物流・運輸
事業領域
タクシー、路線バス、観光バス
業界の特色
タクシー・バスは物流・運輸の中分類で、業界分類済の513,527社中3,954社 (0.77%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは41位)。東京都 (15%) を主拠点に47都道府県へ分布、上場35社を含む厚みのある層を持ちます。単体総資産は中央値7.5億円に対し最大は2.1兆円と2,838倍超の階層差があり、トップ企業が業界規模を大きく押し上げています。直近1年の雇用は拡大基調 (拡大48% / 縮小35%) で推移しています。売上判明44社で上位5社シェアは55%です。業界平均年収は約415万円。
集計は 単体決算 ・厚生年金被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
3,954社
35社 (0.9%)
673
東京都
587社 (14.8%)
企業数
3,954社
上場社数
35社
上場ROE中央値
9.6%
上場企業実績
上場平均年収中央値
629万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
上場18社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
大阪・関西万博の開催が2025年度の旅客需要を広域に押し上げ、東海旅客鉄道は東海道新幹線の運輸収入が過去最大、西日本鉄道は1977年度連結決算導入以来の過去最高益(営業利益302億円、+13.3%)を計上した。一方、万博閉幕後の反動減を各社は2026年度以降の主要リスクとして折り込んでおり、東海旅客鉄道は次期を明示的に減収減益予想とし、神姫バスも旅行貸切・自動車運送の反動減を見込む。インバウンド旅客の持続増加と運賃改定(神戸電鉄2025年1月実施、他社も検討)が下支えとなる一方、人件費上昇と設備更新投資の増大が収益を圧迫する構図は業界横断的に共通する。各社は公共交通収益を基盤としつつ、不動産・商業・観光・物流・海外事業への多角化で成長を狙う「沿線経営」モデルを深化させており、投資対象・規模・手法が各社の戦略的差異となっている。労働力不足の深刻化と災害激甚化はJR西日本が明示するように業界全体の中長期構造課題であり、人的資本充実と安全投資の継続が必須となっている。
2025年度は大阪・関西万博(4〜10月)が鉄道・バスの需要を広域に押し上げ、東海旅客鉄道の東海道新幹線は月別で4月112%〜9月121%(2024年度比)と高水準が継続し3Q累計111%を記録した。インバウンド需要の持続増加も重なり、東武鉄道のホテル業は単価上昇と需要取込みで増収増益を達成し、神戸電鉄は2025年1月の運賃改定と万博行楽需要で運輸業営業利益が前期実績918百万円から今回予想1,469百万円へ約60%増に拡大した。西日本鉄道は国内外の旅行・小売需要取込みにより営業収益4,742億円(+6.9%)・当期純利益322億円(+54.5%)の過去最高を達成した。一方、神奈川中央交通の乗合バスは旅客需要が堅調ながら設備投資拡大に伴う減価償却費と待遇改善による人件費増で旅客自動車事業の営業利益が前年同期比△1,134百万円と減益になっており、需要好調でも費用増に押される構図が地域バス・中小鉄道で顕著である。万博終了後の2026年度は需要の踊り場局面への移行が業界共通の見立てであり、神姫バスは万博反動による自動車運送・レジャーサービス・旅行貸切の減収を明示的に計画に織り込む。業界全体として旅客輸送と沿線不動産・商業・観光の複合収益構造が主流であり、純粋バス・タクシー専業の大型上場企業は少なく、複合型地域持株会社モデルが定着している。
大手各社は輸送収益を土台としつつも、成長エンジンとして注力する領域が明確に分岐している。東日本旅客鉄道(JR東日本)は2032.3期のモビリティ営業収益目標を従来比+1,000億円の「+3,000億円超」に上方修正し、バス・車両製造の拡大(+400億円)・運賃改定(+820億円)・インバウンド運輸収入(+450億円)を積み上げる一方、生活ソリューション(不動産回転型ビジネスの加速・M&A含む非連続成長)の営業収益・利益倍増を2年前倒しで達成した。小田急電鉄は2025〜2030年度累計成長投資4,000億円のうち不動産に2,600億円(新宿駅西口開発1,300億円・豪州・米国への海外不動産投資を含む)を配分し、政策保有株売却(300億円以上)と回転型投資(3,500億円)でキャッシュを調達するバランスシート経営を前面に出す。名古屋鉄道は2025年12月に名駅地区大規模再開発を見直し公表し、投資規模縮小・外部パートナー導入を前提に再検証中で、同時にファンド・リート活用による2024〜2030年度1,300億円の資産流動化(うち250億円既済)を実行する守りの資本効率策を採る。西日本鉄道は2026年度よりセグメントを「モビリティ/不動産3分割/ホテル・レジャー/流通・外食/ビジネスサポート」に再編し、国際物流の取扱高増と農業関連新会社(ヒノマル)の寄与を独自の多角化収益源として追加する。アルピコホールディングスは流通事業(デリシアミールズ等)が生み出すキャッシュを長野県内の観光路線バス(上高地・白馬)強化と白馬北城3.6ha複合開発(バスターミナル・商業・宿泊施設)に再投資するリージョナル・エコシステム戦略を取る。
業界横断で最大の構造リスクは、労働力不足の深刻化と人件費上昇が続く中での収益圧迫である。神姫バスは2027年3月期にベースアップ・人材確保コスト増に加えバス車両(装備品含む)更新と自動車整備工場建替え費用が重なり、営業利益が△21.4%(3,300百万円)、経常利益が△23.3%(3,400百万円)の大幅減益予想を計画に織り込んだ。大阪・関西万博の一時的押し上げが剥落する「万博反動減」も主要リスクとして各社が明示しており、東海旅客鉄道は2026年度を明確に減収減益と予想し、費用増(労務費等)とともに業績圧迫要因と位置づけている。資本市場からの評価圧力も顕在化しており、小田急電鉄はPBRが1.6倍(2023年度末)→1.1倍(2024年度末)に低下し、株主資本コストが公表時5.5%程度から直近6〜7.5%に上昇、自社のROE目標が低水準と市場に評価されていると認識している。名古屋鉄道の名駅再開発見直しは、大規模都市開発の実現可能性と財務健全性の両立という課題を象徴しており、投資縮小・外部依存化への転換が収益成長の上限を切り下げるリスクも内包する。東武鉄道は好調持続と増収を見込みながらも鉄道業における維持管理費増と新東武カード発行の一時費用が利益を圧迫し、営業利益は対計画増でも前年比ほぼ横ばい(+2億円)に留まる見通しであり、インフラ維持コストの増大が利益成長の天井を形成している。
各社の中期目標はROEと有利子負債/EBITDAの2指標を軸に設定する枠組みが定着している。小田急電鉄は2030年度ROE10%以上・営業利益800億円以上を掲げ、有利子負債/EBITDA倍率を7倍台でコントロールしながら財務レバレッジ拡大でROA低下を補完する方針を示し、2025〜2030年度の株主還元だけで2,000億円を計画する。三重交通グループホールディングスは中計最終年度(2027年3月期)を上方修正し、営業収益1,120億円(6期連続増収)・営業利益92億円・ROE9.0%・有利子負債/EBITDA6倍以下・自己資本比率35%の複合目標セットを掲げる。名古屋鉄道は2026年度にROE8%・純有利子負債/EBITDA6倍台の達成を見込む一方、営業利益は450億円で目標500億円に未達の見通しであり、差額は資産流動化益で補完する構図だ。西日本鉄道は2025年度の過去最高益(営業利益302億円、EBITDA610億円)から、2026年度は不動産の粗利率減少と持分法投資利益の減少により営業利益245億円(△21.8%)・経常利益245億円(△33.2%)に急落する見通しで、最高益の持続性に課題がある。東武鉄道は2026年度に営業収益6,730億円・営業利益720億円・当期純利益560億円を計画するが、利益の前年比改善幅は小幅であり、収益成長より財務の安定維持を優先した計画構成になっている。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
会社名・本社・上場区分・従業員数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 従業員数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 東急株式会社 | 東京都 | 上場 | 5,111人 | 2,571億円 |
| 2 | 大新東株式会社 | 東京都 | 非上場 | 4,788人 | — |
| 3 | 神奈川中央交通株式会社 | 神奈川県 | 上場 | 3,898人 | 520億円 |
| 4 | 株式会社NANKAI | 大阪府 | 上場 | 3,434人 | 1,280億円 |
| 5 | スカイマーク株式会社 | 東京都 | 上場 | 2,833人 | — |
| 6 | 株式会社JR東日本ステーションサービス | 東京都 | 非上場 | 2,692人 | — |
| 7 | 国際自動車株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,568人 | — |
| 8 | 国際自動車株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,492人 | — |
| 9 | 東急バス株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,419人 | — |
| 10 | 株式会社グリーンキャブ | 東京都 | 非上場 | 2,295人 | — |
| 11 | 国際興業株式会社 | 東京都 | 非上場 | 2,239人 | 416億円 |
| 12 | 帝都自動車交通株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,942人 | — |
| 13 | 西武バス株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,913人 | — |
| 14 | 阪急バス株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 1,881人 | 227億円 |
| 15 | 奈良交通株式会社 | 奈良県 | 上場 | 1,878人 | 212億円 |
| 16 | 株式会社ジャパン・リリーフ関西 | 大阪府 | 非上場 | 1,876人 | — |
| 17 | 神姫バス株式会社 | 兵庫県 | 上場 | 1,820人 | 247億円 |
| 18 | 京浜急行バス株式会社 | 神奈川県 | 非上場 | 1,710人 | — |
| 19 | 京王バス株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,691人 | — |
| 20 | 両備ホールディングス株式会社 | 岡山県 | 上場 | 1,627人 | 353億円 |
| 21 | エムケイ株式会社 | 京都府 | 非上場 | 1,612人 | — |
| 22 | 名鉄バス株式会社 | 愛知県 | 非上場 | 1,590人 | — |
| 23 | 株式会社JR東日本サービスクリエーション | 東京都 | 非上場 | 1,509人 | — |
| 24 | 北海道中央バス株式会社 | 北海道 | 上場 | 1,457人 | 205億円 |
| 25 | 神奈中タクシー株式会社 | 神奈川県 | 非上場 | 1,365人 | — |
| 26 | 京成バス千葉ウエスト株式会社 | 千葉県 | 非上場 | 1,308人 | — |
| 27 | 京王自動車株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,299人 | — |
| 28 | 小田急バス株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,280人 | — |
| 29 | 神奈川都市交通株式会社 | 神奈川県 | 非上場 | 1,257人 | — |
| 30 | 国際ハイヤー株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,166人 | — |
従業員数は社会保険加入者数(単体)です。
Industry Metrics
タクシー・バスに関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
タクシー 輸送人員(全国・法人+個人)
年次令和5年度(2023年度)=9億9,400万人。全交通機関中3.6%。法人+個人タクシー合計。原典は自動車輸送統計年報。
タクシー 営業収入(全国・法人)
年次令和5年度(2023年度)=1兆3,900億円。法人タクシーの総営業収入。
乗合バス 輸送人員(全国・営業用)
年次令和5年度(2023年度)=40億1,500万人。営業用乗合バス。数値は連合会資料(TAXI TODAY 2025)のチャートで自動車輸送統計年報を出典に引用されたもの(国交省一次ページ本文では未確認のためconfidence medium)。
出典: 国土交通省 自動車輸送統計年報(令和5年度)官公庁
法人タクシー 車両数(全国)
年次令和6年3月末現在(国交省調べ)の法人タクシー車両数。個人タクシー25,693台を含むタクシー総車両数は194,529台。
法人タクシー 事業者数(全国)
年次令和6年3月末現在(国交省調べ)の法人タクシー事業者数(一般タクシーのみ、ハイヤー・福祉限定車を除く)。複数支局に営業区域を有する事業者は単一化して算出。
貸切バス輸送人員
年次-7.1%
各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
9.6%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
7.3%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.26回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
629万円
有報の平均年間給与
平均従業員数(中央値)
611名
有報の従業員数
上場52社の実績中央値(平均年収は有報開示24社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
74.4%
売上原価 / 売上高
営業利益率
5.3%
営業利益 / 売上高
経常利益率
6.5%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.63回
売上高 / 総資産
平均年収
415万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
59.2%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
807万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『運輸業、郵便業(集約)』(大分類平均・2024年度)
参照: 財務省 法人企業統計『運輸業、郵便業(集約)』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
タクシー・バスで上場している 31社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 従業員規模 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と従業員数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
7.5億円中央値
中央 50% が 1.9億円 〜 35億円 の規模 ・ 最大 2.1兆円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の従業員数を比較できる企業の増減
業界は 拡大基調(平均 +18.6%)
雇用拡大 48%・縮小 35%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
タクシー・バスを含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『運輸業、郵便業(集約)』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 80.0% | 8.6% | 0.39回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 77.3% | 4.8% | 0.79回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 72.7% | 2.5% | 1.24回 |
| 1千万円未満 | 46.1% | 1.6% | 1.32回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
タクシー・バスを含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『運輸業、郵便業(集約)』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 54.6%
タクシー・バスで売上判明 44 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
タクシー・バスの企業の直近の動き
Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
東急株式会社
上場売上 2,571億円(2026/03)
東急株式会社は、1922年に目黒蒲田電鉄として設立されて以来、「まちづくり」を事業の根幹に据え、公共交通機関と都市開発を両軸とした長期循環型ビジネスモデルを展開する事業持株会社です。同社は、交通インフラ、都市開発、生活創造・リテール、ホスピタリティ、フューチャー・デザイン・ラボの5つの主要事業を通じて、東急線沿線を中心としたエリア価値の向上に継続的に取り組んでいます。交通インフラ事業では、鉄道・バス輸送サービスに加え、空港運営事業も手掛け、人々の生活を支える基盤を提供。都市開発事業では、多摩田園都市開発や渋谷再開発に代表される環境に配慮した街づくりを推進し、次世代へつながる魅力的な都市空間を創出しています。生活創造・リテール事業では、健康で豊かな暮らしをサポートする多様なサービスを提供し、ホスピタリティ事業では東急ホテルズなどを通じてホテル・リゾート事業を展開。さらに、フューチャー・デザイン・ラボでは、社会やお客さまの生活を変えるイノベーション創出に挑戦しています。同社は、沿線人口の増加予測や、鉄道全路線の再生可能エネルギー由来電力100%運行といったサステナブルな取り組みを強みとし、デジタルチケットサービス「Q SKIP」や「東急線アプリ」、DX特別組織「URBAN HACKS」による技術活用を通じて、リアルとデジタルを融合した「City as a Service」構想の実現を目指し、多様な顧客層のWell-beingとSocial-harmonyに貢献しています。
株式会社NANKAI
上場売上 1,280億円(2026/03)
株式会社NANKAIは、1885年の創業以来、民営鉄道のパイオニアとして、運輸業を基盤に多角的な事業を展開する総合生活企業です。同社は、鉄道、バス、フェリーといった公共交通事業を通じて、大阪南部から和歌山、徳島、四国に至る広範な地域で安全・安心な移動サービスを提供しています。特に、南海電気鉄道株式会社は、ラピートやサザンなどの特急列車を運行し、南海アプリを通じてリアルタイム運行情報やデジタルきっぷ、minapita会員証機能を提供することで、顧客の利便性向上に努めています。 不動産事業では、都心開発や沿線郊外での大規模住宅開発、オフィス・商業施設の賃貸・管理、分譲住宅やリフォーム、注文住宅の販売を手掛け、地域社会の発展に貢献しています。流通事業では、なんばパークスやなんばCITYなどのショッピングセンター運営を通じて、沿線の賑わいを創出。レジャー・サービス業では、旅行業(出張支援システム「BTOL」やWEB販売)、ホテル・旅館業(「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」)、ボートレース施設賃貸、ビル管理メンテナンス、葬祭事業、ゴルフ場運営、広告、保険、介護、eスポーツ、観光施設運営など、多岐にわたるサービスを提供し、人々の「しあわせなくらし」を育んでいます。 同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、タッチ決済対応改札機、スマートフォンでのチケット購入、自動運転の実証試験、AIコンシェルジュの導入、データ分析による顧客体験向上、ネパールIT人材の活用など、革新的な取り組みを進めています。minapitaポイントとOneID化を核としたサービス連携により、顧客接点のUX・UI向上を図り、沿線価値の最大化と持続可能な社会の実現を目指しています。これらの事業を通じて、個人顧客から法人顧客、観光客、地域住民まで、幅広い層のニーズに応え、地域とともに成長する企業グループとしての役割を果たしています。
日本トランスオーシャン航空株式会社
売上 545億円(2026/03)
日本トランスオーシャン航空株式会社は、「うちなーの翼」として沖縄に根差し、定期航空運送事業および不定期航空運送事業を主軸に、航空機整備事業を含む多角的な事業を展開しています。同社は創業以来58年間「人身死亡事故ゼロ」という高い安全実績を誇り、安全・安心な空の旅を最優先に提供しています。沖縄の魅力を国内外に発信することを使命とし、覇を拠点に国内15路線を運航するほか、覇=台北線といった国際線も展開。ボーイング737-800型機を主力機材とし、燃料効率向上に寄与するウイングレットを装備しています。 機内サービスにおいては、ゆとりのあるクラスJやプレミアムエコノミークラス(覇=台北線)を提供し、全席で無料の機内Wi-Fiサービスを通じて動画視聴も可能にするなど、快適性の向上に注力しています。また、USB電源の提供や、お子様連れのお客様向けにオリジナル塗り絵の配布、手話バッジを着用した客室乗務員による手話対応、全客室乗務員のサービス介助士資格取得推進など、多様な顧客層に寄り添ったきめ細やかなサービスを提供しています。空港では、ステイタス会員やプレミアムエコノミークラス利用客向けの専用チェックインカウンターやラウンジアクセス、優先手荷物返却サービスも提供しています。 同社の強みは、沖縄の文化や自然をテーマにした「ジンベエジェット」や「世界自然遺産特別デザイン機」などの特別デザイン機を運航し、観光振興や地域貢献に積極的に取り組んでいる点です。航空教室を通じて子供たちの夢を育む活動や、世界自然遺産登録支援活動も行っています。これらの取り組みは、単なる移動手段の提供に留まらず、沖縄の魅力を伝え、地域社会の発展に貢献するビジネスモデルを確立しています。同社はJALグループの一員として、顧客満足度と企業価値の向上に努め、沖縄と世界を結ぶ架け橋としての役割を担っています。
株式会社AIRDO
上場売上 535億円(2026/03)
株式会社AIRDOは、「北海道の翼」として、北海道と本州を結ぶ航空運送事業を展開しています。東京(羽田)、札幌(新千歳)、旭川、女満別、釧路、帯広、函館といった道内6都市と、仙台、名古屋(中部)、神戸、福岡を含む本州の主要都市間を11路線31往復で運航し、国内旅客運送および国内貨物運送サービスを提供。オンラインでの航空券予約、航空券と宿泊を組み合わせたダイナミックパッケージ、出発24時間前からのオンラインチェックインが可能です。My AIRDO会員向けには、ポイントプログラム、特典航空券、会員限定のお得情報を提供し、利便性と経済性を追求。運賃は、早期予約の「AIRDOスペシャル」、直前予約の「DOバリュー」に加え、「DOセール」「DOユース25」「DOシニア65」「道民割引運賃」「株主優待割引運賃」「就活支援割引運賃」「障がい者割引」など、多様な顧客層に対応した割引運賃を用意しています。 機内では、北海道ならではの軽食やドリンク、機内誌「rapora」、北海道の魅力を発信する「DOたび」やPodcast「ON-AIRDO」など、「北海道のおもてなし」を重視したサービスを提供。貨物輸送では、北海道産品を空輸する「道産空輸 AIRDOダイレクト便」で地域経済に貢献しています。 同社は「安全を絶対的使命として追求する」企業理念のもと、就航以来、航空事故・重大インシデント0件を継続。安全管理システムの推進、厳格な訓練、アルコール対策、第三者監査を通じて、お客様に安心して利用できる空の旅を提供しています。また、北海道日本ハムファイターズやTVアニメ『ゴールデンカムイ』とのタイアップ、地域社会への貢献活動にも積極的です。2024年10月からは株式会社ソラシドエアとの共同持株会社である株式会社リージョナルプラスウィングスへの整備部門集約を進め、協業効果による安全品質の維持・向上を図っています。
神奈川中央交通株式会社
上場売上 520億円(2026/03)
神奈川中央交通株式会社は、1921年の創立以来100年以上にわたり、神奈川県と東京都の一部地域において、地域に密着した多様な事業を展開し、お客さまの「かけがえのない時間」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献しています。同社の主要事業は、地域住民の生活の足として不可欠な「旅客自動車事業」、住みよい地域づくりを推進する「不動産事業」、そして「ホテル事業」の三本柱です。 旅客自動車事業においては、神奈川県のほぼ全域と東京都の一部を広範なネットワークでカバーする乗合バス事業を中核としています。同社は、路線バスの約2倍の輸送力を持つノンステップ連節バス「ツインライナー」を6つの地区で運行し、2023年4月からは小児IC運賃を一律50円とするなど、子育て世代への支援も強化しています。また、リアルタイム運行情報を提供する「神奈中バスロケーション」や「バス運行情報案内表示機」の設置により、利便性向上に努めています。次世代モビリティへの取り組みも積極的で、自動運転バスの実証実験を重ね、2022年5月からは慶應義塾大学SFC循環シャトルバスで定常運行を開始。さらに、環境負荷低減のためEVバスの導入を推進し、2024年度末までに8両を運行、CO2排出量実質ゼロでの運行を実現しています。安全管理体制も徹底しており、点呼支援システムやアルコール検知器、脳ドッグ、睡眠時無呼吸症候群の検査義務化など、多角的なアプローチで輸送の安全性を確保しています。 不動産事業は1967年に開始され、神奈川県を中心に分譲、仲介、買取再販、賃貸といった多岐にわたるサービスを提供し、地域のお客さまの「暮らし」に寄り添った住まいと街づくりを推進しています。ホテル事業では、「グランドホテル神奈中 平塚」と「グランドホテル神奈中 秦野」の運営受託を通じて、地域に質の高い宿泊・飲食サービスを提供し、人々の豊かな時間と交流を支えています。 同社は、長期ビジョン「Vision 2030 NEXT 神奈中」を掲げ、持続可能なモビリティサービスの実現、不動産関連領域の強化、そして「ゆたかなくらし」への貢献を重点課題としています。地域社会との共創を重視し、デジタル技術の活用やカーボンニュートラルへの貢献など、サステナビリティ経営を推進することで、地域価値の創造と企業価値の向上を目指しています。
株式会社スターフライヤー
上場売上 448億円(2026/03)
株式会社スターフライヤーは、「感動のあるエアライン」を企業理念に掲げ、安全運航を基盤とした航空輸送サービスを提供する航空会社です。同社は、既存の航空会社にはない新しい輸送価値の提供を目指し、国内線を中心に、東京(羽田)、北九州、福岡、関西(大阪)、中部(名古屋)、山口宇部、仙台といった主要都市間を結ぶ定期便を運航しています。国際線サービスも展開しており、旅客運送事業を主軸としています。 同社の最大の強みは、顧客体験を重視した高品質な機内サービスと快適な空間設計です。全席ブラックのレザーシートを採用し、他社同型機と比較して座席数を減らすことで、ゆとりのあるシートピッチを実現。ヘッドレスト、フットレスト、リクライニング機能に加え、全席にコンセントとUSBポートを完備し、一部機材では無料Wi-Fiも提供しています。機内エンターテインメントとしてこだわりのビデオプログラムを提供し、厳選されたコーヒーやオリジナルアロマによる「香りのおもてなし」など、細部にわたるホスピタリティを追求しています。 ビジネスモデルとしては、航空券の直接販売に加え、航空券とホテルを組み合わせたパッケージツアーの提供、法人顧客向けの専用予約システム「SF-Biz」による出張サポートも行っています。また、機内販売や機内モニターへの広告掲載による収益も確保しています。さらに、新規事業としてペット同伴旅行を可能にする「FLY WITH PET!」サービスや、空港と自宅・ホテル間を結ぶ乗合・定額タクシーやスマートシャトルといった空港送迎サービスも提供し、顧客の利便性向上に努めています。マイレージ会員向けには、コワーキングスペースやフラワーギフト、ラグジュアリーブランドサイト、レストラン、クラフトビールなど、多岐にわたる提携サービスを通じて、特別なライフスタイルを提案し、顧客ロイヤルティの向上を図っています。これらの事業を通じて、個人旅行客からビジネス客、法人顧客まで幅広い層に、安全で快適、そして感動的な空の旅を提供しています。
国際興業株式会社
売上 416億円(2026/03)
国際興業株式会社は、1940年の創業以来、「地域に深く。感動を広く。」を理念に掲げ、運輸・交通、観光・レジャー、流通・商事、開発・不動産の4つの主要事業を展開する総合企業です。運輸・交通事業では、東京都と埼玉県を中心に約450系統の路線バスを運行し、1日あたり約28万人のお客様に利用されています。また、東京・埼玉と東北を結ぶ高速バスや空港連絡バス、団体旅行や各種イベントに対応する観光バス、レクサスなどの高級セダンからジャンボハイヤーまで揃えVIP送迎や観光名所巡りに利用されるハイヤーサービス、そして町田市で唯一の自動車教習所を運営し、人々の移動を多角的に支えています。同社はノンステップバスの導入やエコドライブの推進、レトロフィットEVバスの運行など、環境に配慮した取り組みも強化し、グリーン経営認証を全事業所で取得しています。 観光・レジャー事業では、1961年からハワイに進出し、米国本土やハワイに6ヶ所のホテルを所有し、シェラトンやウェスティンといった世界的に有名なホテルチェーンによって運営されています。国内では、創業140余年の歴史を誇る「富士屋ホテル」をはじめとする箱根、山梨、岩手、青森、秋田の温泉リゾートやシティホテル、そして国内4コース90ホールのゴルフ場を運営しています。さらに、企業の業務渡航支援やグループの施設を活用した旅行企画、国内外の旅行会社へのプロモーション・セールスも手掛けています。 流通・商事事業では、業務用消臭剤「清水香」やホテルアメニティの企画・開発・販売、中古バスやバス部品、バスロケーションシステムの提供を通じて、多角的なソリューションを展開しています。また、1959年から油圧機器販売を基盤とする産業機械事業では、建設機械、自動車、工作機械、製鉄など日本の基幹産業向けに国内外の一流メーカー製品を取り扱い、アジア地域への展開も進めています。北海道地域ではBMWやポルシェの正規販売代理店として、新車・中古車販売からアフターメンテナンスまで一貫したサービスを提供し、道内トップクラスの実績を誇ります。 開発・不動産事業では、オフィスビル、マンション、商業施設の開発・運営、所有不動産の賃貸管理を行い、2016年には鹿児島県で大規模太陽光発電事業に参入するなど、地域の発展と持続可能な社会の実現にも貢献しています。同社は長年の歴史で培ったノウハウとグループの総合力を活かし、お客様の期待と信頼に応え、豊かな生活と感動を提供することを目指しています。
京阪ホールディングス株式会社
上場売上 415億円(2026/03)
京阪ホールディングス株式会社は、大阪・京都・滋賀を中心とする京阪沿線内外において、人々の暮らしに夢と希望と信頼のネットワークを築き、快適な生活環境を創造することを使命とする総合生活創造企業グループを統括する持株会社です。同社グループは、約50社に及ぶ企業群で構成され、「運輸業」「不動産業」「流通業」「レジャー・サービス業」の4つのコア事業を展開しています。運輸業では、京阪電気鉄道を核とした鉄道事業に加え、京福電気鉄道や叡山電鉄による鉄道事業、京阪バスなどによるバス事業、ケーブル・ロープウェイ事業を展開し、安全・安心・快適な交通ネットワークを提供しています。また、駅構内でのコインロッカーや宅配便ロッカー、シェアサイクル、自動外貨両替機などの便利なサービスも提供し、地域住民や観光客の利便性向上に貢献しています。不動産業においては、オフィスビルの賃貸、マンション販売、ニュータウン開発、住宅開発を手がけ、沿線のまちづくりを推進。空きスペースの有効活用や線路近接工事、光ファイバケーブル敷設に関する手続き支援も行っています。流通業では、京阪百貨店や京阪モール、くずはモールなどの商業施設を運営し、地域に密着したショッピング体験を提供。オンラインストアや有機野菜の宅配サービスも展開し、多様なライフスタイルに対応しています。レジャー・サービス業では、琵琶湖ホテルやTHE THOUSAND KYOTOなどのホテル事業、ニデック京都タワー、ひらかたパーク、ガーデンミュージアム比叡といった観光・レジャー施設の運営、琵琶湖や大阪の遊覧船事業、ゴルフ場運営など、幅広いサービスを提供し、人々に豊かな時間と感動を届けています。同社は「こころまち つくろう」をスローガンに掲げ、「BIOSTYLE経営」を通じて持続可能な社会の実現とグループの成長を目指しており、沿線地域の活性化と世界に開かれた美しい沿線づくりに貢献しています。
両備ホールディングス株式会社
上場売上 353億円(2026/03)
両備ホールディングス株式会社は、1910年の創立以来、地域社会の発展に貢献してきた総合生活産業グループの中核企業です。同社は社内カンパニー制度を採用し、ヒト・モノ・カネといった経営資源を一元管理しながら、各カンパニー長がスピーディな経営判断を行うことで、多岐にわたる事業を効率的に展開しています。主要事業としては、バスユニット統括カンパニーによるバス事業全体の戦略策定・実行、両備バスカンパニーによる乗合バス、高速バス、貸切バス、特定バスの運行、旅行業、タクシー事業など、地域公共交通の基盤を支えています。特に高速バスでは、夜行便でのアメニティサービス提供や、経路・運賃検索サービス「しらべるーと」、高速バス乗継サービス「コネモビ」を通じて、顧客の利便性向上と新たな移動体験を創出しています。 また、両備トランスポートカンパニーは陸運、倉庫、通関事業で物流を担い、両備スカイサービスカンパニーは岡山桃太郎空港においてANA岡山地区総代理店として、旅客業務、貨物業務、グランドハンドリング業務、運航業務といった地上業務全般を一手に引き受け、安全性・定時性・快適性を追求した高品質なサービスを提供しています。岡山空港開港以来の豊富な実績と、就航する全ての航空会社の業務を受託する強みを持っています。さらに、両備ストアカンパニーによるショッピングセンターやスーパーマーケットの運営、まちづくりカンパニーや両備不動産東京カンパニーによる都市開発、宅地開発、分譲マンション、仲介、賃貸、ビル管理、建設、不動産投資・開発事業も手掛けています。両備テクノモビリティーカンパニーは、自動車・重機・特殊車両の販売整備からトレーラー製造、金属加工、産業電源・オフィスシステム販売、ロボット電子機器開発まで、幅広い技術サービスを提供し、グループ全体の技術力を支えています。 同社の強みは、交通、物流、不動産、小売、情報、観光など多角的な事業ポートフォリオと、各カンパニーが連携し、地域に密着したサービスを提供することで、顧客の多様なニーズに応える総合力にあります。環境への取り組みとしてグリーン経営認証も取得しており、持続可能な社会の実現にも貢献しています。これらの事業を通じて、一般消費者から企業、航空会社、不動産投資家まで幅広い顧客層に対し、安全で快適、そして豊かな生活を支えるサービスを提供し続けています。
第一交通産業株式会社
上場売上 348億円(2026/03)
第一交通産業株式会社は、「快適な生活環境の創造」をモットーに、60年以上の経験と技術を活かし、全国24都道府県で総合的な生活インフラ事業を展開する企業グループです。同社の主要事業は不動産事業であり、特に新築分譲マンションの企画・開発・販売に強みを持っています。「グランドパレス」「アーバンパレス」「ラコント」といったブランドを展開し、上質で豊かなライフスタイルから都市型、シングル・DINKS向けまで多様なニーズに応える住まいを提供しています。九州を中心に全国で店舗・オフィス・マンションなどの不動産賃貸事業も手掛け、企画から管理まで一貫したサービスを提供。さらに、戸建住宅の分譲、不動産の価値を最大限に引き出す不動産再生事業、都市の利便性を支えるコインパーキング事業も展開しています。2025年4月末時点で、全国で425棟、21,800戸の供給実績を誇り、地域社会からの信頼と期待に応えています。また、土地の有効活用を支援するため、マンション・戸建て住宅用地や駐車場用地の募集を全国で行い、土地所有者に対してまとまった資金確保、相続トラブル回避、維持管理負担軽減といったメリットを提供し、地域の発展に貢献しています。顧客向けには、新築マンション情報を一般公開前に提供する無料会員制サービス「パレスクラブ」を運営し、先行予約や最新情報の優先配信を通じて、マンション購入を有利に進めるサポートも行っています。不動産事業以外にも、タクシー・ハイヤー、バス、介護医療、ホテルなど多岐にわたる生活インフラ事業との連携により、安心と利便性に満ちた暮らしを総合的に提供している点が同社の強みです。
オーシャントランス株式会社
売上 253億円(2026/03)
オーシャントランス株式会社は、長距離フェリー「オーシャン東九フェリー」の運航を主軸に、内航海運と外航海運を組み合わせた海上輸送事業を行う海運会社である。同社の事業内容はフェリー運航事業、内航海運、外航海運の順に構成され、東京港、徳島港、北九州港を結ぶ航路で旅客、乗用車、トラック、二輪車などを輸送する。旅客移動と貨物輸送を同じ航路上で扱う点に特徴があり、個人利用者の移動需要と物流事業者の幹線輸送需要の双方を対象とする。 フェリー事業では、有人の車両航送に加えて、ドライバーが乗船しない無人車両航送、海上混載輸送、バイクパレット便を扱い、陸上輸送の代替や長距離ドライバーの運行負担軽減に関わる輸送手段を担う。船内ではペット同伴乗船に対応した客室やStarlinkを活用したWi-Fiサービスを備え、旅客の長距離移動にも対応する。内航事業では在来船とRO-RO船による国内貨物輸送を手掛け、外航事業を含めた事業構成により、港湾間輸送、車両輸送、混載貨物輸送を収益源とするビジネスモデルを形成している。
神姫バス株式会社
上場売上 247億円(2026/03)
神姫バス株式会社は、兵庫県を主要な事業エリアとし、地域に不可欠な「まちづくり・地域づくり企業」への進化を目指す総合交通・生活サービス企業です。同社は、地域住民の日常生活を支える路線バス事業を基盤に、広範なネットワークを展開しています。具体的には、姫路、神戸、明石、加古川、三田などの主要都市で一般路線バスを運行するほか、神戸ウォーターフロントを巡る連節バス「Port Loop」や神戸観光周遊バス「シティーループ」、姫路城ループバスといった観光路線も手掛けています。また、ICカード「NicoPa」やクレジットタッチ決済などのキャッシュレスサービスを導入し、利便性向上に努めています。高速バス事業では、関西圏内はもちろん、東京、広島、高松、徳島、高知、松山、出雲、松江など全国主要都市を結ぶ長距離路線や、関西国際空港、神戸空港へのリムジンバスを運行し、ビジネスや観光客の移動をサポートしています。特に、2025年の大阪・関西万博開催に伴うアクセスバス運行や、神戸空港国際チャーター便就航への対応など、大規模イベントや国際化への貢献も積極的です。旅行事業では、ラグジュアリーバスツアー「真結(ゆい)」や一般バスツアー「バス旅」、瀬戸内周遊ツアー「YUI PRIMA OLIVIA」などを展開し、国内外の観光客に質の高い旅を提供しています。貸切バス事業も手掛け、多様なニーズに応えています。さらに、同社は不動産事業、レジャーサービス事業(AWAJI EARTH MUSEUMの運営)、農業事業「バスの八百屋」など多角的な事業を展開し、地域全体の「ライフプラットフォーム」確立を目指しています。環境面では、水素燃料電池バスや電気バスの導入、自動運転EVバスの実証実験など、次世代モビリティ技術の活用にも積極的であり、持続可能な社会の実現に貢献しています。M&A・事業承継にも注力し、地域経済の活性化と地元企業の持続的発展を支援することで、地域共栄の実現に尽力しています。
奈良交通株式会社
上場売上 212億円(2026/03)
奈良交通株式会社は、1943年の設立以来、奈良県を中心に地域に密着した総合交通・生活創造事業を展開しています。同社の主要事業である自動車運送事業では、奈良県全域および京都府南部で路線バスを運行するほか、首都圏・名古屋方面への夜行高速バス、空港リムジンバス、奈良県の名所・旧跡を巡る定期観光バスを提供。多様なニーズに対応した貸切バスや、自家用車両の運行管理受託、運転者派遣、宇陀地域でのタクシー事業も手掛けています。旅行商品の企画・販売も行い、地域の観光振興に貢献。生活創造事業としては、自社保有物件の賃貸・管理を行う不動産事業、近鉄20駅での駐輪場・駐車場運営とレンタサイクル提供、直営およびフランチャイズ(ミスタードーナツ等)の飲食店運営、民間企業や大学の食堂運営を行っています。また、奈良県唯一の大型二種・大型一種指定教習所としてプロドライバー育成に貢献し、道の駅や温泉施設などの指定管理業務、ダスキン店舗運営による清掃・衛生サービスも提供し、地域の生活基盤を多角的に支えています。同社は、VR技術を活用した定期観光バス「VR体感コース」や外国人観光客向けの「Nara Bus Concierge」、観光バスのDX化を推進する「リモート案内システム」など、先進技術を取り入れた新しい取り組みにも積極的です。安全・安心を最優先する経営理念のもと、ICカード乗車券「CI-CA」や交通系ICカード全国相互利用サービス、EVバスの導入、貸切バス事業者安全性評価認定制度三つ星取得など、サービスの向上と持続可能な社会の実現に向けた努力を続けています。
北海道中央バス株式会社
上場売上 205億円(2026/03)
北海道中央バス株式会社は、昭和18年(1943年)3月1日に設立され、北海道を拠点に多角的な事業を展開する企業です。同社の主要事業は、一般旅客自動車運送事業(乗合・貸切)、不動産事業、飲食業、公衆浴場業、旅行業にわたります。旅客自動車運送事業では、札幌市内および近郊の通勤通学に便利な市内・郊外路線バス、北海道内主要都市間を結ぶ都市間高速バス、新千歳空港と札幌・小樽を結ぶ空港連絡バスを運行し、地域住民やビジネス客、観光客の移動を支えています。また、北海道の観光名所を巡る定期観光バスやスキー場へのアクセスを提供するスキーバス、団体旅行向けの貸切バスも手掛け、2023年には貸切バス事業者安全性評価認定制度で「三ツ星」を取得するなど、安全輸送に注力しています。法人向けには路線バスを活用した小荷物輸送サービスも提供しています。不動産事業では、サービス付き高齢者向け住宅「マイラシーク南郷」や「マイラシーク手宮」の運営、テナントビルの建設を行っています。飲食業では、本社社屋1階にワインカフェ「小樽バイン」を運営し、観光客や地域住民に食の楽しみを提供。公衆浴場業として札幌市で「南郷の湯」を運営し、地域社会の生活を豊かにしています。旅行業では、バスツアーや宿泊&バスパックの企画・販売を通じて、北海道の魅力を発信しています。同社は、リアルタイム運行情報やWEB遅延証明、スマホ回数券「バスモ」の導入など、デジタル技術を活用した利便性向上にも積極的に取り組み、北海道の交通インフラと地域社会の発展に貢献し続けています。
ジェイアールバス関東株式会社
売上 127億円(2026/03)
ジェイアールバス関東株式会社は、JR東日本グループの一員として、関東地方を中心に広範なバス事業を展開しています。主要事業は、高速バス、一般路線バス、貸切バスの運行です。高速バス事業では、東京駅JR高速バスターミナルやバスタ新宿を拠点に、関東圏内から京阪神方面、東北、信越、東海地方など、広域にわたる長距離路線を運行しており、昼行便と夜行便の両方を提供することで、ビジネスや観光、帰省など多様な目的の顧客に対応しています。オンライン予約サイト「高速バスネット」やコンビニエンスストアでの購入、各種割引(学生割引、障害者割引、キャンペーン割引)を提供し、利便性と経済性を追求しています。また、バス停周辺の店舗と連携した「発車前後サービス」や、パーク&バスライドの推進により、利用者の利便性向上に努めています。一般路線バス事業では、福島、栃木、茨城、千葉、群馬、長野の各県において地域に密着した路線バスを運行し、地域住民の日常生活の足として貢献しており、交通系ICカードの導入を進め、キャッシュレス決済にも対応しています。貸切バス事業では、企業や学校の送迎、団体旅行、イベント輸送、テレビ撮影など、多岐にわたるニーズに応じた車両とサービスを提供し、顧客の要望に合わせた柔軟な運行計画を提案し、「笑顔でお出迎え・細かな接客」を心掛けています。同社は、安全・安心への取り組みを最優先事項とし、「運輸安全マネジメント」に基づき、安全に対する教育・訓練、厳格な運行管理体制、自社車両整備体制を確立。バリアフリー対応車両の導入や、車いす利用客へのサポートも積極的に行っています。さらに、高速バスを活用した地域産品の荷物輸送(貨客混載)にも取り組み、地域経済の活性化にも貢献しています。その他、駐車場・駐輪場の運営、東京駅JR高速バスターミナル内の売店運営、バス車体広告事業なども手掛けています。
新潟交通株式会社
上場売上 122億円(2026/03)
新潟交通株式会社は、新潟県を拠点に多岐にわたる事業を展開する総合交通事業者です。主要事業として、地域住民の日常生活を支える路線バス事業、新潟県内外を結ぶ高速乗合バス事業、そして旅行事業および商業施設「万代シテイ」の運営を手掛けています。路線バスは新潟市内および近郊を網羅し、ICカード乗車券「りゅーと」の導入やイベント臨時バスの運行を通じて、地域社会の移動を支えています。高速乗合バス事業では、「ときライナー」として新潟県内の主要都市(長岡、上越など)を結ぶ路線や、新潟空港リムジンバス、さらには東京、京都・大阪、名古屋、仙台、会津若松といった県外の主要都市への長距離路線を運行しており、利便性の高い交通手段を提供しています。特に、県内高速バスではKitaca、Suicaなどの全国交通系ICカードに対応し、現金や専用バスカードと合わせて多様な決済手段を提供しています。また、全国で初めて高速バスとタクシーの乗り継ぎを配車システムで円滑化する実証を行うなど、先進的な取り組みも推進しています。旅行事業では、新潟発着の国内・海外旅行の企画・手配を通じて、顧客の思い出作りをサポートしています。さらに、新潟市の中心部に位置する「万代シテイ」の運営を通じて、ファッション、グルメ、ショッピング、エンターテイメントを提供する商業空間を創出し、地域の活性化に貢献しています。同社は「安全への取り組み」を最優先事項とし、地域に根差した公共交通機関としての役割を果たすとともに、多様な事業展開により顧客のニーズに応え、新潟の発展に寄与しています。
東海汽船株式会社
上場売上 103億円(2025/12)
東海汽船株式会社は、明治22年(1889年)創業の歴史を持つ総合的な事業を展開する企業です。同社の主要事業は、伊豆諸島と本土を結ぶ旅客定期航路を中核とする海運関連事業であり、大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島といった伊豆諸島への重要な交通インフラを担っています。高速ジェット船や大型客船「橘丸」「さるびあ丸」を運航し、島民の生活航路としての公共的役割と、観光客向けの快適なリゾート航路としての側面を両立させています。また、夏季には東京湾納涼船の運航も行い、多様な顧客層に船旅の機会を提供しています。 海運事業に加えて、同社は商事料飲事業、ホテル事業、旅客自動車運送事業も展開しています。商事料飲事業では、船内レストランや竹芝客船ターミナル内のレストラン「HARBOR」、各港の船客待合所内売店、大島温泉ホテル内売店などを運営し、乗船客や地域住民に飲食・物販サービスを提供しています。ホテル事業としては、大島温泉ホテルを運営し、伊豆大島を訪れる観光客に宿泊施設を提供しています。旅客自動車運送事業では、大島バスの運行を通じて、伊豆大島における島内交通を支えています。 同社は、乗船券やツアーのオンライン予約システムを提供し、利便性の向上に努めています。また、貨物輸送サービスも手掛け、離島への生活物資の安全かつ確実な輸送を担うことで、伊豆諸島の経済活動と住民生活を支える重要な役割を果たしています。近年では、大型客船「さるびあ丸」「橘丸」において衛星通信サービス「Starlink」の本格運用を開始し、船内でのインターネット接続環境を整備するなど、顧客サービスの向上にも積極的に取り組んでいます。さらに、ネットショップ「島ぽち」や「島の生活通販 ショップ東海」を通じて、伊豆諸島の特産品販売にも力を入れています。これらの多角的な事業展開により、同社は伊豆諸島地域の発展に貢献する総合力の高い企業として、安全運航と良質なサービスの提供を経営の基本姿勢としています。
オリエンタルエアブリッジ株式会社
売上 98億円(2026/03)
オリエンタルエアブリッジ株式会社は、長崎県を拠点に国内定期航空運送事業を展開する航空会社です。同社は「安全で快適な航空輸送サービスを通じ、地域と社会の発展に貢献する」という企業理念のもと、長崎県の離島(壱岐、五島福江、対馬)と本土を結ぶ「空の架け橋」としての役割を担っています。主要事業として、ボンバルディアDHC-8-400型機(74席)とATR42-600型機(48席)を用いた国内定期旅客便の運航に加え、航空機の受託運航および整備業務、さらに長崎県の防災ヘリコプター受託運航も手掛けています。 同社の運航路線は、長崎発着の壱岐、五島福江、対馬線に加え、福岡を拠点に五島福江、宮崎、小松、対馬、中部を結ぶ路線、さらには中部から宮崎、秋田への路線も展開しており、長崎県内の離島と主要都市、そして日本各地の地方都市を結ぶ広範なネットワークを構築しています。特に、全日本空輸とのコードシェア便運航や空港カウンター業務委託を通じて、全国のお客様への利便性向上とサービス提供範囲の拡大を図っています。 お客様には、観光やビジネスでの移動手段として、安全かつ快適な空の旅を提供しており、オンラインチェックインや座席指定、手荷物サービスなど、きめ細やかなサービスを提供しています。また、機内にはAED(自動体外式除細動器)を搭載し、緊急時への備えも万全です。長崎県の豊かな自然と歴史を持つ離島への誘客にも力を入れ、地域経済の活性化に貢献しています。同社は、日々の安全運航を最優先に、地域社会と共に成長し続けることを目指しています。
長崎自動車株式会社
上場売上 90億円(2025/12)
長崎自動車株式会社は、昭和11年の創業以来、長崎県を拠点に地域に密着した多角的な事業を展開する企業です。同社の主要事業は、長崎市民の生活の足として不可欠な「一般旅客自動車運送事業」であり、長崎市内一円および西彼地域をカバーする路線バス、長崎空港と市内を結ぶ空港線エアポートライナー、県外を結ぶ高速乗合バス、そして観光客向けの「ながさき観光ルートバス」や「まちなか周遊バス」などを運行しています。利用者の利便性向上に注力し、ICカード「エヌタスカード」の導入や、長崎空港線・ながさき観光ルートバスにおけるクレジットカード等のタッチ決済乗車サービスを展開。さらに、MaaSアプリ「my route」との連携により、最適な経路検索から予約・決済までをシームレスに提供し、地域全体の移動の活性化に貢献しています。 また、同社は「不動産事業」として、複合商業施設「みらい長崎ココウォーク」の運営管理や駐車場運営を通じて、地域の賑わい創出と経済発展に寄与しています。長年培ってきたバス整備のノウハウを活かした「自動車整備事業」では、自社バス車両だけでなく、一般のお客様の自家用車の車検・整備も手掛け、地域の安全なカーライフをサポート。さらに、「太陽光発電事業」にも取り組み、再生可能エネルギーの普及にも貢献しています。 文化財の保護と活用にも力を入れ、長崎市より国指定史跡「出島和蘭商館跡」の「指定管理事業」を受託し、歴史的価値の高い施設の運営管理を通じて地域の魅力を発信しています。その他、バス車両や施設を活用した「バス広告事業」も展開し、地域の企業や団体のプロモーションを支援しています。同社は「人と人、街と街を結ぶ企業として、長崎のくらしを支え、社会の繁栄に貢献する」という使命のもと、安全運行を最優先に、最新の安全教育サービス「モビポケ」を導入するなど、お客様に安心して利用いただけるサービス提供に努めています。地域に根ざした公共交通機関としての責務を果たすとともに、多角的な事業展開により、長崎の未来を創造し、地域とともに歩む企業として、持続可能な社会の実現を目指しています。
九州産交バス株式会社
売上 76億円(2025/09)
九州産交バス株式会社は、熊本県を中心に九州全域へ路線バス、空港バス、高速バス、観光・特殊バス、貸切バス、旅行事業を組み合わせて展開する道路旅客運送会社である。同社は熊本市内および周辺地域の生活路線、コミュニティバス、阿蘇くまもと空港や天草空港に接続する空港アクセス、熊本と福岡・大分・宮崎・鹿児島・長崎・関西方面を結ぶ都市間高速輸送を事業の柱に置く。地域住民の通勤・通学・通院・買物などの日常移動と、県外から熊本を訪れる旅行者の移動需要の双方を取り込む運行網に特徴がある。 観光分野では、阿蘇登山線、阿蘇山火口シャトル、熊本城周遊バス「しろめぐりん」など、観光地へのアクセスや周遊に特化したバスを運行する。企業や学校、団体旅行向けには貸切バスを用意し、バスツアー企画も扱うことで、定時定路線の運賃収入に加えて、観光・団体輸送・旅行商品の収益を組み合わせたビジネスモデルを形成している。生活交通、空港連絡、都市間移動、観光周遊、団体輸送を同一グループの運行基盤で担える点が強みであり、熊本を起点とした公共交通と観光振興を支える事業構成である。
南国交通株式会社
上場売上 73億円(2025/09)
南国交通株式会社は、鹿児島県を拠点に、地域社会の交通インフラと生活サービスを多角的に提供する総合企業です。同社の主要事業は、自動車事業部、航空事業部、関連事業部の三本柱で構成されています。 自動車事業部では、鹿児島市内および薩摩川内市、出水市、阿久根市、伊佐市、霧島市、さつま町、湧水町、姶良市、日置市、水俣市といった広範囲で路線バスを運行し、地域住民の日常の足として貢献しています。鹿児島市内では「ドルフィン号」「吉野循環バス」「あいばす」など多様な路線を提供し、利便性を高めています。また、鹿児島空港と主要都市を結ぶ「エアポートシャトルバス」として、鹿児島市内、川内、水俣・大口・栗野、阿久根・出水・宮之城方面への空港連絡バスを運行し、空と陸の円滑なアクセスを確保。福岡や熊本への都市間高速バスも提供し、快適な長距離移動をサポートしています。鹿児島実業高校や松陽高校向けのスクールバス運行も手掛けるほか、鹿児島市交通局や薩摩川内市のバス事業受託、バス車内広告事業も展開。九州運輸局指定の民間車検工場と認証工場を保有する車両整備部門が、長年の経験と技術でバスの安全運行を徹底しています。 航空事業部では、鹿児島空港において全日本空輸、日本航空、ソラシドエア、フジドリームエアラインズ、ピーチアビエイション、ジェットスターなどの航空会社の空港ハンドリング業務を受託。旅客案内、搭乗手続き、手荷物・貨物取り扱い、機内清掃、運航支援業務など、航空機の発着に伴う広範な業務を一手に担い、年間約597万人の乗降客数を支える重要な役割を担っています。旅行事業部門では、国内航空券販売、ホテル手配、各種旅行商品の販売に加え、IATA公認代理店として海外航空券の発券や自社企画旅行商品の販売も行い、顧客の多様な旅行ニーズに応えています。 関連事業部では、鹿児島市の繁華街で24時間営業の有料駐車場「南国交通パーキングDo24」を運営し、地域の活性化に寄与。さらに、鹿児島県立吉野公園の指定管理業務を受託し、公園の運営・管理も手掛けています。旧ショッピングセンター跡地での貸しビル事業も展開し、不動産賃貸による収益も確保しています。これらの事業を通じて、同社は地域社会の発展と人々の生活を多方面から支える総合的なサービスを提供しています。
越後交通株式会社
上場売上 60億円(2026/03)
越後交通株式会社は、新潟県中越エリアを中心に多角的な事業を展開する「総合交通産業」です。同社の主要事業は旅客運送事業であり、地域住民の生活を支える路線バス、県内・県外を結ぶ高速バス、そして観光や団体利用に対応する貸切・観光バスを運行しています。路線バスでは、長岡市内の循環バス「くるりん」や柏崎市内の「かざぐるま」、見附コミュニティバス、越路地域巡回バス「雪ぼたる号」など、地域に密着したサービスを提供し、近年ではVisaやJCBのタッチ決済を導入するなど利便性向上にも努めています。貸切バス事業においては、公益社団法人日本バス協会の「貸切バス事業者安全性評価認定制度」で三ツ星認定を受けるなど、高い安全基準を維持しています。 旅行業では、同社オリジナルの「ゴールデンツアー」を展開し、国内旅行から海外旅行まで幅広いニーズに応える企画旅行を提供しています。プロ野球観戦、美術館巡り、劇団四季ミュージカル鑑賞、地域グルメツアー、東京ディズニーリゾート®ライナーなど、多様なテーマのツアーを企画し、お客様に「安心・安全・快適」な旅を届けています。 また、物品販売・広告業として、「お届けショップ越後」での贈答品や通信販売、「ふるさとショップ越後」での新潟県産品、地元の銘酒「田中角榮のお酒」、新鮮野菜、米菓、民芸品、バスグッズの販売を行っています。さらに、「千秋花店」では生花、鉢花、観葉植物の販売・レンタル、配達サービスを提供し、バス広告事業も手掛けています。レストラン業では、関越自動車道上りの「越後川口サービスエリア」を運営し、売店、フードコート、レストラン「火ぼたる」、カフェ「フローリーカフェ」を展開。田中角榮記念館に併設された「角さんの台所」では、越後の郷土料理やコシヒカリを中心とした食事を提供し、地元の特産品も販売しています。 不動産業では「まちの不動産屋さん」として不動産の賃貸・売買・仲介を行い、商業施設「E・PLAZA」の運営を通じて地域活性化にも貢献しています。その他、建材事業として砂利販売や除雪請負、石油事業として燃料・タイヤ・自動車部品販売、介護事業として福祉用具のレンタル・販売、ケアプラン作成など、地域社会の多様なニーズに応える幅広い事業を展開し、地域に根差した総合サービス企業としての地位を確立しています。
ジェイアールバス東北株式会社
売上 51億円(2026/03)
ジェイアールバス東北株式会社は、1988年4月1日にJR東日本グループの一員として営業を開始した、国鉄バス部門をルーツとする東北地方の主要なバス事業者です。同社は東北5県に拠点を構え、多岐にわたるバス事業を展開しています。主要な事業は旅客自動車運送事業であり、東北の主要都市と首都圏を結ぶ高速バスの運行を中核としています。例えば、仙台と新宿を結ぶ路線では3列シート車や夜行便「グランドリーム」車両を導入し、快適な移動を提供しています。また、仙台と新潟、盛岡、横手/湯沢・大曲、会津若松などを結ぶ路線も充実しており、ビジネスや観光客の長距離移動を支えています。 地域の足としては、青森・岩手・福島エリアを中心に一般路線バスを運行しており、青森-青森空港線や、十和田湖・奥入瀬渓流といった観光地を結ぶ「みずうみ号」「おいらせ号」などが代表的です。これらの路線バスでは、JR EAST PASS(東北エリア)やJAPAN RAIL PASSが利用可能であり、国内外からの観光客にも利便性を提供しています。さらに、青森県、岩手県、宮城県、福島県、山形県を営業区域とする貸切バス事業も展開し、団体旅行や企業の送迎など多様なニーズに応えています。仙台市交通局からの受託バス事業も手掛けることで、地域公共交通の維持・発展にも貢献しています。 旅客運送事業以外にも、同社は自動車整備業として自社車両の安全運行を支え、旅行業としてバスを利用した旅行商品の企画・販売、広告業としてバス車体やバス停への広告掲載、駐車場経営としてバス向けの駐車場貸し出しサービスや月極・時間貸駐車場、不動産賃貸業、そしてバスグッズの物品販売業など、幅広い事業を手掛けています。安全・安心・快適な輸送を最優先とし、バスロケーションシステムの導入や、大型2種免許取得支援制度、入社支度金制度といった採用活動にも力を入れ、持続可能な事業運営と地域社会への貢献を目指しています。JR東日本グループの安定した経営基盤を強みとし、東北地方の交通インフラを支える重要な役割を担っています。
大分交通株式会社
上場売上 42億円(2026/03)
大分交通株式会社は、大分県を拠点とする多角経営企業で、バス事業を軸に広告、保険、携帯電話販売、情報システム、不動産、旅行業を展開している。同社のバス事業は地域交通の基盤を担い、路線バス、高速バス、貸切バス、観光バスを運行。空港アクセスバス「エアライナー」や大分~福岡線「とよのくに号」、長崎線「サンライト号」など、多様なニーズに対応する。観光分野では「国東半島史跡めぐり」「耶馬渓めぐり」など地域の歴史・自然を活かしたコースを提供し、県内外の観光客を対象にしている。広告事業ではテレビCM、ラジオCM、新聞広告、バス広告、イベント企画など、多様な媒体を活用したマーケティング支援を展開。保険事業ではアフラック、東京海上日動、損害保険ジャパン、三井住友海上などのネットワークを活用し、がん保険や医療保険、自動車保険など幅広い商品を提供している。情報システム事業では官公庁や地場企業向けにシステム開発、ネットワーク構築、セキュリティコンサルティングを実施。地域医療や福祉分野のシステム構築にも注力している。不動産事業では自社所有の商業施設「Dプラザ」や1Kマンション「サンテラス」「WINDOM」の運営を通じ、地域の生活インフラを支えている。同社は創業125年を超える歴史を持ち、安全運行への取り組みや地域社会への貢献が業界で評価されている。安全マネジメント体制の強化やドローンを活用した教育など、技術革新を積極的に導入し、持続可能な事業展開を進めている。
産交バス株式会社
売上 41億円(2025/09)
産交バス株式会社は、熊本県を拠点に九州産交グループの一員として、路線バス事業、高速バス事業、空港リムジンバス事業を主軸に置くバス事業者である。同社は熊本市内と県内各地を結ぶ生活路線、地域の移動を支えるコミュニティバス、阿蘇くまもと空港と熊本市内を結ぶ空港リムジンバス、天草空港シャトルバスを運行し、通勤・通学利用者、地域住民、空港利用者の移動需要に対応する。定期券・回数券・ICカード販売を含む乗車サービスも事業に組み込み、地域交通インフラとしての継続利用を支える収益構造を持つ。 都市間輸送では熊本を起点に福岡、大分、長崎、宮崎、鹿児島、神戸・大阪・京都方面を結ぶ高速バス・快速バスを運行し、九州と関西を結ぶ移動ネットワークを形成している。観光分野では阿蘇山火口シャトル、熊本城周遊バス「しろめぐりん」、人吉周遊バスなど地域資源と連動した観光周遊路線を担い、貸切バスやバスツアーでは法人団体、学校、観光客の移動需要を取り込む。小荷物便によるバス便輸送、クレジットカードのタッチ決済、多言語案内、車内Wi-Fiも取り入れ、日常交通、空港アクセス、観光輸送、都市間輸送を組み合わせた事業構成に特徴がある。
国際自動車株式会社
上場売上 38億円(2026/03)
国際自動車株式会社は、kmグループとしてタクシー事業、ハイヤー事業、貸切バス事業、路線バス事業、シャトルバス事業を主軸に、自動車運行管理請負、保険、駐車場、整備、自動車用品製造販売までを扱う旅客運送企業である。同社は東京、横浜、大阪を主要エリアとし、一般利用者の日常移動、法人役員・来賓の移動、観光・団体輸送、病院や商業施設のタクシー乗り場利用者、運送事業者の安全管理担当者などを対象に、移動と車両運行に関わるサービスを組み合わせている。 事業面では、グループ営業車両数5,379台、うちタクシー4,852台、ハイヤー475台、バス52台を有し、2025年3月期の連結売上高は57,480百万円である。タクシーWEB予約、ハイヤーWEB予約、タクシーアプリS.RIDE、振って呼ぶタクシーアプリ「フルクル」、電子マネー決済、過去に導入したデジタルGPS無線配車などを活用し、予約・配車・決済を含む都市交通サービスを構成する。サポートキャブ、マタニティ関連輸送、買い物代行、フードデリバリーなど、移動需要の周辺領域にもサービスを広げてきた点に特徴がある。 人財教育では、kmグループホスピタリティカレッジを運営し、新入社員研修、乗務員育成、安全教育、二種免許取得支援、国土交通大臣認定の適性診断、旅客向け運行管理者等指導講習を実施する。安全マネジメント、道路交通安全、情報セキュリティ、環境対応を事業運営に組み込み、運賃収入、法人契約、車両管理受託、バス運行、整備・用品販売、保険代理、駐車場運営を収益源とする事業構成を持つ。
三重交通グループホールディングス株式会社
上場売上 37億円(2026/03)
三重交通グループホールディングス株式会社は、三重交通グループを統括する純粋持株会社として、グループ全体の基本戦略の立案・実行、および各事業会社の経営活動の推進・支援を担っています。同社グループは、運輸業、不動産業、流通業、レジャー・サービス業の4つの主要セグメントを展開しており、これらの異なる事業が連携することでシナジー効果とリスク分散効果を生み出し、持続的な成長を目指しています。特に運輸業はグループの知名度と信用力の源泉として重視されています。 運輸業では、三重交通をはじめとするグループ会社が乗合バス、貸切バス、タクシー、旅行業、自動車整備、運行受託などを手掛け、地域密着型の日本最大級のバスサービスを提供しています。近年は運賃改定やクレジットカード等のタッチ決済導入により顧客利便性の向上を図っています。不動産業では、戸建・中高層住宅・住宅地の分譲、注文住宅、リフォーム、土地・建物の売買・賃貸仲介、ビル・商業施設賃貸、環境エネルギー事業として大規模太陽光発電を展開し、名古屋市や四日市市でのオフィスビル開発、売却型賃貸マンション開発を通じて収益基盤を拡充しています。流通業では、石油製品・液化石油ガス販売、自動車・自動車部品販売、小売業(ハンズのフランチャイズ店舗運営)、外食事業、宅配水、オートリース、損害保険代理業など、人々の生活を支える多様な商品・サービスを提供しています。 レジャー・サービス業は、ビジネスホテル「三交イン」(全国15ホテル2,092室を展開し、まくらBARや大浴場を特徴とする)、鳥羽湾を望むリゾートホテル「鳥羽シーサイドホテル」、鈴鹿国定公園の御在所岳と湯の山温泉を結ぶ「御在所ロープウエイ」、名阪関ドライブイン、三重カンツリークラブや松阪カントリークラブといったゴルフ場、旅行業「カッコーパルック」、自動車運転教習所、造園土木業、警備業、介護事業(サービス付き高齢者向け住宅の運営)、伊勢志摩スカイラインなどの自動車道事業、高速道路SA/PAの売店運営など、多岐にわたるサービスを提供し、地域社会の発展と顧客の豊かな暮らしに貢献しています。
日ノ丸自動車株式会社
上場売上 34億円(2026/03)
日ノ丸自動車株式会社は、鳥取県を拠点に地域社会の発展に貢献する多角的な事業を展開しています。同社の主要事業は、公共交通機関としての使命を担う一般乗合旅客自動車運送事業であり、鳥取県内の路線バス、鳥取砂丘コナン空港および米子鬼太郎空港への空港連絡バス、鳥取市循環バス「くる梨」、米子市循環バス「だんだんバス」、観光周遊バス「ループ麒麟獅子」などを運行しています。特に、2026年3月21日からは鳥取県内の全路線バスで交通系ICカード「ICOCA」および全国相互利用可能なICカードによるキャッシュレス決済サービスを導入し、地域住民や観光客の移動利便性を大幅に向上させています。また、広島、岡山、姫路、出雲、松江といった主要都市を結ぶ高速バスも運行し、ビジネスや観光での長距離移動を安全かつ快適にサポートしています。 一般貸切旅客自動車運送事業では、旅行や団体移動の多様なニーズに応じた貸切バスを提供しており、「貸切バス事業者安全性評価認定制度」で最高評価の三ツ星認定を受けるなど、高い安全品質が強みです。さらに、同社はANAの総代理店として、鳥取砂丘コナン空港と米子鬼太郎空港において、旅客、運送、運航、貨物といった空港にかかわる広範な業務を受託し、両空港の円滑な運営に不可欠な役割を担っています。その他、旅行事業、駐車場事業、バス広告、保険商品、化粧品、県内名産品などを取り扱う物品販売事業、損害保険・生命保険代理店事業、そして従業員向けの企業主導型保育事業も展開しています。自動車整備事業では、県内3拠点に整備工場を設け、長年の経験と高度な技術を持つ整備士が自社バス車両の点検整備を確実かつ迅速に行い、全ての運行の安全性を根底から支えています。これらの事業を通じて、同社は「交通は文化の母」という創業理念のもと、地域の交通インフラを支え、人々の豊かな生活と地域社会の活性化に尽力しています。
サンデン交通株式会社
上場売上 32億円(2026/03)
サンデン交通株式会社は、山口県下関市を拠点に、地域社会の発展に貢献する多角的な事業を展開しています。同社の主要事業は、自動車運送業、航空代理業、不動産業・建設業、そして保険代理店業の4つの柱から成り立っています。自動車運送事業では、昭和5年より乗合自動車運送事業を開始し、下関市を中心とした山口県西部地区の住民の足として、一般路線バスを運行しています。また、下関と福岡を結ぶ都市間高速バス「ふくふく号」や、山口県一円から中国・四国・九州までをカバーする貸切バス事業も手掛けており、年間約22,000人の利用者にサービスを提供しています。ICカード「nimoca」の導入やデジタルチケット、バスロケーションシステムなど、利便性向上にも積極的に取り組んでいます。航空代理業においては、昭和41年から全日本空輸株式会社の山口地区総代理店として、山口宇部空港および岩国錦帯橋空港で旅客業務、運航支援業務、貨物業務、搭降載業務といった空港ハンドリング業務を一手に担い、山口県の空の玄関としての重要な役割を果たしています。不動産業・建設業では、昭和45年からの宅地開発を皮切りに、分譲地や住宅の販売、不動産仲介(売買・賃貸)、月極駐車場、空き家管理サービス、リフォーム・新築工事まで、総合的な不動産サービスを提供し、地域に根差した住環境整備に貢献しています。保険代理店業では、アフラックをはじめ、東京海上日動あんしん生命保険、メットライフ生命、オリックス生命、ネオファースト生命、日本生命、はなさく生命といった複数社の生命保険商品を取り扱い、多数のファイナンシャルプランナーが個々の顧客に最適な保険プランを提案し、「安心できる明日をお手伝い」をモットーにきめ細やかなサービスを提供しています。これらの事業を通じて、同社は地域住民の生活を多方面から支え、地域社会の活性化に貢献し続けています。
株式会社伊予鉄グループ
上場売上 32億円(2026/03)
株式会社伊予鉄グループは、愛媛県松山市を拠点に130年以上の歴史を持つ地域密着型の総合生活サービス企業です。同社は持株会社体制のもと、多岐にわたる事業を展開し、地域社会の発展に貢献しています。主要事業は、鉄道、軌道、バスといった公共交通機関の運営であり、郊外電車、市内電車、観光客に人気の坊っちゃん列車、路線バス、高速バス、松山空港リムジンバスなどを通じて、地域住民や観光客の移動を支えています。特に、超低床式電車の導入やノンステップバスの運行、駅・電停のバリアフリー化を積極的に推進し、誰もが安心して利用できる公共交通機関を目指しています。近年では、全国初の自動運転レベル4路線バスの本格運行や、QRコード乗車券改札の導入、ICOCAおよびモバイルICOCAへの対応、無料Wi-Fiサービスの提供など、先進技術の導入にも力を入れています。運輸事業に加えて、同社は流通、不動産、レジャー、金融、広告、保育など幅広い分野でサービスを提供しています。具体的には、百貨店「いよてつ髙島屋」の運営、伊予鉄ターミナルビルや松山市駅前再開発事業を通じた商業施設の展開、伊予鉄商事による物販、伊予鉄オートや愛媛日野自動車によるカーセールス、いよてつ不動産による不動産賃貸・管理、レフ松山市駅 by ベッセルホテルズなどのホテル事業、大観覧車「くるりん」や梅津寺公園といったレジャー施設の運営、伊予鉄トラベルによる旅行事業、ICい~カードやICOCA WEB定期券サービス「iCONPASS」、みきゃんアプリ、ローズカードなどを通じた金融・決済サービス、いよてつ総合企画による広告・企画、いよてつ保育園による保育事業、さらには太陽光発電事業まで手掛けています。同社の強みは、地域に根差した多様な事業ポートフォリオと、長年にわたり培ってきた「安全・安心」を最優先とする企業文化にあります。地域社会のニーズを先取りし、デジタル技術(生成AI、RPAなど)を活用した業務効率化や、従業員のワークライフバランスを重視した働き方改革にも積極的に取り組むことで、持続可能な地域社会の実現と企業価値の向上を目指しています。これらの取り組みを通じて、同社は地域住民の生活の質向上と観光振興に大きく貢献しています。
瀬戸内運輸株式会社
上場売上 23億円(2026/03)
瀬戸内運輸株式会社は、1916年の創業以来、愛媛県東予地区を中心に地域に密着した公共交通機関として、一般乗合旅客自動車運送事業および一般貸切旅客自動車運送事業を展開しています。同社の主要事業は、地域住民の日常生活を支える路線バスの運行と、広域を結ぶ高速バス、そして多様なニーズに応える貸切バスサービスです。路線バスは愛媛県東予地区の主要都市や地域を結び、利便性の高い移動手段を提供しています。高速バス事業では、今治市を拠点に、広島、福山、大阪、神戸、東京、北九州、福岡といった主要都市間を結ぶ長距離路線を運行しており、特に「しまなみライナー」や「いしづちライナー」などのブランドで知られています。これらの高速バスは、ビジネス利用から観光、帰省まで幅広い顧客層に利用されています。貸切バス事業では、団体旅行、学校の修学旅行や遠足、イベント時のシャトルバスなど、顧客の具体的な要望に応じた柔軟な運行サービスを提供し、愛媛県および広島県を主要な営業区域としています。同社は、公益社団法人日本バス協会が実施する「貸切バス事業者安全性評価認定制度」において三ツ星の認定を受けるなど、輸送の安全確保に全社一丸となって取り組む姿勢を強みとしています。また、近年では路線バスロケーションアプリ「LAC(らく)バス」を今治市内に展開するなど、デジタル技術を活用したサービス向上にも注力しています。四国八十八ヶ所巡拝貸切バスやあるき遍路ツアーの運行実績もあり、観光分野においても地域貢献を果たしています。これらの事業を通じて、同社は地域社会の発展と人々の移動を支える重要な役割を担っています。
東海自動車株式会社
上場売上 22億円(2026/03)
Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
東急株式会社
上場総資産 2.1兆円(2026/03)
東急株式会社は、1922年に目黒蒲田電鉄として設立されて以来、「まちづくり」を事業の根幹に据え、公共交通機関と都市開発を両軸とした長期循環型ビジネスモデルを展開する事業持株会社です。同社は、交通インフラ、都市開発、生活創造・リテール、ホスピタリティ、フューチャー・デザイン・ラボの5つの主要事業を通じて、東急線沿線を中心としたエリア価値の向上に継続的に取り組んでいます。交通インフラ事業では、鉄道・バス輸送サービスに加え、空港運営事業も手掛け、人々の生活を支える基盤を提供。都市開発事業では、多摩田園都市開発や渋谷再開発に代表される環境に配慮した街づくりを推進し、次世代へつながる魅力的な都市空間を創出しています。生活創造・リテール事業では、健康で豊かな暮らしをサポートする多様なサービスを提供し、ホスピタリティ事業では東急ホテルズなどを通じてホテル・リゾート事業を展開。さらに、フューチャー・デザイン・ラボでは、社会やお客さまの生活を変えるイノベーション創出に挑戦しています。同社は、沿線人口の増加予測や、鉄道全路線の再生可能エネルギー由来電力100%運行といったサステナブルな取り組みを強みとし、デジタルチケットサービス「Q SKIP」や「東急線アプリ」、DX特別組織「URBAN HACKS」による技術活用を通じて、リアルとデジタルを融合した「City as a Service」構想の実現を目指し、多様な顧客層のWell-beingとSocial-harmonyに貢献しています。
株式会社NANKAI
上場総資産 1.2兆円(2026/03)
株式会社NANKAIは、1885年の創業以来、民営鉄道のパイオニアとして、運輸業を基盤に多角的な事業を展開する総合生活企業です。同社は、鉄道、バス、フェリーといった公共交通事業を通じて、大阪南部から和歌山、徳島、四国に至る広範な地域で安全・安心な移動サービスを提供しています。特に、南海電気鉄道株式会社は、ラピートやサザンなどの特急列車を運行し、南海アプリを通じてリアルタイム運行情報やデジタルきっぷ、minapita会員証機能を提供することで、顧客の利便性向上に努めています。 不動産事業では、都心開発や沿線郊外での大規模住宅開発、オフィス・商業施設の賃貸・管理、分譲住宅やリフォーム、注文住宅の販売を手掛け、地域社会の発展に貢献しています。流通事業では、なんばパークスやなんばCITYなどのショッピングセンター運営を通じて、沿線の賑わいを創出。レジャー・サービス業では、旅行業(出張支援システム「BTOL」やWEB販売)、ホテル・旅館業(「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」)、ボートレース施設賃貸、ビル管理メンテナンス、葬祭事業、ゴルフ場運営、広告、保険、介護、eスポーツ、観光施設運営など、多岐にわたるサービスを提供し、人々の「しあわせなくらし」を育んでいます。 同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、タッチ決済対応改札機、スマートフォンでのチケット購入、自動運転の実証試験、AIコンシェルジュの導入、データ分析による顧客体験向上、ネパールIT人材の活用など、革新的な取り組みを進めています。minapitaポイントとOneID化を核としたサービス連携により、顧客接点のUX・UI向上を図り、沿線価値の最大化と持続可能な社会の実現を目指しています。これらの事業を通じて、個人顧客から法人顧客、観光客、地域住民まで、幅広い層のニーズに応え、地域とともに成長する企業グループとしての役割を果たしています。
京阪ホールディングス株式会社
上場総資産 6,461億円(2026/03)
京阪ホールディングス株式会社は、大阪・京都・滋賀を中心とする京阪沿線内外において、人々の暮らしに夢と希望と信頼のネットワークを築き、快適な生活環境を創造することを使命とする総合生活創造企業グループを統括する持株会社です。同社グループは、約50社に及ぶ企業群で構成され、「運輸業」「不動産業」「流通業」「レジャー・サービス業」の4つのコア事業を展開しています。運輸業では、京阪電気鉄道を核とした鉄道事業に加え、京福電気鉄道や叡山電鉄による鉄道事業、京阪バスなどによるバス事業、ケーブル・ロープウェイ事業を展開し、安全・安心・快適な交通ネットワークを提供しています。また、駅構内でのコインロッカーや宅配便ロッカー、シェアサイクル、自動外貨両替機などの便利なサービスも提供し、地域住民や観光客の利便性向上に貢献しています。不動産業においては、オフィスビルの賃貸、マンション販売、ニュータウン開発、住宅開発を手がけ、沿線のまちづくりを推進。空きスペースの有効活用や線路近接工事、光ファイバケーブル敷設に関する手続き支援も行っています。流通業では、京阪百貨店や京阪モール、くずはモールなどの商業施設を運営し、地域に密着したショッピング体験を提供。オンラインストアや有機野菜の宅配サービスも展開し、多様なライフスタイルに対応しています。レジャー・サービス業では、琵琶湖ホテルやTHE THOUSAND KYOTOなどのホテル事業、ニデック京都タワー、ひらかたパーク、ガーデンミュージアム比叡といった観光・レジャー施設の運営、琵琶湖や大阪の遊覧船事業、ゴルフ場運営など、幅広いサービスを提供し、人々に豊かな時間と感動を届けています。同社は「こころまち つくろう」をスローガンに掲げ、「BIOSTYLE経営」を通じて持続可能な社会の実現とグループの成長を目指しており、沿線地域の活性化と世界に開かれた美しい沿線づくりに貢献しています。
第一交通産業株式会社
上場総資産 1,414億円(2026/03)
第一交通産業株式会社は、「快適な生活環境の創造」をモットーに、60年以上の経験と技術を活かし、全国24都道府県で総合的な生活インフラ事業を展開する企業グループです。同社の主要事業は不動産事業であり、特に新築分譲マンションの企画・開発・販売に強みを持っています。「グランドパレス」「アーバンパレス」「ラコント」といったブランドを展開し、上質で豊かなライフスタイルから都市型、シングル・DINKS向けまで多様なニーズに応える住まいを提供しています。九州を中心に全国で店舗・オフィス・マンションなどの不動産賃貸事業も手掛け、企画から管理まで一貫したサービスを提供。さらに、戸建住宅の分譲、不動産の価値を最大限に引き出す不動産再生事業、都市の利便性を支えるコインパーキング事業も展開しています。2025年4月末時点で、全国で425棟、21,800戸の供給実績を誇り、地域社会からの信頼と期待に応えています。また、土地の有効活用を支援するため、マンション・戸建て住宅用地や駐車場用地の募集を全国で行い、土地所有者に対してまとまった資金確保、相続トラブル回避、維持管理負担軽減といったメリットを提供し、地域の発展に貢献しています。顧客向けには、新築マンション情報を一般公開前に提供する無料会員制サービス「パレスクラブ」を運営し、先行予約や最新情報の優先配信を通じて、マンション購入を有利に進めるサポートも行っています。不動産事業以外にも、タクシー・ハイヤー、バス、介護医療、ホテルなど多岐にわたる生活インフラ事業との連携により、安心と利便性に満ちた暮らしを総合的に提供している点が同社の強みです。
スカイマーク株式会社
上場総資産 1,211億円(2026/03)
スカイマーク株式会社は、1998年9月に羽田=福岡路線に就航して以来、国内航空運送事業を主要な事業として展開しています。同社は「あらゆる人々に、安全で安心かつ高品質な航空サービスを、身近な価格で提供する」ことを企業ミッションに掲げ、「空の旅を誰もが利用できる身近なものにする」という確固たる「芯」を追求しています。現在、国内23路線・12都市に就航し、1日当たり約150便を運航しており、個人旅客から法人顧客まで幅広い層にサービスを提供しています。ビジネスモデルは「安全確保を前提に、高い運航品質とシンプルで心のこもったサービスを身近な運賃で提供する」ことに特徴があり、割安な運賃と優れた運航品質を両立させることで、国内航空運送市場において独自の地位を確立しています。 同社の強みは、国土交通省発表の「航空輸送サービスに係る情報公開」における定時運航率で2017年度から2022年度まで6年連続第1位を達成している点や、公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会が公表するJCSI(日本版顧客満足度指数)調査の国内長距離交通業種において「顧客満足・ロイヤルティ」指標でNo.1を獲得するなど、高い運航品質と顧客満足度を誇ります。また、法人顧客向けには「Sky-Style法人専用オンライン予約システム」や「SKYビジネス」といったサービスも提供し、多様なニーズに応えています。安全運航への取り組みを最優先事項とし、社会の持続的な発展への貢献も重視しており、安全・安心・快適な空の旅を追求し続けています。
両備ホールディングス株式会社
上場総資産 1,204億円(2026/03)
両備ホールディングス株式会社は、1910年の創立以来、地域社会の発展に貢献してきた総合生活産業グループの中核企業です。同社は社内カンパニー制度を採用し、ヒト・モノ・カネといった経営資源を一元管理しながら、各カンパニー長がスピーディな経営判断を行うことで、多岐にわたる事業を効率的に展開しています。主要事業としては、バスユニット統括カンパニーによるバス事業全体の戦略策定・実行、両備バスカンパニーによる乗合バス、高速バス、貸切バス、特定バスの運行、旅行業、タクシー事業など、地域公共交通の基盤を支えています。特に高速バスでは、夜行便でのアメニティサービス提供や、経路・運賃検索サービス「しらべるーと」、高速バス乗継サービス「コネモビ」を通じて、顧客の利便性向上と新たな移動体験を創出しています。 また、両備トランスポートカンパニーは陸運、倉庫、通関事業で物流を担い、両備スカイサービスカンパニーは岡山桃太郎空港においてANA岡山地区総代理店として、旅客業務、貨物業務、グランドハンドリング業務、運航業務といった地上業務全般を一手に引き受け、安全性・定時性・快適性を追求した高品質なサービスを提供しています。岡山空港開港以来の豊富な実績と、就航する全ての航空会社の業務を受託する強みを持っています。さらに、両備ストアカンパニーによるショッピングセンターやスーパーマーケットの運営、まちづくりカンパニーや両備不動産東京カンパニーによる都市開発、宅地開発、分譲マンション、仲介、賃貸、ビル管理、建設、不動産投資・開発事業も手掛けています。両備テクノモビリティーカンパニーは、自動車・重機・特殊車両の販売整備からトレーラー製造、金属加工、産業電源・オフィスシステム販売、ロボット電子機器開発まで、幅広い技術サービスを提供し、グループ全体の技術力を支えています。 同社の強みは、交通、物流、不動産、小売、情報、観光など多角的な事業ポートフォリオと、各カンパニーが連携し、地域に密着したサービスを提供することで、顧客の多様なニーズに応える総合力にあります。環境への取り組みとしてグリーン経営認証も取得しており、持続可能な社会の実現にも貢献しています。これらの事業を通じて、一般消費者から企業、航空会社、不動産投資家まで幅広い顧客層に対し、安全で快適、そして豊かな生活を支えるサービスを提供し続けています。
神奈川中央交通株式会社
上場総資産 1,186億円(2026/03)
神奈川中央交通株式会社は、1921年の創立以来100年以上にわたり、神奈川県と東京都の一部地域において、地域に密着した多様な事業を展開し、お客さまの「かけがえのない時間」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献しています。同社の主要事業は、地域住民の生活の足として不可欠な「旅客自動車事業」、住みよい地域づくりを推進する「不動産事業」、そして「ホテル事業」の三本柱です。 旅客自動車事業においては、神奈川県のほぼ全域と東京都の一部を広範なネットワークでカバーする乗合バス事業を中核としています。同社は、路線バスの約2倍の輸送力を持つノンステップ連節バス「ツインライナー」を6つの地区で運行し、2023年4月からは小児IC運賃を一律50円とするなど、子育て世代への支援も強化しています。また、リアルタイム運行情報を提供する「神奈中バスロケーション」や「バス運行情報案内表示機」の設置により、利便性向上に努めています。次世代モビリティへの取り組みも積極的で、自動運転バスの実証実験を重ね、2022年5月からは慶應義塾大学SFC循環シャトルバスで定常運行を開始。さらに、環境負荷低減のためEVバスの導入を推進し、2024年度末までに8両を運行、CO2排出量実質ゼロでの運行を実現しています。安全管理体制も徹底しており、点呼支援システムやアルコール検知器、脳ドッグ、睡眠時無呼吸症候群の検査義務化など、多角的なアプローチで輸送の安全性を確保しています。 不動産事業は1967年に開始され、神奈川県を中心に分譲、仲介、買取再販、賃貸といった多岐にわたるサービスを提供し、地域のお客さまの「暮らし」に寄り添った住まいと街づくりを推進しています。ホテル事業では、「グランドホテル神奈中 平塚」と「グランドホテル神奈中 秦野」の運営受託を通じて、地域に質の高い宿泊・飲食サービスを提供し、人々の豊かな時間と交流を支えています。 同社は、長期ビジョン「Vision 2030 NEXT 神奈中」を掲げ、持続可能なモビリティサービスの実現、不動産関連領域の強化、そして「ゆたかなくらし」への貢献を重点課題としています。地域社会との共創を重視し、デジタル技術の活用やカーボンニュートラルへの貢献など、サステナビリティ経営を推進することで、地域価値の創造と企業価値の向上を目指しています。
株式会社伊予鉄グループ
上場総資産 1,046億円(2026/03)
株式会社伊予鉄グループは、愛媛県松山市を拠点に130年以上の歴史を持つ地域密着型の総合生活サービス企業です。同社は持株会社体制のもと、多岐にわたる事業を展開し、地域社会の発展に貢献しています。主要事業は、鉄道、軌道、バスといった公共交通機関の運営であり、郊外電車、市内電車、観光客に人気の坊っちゃん列車、路線バス、高速バス、松山空港リムジンバスなどを通じて、地域住民や観光客の移動を支えています。特に、超低床式電車の導入やノンステップバスの運行、駅・電停のバリアフリー化を積極的に推進し、誰もが安心して利用できる公共交通機関を目指しています。近年では、全国初の自動運転レベル4路線バスの本格運行や、QRコード乗車券改札の導入、ICOCAおよびモバイルICOCAへの対応、無料Wi-Fiサービスの提供など、先進技術の導入にも力を入れています。運輸事業に加えて、同社は流通、不動産、レジャー、金融、広告、保育など幅広い分野でサービスを提供しています。具体的には、百貨店「いよてつ髙島屋」の運営、伊予鉄ターミナルビルや松山市駅前再開発事業を通じた商業施設の展開、伊予鉄商事による物販、伊予鉄オートや愛媛日野自動車によるカーセールス、いよてつ不動産による不動産賃貸・管理、レフ松山市駅 by ベッセルホテルズなどのホテル事業、大観覧車「くるりん」や梅津寺公園といったレジャー施設の運営、伊予鉄トラベルによる旅行事業、ICい~カードやICOCA WEB定期券サービス「iCONPASS」、みきゃんアプリ、ローズカードなどを通じた金融・決済サービス、いよてつ総合企画による広告・企画、いよてつ保育園による保育事業、さらには太陽光発電事業まで手掛けています。同社の強みは、地域に根差した多様な事業ポートフォリオと、長年にわたり培ってきた「安全・安心」を最優先とする企業文化にあります。地域社会のニーズを先取りし、デジタル技術(生成AI、RPAなど)を活用した業務効率化や、従業員のワークライフバランスを重視した働き方改革にも積極的に取り組むことで、持続可能な地域社会の実現と企業価値の向上を目指しています。これらの取り組みを通じて、同社は地域住民の生活の質向上と観光振興に大きく貢献しています。
東急バス株式会社
総資産 618億円(2026/03)
東急バス株式会社は、東京23区西南部から川崎市・横浜市北部を主要な事業エリアとし、地域に密着した公共交通サービスを提供する企業です。同社の主要事業は自動車運送事業であり、路線バス、空港連絡バス、高速バス、貸切バス、コミュニティバスなど多岐にわたる輸送サービスを展開しています。路線バスは、地域住民の通勤・通学や日常の移動を支え、バリアフリー対応車両の導入率95%を達成するなど、誰もが利用しやすい環境整備に注力しています。また、運行管理システムやバス優先信号システム、インターネットを通じたバスナビゲーションサービス「東急バスナビ」の提供により、定時性向上と利便性向上を図っています。空港連絡バスでは羽田・成田両空港への直行便を運行し、座席定員制で快適な移動を提供。高速バスは愛媛、静岡、長野、山梨、群馬、千葉方面への広域輸送を担い、夜行便では個別仕切カーテンや緊急連絡スイッチなどの充実した設備で長距離移動の快適性と安全性を高めています。企業や学校、団体向けの貸切バスサービスも提供し、観光バスタイプから路線バスタイプまで幅広いニーズに対応。さらに、運転に不慣れな一般ドライバー向けの「セーフ・ドライビング講習」も実施し、交通安全への貢献も行っています。 同社は「安全はすべてに優先」を掲げ、運輸安全マネジメント制度に基づき、安全運転訓練車による実車訓練やドライブレコーダー、EDSS(ドライバー異常時対応システム)の導入、徹底したアルコールチェックなど、多角的な安全対策を講じています。環境面では、全営業所と本社で「グリーン経営認証」を取得し、低公害車の導入やバイオ燃料の活用を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。 自動車運送事業のほか、不動産賃貸業および旅行業法に基づく旅行業も手掛けており、事業の多角化を進めています。2025年3月期には営業収益306億46百万円を計上し、944両の車両と2,427名の従業員を擁する規模で、地域社会の発展に貢献し続けています。
神姫バス株式会社
上場総資産 610億円(2026/03)
神姫バス株式会社は、兵庫県を主要な事業エリアとし、地域に不可欠な「まちづくり・地域づくり企業」への進化を目指す総合交通・生活サービス企業です。同社は、地域住民の日常生活を支える路線バス事業を基盤に、広範なネットワークを展開しています。具体的には、姫路、神戸、明石、加古川、三田などの主要都市で一般路線バスを運行するほか、神戸ウォーターフロントを巡る連節バス「Port Loop」や神戸観光周遊バス「シティーループ」、姫路城ループバスといった観光路線も手掛けています。また、ICカード「NicoPa」やクレジットタッチ決済などのキャッシュレスサービスを導入し、利便性向上に努めています。高速バス事業では、関西圏内はもちろん、東京、広島、高松、徳島、高知、松山、出雲、松江など全国主要都市を結ぶ長距離路線や、関西国際空港、神戸空港へのリムジンバスを運行し、ビジネスや観光客の移動をサポートしています。特に、2025年の大阪・関西万博開催に伴うアクセスバス運行や、神戸空港国際チャーター便就航への対応など、大規模イベントや国際化への貢献も積極的です。旅行事業では、ラグジュアリーバスツアー「真結(ゆい)」や一般バスツアー「バス旅」、瀬戸内周遊ツアー「YUI PRIMA OLIVIA」などを展開し、国内外の観光客に質の高い旅を提供しています。貸切バス事業も手掛け、多様なニーズに応えています。さらに、同社は不動産事業、レジャーサービス事業(AWAJI EARTH MUSEUMの運営)、農業事業「バスの八百屋」など多角的な事業を展開し、地域全体の「ライフプラットフォーム」確立を目指しています。環境面では、水素燃料電池バスや電気バスの導入、自動運転EVバスの実証実験など、次世代モビリティ技術の活用にも積極的であり、持続可能な社会の実現に貢献しています。M&A・事業承継にも注力し、地域経済の活性化と地元企業の持続的発展を支援することで、地域共栄の実現に尽力しています。
国際興業株式会社
総資産 590億円(2026/03)
国際興業株式会社は、1940年の創業以来、「地域に深く。感動を広く。」を理念に掲げ、運輸・交通、観光・レジャー、流通・商事、開発・不動産の4つの主要事業を展開する総合企業です。運輸・交通事業では、東京都と埼玉県を中心に約450系統の路線バスを運行し、1日あたり約28万人のお客様に利用されています。また、東京・埼玉と東北を結ぶ高速バスや空港連絡バス、団体旅行や各種イベントに対応する観光バス、レクサスなどの高級セダンからジャンボハイヤーまで揃えVIP送迎や観光名所巡りに利用されるハイヤーサービス、そして町田市で唯一の自動車教習所を運営し、人々の移動を多角的に支えています。同社はノンステップバスの導入やエコドライブの推進、レトロフィットEVバスの運行など、環境に配慮した取り組みも強化し、グリーン経営認証を全事業所で取得しています。 観光・レジャー事業では、1961年からハワイに進出し、米国本土やハワイに6ヶ所のホテルを所有し、シェラトンやウェスティンといった世界的に有名なホテルチェーンによって運営されています。国内では、創業140余年の歴史を誇る「富士屋ホテル」をはじめとする箱根、山梨、岩手、青森、秋田の温泉リゾートやシティホテル、そして国内4コース90ホールのゴルフ場を運営しています。さらに、企業の業務渡航支援やグループの施設を活用した旅行企画、国内外の旅行会社へのプロモーション・セールスも手掛けています。 流通・商事事業では、業務用消臭剤「清水香」やホテルアメニティの企画・開発・販売、中古バスやバス部品、バスロケーションシステムの提供を通じて、多角的なソリューションを展開しています。また、1959年から油圧機器販売を基盤とする産業機械事業では、建設機械、自動車、工作機械、製鉄など日本の基幹産業向けに国内外の一流メーカー製品を取り扱い、アジア地域への展開も進めています。北海道地域ではBMWやポルシェの正規販売代理店として、新車・中古車販売からアフターメンテナンスまで一貫したサービスを提供し、道内トップクラスの実績を誇ります。 開発・不動産事業では、オフィスビル、マンション、商業施設の開発・運営、所有不動産の賃貸管理を行い、2016年には鹿児島県で大規模太陽光発電事業に参入するなど、地域の発展と持続可能な社会の実現にも貢献しています。同社は長年の歴史で培ったノウハウとグループの総合力を活かし、お客様の期待と信頼に応え、豊かな生活と感動を提供することを目指しています。
日本トランスオーシャン航空株式会社
総資産 570億円(2026/03)
日本トランスオーシャン航空株式会社は、「うちなーの翼」として沖縄に根差し、定期航空運送事業および不定期航空運送事業を主軸に、航空機整備事業を含む多角的な事業を展開しています。同社は創業以来58年間「人身死亡事故ゼロ」という高い安全実績を誇り、安全・安心な空の旅を最優先に提供しています。沖縄の魅力を国内外に発信することを使命とし、覇を拠点に国内15路線を運航するほか、覇=台北線といった国際線も展開。ボーイング737-800型機を主力機材とし、燃料効率向上に寄与するウイングレットを装備しています。 機内サービスにおいては、ゆとりのあるクラスJやプレミアムエコノミークラス(覇=台北線)を提供し、全席で無料の機内Wi-Fiサービスを通じて動画視聴も可能にするなど、快適性の向上に注力しています。また、USB電源の提供や、お子様連れのお客様向けにオリジナル塗り絵の配布、手話バッジを着用した客室乗務員による手話対応、全客室乗務員のサービス介助士資格取得推進など、多様な顧客層に寄り添ったきめ細やかなサービスを提供しています。空港では、ステイタス会員やプレミアムエコノミークラス利用客向けの専用チェックインカウンターやラウンジアクセス、優先手荷物返却サービスも提供しています。 同社の強みは、沖縄の文化や自然をテーマにした「ジンベエジェット」や「世界自然遺産特別デザイン機」などの特別デザイン機を運航し、観光振興や地域貢献に積極的に取り組んでいる点です。航空教室を通じて子供たちの夢を育む活動や、世界自然遺産登録支援活動も行っています。これらの取り組みは、単なる移動手段の提供に留まらず、沖縄の魅力を伝え、地域社会の発展に貢献するビジネスモデルを確立しています。同社はJALグループの一員として、顧客満足度と企業価値の向上に努め、沖縄と世界を結ぶ架け橋としての役割を担っています。
新潟交通株式会社
上場総資産 526億円(2026/03)
新潟交通株式会社は、新潟県を拠点に多岐にわたる事業を展開する総合交通事業者です。主要事業として、地域住民の日常生活を支える路線バス事業、新潟県内外を結ぶ高速乗合バス事業、そして旅行事業および商業施設「万代シテイ」の運営を手掛けています。路線バスは新潟市内および近郊を網羅し、ICカード乗車券「りゅーと」の導入やイベント臨時バスの運行を通じて、地域社会の移動を支えています。高速乗合バス事業では、「ときライナー」として新潟県内の主要都市(長岡、上越など)を結ぶ路線や、新潟空港リムジンバス、さらには東京、京都・大阪、名古屋、仙台、会津若松といった県外の主要都市への長距離路線を運行しており、利便性の高い交通手段を提供しています。特に、県内高速バスではKitaca、Suicaなどの全国交通系ICカードに対応し、現金や専用バスカードと合わせて多様な決済手段を提供しています。また、全国で初めて高速バスとタクシーの乗り継ぎを配車システムで円滑化する実証を行うなど、先進的な取り組みも推進しています。旅行事業では、新潟発着の国内・海外旅行の企画・手配を通じて、顧客の思い出作りをサポートしています。さらに、新潟市の中心部に位置する「万代シテイ」の運営を通じて、ファッション、グルメ、ショッピング、エンターテイメントを提供する商業空間を創出し、地域の活性化に貢献しています。同社は「安全への取り組み」を最優先事項とし、地域に根差した公共交通機関としての役割を果たすとともに、多様な事業展開により顧客のニーズに応え、新潟の発展に寄与しています。
株式会社AIRDO
上場総資産 442億円(2026/03)
株式会社AIRDOは、「北海道の翼」として、北海道と本州を結ぶ航空運送事業を展開しています。東京(羽田)、札幌(新千歳)、旭川、女満別、釧路、帯広、函館といった道内6都市と、仙台、名古屋(中部)、神戸、福岡を含む本州の主要都市間を11路線31往復で運航し、国内旅客運送および国内貨物運送サービスを提供。オンラインでの航空券予約、航空券と宿泊を組み合わせたダイナミックパッケージ、出発24時間前からのオンラインチェックインが可能です。My AIRDO会員向けには、ポイントプログラム、特典航空券、会員限定のお得情報を提供し、利便性と経済性を追求。運賃は、早期予約の「AIRDOスペシャル」、直前予約の「DOバリュー」に加え、「DOセール」「DOユース25」「DOシニア65」「道民割引運賃」「株主優待割引運賃」「就活支援割引運賃」「障がい者割引」など、多様な顧客層に対応した割引運賃を用意しています。 機内では、北海道ならではの軽食やドリンク、機内誌「rapora」、北海道の魅力を発信する「DOたび」やPodcast「ON-AIRDO」など、「北海道のおもてなし」を重視したサービスを提供。貨物輸送では、北海道産品を空輸する「道産空輸 AIRDOダイレクト便」で地域経済に貢献しています。 同社は「安全を絶対的使命として追求する」企業理念のもと、就航以来、航空事故・重大インシデント0件を継続。安全管理システムの推進、厳格な訓練、アルコール対策、第三者監査を通じて、お客様に安心して利用できる空の旅を提供しています。また、北海道日本ハムファイターズやTVアニメ『ゴールデンカムイ』とのタイアップ、地域社会への貢献活動にも積極的です。2024年10月からは株式会社ソラシドエアとの共同持株会社である株式会社リージョナルプラスウィングスへの整備部門集約を進め、協業効果による安全品質の維持・向上を図っています。
国際自動車株式会社
上場総資産 424億円(2026/03)
国際自動車株式会社は、kmグループとしてタクシー事業、ハイヤー事業、貸切バス事業、路線バス事業、シャトルバス事業を主軸に、自動車運行管理請負、保険、駐車場、整備、自動車用品製造販売までを扱う旅客運送企業である。同社は東京、横浜、大阪を主要エリアとし、一般利用者の日常移動、法人役員・来賓の移動、観光・団体輸送、病院や商業施設のタクシー乗り場利用者、運送事業者の安全管理担当者などを対象に、移動と車両運行に関わるサービスを組み合わせている。 事業面では、グループ営業車両数5,379台、うちタクシー4,852台、ハイヤー475台、バス52台を有し、2025年3月期の連結売上高は57,480百万円である。タクシーWEB予約、ハイヤーWEB予約、タクシーアプリS.RIDE、振って呼ぶタクシーアプリ「フルクル」、電子マネー決済、過去に導入したデジタルGPS無線配車などを活用し、予約・配車・決済を含む都市交通サービスを構成する。サポートキャブ、マタニティ関連輸送、買い物代行、フードデリバリーなど、移動需要の周辺領域にもサービスを広げてきた点に特徴がある。 人財教育では、kmグループホスピタリティカレッジを運営し、新入社員研修、乗務員育成、安全教育、二種免許取得支援、国土交通大臣認定の適性診断、旅客向け運行管理者等指導講習を実施する。安全マネジメント、道路交通安全、情報セキュリティ、環境対応を事業運営に組み込み、運賃収入、法人契約、車両管理受託、バス運行、整備・用品販売、保険代理、駐車場運営を収益源とする事業構成を持つ。
株式会社スターフライヤー
上場総資産 369億円(2026/03)
株式会社スターフライヤーは、「感動のあるエアライン」を企業理念に掲げ、安全運航を基盤とした航空輸送サービスを提供する航空会社です。同社は、既存の航空会社にはない新しい輸送価値の提供を目指し、国内線を中心に、東京(羽田)、北九州、福岡、関西(大阪)、中部(名古屋)、山口宇部、仙台といった主要都市間を結ぶ定期便を運航しています。国際線サービスも展開しており、旅客運送事業を主軸としています。 同社の最大の強みは、顧客体験を重視した高品質な機内サービスと快適な空間設計です。全席ブラックのレザーシートを採用し、他社同型機と比較して座席数を減らすことで、ゆとりのあるシートピッチを実現。ヘッドレスト、フットレスト、リクライニング機能に加え、全席にコンセントとUSBポートを完備し、一部機材では無料Wi-Fiも提供しています。機内エンターテインメントとしてこだわりのビデオプログラムを提供し、厳選されたコーヒーやオリジナルアロマによる「香りのおもてなし」など、細部にわたるホスピタリティを追求しています。 ビジネスモデルとしては、航空券の直接販売に加え、航空券とホテルを組み合わせたパッケージツアーの提供、法人顧客向けの専用予約システム「SF-Biz」による出張サポートも行っています。また、機内販売や機内モニターへの広告掲載による収益も確保しています。さらに、新規事業としてペット同伴旅行を可能にする「FLY WITH PET!」サービスや、空港と自宅・ホテル間を結ぶ乗合・定額タクシーやスマートシャトルといった空港送迎サービスも提供し、顧客の利便性向上に努めています。マイレージ会員向けには、コワーキングスペースやフラワーギフト、ラグジュアリーブランドサイト、レストラン、クラフトビールなど、多岐にわたる提携サービスを通じて、特別なライフスタイルを提案し、顧客ロイヤルティの向上を図っています。これらの事業を通じて、個人旅行客からビジネス客、法人顧客まで幅広い層に、安全で快適、そして感動的な空の旅を提供しています。
アルピコホールディングス株式会社
上場総資産 360億円(2026/03)
アルピコホールディングス株式会社は、長野県を主要な事業基盤とし、交通、観光・レジャー、生活関連の3つの事業セグメントを統括する持株会社です。同社グループは1920年の創業以来、地域社会の生活インフラを支え、信州に暮らす人々や訪れる人々に対し、「安全・安心」「便利」「快適」「楽しさ・ときめき」「知識」といった価値を提供することで、豊かな地域社会の実現に貢献しています。 交通事業では、傘下のアルピコ交通が鉄道(上高地線)、高速バス、路線バス、タクシー(アルピコタクシー)を運行し、地域住民の日常的な移動手段や観光客の主要なアクセス手段を提供しています。特にバス事業においては、低公害車の導入やエコドライブの推進、松本地区の路線バスダイヤ改正などを通じて、環境負荷の低減と利便性の向上に積極的に取り組んでいます。また、自動車整備事業として、自社開発の車検システム「Clear25」を展開し、幅広い車種に対応する整備サービスを提供しています。 観光・レジャー事業では、ホテルブエナビスタ、エースイン松本、美ヶ原温泉 翔峰、諏訪別邸 朱白、上高地ルミエスタホテル、アルピコプラザホテルなど、多様なブランドのホテルや旅館を運営しています。これに加え、結婚式場、ゴルフ場(蓼科高原カントリークラブ)の運営、アルピコ長野トラベルによる旅行代理店サービスも手掛け、信州の魅力を国内外に発信し、観光振興に寄与しています。 生活関連事業では、スーパーマーケット「デリシア」や「ユーパレット」を展開し、地域に密着した食料品販売を通じて住民の食生活を支えています。さらに、ドラッグストア「マックドラッグ」、不動産(蓼科高原別荘地、八ヶ岳中央高原 四季の森の管理・開発)、保険(アルピコ保険リースによる保険代理店業務)など、多岐にわたるサービスを提供し、地域住民の暮らしを総合的にサポートするビジネスモデルを構築しています。 同社は、DX(デジタルトランスフォーメーション)などの新しい技術活用や外部連携を通じてイノベーションを重ね、既存事業の深掘りと新規事業への挑戦を両立させる「両利きの経営」を実践しています。また、低公害車の導入、環境美化活動、リサイクル運動、食育活動、地域スポーツチームへの協賛など、SDGsへの取り組みも積極的に推進し、持続可能な社会への貢献を目指しています。
北海道中央バス株式会社
上場総資産 347億円(2026/03)
北海道中央バス株式会社は、昭和18年(1943年)3月1日に設立され、北海道を拠点に多角的な事業を展開する企業です。同社の主要事業は、一般旅客自動車運送事業(乗合・貸切)、不動産事業、飲食業、公衆浴場業、旅行業にわたります。旅客自動車運送事業では、札幌市内および近郊の通勤通学に便利な市内・郊外路線バス、北海道内主要都市間を結ぶ都市間高速バス、新千歳空港と札幌・小樽を結ぶ空港連絡バスを運行し、地域住民やビジネス客、観光客の移動を支えています。また、北海道の観光名所を巡る定期観光バスやスキー場へのアクセスを提供するスキーバス、団体旅行向けの貸切バスも手掛け、2023年には貸切バス事業者安全性評価認定制度で「三ツ星」を取得するなど、安全輸送に注力しています。法人向けには路線バスを活用した小荷物輸送サービスも提供しています。不動産事業では、サービス付き高齢者向け住宅「マイラシーク南郷」や「マイラシーク手宮」の運営、テナントビルの建設を行っています。飲食業では、本社社屋1階にワインカフェ「小樽バイン」を運営し、観光客や地域住民に食の楽しみを提供。公衆浴場業として札幌市で「南郷の湯」を運営し、地域社会の生活を豊かにしています。旅行業では、バスツアーや宿泊&バスパックの企画・販売を通じて、北海道の魅力を発信しています。同社は、リアルタイム運行情報やWEB遅延証明、スマホ回数券「バスモ」の導入など、デジタル技術を活用した利便性向上にも積極的に取り組み、北海道の交通インフラと地域社会の発展に貢献し続けています。
オーシャントランス株式会社
総資産 326億円(2026/03)
オーシャントランス株式会社は、長距離フェリー「オーシャン東九フェリー」の運航を主軸に、内航海運と外航海運を組み合わせた海上輸送事業を行う海運会社である。同社の事業内容はフェリー運航事業、内航海運、外航海運の順に構成され、東京港、徳島港、北九州港を結ぶ航路で旅客、乗用車、トラック、二輪車などを輸送する。旅客移動と貨物輸送を同じ航路上で扱う点に特徴があり、個人利用者の移動需要と物流事業者の幹線輸送需要の双方を対象とする。 フェリー事業では、有人の車両航送に加えて、ドライバーが乗船しない無人車両航送、海上混載輸送、バイクパレット便を扱い、陸上輸送の代替や長距離ドライバーの運行負担軽減に関わる輸送手段を担う。船内ではペット同伴乗船に対応した客室やStarlinkを活用したWi-Fiサービスを備え、旅客の長距離移動にも対応する。内航事業では在来船とRO-RO船による国内貨物輸送を手掛け、外航事業を含めた事業構成により、港湾間輸送、車両輸送、混載貨物輸送を収益源とするビジネスモデルを形成している。
奈良交通株式会社
上場総資産 320億円(2026/03)
奈良交通株式会社は、1943年の設立以来、奈良県を中心に地域に密着した総合交通・生活創造事業を展開しています。同社の主要事業である自動車運送事業では、奈良県全域および京都府南部で路線バスを運行するほか、首都圏・名古屋方面への夜行高速バス、空港リムジンバス、奈良県の名所・旧跡を巡る定期観光バスを提供。多様なニーズに対応した貸切バスや、自家用車両の運行管理受託、運転者派遣、宇陀地域でのタクシー事業も手掛けています。旅行商品の企画・販売も行い、地域の観光振興に貢献。生活創造事業としては、自社保有物件の賃貸・管理を行う不動産事業、近鉄20駅での駐輪場・駐車場運営とレンタサイクル提供、直営およびフランチャイズ(ミスタードーナツ等)の飲食店運営、民間企業や大学の食堂運営を行っています。また、奈良県唯一の大型二種・大型一種指定教習所としてプロドライバー育成に貢献し、道の駅や温泉施設などの指定管理業務、ダスキン店舗運営による清掃・衛生サービスも提供し、地域の生活基盤を多角的に支えています。同社は、VR技術を活用した定期観光バス「VR体感コース」や外国人観光客向けの「Nara Bus Concierge」、観光バスのDX化を推進する「リモート案内システム」など、先進技術を取り入れた新しい取り組みにも積極的です。安全・安心を最優先する経営理念のもと、ICカード乗車券「CI-CA」や交通系ICカード全国相互利用サービス、EVバスの導入、貸切バス事業者安全性評価認定制度三つ星取得など、サービスの向上と持続可能な社会の実現に向けた努力を続けています。
株式会社小田急箱根
総資産 314億円(2026/03)
株式会社小田急箱根は、箱根エリアの魅力を最大限に引き出し、地域全体の活性化を推進する小田急箱根グループの中核を担う企業です。同社は、交通事業を主軸に据え、多岐にわたるサービスを提供しています。具体的には、箱根登山電車に代表される鉄道業、箱根登山ケーブルカーの鋼索業、箱根ロープウェイの索道業、そして芦ノ湖を巡る箱根海賊船の船舶業といった、箱根の主要な観光ルートを網羅する交通ネットワークの整備と運営を一手に担っています。これにより、「わかりやすい箱根、まわりやすい箱根」というコンセプトを具現化し、国内外から訪れる年間多数の観光客がスムーズかつ快適に箱根を周遊できる環境を提供しています。 同社の事業は交通インフラの提供に留まらず、観光客の滞在体験を豊かにするための不動産業、箱根の象徴である温泉を活用した温泉業、そして家族連れやレジャー客に人気の遊園地業も展開しています。これらの多角的な事業を通じて、顧客が箱根で過ごす「心躍る時間」を創造し、旅を通じて人々の暮らしをより豊かなものにすることを目指しています。小田急電鉄の100%子会社として、強固な経営基盤とグループシナジーを活かし、地域住民や関係者との連携を深めながら、箱根の持続的な発展に貢献しています。安全・安心を最優先に、常に新しい挑戦を恐れず、豊かな自然や地域社会との共存共栄を図る「誠実」「挑戦」「共生」を行動指針とし、高品質なサービスと利便性の向上に継続的に取り組むことが、同社の競争優位性となっています。顧客層は、箱根を訪れる国内外の観光客全般であり、特に周遊観光を目的とする個人旅行者や団体客、そして地域住民の生活交通を支える役割も果たしています。
西武バス株式会社
総資産 301億円(2026/03)
西武バス株式会社は、東京都、埼玉県を中心に、長野県軽井沢・秩父地域を含む広範なエリアで公共交通サービスを提供するバス事業者です。同社は、地域住民の日常生活を支える路線バス事業を基盤とし、通勤・通学から地域内移動まで多様なニーズに応えています。特に、練馬区や東大和市、狭山市などの自治体と連携したコミュニティバスの運行や、西武球場へのアクセス路線、学トクIC定期券の提供を通じて、地域社会の発展に貢献しています。 高速バス事業では、東京から長岡・新潟、富山・高岡、河口湖、南紀白浜、南紀勝浦、軽井沢・草津、室堂など、広範囲にわたる都市間・観光地間輸送を提供しており、長距離移動や観光客の利便性を高めています。また、羽田空港や成田空港への空港連絡バスは、ビジネス客や観光客にとって重要な交通手段となっています。これらの高速バス・空港連絡バスでは、6言語対応の無料Wi-Fiサービスや、Visaのタッチ決済導入など、最新の技術とサービスを取り入れ、快適な移動体験を提供しています。 同社は、環境負荷低減にも積極的に取り組んでおり、100%電気で走る大型EV路線バスや燃料電池バスの導入、廃食油等を原料とするリニューアブルディーゼル燃料の使用、新座営業所での100%再生可能エネルギー電力導入など、持続可能な社会の実現に向けた先進的な取り組みを推進しています。また、自動運転技術の実証実験への参画や、リアルタイム混雑度表示、Googleマップ連携、モバイルPASMO対応など、デジタル技術を活用した利便性向上にも注力しています。 安全運行への取り組みも徹底しており、「ドライバー異常時対応システム」搭載車両の導入や、バスの死角を可視化したラッピングバスの運行、車内転倒事故防止キャンペーンなどを実施し、乗客の安全確保に努めています。さらに、地域との連携を重視し、交通安全啓発活動や地域イベントへの協力、災害時における輸送に関する自治体との協定締結など、社会貢献活動にも力を入れています。2020年には、67年ぶりのデザイン変更となる新カラーリングデザイン車両「S-tory(エストリー)」を導入し、グッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン面でも高い評価を得ています。これらの多角的な事業展開と先進的な取り組みにより、同社は地域公共交通の未来を創造し続けています。
京王電鉄バス株式会社
総資産 283億円(2026/03)
京王電鉄バス株式会社は、京王電鉄バスグループの中核企業として、多岐にわたるバス事業を展開し、地域社会の交通インフラを支えています。同社グループは「やさしさつなぐ京王バス」をコンセプトに、地域密着型のきめ細やかなサービスを提供。主要事業として、乗合バス事業(路線バス・高速バス・空港連絡バス)と貸切バス事業を展開しています。路線バスは京王線沿線を中心に、大手町から高尾に至る東西に広がるエリアで運行し、約700両以上の車両を保有。ICカード「モットクパス」や他社との共通定期券を提供し、利便性向上に努めています。近年では、路線バスの完全キャッシュレス化を推進し、多摩ニュータウンや西新宿での自動運転バスの実証運行、燃料電池バスや連節バスの導入、MaaSへの積極的な取り組み、IT分析を用いたダイヤ最適化、小型バス「nearくる」の運行など、次世代の交通サービス開発にも注力しています。高速バス事業では、中央道を中心に約30系統を運行し、新宿を拠点に上高地、飛騨高山、松本、甲府、長野、名古屋、静岡、仙台、東京ディズニーリゾートなど全国主要都市を結ぶ広範なネットワークを構築。予約サイト「ハイウェイバスドットコム」の運営や「2席ひとりじめシート」の導入など、顧客ニーズに応じたサービスを提供しています。空港連絡バスは羽田空港および成田空港へのアクセスを担い、調布、国分寺、多摩センターなどから多数の便を運行しています。貸切バス事業は観光バス、路線バス型車両、企業・スクールバスの運行を手がけ、20両体制で営業。安全性評価認定を取得し、運行管理者による厳正な安全確認、自社車両整備工場での点検、乗務員の定期健康診断やSAS検査、脳ドックなど、徹底した安全管理体制を構築しています。また、新宿駅西口での高速バスターミナル運営で培ったノウハウを活かし、バスターミナル東京八重洲の運営も行い、貸切バスの発着・一時駐車の利便性向上に貢献しています。バス車内でのWi-Fiサービス提供や、バスツアーの企画・実施など、多様なサービスを通じて、通勤・通学者、地域住民、観光客、企業、学校法人など幅広い顧客層に安全で快適な移動手段を提供し、社会貢献と事業成長を両立させています。
三重交通グループホールディングス株式会社
上場総資産 270億円(2026/03)
三重交通グループホールディングス株式会社は、三重交通グループを統括する純粋持株会社として、グループ全体の基本戦略の立案・実行、および各事業会社の経営活動の推進・支援を担っています。同社グループは、運輸業、不動産業、流通業、レジャー・サービス業の4つの主要セグメントを展開しており、これらの異なる事業が連携することでシナジー効果とリスク分散効果を生み出し、持続的な成長を目指しています。特に運輸業はグループの知名度と信用力の源泉として重視されています。 運輸業では、三重交通をはじめとするグループ会社が乗合バス、貸切バス、タクシー、旅行業、自動車整備、運行受託などを手掛け、地域密着型の日本最大級のバスサービスを提供しています。近年は運賃改定やクレジットカード等のタッチ決済導入により顧客利便性の向上を図っています。不動産業では、戸建・中高層住宅・住宅地の分譲、注文住宅、リフォーム、土地・建物の売買・賃貸仲介、ビル・商業施設賃貸、環境エネルギー事業として大規模太陽光発電を展開し、名古屋市や四日市市でのオフィスビル開発、売却型賃貸マンション開発を通じて収益基盤を拡充しています。流通業では、石油製品・液化石油ガス販売、自動車・自動車部品販売、小売業(ハンズのフランチャイズ店舗運営)、外食事業、宅配水、オートリース、損害保険代理業など、人々の生活を支える多様な商品・サービスを提供しています。 レジャー・サービス業は、ビジネスホテル「三交イン」(全国15ホテル2,092室を展開し、まくらBARや大浴場を特徴とする)、鳥羽湾を望むリゾートホテル「鳥羽シーサイドホテル」、鈴鹿国定公園の御在所岳と湯の山温泉を結ぶ「御在所ロープウエイ」、名阪関ドライブイン、三重カンツリークラブや松阪カントリークラブといったゴルフ場、旅行業「カッコーパルック」、自動車運転教習所、造園土木業、警備業、介護事業(サービス付き高齢者向け住宅の運営)、伊勢志摩スカイラインなどの自動車道事業、高速道路SA/PAの売店運営など、多岐にわたるサービスを提供し、地域社会の発展と顧客の豊かな暮らしに貢献しています。
宝交通株式会社
総資産 264億円(2026/03)
宝交通株式会社は、名古屋市を拠点に多岐にわたる事業を展開する複合企業体です。主要事業はタクシー・ハイヤー事業であり、「宝タクシー」の愛称で地域に親しまれています。同社は名古屋市内に5つの営業所を展開し、全車スーパーデラックス以上の車両を順次導入、配車アプリ「GO」や自社アプリに対応し、キャッシュレス決済も可能にしています。サービス内容は多岐にわたり、一般タクシー、ハイクラスタクシー(テスラ モデルYなどのEV車両も導入)、ハイヤーサービス(アルファード、ハイエースグランドキャビン、レクサスLMなど高級車両を提供し、ビジネス、VIP送迎、観光、ゴルフ、冠婚葬祭など多様なシーンに対応)、マタニティタクシー・キッズタクシー(専門ドライバーが対応)、車いすタクシー、名古屋トリビア観光タクシー、中部国際空港への定額運賃送迎、法人利用、ゴルフ送迎、買い物代行タクシーサービス(スギ薬局やPickGoと提携)などがあります。強みとしては、名古屋市内のタクシー会社で最高水準の賃率を誇るドライバーの育成に力を入れ、AIを活用した最新ドライブレコーダーやナビゲーションシステムを全車に搭載し、安全と効率を追求している点です。また、グループ企業としての総合力を活かし、不動産事業(マンション・戸建住宅の企画・開発・請負、オフィスビル・マンション賃貸)、保険代理業、旅行業、自動車整備・販売事業も手掛けています。不動産事業では、分譲マンション「ファミリアーレ」ブランドを展開し、約350棟、約16,000戸の供給実績を持つほか、オフィスビルやマンションの賃貸も行い、地域社会の住まいと暮らしを支えています。保険代理業では、個人・法人・マンション管理組合など多様なニーズに応える総合コンサルタントとして、リスクマネジメントの専門知識を提供しています。旅行業も手掛けており、移動と関連するサービスを総合的に提供しています。自動車整備・販売事業では、タクシー車両整備で培ったノウハウを活かし、一般車両の整備・車検、新車・中古車販売も行っています。同社は、グループ各社の事務統轄部門として、総務、人事、経理、財務、システム開発・運用、広報、宣伝広告の企画なども担当し、グループ全体の事業推進をバックアップしています。「移動から感動へ」をテーマに、デジタルイノベーションの波に対応し、次世代型の働き方と新しいサービスの提供を目指す名古屋のリーディングカンパニーです。
南海バス株式会社
総資産 256億円(2026/03)
南海バス株式会社は、大阪府堺市を中心に泉州・南河内地域を主要なサービス提供エリアとする公共交通事業者です。同社は、地域住民の日常生活を支える「路線バス」事業を中核に、都市間を結ぶ「高速バス」事業、そして関西国際空港へのアクセスを担う「関西空港リムジンバス」事業を展開しています。路線バスでは、運賃経路・時刻表検索システムやバスロケーションシステムを提供し、利用者の利便性向上に努めています。また、堺市おでかけ応援制度対象路線や深夜バス、南港・USJ線、自治体コミュニティバスの運行受託など、多様なニーズに対応しています。高速バスは「大阪-徳島」線や「大阪・京都~小田原・鎌倉線」といった広域路線を運行し、長距離移動の需要に応えています。関西空港リムジンバスでは、泉北ニュータウンと関西空港を結ぶ主要路線に加え、関西空港島内の連絡バスや循環バスも運行しており、空港利用者にとって不可欠な交通手段を提供しています。特に、関西国際空港ランプバスへのEVバス導入を進めるなど、環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。 同社の強みは、長年にわたり地域に密着した運行で培われた信頼と実績にあります。2007年からは大阪シティバス株式会社井高野営業所の運営受託事業も手掛けるなど、その運行ノウハウは高く評価されています。また、バス車内や車体を利用した広告事業、オリジナルバスグッズの販売も行い、多角的なビジネスモデルを構築しています。安全・安心な運行を最優先とし、充実した運転士研修制度や、プラズマクラスター搭載車両の導入など、快適な移動空間の提供にも注力しています。地域社会の発展に貢献し、利用者に寄り添ったサービスを提供し続けることを目指しています。
小田急バス株式会社
総資産 252億円(2026/03)
小田急バス株式会社は、小田急グループの中核バス会社として、地域住民の「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献する旅客自動車運送事業を展開しています。同社の主要事業は、地域に密着した「路線バス事業」と、主要空港へのアクセスを担う「空港連絡バス事業」の二本柱です。 路線バス事業では、東京都武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市、川崎市麻生区などを中心に広範な路線網を構築し、通勤・通学や日常生活における地域住民の重要な移動手段を提供しています。運賃はICカード(PASMO、Suicaなど)や現金で支払いが可能で、定期券や一日フリーパスも提供し、利用者の利便性を高めています。また、味の素スタジアムでのイベント開催時には、三鷹駅や武蔵境駅などからスタジアムへの直行便を運行し、イベント参加者のスムーズな移動をサポートしています。運行状況は「小田急バスナビ」や公式X(旧Twitter)を通じてリアルタイムで情報提供されており、利用者は安心してサービスを利用できます。 空港連絡バス事業では、羽田空港および成田空港へのアクセスを提供しており、特に吉祥寺駅、新百合ヶ丘駅、たまプラーザ駅、センター南駅、新横浜駅などから各空港への路線を運行しています。羽田空港線は先着順座席定員制で、吉祥寺駅発・新百合ヶ丘駅発ともに、交通系ICカード、現金に加え、Visa、MasterCard、JCBなどのクレジットカードによるタッチ決済にも対応し、多様な決済ニーズに応えています。成田空港線は予約定員制で、インターネット予約サイト「発車オーライネット」やコンビニエンスストアでの乗車券購入が可能です。これらの路線は、京浜急行バス、関東バス、東京空港交通、京成バス、東急バスといった複数の運行会社との共同運行により、広範囲からのアクセスを確保し、国内外の旅行者やビジネス利用者の利便性を追求しています。同社は、安全運行を最優先に掲げ、バリアフリー化設備整備事業にも取り組むなど、すべてのお客さまが安心して利用できる公共交通機関としての役割を果たすべく、日々サービスの向上に努めています。
大和自動車交通株式会社
上場総資産 249億円(2026/03)
大和自動車交通株式会社は、創業以来80余年にわたりハイヤー・タクシー業界を牽引し続けるリーディングカンパニーであり、業界で唯一の東証上場企業として高い経営水準と社会的信頼を維持しています。同社の主要事業はハイヤー・タクシー業と不動産業です。ハイヤー・タクシー事業では、東京23区、武蔵野市、三鷹市、北多摩交通圏を中心に、一般タクシーサービスに加え、空港や東京ディズニーリゾートへの定額制タクシー、妊婦向けの「たまごタクシー」、車いす利用者サポート、東京観光タクシーなど多岐にわたるサービスを提供しています。また、官公庁、大手企業、金融機関、報道関係者向けのハイヤーサービスでは、役員車・社用車としての専属サービス、定期送迎、空港・ゴルフ送迎、スポット利用、運行管理請負など、お客様の多様なニーズに応じたパーソナルな移動空間を提供。特に訪日外国人やVIP向けには、英語対応ドライバーを擁し、レクサスLMなどのハイグレード車両を提供する「TOKYO CHAUFFEUR SERVICE」を展開しています。 同社は、自社開発の配車アプリや都内最大級のタクシー配車アプリ「S.RIDE」の導入、固定電話からの自動配車受付など、テクノロジーを活用した利便性向上にも注力。AI需要予測サービスの利用や、EVタクシーの充電運用最適化、自動運転移動サービスの実証実験にも積極的に参画し、次世代モビリティサービスの創出にも貢献しています。また、新型コロナウイルス感染症対策として、飛沫防止シート設置、車両の除菌・清掃、クレベリン除菌など、安全・安心な移動環境の提供を徹底しています。 不動産事業においては、オフィスビル9棟、マンション8棟の計17棟の賃貸物件を保有し、その管理・運営を通じて地域の活性化と入居者の満足度向上を目指しています。同社は「東京四社営業委員会」の一員として業界の模範となるべく、法令順守、内部統制、コーポレート・ガバナンス体制を徹底し、創業時から受け継がれる「和の精神」に基づき、お客様への良質なサービスと社員の働きやすい環境づくりを追求しています。
彌榮自動車株式会社
総資産 247億円(2023/09)
彌榮自動車株式会社は、大正6年の創業以来、京都を拠点に旅客運送事業を展開し、地域社会への貢献を目標に掲げる総合サービス企業です。昭和20年にはタクシー事業を開始し、「安全」「快適」「信頼」を意味する三つ葉のクローバーをシンボルマークとして、お客様に安心して利用いただけるサービスを提供し続けています。同社の主要事業はタクシー・ハイヤー事業とテナント事業です。 タクシー・ハイヤー事業では、京都で初めてタクシーを走らせたという歴史と実績を持ち、京都市内最多の車両台数を誇ります。一般タクシーサービスでは、電話による配車に加え、会員向けの音声自動応答サービス「ヤサカIVRサービス」やスマートフォンアプリ「GO」を導入し、利便性の向上を図っています。多様なニーズに応えるため、トヨタ コンフォート、ジャパンタクシー、クラウンセダン、クラウン、ヴェルファイア、センチュリー、ラグジュアリーハイエース、ハイエース、プリウス、プリウスPHVといった幅広い車種ラインナップを取り揃え、ユニバーサルデザイン車両や環境対応車、高級車まで提供しています。 ハイヤーサービスは、走行性能、安全性、快適性に優れた充実した装備を特徴とし、ボイスナビゲーションやTV画面などの情報機能を搭載。英語対応の専門 chauffeurs によるリムジンサービスも提供しており、国際会議の公式輸送サービスを多数手掛けるなど、VIPやビジネス利用、国際的なイベントにも対応できる高い品質を誇ります。観光タクシーでは、初めて京都を訪れる方からリピーターまで、お客様の要望に応じたフリープランや、2時間から8時間までの多彩な観光コースを提供。普通車からジャンボタクシーまで用意し、英語対応ドライバーによる案内も可能です。また、京都と関西国際空港・伊丹空港を結ぶドアツードアの空港シャトルサービスも展開し、国内外からの観光客やビジネス客の移動をサポートしています。 テナント事業としては、ヤサカテナントビルを運営し、不動産賃貸を通じて事業の多角化を図っています。同社は、長年の経験で培われた高い安全性とホスピタリティ、最新技術を取り入れた利便性の高い配車システム、そして多様な顧客層に対応する幅広いサービスラインナップを強みとしています。地域に根差した事業活動を通じて、京都の観光振興や地域経済の発展に貢献し、常に顧客満足度向上を目指しています。
名鉄グループバスホールディングス株式会社
総資産 244億円(2026/03)
名鉄グループバスホールディングス株式会社は、名鉄グループのバス事業会社と系列会社を統括する中間持株会社であり、同社グループの経営管理、事業支援、生産性向上、経営力強化を主軸に置く。名鉄バス、岐阜乗合自動車、名鉄観光バス、東濃鉄道、知多乗合、北恵交通などが保有する車両、人材、運行ノウハウを活用し、重複業務の集約や経営資源の配分を進める。地域住民の日常移動を担う路線バスを基盤とし、高速バス、貸切バス、観光バスツアーなどの需要にもグループ各社で対応する事業構成である。 安全な輸送体制の維持に向け、乗合・貸切部門の運転技術、安全知識、車両点検、接客対応を評価する競技会を開催し、グループ横断で運行品質の向上を図る。観光分野では「遊山-yusan」や専用車両「LUVIA」を用いたバスツアーを企画し、旅行者や鉄道・バス利用者向けの商品を展開する。さらに、岡崎市内の定時定路線や中部国際空港アクセス道路における大型自動運転バスの実証へ参画し、運行業務支援と実施体制の整備を担当する。自動運転レベル2の走行検証を踏まえてレベル4実装時の運行方法や採算性を検討するほか、EVバスや多様な決済手段も視野に入れ、自治体、交通事業者、技術企業と連携して地域公共交通の維持と高度化を進める点に特徴がある。
名鉄バス株式会社
総資産 239億円(2026/03)
名鉄バス株式会社は、愛知県を地盤とする名鉄グループ最大規模のバス事業者として、地域社会の持続的な発展に貢献する多様な旅客自動車運送事業を展開しています。同社の基幹事業である一般乗合バス事業では、愛知県下の主要都市と岐阜県の一部に広がる約120路線、延べ1,900キロの路線網を構築。鉄道と密接に連携したダイヤ設定やICカード「manaca」による乗継割引を導入し、自治体や大学、病院などと連携して地域住民の生活の足として高い利便性を提供しています。また、電気自動車バスの導入やデジタルタコグラフを活用した安全運転指導、添乗モニター制度による接客サービス向上など、環境保護と安全性の向上、顧客満足度向上にも積極的に取り組んでいます。 高速乗合バス事業では、名古屋(名鉄バスセンター)を起点に東北から九州に至る全国各地の主要都市や観光地を結び、年間150万人もの利用者に昼夜運行の利便性とリーズナブルな料金を提供。パウダールーム、電源コンセント、イオン発生機、無線LAN、プライバシーカーテンなどを備えた快適な車内環境を追求し、観光、ビジネス、帰省、レジャーなど幅広いニーズに応えています。予約制と予約不要の路線があり、通勤通学やアウトレット・レジャー施設へのアクセスにも利用されています。 空港アクセスバス事業では、名古屋市中心部、藤が丘、豊田市、愛・地球博記念公園(ジブリパーク)から中部国際空港(セントレア)へ、また名古屋市内から県営名古屋空港への直行バスを運行し、鉄道と連携してスムーズな空港移動をサポートしています。契約輸送バス事業では、学校の通学送迎、企業・工場の通勤送迎、自治体のコミュニティバス運行を豊富な実績とノウハウを活かして提供し、安全かつコスト効率の高い輸送サービスを実現。さらに、貸切バス事業では地域の花火大会やコンサートなどの大規模イベント輸送、ハイキング、企画バス運行を手掛け、豊富な車両ラインナップと厳格な運行管理体制で「貸切バス事業者安全性評価認定制度」の認定も受けています。名古屋市交通局からの市バス営業所の運行・車両整備業務の管理受託も行い、多角的な事業展開で地域モビリティの中核を担っています。
川崎鶴見臨港バス株式会社
総資産 234億円(2026/03)
川崎鶴見臨港バス株式会社は、神奈川県川崎市および横浜市の一部を主要な事業エリアとし、地域住民やビジネスパーソンの移動を支える総合的な旅客自動車運送事業を展開しています。同社の主要事業は、一般旅客自動車運送事業(乗合バス、高速バス、オンデマンドバス)、一般貸切旅客自動車運送事業、そして特定バス事業です。 乗合バス事業では、川崎駅、鶴見駅、綱島駅、新横浜駅、武蔵小杉駅、日吉駅、新川崎駅、川崎大師駅などを起終点とする広範な路線バスネットワークを構築し、地域に密着した公共交通機関として機能しています。特に、KAWASAKI BRTや川崎病院線100円バスといった地域特性に応じたサービスも提供。高速バスとしては、川崎~木更津方面(三井アウトレット木更津含む)、川崎駅・蒲田駅~「東京ディズニーリゾート®」線、横浜~東扇島・浮島方面の路線を運行し、通勤・通学、レジャー、ビジネスなど多様なニーズに応えています。近年では、川崎区と鶴見区でAIを活用した予約制乗合バス「のるーとKAWASAKI」「のるーとTSURUMI」といったオンデマンドバスサービスも導入し、利便性の向上を図っています。 貸切バス事業では、神奈川県全域および東京都大田区を営業区域とし、企業や学校の契約輸送、団体旅行など、顧客の多様な要望に応じた輸送サービスを提供しています。また、特定バス事業として通学バスの運行も手掛けています。同社は、川崎市交通局から一般旅客自動車運送事業の管理を受託しており、公共交通の運営ノウハウを活かした事業展開も行っています。 サービス向上への取り組みとして、バスの現在位置や運行状況をリアルタイムで確認できる「臨港バスナビ」の提供、IC割引運賃やスマホ定期券、モバイルPASMO、交通系ICカード全国相互利用サービスへの対応など、キャッシュレス化と利便性向上を推進しています。さらに、空港直行バス・高速バス・貸切バスではフリーWi-Fiサービスを導入し、移動中の快適性も追求。環境面では、ハイブリッドバスやEVバスの積極的な導入、太陽光発電システムの設置、再生水洗車機の活用など、脱炭素社会の実現に向けた環境負荷低減にも注力しています。これらの多角的な事業展開と先進的な取り組みを通じて、同社は京浜臨海部を中心とした地域の発展と、安全・安心で質の高い移動サービスの提供に貢献しています。
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タクシー・バス業界の上位 10 都道府県の構成と代表企業
Within 物流・運輸
物流・運輸全体 (22,786社) に占める タクシー・バス の割合と、同大分類の他業界
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国土交通省 自動車輸送統計『輸送人員【貸切バス】』(百万人)。date=各年度末。2015年度の325→295減少は2014年4月の貸切バス運賃制度改正の影響。一部年を抜粋。
貸切バス事業者数
年次-3.0%前年
国土交通省 自動車輸送統計『バス事業者数【貸切バス・計】』(者)。date=各年度末。2000年規制緩和(免許制→許可制)で急増、2016年軽井沢バス事故後の参入適正化で減少。
出典: 国土交通省 自動車輸送統計(バス事業者数の推移)官公庁
乗合バス車両数
年次+1.9%前年
国土交通省 自動車輸送統計『車両数【乗合バス】』(両)。date=各年度末。輸送人員が減少する一方で車両数は約6万両で安定推移。既存の乗合バス輸送人員とは別指標。
東海自動車株式会社は、伊豆半島を主要な事業エリアとし、不動産業、観光事業、および東海バスグループ各社の事務受託業を主軸に多角的な事業を展開しています。同社は、グループ全体の不動産管理を担い、遊休地の利活用や賃貸事業の拡充、大手町ワイドパーキングやパーキング旅の止まり木といった駐車場の運営を通じて、地域経済の活性化に貢献しています。観光事業においては、小室山観光リフトを核とした索道事業を展開し、山頂の絶景を楽しめる「小室山リッジウォーク“MISORA”」や、オーシャンビューの「Café・321」、山麓レストラン「Kitchen・218」などの施設を運営しています。また、宿泊施設「ばすてい」や「踊子茶屋」、バウムクーヘン工房併設カフェ「MatoKa」、アピデギフトプラザ伊東での物販、オリジナルグッズ販売、さらには「東海バストラベル」ブランドでの日帰りバスツアー企画・販売も手掛けています。グループ会社である株式会社東海バスでは、伊豆半島全域で地域住民の生活を支える路線バス、観光客向けの定期観光バスや周遊バス、首都圏と伊豆を結ぶ高速バス、貸切バス、ラッピングバス、契約バスなど、幅広い旅客自動車運送事業を展開しており、同社はその事務受託を通じてグループ全体の効率的な運営を支えています。近年では、リハビリ型デイサービス「レコードブック」を複数店舗展開し、介護・福祉分野にも進出。安全・安心・快適なサービスを追求し、地域とともに新しい価値を創造し続けることを企業理念として掲げ、伊豆地域の発展に貢献しています。
北葛飾郡松伏町代表企業
3.1億円
NEWS
この業界の企業に関する報道。各見出しは配信元記事からの引用です。
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