物流・運輸
事業領域
郵便事業、宅配便、バイク便
業界の特色
郵便・宅配は物流・運輸の中分類で、業界分類済の513,527社中335社 (0.07%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは126位)。東京都を中心に39%が集まり、上場6社・大企業48社の層を持ちます。単体総資産は中央値22億円に対し最大は6.0兆円と2,706倍超の階層差があり、トップ企業が業界規模を大きく押し上げています。直近1年の雇用は拡大基調 (拡大39% / 縮小29%) で推移しています。売上判明10社では上位5社が売上の98%を占める寡占的な構造です。業界平均年収は約415万円。
集計は 単体決算 ・厚生年金被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
335社
6社 (1.8%)
48社
東京都
131社 (39.1%)
企業数
335社
上場社数
6社
上場ROE中央値
9.4%
上場企業実績
上場平均年収中央値
754万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
上場5社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
郵便・宅配業界は郵便物の構造的縮小とEC荷物の拡大という二極分化が加速しており、日本郵便の郵便・物流取扱数量は年率5%前後で減少を続ける一方、ゆうパック・ゆうパケットは増加しEC物流が業界全体の成長エンジンとなっている。人件費・集配運送委託費の膨張(日本郵便の人件費は9,682億円→10,177億円、集配運送委託費+518億円)が増収効果を相殺する低採算構造が定着しており、日本郵便の郵便・物流セグメントは慢性的な赤字圧力下にある。業界各社の対応戦略は大きく分岐し、日本郵政は金融2社の利益で郵便物流赤字を補填するコングロマリットモデルを維持、SGホールディングスはMorrison社グループ化でグローバル物流を強化、丸和ホールディングスはAIテック企業との提携で国内高収益化を図る。中小規模では、ディーエムソリューションズがDM発送基盤をEC物流「ウルロジ」(前年比+43%成長)へ転換し、ひとまいるが酒類配送から地域配送プラットフォームへの事業再編を進めるなど、既存インフラの転用・開放が共通テーマとなっている。2025年6月の日本郵便に対する一般貨物許可取消処分(年65億円超のコスト増)が示すようにオペレーショナルリスクも顕在化しており、2027/3期の日本郵便連結は営業損益△790億円の赤字転落が見通しとして開示されている。
郵便物需要はデジタル化と人口減少により毎年5%前後縮小(2026/3期:郵便1兆1,751百万通、ゆうメール3,174百万個、前年比-5.0%)する一方、EC通販向け物流センター需要は旺盛で、ディーエムソリューションズは八王子第6フルフィルメントセンターを開設し5拠点体制へ拡充した。業界全体でEC物流が成長エンジンとなり、大手から中小まで事業ポートフォリオのEC物流シフトが進んでいる。コスト面では人件費・集配運送委託費の上昇が全社に共通する課題で、日本郵便では増収926億円に対し営業費用も増加し郵便・物流セグメントの営業利益はわずか4億円の薄黒字に留まった。DM発送市場はEC・デジタルシフトの影響で縮小が続く一方、ディーエムソリューションズが試算する札幌地域だけで年間約3,000万通・約30億円の未開拓市場が残存するなど地域的なポテンシャルにも差異がある。結果として業界の規模拡大は事実上EC物流への転換速度と連動しており、郵便・DM特化型の事業者ほど構造的な転換圧力にさらされている。
日本郵政はJPトナミグループの連結子会社化で総合物流企業への転換を進めつつ、ゆうちょ銀行(金利上昇で2027/3期経常利益+1,958億円)・かんぽ生命の金融2社の利益で郵便物流の構造的赤字を補填するコングロマリットモデルを堅持する。SGホールディングスはMorrison社の早期グループ化でグローバル物流を強化し越境ECを主成長ドライバに据えるが、エクスポランカ社の業績悪化を受けてフォワーディング事業へのリソース集中という戦略修正を余儀なくされている。丸和ホールディングスは東大発AIテック企業JDSCと資本業務提携を締結し、輸配送DX・AI効率化で「高収益企業づくり」を軸に国内物流の価格改定・業務標準化・グループシナジー強化を進める。ディーエムソリューションズはDM発送・フルフィルメントを基盤に、EC物流「ウルロジ」・デジタルマーケティング・越境EC・高度外国人材紹介(オリジネーター完全子会社化)へと多角化し、リアル×ネット複合のソリューションカンパニーへの脱皮を目指す。ひとまいるは自社配送網を有償配送(他人物配送)として開放し、ミクリードとの資本業務提携による食材等の商材拡大とB2B受注プラットフォーム構築で脱酒類専業を図る。
業界最大のリスクは郵便物の構造的減少であり、日本郵便の2027/3期連結予想は営業損益△790億円・経常損益△830億円と赤字転落が確定的な見通しとして開示されている。これに加え2025年6月の一般貨物自動車運送事業の許可取消処分(点呼業務不備)による集配運送委託費の年65億円超増加が追い打ちをかけ、日本郵便は2026/3期の業績予想を経常利益10,200億円→9,600億円へ下方修正した。コスト構造面では人件費・委託費の上昇が全社共通の課題で、価格転嫁の進捗が遅れた企業ほど利益圧迫が深刻となる。SGホールディングスはエクスポランカ社の業績悪化でグローバル物流の収益貢献が不安定化し、フォワーディングへの集中という事業転換を余儀なくされる。ディーエムソリューションズはAIオーバービュー等の影響でバーティカルメディアのSEOが低下し、高利益率の自社メディア事業の収益性が脅威にさらされており、対策施策を構築中。ひとまいるは成人人口減少×酒類消費減少という二重の構造的逆風に加え、事業再編システム投資が通期計画約900百万円規模で発生し、移行コストが利益を圧迫している。
日本郵政は「JP ビジョン2025+」のもと2026/3期に連結当期純利益7,434億円(前期比+24.0%)を達成し、2027/3期は経常利益1兆1,700億円・当期純利益3,800億円を見込むが、その実体はゆうちょ銀行の金利上昇恩恵(2027/3期当期純利益+1,344億円)が郵便物流の赤字を補填する複合構造であり、事業単体の採算改善とは切り離して評価する必要がある。SGホールディングスはMorrison社連結取り込みにより2026/3期予想を営業収益16,530億円・営業利益920億円へ上方修正し、M&Aが財務数値を牽引している。丸和ホールディングスは2026/3期に売上高2,200億円・営業利益119億円(前期比+8.6%)を計画し、中計2028でDX推進と価格転嫁を組み合わせた高収益化を進める。ひとまいるは2028/3期に売上高1,700億円・営業利益40億円(3ヵ年CAGR 各8%・30%)、さらに2030/3期に2,300億円企業への飛躍を目標として開示し、累進配当方針を明示している。ディーエムソリューションズは2027/3期に売上高275億円・営業利益11億円(前期比+17.2%)という高い増益率を計画し、ウルロジ拡大とオリジネーターとのシナジーで収益多角化を進める小規模高成長路線を採る。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
会社名・本社・上場区分・従業員数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 従業員数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 日本郵便株式会社 | 東京都 | 上場 | 121,455人 | — |
| 2 | ヤマト運輸株式会社 | 東京都 | 非上場 | 109,452人 | 1.6兆円 |
| 3 | 佐川急便株式会社 | 京都府 | 非上場 | 46,616人 | 1.1兆円 |
| 4 | 株式会社流通サービス | 埼玉県 | 非上場 | 3,904人 | — |
| 5 | 日本郵便輸送株式会社 | 東京都 | 非上場 | 3,483人 | — |
| 6 | 株式会社ホームロジスティクス | 北海道 | 非上場 | 3,227人 | — |
| 7 | アートセッティングデリバリー株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,094人 | — |
| 8 | フェデラルエクスプレスジャパン合同会社 | 千葉県 | 非上場 | 1,923人 | 192億円 |
| 9 | 株式会社パルライン | 東京都 | 非上場 | 1,788人 | — |
| 10 | 株式会社トラストシップ | 埼玉県 | 非上場 | 1,583人 | — |
| 11 | ディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,461人 | — |
| 12 | NXキャッシュ・ロジスティクス株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,417人 | 695億円 |
| 13 | 沖縄ヤマト運輸株式会社 | 沖縄県 | 非上場 | 1,199人 | — |
| 14 | 株式会社アシスト | 東京都 | 非上場 | 1,179人 | — |
| 15 | イオンネクストデリバリー株式会社 | 千葉県 | 非上場 | 1,046人 | — |
| 16 | トランコムDS株式会社 | 愛知県 | 非上場 | 1,016人 | — |
| 17 | 南九州福山通運株式会社 | 鹿児島県 | 非上場 | 941人 | — |
| 18 | ココネット株式会社 | 東京都 | 非上場 | 816人 | — |
| 19 | 株式会社コープムービング | 兵庫県 | 非上場 | 731人 | — |
| 20 | ディーエムソリューションズ株式会社 | 東京都 | 上場 | 658人 | 242億円 |
| 21 | 株式会社スリーエス・サンキュウ | 東京都 | 非上場 | 647人 | — |
| 22 | SGホールディングス株式会社 | 京都府 | 上場 | 533人 | 403億円 |
| 23 | 株式会社ロジカル | 東京都 | 非上場 | 533人 | — |
| 24 | 株式会社パルシステム・イースト | 茨城県 | 非上場 | 495人 | — |
| 25 | SBS即配サポート株式会社 | 東京都 | 非上場 | 426人 | — |
| 26 | 北海道郵便逓送株式会社 | 北海道 | 非上場 | 424人 | — |
| 27 | 株式会社地区宅便 | 東京都 | 非上場 | 386人 | — |
| 28 | ユーピーエス・ジャパン株式会社 | 東京都 | 非上場 | 360人 | — |
| 29 | JPビズメール株式会社 | 東京都 | 非上場 | 339人 | — |
| 30 | 株式会社ひとまいる | 東京都 | 上場 | 312人 | 50億円 |
従業員数は社会保険加入者数(単体)です。
Industry Metrics
郵便・宅配に関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
宅配便取扱個数(全国・トラック+航空計)
年次+0.5%前年
宅配便取扱個数(トラック運送+航空等利用運送の合計)。各年度版MLIT報道発表本文より。令和2年度=48億3647万個、令和3年度=49億5323万、令和4年度=50億588万(初の50億突破)、令和5年度=50億733万、令和6年度=50億3147万個(前年度比+0.5%)。宅配便運賃を届け出る全事業者の集計。date=年度末。
出典: 国土交通省 宅配便・メール便取扱実績官公庁
メール便取扱冊数(全国)
年次-7.3%前年
メール便取扱冊数。各年度版MLIT報道発表本文より。令和2年度=42億3870万冊、令和3年度=42億8714万、令和4年度=40億3223万、令和5年度=36億1008万、令和6年度=33億4477万冊(前年度比-7.3%)。クロネコDM便の郵便局集配移行等で近年大幅減。メール便運賃を届け出る全事業者の集計。date=年度末。
出典: 国土交通省 宅配便・メール便取扱実績官公庁
日本郵便 郵便物 引受物数(全国)
年次2024年度(令和6年度)の日本郵便の郵便物引受物数=125億6607万通(前年度比-7.5%)。日本郵便1社の引受物数(他事業者を含まない)。総物数(郵便物+荷物)は169億287万通(前年度比-3.2%)。(推計値)
出典: 日本郵便『郵便物・荷物の引受物数』民間
日本郵便 荷物 引受物数(ゆうパック等・全国)
年次2024年度(令和6年度)の日本郵便の荷物(ゆうパック・ゆうメール・ゆうパケット等)引受物数=43億3680万個(前年度比+11.7%)。日本郵便1社分。ゆうパックは+2.1%、ゆうパケットは+16.1%。(推計値)
出典: 日本郵便『郵便物・荷物の引受物数』民間
宅配便取扱個数 トラック運送分
年次+0.2%前年
各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
9.4%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
61.8%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.06回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
754万円
有報の平均年間給与
平均従業員数(中央値)
315名
有報の従業員数
上場5社の実績中央値(平均年収は有報開示5社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
74.4%
売上原価 / 売上高
営業利益率
5.3%
営業利益 / 売上高
経常利益率
6.5%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.63回
売上高 / 総資産
平均年収
415万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
59.2%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
807万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『運輸業、郵便業(集約)』(大分類平均・2024年度)
参照: 財務省 法人企業統計『運輸業、郵便業(集約)』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
郵便・宅配で上場している 6社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 従業員規模 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と従業員数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
22億円中央値
中央 50% が 5.4億円 〜 95億円 の規模 ・ 最大 6.0兆円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の従業員数を比較できる企業の増減
業界は 拡大基調(平均 +25.9%)
雇用拡大 39%・縮小 29%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
郵便・宅配を含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『運輸業、郵便業(集約)』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 80.0% | 8.6% | 0.39回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 77.3% | 4.8% | 0.79回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 72.7% | 2.5% | 1.24回 |
| 1千万円未満 | 46.1% | 1.6% | 1.32回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
郵便・宅配を含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『運輸業、郵便業(集約)』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 98.1%
郵便・宅配で売上判明 10 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
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郵便・宅配の企業の直近の動き
Uber Eats Japan合同会社
2026/07Uber Eats Japan、全国展開加速と「お店と同じ価格」導入の1年
Uber Eats Japanは直近1年で東北・北海道・四国・九州など15県以上でサービス開始、2026年3月には「お店と同じ価格」を全国約1万8千店舗で導入。従業員数は16ヶ月で約50%増加し262名へ。
株式会社NEXT DELIVERY
2026/07NEXT DELIVERYの直近1年 - ドローン物流社会実装と人材育成
NEXT DELIVERYは九州物流展への出展やSkyHubトレーニングセンター開設、物流パートナーシップ表彰受賞、ドローン実運用デモ開催など多岐にわたる活動を展開しました。
Lalamove Japan株式会社
2026/07Lalamove Japanの配送サービス拡大と欧州進出
Lalamove Japanは、関東・関西でのバイク便サービス拡大、大型配送開始、ドイツ進出など配送事業を急速に拡大しています。
Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
ヤマト運輸株式会社
売上 1.6兆円(2025/03)
ヤマト運輸株式会社は、日本を代表する総合物流企業として、多岐にわたる輸送サービスと関連事業を展開しています。同社の核となるのは、1976年に開始された小口貨物特急宅配システム「宅急便」であり、以来、全国規模での迅速かつ丁寧な配送を実現し、個人から法人まで幅広い顧客層の生活とビジネスを支えています。同社は、貨物自動車運送事業を基盤に、鉄道、内航・外航海運、国内・国際航空貨物運送、倉庫業、港湾運送業など、陸海空にわたる総合的な物流ネットワークを構築しています。 宅急便サービスは、顧客ニーズに応じた多様な進化を遂げており、温度管理が必要な「クール宅急便」、スキー・ゴルフ用品や空港への手荷物輸送を専門とするサービス、時間帯指定や当日配送を可能にする「宅急便タイムサービス」、専用資材で手軽に送れる「宅急便コンパクト」、EC事業者向けの柔軟な受け取りオプションを提供する「EAZY」などがあります。また、ポスト投函型の「ネコポス」や「クロネコDM便」、日本郵便との協業による「クロネコゆうパケット」、全国一律料金の「こねこ便420」といったサービスも提供し、荷物のサイズや緊急度に応じた最適な選択肢を提供しています。 個人顧客向けには、事前に配達予定を通知し、受け取り日時や場所の変更、コンビニエンスストアや営業所、オープン型宅配ロッカー「PUDOステーション」での受け取り、さらにはオートロック付きマンションでの「置き配」を可能にする「クロネコメンバーズ」を通じて、利便性の高いサービスを提供しています。スマートフォンアプリやAIオペレータによる集荷依頼など、デジタル技術を活用した顧客体験の向上にも注力しています。 法人顧客向けには、「ヤマトビジネスメンバーズ」を通じて、送り状発行システムやWeb請求書提供サービス、EC事業者向けの総合決済サービス「宅急便コレクト」、返品システムと連携した「デジタル返品・発送サービス」など、ビジネスを支援する多様なソリューションを提供しています。国際物流においては、アジア地域を中心に「国際宅急便」や「国際クール宅急便」を展開し、越境EC事業者向けには「BUYMA YAMATO」のような匿名配送サービスや海上小口輸送サービスも提供しています。 同社は、持続可能な物流の実現にも積極的に取り組んでおり、「ネコロジー」を合言葉に、EVトラックや燃料電池大型トラックの導入、路面電車や路線バスを活用した「客貨混載」、共同配送の推進、再生可能エネルギーを活用した営業所の運営など、環境負荷の低減に貢献しています。また、安全・エコナビゲーションシステム「See-T Navi」の導入や、ドローンを活用した医薬品輸送の実証実験、自動運転社会を見据えた「ロボネコヤマト」プロジェクトなど、先進技術の導入にも意欲的です。創業100年を超える歴史の中で培われた強固なネットワークと顧客基盤、そして常に変化に対応し、新たな価値を創造し続ける姿勢が、同社の最大の強みと言えます。
佐川急便株式会社
売上 1.1兆円(2026/03)
佐川急便株式会社は、SGホールディングスグループの中核企業として、宅配便事業を主軸に、多様な物流サービスを提供する総合物流企業です。1957年の創業以来、「飛脚の精神」を企業理念に掲げ、顧客の荷物に込められた「想い」も届けることを使命としています。同社は、個人顧客向けには、標準的な宅配便サービスに加え、冷蔵・冷凍品を扱う飛脚クール便、日時指定配送、集荷依頼、再配達依頼、指定場所への置き配サービスなどを提供しています。また、旅行者向けには、手荷物の一時預かりやホテル・空港への当日配送を行う「SAGAWA Hands-Free travel」サービスを展開し、手ぶらでの観光やビジネスを支援しています。 法人顧客に対しては、国内輸送から国際輸送まで、幅広い物流ニーズに対応するソリューションを提供しています。具体的には、荷物の量や種類に応じた最適な車両を手配するチャーターサービス(TMS)、国際輸送サービス、クロスボーダーECの効率化コンサルティング、さらには都市再開発プロジェクトにおける館内物流管理や高層マンション居住者向けのインビルディング物流サービスも手掛けています。SGホールディングスグループの専門チーム「GOAL (Go Advanced Logistics)」を通じて、輸送、倉庫管理、IT、決済、国際物流といった機能を統合し、顧客の経営課題解決に貢献する包括的なワンストップ物流ソリューションを設計・提供しています。 同社は、物流業界が直面する労働力不足やコスト増加、環境規制強化といった「2024年問題」「2030年問題」に対応するため、「持続可能な物流」の実現に向けた取り組みを強化しています。AI搭載荷積みロボットの導入による効率化、長距離フェリーを活用したモーダルシフト推進、スワップボディ車の活用によるドライバーの長時間労働改善、そして「Smart Club」を通じた再配達削減など、多角的なアプローチで物流インフラの安定維持と品質向上に努めています。また、地域に密着した「セールスドライバー®」が、単なる荷物配送に留まらず、地域の「歩く地図」として道案内を行ったり、高齢者の異変を察知して救助に繋げたりするなど、地域社会の安全・安心にも貢献しています。
日本郵政株式会社
上場売上 1,994億円(2026/03)
日本郵政株式会社は、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険などを傘下に持つ日本郵政グループの持株会社であり、グループ全体の経営戦略策定を主要な事業内容としています。同社グループは、郵便・物流、貯金、保険といった多岐にわたるサービスを全国津々浦々のネットワークを通じて提供し、地域社会と人々の暮らしを長年にわたり支えてきました。特に、全国約24,000の郵便局を拠点としたユニバーサルサービスの提供は、同社グループの最大の強みであり、地域に根ざした活動を通じて顧客の信頼を獲得しています。 中期経営計画では、「総合物流」「総合金融」「生活サポート」の三つの領域を強化する「共創プラットフォーム」の深化を目指しています。具体的には、物流分野ではコントラクト事業等への領域拡大により海外から国内エンドユーザーまで一貫したサービスを提供する「総合物流企業」への転換を図り、ラストワンマイル機能の強化・効率化を進めます。不動産分野では、既存郵便局の不動産事業への転用を加速し、賃貸・分譲・回転型事業等も手掛ける「総合デベロッパー」を目指します。また、郵便局を「地域の生活サポート拠点」として機能拡大させ、地域ニーズに応じたサービス提供と運営の柔軟化により生産性向上を図ります。金融分野では、若年層から現役世代まで幅広い顧客層の多様なニーズに応える商品・サービスを拡充し、「リアル×リモート×デジタル」のチャネルを融合した「総合金融プラットフォーマー」を目指します。 これらの事業を通じて、同社は顧客の人生のあらゆるステージで必要とされる商品・サービスを提供し、社会全体の課題解決と持続的な成長に貢献することを目指しています。また、コンプライアンスとガバナンスの強化を経営の最重要課題と位置づけ、透明性の高い企業運営を徹底しています。
NXキャッシュ・ロジスティクス株式会社
売上 695億円(2025/12)
NXキャッシュ・ロジスティクス株式会社は、ロジスティクスの手法をキャッシュ流通に適用することで、現金処理における無駄を省き、低コスト化と利便性向上を実現するサービスを提供する企業です。同社は、お客様に安全・安心を提供することを最大の使命としています。 金融機関向けには、現金処理をはじめとする現物処理業務を受託し、長年培ったロジスティクスのノウハウを活かしたソリューション提案を通じて業務を最適化します。これにより、金融機関が融資や資産運用といった本来業務に注力できる環境を構築し、経営効率の向上に貢献しています。 一般企業向けには、貴重品輸送で培った豊富なキャリアと、従業員約7,000名、車両約2,500台、約80拠点という業界随一の全国ネットワークを最大限に活用し、多岐にわたるサービスを提供しています。具体的なサービスとしては、売上金管理、オンライン入出金機(CSDサービス)の提供、バッグ集配金、両替金配達、集金・配金オーダー、イベント等売上金回収、金券類管理、貴重品輸送、試験問題輸送などがあります。 同社の強みは、現金管理や人員マネジメントの負担軽減、流動的な人員配置によるコスト削減、そして物流業ならではのノウハウを金融の現場へ投入することによる飛躍的な作業効率の向上です。カーディーラー、多店舗型飲食店、ホームセンター、複合商業施設、ドラッグストア、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、製造業者など、幅広い業種の顧客に対して、売上金の盗難・紛失リスクの排除、スピーディーな一元管理、経理事務の合理化・省力化、両替手数料の削減、高セキュリティレベルでの輸送といった具体的な価値を提供しています。同社は、現金輸送で培った高いセキュリティレベルと、NXグループ全体での一気通貫したサービス提供能力を活かし、顧客の多様なニーズに応えるキャッシュ・ロジスティクスの専門家として、社会のキャッシュ流通を支えています。
SGホールディングス株式会社
上場売上 403億円(2025/03)
SGホールディングス株式会社は、純粋持株会社としてグループ全体の経営戦略策定・管理を担いながら、傘下の事業会社を通じて多岐にわたる総合物流サービスを提供しています。同社グループは、創業以来の「飛脚の精神」を継承し、顧客の多様なニーズに応える「トータルロジスティクス」を強みとしています。 主要事業として、まず「デリバリー事業」を展開しており、佐川急便の飛脚宅配便を中核に、全国を網羅する輸送ネットワークと約20,000人のセールスドライバーを擁しています。法人顧客を中心に、基本の宅配便から冷蔵・冷凍便、メール便、海外航空便まで多様な便種を提供。さらに、チャーターサービスや大型・特殊物輸送、事業所移転、美術品・精密機械輸送、電報類似サービス「VERY CARD」といった付加価値の高い輸送サービスも手掛けています。 次に「ロジスティクス事業」では、国内外の倉庫における保管、検針検品、流通加工から、国際輸送、通関、域内輸送手配までを包括的に提供。中国・東南アジアから欧米、アフリカまで45の国と地域に広がるグローバルネットワークを活用し、3PLサービスやWMSによる効率的な倉庫運営、佐川流通センターによるリードタイム短縮を実現しています。特に、チルド・フローズン食品や医薬品に対応する高度なコールドチェーン物流は同社の強みです。 「グローバル物流事業」では、アジアを中心に広がる国際ネットワークを駆使し、航空・海上貨物輸送、越境EC、フレイトフォワーディング、国際エクスプレスなど、最適な輸送モードを組み合わせた国際一貫物流ソリューションを提供。倉庫保管、検品、物流加工、保税、危険品取り扱い、EC対応など、サプライチェーン全体をサポートしています。 「不動産事業」は、グループの物流事業を支える重要なインフラであり、物流施設の開発、賃貸、管理を主に行っています。既存施設の大規模修繕や再開発を通じて全国の配送インフラを最適化し、マルチテナント型やビルド・トゥ・スーツ型など多様な物流施設を提供。また、物流不動産を対象とした私募リートや私募ファンドの運用も手掛け、資産効率と資金効率を高めています。 最後に「トータルサポート事業」では、物流に附帯する様々な機能を提供し、トータルロジスティクスを支える付加価値を創出しています。具体的には、佐川急便の基幹システム開発・運用・保守、物流のデジタライゼーション推進、グループ内外へのITコンサルティング・システム提供を行うITシステム事業。物流拠点での人材派遣・紹介、業務請負サービス。損害保険代理店業務やトラック燃料販売。さらにはゴルフ場運営や森林育成・保全・管理といった幅広い事業を展開し、グループ全体の競争力強化と顧客への包括的な価値提供に貢献しています。これらの事業を通じて、同社は社会インフラとしての物流を守り、持続的な成長を目指しています。
ディーエムソリューションズ株式会社
上場売上 242億円(2026/03)
ディーエムソリューションズ株式会社は、「ロジスティクス」と「マーケティング」の二つの事業を柱とし、世の中に必要とされるモノと情報を届け、豊かな未来に貢献することを目指しています。同社のロジスティクス事業では、ダイレクトメール(DM)の印刷から発送までを一貫して手掛ける「セルマーケ」を提供し、顧客の販促活動を支援しています。また、EC事業者向けには、商品の保管、ピッキング、梱包、発送、在庫管理までを代行する「ウルロジ」をはじめとするEC物流代行・フルフィルメントサービスを展開しており、三鷹、八王子、日野、国立、大阪、名古屋に複数のメールセンターやフルフィルメントセンターを保有し、全国規模で効率的な物流ソリューションを提供しています。マーケティング事業においては、インターネット広告事業を主軸に、SEOコンサルティング、コンテンツマーケティング、メディアマーケティングといった多角的なデジタルマーケティング支援を提供。特に、WEB集客支援ツール「intimateSEO」やShopify制作代行を通じて、顧客のオンラインビジネス成長をサポートしています。さらに、自社でD2Cブランドの運営も手掛けており、マヌカハニー専門店「BeeMe」、D2Cカーケアブランド「RHET.」、ライフスタイルブランド「pureLi」などを展開。ウォーターサーバーや育毛剤、子育て情報、自動車情報といった多様なジャンルの情報ポータルサイトの運営も行い、幅広い顧客層にリーチしています。近年ではIPビジネスへの参入も発表し、事業領域を拡大しています。同社は、顧客の「課題」や「要望」を深く捉え、最適な「つなぐ」方法を企画・提案し実行することで、効果的かつ効率的なビジネス成長を支援する強みを持っています。
AZ‐COM丸和ホールディングス株式会社
上場売上 67億円(2026/03)
AZ-COM丸和ホールディングス株式会社は、純粋持株会社としてグループ会社の経営管理を主要事業としています。同社グループは「3PL(サードパーティ・ロジスティクス)業界のNo.1企業」を目指し、EC・常温物流、低温食品物流、医薬・医療物流の3つの主要ドメインを中心に事業を展開しています。特に、EC物流においては、アマゾンジャパン合同会社との取引開始を契機に「ECラストワンマイル当日お届けサービス」を立ち上げ、軽貨物車1,000台、ドライバー1,000人をわずか1年で確保するなど、驚異的なスピードで体制を拡充し、グループ全体の売上を牽引する成長の柱となっています。全国に合計11拠点ものEC専用物流センターを新設し、広域での保管・仕分け・配送体制を強化しています。 低温食品物流では、2011年の宇都宮食品物流センター開設を皮切りに、冷蔵状態を保ったまま運ぶチルド配送に本格的に取り組み、温度帯別の保管や仕分け体制を整備。日々の食卓に欠かせない商品の安定供給と品質管理を強化しています。また、「産地直送方式」による物販も本格化させ、全国各地の新鮮な青果物を夕方に集荷し、翌朝には都内のスーパーへ届ける独自の体制を構築し、収穫当日の野菜が店頭に並ぶという成果を生み出しています。医薬・医療物流も主要ドメインの一つとしています。 同社グループは、BCP(事業継続計画)における物流支援事業にも注力しており、一般社団法人「AZ-COMネットワーク」を中心に自治体や企業との災害時支援協定を推進。33都府県、72市区町の合計105自治体と協定を締結し、会員数も約3,000会員まで拡大しています。これにより、災害時のライフライン確保のためのBCP物流を強化・拡大し、強固な物流ネットワークを構築しています。さらに、備蓄品保管の新サービスや避難訓練に必要な資材の輸送など、BCP物流サービスの幅を広げ、「3PL&プラットフォームカンパニー」として物流面からの広域支援を強化しています。 同社の強みは、顧客第一の精神に基づいた「桃太郎文化」と呼ばれる独自の企業文化と、DX実装による3PL事業の省人化・省力化への取り組み、そしてグループネットワーク機能を最大化する輸配送プラットフォームの強化です。M&Aを通じて事業基盤を全国へと拡大し、純粋持株会社体制への移行により、グループ全社が一丸となって相乗効果を生み出し、共に成長していくビジネスモデルを確立しています。
株式会社ひとまいる
上場売上 50億円(2026/03)
株式会社ひとまいるは、2025年7月1日に株式会社カクヤスグループから社名変更し、「物流」を軸とした販売プラットフォーム企業へと事業を再編・進化させています。同社の最大の強みは、自社配送網を活かしたきめ細やかなラストワンマイル配送体制にあり、首都圏、関西、九州に展開する約200箇所以上の配達拠点からサービスを提供しています。繁華街を中心に、年中無休、即日、1時間枠での配達時間指定、ロットの縛りなく商品をお届けするサービスは、他社にはない独自性を持っています。この配送体制と、受注から配送、請求・決済までをワンストップで提供するシステムを社会のプラットフォームとすべく、新たな挑戦を進めています。 具体的には、既存の酒類販売事業に注力しつつも、自社配送網を他人物配送へ拡大し、配送網を持たない様々な企業の商品を即日届けることを可能にしています。これにより、多忙な共働き世帯や外出が難しい高齢世帯など、即日配送ニーズの高い顧客層へのサービス提供を強化しています。また、リターナブル瓶の回収実績を活かし、「届ける」だけでなく「預かる」「戻す」といった循環型物流(2Way型サービス)にも取り組んでおり、修理品の引き取りやクリーニング品の集荷など、多様なビジネスとの連携を模索しています。品揃えの拡充にも着手し、飲食店や個人顧客に対し、酒類、飲料、食品に加え、日用品や生活雑貨を含む幅広い商品群を提供できる体制を整えています。同社の売上構成比は配達関連が87%を占め、そのうち飲食店向けが71%、家庭向け宅配が16%というBtoBとBtoCのハイブリッドモデル「カクヤスモデル」を確立しています。 同社は積極的なM&A戦略も推進しており、乳製品や惣菜などを定期配送する明和物産(現:株式会社ひとSmile)、生鮮食品の宅配業者である大和急送(現:株式会社ひとまいるロジスティクス)をグループに迎え、配送可能な商材の多様化とノウハウの共有を進めています。さらに、福岡県を中心とした業務用酒販店であるダンガミやサンノーをグループに加えることで、祖業である酒類販売においても事業基盤を強化しています。これらの取り組みを通じて、同社は「地域の人々の暮らしのどんな小さな願いも叶えたい」という想いを実現し、独自の配送システムを社会インフラへと発展させることを目指しています。
Packcity Japan株式会社
売上 30億円(2026/01)
Packcity Japan株式会社は、Quadient shippingとヤマト運輸の共同出資により2016年4月7日に設立された、オープン型宅配便ロッカーネットワーク「PUDOステーション」の構築、維持、管理、運用を主要事業とする企業です。同社は「誰もが自由に、いつでも、どこでも、制限なく荷物を送受できる世界」を目指し、PUDOステーションを通じて配送を簡単で利用しやすいものにし、時間や場所の制約から人々を解放することを使命としています。 PUDOステーションは、全国約7,000拠点(2026年3月現在)に設置されており、個人のお客様は無料で24時間365日、非対面・非接触で荷物の受け取りや発送が可能です。ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便、DHLジャパンといった主要宅配事業者の荷物に対応し、Amazon、ZOZOTOWNなどのECサイトや、airClosetなどのレンタルサービス、メルカリ、楽天ラクマなどのフリマ・オークションサイトとも連携しています。 法人顧客向けには、PUDOステーションを多様なサービスに活用するソリューションを提供しています。例えば、ゲオやキャリーオン、ブックオフとの提携による「ついで買取」サービスでは、顧客が不要品をPUDOステーションに預けるだけで発送・買取手続きが完了し、リユース市場の活性化に貢献しています。また、東広島市立高屋図書館では予約図書の24時間受け渡し、アシックスジャパンではECサイト購入商品の店舗受け渡し、チューリップ調剤では処方箋医薬品の受け渡しにPUDOステーションが利用されています。さらに、Bounceとの連携により一時荷物預かりサービスを提供し、JR東日本スマートロジスティクスが展開する「マルチエキューブ」や、株式会社FUJIのスマートロッカーシステム「Quist」にもPUDOステーションの受取機能が導入されるなど、その活用範囲は拡大しています。 同社の強みは、広範なネットワークと、複数の宅配事業者が共用できるオープン型である点です。これにより、再配達の削減、配送効率の向上、物流業界の人手不足への対応、利用者の利便性向上、そしてCO2排出量削減による環境負荷軽減といった「ラストワンマイル問題」を含む社会課題の解決に大きく貢献しています。PUDOステーションは、単なる宅配ロッカーに留まらず、小売店舗の商品受け渡し、買取品の発送、図書館の図書貸し出し、医薬品の受け渡し、バーチャルオフィス利用者の荷物転送など、多岐にわたる事業者のニーズに応える多機能スマートロッカーとして、より便利で柔軟な生活の実現を支えるインフラとなっています。
Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
日本郵政株式会社
上場総資産 6.0兆円(2026/03)
日本郵政株式会社は、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険などを傘下に持つ日本郵政グループの持株会社であり、グループ全体の経営戦略策定を主要な事業内容としています。同社グループは、郵便・物流、貯金、保険といった多岐にわたるサービスを全国津々浦々のネットワークを通じて提供し、地域社会と人々の暮らしを長年にわたり支えてきました。特に、全国約24,000の郵便局を拠点としたユニバーサルサービスの提供は、同社グループの最大の強みであり、地域に根ざした活動を通じて顧客の信頼を獲得しています。 中期経営計画では、「総合物流」「総合金融」「生活サポート」の三つの領域を強化する「共創プラットフォーム」の深化を目指しています。具体的には、物流分野ではコントラクト事業等への領域拡大により海外から国内エンドユーザーまで一貫したサービスを提供する「総合物流企業」への転換を図り、ラストワンマイル機能の強化・効率化を進めます。不動産分野では、既存郵便局の不動産事業への転用を加速し、賃貸・分譲・回転型事業等も手掛ける「総合デベロッパー」を目指します。また、郵便局を「地域の生活サポート拠点」として機能拡大させ、地域ニーズに応じたサービス提供と運営の柔軟化により生産性向上を図ります。金融分野では、若年層から現役世代まで幅広い顧客層の多様なニーズに応える商品・サービスを拡充し、「リアル×リモート×デジタル」のチャネルを融合した「総合金融プラットフォーマー」を目指します。 これらの事業を通じて、同社は顧客の人生のあらゆるステージで必要とされる商品・サービスを提供し、社会全体の課題解決と持続的な成長に貢献することを目指しています。また、コンプライアンスとガバナンスの強化を経営の最重要課題と位置づけ、透明性の高い企業運営を徹底しています。
ヤマト運輸株式会社
総資産 9,622億円(2025/03)
ヤマト運輸株式会社は、日本を代表する総合物流企業として、多岐にわたる輸送サービスと関連事業を展開しています。同社の核となるのは、1976年に開始された小口貨物特急宅配システム「宅急便」であり、以来、全国規模での迅速かつ丁寧な配送を実現し、個人から法人まで幅広い顧客層の生活とビジネスを支えています。同社は、貨物自動車運送事業を基盤に、鉄道、内航・外航海運、国内・国際航空貨物運送、倉庫業、港湾運送業など、陸海空にわたる総合的な物流ネットワークを構築しています。 宅急便サービスは、顧客ニーズに応じた多様な進化を遂げており、温度管理が必要な「クール宅急便」、スキー・ゴルフ用品や空港への手荷物輸送を専門とするサービス、時間帯指定や当日配送を可能にする「宅急便タイムサービス」、専用資材で手軽に送れる「宅急便コンパクト」、EC事業者向けの柔軟な受け取りオプションを提供する「EAZY」などがあります。また、ポスト投函型の「ネコポス」や「クロネコDM便」、日本郵便との協業による「クロネコゆうパケット」、全国一律料金の「こねこ便420」といったサービスも提供し、荷物のサイズや緊急度に応じた最適な選択肢を提供しています。 個人顧客向けには、事前に配達予定を通知し、受け取り日時や場所の変更、コンビニエンスストアや営業所、オープン型宅配ロッカー「PUDOステーション」での受け取り、さらにはオートロック付きマンションでの「置き配」を可能にする「クロネコメンバーズ」を通じて、利便性の高いサービスを提供しています。スマートフォンアプリやAIオペレータによる集荷依頼など、デジタル技術を活用した顧客体験の向上にも注力しています。 法人顧客向けには、「ヤマトビジネスメンバーズ」を通じて、送り状発行システムやWeb請求書提供サービス、EC事業者向けの総合決済サービス「宅急便コレクト」、返品システムと連携した「デジタル返品・発送サービス」など、ビジネスを支援する多様なソリューションを提供しています。国際物流においては、アジア地域を中心に「国際宅急便」や「国際クール宅急便」を展開し、越境EC事業者向けには「BUYMA YAMATO」のような匿名配送サービスや海上小口輸送サービスも提供しています。 同社は、持続可能な物流の実現にも積極的に取り組んでおり、「ネコロジー」を合言葉に、EVトラックや燃料電池大型トラックの導入、路面電車や路線バスを活用した「客貨混載」、共同配送の推進、再生可能エネルギーを活用した営業所の運営など、環境負荷の低減に貢献しています。また、安全・エコナビゲーションシステム「See-T Navi」の導入や、ドローンを活用した医薬品輸送の実証実験、自動運転社会を見据えた「ロボネコヤマト」プロジェクトなど、先進技術の導入にも意欲的です。創業100年を超える歴史の中で培われた強固なネットワークと顧客基盤、そして常に変化に対応し、新たな価値を創造し続ける姿勢が、同社の最大の強みと言えます。
SGホールディングス株式会社
上場総資産 6,703億円(2025/03)
SGホールディングス株式会社は、純粋持株会社としてグループ全体の経営戦略策定・管理を担いながら、傘下の事業会社を通じて多岐にわたる総合物流サービスを提供しています。同社グループは、創業以来の「飛脚の精神」を継承し、顧客の多様なニーズに応える「トータルロジスティクス」を強みとしています。 主要事業として、まず「デリバリー事業」を展開しており、佐川急便の飛脚宅配便を中核に、全国を網羅する輸送ネットワークと約20,000人のセールスドライバーを擁しています。法人顧客を中心に、基本の宅配便から冷蔵・冷凍便、メール便、海外航空便まで多様な便種を提供。さらに、チャーターサービスや大型・特殊物輸送、事業所移転、美術品・精密機械輸送、電報類似サービス「VERY CARD」といった付加価値の高い輸送サービスも手掛けています。 次に「ロジスティクス事業」では、国内外の倉庫における保管、検針検品、流通加工から、国際輸送、通関、域内輸送手配までを包括的に提供。中国・東南アジアから欧米、アフリカまで45の国と地域に広がるグローバルネットワークを活用し、3PLサービスやWMSによる効率的な倉庫運営、佐川流通センターによるリードタイム短縮を実現しています。特に、チルド・フローズン食品や医薬品に対応する高度なコールドチェーン物流は同社の強みです。 「グローバル物流事業」では、アジアを中心に広がる国際ネットワークを駆使し、航空・海上貨物輸送、越境EC、フレイトフォワーディング、国際エクスプレスなど、最適な輸送モードを組み合わせた国際一貫物流ソリューションを提供。倉庫保管、検品、物流加工、保税、危険品取り扱い、EC対応など、サプライチェーン全体をサポートしています。 「不動産事業」は、グループの物流事業を支える重要なインフラであり、物流施設の開発、賃貸、管理を主に行っています。既存施設の大規模修繕や再開発を通じて全国の配送インフラを最適化し、マルチテナント型やビルド・トゥ・スーツ型など多様な物流施設を提供。また、物流不動産を対象とした私募リートや私募ファンドの運用も手掛け、資産効率と資金効率を高めています。 最後に「トータルサポート事業」では、物流に附帯する様々な機能を提供し、トータルロジスティクスを支える付加価値を創出しています。具体的には、佐川急便の基幹システム開発・運用・保守、物流のデジタライゼーション推進、グループ内外へのITコンサルティング・システム提供を行うITシステム事業。物流拠点での人材派遣・紹介、業務請負サービス。損害保険代理店業務やトラック燃料販売。さらにはゴルフ場運営や森林育成・保全・管理といった幅広い事業を展開し、グループ全体の競争力強化と顧客への包括的な価値提供に貢献しています。これらの事業を通じて、同社は社会インフラとしての物流を守り、持続的な成長を目指しています。
佐川急便株式会社
総資産 5,014億円(2026/03)
佐川急便株式会社は、SGホールディングスグループの中核企業として、宅配便事業を主軸に、多様な物流サービスを提供する総合物流企業です。1957年の創業以来、「飛脚の精神」を企業理念に掲げ、顧客の荷物に込められた「想い」も届けることを使命としています。同社は、個人顧客向けには、標準的な宅配便サービスに加え、冷蔵・冷凍品を扱う飛脚クール便、日時指定配送、集荷依頼、再配達依頼、指定場所への置き配サービスなどを提供しています。また、旅行者向けには、手荷物の一時預かりやホテル・空港への当日配送を行う「SAGAWA Hands-Free travel」サービスを展開し、手ぶらでの観光やビジネスを支援しています。 法人顧客に対しては、国内輸送から国際輸送まで、幅広い物流ニーズに対応するソリューションを提供しています。具体的には、荷物の量や種類に応じた最適な車両を手配するチャーターサービス(TMS)、国際輸送サービス、クロスボーダーECの効率化コンサルティング、さらには都市再開発プロジェクトにおける館内物流管理や高層マンション居住者向けのインビルディング物流サービスも手掛けています。SGホールディングスグループの専門チーム「GOAL (Go Advanced Logistics)」を通じて、輸送、倉庫管理、IT、決済、国際物流といった機能を統合し、顧客の経営課題解決に貢献する包括的なワンストップ物流ソリューションを設計・提供しています。 同社は、物流業界が直面する労働力不足やコスト増加、環境規制強化といった「2024年問題」「2030年問題」に対応するため、「持続可能な物流」の実現に向けた取り組みを強化しています。AI搭載荷積みロボットの導入による効率化、長距離フェリーを活用したモーダルシフト推進、スワップボディ車の活用によるドライバーの長時間労働改善、そして「Smart Club」を通じた再配達削減など、多角的なアプローチで物流インフラの安定維持と品質向上に努めています。また、地域に密着した「セールスドライバー®」が、単なる荷物配送に留まらず、地域の「歩く地図」として道案内を行ったり、高齢者の異変を察知して救助に繋げたりするなど、地域社会の安全・安心にも貢献しています。
NXキャッシュ・ロジスティクス株式会社
総資産 1,776億円(2025/12)
NXキャッシュ・ロジスティクス株式会社は、ロジスティクスの手法をキャッシュ流通に適用することで、現金処理における無駄を省き、低コスト化と利便性向上を実現するサービスを提供する企業です。同社は、お客様に安全・安心を提供することを最大の使命としています。 金融機関向けには、現金処理をはじめとする現物処理業務を受託し、長年培ったロジスティクスのノウハウを活かしたソリューション提案を通じて業務を最適化します。これにより、金融機関が融資や資産運用といった本来業務に注力できる環境を構築し、経営効率の向上に貢献しています。 一般企業向けには、貴重品輸送で培った豊富なキャリアと、従業員約7,000名、車両約2,500台、約80拠点という業界随一の全国ネットワークを最大限に活用し、多岐にわたるサービスを提供しています。具体的なサービスとしては、売上金管理、オンライン入出金機(CSDサービス)の提供、バッグ集配金、両替金配達、集金・配金オーダー、イベント等売上金回収、金券類管理、貴重品輸送、試験問題輸送などがあります。 同社の強みは、現金管理や人員マネジメントの負担軽減、流動的な人員配置によるコスト削減、そして物流業ならではのノウハウを金融の現場へ投入することによる飛躍的な作業効率の向上です。カーディーラー、多店舗型飲食店、ホームセンター、複合商業施設、ドラッグストア、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、製造業者など、幅広い業種の顧客に対して、売上金の盗難・紛失リスクの排除、スピーディーな一元管理、経理事務の合理化・省力化、両替手数料の削減、高セキュリティレベルでの輸送といった具体的な価値を提供しています。同社は、現金輸送で培った高いセキュリティレベルと、NXグループ全体での一気通貫したサービス提供能力を活かし、顧客の多様なニーズに応えるキャッシュ・ロジスティクスの専門家として、社会のキャッシュ流通を支えています。
AZ‐COM丸和ホールディングス株式会社
上場総資産 1,004億円(2026/03)
AZ-COM丸和ホールディングス株式会社は、純粋持株会社としてグループ会社の経営管理を主要事業としています。同社グループは「3PL(サードパーティ・ロジスティクス)業界のNo.1企業」を目指し、EC・常温物流、低温食品物流、医薬・医療物流の3つの主要ドメインを中心に事業を展開しています。特に、EC物流においては、アマゾンジャパン合同会社との取引開始を契機に「ECラストワンマイル当日お届けサービス」を立ち上げ、軽貨物車1,000台、ドライバー1,000人をわずか1年で確保するなど、驚異的なスピードで体制を拡充し、グループ全体の売上を牽引する成長の柱となっています。全国に合計11拠点ものEC専用物流センターを新設し、広域での保管・仕分け・配送体制を強化しています。 低温食品物流では、2011年の宇都宮食品物流センター開設を皮切りに、冷蔵状態を保ったまま運ぶチルド配送に本格的に取り組み、温度帯別の保管や仕分け体制を整備。日々の食卓に欠かせない商品の安定供給と品質管理を強化しています。また、「産地直送方式」による物販も本格化させ、全国各地の新鮮な青果物を夕方に集荷し、翌朝には都内のスーパーへ届ける独自の体制を構築し、収穫当日の野菜が店頭に並ぶという成果を生み出しています。医薬・医療物流も主要ドメインの一つとしています。 同社グループは、BCP(事業継続計画)における物流支援事業にも注力しており、一般社団法人「AZ-COMネットワーク」を中心に自治体や企業との災害時支援協定を推進。33都府県、72市区町の合計105自治体と協定を締結し、会員数も約3,000会員まで拡大しています。これにより、災害時のライフライン確保のためのBCP物流を強化・拡大し、強固な物流ネットワークを構築しています。さらに、備蓄品保管の新サービスや避難訓練に必要な資材の輸送など、BCP物流サービスの幅を広げ、「3PL&プラットフォームカンパニー」として物流面からの広域支援を強化しています。 同社の強みは、顧客第一の精神に基づいた「桃太郎文化」と呼ばれる独自の企業文化と、DX実装による3PL事業の省人化・省力化への取り組み、そしてグループネットワーク機能を最大化する輸配送プラットフォームの強化です。M&Aを通じて事業基盤を全国へと拡大し、純粋持株会社体制への移行により、グループ全社が一丸となって相乗効果を生み出し、共に成長していくビジネスモデルを確立しています。
ディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社
総資産 342億円(2025/12)
ディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社は、ロジスティクス業界をリードするグローバルブランドであるDHLファミリーの一員として、日本国内外のお客様に対し、他に類を見ない多様な物流サービスポートフォリオを提供しています。同社の主要事業は、国際エクスプレス輸送、国内および国際パーセル配送、Eコマース配送およびフルフィルメントソリューション、そして航空、海上、陸上、鉄道輸送を含むグローバルな貨物輸送です。特にDHL Expressは、最短翌営業日配達、柔軟な輸出入オプション、ビジネス向けテーラーメイドソリューション、各種オプショナルサービスを通じて、書類から小口貨物、重量貨物まで、個人利用からビジネス利用まで幅広いニーズに対応しています。また、DHL Global Forwardingは、パレットやコンテナなどの大型貨物輸送において、世界的なネットワークと現地の専門知識を活かした航空、海上、陸上、鉄道輸送サービスを提供しています。さらに、大企業向けにはDHL Supply Chainが、倉庫保管、輸配送、梱包・包装、サービスロジスティクス、不動産といった包括的なサードパーティロジスティクス(3PL)ソリューションを展開し、お客様のサプライチェーンの最適化と効率化を支援しています。同社は、米国による新たな関税や国際的な相互措置など、複雑化する世界貿易の動向に対応するための専門知識を提供し、お客様がこれらの変化を乗り越えられるよう尽力しています。持続可能な企業活動を推進するため、低炭素サプライチェーンの構築に注力し、e-トラックや水素トラック、持続可能な海洋燃料の導入など、環境負荷低減に向けた取り組みを積極的に行っています。また、お客様中心のイノベーションを重視し、ロボティクス、産業用IoT、AMR技術などの次世代ソリューションを導入することで、ロジスティクスの未来を創造しています。小規模ビジネスから大企業まで、あらゆる規模の顧客に対し、優遇レート、卓越したサポート、世界クラスのサービスを提供し、「Excellence. Simply Delivered.」の理念のもと、お客様のビジネス成長を強力にサポートしています。
ユーピーエス・ジャパン株式会社
総資産 243億円(2025/12)
ユーピーエス・ジャパン株式会社は、米国United Parcel Service(UPS)グループの日本法人として、国際宅配、貨物輸送、通関、倉庫管理、配送関連業務を主軸に置く物流企業である。同社は、UPSグループが保有・運航する貨物専用機と陸上輸送ネットワークを活用し、日本国内での集荷、海外輸送、輸出入通関、最終配達までを組み合わせた国際輸送サービスを扱う。対象顧客は、海外向けに商品・書類・部品を発送する日本企業、輸出入を行う事業者、国際配送を利用する個人などである。 事業構成は、海外向けエクスプレスを中心とする国際宅配、一般航空貨物・海上貨物輸送を扱うフレートフォワーディング、倉庫管理・フルフィルメント・配送代行・サービスパーツ物流を含むコントラクトロジスティクスで構成される。世界200を超える国・地域を結ぶUPSネットワークを利用できる点が特徴で、追跡可能な輸送体制、通関業務との連動、貨物と小口配送を組み合わせた運用により、越境物流のリードタイム管理や配送状況の可視化を支える。 ビジネスモデルは、UPSグループの航空・陸上輸送網、国際配送オペレーション、倉庫・フルフィルメント機能を日本市場向けに提供し、輸送量やサービス種別に応じた物流収益を得る形である。同社はグループ創業1907年の物流基盤を背景に、国際取引を行う企業の輸出入業務、在庫管理、保守部品配送、海外顧客向け配送を支援する点に強みがある。
株式会社ホームロジスティクス
総資産 199億円(2026/03)
株式会社ホームロジスティクスは、ニトリグループの物流部門を担う企業として、海外から日本全国の個人宅まで、多岐にわたるトータルロジスティクスサービスを提供しています。同社は「ヨロコビ、はこぶ。×シアワセ、ふえる。」をスローガンに掲げ、お客様の満足を追求し、効率的な物流拠点網と迅速な商品配送を実現しています。 主要事業として、まず「ラストワンマイル配送事業」を展開しています。全国46都道府県に営業所を配置し、国内人口カバー率99%を誇る広範な配送ネットワークを確立。家具などの中大型荷物を専門スキルを持った2マン体制で配送し、組み立て、設置、梱包材の回収まで一貫して行います。北海道から沖縄(離島を除く)まで全国47都道府県で同一水準のサービスを提供し、年間990万件を超える配送実績があります。セールスマンの育成にも力を入れ、独自の認定制度を設けることで高品質なサービスを維持しています。 次に「幹線輸送事業」では、主要拠点間を大量輸送し、1日平均700便、年間約27万台のトラックが稼働しています。混載輸送によるコスト低減や効率化を図り、大型商品輸送時には手作業での積み降ろしを行うことで、多様な荷物形状に柔軟に対応。スワップボディコンテナの導入により、輸送効率を2倍に高め、ドライバーの負担軽減にも貢献しています。 「サード・パーティー・ロジスティクス(3PL)」として、ニトリグループで50年以上にわたり培われたロジスティクスノウハウを活かし、幹線輸送、倉庫業、配送業を兼ね備えた一貫した物流事業を展開。全国に12カ所の物流センター、79カ所の配送センター、9カ所の発送センターを保有し、小型商品から大型家具、生活家電まで幅広い商品を取り扱っています。最新機器の導入による作業効率向上とコスト削減にも取り組んでいます。 さらに「国際物流事業」では、海外70以上の港から年間約17.3万TEUもの商品を輸入し、単独企業としては国内トップクラスの規模を誇ります。中国太倉とベトナムホーチミンに海外物流センターを設置し、船会社との運賃交渉や各国での出荷手続き、コンテナでの共同運行をグループ内で実施することで、荷主の輸送コスト低減とグローバル展開を支援しています。 「リペア事業」では、ニトリグループの修理技術を結集し、住宅メーカーや賃貸管理会社などの法人顧客向けに、住まいや家具の修理・メンテナンスサービスを提供。ホームロジスティクスの配送網を活用することで、広範囲でのサービス展開を可能にしています。 「ソリューション事業」として、ITを駆使したシステム開発・提供、パートナー企業向けのトラックリースや軽油販売、そして物流現場やサプライチェーンの業務改善支援を行っています。特にトラック関連サービスでは、ニトリグループのスケールメリットを活かし、低コストでの車両調達や軽油販売を実現し、パートナー企業の経営をサポートしています。 同社の強みは「SCALE(サプライチェーン)」「SUPPORT(強化)」「TECHNOLOGY(革新)」の3つの力に集約されます。ニトリグループの巨大なスケールメリットと長年のノウハウを最大限に活用し、きめ細やかなサポート体制と最先端技術の積極的な導入により、常に物流の革新に挑戦。富士通の配送最適化技術やXYZ Roboticsとのデバンニングロボット実証実験など、テクノロジーを活用した効率化・自動化にも積極的に取り組んでいます。これらの事業を通じて、家具メーカー、小売業、通販企業、住宅メーカー、賃貸管理会社、運送会社、そして一般消費者まで、幅広い顧客層に対し、高品質かつ効率的な物流サービスを提供し、顧客のビジネス拡大と満足度向上に貢献しています。
株式会社流通サービス
総資産 188億円(2024/03)
株式会社流通サービスは、創業50年以上の歴史を持つ総合物流企業として、顧客の多様な物流課題に対し、最適なソリューションを提供する。同社は、物流アウトソーシングを主軸に、個人宅配、輸送・配送、倉庫保管、物流センター運営、流通加工といった幅広いサービスを展開している。特に、生活協同組合を中心とした個人宅配事業で培った「心のこもったサービス」と「ラストワンマイル」のノウハウが強みであり、約2,000名の自社ドライバーが高い接客力で荷主を強力にバックアップしている。2023年度には個人宅配車両台数2,248台を誇り、生協個人宅配外部委託シェアNO.1(29%)の実績を持つ。 同社の物流アウトソーシングサービスは、調達輸送から倉庫保管、物流センター運営、個人宅配まで一貫して対応し、物流コスト削減、リードタイム短縮、システム導入、人手不足といった顧客の悩みを解決に導く。倉庫保管においては、冷凍・冷蔵・定温・常温の4温度帯に対応し、食品、化粧品、医薬部外品、医療機器など多岐にわたる商材を取り扱う。特に化粧品物流では35年以上の実績を持ち、化粧品・医薬部外品製造業許可(包装・表示・保管)も取得している。物流センター運営では、toC・toB問わず、調達から消費者への配送までを効率化し、デジタルピッキングシステム、AGV、AMRロボットなどのIT・マテハン機器を積極的に導入することで、自動化・省人化を推進している。 また、同社はEC/通販物流にも強みを発揮し、物量の増減に柔軟に対応できる体制と、繊細で丁寧なラッピング・梱包を含む流通加工サービスを提供することで、顧客満足度向上に貢献している。全国各地に展開する物流営業所と宅配センターのネットワークを活かし、企業間輸送や店舗向け配送も迅速かつ確実に行う。物流コンサルティングを通じて、顧客の具体的な課題をヒアリングし、オーダーメイドの物流デザインを提案するビジネスモデルにより、多様な業界・商材・流通規模に対応し、持続可能な社会の実現にも貢献している。
沖縄ヤマト運輸株式会社
総資産 184億円(2026/03)
沖縄ヤマト運輸株式会社は、1985年に設立され、ヤマトホールディングス傘下で沖縄県における総合物流サービスを提供しています。同社は、個人および法人顧客に対し、多岐にわたる運送・物流ソリューションを展開しており、特に沖縄の地理的特性を活かしたサービスに強みを持っています。主要事業として、宅急便、宅急便コンパクト、ネコポス、クロネコDM便といった小口貨物輸送に加え、午前中預かりで沖縄県外へ翌日配達する「県外翌日便」や、沖縄県内向けに当日配送を行う「宅急便当日配送サービス」を提供し、個人の多様なニーズに応えています。法人向けには、生鮮食品の品質を保ったまま全国へ輸送する「生鮮市場便」、ボックス単位で効率的な輸送を実現する「JITBOXチャーター便」など、国内貨物輸送サービスを提供。さらに、沖縄の地の利を活かしたロジスティクス事業として、覇空港に隣接する「沖縄サザンゲート」を拠点に、国内外一貫貿易物流、国内外在庫の集約管理、保税制度を活用したコスト削減サポート、生産・メンテナンスサポートなどを展開し、企業のサプライチェーン構築を支援しています。国際宅急便や国際小口保冷輸送、通関業、航空運送代理店業も手掛け、アジアへのゲートウェイとしての役割も担っています。また、観光客向けには、覇空港と宿泊施設間の手荷物配送や一時預かりを行う「手ぶら観光」サービスを提供し、沖縄観光の利便性向上に貢献。ECサイト構築支援サービス「らくうるカート」を通じて、法人顧客の販路拡大もサポートしています。同社は、貨物自動車運送、鉄道貨物運送、内航・外航海運、航空貨物運送、倉庫業、荷造梱包業、自動車整備事業、不動産関連事業、損害保険代理業、物品売買・輸出入業、情報提供サービス業、廃棄物処理業、労働者派遣事業、警備業、ビル清掃業、自動車レンタル、駐車場業など、幅広い事業を手掛けることで、「すべてはお客様のために」という経営理念のもと、沖縄の豊かな社会の実現に貢献し続けています。2020年には小口保冷配送サービスに関する国際規格ISO23412:2020の認証を世界で初めて取得するなど、品質と革新への取り組みも高く評価されています。
株式会社ひとまいる
上場総資産 178億円(2026/03)
株式会社ひとまいるは、2025年7月1日に株式会社カクヤスグループから社名変更し、「物流」を軸とした販売プラットフォーム企業へと事業を再編・進化させています。同社の最大の強みは、自社配送網を活かしたきめ細やかなラストワンマイル配送体制にあり、首都圏、関西、九州に展開する約200箇所以上の配達拠点からサービスを提供しています。繁華街を中心に、年中無休、即日、1時間枠での配達時間指定、ロットの縛りなく商品をお届けするサービスは、他社にはない独自性を持っています。この配送体制と、受注から配送、請求・決済までをワンストップで提供するシステムを社会のプラットフォームとすべく、新たな挑戦を進めています。 具体的には、既存の酒類販売事業に注力しつつも、自社配送網を他人物配送へ拡大し、配送網を持たない様々な企業の商品を即日届けることを可能にしています。これにより、多忙な共働き世帯や外出が難しい高齢世帯など、即日配送ニーズの高い顧客層へのサービス提供を強化しています。また、リターナブル瓶の回収実績を活かし、「届ける」だけでなく「預かる」「戻す」といった循環型物流(2Way型サービス)にも取り組んでおり、修理品の引き取りやクリーニング品の集荷など、多様なビジネスとの連携を模索しています。品揃えの拡充にも着手し、飲食店や個人顧客に対し、酒類、飲料、食品に加え、日用品や生活雑貨を含む幅広い商品群を提供できる体制を整えています。同社の売上構成比は配達関連が87%を占め、そのうち飲食店向けが71%、家庭向け宅配が16%というBtoBとBtoCのハイブリッドモデル「カクヤスモデル」を確立しています。 同社は積極的なM&A戦略も推進しており、乳製品や惣菜などを定期配送する明和物産(現:株式会社ひとSmile)、生鮮食品の宅配業者である大和急送(現:株式会社ひとまいるロジスティクス)をグループに迎え、配送可能な商材の多様化とノウハウの共有を進めています。さらに、福岡県を中心とした業務用酒販店であるダンガミやサンノーをグループに加えることで、祖業である酒類販売においても事業基盤を強化しています。これらの取り組みを通じて、同社は「地域の人々の暮らしのどんな小さな願いも叶えたい」という想いを実現し、独自の配送システムを社会インフラへと発展させることを目指しています。
ディーエムソリューションズ株式会社
上場総資産 95億円(2026/03)
ディーエムソリューションズ株式会社は、「ロジスティクス」と「マーケティング」の二つの事業を柱とし、世の中に必要とされるモノと情報を届け、豊かな未来に貢献することを目指しています。同社のロジスティクス事業では、ダイレクトメール(DM)の印刷から発送までを一貫して手掛ける「セルマーケ」を提供し、顧客の販促活動を支援しています。また、EC事業者向けには、商品の保管、ピッキング、梱包、発送、在庫管理までを代行する「ウルロジ」をはじめとするEC物流代行・フルフィルメントサービスを展開しており、三鷹、八王子、日野、国立、大阪、名古屋に複数のメールセンターやフルフィルメントセンターを保有し、全国規模で効率的な物流ソリューションを提供しています。マーケティング事業においては、インターネット広告事業を主軸に、SEOコンサルティング、コンテンツマーケティング、メディアマーケティングといった多角的なデジタルマーケティング支援を提供。特に、WEB集客支援ツール「intimateSEO」やShopify制作代行を通じて、顧客のオンラインビジネス成長をサポートしています。さらに、自社でD2Cブランドの運営も手掛けており、マヌカハニー専門店「BeeMe」、D2Cカーケアブランド「RHET.」、ライフスタイルブランド「pureLi」などを展開。ウォーターサーバーや育毛剤、子育て情報、自動車情報といった多様なジャンルの情報ポータルサイトの運営も行い、幅広い顧客層にリーチしています。近年ではIPビジネスへの参入も発表し、事業領域を拡大しています。同社は、顧客の「課題」や「要望」を深く捉え、最適な「つなぐ」方法を企画・提案し実行することで、効果的かつ効率的なビジネス成長を支援する強みを持っています。
アートセッティングデリバリー株式会社
総資産 79億円(2026/03)
アートセッティングデリバリー株式会社は、単身者向けの引越サービス「わたしの引越」と、家具・家電の単品輸送サービス「家財おまかせ便」を主軸に、幅広い輸送・配送ソリューションを提供する企業です。同社の「わたしの引越」は、トラックを貸し切る一般的な引越とは異なり、専用ボックスに荷物を積載して輸送する独自のビジネスモデルを採用しており、専用ボックスのご利用本数、ご利用時期、輸送距離に応じて料金が決定されます。これにより、特に荷物の少ない単身者が費用を抑えて引越を行うことを可能にし、2026年オリコン顧客満足度®ランキングの引越会社単身部門で第1位を獲得する実績を誇ります。Webでの見積もりから申し込みまでが完結するため、訪問見積もり不要で手軽に利用できる点も強みです。一方、「家財おまかせ便」は、ベッドや冷蔵庫などの大型家具・家電を1点から輸送するサービスで、スタッフ2名が自宅まで伺い、梱包から開梱、設置、廃材回収までを一貫して行います。引越に伴う大型家財の単品輸送だけでなく、不用品の譲渡や売買時の配送にも活用されており、取引先社数約2,100社という実績があります。さらに、同社はピアノ・楽器、車・バイク、ペット、不動車両・特殊車両、重量物といった特殊な荷物の輸送サービスや、エアコン、温水便座、食器洗い機、アンテナ、洗濯機、照明器具、テレビ・ホームシアター配線、AV配線などの取り付け・取り外し工事、さらにはオーダーブラインドの設置や畳・障子・ふすまの張り替えといった暮らしのサポートサービスも提供しています。最近では、リステージHD、伊藤忠メタルズとの協業により、引越や家具買い替え時に発生する不用品の「査定・買取」「再流通」「再資源化」までをワンストップで提供し、顧客の利便性向上と環境負荷低減にも貢献しています。これらの多角的なサービスを通じて、同社は顧客の多様なニーズに応え、安心・安全かつ効率的な輸送・配送を実現しています。
SBS即配サポート株式会社
総資産 68億円(2024/12)
SBS即配サポート株式会社は、SBSグループの一員として、即配事業と環境事業の二つの柱を主軸に事業を展開しています。同社は、企業間の物流ニーズと環境保全ニーズに対応し、循環型社会の構築に貢献することを目指しています。即配事業では、主に1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)を対象としたビジネスユースの配送サービスを提供しており、当日便、翌日便、スポット便、チャーター便、引越便、EC宅配便、社内便配送、郵便物差出代行など多岐にわたります。特に、都内23区で集荷した小口荷物を1都3県に即日配送するスピード、混載輸送による低価格とオリコン・無梱包によるコスト・ゴミ削減、顧客伝票での納品や納品方法指定といった柔軟なカスタマイズ対応を強みとしています。 環境事業では、首都圏を中心に産業廃棄物および一般廃棄物の収集運搬から中間処理、再資源化までを一貫して手掛けています。具体的なサービスには、産業廃棄物の中間処理(破砕、圧縮、積替え保管)、廃家電・電子機器・OA機器の収集運搬・再生・有価買取・廃棄処分、機密書類や電磁記録情報(PCのHDD等)の収集運搬・適正処理・データ破壊が含まれます。また、廃棄物発生場所での分別作業請負やリサイクル率向上スキームの提案、再生プラスチック原料等の製造販売も行っています。自社で収集運搬から中間処理、再資源化までの全工程を完結させる体制と、小ロット回収や指定場所回収に対応する小回りの利くサービス、徹底したセキュリティ対策による情報漏えい防止が特徴です。蛍光灯破砕機や磁気データ破壊機といった専門設備を保有し、高い処理能力とセキュリティを確保しています。 同社は、ISO14001(環境マネジメントシステム)およびISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証を取得しており、品質、安全、環境への取り組みを重視しています。運輸安全マネジメントの実施やエコ安全ドライブの推進、低公害車の導入、LED照明化、エコキャップ運動、屋上緑化など、多角的な視点から持続可能な社会への貢献を実践しています。これらの事業を通じて、顧客企業の物流効率化と環境負荷低減を支援し、社会インフラの一翼を担っています。
株式会社コープムービング
総資産 45億円(2025/03)
株式会社コープムービングは、生活協同組合コープこうべの物流を基盤とし、多岐にわたる事業を展開する総合物流企業です。同社の主要事業は、コープこうべの店舗や宅配事業を支える「拠点物流事業」であり、西宮鳴尾浜と神戸魚崎浜の物流センターを核に、入出荷管理、商品の温度点検、ドライバーの安全運転遵守を徹底し、店舗への配送や納品代行、リサイクル品回収まで幅広く手掛けています。4トンや10トントラックを駆使し、日々多数の車両で効率的かつ安全な配送を実現しています。また、「宅配事業」では、コープこうべの組合員のご自宅へ商品を直接お届けする個人宅配「こはい」や、高齢者・食事困難者向けの夕食宅配「まいくる」を展開。単に商品を運ぶだけでなく、組合員とのコミュニケーションを大切にし、高齢者の見守り活動を通じて地域社会の生活インフラとしての役割も担っています。「宅配センター運営事業」では、重量物や大型商品といった特定分野の宅配商品を一括受託し、入荷から配送までを「配達状況管理システム」で正確に管理、プライバシーマーク取得による厳重な情報管理体制も強みです。さらに、「福祉事業」では、コープこうべの福祉事業と連携し、車いすや介護用ベッドなどの福祉用具の配達・メンテナンス、福祉用具専門相談員による選定・説明・モニタリングを提供し、利用者の安心をサポートしています。その他、ポスターやカタログ、DMなどの企画・デザインから印刷、製本、流通加工まで一貫して手掛ける「印刷事業」、コープこうべの週間商品カタログや申込書を高速丁合機でセットする「帳票セット事業」、そして宅配カタログ「めーむ」の回収・圧縮・再生を行う「リサイクル事業」を通じて、資源循環型社会の実現にも貢献しています。同社は、Gマークやグリーン経営認証、健康経営優良法人認定など、安全・環境・社員の健康に配慮した経営を推進し、地域社会への貢献と持続可能な事業活動を目指しています。
JPビズメール株式会社
総資産 42億円(2026/03)
JPビズメール株式会社は、「トータルメーリングサービス」を提供するカンパニーとして、ダイレクトマーケティングに関する幅広いサービスを一貫して手掛けています。同社の主要事業は、郵便物等の封入・封かん、データ処理/区分/発送業務、そして印刷物の企画・デザイン・印刷です。日本最大級の取扱量を誇るダイレクトメール(DM)封入発送サービスを核に、カタログや冊子のラッピング発送、ピッキング・梱包・発送、クリエイティブ制作、印刷、在庫管理、発送後の事務局運営まで、郵送のサプライチェーン全体をトータルにサポートしています。 同社は、上場企業向けの株主総会関連通知物や株主優待品・謝礼品の発送、官公庁・金融機関・クレジットカード会社向けの各種通知書・請求書発送、大学・高校などの教育機関向けの冊子・カタログ発送(ラッピング)、金融機関・支店を持つ企業向けのパンフレットやポスターのピッキング・梱包・発送など、多岐にわたる顧客層に対応しています。特に、株主様向け発送物では年間約2億通の金融関連通知物、年間約100万件の株主優待品梱包発送の実績を持ち、金券などの貴重品は金融機関と同等の堅牢なセキュリティ環境で厳重に管理しています。 クリエイティブ・デザイン・印刷サービスでは、DMの企画からデザイン、印刷までをワンストップで提供し、イラスト、マンガ描画、スチール撮影、動画制作といった幅広いプロモーションツール制作に対応。全日本DM大賞での受賞実績や、DMマーケティングプロフェッショナル、准認定ファンドレイザーなどの資格保有者が在籍し、顧客の目的に「効くツール」を提案する強みを持っています。印刷サービスでは、DM資材から商業印刷、ビジネスフォーム印刷まで多種多様なニーズに応え、ワンストップサービスによる時間・コスト削減を実現しています。 発送業務においては、日本郵政グループ企業としての強みを活かし、ゆうメール、ゆうパケット、ゆうパック、Webレター、コンピューター郵便など、最適な発送方法を提案。最先端のメーリングマシンと業界屈指のインフラを整え、定形・定形外の機械封入・封かん、さらには特殊な発送物や少ロットに対応する手封入・封かんサービスも提供しています。1日あたり200万通以上の封入封かん処理能力を持ち、厚み検査装置や宛名検査カメラ、金属探知機などによる徹底した品質管理体制を構築。個人情報保護のため、プライバシーマーク、ISMS、ISO9001:2015の認証を取得し、外部ネットワークから遮断された高セキュリティ環境でデータ処理から発送までを一貫して行い、顧客の大切な情報を安全かつ正確に取り扱っています。本社が足立郵便局敷地内にあるため、郵便局への差出時間短縮も可能であり、迅速なサービス提供に貢献しています。
株式会社スリーエス・サンキュウ
総資産 42億円(2026/03)
株式会社スリーエス・サンキュウは1951年の創業以来、「Safety=安全」「Speedy=迅速」「Security=確実」の3つのSを基本理念に掲げ、企業と消費者を結ぶ信頼の物流ネットワーク「SSS物流システム」を構築・運営する総合物流企業です。同社は東証プライム市場上場企業である山九グループの一員として、その総合物流サービスの一翼を担っています。 主要事業として、まず「宅配配送サービス」を提供しています。これは、家電や家具などの重量物や特殊技術を要するセッティング配送に強みを持つ点が特徴です。通常の宅配便では扱えない大型商品の配送から、設置・設定までを一貫して行い、使用可能な状態にして引き渡すことで顧客満足度を高めています。また、共同配送やルート配送、一般宅配まであらゆる輸送・配送シーンをカバーし、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)を網羅するネットワークを展開しています。さらに、古商品の産業廃棄物回収も手掛けており、リサイクルセンターへの持ち込み処理まで対応可能です。 次に、「流通管理サービス」では、365日24時間体制でチェーンストア向けの物流ソリューションを提供しています。運行管理、倉庫保管、在庫管理、入出荷といったセンターオペレーションから、検品、仕分け、ラベリングなどの流通加工まで、総合的な流通管理を安全かつ高品質で実現。関東・東北エリアの大手食品卸、小売店、コンビニエンスストアなどを主要顧客とし、豊富なオペレーション実績とノウハウに基づき、最適な配送ルートの策定や業務量変動に柔軟に対応できる人員体制を構築し、物流最適化を支援しています。 「その他物流サービス」としては、リースアップ回収、産業廃棄物の取り扱い、PCリサイクルといった静脈物流分野にも注力し、先端技術を提供。総合物流管理・配送サービスをワンストップで提供するほか、情報システムの部分的なアウトソースにも対応し、顧客の多様なニーズに応じたカスタマイズプランを提案しています。 同社の強みは、長年の実績とノウハウに裏打ちされた高品質なサービスに加え、安全優良事業所の証である「Gマーク」を取得していることからも伺えます。また、SDGsへの取り組みとして、エコドライブやペーパレス化による環境保全、トラッキングシステムやあおり運転防止システム導入による安全・高品質なサービス提供、職場リスクアセスメントや働き方改革による労働安全衛生の向上、免許取得支援や障がい者・外国籍労働者の積極採用による人財育成・多様化、育児休業取得促進やハラスメント相談窓口設置による働きがいのある職場環境づくりを推進しています。これらの取り組みを通じて、同社は「人を大切にする」という企業理念を実践し、顧客と社会に貢献する企業として持続的な成長を目指しています。
CBcloud株式会社
総資産 41億円(2023/09)
CBcloud株式会社は、「届けてほしい」荷主と「届けてくれる」配送パートナーを直接繋ぐ日本最大級の配送プラットフォーム「ピックゴー」を主軸に事業を展開しています。同プラットフォームは、軽貨物パートナー70,000名以上(2025年7月時点)という圧倒的な登録数を誇り、依頼から最短1分以内で成約するスピードと96.4%(2024年実績)という高い配送成約率を兼ね備え、法人から個人まで幅広い顧客の緊急配送ニーズや多様な物流課題に対応しています。同社は、単なるマッチングに留まらず、ドライバーの働き方を支援する物流業務支援システム「スマリュー」を提供し、現場の効率化と生産性向上を推進しています。「スマリュー」は、AI動態管理システム「SmaRyuTruck / SmaRyu Post」や、配送業務を補助する「サクッとコース計算」など、物流現場のスマート化を支援するソリューションを含みます。 さらに、同社は物流業界が抱える人材不足や非効率といった課題、特に「物流2024年問題」の解決に積極的に貢献しています。その一環として、配送パートナー向けの支援プログラムを充実させており、車両メンテナンスサービス「カーサポ365」、車検・事故・故障時の「ピックゴー黒ナンバー車共同使用」による代車提供、安全品質の高いドライバーを評価する「ピックゴーの集団扱自動車保険」や「貨物保険制度」、さらには「クロッキー」という中古車販売・買取サービスを通じて、ドライバーが安心して長く働ける環境を整備しています。これらのサービスは、ドライバーの安全と収入を守り、物流インフラの維持に不可欠な役割を果たしています。 同社は、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社との資本業務提携や、株式会社エコ配の完全子会社化を通じて、配送ネットワークの強化とデジタルソリューションの提供範囲を拡大しています。これにより、物流の可視化と効率化を推進し、荷主企業のビジネス成長を支えるとともに、ドライバーの正当な評価とキャリア形成を支援することで、持続可能な物流体制の構築を目指しています。同社の強みは、先端テクノロジーと現場起点の課題理解に基づいたサービス開発力にあり、物流に関わるすべての人の未来を創造し、業界全体のスタンダードを再構築することを使命としています。
南九州福山通運株式会社
総資産 41億円(2026/03)
南九州福山通運株式会社は、鹿児島県を拠点に、全国および海外へと広範な物流サービスを提供する企業です。同社は、個人から法人まで幅広い顧客のニーズに応える引越しサービスと、多岐にわたる宅配サービスを主要事業として展開しています。引越しサービスにおいては、「フクツー引越便」として、荷造りから荷解きまでを任せられる「らくらくタイプ」、大型家具の梱包・輸送に特化した「エコノミータイプ」、搬出入と輸送に絞った「ノーマルタイプ」、輸送のみの「節約タイプ」といった4つのプランを提供。さらに、単身者や学生向けの低料金で専用BOXを利用する「青春引越便」、会社・事務所・大学・市庁舎などの大規模な移転に対応する「大型引越し」、そして準備から通関手続き、保険まで一貫して代行する「海外引越し」も手掛けています。お客様の大切な荷物を丁寧に、安全かつ迅速に目的地へ届けることを強みとし、鹿児島県内はもちろん、全国各地、さらには世界184ヵ国への輸送実績を誇ります。 宅配サービスでは、1個口30kgまでの荷物に対応する「パーセルワン」、物流の効率化とコスト削減を支援する「スペースチャーター便」、プロの手による「フクツー宅配便」、要冷蔵商品向けの「クール宅配便」、復路割引が適用される「往復宅配便」を提供。また、日本国内から世界各地への迅速な輸送を可能にする「フクツー航空便」や、指定時間帯に配達する「フクツー時間指定便」も展開しています。その他、パンフレットやカタログのポスト投函サービス「フクツーメール便」、商品代金を集金する「フクツー代引きサービス」、運賃の自動引き落としを行う「預金口座振替サービス」、Webから請求書をダウンロードできる「電子請求書サービス」など、顧客の利便性を高める多様な付帯サービスも充実。出荷ラベル発行ソフト「iSTAR-2」やインターネットブラウザから送り状を発行できる「iSTAR-X」といったITツールも提供し、顧客の物流業務を総合的にサポートしています。同社は「安全、安心の確立はわが社の基本である」を基本方針に掲げ、経営トップから現場まで一丸となり、輸送の安全確保に継続的に取り組んでいます。
セイノーラストワンマイル株式会社
総資産 39億円(2025/03)
セイノーラストワンマイル株式会社は、2024年4月1日にココネット株式会社から商号変更し、セイノーホールディングスの子会社としてラストワンマイル領域を中核に事業を展開する統括会社です。同社は「社会課題解決型ラストワンマイル」を掲げ、日本の少子高齢化、買い物弱者問題、過疎地域への配送、再配達増加、宅配クライシスといった社会課題に対し、ビジネスの手法を用いて持続可能な物流ネットワークの最適化を目指しています。具体的には、ラストワンマイル関連事業の企画・開発、オープンイノベーション、システム開発・運用、シェアードサービスを担い、傘下のグループ会社を通じて多岐にわたるサービスを提供しています。例えば、ココネット株式会社は高齢者や子育て中の方など買い物に不便を感じる方々へ日用品や処方薬を届けるコミュニティコンシェルジュ事業を展開。株式会社地区宅便はメール便(チクタクメール便)や小荷物(コニポス)のポストイン配送、ロジスティクス事業を手掛け、小型自動倉庫「Nano-Stream」の導入やエニキャリとの連携による当日・翌日配送で効率化と利便性を追求しています。日祐株式会社はダイレクトメール(日祐メール便)の企画から印刷、配送までをワンストップで提供し、自社配送網を強みとしています。株式会社リビングプロシードは、約1万人の独自の配布組織を活かした折込・配布、アウトソーシング・BPO、人財派遣を通じて地域課題解決に貢献。株式会社LOCCOは、ラストワンマイルと幹線輸送を分離することでコストを削減し、置き配を中心とした低コストで持続可能なLCC宅配事業を展開しています。また、同社は物流業界の人材不足解消のため、特定技能外国人や女性ホスピタリティドライバーを育成する「HanaLogi」プラットフォームを始動させ、多様な人材が活躍できる環境づくりにも注力しています。これらの取り組みを通じて、同社は「すべての人に笑顔と幸せを届ける」ことを目指し、未来のインフラ構築に挑戦し続けています。
株式会社地区宅便
総資産 35億円(2024/03)
株式会社地区宅便は、ダイレクトメール配送のパイオニアとして業界を牽引してきました。2022年からはセイノーホールディングスの一員となり、「届ける」の輪を広げ、地域社会に新しい利便性と安心を提供するというビジョンを掲げています。同社の主要事業は多岐にわたり、メール便発送・配達事業「チクタクメール便」、小荷物発送・配達事業「コニポス」、ロジスティクス事業、メディアコンサルティング・広告事業、ポスティング事業を展開しています。 「チクタクメール便」は、ダイレクトメール専門の配達サービスであり、約10,000名の専属配達員と49の配送拠点を有する自前の配送インフラが強みです。首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)に特化し、40年以上のノウハウと業界初の貨物追跡システム・受発注管理システムを活用することで、高い費用対効果と品質管理を実現しています。企画・制作から印刷、宛名データ加工、封入、倉庫保管、発送までの一連業務をワンストップで提供し、年間1億7千万通(2021年度)の取扱実績を誇ります。 新サービス「コニポス」は、EC通販の小荷物を各家庭のポストに投函するサービスで、業界最安値水準の1個135円(プレセールス時は120円)で提供されています。地域密着型のGreen配送ネットワーク(徒歩・自転車による配達組織)と、40年間培った追跡システム・配送管理ノウハウを応用し、一都三県および札幌市10区を主要エリアとしています。サプリメント、化粧品、書籍、キャラクターグッズなどのEC商品の定期発送やサンプル発送に活用され、追跡可能な管理システムと専門コールセンターを完備しています。株式会社and.dが提供するEコマースアプリ「配送料カスタム.amp」との連携により、Shopifyストア利用者は「コニポス」を配送方法として選択でき、配送料の削減や非接触での受け取りを可能にしています。また、株式会社エニキャリとの提携により、当日・翌日配送機能も追加され、EC事業者の多様なニーズに応えています。 ロジスティクス事業では、EC商品の入出庫・在庫管理・輸送管理・梱包作業を代行し、千葉県内に地域最大級の保管規模を誇る3つの物流センターを運営しています。クラウド型WMSによる徹底した在庫管理(在庫誤差0.002%)と、365日発送対応、受注波動に対応可能な出荷体制を構築。自社配送の「コニポス」に加え、ヤマト運輸、佐川急便、西濃運輸、郵便など多様な配送方法を組み合わせ、最適な物流ソリューションを提供しています。 メディアコンサルティング・広告事業では、PR誌や会員誌などの企業出版物の企画・編集・制作から、広告媒体としての構築、広告営業サポート(メディアレップ)までを一貫して手掛け、クライアントのブランディングや販売促進を支援しています。ポスティング事業では、メール便で培った個人情報や商品の管理ノウハウを活かし、高品質なポスティングサービスを提供。独自のGPSポスティング軌跡管理システム「ちくたくロガー」で配布品質を維持し、全国のポスティング会社ネットワークも構築しています。専任デザイナーによるチラシデザイン・印刷から、効果的なエリアマーケティングの企画・立案、完了報告書提出後のアフターフォローまで、ワンストップで対応。さらに、ポスティングチラシからのデータサービス「QRパンダ」をリリースし、チラシとWebを連携させた戦略的エリアマーケティングを可能にしています。同社は、これらの事業を通じて、クライアントと顧客を結びつけるコミュニケーションツールを高度かつ最適な形で提供し、豊かな情報社会の実現に貢献しています。
Packcity Japan株式会社
総資産 28億円(2026/01)
Packcity Japan株式会社は、Quadient shippingとヤマト運輸の共同出資により2016年4月7日に設立された、オープン型宅配便ロッカーネットワーク「PUDOステーション」の構築、維持、管理、運用を主要事業とする企業です。同社は「誰もが自由に、いつでも、どこでも、制限なく荷物を送受できる世界」を目指し、PUDOステーションを通じて配送を簡単で利用しやすいものにし、時間や場所の制約から人々を解放することを使命としています。 PUDOステーションは、全国約7,000拠点(2026年3月現在)に設置されており、個人のお客様は無料で24時間365日、非対面・非接触で荷物の受け取りや発送が可能です。ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便、DHLジャパンといった主要宅配事業者の荷物に対応し、Amazon、ZOZOTOWNなどのECサイトや、airClosetなどのレンタルサービス、メルカリ、楽天ラクマなどのフリマ・オークションサイトとも連携しています。 法人顧客向けには、PUDOステーションを多様なサービスに活用するソリューションを提供しています。例えば、ゲオやキャリーオン、ブックオフとの提携による「ついで買取」サービスでは、顧客が不要品をPUDOステーションに預けるだけで発送・買取手続きが完了し、リユース市場の活性化に貢献しています。また、東広島市立高屋図書館では予約図書の24時間受け渡し、アシックスジャパンではECサイト購入商品の店舗受け渡し、チューリップ調剤では処方箋医薬品の受け渡しにPUDOステーションが利用されています。さらに、Bounceとの連携により一時荷物預かりサービスを提供し、JR東日本スマートロジスティクスが展開する「マルチエキューブ」や、株式会社FUJIのスマートロッカーシステム「Quist」にもPUDOステーションの受取機能が導入されるなど、その活用範囲は拡大しています。 同社の強みは、広範なネットワークと、複数の宅配事業者が共用できるオープン型である点です。これにより、再配達の削減、配送効率の向上、物流業界の人手不足への対応、利用者の利便性向上、そしてCO2排出量削減による環境負荷軽減といった「ラストワンマイル問題」を含む社会課題の解決に大きく貢献しています。PUDOステーションは、単なる宅配ロッカーに留まらず、小売店舗の商品受け渡し、買取品の発送、図書館の図書貸し出し、医薬品の受け渡し、バーチャルオフィス利用者の荷物転送など、多岐にわたる事業者のニーズに応える多機能スマートロッカーとして、より便利で柔軟な生活の実現を支えるインフラとなっています。
イオンネクストデリバリー株式会社
総資産 25億円(2026/02)
イオンネクストデリバリー株式会社は、イオングループが展開するオンラインマーケット事業「Green Beans」のラストワンマイル配送を専門に担う物流企業です。同社は、食品や日用品をはじめとする幅広い生活必需品を、顧客の自宅へ真心こめてお届けする宅配サービスを提供しています。そのビジネスモデルは、英Ocado社との連携によるAIを用いた最先端のロボット技術を導入した顧客フルフィルメントセンターをハブとし、中継地点(スポーク)を設ける独自のハブ&スポークモデルを活用しています。これにより、豊富な商品を迅速かつ安全に、そして安定的に顧客に提供することを可能にしています。特に、入荷からお届けまで完全に温度管理されたコールドサプライチェーンを維持することで、高品質な生鮮品の鮮度を保ったまま配送できる点が強みです。配送には1.5tの小型トラックを使用し、積み込み作業はフレーム台車を活用することで、ドライバーの身体的負担を軽減しています。AIが最適な配送ルートを自動設定するため、効率的かつタイムリーな配送を実現し、ドライバーは運転に集中できます。デリバリークルーは、単に商品を運ぶだけでなく、顧客とのリアルな接点を通じて「幸せを運びつづける」という経営理念を体現し、顧客からの意見や要望をサービス改善に活かす重要な役割も担っています。サービス提供地域は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の一都三県を中心に順次拡大しており、地域社会への貢献として高齢者の見守り活動に関する協定締結や交通安全教室の開催なども行っています。同社は、従業員が安心して働けるよう、年間休日121日、月20時間程度の残業時間、充実した教育制度、イオングループの共済会や買物割引制度といった福利厚生を整備し、働きやすい環境づくりにも注力しています。
株式会社エスポリア
総資産 22億円(2025/08)
株式会社エスポリアは、「スマート物流革命で、世界をもっと身近に」をビジョンに掲げ、越境EC物流の変革に挑戦する企業です。同社は、新たな自動化・デジタル化を生かしたスマート物流ソリューションを提供することで、日本における物流業界の課題解決に取り組むとともに、越境ECを中心としたグローバルな商品配達をワンストップで構築しています。 主要な事業として、まず「輸入業(海外 → 日本)」を展開しており、通関、保税、仕分けから配送までを一気通貫で提供。自社システムの構築により、業界屈指の処理能力と配送スピード、競争力のある価格を実現しています。高申告許可率、日本語配達ラベルの海外印刷による短縮された配達期間、電子通関や自動仕分機によるコスト優位性が強みです。次に「輸出業(日本 → 海外)」では、日本から海外への国際物流サービスとして、貨物の引取、梱包、通関手続き、航空会社の予約等を提供。日本大手物流会社や中国EC会社との協業を通じて、日本メーカーによるアジア6カ国へのEC単品貨物の直送物流も手掛けています。 さらに、同社は「倉庫業」として自社倉庫を保有し、輸入・輸出倉庫、代理店発送代行倉庫、保管倉庫を運営。人海戦術からシステム化への転換により、処理スピードと精度を向上させ、保税・配送用貨物の確認・処理を一元化しています。そして、「ラストワンマイル エスポ便」は、国際物流全体を一貫して取り扱うことで、業務効率化による全体コストの低減、情報の見える化、リードタイム短縮を実現する独自の配送サービスです。通関後当日集荷した貨物の95%が翌日配送可能であり、置き配サービスも提供。配送エリアは一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)および大阪市内をカバーし、順次拡大中です。 同社の強みは、海運・空運を問わず日本・海外間の輸出入業務をドアtoドアで提供するワンストップサービス、自社高速通関システムを駆使した日次処理件数10万件以上という屈指の処理能力、そして自社開発システム連携によるスピーディーな翌日配送です。ESP-NACCS通関・保税システムやE-NACCS通関システム、出荷支援システムといった独自技術を駆使し、越境EC事業者や日本メーカー、中国EC会社、海外フォワーダー、そして最終消費者に対し、信頼性の高いトータル物流ソリューションを提供しています。
株式会社TADコーポレーション
総資産 21億円(2024/03)
株式会社TADコーポレーションは、企業や学校法人、官公庁を対象に、発送代行とそれに付随するロジスティクスサービスをワンストップで提供する企業です。主要事業として、ダイレクトメール(DM)やカタログ、各種資料の一括発送代行、個人情報やアンケート情報のデータ入力サービス、複雑な資料のセッティングや梱包作業を含む流通加工サービス、そして預かり資料の保管・在庫管理サービスを展開しています。同社は、顧客のニーズに応じたオーダーメイドの物流戦略を提案し、受付から発送作業までを一元管理することで、効率的かつ確実な物流プロセスを実現しています。 同社のロジスティクス事業は、データ入力、発送先管理、部材保管、流通加工・梱包、封入封緘、宛名印字・ラベル出力、発送、流通情報システムといった8つの機能を備えています。特に、大学や短期大学向けの願書・大学案内、会報誌の発送、企業や販売代理店向けのDMやノベルティの定期発送など、多岐にわたる顧客の物流課題に対応しています。また、DM・梱包発送サービスでは、ゆうメール1,000通からの小ロット対応から、1日約10,000通のDM発送実績を持つ大ロット対応まで幅広く手掛け、高速インクジェットプリンターによるダイレクト印字や、発送物に応じた最適な梱包方法を提案することで、コスト削減と品質維持を両立させています。 創業以来30年以上の実績を持ち、滋賀県を主要拠点としながら、京都、東京にも支社および物流センターを配置し、全国各地への迅速かつ低コストな配送体制を構築しています。徹底したセキュリティ管理とプライバシーマーク付与認定により、個人情報を取り扱う業務においても高い信頼性を確保しています。独自開発の流通情報システムや自動ラック装置、自動封入封緘機などの先進設備を導入し、常に業務の効率化と品質向上に努め、顧客のビジネス成長を物流面から支援する体制を強みとしています。
トランコムDS株式会社
総資産 17億円(2026/03)
トランコムDS株式会社は、約20年にわたり生協の個人宅配業務を主軸とする「コープデリバリーサービス事業」を展開し、全国42拠点で顧客に「信頼」と「笑顔」を届ける物流サービスを提供しています。同社は、生協から配送品質において常にトップランクの評価を獲得しており、安全運転指導、デジタルタコグラフやドライブレコーダを活用した運行管理、継続的な改善活動、そして独自の研修制度による業務品質向上を通じて「デリバリー・スマイル」を実現しています。2017年には「分業化」を導入し、配送スタッフの業務から荷物の積み込みや事務処理などを切り離すことで、生産効率の向上、女性社員比率および人材定着率の向上を実現しました。また、「営業専任」スタッフを配置し、生協の新規会員獲得業務の受託や個人宅配サービス以外の業務受託も目指しています。 同社は、このコープデリバリーサービス事業で培った豊富な知見と「人財力」を活かし、「デリバリーソリューション事業」を第二の柱として創出しています。この事業では、顧客の多様な物流に関する課題解決を目指し、従来の「食の個人宅配」の枠を超え、「衣食住」全般に関わるデリバリーサービスの可能性を追求しています。具体的なサービスとして、都市部の収納ニーズに応える「宅配型トランクルーム」を展開しており、サービスクリエーターによる荷物の預かりから、最高水準の倉庫での保管、必要な時の配送までを一貫して提供しています。トランコムDSの強みは、単にモノを運ぶだけでなく、顧客とのコミュニケーションを重視し、「暮らしのサポーター」としての役割を果たす「人間力」にあります。社員一人ひとりの成長を促す充実した教育研修と、多様なキャリアパスを用意することで、モチベーションの高い「人財」を育成しています。今後は、生協との連携強化による事業拡充に加え、異業種企業や行政・自治体とのオープンイノベーションを通じて、地域社会の課題解決に貢献する新たなデリバリーソリューションの創出にも積極的に取り組んでいます。
ココネット株式会社
総資産 16億円(2025/03)
ココネット株式会社は、「お届けでつなぐ心豊かな暮らし」をミッションに掲げ、日用品・食品・処方薬などのラストワンマイル配送サービスを通じて、地域社会の買い物における不便を解消する事業を展開しています。同社の核となるのは「ハーティスト」と呼ばれる自社配送スタッフであり、単に商品を届けるだけでなく、お客様に寄り添い、コミュニケーションを大切にする「サブファミリー(準家族)」のような温かいサービスを提供しています。具体的には、スーパーやホームセンターで顧客が購入した商品を自宅へ届ける「日用品配送」において、来店型、ネットスーパー型、ご用聞型、注文回収型といった多様な形式に対応し、重い荷物の運搬が困難な方、体調不良で外出できない方、買い物手段がない方など、幅広い買い物弱者のニーズに応えています。また、調剤薬局から患者宅や施設へ処方薬を迅速に配送する「処方薬配送サービスARUU」も提供しており、オンライン服薬指導のサポートや店舗間の在庫移動業務も担い、人々の健やかな生活を支えています。 同社の強みは、高品質なヒューマンサービスと先進技術の融合にあります。ハーティストは「ハーティストウェイ」という行動規範に基づき、「美しい心で地域を照らす」「サブファミリー(準家族)」「目配り・耳配り・気配り・心配り」「自らと仲間の成長を大切にし地域社会に対して最善を尽くす」という価値観を実践しています。さらに、店舗出荷型狭域配送サービスに特化した独自の配送管理システム「DSS」を開発・運用し、自動配車AIによる最適なルート算出、ペーパーレス化、高密度配送モデル、Web API連携による「スパイダーデリバリー」を通じて、配送業務の効率化、コスト削減、情報漏洩リスク軽減を実現しています。リアルタイムで配送状況を把握するコンタクトセンターも設置し、顧客からの問い合わせに迅速かつ正確に対応することで、荷主企業への負担軽減と顧客満足度向上に貢献しています。これらの取り組みにより、同社は物流の「2024年問題」やEC市場の拡大といった社会課題に対応し、持続可能な地域インフラとしての役割を果たしています。
株式会社南和
総資産 15億円(2025/09)
株式会社南和は1952年の創業以来、お客様のビジネスパートナーとして物流にまつわる多様な課題解決に貢献してきた総合物流企業です。同社は関西(2府4県)・中国・四国エリアを中心に地域密着型の事業を展開しつつ、全国に広がる独自の配送ネットワークを強みとしています。主要事業として、メール便・信書便サービス「ナンワメール便」を提供しており、ダイレクトメールやカタログ、会報誌などをリーズナブルな価格で配送し、大手通販事業者などのマーケティング活動を支援しています。このサービスでは、封入・封緘、宛名ラベル作成、データ加工、保管サービスまでワンストップで対応し、最短5日以内の配送完了を実現しています。 また、運送・配送・ラウンダーサービスでは、百貨店の商品配送で培ったノウハウを活かし、ルート配送、スポット配送、チャーター配送、緊急配送に対応。特に大手出版会社や自治体が発行するフリーペーパーの流通支援に強みを持ち、コンビニや駅、商業施設への配送・設置・管理、さらには販促支援や設備メンテナンスなどのラウンダー業務まで幅広く手掛けています。倉庫・流通加工・3PLサービスでは、自社物流センターと提携倉庫を活用し、EC・通販事業者の物流を強力にサポート。入荷・検品から商品保管・在庫管理、アソート・ピッキング、出荷検品、資材調達・梱包、納品書発行・同梱、送り状発行、ギフトラッピング、通関業務代行まで、低コストかつ高品質なワンストップソリューションを提供し、顧客の総保管コスト削減や出荷効率向上に貢献しています。 さらに、大阪府全域を対象とした産業廃棄物収集運搬事業も展開しており、廃プラスチック類、木くず、金属くず、ガラスくずなどの産業廃棄物を、自治体から許認可を受けた適切な処分場との契約に基づき、環境に配慮した方法で収集・運搬しています。同社の強みは、長年にわたり積み重ねてきた実績と信頼、お客様の課題に応じたワンストップソリューションと柔軟な対応力、そして「人」の力を基盤とした品質とスピードです。独自の配送ネットワークと熟練したドライバー体制により、多様化する顧客ニーズにきめ細かく対応し、安全・安心・迅速・正確な物流サービスを通じて、お客様のビジネスの成功を全力でサポートしています。
株式会社ジャパンクイックサービス
総資産 13億円(2026/03)
株式会社ジャパンクイックサービスは、AZ-COM丸和ホールディングス株式会社を中心とするAZ-COM丸和グループの一員として、貨物軽自動車運送事業を主軸に展開する物流企業です。同社は「より速く、よりより正確に、より安全に」をモットーに掲げ、「桃太郎便」ブランドのもと、法人および個人顧客向けに多岐にわたる輸配送サービスを提供しています。主要サービスには、ネットスーパーサービス、当日宅配サービス、ECお届けサービスが含まれ、多様化する現代の物流ニーズに対応しています。 法人顧客に対しては、ルート配送やメール配送といった定期便サービスを提供しており、軽トラックによる集配送で荷物の大きさや形状を問わず対応可能です。また、緊急性の高い荷物に対応する緊急オーダー配達も手掛けており、依頼から60分以内の集荷を基本とし、クール車や大型車の手配も可能で、事前の登録なしでも利用できる柔軟な体制を構築しています。個人顧客向けには、お届け先での代金引換サービスや配送ボックスの回収など、きめ細やかなサービスを提供し、顧客の利便性向上に努めています。 同社は東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫に拠点を持ち、約200台の自社契約車両(フランチャイズ契約)を運用することで、広範囲な配送ネットワークと安定した輸送能力を確保しています。ロジスティクス・アーキテクチャ・プロバイダとして、顧客第一義のサービス活動を通じて、効率的かつ安全な物流ソリューションを提供し、サードパーティロジスティクス業界での地位確立を目指しています。
株式会社エルネット
総資産 12億円(2026/03)
株式会社エルネットは、郵便物などの発送代行、運送受託、事務代行、ダイレクトメールの製作を主軸に置く企業である。日本郵便との法人契約を基盤に、ゆうメール、ゆうパケット、普通郵便、レターパック販売を組み合わせ、官公庁、教育機関、大手企業、通信販売事業者、公益法人、一般企業の販促物・案内物・カタログ・商品サンプルの発送業務を担う。DM発送は100通から対応し、特約料金を活用した郵便料金の低減、発送仕様や部数に応じた差出方法の設計、投函までの進行管理を収益の中心とするビジネスモデルである。 サービス構成は、メーリング、ロジスティクス、デザイン・印刷、ノベルティ制作、BPOで成り立つ。資材保管、封入、梱包、発送、郵便物のデザイン制作、印刷、エコバッグや付箋などの販促品制作、アンケート調査やキャンペーン応募の事務局代行、契約書類の回収、送付後のコール対応までを扱う。2004年から日本郵便との取引実績を持ち、年間約6,000万から1億通のDM・郵便物を取り扱う運用規模が特徴で、サイネックスグループの事業基盤、プライバシーマーク取得、第一種貨物利用運送事業登録を背景に、個人情報を含む発送代行や販促支援を継続的に受託している。
株式会社JALエービーシー
総資産 12億円(2025/03)
株式会社JALエービーシーは、JALグループの一員として、空港周辺における多岐にわたるサービスを提供し、旅行者の利便性向上と快適な旅の実現を支援しています。主要事業として、空港宅配手荷物の取扱業務、海外・国内用モバイル通信機器のレンタルサービス、空港での各種カウンターサービス、および電子渡航認証の申請代行業務を展開しています。 同社の空港宅配サービスは、自宅や勤務先から主要空港への手荷物輸送を担い、スーツケース、ゴルフバッグ、スキーセットなどの大型荷物にも対応します。特に、日本航空便利用者を対象とした「手ぶら宅配サービス」では、国内空港での受け取りを省略し、海外到着空港で直接荷物を受け取ることが可能です。また、国内旅行者向けには宿泊施設やゴルフ場、スキー場への「旅宅配サービス」を提供し、羽田空港とベイエリア提携ホテル、関西空港と大阪・京都市内対象ホテル間での当日配送を行う「ホテル宅配便サービス」も運営しています。モバイル通信機器レンタルでは、海外・国内用WiFiルーターや携帯電話、さらには55言語に対応する翻訳機「POCKETALK®」を提供し、ビジネス出張者や外国人旅行者、一時帰国者など、多様な顧客の通信ニーズに応えています。 空港カウンターでは、手荷物や防寒具の一時預かり、日本国内用プリペイドデータSIMカードの販売、JALロゴ入りゴルフバッグカバーや梱包資材の販売、手荷物ラッピングサービスなどを展開し、空港利用者の細やかな要望に対応しています。さらに、アメリカのESTAやオーストラリアのETAS(現在受付休止中)といった電子渡航認証の申請代行サービスも手掛け、煩雑な手続きを代行することで、渡航前の準備をサポートしています。これらのサービスは、個人旅行者だけでなく、団体旅行や出張を行う法人顧客にも提供されており、柔軟な契約スタイルや月末一括請求による業務効率化を強みとしています。
By Prefecture
郵便・宅配業界の上位 10 都道府県の構成と代表企業
Within 物流・運輸
物流・運輸全体 (22,786社) に占める 郵便・宅配 の割合と、同大分類の他業界
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業界一覧を見る※ 業界は各社の事業概要をもとに Compalyze が独自に分類したもので、他情報や実態と乖離している可能性があります。
宅配便取扱個数のうちトラック運送分。各年度版報道発表ページ本文より。date=年度末。令和元〜6年度。
出典: 国土交通省 宅配便・メール便取扱実績官公庁
宅配便取扱個数 航空等利用運送分
年次+12.9%前年
宅配便取扱個数のうち航空等利用運送分(飛脚航空便・宅急便タイムサービス等)。令和元〜6年度。令和6年度=1億533万個。各年度MLIT報道発表ページ本文記載。
出典: 国土交通省 宅配便・メール便取扱実績官公庁
宅配便 上位3便(宅急便・飛脚宅配便・ゆうパック)シェア(トラック運送)
年次+0.2%前年
トラック運送による宅配便のうち、宅急便(ヤマト)・飛脚宅配便(佐川)・ゆうパック(日本郵便)上位3便合計シェア。各年度MLIT報道発表ページ本文『上位3便で約XX.X%』記載より。各社個別個数はMLIT本文に非掲載のためシェアのみ。
出典: 国土交通省 宅配便・メール便取扱実績官公庁
メール便 ゆうメールシェア
年次メール便取扱冊数に占めるゆうメール(日本郵便)単独シェア。令和6年度=96.9%。クロネコDM便の郵便局集配移行に伴いゆうメール集中が進行。単年のみ確認。
出典: 国土交通省 宅配便・メール便取扱実績官公庁
横浜市金沢区代表企業
NEWS
この業界の企業に関する報道。各見出しは配信元記事からの引用です。
エアロネクスト、医療ドローン物流で提携
エアロネクストとジェイフロンティア、地域医療を支える新たなドローン物流提携の実現
Jフロンティが急反発、エアロネクストと業務提携し「空から支える地域医療インフラ」構築へ 速報
ジェイフロンティア、エアロネクストと業務提携、オンライン診療とドローン配送を一体化 - kabu
エアロネクストとジェイフロンティア、2026年4月の改正医療法を受け業務提携
ジェイフロンティア[2934]:株式会社エアロネクストとの業務提携に関するお知らせ 2026年7月27日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL
日本円ステーブルコインJPYC AZ-COM丸和HDと資本業務提携
AZ-COM丸和HD、決済PF企業に出資 | ロジスティクス | ニュース - daily
JPYC、物流大手AZ丸和と資本提携 「Pay囲い込み」せず商慣習改革へ
AZ丸和が大幅反発、優待制度新設と資本業務提携を買い材料視