高いエネルギー供給を実現しています。
株式会社リミックスポイント
上場総資産 201億円(2025/03)
株式会社リミックスポイントは、「エネルギーとデジタルアセットを軸に、新たな価値を創造する」をミッションに掲げ、主に「エネルギー・ソリューション事業」と「デジタルアセットマネジメント事業」の二つの柱で事業を展開しています。 エネルギー・ソリューション事業では、日本のエネルギー課題に向き合い、持続可能な社会の実現を目指し、計画立案から実行までトータルで推進しています。具体的には、再生可能エネルギーの小売・開発・蓄電を中心に、電力売買事業、省エネコンサルティング、FIP制度を活用した低圧太陽光発電所の転化事業、そして系統用蓄電池事業に注力しています。同社は、高圧需要家から低圧需要家まで幅広い顧客に対し、電気小売供給サービス「リミックスでんき」を提供し、電力コスト削減とリスク対策を両立させる高圧DR電力プランや蓄電システム導入を提案しています。また、ブルースカイエナジーやブルースカイソーラーといったパートナー企業との業務提携を通じて、低圧太陽光発電所運用モデルの事業化を推進し、運用・保守の両面から事業性を検証しています。子会社のシールエンジニアリングが蓄電設備のシステムインテグレーターとして、蓄電池の設計・施工支援、販売から設置、保守までをワンストップで提供し、特定建設業許可(電気工事業、管工事業)も取得しており、大規模工事にも対応可能な体制を整えています。熊本県玉名市での2MW系統用蓄電所の受電開始など、全国規模での系統用蓄電所開発プロジェクトも進行中です。 デジタルアセットマネジメント事業では、ビットコインを中核に据えた資産運用戦略を展開し、デジタルアセットが持つ特性や多面的な機能に着目し、企業価値向上に資する中長期的な活用を目指しています。具体的には、暗号資産投資、株式投資、融資等に係る投融資事業を推進しており、SBIデジタルファイナンスとのパートナーシップに基づくレンディングサービスを活用したビットコイン運用も開始しています。同社の強みは、「エネルギー×テクノロジー」を両輪とした事業ポートフォリオにあり、成長市場である脱炭素関連のエネルギー分野と暗号資産の双方に取り組むことで、景気の変動や規制の変化に強い、持続的な収益モデルを構築している点です。これにより、環境と経済の両立を実現しながら、デジタルアセットを通じて新しい経済価値を築き、次世代へ確かな未来を繋ぐことを目指しています。
株式会社えきまちエナジークリエイト
総資産 200億円(2026/03)
株式会社えきまちエナジークリエイトは、JR東日本グループの開発プロジェクトにおけるエネルギー供給とエネルギーマネジメントを主要事業としています。同社は、電力供給、熱供給、そして高度なエネルギーマネジメントを通じて、安全で安定したエネルギーインフラを構築し、まちのくらしと持続可能な社会の実現に貢献しています。特に、高輪ゲートウェイ駅周辺地区の「TAKANAWA GATEWAY CITY」においては、先進的な環境・エネルギー技術を積極的に導入。太陽熱、太陽光、風力といった再生可能エネルギーに加え、下水熱や厨房排水熱などの未利用エネルギー、さらにはビルインタイプのバイオガスシステムやコージェネレーションシステムを組み合わせた多種多様なエネルギー源を活用しています。 同社の強みは、災害に強く信頼性の高い自立・分散型エネルギーネットワークの構築にあります。特別高圧での電力受電と複数変電所からの複数回線受電により、高い事業継続性を確保。また、国内最大級となる20,500㎥の水蓄熱槽を設置し、熱の需給調整とプラントの高効率運転を実現しています。この蓄熱槽は、災害時には非常用水としても活用され、まち全体のレジリエンス強化に寄与します。さらに、長寿命高効率環境配慮型特高変圧器やデュアルフューエル式非常用発電機、高効率ターボヒートポンプなどの最新技術を導入し、環境負荷低減と安定供給を両立。平常時における熱のデマンドレスポンスに着目し、需要家との連携を通じてまち全体の省CO2を推進する高度なエネルギーマネジメントも展開しています。同社は「ゼロカーボン・チャレンジ2050」の達成に向け、エネルギーの地産地消、面的利用、水素利活用、そしてCO2回収有効利用によるカーボンリサイクルなど、サーキュラーエコノミーの実現を目指し、環境先導のまちづくりをエネルギー面から支えるビジネスモデルを確立しています。
株式会社ストエネ
総資産 198億円(2025/03)
株式会社ストエネは、「エネルギーから新しい仕組みを作る」というミッションを掲げ、エネルギー事業を軸に人々の生活に不可欠なサービスの創造を目指す企業です。同社は、2023年11月1日に株式会社グランデータから商号変更を行い、その事業基盤を継承しています。主要な事業内容は、新生活を始める入居者向けの電気・ガス・インターネットのワンストップ提供と、全国の不動産管理会社向けの空室通電サービス「Genesis賃貸」の提供です。 入居者向けサービスでは、引越しに伴う電気、ガス、インターネットの契約手続きの煩雑さを解消するため、これらの生活インフラをまとめて提供しています。これにより、新生活をスムーズにスタートできるようサポートし、顧客の利便性を高めています。特に、高速インターネット通信サービス「Root WiMAX 5G無制限プラン」も提供しており、電気・ガスとのセット割引を通じて、顧客にとって経済的かつ包括的なサービスを実現しています。 一方、不動産管理会社向けには、賃貸管理物件の空室期間に発生する様々な課題を解決するソリューション「Genesis賃貸」を提供しています。このサービスは、内覧時に電気がつかないといった問題を解消し、不動産管理会社が抱える費用や手間を大幅に削減することを目的としています。同社の強みは、エネルギーとインターネットという生活に不可欠なインフラを統合し、入居者と不動産管理会社の双方に価値を提供するビジネスモデルにあります。2022年9月末時点で、電力契約数は約42万件、ガス契約数は約7万件に達しており、インフラ事業における確かな実績と市場での存在感を示しています。同社は、エネルギーと不動産テックを融合させることで、業界のデジタル化と業務効率化に貢献し、持続的な成長を目指しています。
テプコカスタマーサービス株式会社
総資産 192億円(2025/03)
テプコカスタマーサービス株式会社は、東京電力グループの一員として、法人顧客のビジネスパートナーとしてエネルギー全体の最適化を提案する企業です。同社は、電化機器の提案・販売から、高圧受電設備、空調設備、照明設備の更新サービス、さらには自家消費型太陽光発電設備の設置まで、多岐にわたるソリューションサービスを提供しています。特に、再生可能エネルギー設備の導入支援に注力しており、太陽光発電シミュレーションサービス「Suncle」の承継を通じて、カーボンニュートラル社会への貢献を目指しています。また、エネルギーデータ集計サービス「@エナジー」を承継し、エネルギーデータ管理システムの活用による新たな価値創造にも取り組んでいます。 同社の強みは、東京電力グループとしての豊富な知見と実績に基づいた、信頼性の高いエネルギーソリューションの提供能力にあります。特定建設業許可(電気工事業・管工事業)を取得しており、設備の導入から施工、運用まで一貫したサービスを提供できる体制を整えています。過去には、法人向け電力販売サービスにおいて全国1位を達成した実績や、省エネ大賞を受賞するなど、その技術力とビジネスモデルが高く評価されています。近年では、東京都交通局でのEVバス運行におけるエネルギーマネジメントシステムの実証や、山梨中央銀行との連携による中堅・中小企業のカーボンニュートラル支援など、地域社会や多様な顧客層の課題解決にも積極的に貢献しています。データとデジタル技術を駆使し、顧客のエネルギーコスト削減、環境負荷低減、そして持続可能な事業運営を包括的にサポートするビジネスモデルを展開しています。
和歌山共同火力株式会社
総資産 188億円(2025/03)
和歌山共同火力株式会社は、関西電力と住友金属工業(現在の日本製鉄)の共同出資により1961年に設立された電力会社である。1963年に最初の発電機が稼働を開始して以来、火力発電事業を主軸とし、日本製鉄関西製鉄所で発生する高炉ガスやコークス炉ガスといった副生ガスを主燃料に、重油を補助燃料として利用することで、エネルギーの有効活用を図っている。同社は、良質かつ低廉な電力を主要株主である関西電力と日本製鉄に安定的に供給しており、特に日本製鉄関西製鉄所構内の各工場への電力供給を担うほか、関西電力の送電網を通じて和歌山地域への電力供給にも貢献している。 同社の発電所である和歌山共同発電所は、認可出力304,000kWを有し、主要設備として新1号機(コンバインド発電、発電機出力148,000KW)と既設機3号機(汽力発電、発電機出力156,000KW)を運用している。新1号機ではガスタービンと排熱回収ボイラ、蒸気タービンを組み合わせた高効率なコンバインド発電方式を採用し、燃料には高炉ガスとコークス炉ガスを使用する。また、環境保全にも積極的に取り組んでおり、大気汚染防止のため硫黄分・窒素分・灰分の少ない燃料の使用、騒音防止のための消音装置や防音壁の設置、副生品のリサイクル推進、廃棄物埋立処分量の削減、省エネルギー推進計画に基づく発電設備の効率的運用などを実施している。 さらに、同社はサプライチェーン全体の共存共栄を目指す「パートナーシップ構築宣言」に賛同し、取引先との連携強化や適正な取引慣行の遵守に努めている。具体的には、不合理な原価低減要請を行わず、労務費上昇分を考慮した適正な取引対価の協議に応じるほか、代金の現金払い(原則検収月末を起点とし翌々月末支払い)を徹底している。これらの取り組みを通じて、安定した電力供給と持続可能な事業運営を実現している。
アーバンエナジー株式会社
総資産 185億円(2026/03)
アーバンエナジー株式会社は、JFEエンジニアリング株式会社の100%子会社として、電力売買事業を主軸に、脱炭素社会の実現に貢献する多角的なエネルギーソリューションを提供しています。同社は小売電気事業者として、特別高圧・高圧の法人顧客向けに全国9エリア(沖縄県を除く全都道府県)で電力供給を展開。JFEグループが建設・運営する廃棄物発電や再生可能エネルギー発電所を主要電源とし、環境価値を組み合わせた「ゼロエミプラン®(実質再エネ)」や「CO2フリープラン」など、お客様の脱炭素経営を支援する多様な環境メニューを提供しています。特に、お客様が排出した廃棄物をグループ会社が電力に転換し、その電力を供給することで料金を割り引く資源循環型の「創電割®」は、同社独自の付加価値の高いサービスとして多くの企業に採用されています。PPA(電力販売契約)サービスでは、初期投資不要でCO2排出量削減と追加性を実現するオンサイト型、オフサイト型、バーチャルPPA、さらには蓄電池併設型を提供し、2025年6月には太陽光発電コーポレートPPAサービス導入100MWを突破するなど、豊富な実績を誇ります。また、蓄電池ビジネスにも本格参入し、自社開発の「JFEマルチユースEMS」を活用した需要家用・系統用蓄電池システムの導入支援から最適運用までをワンストップで提供し、電力系統の安定化と再生可能エネルギーのさらなる拡大に貢献。VPP(仮想発電所)・DR(デマンドレスポンス)支援サービスを通じて、分散型エネルギーリソースの活用を促進し、電力の安定供給と新市場への参入をサポートしています。さらに、地域の脱炭素化とエネルギーコスト安定化を目指す地域新電力事業の設立から運営までを一貫して支援し、持続可能なまちづくりにも貢献しています。JFEグループの強固な経営基盤とプラントエンジニアリングで培われた確かな技術力を背景に、お客様の多様なニーズに応える最適なエネルギーソリューションを提供し続けています。
HTBエナジー株式会社
総資産 181億円(2025/03)
HTBエナジー株式会社は、電力小売り業務を主軸に、一般家庭から法人・業務用まで幅広い顧客層に対し、多様な電気料金プランを提供する新電力会社です。同社は、北海道から九州まで沖縄および一部離島を除く日本全国を供給エリアとし、既存の地域電力会社の送配電設備を利用することで、安定した電力供給と品質を維持しています。 一般家庭向けには、水漏れやスマホ保険が付帯する「ベーシックプラン」、時間帯によって電気料金が異なる「ママトクプラン」、オール電化住宅向けの「ぜんぶでんき」など、ライフスタイルに合わせた選択肢を提供。法人・業務用顧客に対しては、オフィスビル、商業施設、工場、学校などを対象に、高圧・特別高圧・低圧の各需要に応じた最適な料金プランを個別に提案しています。特に、市場価格に連動して電気料金が変動する「市場連動プラン」や、CO2排出量実質ゼロを実現する「LOVE地球Biz」「LOVE地球Power」といった環境配慮型プランを通じて、コスト削減と環境貢献の両面から企業のニーズに応えています。 また、同社はFIT期間を満了した太陽光発電設備所有者向けに、電気の供給と余剰電力買取をセットにした市場連動型のサービスも展開しており、売電収入の最大化を支援しています。電力事業に加えて、東京エナジーアライアンス株式会社の取次事業者として都市ガス料金プランも提供し、電気とガスの両面から顧客のエネルギーコスト削減をサポート。 さらに、顧客満足度向上のため、多岐にわたるオプションサービスを提供しています。「あんしんサポート365」では電気設備、水回り、ガス機器、窓ガラス、玄関鍵のトラブルに対し24時間365日体制で応急処置サービスを提供し、「あんしんサポート365プラス」ではこれに加えて通信端末修理費用保険を付帯。その他、グルメやショッピング、レジャーで利用できる「クーポンBank」、HISの旅行割引サービス、ネットスーパーの優待、エアコンクリーニング割引、家具・家電レンタルサービス「CLAS」との連携特典、家電修理サービスなど、生活全般をサポートする充実したサービスラインナップが同社の強みです。これらのサービスを通じて、HTBエナジーは単なる電力供給に留まらず、顧客の快適で豊かな生活を総合的に支えるビジネスモデルを構築しています。
北陸電力ビズ・エナジーソリューション株式会社
総資産 170億円(2024/03)
北陸電力ビズ・エナジーソリューション株式会社は、北陸電力グループの一員として、法人顧客や公共施設、社会福祉法人などを対象に、多岐にわたるエネルギーソリューションを提供しています。同社の主要事業は、エネルギー設備受託サービス、LNG設備受託サービス、太陽光発電PPAサービス、ZEBコンサル、補助金申請支援サービス、EV導入トータルサービス、そして電力小売り事業です。エネルギー設備受託サービスでは、空調・給湯・照明などのユーティリティ設備に関して、最適な機器選定から資金調達、設置、所有、さらには完成後の維持管理までをトータルで提供し、顧客の検討・管理労務を大幅に軽減します。初期投資費用をゼロに抑えつつ、変動する維持費の均平化を実現し、故障時の迅速な対応も強みです。LNG設備受託サービスも同様に、燃料販売から供給、設備導入、受託までを一貫して行い、特にA重油からLNGへの燃料転換によるCO2排出量削減に貢献しています。太陽光発電PPAサービスは、顧客の敷地内遊休地や屋根上を活用するオンサイトPPA、または遠隔地の発電所から電力を供給するオフサイトPPAを提供し、初期投資なしで再生可能エネルギーの導入を可能にします。同社が設備の構築から運用、点検、メンテナンスまでを一括して担い、24時間365日の遠隔監視体制により、安定したCO2フリー電力の利用をサポートします。ZEBコンサルティングでは、建物のゼロエネルギー達成を目指し、光熱費削減、室内環境の向上、不動産価値の向上、事業継続性の強化といった多角的なメリットを顧客に提供します。また、補助金申請支援サービスでは、省エネルギー設備への更新やZEB化、脱炭素化を促進するための各種補助金について、提案から申請準備までを全面的にサポートし、高い採択率を誇ります。EV導入トータルサービスでは、電気自動車(EV)の車両リース、普通・急速充電器や充放電器などの充電設備設置・リース、さらにはEVを活用したエネルギーマネジメントや車両管理システムを提供し、BCP機能強化や脱炭素化を支援します。電力小売り事業では、北陸電力グループとして低廉かつ安定的な電気を供給し、顧客のエネルギーコスト削減と安定供給に貢献しています。同社は、これらの包括的なサービスを通じて、顧客の脱炭素化推進と持続可能な社会の実現に貢献する、地域に根差したエネルギーソリューションプロバイダーとしての地位を確立しています。
株式会社ネオテラス
総資産 166億円(2025/12)
株式会社ネオテラスは、2024年10月1日に株式会社ネオ・ホールディングスから社名変更した持株会社です。同社は、傘下の各事業会社をサポート・管理することで、グループ全体の事業戦略を推進しています。ネオテラスグループは、主に低圧電力を使用する中小事業者向けに、電気料金の削減ソリューションを提供しており、その中核を担うのが電子ブレーカー事業と新電力事業です。 同社の事業会社である株式会社ネオ・コーポレーションは、2000年から電子ブレーカー「N-EBシリーズ」の開発・販売を主力としています。この電子ブレーカーは、主開閉器契約への移行を可能にし、低圧電力の基本料金削減を実現します。企画、製造、調査、設置工事、電力申請、メンテナンスまでを一貫して手掛ける体制を構築し、累計30万台以上の販売実績を誇り、業界トップクラスの地位を確立しています。特に、競合他社が敬遠しがちな低容量市場においても、長年の経験で培われた熟練の営業力とノウハウを活かして市場を開拓し続けています。 また、もう一つの事業会社である株式会社テラスは、2024年に設立され、電力小売事業を展開しています。「テラスネオでんき」の提供を通じて、電子ブレーカーによる基本料金削減に加え、電気使用量に応じた従量電灯料金の削減も提案しています。特に、ネオ・コーポレーションの電子ブレーカー「N-EBシリーズ」の契約者に対しては、低圧電力の基本料金単価をさらにお得にする特約プランも提供し、顧客の電気代負担を総合的に軽減するサービスを展開しています。全国に拠点を持ち、コンサルティングからアフターメンテナンスまで、きめ細やかなサポート体制を構築することで、お客様のニーズに応え、持続可能なエネルギーソリューションを提供しています。
エバーグリーン・マーケティング株式会社
総資産 164億円(2025/03)
エバーグリーン・マーケティング株式会社は、イーレックス株式会社と東京電力エナジーパートナー株式会社の共同出資により2019年3月29日に設立された、法人顧客(特別高圧・高圧)を対象とした小売電気事業および省エネルギー関連事業を展開する企業です。同社は、両親会社の強みであるイーレックスの再生可能エネルギー調達・供給ノウハウと全国販売ネットワーク、東京電力エナジーパートナーの小売電気事業における大規模サービス開発力と省エネ・省コスト提案力を融合させ、高付加価値の再生可能エネルギーサービスを提供しています。 同社の主要事業は、法人顧客向けの電力供給であり、各種工場、自社ビル、ホテル、大規模店舗、病院、学校など幅広い業種・規模の顧客に対し、電力コスト削減や環境経営を支援するオーダーメイドの電力プランを提供しています。市場動向に左右されない「完全固定料金プラン」や、固定単価と市場連動型を組み合わせた「ハイブリッドプラン」など、顧客のニーズに応じた多様な選択肢を用意しています。また、CO₂排出量実質ゼロとなる電気プランを全プランで実現しており、脱炭素社会の実現に貢献しています。 さらに、同社は省エネルギー関連事業として、デマンドレスポンス(DR)サービスを提供しています。これは、顧客が電力使用量をコントロールすることでCO₂排出量削減に貢献し、電気代の割引として還元される仕組みです。親会社のイーレックスと連携し、電力需要対策の取り組みを推進しています。 100%子会社であるエバーグリーン・リテイリング株式会社を通じて、個人顧客(低圧)および低圧契約の事務所・商店・飲食店などの法人顧客向けに小売電気事業を展開しています。個人顧客向けには、CO₂排出量実質ゼロのエコな電気プランに加え、太陽光電力買取サービス(卒FIT)、LINEで電気料金をお知らせするサービス、そして電気トラブル時に無料で駆けつける「でんきレスキュー」といった付加価値サービスを提供し、顧客の暮らしを多角的にサポートしています。 同社は、これまでの全契約による累計で6億6,195万kgのCO₂削減量と4,728万本分の植林効果を達成しており、地方都市のアパートや大手不動産会社の物件における電気代最適化・削減など、具体的な導入事例も豊富です。販売パートナー制度を業界に先駆けて導入し、初動研修や定期勉強会、同行営業、安定した報酬制度を通じてパートナーとの共創を重視し、電力業界の市場開拓を共に進めるビジネスモデルを構築しています。顧客の多様な声に耳を傾け、サービス向上や改善に活かす顧客サポート体制も強みの一つです。
エネクス電力株式会社
総資産 158億円(2025/03)
エネクス電力株式会社は、伊藤忠エネクスグループの発電事業を担う中核会社として、エネルギーの安定供給とカーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。同社の主要事業は、産業用電力および蒸気の生産、供給、販売、電気事業者向け電力の生産、供給、販売、産業用発電システムの効率化のための動力源ネットワークの構築および運用、再生可能エネルギーの生産、供給、販売、そして再生可能エネルギー発電設備の運営保守業務の受託です。さらに、建設工事(電気)の請負・施工・設計・調達・工事監理も手掛けており、特に太陽光発電施設の建設においては、コンサルティングから土地・設置場の調査・企画、発電所の設置、メンテナンス、さらには解体・撤去まで一気通貫で対応する強みを持っています。 同社は、火力(石炭、天然ガス)、水力、太陽光、バイオマスといった多様な電源を傘下の発電会社を通じて保有・運営しており、グループ全体で208MWのトータル発電出力を誇ります。例えば、防府エネルギーサービス株式会社では石炭火力発電と近隣工場への蒸気供給を、上越エネルギーサービス株式会社では天然ガス火力発電と水力発電を、仙台パワーステーション株式会社では火力発電を、王子グリーンエナジー徳島株式会社ではバイオマス発電をそれぞれ展開しています。これらの発電設備は、24時間365日の集中管理センターによるオペレーション体制と、経験豊富なスタッフによる設備メンテナンス作業、修繕計画の提案によって、安心・安全な電力供給を支えています。 カーボンニュートラルへの取り組みも積極的に推進しており、伊藤忠エネクスのCO2排出量削減目標(2018年比50%削減)を自社の目標としています。具体的には、天然ガスから水素への燃料転換検討、石炭火力発電における木質バイオマス燃料(ブラックペレット)の混焼試験やアンモニア混焼の検討、再生可能エネルギー(太陽光など)発電設備の増強を進めています。2025年3月には特定建設業許可を取得し、太陽光発電や風力発電を建設業の事業領域と定め、クリーンエネルギーの普及に貢献しています。これらの事業を通じて、産業顧客や電気事業者に対し、安定かつ環境に配慮した電力・蒸気供給、そして再生可能エネルギー設備のライフサイクル全体にわたるソリューションを提供しています。
株式会社関電パワーテック
総資産 154億円(2025/03)
株式会社関電パワーテックは、1956年の創業以来、プロフェッショナルな技術者集団として日本のエネルギー事業を支え、社会のライフラインである電力の安定供給に貢献しています。同社の主要事業は、関西電力の火力発電所における設備運転事業であり、1972年以降、排水処理装置から燃料設備、排煙脱硫装置まで各種設備の運転・保守、さらには防災・守衛業務までを高い技術力と強い使命感を持ってサポートしています。また、新電力バイオマス発電所等の運転管理事業にも注力し、関西電力で培った安全・高品質な技術力を活かして、新電力事業者の運転・運営管理業務をトータルで支援するとともに、運転要員の育成支援も行っています。原子力発電所関連では、運転・保守、放射線管理、放射性廃棄物管理、化学分析、消防・消防設備点検等の防災業務、さらには廃止措置に至るまで、豊富な経験と高い技術力で安全・安定運転を多角的にサポートしています。これらの発電設備運営管理で培った技術力を活かし、発電所以外の先端技術設備など多様なフィールドへ人材を派遣する各種技術サービスも展開し、事業領域を拡大しています。さらに、ソリューション営業として、火力発電所の運転に不可欠な工業薬品や、バイオマス燃料、フライアッシュといった環境性・資源循環性に寄与する商材、センサー調光型ソーラーLEDやドールマンショック等の幅広い商品を販売しています。同社は、事業エリアを北海道から九州まで全国に拡大し、バイオマス発電所など多様な顧客からパートナーとして選ばれる実績を築き、海外調達や海外発電所の運転管理にも挑戦するなど、持続可能で豊かな社会の実現に向けたエネルギーカンパニーとして、脱炭素化と安定供給の両立に貢献しています。
株式会社東急パワーサプライ
総資産 152億円(2025/03)
株式会社東急パワーサプライは、東急グループの一員として、電力およびガス小売事業を展開するエネルギー事業者である。家庭向けには「東急でんき&ガス」ブランドで低圧電力・ガスサービスを提供し、すべての電力サービスを実質再生可能エネルギー100%で供給している点を特徴とする。法人顧客に対しては、高圧以上の電力供給プランを提供しており、首都圏を中心に事業を展開している。また、北海道エリアでは「ポラリンでんき」ブランドで低圧サービスを提供し、国の電気・ガス料金負担軽減支援事業にも対応している。 同社は、脱炭素・循環型社会の実現に向けた「Smart Green」事業を推進しており、再生可能エネルギーの利活用拡大や次世代モビリティの導入促進を通じて、持続可能な街づくりに貢献している。具体的には、系統用蓄電所事業に本格参入し、総開発規模46MW/184MWhの蓄電所を2027年度までに稼働させる計画を進めている。これにより、電力需給の安定化と再生可能エネルギーの有効活用を図る。市場連動型メニュー「ライフフィットプラン」の提供や、再生可能エネルギーの地産地消の取り組みも積極的に行い、顧客の多様なニーズに応えながら、エネルギーレジリエンスの向上と脱炭素社会の実現を目指している。
大阪エネルギーサービス株式会社
総資産 152億円(2025/03)
大阪エネルギーサービス株式会社は、環境にやさしく快適な都市空間の創造を目指し、冷温水や蒸気を利用した地域熱供給事業を展開するエネルギーサービス企業です。同社は、地域の冷暖房や給湯に必要な熱源をまとめて製造し、24時間365日安定して供給するシステムを提供しています。現在、大阪梅田エリアを主要な供給拠点とし、JR大阪駅やうめきたエリアの再開発プロジェクト(グラングリーン大阪、JPタワー大阪など)に参画し、西日本最大のターミナル駅を20年以上にわたり支える実績を持ちます。さらに、神戸三宮エリアへの事業展開も計画しており、関西圏での供給エリアを拡大しています。 同社の強みは、創業以来事故ゼロを継続する安全・安定供給体制、長年の経験と実績に基づく最適設計・運転技術、そして先進技術の積極的な導入です。IoTを活用した無人プラント導入やスマート化による効率化、AIによる設備点検業務の自動化、さらにはデジタルツイン技術とIoTデバイスを組み合わせた「HEAT DX」による熱設備の運転・点検・保全の最適化に取り組んでいます。これにより、省エネルギーと経済性を両立させ、高効率運転を実現し、CO2排出量削減にも貢献しています。顧客層は、うめきた開発特定目的会社、JR西日本、三菱地所、積水ハウス、竹中工務店など、大手デベロッパーや建設会社、商業施設運営会社、オフィスビルオーナーなど多岐にわたります。同社は、都市開発と連携しながら、経済性、環境性、防災性に優れた街の価値向上に貢献する最適なエネルギーソリューションを提供し、持続可能な未来の実現と地域・社会の発展に寄与しています。2024年には空気調和・衛生工学会特別賞「十年賞」を受賞するなど、そのオペレーションの匠が評価されています。
株式会社グローバルエンジニアリング
総資産 151億円(2025/03)
株式会社グローバルエンジニアリングは、電力の効率化と安定供給を追求する総合エネルギーソリューション企業です。同社は、小売電力事業、ディマンドリスポンスの提案、自家発電設備のエンジニアリングとメンテナンス、エネルギー監視システム、蓄電池の提案を主要な事業として展開しています。電力全面自由化の進展に伴い、バーチャルパワープラントや高度なエネルギーマネジメント技術を活用し、法人顧客に対して最適なエネルギー利用の選択肢を提供しています。小売電力事業では、自社電源と他社電源の最適な組み合わせに加え、ディマンドリスポンスを効果的に活用することで、高圧・特別高圧・低圧の法人需要家に対し、電力利用状況に応じた電気料金の削減を実現。全国4000施設を超える豊富な供給実績を持ち、地域電力会社の送電網を利用した安定した電力供給と、多様な電力調達による競争力のある料金単価が強みです。ディマンドリスポンスにおいては、需要家が節電や遊休自家発電設備の稼働を通じて電力系統の需給逼迫緩和に貢献し、その削減量に応じた報酬を得るビジネスモデルを推進。長年の自家発電設備エンジニアリングで培ったノウハウを活かし、遊休設備の有効活用や管理システムによるピーク需要抑制、ネガワット取引のアグリゲーターとして機能しています。さらに、実質100%再生可能エネルギーを提供する「◎100RE電気」メニューを通じてCO2排出量削減に貢献し、蓄電池、自家発電設備、EV充電器などのエネルギーマネジメント設備の導入を、長期契約と組み合わせることで初期負担なく提案。これにより、顧客の停電対策やエネルギー効率化を包括的に支援しています。また、FIT買取期間が終了した太陽光電力の高水準での買取サービスも提供し、煩雑な手続きを代行することで、全国の法人顧客の売電をサポート。2019年にはガス小売事業者としても登録し、電力とガスの両面から顧客のエネルギー課題解決に貢献しています。
株式会社PinT
総資産 150億円(2025/03)
株式会社PinTは、東京電力グループの電力事業ノウハウと最先端のIT技術を融合させ、電力・ガス小売事業、電気通信事業、およびエネルギー関連サービスの開発・販売を主軸に展開する企業です。同社は、電力・ガスの小売全面自由化を背景に、単なる「モノ」としてのエネルギー供給に留まらず、顧客体験の「コト」販売を通じて新たな価値創造を目指しています。 主要事業として、まず「PinTでんき」を提供しており、日本全国(沖縄と一部離島を除く)の家庭から事務所、飲食店、大型エアコンや業務用冷蔵庫を使用する法人まで、幅広い顧客層に対応した多様な料金プランを展開しています。使用量によらず電力量料金単価が一定であるため、料金変動を抑えられる点が強みです。次に「PinTガス」では、東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、西部ガスの供給エリアにおいて、地域の都市ガスと同水準の料金でガスを供給し、電気とのセット契約でポイント還元率がアップする特典も提供しています。 電気通信事業においては、最大10Gbpsの超高速インターネットサービス「TEPCOひかり」を提供し、ネット動画やオンラインゲームをストレスなく楽しめる環境を個人・法人顧客に提供しています。初期工事費実質無料や、月額基本料金の割引など、お得なプランが特徴です。また、光回線を利用したIP電話サービス「TEPCOひかり電話」や、地上デジタル・BSデジタル放送が視聴できる「TEPCOひかりテレビ」といったオプションサービスも充実させています。さらに、モバイルWi-Fiサービス「ぴんとりWi-Fi」も提供し、多様な通信ニーズに応えています。 エネルギー関連サービスの開発・販売の一環として、賃貸住宅での近隣トラブル解決支援サービス「Pサポ」を展開しています。これは、元警察官で構成された専門相談員が騒音、宗教勧誘、ストーカー事案など、累計80,000件以上の「事件未満のトラブル」を解決支援してきた実績を持つサービスです。特に一人暮らしの若年層を主な対象とし、早期相談によるトラブルの未然防止や、身辺警護サービスも提供することで、顧客の安心・安全な生活をサポートしています。同社は、これらのインフラサービスをセットで契約することでPinTポイントが貯まり、サービス利用料金への充当や他社ポイントへの交換が可能となる独自のビジネスモデルを構築し、顧客にとっての利便性と経済的メリットを追求しています。東京電力エナジーパートナー株式会社を親会社に持ち、電力事業の豊富な経験と安定した経営基盤を強みとして、IT技術を駆使したアジャイル開発で基幹システムの開発・運用を行い、顧客ニーズに迅速に対応しています。
丸紅クリーンパワー株式会社
総資産 149億円(2025/03)
丸紅クリーンパワー株式会社は、丸紅株式会社の100%子会社として、日本国内における電力供給事業を展開しています。同社は、火力発電資産およびバイオマス発電資産の保有・運営、並びに新たな電源の開発を主軸とし、安全かつ安定した電力の供給を通じて持続可能な社会の実現に貢献しています。特に再生可能エネルギーの普及に注力しており、バイオマス発電事業を積極的に推進することで、脱炭素社会への移行を支援しています。 同社の事業ポートフォリオは多岐にわたり、千葉県の中袖クリーンパワー(天然ガス、98MW)のような大規模火力発電所から、福井県の敦賀グリーンパワー(バイオマス、33MW)、茨城県のかみすパワー(石炭バイオマス混焼、100MW)、山口県の周南パワー(石炭バイオマス混焼、274MW)など、全国各地に複数の発電所を保有・運営しています。近年では、岐阜県のぎふ西濃グリーンパワー、愛知県の愛知蒲郡バイオマス発電、愛知田原バイオマス発電、北海道の石狩地域バイオマス発電といったバイオマス専焼発電所の開発・運転開始を推進し、木質チップや木質ペレットを燃料とする環境負荷の低い発電方式を導入しています。これらの発電所では、ガスタービン/コンバインドサイクル、CFBボイラ、PCボイラ、BFBボイラといった多様な発電技術が活用されています。 丸紅クリーンパワーは、電力供給だけでなく、地域社会との共存を重視した活動も展開しています。各発電所の所在地において、環境フェアへの参加、地域イベントへの協賛、環境美化運動への協力、地元小学生向けの発電所見学会や環境教育の実施など、地域に密着した貢献活動を行っています。また、一般社団法人バイオマス発電事業者協会の理事会社として業界の健全な発展にも寄与しており、丸紅グループの一員として、共同出資パートナーや電力会社との連携を通じて、日本のエネルギーインフラを支える役割を担っています。
株式会社北海道熱供給公社
総資産 136億円(2025/03)
株式会社北海道熱供給公社は、1968年の設立以来、札幌都心部の深刻な大気汚染問題の解決を契機に、地域熱供給事業を半世紀以上にわたり展開しています。同社の主要事業は、冷温水及び蒸気による熱供給、これらの受入使用施設や熱供給施設の調査、設計、販売、施工、運転、保守、管理、リース、さらには電気事業法に定める電気工作物の発電による電力の供給、販売、管理、関連機器の保守管理、電気・冷暖房・給排水衛生設備の保守管理・運転業務、管工事業、電気工事業、土木工事業、土地・建物その他施設の賃貸など多岐にわたります。 同社は、中央、札幌駅南口、道庁南、赤れんが前、創世、光星といった複数のエネルギーセンターを札幌都心部に展開し、プラントから導管を通じて冷熱や温熱を供給することで、冷房、暖房、給湯、ロードヒーティングといった多様なニーズに応えています。顧客はホテル、オフィス、デパート、病院などの商業施設から、公営団地、区役所、保育所、医療施設、サービス付き高齢者福祉住宅、商店街、中高層住宅まで広範囲に及びます。 同社の強みは、高い省エネルギー性と環境貢献にあります。木質バイオマスなどの再生可能エネルギーや、天然ガスコージェネレーション、北ガス札幌発電所からの排熱、積雪寒冷地ならではのフリークーリングシステムといった高効率技術を積極的に導入し、一次エネルギー消費量とCO2排出量の削減に大きく貢献しています。例えば、木質バイオマス年間27,000tの使用で17,500t-CO2/年の削減実績があり、フリークーリングでは電力削減率88%を達成しています。また、複数のエネルギーセンターを連携運用することで、省エネルギー率9.9%向上、CO2削減率10.6%向上を実現し、供給安定性も高めています。 災害に強い中圧ガス導管や非常用発電機を備えた自立分散型エネルギーセンターを構築し、大規模停電時にも都市機能維持に必要な熱と電力を供給できる強靭なまちづくりに貢献しています。これにより、建物ごとの熱源設備が不要となり、火災リスクの軽減、都市美観の向上、スペースの有効利用、主任技術者配置の省力化といった経済的メリットを顧客に提供しています。同社は札幌市が推進する「都心エネルギーマスタープラン」の実現に向け、エネルギーネットワークの拡大やICT活用による地域全体のエネルギー利用最適化にも取り組んでおり、北ガスグループの一員として、持続可能な社会の実現に貢献し続けています。
株式会社エネワンでんき
総資産 136億円(2025/08)
株式会社エネワンでんきは、2014年にガスワングループの電力事業として誕生し、2022年に小売電気事業の専門性を高めるため分社化された「お客さまにとって最も身近なホーム・エネルギーパートナー」を理念とする総合エネルギー企業です。同社の主要事業は多岐にわたり、まず小売電力事業およびその他各種電気事業を展開しています。個人顧客向けには、ライフスタイルや電気使用量に合わせて最適なプランを選べる「エネワンハッピー」「エネワンバリュー」「エネワンダフル」といった多様な料金プランを提供。特に、実質的にCO₂排出ゼロを実現する「カーボンニュートラルでんき」や、電気料金の支払いで食品が届き食品ロス削減に貢献できる「食べとくエコプラン」など、環境貢献と家計に優しいユニークなサービスも提供しています。同社の料金プランは市場価格に連動しない「非」市場連動型であるため、急な電気代高騰リスクが低いという強みがあります。次に、燃料電池装置、太陽電池装置、蓄電装置、自家発電装置、コージェネレーションシステムといった分散型エネルギー・システムの販売、設計、施工も手掛けており、先進的なエネルギー供給ソリューションを提供しています。さらに、液化石油ガス(LPガス)やその他各種高圧ガス、燃料類の販売も重要な事業の一つであり、特に愛知県、岐阜県、三重県を中心にLPガスを供給しています。LPガスと電気のセット割引など、顧客の利便性を高めるサービスも展開。また、宅配水および各種エネルギーの販売代理業務も行い、顧客の多様なニーズに応えています。同社は、エネルギー供給を通じて安心で快適な生活をサポートし、地域社会の課題解決に貢献することを目指しており、Webでの簡単な申し込み手続きや、ガスワングループとしての長年の実績と中部電力グループとの資本関係による信頼性も強みとしています。
株式会社千葉袖ケ浦パワー
総資産 134億円(2025/03)
株式会社千葉袖ケ浦パワーは、千葉県袖ケ浦市において大規模な天然ガス火力発電所の建設・運営を目指す企業です。同社は、東京ガス株式会社が100%出資する事業会社として、安定した電力供給と環境負荷低減の両立を追求しています。主要な事業内容は、千葉県袖ケ浦市中袖に予定されている「(仮称)千葉袖ケ浦天然ガス発電所」の開発、建設、および将来的な運営です。この発電所は、ガスタービンコンバインドサイクル方式を採用し、燃料としてクリーンな天然ガスを使用することで、高効率かつ環境に配慮した発電を実現する計画です。発電規模は195万kWと大規模であり、日本の電力安定供給に貢献することが期待されています。 同社の事業は、環境影響評価法および電気事業法に基づく厳格な手続きを経て進められています。具体的には、環境影響評価方法書、準備書、評価書の作成、公表、縦覧、および地域住民への説明会開催を繰り返し実施し、地域社会や関係行政機関からの意見を真摯に受け止めながら計画を推進しています。過去には、株式会社千葉袖ケ浦エナジーから火力発電所建設計画の対象事業を引き継ぎ、当初の石炭燃料から天然ガスへの変更、および原動力の汽力からガスタービン及び汽力への変更を行うなど、より環境負荷の低い発電方式への転換を図ってきました。また、復水器冷却方式を空気冷却方式に修正するなど、計画内容の最適化も図られています。 同社の強みは、親会社である東京ガス株式会社の豊富なエネルギー事業の知見と資金力を背景に、大規模なインフラプロジェクトを推進できる点にあります。また、最新鋭のガスタービンコンバインドサイクル方式と天然ガス燃料の採用により、高効率かつ低環境負荷な発電を実現し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。対象顧客は、主に電力系統を通じて電力を供給する事業者や、最終的には一般家庭や企業といった電力需要家となります。同社は、これらの取り組みを通じて、エネルギーの安定供給と地球環境保全という社会的な要請に応えることを使命としています。
マッコーリーエナジージャパン株式会社
総資産 131億円(2025/03)
マッコーリーエナジージャパン株式会社は、日本国内において小売電気事業を展開する企業です。同社は、登録小売電気事業者(登録番号A0139)として、法人顧客や一般家庭に対し、電力の安定供給と多様な料金プランを提供しています。電力の調達は、一般社団法人日本卸電力取引所への加入を通じて行われ、市場からの効率的な電力購入により、競争力のある価格設定と供給体制を構築しています。
RWE Supply&Trading Japan株式会社
総資産 115億円(2025/12)
RWE Supply&Trading Japan株式会社は、ドイツを本拠地とする世界有数のコモディティトレーディング会社であるRWE Supply & Trading GmbHの日本法人として、日本の自由化された電力市場においてホールセール、トレーディング、小売業務を展開しています。同社は、電力、天然ガス(パイプライン経由およびLNG)、バイオマス、その他燃料といったエネルギー関連商品に加え、フレート(海上運賃)や金属取引など、幅広いコモディティのトレーディングを手掛けています。また、RWEグループが保有する発電所の稼働最適化や再生可能エネルギーの販売も行い、日本の電力市場のさらなる発展と流動性拡大に貢献しています。特に、ヨーロッパの電力市場自由化で培った20年以上の経験とノウハウを活かし、革新的な仕組商品やリスク管理手法、クロス・コモディティ取引を日本の顧客やパートナーに提供しています。 主要な事業として、電力供給契約(PPA)や第三者認証排出削減量(VER)取引に注力しています。PPAでは、フィジカルPPAとバーチャルPPAの両方を提供し、顧客の長期的なエネルギー価格変動リスク回避、排出量削減目標達成、コスト削減、企業イメージ向上を支援しています。アサヒグループやホンダといった大手企業とのPPA締結実績も有しており、再生可能エネルギーの導入を促進しています。VER取引においては、企業や投資家向けにカーボンオフセットの機会を提供し、地球温暖化防止に実効性のある最適な方法を提案しています。具体的には、実証済みの基準で検証・認証された気候保護プロジェクト(自然、社会、再生可能エネルギー分野)を紹介し、コンサルティングを通じて顧客のニーズに合ったVERソリューションを提供しています。国際市場での広範なネットワークと、オンライン取引プラットフォーム「ECT(Easy Commodity Trader)」を活用し、顧客のサステナビリティ戦略を包括的にサポートする体制を構築しています。
ヤマトエナジーマネジメント株式会社
総資産 104億円(2026/03)
ヤマトエナジーマネジメント株式会社は、ヤマトグループの一員として、物流の脱炭素化を推進し、地域社会とともに持続可能な未来の実現に貢献することをビジョンに掲げています。同社の主要事業は、電力小売り、分散型エネルギー活用、エネルギー関連機器の販売・リース・設置・運用、情報処理、およびコンサルティングです。 電力小売り事業では、顧客に対して安定した電力供給を行うとともに、再生可能エネルギーの導入を積極的に推進しています。特に分散型エネルギー活用においては、地域社会と連携し、再生可能エネルギーの地産地消モデルの構築に注力しており、2025年7月には中国地方における再エネ電力の地産地消を共同で推進する実績を上げています。これは、電力の安定供給だけでなく、環境負荷低減にも貢献する同社の強みです。 エネルギー関連機器の販売、リース、設置、運用サービスを通じて、顧客のエネルギー効率向上やコスト削減を支援します。情報処理事業では、エネルギーデータの収集・分析や管理システムの提供を行い、顧客のエネルギーマネジメントを最適化します。また、コンサルティング事業では、脱炭素化やエネルギー効率化に関する専門的な知見を提供し、顧客の多様な課題解決をサポートしています。 同社は小売電気事業者として、託送供給契約や電力量調整供給契約の締結・変更・解約、小売供給契約の廃止取次、供給地点情報の確認、電力量の検針、設備の保守・点検・交換、停電時・災害時等の設備の調査といった業務を遂行しています。さらに、ネガワット取引に関する業務も手掛け、需要抑制を通じて電力系統の安定化にも貢献するビジネスモデルを展開しています。これらの事業を通じて、物流業界をはじめとする幅広い法人顧客に対し、エネルギーの安定供給、コスト削減、そして脱炭素化という多角的な価値を提供し、持続可能な社会の実現に向けたエネルギーソリューションプロバイダーとしての役割を強化しています。
東京熱供給株式会社
総資産 98億円(2025/03)
東京熱供給株式会社は、低廉かつ安定した熱エネルギーの効率的な供給を通じて、安全で快適な都市づくりに貢献することを目的とした地域熱供給事業を展開しています。同社は、光が丘団地地区、品川八潮団地地区、竹芝地域、八王子南大沢地域、そして東京国際フォーラム地域の都内5カ所において、熱製造プラントから導管を通し、温水、冷水、蒸気を複数の建物へ供給し、冷暖房や給湯サービスを24時間提供しています。 特に、光が丘団地地区と品川八潮団地地区では、隣接する清掃工場のごみ焼却排熱を主要な熱源として活用し、大規模住宅団地の約12,000戸(光が丘)および約5,300戸(品川八潮)の住宅へ暖房と給湯を、また、小・中学校、保育園・幼稚園、医療施設、官公庁、商業施設などの業務施設へ冷暖房と給湯を供給しています。これにより、大量の未利用エネルギーの有効活用と環境負荷の低減に大きく貢献しています。 竹芝地域、八王子南大沢地域、東京国際フォーラム地域では、高効率電動ターボ冷凍機(蓄熱槽併用)の電力系と、蒸気ボイラーおよび吸収式冷凍機の都市ガス系を組み合わせた電力・ガス併用方式を採用。夜間電力や夏期の都市ガスを有効活用し、都市エネルギー使用の昼夜・年間を通じた平準化を図っています。竹芝地域では、東京ポートシティ竹芝オフィスタワーに設置されたコジェネレーション設備の発電後の排熱も熱供給に活用するなど、先進的かつ高効率なシステムを導入しています。 同社の地域熱供給システムは、熱源設備の集中化による運転効率の向上、CO2排出量の抑制、ビルの屋上冷却塔などの設備不要化によるヒートアイランド現象の緩和、地震等の災害時における二次災害発生防止による防災機能向上といった地球環境および都市機能へのメリットを提供します。また、顧客にとっては、ビル建設当初の設備投資削減、熱源機器用スペースの有効活用、熱源プラントの運転や維持・管理等のメンテナンス業務および有資格者確保の不要化による労務費削減、そして熱供給事業法に基づき専門スタッフによる24時間責任供給による高い安全性と信頼性を実現しています。同社は、長年にわたる熱供給事業で培った経験とノウハウを活かし、省エネルギー、環境負荷の低減、CO2削減をミッションとして、地域の発展と快適な暮らしを支え続けています。
上越エネルギーサービス株式会社
総資産 96億円(2025/03)
上越エネルギーサービス株式会社は、伊藤忠エネクスグループの一員として、新潟県上越市を拠点に、天然ガス火力発電と水力発電を主軸とした発電事業を展開しています。同社は、3ヶ所の水力発電所と2基のガスエンジンを用いた火力発電所を運営し、合計出力24,420kWの電力と、火力発電の排熱を利用した蒸気を地域社会に供給しています。特に水力発電所は90年以上にわたる運転実績を持ち、貴重な再生可能エネルギー源を最大限に活用することで、持続可能な社会の実現に貢献しています。 同社の事業は、発電設備の「運転」と「保全」を担う専門グループによって支えられています。運転グループは、事務所内の電力センターから遠隔制御システムと監視カメラを駆使し、24時間体制で発電所の運転監視・操作を行い、安定した電力供給を確保しています。一方、保全グループは、ガスエンジンや水力発電設備の日常点検、メンテナンス、不具合発生時の補修などを可能な限り内製化することで、設備の安全・安定稼働を維持しています。また、業務管理グループは、経理、庶務、対外交渉、安全衛生といったバックアップ業務に加え、発電能力増強のための大型プロジェクト運営も担当し、会社の成長を多角的に支援しています。 現在、同社は古い設備を撤去し、新たに2台のガスエンジンを増設する大規模プロジェクトを推進しており、これによりさらなる電力供給能力の強化と効率化を目指しています。地域に根差した企業として、発電事業を通じて地域の電力供給に貢献するだけでなく、小学生向けの見学会開催やニジマス・ヤマナの成魚放流活動など、地域社会への貢献活動にも積極的に取り組んでいます。長年にわたり培ってきた信頼と実績を基盤に、安定したエネルギー供給と次世代への技術継承を使命とし、地域社会の発展に寄与する、社会貢献性の高いビジネスモデルを確立しています。
株式会社リライアンスエナジー沖縄
総資産 95億円(2025/03)
株式会社リライアンスエナジー沖縄は、沖縄県を拠点に、企業や施設向けに包括的なエネルギーサービスを提供する専門プロバイダです。同社は、電気やガスといったエネルギーの調達から、最適なエネルギーシステムの設計、施工、日々の運転管理、メンテナンス、さらには緊急時対応まで、エネルギー供給に関する一切の業務をワンストップで代行します。これにより、顧客はエネルギー設備の所有や運用、メンテナンスにかかる初期投資や人員確保の負担から解放され、経営資源を本来のビジネスに集中させることが可能となります。 同社のサービスモデルは、顧客に代わってリライアンスエナジー沖縄が電気・熱源設備を所有・管理するため、顧客は初期投資費用がゼロとなり、突発的な修繕費用やオーバーホール費用、機器の取替費用などの心配が不要です。運用費用も固定化できるため、事業計画の立案や予算管理が容易になります。また、数多くの熱源機器の購買実績に基づく経済的な機器調達や、補助金獲得に向けたサポートも提供し、顧客のコスト削減と安定的なエネルギー供給を両立させます。災害時にも安定したエネルギー供給を可能にする強みを持ち、大型ショッピングセンター、病院、教育機関など、多岐にわたる施設への導入実績があります。進化したエネルギーサービスを通じて、顧客のビジネス加速を強力に支援しています。
名南共同エネルギー株式会社
総資産 89億円(2026/03)
名南共同エネルギー株式会社は、愛知県知多市の名南コンビナートを拠点に、コージェネレーション型石炭火力発電設備を運用し、蒸気と電気を同時に製造・供給するエネルギー会社です。同社は、東日本大震災以降高まるエネルギー安定供給とコスト削減のニーズに応えるため、営業を開始しました。主要な事業内容は、名南コンビナート内に立地する食品・飼料関連工場などに対し、澱粉やぶどう糖、飼料の乾燥・凝縮・反応工程に不可欠な蒸気を販売することです。これにより、各工場が独自に行っていた蒸気生成のコストを低減し、地域産業の競争力強化に貢献しています。同時に、発電された電気は新電力会社を通じて市場へ供給・販売しています。 同社の強みは、高効率なコージェネレーションシステムと、燃料を従来の高価なLNGから安価な石炭へ転換することで、廉価かつ環境負荷の低いエネルギー供給を実現している点にあります。これは、コンビナート内の企業が直面していたエネルギーコスト高騰と非効率な蒸気生産という課題を解決する画期的なビジネスモデルです。西華産業、名港海運、名古屋銀行、あいち銀行といった多様な企業の共同出資により設立された背景から、地域社会への貢献という公的な使命を強く意識しており、地域密着型で長期的な安定と発展を目指す「SMALL&SMARTな会社」としての役割を担っています。同社は、中部地域の世界有数の工業地帯と名古屋港のインフラを支える、必然的かつ画期的なエネルギー基地として、地域産業のさらなる発展・拡大に貢献することを使命としています。
Japan電力株式会社
総資産 86億円(2025/03)
Japan電力株式会社は、電力小売事業およびそれに付帯する各種事業を展開する新電力会社です。同社は、一般のご家庭から法人のお客様まで幅広い層に対し、電気と都市ガスの供給サービスを提供しています。電気サービスにおいては、お客様のライフスタイルに合わせた多様な料金プランを用意しており、沖縄・離島を除く全国エリアで利用可能です。既存の電力会社の送電網を使用するため、電力供給の品質や信頼性は従来の電力会社と変わらず、切り替え費用や工事、解約手続きが不要である点が強みです。高圧電力向けには、市場価格に連動して30分ごとに単価が変動する「完全市場連動プラン」を提供し、電気の使用時間帯を工夫することでコスト削減を可能にするビジネスモデルを展開していました(現在は新規受付終了)。ガスサービスは、東京ガスおよび大阪ガスエリアの一般家庭向けに都市ガスを供給しており、電気とのセット契約により、手続きや窓口の一本化、マイページでの一元管理といった利便性を提供しています。また、賃貸管理会社様向けには、空室期間の電気代をゼロにする「ZERO DX」サービスを提供し、管理会社のコスト削減と業務効率化に貢献しています。同社は、引越し応援キャンペーンなどの顧客獲得施策も積極的に展開し、お客様が安心してエネルギーサービスを利用できるよう、きめ細やかなサポート体制を構築しています。
株式会社エフエネ
総資産 83億円(2025/03)
株式会社エフエネは、「電気をもっと自由に」をミッションに掲げ、電力自由化によって全ての電力利用者が電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになった時代において、最適な電力ソリューションを提供する小売電気事業者です。同社の主要事業は電力売買事業と発電事業であり、小売電気事業者登録番号A0349を取得しています。個人・法人を問わず、家庭や商店を含む全ての電力利用者を対象に、日本全国(沖縄・離島を除く)の主要電力管轄エリアでサービスを展開しています。具体的な電力サービスとしては、「エフエネでんきバリュープラン」や「エフエネホーム・ライトプラン」など多様なプランを提供しており、電力を使えば使うほどお得になる料金体系が特徴です。既存の送配電網を利用するため電気の品質はそのままに、簡単な手続きで切り替えが可能であり、特別な工事や費用負担が不要という強みを持っています。さらに、同社は電力サービスに付随する豊富なオプションサービスも提供しています。「エフエネlifeサポート」では優待サービス「エフエネClubOff」を、また「エフエネ生活サポートパック」では24時間かけつけサービス、遠隔サポート、Dr.HomeNetをパッケージ化して提供。その他、通信端末の訪問サポートや修理費用保険、クラウドバックアップを含む「エフエネ安心サポート」「エフエネ安心サポートプラス」、長期利用で電気料金が割引になる「長期割サービス」、電気料金の支払いでポイントが貯まり電気料金に充当できる「エフエネポイント」など、顧客の生活を多角的に支援するサービスを展開しています。加えて、他社との協業による「エフエネコラボプラン」として、「アジュバンてんぽ電気」「エコパックプラス」「オーリック電気プラス」「トップでんき」「プロエネ」「TakeMeでんき」「オフィスでんき119エフエネ供給」「りてるでんき」など、多様なニーズに応えるプランも提供し、顧客基盤を拡大しています。同社はエネルギーの新たな価値創造を通じて社会貢献を目指しており、2023年3月期には売上高230億円を達成するなど、着実に事業を成長させています。
株式会社原子力エンジニアリング
総資産 81億円(2026/03)
株式会社原子力エンジニアリングは、原子力発電所の建設から運転・保守、そして廃止措置に至るまで、一貫した総合エンジニアリングサービスを提供する企業です。同社は関西電力と原子燃料工業を母体とし、長年にわたり培ってきた「開拓者精神」と「現場オペレーションに精通した技術力」を強みとしています。 主要な事業として、まず「解析サービス本部」では、取替炉心設計を中心とした炉心解析、耐震・構造・流体解析といった高度な解析サービスを提供し、プラントデータの収集・監視・分析を通じて技術ソリューションを提供することで、原子力発電所の安全で効率的な運転に貢献しています。特に安全技術グループは、確率論的リスク評価の高度な解析能力とプラント挙動解析技術を駆使し、リスク評価・安全評価、調査・分析、さらには教育訓練まで幅広いサービスを展開。システム技術グループは、デジタルトランスフォーメーション推進やAIなどの先端情報技術を活用したソフトエンジニアリング技術により、運転データ収集や業務支援システムの開発・保守・改修、サイバーセキュリティ強化にも取り組んでいます。 次に「プラントサービス本部」では、発電所の安全性向上と厳格な規定遵守を支援するため、ハードウェアとソフトウェアの両面から総合的なエンジニアリングサービスを提供しています。プラント運営グループは高度な発電所運営支援技術と関連情報を基に保全業務を担い、プラント診断グループは国内外の最新技術情報を把握し、検査、放射線計測、評価に関する優れた技術力で蒸気発生器の非破壊検査(SG検査)などを実施。施設エンジニアリンググループは、原子力発電所の施設に関する高度なエンジニアリング技術を活かし、全国の電力会社に対し、建設から運営、廃止措置までの長期・大型プロジェクトをトータルかつ継続的に支援しており、高経年化に関わる審査業務も手掛けています。 同社は、1985年の設立以来、日常炉心管理、取替炉心設計、蒸気発生器伝熱管定期検査、確率論的リスク評価モデル整備、高経年プラント技術評価支援、新規制基準対応支援、MOX炉心設計、使用済燃料キャスク検査など、多岐にわたる実績を積み重ねてきました。顧客は11電力会社および電力関係会社、日本原燃、電力中央研究所、原子力規制庁、原子力安全推進協会等の電力関連組織、福島県、大学等官公庁関連と広範にわたります。常に国内外の先進技術をリサーチし、現場への適用検討を行うことで、最新のソリューションを提供し、電力の安定供給と原子力安全に貢献するビジネスモデルを確立しています。
九電ネクスト株式会社
総資産 80億円(2024/03)
九電ネクスト株式会社は、九州電力グループの一員として、エネルギーに関する多様な事業を展開し、お客さまの課題解決と持続可能な社会の実現に貢献しています。同社の主要事業は、エネルギーサービス事業、小売電気事業、省エネコンサルティング事業、そして九州電力からの受託業務の4本柱です。 エネルギーサービス事業では、商業施設、医療・福祉施設、ホテル、事務所、工場など幅広い法人顧客に対し、空調設備や受変電設備といったエネルギー供給設備の最適システム提案から設計、施工、所有、運転、保守管理までをワンストップで提供しています。特に、初期投資ゼロでクリーンな電力を導入できる太陽光PPAサービスは、脱炭素化を目指す企業から高い評価を得ており、福岡空港貨物地区への導入実績もあります。このサービスでは、お客さまの建物屋根などに太陽光発電設備を設置し、発電されるクリーンな電力を提供、設備の所有・保守管理は同社が行い、お客さまは発電量に応じたサービス料金を支払うモデルです。 小売電気事業では、2025年4月に九電みらいエナジーから事業を承継し、ご家庭向けには電気ご使用量に応じてマイルや各種ポイントがたまる料金プランを、法人向けにはご契約の規模やご使用状況に応じた最適な料金プランを提供。環境を大切にするお客さまのニーズに応え、環境に優しい電気にも対応しています。 省エネコンサルティング事業では、省エネを推進したい、省エネ法への対応に課題を抱える法人や自治体に対し、エネルギー使用状況の収集・分析から改善提案、計画策定までを一括支援。省エネ診断・最適設備提案、中長期計画書や定期報告書作成を支援する省エネ法対応支援、クラウドでエネルギーデータを集約・可視化する「Ene-SUM®」、快適性を維持しつつ省エネ・省コストを実現する空調自動制御サービスなどを提供しています。2025年5月には、省エネルギーサービス「ecoRAMDAR(エコランダー)」も開始しました。 九州電力からの受託業務としては、九州全域で個人・法人顧客へのソリューション営業、オール電化や九電スマートリースの提案、電気料金の請求・問い合わせ対応、契約申込受付、営業所運営などを担い、地域に密着したサービスを提供しています。同社は、長年培ってきた技術力とノウハウ、地域との強固な繋がりを活かし、「エネルギーのベストパートナー」として、カーボンニュートラル実現に向けた最適な価値提供と九州の発展に貢献しています。
関西国際空港熱供給株式会社
総資産 78億円(2025/03)
関西国際空港熱供給株式会社は、関西国際空港島内において、24時間365日体制で地域冷暖房システムを通じた冷熱・温熱(冷水・蒸気)の供給を主要事業としています。同社は、旅客ターミナルビル、ホテル、鉄道駅、貨物施設など、空港機能を支える多数の建物に対し、冷暖房用の熱源を効率的かつ安定的に提供することで、快適で環境にやさしい空港づくりに貢献しています。 同社の地域熱供給システムは、ボイラー、冷凍機、蓄熱槽などの熱源製造機器を熱供給プラントに集約し、効率のよい大型熱源設備を用いることで、個々の建物で熱源設備を設置する方式に比べて省スペース化を実現しています。また、大気汚染や公害を防止し、温室効果ガスを低減させるなど、環境負荷の低減に大きく貢献しています。同社は、省エネルギー、エネルギーの面的利用、未利用・再生可能エネルギーの活用、情報ネットワークを活用した需要・供給側を連携した最適運転管理を強みとしています。 特に、同社は関西国際空港島内唯一のエネルギー会社として、関西エアポートグループ全体の脱炭素化を牽引する重要な役割を担っています。供給信頼性を維持するため、2011年度以降、中央プラントシステム改良工事や南プラントシステム改良工事など、大規模な機器更新を計画的に実施しており、電動ターボ冷凍機、炉筒煙管ボイラー、氷蓄熱システム、高効率吸収冷凍機、空冷ヒートポンプチラー、低GWP冷媒ターボ冷凍機といった最新の高効率機器を導入しています。これにより、総合エネルギー効率は2010年以前の0.60程度から2024年度には0.88に向上し、省エネ法の事業者クラス分け評価制度でAランクを取得する実績を上げています。 環境への取り組みとしては、業務用車両のZEV転換、冷却塔ファンのインバータ化、空冷ヒートポンプチラーの導入による上水使用量の削減、オンサイト型PPA方式による太陽光発電電力の活用(Sora×Solar®)など、多岐にわたる施策を展開しています。太陽光発電を熱供給分野で本格的に活用する事例は全国的にも珍しく、先進的な取り組みとして注目されています。さらに、AI・IT技術を活用したプラント運転高度化プロジェクト「KHC HEAT DX」を推進し、電力の見える化や需要予測に基づく運転最適化を通じて、将来的には高度な自動化を目指しています。これらの取り組みにより、同社のCO2排出係数は温対法で定められた基準値を大きく下回っており、持続可能な社会の実現に貢献しています。
西池袋熱供給株式会社
総資産 77億円(2025/03)
西池袋熱供給株式会社は、西池袋地区において地域冷暖房事業を展開する東武グループの一員です。同社は、特定のプラントで冷暖房・給湯等に利用する冷水や蒸気を集中的に製造し、供給導管を通じて24時間365日、安定的に供給する都市エネルギー供給システムを提供しています。このシステムは、ホテルメトロポリタン、東京芸術劇場、東武百貨店、メトロポリタンプラザビル、東京地下鉄副都心線池袋駅などの事業用ビル、商業用ビル、公共施設、文化施設といった多様な顧客に利用されており、各ビルの個別熱源設備が不要となるため、顧客は運転管理のための専門要員や設備費用を削減でき、空いたスペースを有効活用できるほか、ビルの資産価値向上や安全性の確保といったメリットを享受できます。 同社の地域冷暖房システムは、熱源集約による省エネルギー効果と高い環境貢献を強みとしています。都市ガスを燃料とする炉筒煙管式蒸気ボイラーと電気による電動ターボ冷凍機を組み合わせた高効率な熱供給システムを構築し、COP0.95を達成するなど、一次エネルギー使用量やCO2排出量の大幅な削減に成功しています。また、大気汚染防止、ヒートアイランド現象の抑制、都市美観の向上にも寄与し、災害時には蓄熱層の水を防災用水として利用できるなど、安全な街づくりにも貢献しています。東京都からは「低炭素熱」供給事業者や「優良特定地球温暖化対策事業所(準トップレベル事業所)」として認定されており、環境負荷低減への積極的な取り組みが評価されています。さらに、オゾン破壊係数ゼロ・地球温暖化係数1未満の新冷媒HFO-1234ze(E)を採用した高効率ターボ冷凍機への更新を進めるなど、常に最新技術を導入し、持続可能な社会づくりに貢献しています。地域に密着したネットワークを活かし、「池袋エリアプラットフォーム」への入会を通じて、池袋の魅力向上や活性化、持続可能なまちづくりにも積極的に参画しています。
新宿南エネルギーサービス株式会社
総資産 74億円(2025/03)
新宿南エネルギーサービス株式会社は、新宿南口エリアにおいて地域冷暖房システムによるエネルギー供給事業を展開しています。同社は、冷水、温水、蒸気等の熱エネルギーを、西エネルギーセンターと東エネルギーセンターの2つのプラントで集中的に生成し、配管を通じてエリア内のオフィスビル、商業施設、ホテル、病院、駅、バスターミナルなどの多様な大型建築物に24時間365日安定して供給しています。このシステムは、各建物が個別に熱源設備を設置するよりも省エネルギー、経済性、環境面で優れており、CO2排出量の削減やヒートアイランド現象の緩和に貢献しています。また、コージェネレーションシステムや氷蓄熱設備、ブラインターボ冷凍機などの先進技術を導入し、電力負荷の平準化やエネルギーのベストミックスを実現することで、高効率かつ低炭素型の熱供給を追求しています。2020年には東西プラントを導管で接続し、一体的な運用による効率向上とBCP(事業継続計画)機能の強化を図りました。同社は、熱供給事業に加えて、建設業法に定める管工事業務や不動産の管理業務も手掛けており、新宿南口エリアの快適な都市環境づくりと持続可能な社会の実現に貢献しています。顧客は百貨店、複合ビル、ホテル、オフィス、病院など多岐にわたり、安定供給、安全性向上、スペース有効活用、資産価値向上といったメリットを提供しています。
株式会社エコログ
総資産 72億円(2025/03)
株式会社エコログは、電気・都市ガス・プロパンガスの供給を主力事業とするエネルギー事業者です。同社は個人家庭から大手法人まで幅広い顧客層に対し、それぞれの使用用途に合わせた最適なエネルギープランを提案し、月々の料金最適化を支援しています。電気とガスをまとめて契約することでさらにお得になるプランも提供しており、切り替え後も従来の品質を維持できる点が強みです。供給エリアは電気においては全国、都市ガスは愛知県、岐阜県、三重県の一部地域、LPガスも全国をカバーしています。 同社のビジネスモデルは、親会社である東証プライム上場企業・株式会社光通信のストックビジネスを軸とした多角的な事業展開を背景に、安定した収益基盤を築いています。設立5年で売上100億円を超える成長を遂げており、代理店やアライアンス先企業との強固なパートナーシップ構築を通じて事業拡大を図っています。 エネルギー事業に加え、集合住宅向けにWi-Fi無料サービス「SmartBB」を提供しています。これはマンション・アパートのオーナー様向けに、壁埋め込み型Wi-Fiアクセスポイントの設置、入居者への情報発信機能、インターネット設備の保守無償、専用サポートセンター運営などを通じて、物件の差別化と入居者満足度向上に貢献するサービスです。入居者にとって「インターネット無料」は8年連続で人気の設備ランキング1位を獲得しており、同サービスの需要の高さを示しています。 さらに、オフィスや店舗向けの「設備メンテナンスサービス」も展開しており、厨房設備、給排水・水回り、電気設備、内外装、空調設備、自動ドア、清掃など多岐にわたるメンテナンス対応に加え、24時間365日全国対応の緊急駆け付けサービス、業務用安全確認点検を提供しています。「設備メンテナンスサービス+」では、特典として設備補償サービスも付帯し、法人顧客の事業継続を強力にサポートしています。同社は「あったらいいなを創造する」というビジョンのもと、デジタル活用による新しい価値創出やSDGsへの積極的な取り組みを通じて、持続可能な社会の実現にも貢献しています。
MCリテールエナジー株式会社
総資産 72億円(2026/03)
MCリテールエナジー株式会社は、三菱商事、中部電力ミライズ、ローソンが出資する電力小売事業者として、2016年4月に「まちエネ」ブランドでサービスを開始しました。同社は、一般家庭から商店、さらには24時間稼働するローソン店舗を含む数千ヵ所の法人顧客に対し、安定した電力供給を行っています。主要な事業内容は電力小売事業に加え、VPP事業やTPO事業なども展開しています。提供する料金プランは多岐にわたり、電気料金の節約を重視した「きほんプラン」や「かんたんプラン」、環境意識の高い顧客向けの「CO2フリープラン」や「きほんCO2フリープラン」では非化石価値証書を活用し実質的なCO2排出量ゼロの電気を提供しています。また、電気自動車(EV・PHEV)オーナー向けの「毎晩快適充電プラン」や「デイタイムバリュープラン」、太陽光発電の固定価格買取期間満了を迎えた顧客向けの「卒FIT買取サービス」など、多様なライフスタイルやニーズに応じたプランを用意しています。同社の強みは、電気料金の節約効果、毎月ローソンの無料クーポンやPontaポイントが貯まる特典、そして長年の実績に裏打ちされた安心感のある電力供給です。さらに、契約手数料や工事費、解約手数料が原則無料であり、切り替え手続きも簡単に行える点も顧客から選ばれる理由となっています。電力供給エリアは東北、東京、中部、関西、四国、中国の各電力エリア(離島を除く)に及び、幅広い地域でサービスを展開。また、電力サービスに加えて、食事宅配、家具・家電レンタル、知育玩具レンタル(ToySub!)、モバイルWi-Fiといった提携サービスを「まちエネ特典」として提供し、顧客の暮らしを多角的にサポートしています。
株式会社福岡エネルギーサービス
総資産 70億円(2026/03)
株式会社福岡エネルギーサービスは、「環境と快適さの共存をめざして」を経営理念に掲げ、福岡市を拠点に地域熱供給事業、電力の供給、および熱供給設備の運営・メンテナンス受託を主要事業として展開しています。同社の核となる地域熱供給事業は、一箇所または数箇所のプラントで製造した冷水、温水、蒸気を地域導管を通じて複数の建物に供給し、冷暖房や給湯に利用するシステムです。これは電気、ガスに次ぐ公益事業として位置づけられており、シーサイドももち地域、天神地域、下川端地域といった福岡市内の主要エリアでサービスを提供しています。 同社の地域熱供給は、都市の省エネルギー化、電力負荷平準化、ヒートアイランド対策、大気汚染防止、CO2排出量削減といった社会的メリットに加え、都市防災機能の向上や都市景観の向上にも貢献しています。顧客に対しては、エネルギーの集中コントロールによる安定供給、設備スペースの有効利用、有資格技術者や運転管理要員の省力化、建設費や契約電力の削減といったメリットを提供。特に、個別空調と比較して平均約18%の省エネルギー効果を実現しており、環境負荷低減とコスト削減を両立させています。熱源には電気やガスに加え、海水や清掃工場排熱などの未利用エネルギーも活用し、効率的な熱製造と供給を行っています。同社は24時間365日体制で運転監視を行い、設備の定期点検・保守、複数台の設備保有により、万一の事故にも万全の備えをすることで、高い安定性と信頼性を確保しています。
By Prefecture
都道府県別の分布
電力業界の上位 10 都道府県の構成と代表企業
- 東京都32%
- 福岡県7%
- 大阪府7%
- 愛知県6%
- 北海道4%
- 広島県3%
- 神奈川県3%
- 茨城県3%
- 長野県2%
- 千葉県2%
- その他32%
東京都
142社
東京電力ホールディングス株式会社
千代田区代表企業
9.2兆円
福岡県
31社
九州電力株式会社
福岡市中央区代表企業
4.9兆円
大阪府
31社
関西電力株式会社
大阪市北区代表企業
8.1兆円
愛知県
25社
中部電力株式会社
名古屋市東区代表企業
4.8兆円
北海道
17社
北海道電力株式会社
札幌市中央区代表企業
2.0兆円
広島県
12社
中国電力株式会社
広島市中区代表企業
4.0兆円
神奈川県
11社
株式会社シグマパワー有明
川崎市幸区代表企業
213億円
茨城県
11社
鹿島北共同発電株式会社
神栖市代表企業
299億円
長野県
10社
ICT伊那みらいでんき株式会社
伊那市代表企業
1.9億円
千葉県
9社
株式会社千葉袖ケ浦パワー
袖ケ浦市代表企業
134億円
Within エネルギー・環境
エネルギー・環境内での位置づけ
エネルギー・環境全体 (11,141社) に占める 電力 の割合と、同大分類の他業界
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