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#組織再編・M&A

組織再編・M&A」が付いた分析記事 28 本。

組織再編8.3万件を分解する ─ 件数の主役は「合併」、いま伸びるのは「株式交換」と「ロールアップ」

会社が別の会社と一つになったり(合併)、事業を切り出したり(会社分割)する「組織再編」。合併・会社分割の登記は2016年から2025年で約1.4倍に増えたが、件数を種別まで分解すると、合併・分割が高止まりするなかで株式交換が10年で約5.9倍へと突出し、特定の会社が数十社を吸収する「ロールアップ」では調剤薬局チェーンが上位を独占していた。件数の裏側にある主体と手法のシフトを、Compalyzeが確認した登記由来の組織再編8.3万件(全数ではない)から読む。

LINE WORKSの決算を数字で解剖 ─ ビジネスチャットの黒字と、総資産の6割を占めるに至った固定資産の正体

LINE WORKSの決算公告8期を分析。ビジネスチャットが2021年に営業黒字化する一方、固定資産が総資産の2%から60%(約140億円)へ急拡大。その正体である2023年のLINEのAIカンパニー事業承継まで、数字で解剖する。

会社が名前を変えるとき ─ 商号変更22.6万件、3社に1社は本店も動かしていた

会社は事業転換・世代交代・心機一転で登記の商号を書き換える。2015年10月〜2026年6月の商号変更は約22.6万件・延べ20.7万社、毎年およそ2万社が改名を続ける。最多は旧名の面影を残さない『全面刷新』37.9%、次いで英字化・カナ化の『脱・漢字』。名前を変えるとき3社に1社は近い時期に本店所在地も動かし、業種別では金融・保険が改名率20.6%で突出、設立10〜40年の中堅期にピークを示す山型の傾向もある。登記の商号変更履歴から会社の節目を読む。

お絵かき講座「パルミー」の10年決算 ─ DeNA・朝日新聞社から凸版グループの子会社へ、優先株もストックオプションも発行しなかった帳簿

イラスト学習「パルミー」の運営会社は2016年にDeNA・朝日新聞社らから調達し、2019年にTOPPANグループのBookLiveが子会社化(親会社の有報では議決権51%)。優先株もSOも発行せず、登記と決算公告から復元した2017年増資時点の推定評価額は約4.3億円。自己資本比率95%・無借金の子会社決算を読む。

「ホールディングス」を名乗る会社が10年で2倍 ─ 会社を「分けて束ねる」経営の広がりを全国2.4万社の登記から読む

全国2.4万社の「ホールディングス」を登記データで分析。新設は2016→2025で960→1,999社と約2倍だが、新設だけでなく『転換』も目立つ(商号変更でHD化3,146社・13.3%)。合同会社HDの4割は外資・英字系、畳まれたHDも累計2,489社。さらに設立15年以上の『古いHD』は開示65%・上場30%と大規模なのに対し、『若いHD』は開示10%・上場0.8%でほぼ無し──同じHDでも別の生き物だ。会社を『分けて束ねる』経営の広がりを読む。

SATORIのD種時点の推定評価額は約198億円 ─ 国産MAの「10期赤字」は、最後の調達から4年かけて黒字化の一歩手前まで来た

国産MAツール「SATORI」を提供するSATORI株式会社。決算公告10期は純損失続きだが、直近はほぼ収支均衡まで赤字を削った。登記から復元した全株式数ベースの推定評価額(上場企業の時価総額に相当)は、直近のD種(2021年)時点で約198億円。

「Lステップ」の株式会社Maneql、競合「Liny」と統合 ─ PEファンドが束ねた二大LINEツールと、登記に残る再編の段取り

「Lステップ」を運営する株式会社Maneql。決算公告2期は黒字(純利益5.35億・4.19億)で、資本金2,000万円のまま株式調達歴がない。2026年2月にPEファンドが資本参加し、4月に競合「Liny」と3社経営統合。登記に残る再編の段取りを追う。

Looopの推定評価額は約594億円 ─ 「黒字回復」の中身と、創業者が戻った独立系新電力の再設計

電力小売「Looopでんき」の独立系新電力Looop。全株式数ベースの推定評価額(上場企業の時価総額に相当)は約594億円。2025年3月期の約17.8億円の純損失から翌期は黒字に戻したが、中身は本業ではなく特別損益と増資が支えていた。

DeNAが約120億円で買収した「IRIAM」── 89億円を減損しても、純資産マイナス34.9億円で先行投資を続けるキャラライブアプリ

キャラライブ配信アプリ「IRIAM」。DeNAが2021年に約120億円で取得し完全子会社化、のれん110億のうち89億円を減損した。単体は純資産マイナス34.9億の債務超過だが、アプリ年売上は約78億円。親会社の先行投資が続く構図を整理する。

渋沢栄一ゆかりの帽子ブランドを継ぐ1896年創業の洋傘商・オーロラ ── コロナ期に縮んだ純資産18.5億円と回復、2025年の3社統合

渋沢栄一らが設立に関わった東京帽子(→オーベクス)の帽子事業を2007年に継いだ、1896年創業の洋傘商オーロラ。2020〜2022年2月期に純資産を約18.5億円縮め、その後黒字へ回復。2025年2月にグループ3社を本体へ吸収合併した老舗を、決算公告と登記から読む。

関西発の食品スーパー・コノミヤ ── 地域の同業を買って束ね、関西から東海へ広げる

1957年創業の関西発の食品スーパー・コノミヤ(創業家・芋縄家のオーナー企業)。ハローフーヅ・トミダヤ・スーパーおくやま・エスアンドエスなど地域の同業を子会社化・吸収合併し、関西から東海へ広げる『ロールアップ型』の拡大で、グループ売上は約1,188億円・約108店に。純資産は約36億→82億。ただし食品スーパーは薄利の商売だ。決算公告と登記から読む。

福西電機、パナソニックの電材流通を束ねる ── 売上930億円の老舗商社が、グループ再編の受け皿になるまで

1946年創業の総合エレクトロニクス商社・福西電機(2026年3月期 売上約930億円)は、2004年に松下電工(現パナソニック)の関連会社に。2026年4月にはパナソニック電材京都・中谷電気を吸収合併し、グループの電材流通を束ねる受け皿になった。純利益は22.5億円へ伸びたが営業利益は約18億円で減益=薄利構造。出資比率は非公表で、自己資本の読みに留保を置きつつ決算公告と登記から追う。