卸売・商社
事業領域
多品目を取り扱う大手商社
業界の特色
総合商社は卸売・商社の中分類で、業界分類済の513,527社中854社 (0.17%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは102位)。東京都を中心に44%が集まり、上場率5.7% (49社) と公開市場志向が際立ちます。単体総資産は中央値181億円、最大9.3兆円と階層の深い分布です (直近3年172社)。直近1年の雇用は拡大基調 (拡大43% / 縮小28%) で推移しています。売上判明75社で上位5社シェアは56%です。業界平均年収は約468万円。
集計は 単体決算 ・厚生年金被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
854社
49社 (5.7%)
137社
東京都
378社 (44.3%)
企業数
854社
上場社数
49社
上場ROE中央値
15.1%
上場企業実績
上場平均年収中央値
884万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
上場20社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
総合商社(中分類WHL-01)に属する上場各社は、グローバルな鉄鋼・金属市況の低迷という共通の逆風下にありながら、注力分野ごとに明暗が大きく分かれている。松田産業は金相場上昇と貴金属リサイクル取扱量増で売上初の4,000億円突破(126億円営業利益、前期比+35.5%)、佐藤商事の電子事業は生成AI需要で売上+20.8%・営業利益+44.0%、兼松の電子・デバイスはM&A効果で純利益+55%と、貴金属・半導体・ICTを軸とする社が成長を牽引した。一方、岡谷鋼機は関税政策と労務費・物流費上昇で令和8年2月期・9年2月期と連続減益予想、蝶理は通期下方修正、兼松の食料は畜産苦戦で▲36%と、鉄鋼・畜産・半導体規制の影響を受ける社は失速している。資本効率の論点が業界共通テーマとなり、阪和興業はROE12.8%でも PBR0.51倍、高島はROE5.2%<株主資本コスト6.8%かつROIC4.0%<WACC5.0%の逆転、佐藤商事はPBR0.63倍と、稼ぐ力と市場評価の乖離が顕在化している。各社はこれに対しROE/ROIC目標の明示、投融資枠の設定、累進配当・連続増配(カメイ11期、阪和DOE3.5%下限)で応える構図である。総じて、専門商社化・海外比率引き上げ・事業投資への転換を共通方向としつつ、賭ける分野は資源・貴金属・電子・繊維・食品と明確に分岐している。
国内鉄骨需要の低迷と世界的な鋼材・金属市況の低迷が業界の通底する外部環境であり、阪和興業はその中で鉄鋼・エネルギー・生活資材の利益が堅調で経常利益とROEを目標水準に維持した。貴金属分野は金相場の堅調・大幅上昇が追い風となり、松田産業の貴金属関連事業は3Q累計で売上+42.6%(2,662億円)・営業利益+64.5%、うち金が+60.5%(数量+18.1%/価格+42.5%)と価格要因主導で伸びた。電子・半導体分野は二極化し、佐藤商事の電子事業は生成AI関連の通信インフラ向け素材・半導体部材で売上+20.8%・営業利益+44.0%と高成長した一方、松田産業のエレクトロニクス向けはデータセンター需要拡大はあるもののスマートフォン・自動車向けの回復が鈍く半導体・電子部品の生産停滞が継続した。兼松はICT・電子・デバイスが製造業向けストレージ・サーバーやモバイル販路拡大、M&A効果で伸びた半面、食料は畜産の海外市況高・円安・国内市況低迷で純利益▲36%と分野間の格差が鮮明である。GSIクレオスは米中半導体規制でセミコンダクター、巣ごもり一服でホビー&ライフが鈍化するなど、規制と需要循環が個別事業の明暗を直接左右する構造にある。総じて鉄鋼・畜産は逆風、貴金属・生成AI関連半導体・ICTは追い風という需要分岐が業界全体を規定している。
各社が賭ける分野は明確に分岐している。松田産業は貴金属関連と食品関連の両事業を成長牽引役に据え、資源リサイクルの循環バリューチェーン強化と経済安全保障下の材料供給に注力する。佐藤商事は2027年3月期から「海外グループ事業」を新設し6→7セグメント化、鉄鋼・非鉄金属・電子の海外連結子会社を集約して海外拠点の成長性・収益性を狙う。兼松はICT関連事業を成長ドライバーと位置づけ、当初400億円の投資枠に捉われず機動的に大型投資を継続する方針である。西華産業は旭サナック子会社化(取得額188億円、塗装・圧造・精密洗浄装置)に象徴される補完的M&Aで、TVE・フェンオール型の営業シナジー狙いをエネルギー・産業機械・プロダクトに広げる。GSIクレオスは繊維(トリアセテート繊維事業取得)を軸にしつつ有機薄膜太陽電池(OPV)事業会社を2026年4月設立し2030年代半ばに売上100億円規模を目指す新規領域へ踏み出す。蝶理は「専門性×グローバル×事業投資」を掲げ海外売上高比率50%・売上5,000億円を志向、阪和興業はトレーディングを超えたサプライチェーン創造型商社への転換を打ち出す。資源・貴金属、電子・半導体、繊維・新エネ、海外、機械系M&Aと、注力軸の違いがそのまま各社の成長物語の差別化要因となっている。
地政学・関税リスクが最大の共通課題で、岡谷鋼機は各国の関税政策と労務費・物流費上昇を理由に令和8年2月期営業利益▲9.0%、令和9年2月期も▲13.5%と連続減益を予想する。カメイはイラン情勢の不透明感等を背景にエネルギーで増収も減益を見込み、為替前提155円・ドバイ原油100ドルと市況前提に振らされる構造にある。蝶理は足元の事業環境を踏まえ売上・各利益を下方修正した(純利益のみ税金費用減で据え置き)。資本効率の課題が深刻で、高島はROE5.2%が株主資本コスト6.8%を下回り、ROIC4.0%もWACC5.0%を下回る逆転状態に陥り資本コスト超えの収益確保が課題。阪和興業はROE12.8%(3年平均)で資本コスト8〜9%を上回るにもかかわらずPBR0.51倍・PER6.3倍と低評価で、成長戦略が投資家に十分理解されていないと自己分析する。モリトは利益率改善でROEは向上したが売上高がここ3年横ばいで成長性を示せていない点を課題とし、GSIクレオスは前中計で営業利益84.3%・経常利益72.8%が未達、為替差損・持分法投資損失も響いた。事業面では兼松食料の畜産苦戦、松田産業の半導体・電子部品生産停滞、太洋物産の食肉取扱数量減と、需要・市況の個別逆風が各社固有のリスクとして並存する。
ROE目標は10%前後への引き上げが主流で、阪和興業は中計2028でROE12.0%以上・経常利益750億円・投融資枠3年累計1,600億円・グローバル鉄鋼1,700万トン、株主還元はDOE3.5%下限と総還元性向40%程度を掲げる。松田産業は中計2028で営業利益280億円・ROE11.0%以上・ROA10.0%以上、明和産業はPI2028で2028年度純利益45億円・ROE10%以上・成長投資100億円を設定する。蝶理は2028年度営業利益175億円・営業利益率5%・ROE10%以上・海外売上比率40%以上、ありたい姿として売上5,000億円・ROE12%以上を志向する。PBR1.0倍超えを明示目標化する社も目立ち、佐藤商事は第四次中計で売上3,200億円・営業利益90億円・ROIC6.0%・ROE8.0%以上に加えPBR1.0倍以上を最終目標に据える(実績0.63倍)。投資枠は高島が3年累計100億円+累進配当、ナラサキ産業が2026年度営業利益40億円・ROE10%、西華産業がVIORB2030で2030年度営業利益120億円(うちノン・オーガニック35億円)と財務レバレッジ活用を掲げる。株主還元では連続増配が定着し、カメイは年間130円で12期連続増配見込み、太洋物産は売上総利益率4%・自己資本比率20%(実績11.6%)と財務体質改善を中長期課題とするなど、収益性・資本効率・還元の三位一体での目標設定が業界標準化している。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文をパッセージ単位で分類・集計(上場企業のみ) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
会社名・本社・上場区分・従業員数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 従業員数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 三井物産株式会社 | 東京都 | 上場 | 5,876人 | 3.9兆円 |
| 2 | 三菱商事株式会社 | 東京都 | 上場 | 5,606人 | 1.8兆円 |
| 3 | 住友商事株式会社 | 東京都 | 上場 | 5,007人 | — |
| 4 | 伊藤忠商事株式会社 | 大阪府 | 上場 | 4,194人 | 4.5兆円 |
| 5 | 丸紅株式会社 | 東京都 | 上場 | 4,113人 | 2.3兆円 |
| 6 | 豊田通商株式会社 | 愛知県 | 上場 | 3,703人 | 2.2兆円 |
| 7 | NX商事株式会社 | 東京都 | 非上場 | 3,212人 | — |
| 8 | 双日株式会社 | 東京都 | 上場 | 2,673人 | 802億円 |
| 9 | カメイ株式会社 | 宮城県 | 上場 | 2,400人 | 3,525億円 |
| 10 | 阪和興業株式会社 | 大阪府 | 上場 | 2,383人 | 1.9兆円 |
| 11 | 日鉄物産株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,861人 | 1.4兆円 |
| 12 | ヤマエ久野株式会社 | 福岡県 | 上場 | 1,692人 | 5,108億円 |
| 13 | 株式会社YUASA | 東京都 | 上場 | 1,631人 | 3,851億円 |
| 14 | 南国殖産株式会社 | 鹿児島県 | 非上場 | 1,566人 | 1,641億円 |
| 15 | 松田産業株式会社 | 東京都 | 上場 | 1,489人 | 6,873億円 |
| 16 | 関彰商事株式会社 | 茨城県 | 非上場 | 1,407人 | — |
| 17 | JFE商事株式会社 | 東京都 | 非上場 | 1,375人 | — |
| 18 | 日本紙パルプ商事株式会社 | 東京都 | 上場 | 967人 | 2,292億円 |
| 19 | 兼松株式会社 | 兵庫県 | 上場 | 953人 | — |
| 20 | 岡谷鋼機株式会社 | 愛知県 | 上場 | 918人 | 5,917億円 |
| 21 | 株式会社ドウシシャ | 大阪府 | 上場 | 879人 | 1,120億円 |
| 22 | 稲畑産業株式会社 | 大阪府 | 上場 | 829人 | 3,548億円 |
| 23 | 株式会社メタルワン | 東京都 | 上場 | 767人 | 8,632億円 |
| 24 | 佐藤商事株式会社 | 東京都 | 上場 | 761人 | 2,408億円 |
| 25 | 三谷商事株式会社 | 福井県 | 上場 | 750人 | 1,978億円 |
| 26 | 水野産業株式会社 | 東京都 | 非上場 | 723人 | — |
| 27 | 株式会社守谷商会 | 東京都 | 非上場 | 647人 | 1,368億円 |
| 28 | 東レインターナショナル株式会社 | 東京都 | 非上場 | 620人 | — |
| 29 | 鍋林株式会社 | 長野県 | 非上場 | 611人 | 930億円 |
| 30 | 株式会社JALUX | 東京都 | 上場 | 565人 | 394億円 |
従業員数は社会保険加入者数(単体)です。
Industry Metrics
総合商社に関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
各種商品卸売業 年間商品販売額(市場規模)
年次日本標準産業分類 小分類501 各種商品卸売業(総合商社が中核)の年間商品販売額。全国全数推計。原数値22,094,279百万円を億円換算。総合商社単体ではなく各種商品卸売業の母集団
各種商品卸売業 事業所数
不定期小分類501 各種商品卸売業の事業所数。令和3年(2021年)6月1日現在。経済センサスは概ね5年周期
各種商品卸売業 従業者数
不定期小分類501 各種商品卸売業の従業者数(個人業主・無給家族従業者・有給役員・常用雇用者の計)。令和3年(2021年)6月1日現在
卸売業計 商業販売額(年計)
月次+7.1%前年
商業動態統計 業種別商業販売額の年計(C.Y.)。卸売業全体の市場規模(文脈用)。原データ単位10億円を×10で億円換算(2024年445,938×10=4,459,380億円≒446兆円)。primary Excel(statInfId 000031387992)で確認。注8(2020年3月)・注10(2025年1月)の水準調整による断層あり。
各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
15.1%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
4.1%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
1.06回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
884万円
有報の平均年間給与
平均従業員数(中央値)
454名
有報の従業員数
上場47社の実績中央値(平均年収は有報開示36社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
85.1%
売上原価 / 売上高
営業利益率
2.2%
営業利益 / 売上高
経常利益率
3.9%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
1.44回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
507.1百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
468万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
54.4%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
981万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『卸売業』(大分類平均・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『各種商品卸売業』(中分類・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『卸売業』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
総合商社で上場している 43社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 従業員規模 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と従業員数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
181億円中央値
中央 50% が 46億円 〜 572億円 の規模 ・ 最大 9.3兆円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の従業員数を比較できる企業の増減
業界は 拡大基調(平均 +18.4%)
雇用拡大 43%・縮小 28%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
総合商社を含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『卸売業』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 91.5% | 1.3% | 1.27回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 87.1% | 2.6% | 1.93回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 80.6% | 2.8% | 1.33回 |
| 1千万円未満 | 73.2% | 2.2% | 1.68回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
総合商社を含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『卸売業』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 56.0%
総合商社で売上判明 75 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
総合商社の企業の直近の動き
古河産業株式会社
2026/07古河産業株式会社の直近動向
古河産業株式会社は2026年7月に85Kg重量物運搬ドローン飛行実証試験を実施しました。
伊藤忠メタルズ株式会社
2026/07伊藤忠メタルズ、3社協業で不用品ワンストップ再資源化
伊藤忠メタルズ株式会社は、引越・家具買い替え時の不用品を査定から再資源化まで一気通貫で扱う3社協業を公表し、決算では売上が5期で拡大しています。
DKSHジャパン株式会社
2026/07D K S Hジャパンの直近動向:働きがい認定と地域支援
D K S Hジャパンは2025年に「働きがいのある会社」認定を受け、高知県での地域支援活動も展開。
Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
伊藤忠商事株式会社
上場売上 4.5兆円(2026/03)
伊藤忠商事株式会社は、1858年の創業以来、世界中で多岐にわたる事業を展開する総合商社です。同社は「ひとりの商人が担う無数の使命」を掲げ、人々の豊かな暮らしを支えるため、原料調達から製造・加工、卸売、そして小売サービスに至るまで、サプライチェーンの川上から川下までを包括的に事業領域としています。主要事業カンパニーとして、ファッションからハイテク資材までを扱う繊維、鉱物資源の開発と安定供給を担う金属、食料原料供給から製造・流通・リーテイルまで食の安全・安心に貢献する食料、大型プラントやインフラ、航空機、船舶、自動車、建機、産機などを幅広く手掛ける機械、幅広いバリューチェーンを活用し新たな価値創造を目指すエネルギー・化学品、生活資材から住宅開発・販売、物流までをグローバルに展開する住生活、ICTやBPOサービスを核に新たな市場を創出・拡大する情報・金融、そして生活消費分野に強みを持つ第8カンパニーを通じて、多様な顧客ニーズに応えています。 同社の強みは、グローバルなネットワークと、各カンパニーが連携することで生まれる総合力にあります。AIX戦略によるイノベーション推進や、低炭素社会・循環型社会を目指すクリーンテックビジネスへの積極的な取り組み、さらには中国・アジアを中心としたCITIC・CPグループとの協業によるシナジー最大化など、未来を見据えた事業戦略を展開しています。また、ITOCHU SDGs STUDIOの運営を通じて、SDGsへの関心を高め、持続可能な社会の実現に向けた啓発活動にも注力しており、子どもから大人までがSDGsを体験できる場を提供しています。同社は「生活に寄り添う総合商社」として、世界中の人々の生活基盤インフラを支え、商いの力で豊かな社会の実現に貢献し続けています。
三井物産株式会社
上場売上 3.9兆円(2026/03)
三井物産株式会社は、グローバルなネットワークと多様な事業領域を持つ総合商社として、多岐にわたるビジネスを展開しています。同社は、情報、発想、技術、資源をダイナミックに組み合わせることで、国や地域、産業の枠を超えた新たな価値創造を推進し、社会の課題解決に貢献しています。特に、Green&Circular 脱炭素ソリューションに注力しており、企業の脱炭素経営を包括的に支援するサービスを提供しています。 同社の脱炭素ソリューションは、「排出量の可視化」「資源利用の最適化」「化石燃料の代替」「CO2の吸収」という4つの主要ステップで構成されています。まず「可視化」では、e-dashやLCA Plusといったツールを活用し、事業所や製品、企業の活動、さらには生活者や都市人流に至るまで、様々な切り口での炭素排出量を詳細に把握するソリューションを提供しています。これにより、企業は自社の排出状況を正確に理解し、効率的な削減計画を策定できます。具体的なサービスには、企業視点・製品視点・生活者視点の排出量可視化、都市人流の可視化、プラント設備向け排出量可視化などがあります。 次に「設備最適化」では、AIやIoTセンサー技術を駆使した空調最適化(サブスクリプション型/クラウド型)、施設エネルギー最適化、次世代型回転機器故障予兆検知ソリューション「AssetWatch」、船舶燃費の最適化などを通じて、エネルギー使用量の削減と効率化を支援します。また、量子コンピューティングのような最先端技術の活用も視野に入れています。 「資源循環」の分野では、非鉄金属、プラスチック(PET樹脂、ポリプロピレン、ライスレジン)、古紙、紙コップ、ラベル台紙といった多様な資源のリサイクルを推進し、自動車構造材の設計・エンジニアリングを通じて、社会全体での排出量抑制に貢献しています。 「化石燃料の代替」としては、太陽光、風力、バイオマスなどの「再生可能エネルギー」事業を国内外で展開し、大型ラウンド・ザ・クロック型事業や洋上風力発電設備メンテナンスなども手掛けています。さらに、「次世代電池」の開発・製造、モビリティの電動化に向けた総合的な電池サービス、電動・水素燃料電池バス製造、EV車載蓄電池を利用した電力最適化など、電動モビリティの普及を後押ししています。「水素」分野では、高圧水素タンクや水素ステーション事業、グリーン水素製造プロジェクトを推進。「低炭素燃料」としては、バイオエタノール、次世代航空燃料SAF、再生可能ディーゼル、クリーンアンモニア、再生可能天然ガス、e-メタノール製造など、次世代燃料の創出に積極的に取り組んでいます。 最後に「CO2の吸収」を目的とした「カーボンオフセット」では、森林ファンドへの投資、森林保護による排出権創出、カーボンクレジットのマーケットプレイス運営、大気中のCO2直接回収技術への参画などを通じて、削減しきれない温室効果ガスの排出量を埋め合わせるソリューションを提供しています。 同社は、これらの多角的なソリューションを通じて、企業や自治体、そして生活者を含む幅広い顧客層に対し、脱炭素社会の実現に向けた具体的な支援を行っています。グローバルな事業展開と、最先端技術への投資、そして共創型プラットフォームの推進により、持続可能な社会の構築に貢献するリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
丸紅株式会社
上場売上 2.3兆円(2026/03)
丸紅株式会社は、国内外に広範なネットワークを持つ総合商社として、多岐にわたる事業領域で輸出入、国内取引、各種サービス業務、内外事業投資、資源開発などを多角的に展開しています。同社の事業は、ライフスタイル、食料・アグリ、金属、エネルギー・化学品、電力・インフラサービス、金融・リース・不動産、エアロスペース・モビリティ、情報ソリューション、次世代事業開発、次世代コーポレートディベロップメントの各部門にわたります。 エネルギー・化学品部門では、天然ガス・LNGの生産からトレード、石油・ガスの開発・生産、石油・LPGのトレード・物流・マーケティング、環境価値の創出・売買、原子力関連事業、化学品のトレード・物流・マーケティング、さらにはエレクトロニクスやスペシャリティケミカル分野での新ビジネスモデル構築を手掛けています。電力・インフラサービス部門では、電力の卸売・小売、環境証書事業、分散型電源、鉄道・水の運転保守、蓄電池ビジネス、EV最適充電などのエネルギーマネジメント、太陽光パネルのリユース・リサイクルといったサーキュラーエコノミー、再生可能エネルギー発電、ガス焚き火力発電、上下水処理、海水淡水化、ガス配送・小売、鉄道・道路などの交通インフラ事業、インフラファンド運営、低炭素アンモニアやSAFビジネスを展開し、脱炭素社会の実現に貢献しています。 金融・リース・不動産部門では、自動車販売金融、航空機・エンジンリース、商用車フリートマネジメント、総合リース、ノンバンク、次世代金融(デジタル金融、フィンテック)、フェムテック、保険、PEファンド運営、国内企業投資、国内・海外不動産開発・運用・アセットマネジメント、建材検索プラットフォーム運営など、幅広い金融・不動産サービスを提供しています。エアロスペース・モビリティ部門は、航空機アフターマーケット・アセットトレード、航空・防衛関連代理店、宇宙(衛星サービス)、エアモビリティ(空飛ぶクルマ)、ビジネスジェット、空港オペレーション、船舶トレード・保有・運航、建設・鉱山機械の販売代理店・サポート、自動車販売・アフターサービス、EVフリートマネジメント、次世代モビリティ(オンデマンド交通、自動運転)を手掛け、グローバルな物流とモビリティを支えています。 情報ソリューション部門では、デジタルソリューション、ネットワークソリューション(光ファイバー、インターネット、データセンター)、ロジスティクス、デジタルSCM(AIプラットフォーム活用によるサプライチェーン最適化)を提供し、企業のDX推進と効率化を支援しています。次世代事業開発部門では、医薬品・医療機器の販売、臨床検体検査や不妊治療などの医療サービス、次世代蓄電池を含む卓越技術の事業化、スマート技術導入や工業団地開発による次世代産業基盤の構築、ITサービス、産業機械・工作機械の販売・サポート、電子部品ディストリビューション、ビューティー・パーソナルケア、コンシューマーブランド、エンターテインメント・コンテンツ事業など、多岐にわたる分野で新たな価値創造を目指しています。次世代コーポレートディベロップメント部門は、消費者関連ビジネスへの戦略投資、スタートアップ投資、次世代メディア事業を通じて、丸紅グループの成長とイノベーションを加速させています。同社は、これらの事業を通じて、経済・社会の発展と地球環境の保全に貢献し、社会課題の解決と持続可能な社会の実現を目指しています。
豊田通商株式会社
上場売上 2.2兆円(2026/03)
豊田通商株式会社は、トヨタグループの総合商社として、「未来の子供たちにより良い地球を届ける」というミッションを掲げ、グローバルに多岐にわたる事業を展開しています。同社は「Be the Right ONE」をビジョンに掲げ、ステークホルダーの現場ニーズに応え、最適な安全・サービス、品質・信頼を提供し、持続可能な社会と未来を切り拓くことを目指しています。主要な事業領域は「メタル+」「サーキュラーエコノミー」「サプライチェーン」「モビリティ」「グリーンインフラ」「デジタルソリューション」「ライフスタイル」「アフリカ」の8つに分かれています。 モビリティ分野では、100年に一度の大転換期を迎える自動車業界において、自動運転、AI・IoT活用、素材革命、高度安全運転支援技術、交通インフラ整備に取り組み、交通死傷者ゼロを目指しています。次世代環境車(HEV、PHEV、BEV、FCEV)の拡販や、水素ステーションなどのインフラ整備、車載電池増産を支えるリチウム資源の確保、さらにはドローンを活用した空の物流網構築など、多角的にモビリティの可能性を広げています。 サーキュラーエコノミー分野では、限りある資源の有効活用を目指し、廃車や工場スクラップからの再生資源回収・加工、都市鉱山からの資源確保、中古車・中古部品のリユース、プラスチックリサイクルなど、廃棄物の「資源化」を通じた循環型ビジネスを構築しています。特に北米大手リサイクル企業Radius Recycling, Inc.をグループに迎え入れ、循環型静脈事業のグローバル展開を加速させています。 グリーンインフラ分野では、気候変動問題に対し、風力や太陽光などの再生可能エネルギー事業を推進し、CO2削減に貢献しています。北海道での風力発電設備増設や送電線整備、ハワイでの大規模太陽光発電所運営、ケニアでの地熱発電所建設など、クリーンエネルギーの普及に注力しています。 アフリカ分野は同社の重点地域であり、「WITH AFRICA FOR AFRICA」のビジョンのもと、自動車ビジネスを中心に、生活基盤整備、産業振興、雇用創出など現地の社会課題解決に取り組んでいます。ケニアでの国家戦略的事業パートナーとしての支援や、途上国へのワクチン保冷輸送車供給なども行い、アフリカの持続可能な成長を支援しています。 デジタルソリューション分野では、DXを経営の中核に位置付け、AI活用や業務プロセスへのAI導入、スマートソサエティ事業、ITソリューション事業などを通じて、新たな価値創造と社会の変革に挑戦しています。 ライフスタイル分野では、インドでの病院経営参画による高品質な医療サービス提供、医薬品流通、リネンサプライなどの医療周辺サービス、アグリビジネス、フードマテリアル、サステナブルファッションなど、人々の豊かな暮らしを支える幅広い事業を展開しています。 サプライチェーン分野では、半導体やレアアースなどの原材料調達からリサイクルまで、サプライチェーン全体を守り、安定供給を確保することで、企業の競争力と社会的責任を果たしています。 メタル+分野では、モビリティ素材、鉄鋼サプライチェーン、グリーンマテリアルなど、多様な金属・素材関連事業を展開しています。 同社は、世界100ヵ国以上に広がるグローバルネットワークと、7万人の多様な人財を強みとし、社会の変化に素早く柔軟に対応しながら、地球課題の解決と企業価値向上を両立する「異能の総合商社」として、持続的な成長を目指しています。
阪和興業株式会社
上場売上 1.9兆円(2026/03)
阪和興業株式会社は、鉄鋼、金属リサイクル、食品、エネルギー・生活資材、その他多岐にわたる事業領域で国内外の顧客に価値を提供する総合商社です。同社の主要事業である「鉄鋼事業」では、鋼板、条鋼、形鋼、鋼管、建材など多種多様な製品群を取り扱い、自動車、建設、造船などあらゆる業界の顧客のニーズにきめ細かく対応しています。また、「リサイクルメタル・プライマリーメタル事業」では、アルミニウム、銅、ステンレス原料などの各種金属製品のリサイクル事業にいち早く参入し、資源の有効活用と循環型社会の実現に貢献しています。さらに、「食品事業」では、エビ、カニを始めとする豊富な水産物や農産物を取り扱い、多数のトップシェア品目を擁することで日本の食卓に豊かさと安全を提供しています。加えて、「エネルギー・生活資材事業」では、石油製品、石化製品、紙料などを扱い、的確な情報提供と迅速な対応で顧客との強固なリレーションシップを築いています。その他事業として、世界有数の林産業から優良な製材品を輸入する木材部門や、多様な遊戯機械・産業機械を取り扱う機械部門、金属シリコン・軽金属、再生可能エネルギー、化学品・潤滑油原料、断熱工事なども展開しています。同社は、1947年の設立以来、日本国内に加え、アジア、北米、中南米、欧州、中東、アフリカ、オセアニアに広がる強固なグローバルネットワークを構築し、広範な事業ポートフォリオとグローバルな展開力を強みとして、多様な顧客層に対して最適なソリューションを提供し、持続可能な社会の実現にも貢献しています。
三菱商事株式会社
上場売上 1.8兆円(2026/03)
三菱商事株式会社は、世界中に広がる拠点と連結事業会社と協働し、多岐にわたる産業分野で事業を展開する総合商社であり、投資会社です。同社は、環境・エネルギー、マテリアルソリューション、金属資源、都市開発・インフラ、モビリティ、食品産業、S.L.C.、電力ソリューションの8つの営業グループを通じて、幅広いビジネスを展開しています。これらのグループは、資源・エネルギーの安定供給責任を果たすとともに、プロジェクト開発、生産、製造事業にも深く関与し、各産業のバリューチェーン全体で価値を創出しています。特に、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを喫緊の課題と捉え、EX(エネルギー・トランスフォーメーション)とDX(デジタル・トランスフォーメーション)の一体推進を掲げています。具体的には、再生可能エネルギーの倍増、水素・アンモニアの利活用を含む次世代エネルギーシステムの社会実装、サプライチェーンの最適化による省エネ・廃棄ロス削減、産業競争力向上、そして個人や世帯のライフスタイルに合わせた統合サービスの提供を目指しています。同社は、グローバルネットワークと幅広い産業との接点を生かし、資金調達や投資、事業開発の専門知識を通じて、持続可能なビジネスモデルを構築し、社会課題の解決と生産性の高い社会、自立分散型コミュニティの実現に貢献しています。
日鉄物産株式会社
上場売上 1.4兆円(2025/03)
日鉄物産株式会社は、日本製鉄グループの中核商社として、「鉄鋼」「産機・インフラ」「食糧」「繊維」の4つのコア事業を複合的に展開する「複合専業商社」です。同社は、それぞれの分野で業界トップクラスの競争力を持つプロフェッショナル集団として、人々の生活を支える多岐にわたる製品とサービスを提供しています。 鉄鋼事業では、日本製鉄グループの製品を中心に、鉄鋼原料の調達から製品納入まで総合的なサービスを提供。国内外に広がるコイルセンターなどの加工・流通拠点を活用し、鋼板、鋼管、条鋼、建材などを顧客ニーズに合わせて加工・供給しています。また、環境配慮型建築・土木製品「NSエコパイル」や、木質由来のバイオカーボン(ブラックペレット)の供給を通じて脱炭素社会への貢献も推進。ベトナムの有力鉄鋼流通業者QH PLUS社への出資や、メキシコでの電磁鋼板コイルセンター新設など、グローバル戦略を加速しています。 産機・インフラ事業は、産業機械、インフラ、マテリアルの分野で、素材から機械加工、ユニット部品、工作機械、さらには工業団地の開発・運営まで一貫したトータルサービスを提供。アルミニウム、銅、炭素繊維などの非鉄金属素材の供給、自動車用ヘッドレスト部品のグローバル展開(世界シェアNo.1を目指す)、EVリチウムイオン電池用アルミ箔の提供、鉄道用メンテナンス機器の輸入販売、グリーン水素製造水電解装置への出資など、多角的な事業を展開しています。特にモビリティ業界では、ドローンを活用した屋根・外装材計測プラットフォーム「Dommit」や、商用車向け自動車部品、過積載モニタリングシステムなど、新規ビジネス創出に注力しています。 食糧事業では、輸入食肉のパイオニアとしてビーフ、ポーク、チキンなどの畜産品および加工品、農水産加工品をグローバルに調達し、安心・安全で高品質な食材を提供。オランダ産豚肉の輸入取引25周年を迎え、Vion Food Groupとの連携を強化し、フィンランド産ABF(抗生物質・成長ホルモンフリー)ポークの取り扱いを開始するなど、高付加価値商品の開発と供給に力を入れています。 繊維事業は、アパレルメーカー向けOEM生産を主軸に、素材開発から製品の企画・生産・物流までを一貫して手掛けるメーカー型商社機能を強化。3Dモデリングソフト「CLO」を導入したトータルソリューションを展開し、サステナブルなモノづくりと業務効率化を推進しています。また、こだわりのデニムブランド「RESOLUTE」の展開や、エアバッグアップサイクル、ウール原料におけるRWS認証取得など、環境配慮型商品の提供にも積極的です。 同社は、これらの異なる事業が有機的に連携し、新たな価値やビジネスを生み出すことで、衣食住にわたり幅広く社会に貢献しています。グローバルネットワークを活かし、顧客の多様なニーズに応える提案型営業とソリューション提供を強みとしています。
株式会社メタルワン
上場売上 8,632億円(2026/03)
株式会社メタルワンは、三菱商事と双日の鉄鋼製品部門が統合し2003年に設立された鉄鋼総合商社です。同社は「世界中の『つくる』をつなぎ、価値創造を追求し続けることで、ものづくりの可能性を広げる」ことをパーパスに掲げ、鉄鋼流通のリーディングカンパニーとして、多岐にわたる鉄鋼製品の国内外での流通、加工、販売、および関連ソリューションを提供しています。 主要事業として、厚板・建材・鋼管事業部では、建設・土木分野やエネルギー分野に不可欠な厚板、建材、鋼管を取り扱い、薄板事業部では自動車や家電製品などに使用される薄板製品の供給を担っています。線材・特殊鋼・ステンレス事業部では、自動車部品や産業機械に用いられる線材、特殊鋼、ステンレス製品の供給と加工を手掛けています。 同社の強みは、世界規模に広がるグループネットワークと、鉄鋼製品のサプライチェーン全体を最適化する「Metal Value Optimizer」としての機能です。単なる商取引に留まらず、コイルセンターでの鋼板加工、ブランキング加工、溶断加工、鋼管製造、ファスナー製造など、顧客の多様なニーズに応じた高付加価値サービスを提供しています。これにより、自動車、電機、建設、エネルギー、容器といった幅広い産業のメーカーやサプライヤーを主要顧客とし、調達から加工、販売、物流までを一貫してサポートするビジネスモデルを確立しています。 また、グローバル事業部および鉄鋼貿易・エネルギー事業部を通じて、アジア、北中米、南米、欧州、中東など世界各地で事業を展開し、国際的な鉄鋼貿易とエネルギー関連資材の供給に貢献しています。近年では、デジタル・プラットフォーム「Metal X」や「Metal X UP」を開発し、鋼材流通全体の業務効率化・高度化を推進。さらに、カーボンニュートラル関連事業や新機能関連事業の開発にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現と新たな価値創造を目指しています。これらの取り組みを通じて、同社は鉄を介したビジネスを通じて社会課題の解決に貢献し、未来を切り拓く企業グループとして進化を続けています。
松田産業株式会社
上場売上 6,873億円(2026/03)
松田産業株式会社は、「限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」という企業理念を根幹に、貴金属関連事業と食品関連事業という全く異なる二つの領域で事業を展開しています。同社の貴金属関連事業は、地球資源を「活かす」貴金属事業と地球環境を「守る」環境事業を統合したもので、貴金属のリサイクル、製錬、および貴金属材料・製品の供給をグローバルに手掛けています。エレクトロニクス業界や半導体デバイスメーカー、デンタル業界など多岐にわたる顧客に対し、使用済み貴金属スクラップの回収から高度な製錬技術によるリサイクル、高純度な貴金属地金や材料の提供までを一貫して行っています。特に、金・銀・白金・パラジウム地金は東京商品取引所、ロンドン金銀市場、ロンドン・プラチナ・パラジウム・マーケット、ドバイ金銀商品取引所といった主要市場で認定ブランドとして登録されており、その品質と信頼性は国際的に評価されています。また、産業廃棄物のリサイクルやリチウムイオン電池のリサイクル事業にも注力し、循環型社会の構築に貢献しています。一方、食品関連事業は、食資源を地球規模で「提供する」ことを目指し、世界各国から水産品(すり身、貝、えびなど)、農産品(冷凍野菜、乾燥野菜など)、畜産品(畜肉、卵など)を厳選して仕入れ、安全・安心な食材を顧客に提供しています。独自の品質保証室を設け、産地指導やトレーサビリティ体制を確立することで、高品質な食材の安定供給を実現。顧客のニーズに応じた一次加工も行い、加工工程の円滑化や食材ロス低減にも貢献しています。アジアを中心にグローバルなサプライチェーンを構築し、両事業が相互に補完し合うことで、安定性と持続的な成長を追求するビジネスモデルを確立しています。
岡谷鋼機株式会社
上場売上 5,917億円(2026/02)
岡谷鋼機株式会社は、1669年創業の歴史を持つ総合商社であり、「ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー」を企業理念に掲げ、多岐にわたる事業を展開しています。同社の事業は、鉄鋼、情報・電機、産業資材、生活産業の4つのセグメントで構成され、国内外の顧客に対して幅広い製品とサービスを提供しています。グローバルネットワークは23カ国、70拠点以上に及び、連結売上高は1兆円を超える規模を誇ります。 鉄鋼セグメントでは、鉄鋼製品や特殊鋼の加工・販売を国内外および三国間取引で展開し、自動車、建設、土木分野の顧客ニーズに対応しています。特に、低CO2鋼材の採用や、日本、欧州、北米での金属プレス事業、タイでの二輪車・自動車部品加工など、製造機能も強化しています。情報・電機セグメントは、エレクトロニクス部門と非鉄金属部門から成り、半導体、電子部品、ディスプレイ、FA機器、銅・アルミなどの非鉄金属材料を供給しています。自動車の電動化やカーボンニュートラルへの対応として、パワー半導体や高導電性・高熱伝導性材料の提供、製造受託サービス(EMS)、AIやドローンを活用した製造業・建設業・非製造業向けのDXソリューション開発にも注力しています。 産業資材セグメントでは、メカトロ部門が工作機械、切削工具、ロボット、生産自動化設備などを提供し、顧客の生産性向上や脱炭素経営を支援しています。無人フォークリフトやデパレタイズロボットによる工場内物流の自動化、システムインテグレーター機能の強化を通じて、スマートファクトリー化を推進しています。化成品部門は、汎用樹脂からエンジニアリングプラスチック、バイオ・リサイクル樹脂まで幅広く取り扱い、自動車の軽量化や高機能化に貢献する樹脂成形・コンパウンド事業も展開しています。生活産業セグメントは、配管建設部門と食品部門で構成され、住宅設備機器、配管資材、不動産開発、物流施設・工場建設などの建設事業に加え、水産物、畜産物、農産物の輸入・加工・販売を通じて、国内外の食の安全・安心を支えています。同社は、長年の経験とグローバルな調達・供給体制、そしてグループ会社の専門性を活かし、顧客の多様な課題解決と持続可能な社会の実現に寄与している。
ヤマエ久野株式会社
上場売上 5,108億円(2026/03)
ヤマエ久野株式会社は、物をつなぎ、企業をつなぎ、価値をつなぐ総合流通業として、九州に根ざし、長年培った「つなぐちから」を基盤に日本全国へと事業を展開しています。同社のビジネスは、「商品」「物流」「支援」の3つの主要機能で構成され、お取引先様の多様なニーズに応え、社会の豊かな暮らしに貢献しています。 商品機能では、食と住に関わる幅広い商材を取り扱い、約5,300社の仕入先を通じて、他には負けない総合力と抜群の商品調達力を誇ります。加工食品(調味料、インスタント食品、缶詰、飲料、お菓子、豆腐、乳製品、洋生菓子、練製品など)、生鮮品(青果、水産、精肉、惣菜、弁当)、酒類(焼酎、清酒、ワイン、ビール、洋酒など、特に九州の焼酎に強み)、食品原材料(小麦粉、砂糖、油脂、米、穀物など)、飼料・畜産物(配合飼料、魚餌、単味飼料、豚、牛、鶏卵)、木材・住宅資材(建築資材、住宅資材、木材、プレカット)など多岐にわたる商品を供給し、九州・全国の地場商品の発掘や商品開発にも積極的です。 物流機能においては、中間流通業に不可欠な強みを発揮し、蓄積されたノウハウと対応力で安心・安全な商品供給を実現する物流システムを構築しています。「安定・高品質」を徹底した保管・流通センターを展開し、共同配送システムや定時定温配送システムにより、配送効率化、ローコスト化、お得意先様の荷受け作業効率化、CO2削減に貢献。自動倉庫の導入やロボット活用など、物流機能の進化と強化を目指した省力化・自動化・無人化を推進し、環境対応と社会貢献を両立させています。 支援機能では、単なる商品調達に留まらず、お取引先様の活性化を目的とした多様なサービスを提供。リテールサポートとして、マーチャンダイジング、価格設定、棚割、販売促進などのカテゴリーマネジメント、商圏分析、新店・改装支援、小売店棚割提案、独自の情報提供などを実施し、正確なデータ分析機能と高い情報収集力を活かして最適な提案を行います。さらに、品質管理部門がメーカー様の衛生管理・指導や食品表示の管理をサポートし、流通全体の「安心・安全」を徹底。商品開発部門では、惣菜・弁当のメニュー提案やお取引先様とのオリジナル商品開発を通じて、消費者のニーズに合わせた魅力的な商品を創出し、産地開拓から製品化、販売戦略までトータルで支援することで、お取引先様との強い信頼関係を構築し、ともに発展・成長することを目指しています。
株式会社YUASA
上場売上 3,851億円(2026/03)
ユアサ商事株式会社は、2026年に360周年を迎える歴史を持つ「つなぐ複合専門商社グループ」として、多岐にわたる事業を展開しています。同社は、人・モノ・カネ・情報・データ・技術など、あらゆるものを「つなぐ」ことで付加価値を創出し、社会課題の解決を目指す「つなぐ」イノベーションモデルを推進しています。主要な事業フィールドは「モノづくり」「すまいづくり」「環境づくり」「まちづくり」の4つに及び、それぞれの分野で顧客のニーズに応えるソリューションを提供しています。 「モノづくり」においては、精密板金業界に特化したDX支援ソリューション「PRIMO-X」や、無人フォークリフト「AiTEN」などの先進的な製品・サービスを提供し、工場の自動化・省人化を支援しています。また、図面管理ソリューションの開発も手掛けるなど、製造業の生産性向上に貢献しています。「すまいづくり」では、住宅設備機器や建築資材、エクステリア製品の提供を通じて、快適で安心な住空間の創造をサポート。さらに「環境づくり」では、カーボンニュートラル実現に向けた「YUASAワンストップソリューション YES部」を立ち上げ、省エネ・再エネ関連の取り組みを強化しています。 「まちづくり」の分野では、ユニットハウスのレンタルやイベントの企画・制作・運営、建設機械の提供などを通じて、社会インフラの整備や地域活性化に貢献しています。同社は、これらの事業を日本全国の営業拠点に加え、中国、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、アメリカ、メキシコといった海外ネットワークを通じて展開しており、グローバルな視点でお客様の課題解決を支援する強みを持っています。幅広いメーカーとの取引実績と長年培ってきた専門知識を活かし、多様な顧客層に対して最適な商品、システム、サービスをワンストップで提供するビジネスモデルを確立しています。
稲畑産業株式会社
上場売上 3,548億円(2026/03)
稲畑産業株式会社は、1890年の創業以来、「愛」「敬」という人間尊重の精神を社是とし、社会の発展に貢献することを経営理念に掲げるグローバルな“動ける商社”です。同社は情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂の4つの主要事業セグメントを展開し、顧客と社会の多様なニーズに応える斬新なソリューションとサービスを提供しています。情報電子分野では、液晶・有機ELを中心としたフラットパネルディスプレイやLED関連業界への部材供給、デジタル印刷・イメージング関連、再生可能エネルギー、半導体・電子部品、工業用材料のソリューションを提供。化学品分野では、化学部門と建材部門のシナジーを活かし、最適な商材とサービスを上流から下流まで提供しています。生活産業分野では、医農薬、防虫・殺虫剤、芳香・消臭剤などの原料に加え、水産・農産物を取り扱っています。合成樹脂分野では、生活用品、建築用部材、自動車・自動二輪、家電、OA機器向けの高機能樹脂や関連資材の取り扱い、フィルム・シートの企画・製造加工、最終製品・パッケージングの提案、さらには中国をはじめとする7カ国で約20万トンの生産能力を持つ樹脂コンパウンド工場を運営しています。同社の強みは、世界19カ国・約70拠点に広がる緊密なグローバルネットワークと、長年にわたり培ってきた高度な専門知識、市場開発、製造・加工、物流、ファイナンスといった多岐にわたる機能です。これらの機能を組み合わせ、マーケット情報、税法、政治情勢、個々の商材に関する専門知識を基に、新たなビジネス提案、製造加工・物流支援、リスクマネジメント、ファイナンス相談など、顧客のビジネス成功とより豊かな社会の実現に貢献しています。連結売上高の5割以上を海外事業が占めるなど、グローバル展開を加速し、常に進化を続けることを目指しています。
カメイ株式会社
上場売上 3,525億円(2026/03)
カメイ株式会社は、1903年(明治36年)に宮城県塩釜で雑貨商として創業し、一世紀以上にわたり地域社会に密着した総合商社として発展してきました。同社は、エネルギー、食料、建設関連、自動車関連、海外・貿易、ペット関連、ヘルスケア(ファーマシー)など多岐にわたる事業を展開し、人々のくらしを支える多様な生活資源を幅広く総合的に調達・供給する機能を担っています。 主要事業として、まずエネルギー事業では、ガソリンスタンド(直営74か所、特約店194か所)、油槽所(34か所)、ガスターミナル(15か所)、オートガス・スタンド(4か所)を全国に展開し、石油製品、LPガス、電力などの安定供給を通じて、法人顧客から一般消費者まで幅広いニーズに応えています。ガソリンスタンドでは、燃料供給だけでなく、車両整備、洗車、カーコーティングなどのカーライフサポートも提供しています。 食料事業では、食品、飲料、水産物、農畜産物の流通・販売を手掛け、食料流通センター(2か所)やリテール店舗(グリーンマート1店舗)を通じて、安全で安心な食を地域に届けています。近年では、次世代アグリ事業やAIスマート農業プロジェクトにも積極的に取り組み、持続可能な農業の発展に貢献しています。 建設事業では、環境エネルギー関連や土木資材の供給、工事管理を行い、地域のインフラ整備や環境負荷低減に貢献しています。自動車関連事業では、自動車販売、レンタカー、整備、カー用品の提供を通じて、顧客の多様なカーライフをサポートしています。 ヘルスケア事業では、「カメイ調剤薬局」を直営57店舗、グループ56店舗の計113店舗展開し、地域に密着した“かかりつけ薬局”として、安心・信頼・納得・快適をコンセプトに質の高いメディカルサービスを提供しています。医療機器販売も手掛け、地域医療の充実に貢献しています。 その他、ペットフード・園芸・農業資材の販売、オフィス用品の供給、旅行・リース、人材派遣、スポーツ・ファッション関連、海外法人を通じた海外・貿易事業など、幅広い分野で事業を展開し、お客様の多様なニーズに応えながら、地域社会への貢献と持続的な成長を目指しています。同社は、部門横断的なネットワーキングを導入し、変化する社会環境に柔軟かつ迅速に対応することで、最大の価値創造を図る総合商社としての強みを発揮しています。
MUFGトレーディング株式会社
売上 3,130億円(2026/03)
MUFGトレーディング株式会社は、三菱UFJ銀行の100%子会社として、法人顧客の国内およびクロスボーダーでのサプライチェーン構築を支援する商社機能を担う企業である。同社は商品の売買を軸に、顧客の商品・原材料の購入および販売に関与し、調達先・販売先・資金面を含む取引設計を組み合わせて経営課題に対応する。主な業務は、国内取引と海外取引を対象にした商品の売買、原材料調達支援、販売支援、サプライチェーン構築支援であり、MUFGグループの金融基盤と法人取引ネットワークを活用したビジネスモデルに特徴がある。 取扱領域は、銅、アルミニウム、貴金属、半導体、日用品、ジェット燃料、自動車部品、蓄電池、非化石証書などに広がっている。2025年には小売電気事業者として登録され、電力小売供給を開始しており、エネルギー関連取引も事業構成に含まれる。貸金業登録、古物商許可、小売電気事業登録を有し、物品売買だけでなく取引に付随する与信・中古機械工具・電力供給を扱える点が強みである。2025年にはシンガポール現地法人を設立しており、国内法人の海外調達・販売を支える商流構築に実績を積み上げている。
伊藤忠メタルズ株式会社
売上 2,706億円(2026/03)
伊藤忠メタルズ株式会社は、非鉄・金属系商社として、アルミニウム、銅などの非鉄金属原料・製品の売買、および鉄スクラップを主体としたリサイクル関連事業を国内外で展開しています。同社は川上から川下までを繋ぐ多彩な商品とグローバルネットワークを駆使し、総合的なソリューションを提供。単なるトレードに留まらず、市場開拓、顧客ニーズに合わせたマーケティング提案、サプライチェーンマネジメントを含むロジスティクス機能の提供、非鉄・金属およびその周辺マテリアルの新規商品開発、さらには海外事業への資本参加を含む事業投資も積極的に実行しています。 原料分野では、アルミ、銅、亜鉛といったベースメタルから、ニッケル、チタン、クロムなどのレアメタル、金属けい素、マンガン、母合金といった非鉄金属原料を世界各国で幅広く取り扱い、海外製造メーカーの販売代理店も務めます。製品分野では、金属の優れた機能・特性を活かした加工品や派生品を提供し、飲料用アルミ缶、自動車部品、半導体装置、航空機用部材(EN9120認証取得)、電力・通信用ケーブル、再生エネルギー関連資機材、RFID関連商材、プリント基板材料、リチウムイオン電池用部材など多岐にわたる産業に貢献。特に、ダイキン工業製の海上コンテナ用冷凍機は世界販売展開とマーケティングを手掛け、累計45万台以上、世界マーケットシェア30%以上を誇る実績を持ち、鮮度保持機や冷凍冷蔵倉庫用低温機器も提供しています。 金属リサイクル分野では、50年以上の歴史を持つ商社系鉄スクラップリサイクル業のパイオニアとして、全国のリサイクル業者で構成される「伊藤忠鉄原会」を運営し、伊藤忠グループのリサイクルネットワークの中核を担っています。拡大する中国・東南アジア市場にも進出し、鉄スクラップ、非鉄ミックスメタル、鉄粉などのグローバルな流通を推進。リサイクルビジネス推進分野では、日本全土をカバーするリサイクルネットワークを強みに、産業廃棄物排出事業者向けにワンストップウェイストマネジメントサービスを提供。独自の電子マニフェストソフト「Smart.i∞」や什器個体管理システム「Barcode Manager」を活用し、法令遵守体制の強化と再資源化率の向上に貢献しています。また、自動販売機設置コンサルティングでは30年以上にわたり8,000台以上の実績を持ち、ライフを終えた自動販売機の95%以上を再資源化するなど、循環型社会形成に大きく貢献するビジネスモデルを確立しています。
佐藤商事株式会社
上場売上 2,408億円(2026/03)
佐藤商事株式会社は、1930年の創業以来、「流通・サービスを通じて広く社会に貢献する」という理念のもと、多岐にわたる事業を展開する独立系総合商社です。同社の主要事業は、鉄鋼、非鉄金属、電子事業、機械・工具、ライフ営業、営業開発の6つの部門で構成されています。 鉄鋼部門では、熱延鋼板、冷延鋼板、特殊鋼、建築資材などを自動車、建設機械、建築、電機、造船、金型といった幅広い業界に販売し、全国41拠点のネットワークと海外現地法人との連携により、地域密着型かつグローバルなサービスを提供しています。非鉄金属部門は、アルミニウム、銅、亜鉛などの地金から新素材、加工品、ダイカスト材料までを扱い、最先端のハイテク分野へも積極的に展開。ユーザーとメーカーの仲立ちとして付加価値を創造し、鉄鋼部門に次ぐ同社の柱となっています。 電子事業部門は、アジア地域を中心にプリント基板の主材料である銅張積層板や製造工程資材、製造設備、希少金属、貴金属などを供給し、輸出入取引や物流受託を通じてエレクトロニクス製造企業の課題解決を支援しています。機械・工具部門では、工作機械、鍛圧機械、産業機械、測定機、各種工具などを提供し、CADを活用した製造ラインの包括的なコーディネイトや自動化シミュレーションにより、モノづくり現場の最先端技術をバックアップしています。 ライフ営業部門は、高級洋食器・カトラリーのオリジナルブランド「マーシャン」をはじめ、北欧デザインの「DANSK」、柳宗理氏デザイン商品、貴金属アクセサリー、ホテル・レストラン向け業務用品などを企画・製造・販売。直営店舗やオンラインショップ「ハピラグ」を通じて、一般消費者から法人まで幅広い顧客にデザインのある豊かな生活を提案しています。営業開発部門は、「環境問題をソリューションする」をキーワードに、OSクール工法、カバー工法、LED照明、エリア空調機、業務用加湿空気清浄機など、地球環境に配慮した商品の開発・提供を行い、独自の技術を持つメーカーと連携して顧客の環境課題解決に貢献しています。 同社は、ユーザーやメーカーの系列に属さない独立系商社としての強みを活かし、常に顧客ニーズに合った最適な商品を自由に発想し提案できるビジネスモデルを確立しています。国内41拠点、海外21拠点の広範なネットワークと、多様な事業領域を持つ各部門が連携することで、経済の変化に柔軟に対応し、多角的な視点から社会貢献を目指しています。
日本紙パルプ商事株式会社
上場売上 2,292億円(2026/03)
日本紙パルプ商事株式会社は、1845年の創業以来、産業や文化の発展に不可欠な紙を専門に取り扱う商社として、社会の要請に真摯に応えながら成長してきました。同社の事業は、基幹である紙・板紙の国内および海外卸売事業を核としつつ、多角的に展開されています。具体的には、国内外のメーカー代理店として、国や地域ごとの市場ニーズに最適な製品を仕入れ、幅広い生活・産業物資を安定供給しています。また、世界中に築いた情報、物流、金融ネットワークを駆使し、顧客やサプライヤーのビジネス環境構築を支援する商社機能を発揮。顧客ニーズをヒアリングし、商材の選定・開発から納品までをトータルコーディネートするビジネス創造機能も強みです。 同社は、製紙加工事業も手掛けており、古紙を原料としたトイレットペーパー製造で国内トップシェアを誇るコアレックスグループをはじめ、段ボール原紙や印刷用紙の生産も行っています。さらに、国内外で古紙や廃プラスチックの再資源化を推進するリサイクル事業、太陽光や木質バイオマス発電などの再生可能エネルギー事業を通じて、循環型社会の実現と環境負荷軽減に貢献しています。不動産賃貸事業やICTシステム開発事業も展開し、紙ビジネスで培った専門知識と経験を活かして多様なビジネスに取り組んでいます。世界22カ国・地域に133社のグループ会社を展開し、海外売上比率は52.8%に達するなど、グローバルな事業展開と地域に根差した「グローカル企業」としての強みを持っています。情報、物流、金融、そしてビジネス創造という商社機能を総合的に発揮し、新たな市場や需要の開拓、戦略的投資による事業領域の拡大を推進しています。
三谷商事株式会社
上場売上 1,978億円(2026/03)
三谷商事株式会社は、1914年の創業以来、多岐にわたる事業領域を展開する総合商社です。主要な事業は「情報システム関連」「建設関連」「エネルギー・生活関連」「多角展開事業」の4つの柱で構成されています。情報システム関連事業では、各種コンピュータシステム、ネットワーク、ソフトウェアの設計・開発・運用・サポートを含むシステムインテグレーション(SI)を提供し、関連するコンピュータ機器の販売、画像処理システムの開発・販売、パッケージアプリケーション開発、インターネットサービスプロバイダ事業も手掛けています。同社はISO9001およびISO27001の認証を取得しており、情報セキュリティと品質管理を重視しています。 建設関連事業では、セメント、生コンクリート、外壁材、コンクリート二次製品、環境製品などの建設資材の販売と施工管理を行っています。また、ゴンドラの製造、設置、レンタル事業も展開し、建設現場のニーズに対応しています。エネルギー・生活関連事業では、揮発油、灯油、軽油、重油といった各種石油製品、合成樹脂や化成品などの石油化学製品、LPガス、石炭、熱供給システムの販売を手掛けるほか、ガソリンスタンドの運営も行い、人々の暮らしと産業を支えています。 多角展開事業としては、風力発電事業、産業用・工業用機械や店舗設備の販売、リース事業、レストラン経営、有料老人ホーム運営を含むシニアライフ事業、ケーブルテレビ事業、医療・衛生用機器などを扱うODA専門商社事業、自動車用タイヤの卸売販売など、幅広い分野でビジネスを展開しています。近年では、シンガポールでのプラスチック製品やガスケットの加工・販売、ベトナムでの香辛料製造販売、飼料原料やバルブ製品の流通など、環太平洋地域を中心にグローバルな事業拡大にも注力しており、国内外に約100社のグループ会社と50以上の拠点を持ち、多様な顧客層に対して製品とサービスを提供しています。
旭洋株式会社
売上 1,927億円(2026/03)
旭洋株式会社は、紙とパッケージを主要な事業フィールドとする「提案開発型商社」です。同社は、洋紙、産業資材、化成品を三つの柱とし、川上(原料・素材)から川下(最終製品)まで一貫して手掛ける総合力を強みとしています。お客様の多様なニーズに対し、綿密なコンサルティングと豊富な知見、自由な発想に基づく提案開発を通じて、課題解決とビジネス拡大を支援しています。 具体的には、印刷・情報分野では新聞・書籍・雑誌・カタログ向けの印刷用紙や、コピー用紙・感熱紙などの情報用紙を提供。産業資材分野では段ボール原紙、包装用紙、プラスチックシートといった素材から、プラスチックダンボール、発泡緩衝材、タイヤなどの製品まで幅広く取り扱い、物流や包装の円滑化に貢献しています。生活関連分野ではティシュ、トイレットペーパーといった家庭紙製品に加え、医療関連の包装資材や剥離紙なども供給。食品包装分野では、合成樹脂原料、フィルム、紙などの素材から飲料カップ、食品トレーといった最終製品まで、高い安全性と利便性を追求したソリューションを提供しています。 同社のビジネスモデルは、市場分析、マーケティング、企画・立案、最適な原料・素材の調達、製品開発、品質管理、物流管理という5つの機能を自社でマネジメントする体制を構築している点にあります。自前の生産設備を持たないファブレスの強みを活かし、多様なパートナー企業と連携することで、お客様の複雑な要望に迅速かつ的確に対応し、最適なソリューションを提案します。また、脱プラスチックやリサイクルといった環境配慮型のニーズにも積極的に応え、半導体関連資材、放射冷却フィルム「SPACECOOL」、紙製緩衝材「もぐらっぷ™」、コンポスタブルコーヒーパッケージなど、革新的な製品の開発・提供にも注力しています。王子グループの一員として、環境経営にも参画し、持続可能な社会の実現に貢献することを使命としています。国内外に拠点を展開し、海外ビジネスフィールドの拡大にも取り組んでいます。
三井物産メタルズ株式会社
売上 1,889億円(2026/03)
三井物産メタルズ株式会社は、「未来につながる仕組みをつくる非鉄金属商社」として、金属ビジネスを通じて循環型経済の構築を目指す「Metal Circulation Creators」を企業ミッションに掲げています。同社の事業は大きく4つの柱で構成されており、それぞれが現代社会の多様な産業ニーズに応えています。 第一に、「アルミ・銅製品事業」では、幅広い産業分野で利用されるアルミ・銅製品の供給を通じて、顧客の事業活動を支えています。これらの基礎材料は、自動車、電子機器、建築など多岐にわたる分野で不可欠な存在であり、同社は安定供給と品質確保に努めています。 第二に、「電池材料・電子部品・レアメタル事業」は、特に成長著しい分野です。電池材料事業では、車載用リチウムイオン電池やニッケル水素電池向けの部材・原材料を供給し、次世代高容量電池材料の需要を捉えるべく、電池性能を左右する正・負極材などの活物質の取扱いに注力しています。同社は、これらの材料の安定供給を通じて車載用二次電池メーカーや自動車OEMの生産をサポートするだけでなく、三井物産グループと連携し、電池製造工程からのスクラップ回収・リサイクルにも積極的に取り組んでいます。電子部品事業では、自動車の電動化に伴い需要が拡大する放熱対策部品に焦点を当て、アルミ・銅を素材としたヒートシンクを軸に「熱解析・熱設計ソリューション提案」を展開し、国内外のパートナーと連携しながら顧客ニーズに合致した放熱対策部品を設計・開発・提供しています。レアメタル事業では、超硬工具向けコバルト粉末や3Dプリンター用の金属粉末を供給し、半導体、二次電池、磁石、触媒といった日本のハイテク機器製造に不可欠な「産業のビタミン」を提供することで、顧客の高付加価値なモノづくりに貢献しています。Additive Manufacturing(AM)用金属粉末の取り扱いもその一環です。 第三に、「モビリティ材料事業」では、自動車産業をはじめとするモビリティ分野の進化を支える先進的な金属材料を提供しています。軽量化や高機能化が求められる現代のモビリティニーズに対応する製品群を取り扱っており、次世代モビリティ社会の実現に貢献しています。 第四に、「リサイクル・金属原料事業」は、同社の循環型経済への貢献を象徴する事業です。金属スクラップの販売や、軽量化・省エネルギーに貢献する非鉄金属製品の販売を通じて、地球環境への負荷低減と持続可能な社会の発展に寄与しています。同社は、事業活動が環境に与える影響を認識し、汚染防止に努めるとともに、サプライチェーン全体での環境負荷低減を目指しています。 同社は、サステナビリティを経営の重要課題と位置づけ、人権尊重、持続可能なサプライチェーンの構築、気候変動対策、水資源保全、生物多様性保護、汚染防止、資源の持続可能な利用といった多岐にわたる環境・社会課題への取り組みを推進しています。これらの活動は、顧客、サプライヤー、地域社会を含む多様なステークホルダーとの対話を重視し、透明性の高い情報開示を通じて信頼関係を築くことを目指しています。品質面では、顧客の期待に応える品質、納期、サービスを追求し、国際標準の活用と継続的な改善を通じて品質向上に努めています。このように、三井物産メタルズは、非鉄金属の供給からリサイクル、そしてソリューション提供までを一貫して手掛けることで、産業界の発展と持続可能な社会の実現に貢献するビジネスモデルを確立しています。
南国殖産株式会社
売上 1,641億円(2025/09)
南国殖産株式会社は1945年に設立された、九州を地盤に地域に密着した事業を展開する総合商社です。同社は「豊かな街づくり、生活づくり」への貢献を経営理念に掲げ、建設資材、機械設備、情報通信、エネルギー、再生可能エネルギー・電力、バイオマス推進、不動産、保険といった多岐にわたる事業を展開しています。建設資材事業では生コン・セメント、外壁材、建設・土木資材の販売から建築物のリフォーム・リノベーションまで手掛け、機械設備事業では空調設備、上下水道・農業用水資材、建設機械の販売・リース、リサイクルプラントを提供しています。情報通信事業では携帯電話やモバイル関連商品の販売、モバイルネットワークシステム構築を行い、エネルギー事業では自動車用・工業用・航空用各種燃料、石油化学製品、自動車用品を供給しています。特に再生可能エネルギー・電力事業には注力しており、1994年からの実績として産業用・住宅用太陽光発電システムおよび蓄電池の施工・管理・メンテナンス、メガソーラーのEPC(設計・調達・建設)を手掛けています。バイオマス推進事業では液体バイオ燃料を取り扱い、脱炭素社会の実現に貢献しています。不動産事業では土地・建物の売買、宅地開発、不動産賃貸事業を展開し、保険課では損害保険と生命保険を提供しています。また、ENEOSブランドのサービスステーションを九州各地で多数運営し、給油、洗車、車検などのカーライフサービスを提供するとともに、ドコモショップの運営やビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」の導入支援も行っています。2020年には「かごしま水素ステーション」を開設し、2023年には鹿児島市交通局跡地に病院・ホテル・テナントビルからなる複合施設「キラメキテラス」を開業するなど、地域再開発や新たな価値創造にも積極的に取り組んでいます。子会社・関連会社は50社以上に上り、九州屈指の総合商社として地域経済の活性化と持続可能な社会の実現に貢献しています。
CBC株式会社
上場売上 1,584億円(2026/03)
CBC株式会社は、1925年創業の「開発型創造商社」として、商社機能とマニュファクチャリング機能を融合させ、製品開発から事業経営までを一貫してサポートしています。世界45拠点以上に広がるグローバルネットワークを駆使し、お客様や社会が必要とする真の価値を最適な方法で提供することを目指しています。同社の事業は多岐にわたり、化学品・樹脂分野では、産業用原材料、環境対応製品(生分解性樹脂、安息香酸エステル系可塑剤など)、住宅建材、各種添加剤、ポリマー、無機・有機薬品、フィルム、鉄道用資材などを国内外のメーカーネットワークを活かして提供し、グループ内の特殊加工受託サービスも展開しています。産業用機械分野では、プラスチック加工装置、充填・包装機器、検査装置、異物除去装置などを扱い、特にスイスKUNDIG CONTROL SYSTEMS社の誘電率応用型フィルム膜厚測定装置で高いシェアを誇ります。電子材料・デバイス分野では、半導体やフラットパネルディスプレイ、携帯電話、車載デバイス向けの原材料から部材までを幅広く展開し、米国DYMAX社のUV硬化接着剤の代理店として医療機器や電子デバイス、自動車分野で実績を築いています。自動車&電子機器・部材生産では、タイでの一貫生産体制を強みに、成形・蒸着・各種塗装等のコーティング加工やアセンブリの受託生産を提供。ヘルスケア分野では、医薬品の中間原料・原薬・製剤の供給、受託製造、バイオ医薬品関連事業、医療機器、化粧品・サプリメントまでをグローバルに支援し、グループ傘下のProcos S.p.A.が原薬・中間体の開発・製造を担っています。アグリサイエンス分野では、化学農薬、生物農薬、フェロモン剤、土壌改良剤などを展開し、IPM(総合的病害虫管理)や環境保全型資材に注力。フーズ関連では、農産加工原料、食品添加物、機能性素材、プラントベース素材の供給に加え、バイオプラスチック原料などの環境型食品包装資材も提供しています。ファッション分野では、テキスタイルやSDGs関連製品の開発・販売を通じて、サステナブルなものづくりを推進。産業光学分野では、自社ブランド「computar」の光学レンズを企画・開発・製造・販売し、マシンビジョン、セキュリティ、交通監視などの分野で新たな価値創造に挑戦しています。さらに、新規事業として女性活躍推進(Career Bloom株式会社)、DX研修、介護福祉関連、プラットフォーム・サブスクリプション、モノづくり、スポーツビジネス、バッテリーソリューション、医療相談アプリ「LEBER」の法人向け代理店、シングルユース・バイオソリューションなど、次世代を見据えた多様なビジネスモデルを展開し、社会の課題解決と価値創造に貢献しています。
蝶理株式会社
上場売上 1,522億円(2026/03)
蝶理株式会社は、1861年に京都西陣で生糸問屋として創業し、160年以上の歴史を持つ複合型専門商社です。同社は繊維、化学品、機械の3つの事業領域において、高機能・高専門性を追求し、グローバルに事業を展開しています。 繊維事業では、原料、テキスタイル、資材からアパレルなどの最終製品までをトータルに手掛け、多種多様な糸の取り扱いを通じて顧客の幅広い要望に応えています。環境に配慮したサステナブルな商材の開発・提供にも注力しており、「BLUE CHAIN®」などの取り組みを通じて持続可能な繊維事業を目指しています。また、アパレル製品の企画・開発、繊維関連商品の製造・販売、紳士・婦人服裏地・付属の卸売なども行い、サプライチェーン全体をカバーしています。 化学品事業では、基礎化学品、医薬品、コンデンサ用原材料、化粧品原料、食品原料といった身近な製品の原料を幅広く取り扱っています。調達・販売に留まらず、輸出や仲介取引も積極的に行い、グローバルな展開が特徴です。合成樹脂、医薬品、食材、包装材、電子部品などの原料・製品、潤滑油添加剤や燃料油添加剤の販売、化学分析業務、化学プラント資材の輸出入、化学工業原料の製造販売まで多岐にわたるサービスを提供しています。 機械事業では、四輪車・二輪車・トラックなどの輸送機器に加え、農業用機械や建築機械などを取り扱っています。独自のグローバルネットワークを活かし、セミノックダウン生産による現地販売など、地域に合わせた事業拡大を進めています。 同社の強みは、中国およびASEANを中心とした30拠点以上の現地法人・事務所からなる独自のグローバルネットワークと、長年の経験で培われた専門知識を持つ人材です。特に中国とは日中国交正常化以前からの深い結びつきがあり、強力なサプライチェーンを構築しています。トレーディングビジネスとして、グローバルな情報網、物流網、資金力を活用し、買い手と売り手のパイプ役を担うだけでなく、自らの発想や提案で新たなビジネスを創造。さらに、長期的な視点での事業投資も行い、お金、経営ノウハウ、情報提供を通じて事業拡大を支援しています。公正・誠実な企業行動と顧客満足度向上を第一義とし、「あなたの夢に挑戦します」というコーポレートスローガンのもと、持続的な成長と企業価値向上に努めています。
株式会社守谷商会
売上 1,368億円(2025/03)
株式会社守谷商会は、1901年創業の歴史を持つ総合商社として、幅広い産業分野に対し、多岐にわたる製品とサービスを提供する事業会社です。同社は、生産設備用機器・エネルギー機器、環境保全機器、情報・通信機器、試験・計測・検査機器、工業生産建築部材の5つの主要分野を軸に事業を展開しています。具体的には、発電機、電動機、ポンプ、ボイラー、ロボット、工作機械、物流・搬送機器、空調機、熱交換器といった生産設備や、集塵装置、脱臭装置、水質汚染防止装置、廃棄物処理装置などの環境保全設備を提供。さらに、分散型制御システムやPLC、ソフトウェア開発を含む計装・制御機器、コンピューター機器、通信機器も取り扱っています。 特に、試験・計測・検査機器分野では、振動試験機、分析機器、赤外線サーモグラフィに加え、HBK社の音響計測器とソノーラテクノロジーの無響室を組み合わせた統合ソリューション、IMV社の信頼性評価試験装置(マイグレーションテスター、加速試験)、HBK社の精密騒音計や音源探査システム、高精度データ収集装置など、最先端の技術を提供しています。新エネルギー関連では、二次電池組立装置や各種電池検査装置、太陽光発電システムも手掛け、水素・燃料電池展への出展実績もあります。 サービス面では、米国CTI社の画期的な技術を用いた復水器・熱交換器の補修サービスを提供し、国内で60件以上の実績を誇ります。また、気流解析、水流解析、構造解析といった解析ソリューション技術により、顧客の設備老朽化対策、トラブル原因究明、省エネ、環境改善、安全対策を支援し、低コストかつ短期間での効率的な改善策を提案しています。茨城県つくば市には研究施設「ツクバ・フローラボ」を設け、リモート監視・制御によるテストプラントの視察も可能です。 同社の顧客は、製造業、エネルギー産業、建設・測量、自動車産業、防衛関連企業など多岐にわたり、国内外に広がる拠点網と専門知識を活かし、最適なソリューションを提供することで、顧客の生産性向上、品質管理、研究開発、環境負荷低減に貢献しています。
サムスンC&Tジャパン株式会社
売上 1,222億円(2025/12)
サムスンC&Tジャパン株式会社は、サムスン物産(韓国)の海外拠点の一つとして、1953年の創業以来70年以上にわたり日本で事業を展開し、日本と韓国を結ぶ架け橋としての役割を担ってきた総合商社です。同社は「人材と技術をもとに、最高の製品とサービスを創り出し、人類社会に貢献する」というSamsungの経営理念のもと、化学、鉄鋼、素材、エネルギーの主要4分野を中心に、グローバル市場で未来価値を創造しています。 化学事業では、サムスン物産の強固なインフラとグローバルネットワークを駆使し、C1ケミカル、機能化学品、無機化学品、鉱山用化学品、肥料原料など多岐にわたる化学品の輸出入トレーディングを行い、お客様のニーズに応じた付加価値の高いソリューションを提供しています。特に、競争力のある日本の化学品を韓国、ベトナム、米国などへ供給する輸出事業と、日本国内の需要を満たすための基礎原料輸入事業を展開しています。 鉄鋼事業は、50年以上にわたる豊富な経験と培われたノウハウ、業界知識を基盤に、30か国以上に及ぶ広範な地域で事業を展開。薄板、厚板、条鋼、ステンレスなどの鉄鋼製品を、造船、エネルギー、インフラ、自動車、家電、建築など多様な用途向けに輸出入し、日本の鉄鋼メーカーと国内外の需要家の長期的な取引に貢献しています。 素材事業では、高品質・高性能な日本の電子部品・素材をサムスングループおよび協力会社へ提供し、スマートフォンやテレビといった最先端製品の構成要素として顧客の生活を豊かにしています。また、サムスングループ以外の海外企業との取引、韓国本社と連携した中古半導体装置の売買やバッテリースクラップの回収・精錬を行うRe-Marketing/Recycle事業、半導体素材の現地化支援事業など、幅広いサービスを提供。ディスプレイ資材、半導体資材、プリンター/複合機資材、リサイクル金属素材、工程素材開発現地化、半導体中古装置の取り扱いを通じて、次世代技術・材料の発掘とサプライチェーン構築を支援しています。 エネルギー事業は、未来の持続可能な社会実現を目指し、再生可能エネルギー関連事業に注力。PKS(パームヤシ種殻)やウッドペレットといったバイオマス燃料を東南アジアから調達し、日本各地のバイオマス発電所へ輸入販売することで、化石燃料代替エネルギーの確保と温室効果ガス削減に貢献し、クリーンエネルギーの普及を推進しています。同社は、産業における専門性と市場変化への対応力、独自のビジネスインフラ(人材、取引先、グローバルネットワーク)を強みとし、堅実なリスク管理のもと、効率的で柔軟な組織文化を通じて持続的な成長を追求しています。
郵船商事株式会社
売上 1,169億円(2026/03)
郵船商事株式会社は、日本郵船グループの中核商社として、エネルギー、機械計装、生活産業の三つの事業領域を主軸に、国内外で多角的なサービスを展開しています。エネルギー事業では、世界中の船舶向けに舶用燃料油や潤滑油の調達・供給を行い、品質管理やトラブル解決、テクニカルサポートまで一貫して提供しています。また、陸上産業向けにはガソリン、灯油、軽油、重油、LPガスなどの石油製品や潤滑油、燃料油添加剤を安定供給し、安全管理を徹底しています。さらに、石油化学製品の原料、樹脂製品、工業薬品などの化成品を国内外のネットワークを活用して取引し、環境負荷低減に貢献する商品の取り扱いにも注力しています。 機械計装事業では、船舶の安全運航と効率化を支える統合型監視制御システム、LNG燃料ガス供給システム(FGSS)、舶用プロペラ、各種弁類、荷役監視システムなどを提供しています。環境規制に対応したLNG燃料船向け装置や、省エネ・省力化に資する製品も幅広く取り扱っており、設計から試運転、アフターサービスまで一貫した技術サポートを強みとしています。また、国内外数百社に及ぶメーカーとの連携により、主機関から補機、甲板機械に至るまで、船舶用機器部品や船用品の販売・輸出入、迅速な供給体制を構築しています。陸上産業や電力プラント向けの自動制御・遠隔監視システム設計・施工・調整、大型ボイラー向け省エネシステムの提供も行っています。 生活産業事業では、国際的な物流を支えるISOタンクコンテナの販売とサポートを長年の実績に基づいて展開し、CIMC社の正規販売代理店として顧客の多様なニーズに応えています。加えて、太陽光発電事業や太陽光発電設備の販売、物流機器の販売も手掛けており、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。同社は、日本郵船グループの強固な基盤と国内外の広範なネットワーク、そして長年にわたる専門知識と技術力を活かし、顧客の課題解決と新たな価値創造に貢献しています。
森村商事株式会社
売上 1,121億円(2025/12)
森村商事株式会社は、多岐にわたる産業分野において、国内外の顧客企業に対し、各種原料、素材、製品、および関連ソリューションを提供する専門商社です。同社の事業は、耐火物原料、電子・セラミックス・半導体、化成品原料、香料・食品原料、樹脂素材、金属素材、航空・宇宙といった広範な分野を網羅しており、それぞれの専門性を活かした事業部体制を構築しています。具体的には、窯業、製鉄、ガラス、セメントなどの基幹産業には高品質な耐火物原料を供給し、半導体製造プロセスや電子部品、ファインセラミックス分野には高機能材料や誘電率測定装置、3Dプリンタ用粉末などを提供しています。化成品分野では、樹脂、塗料、接着剤、ゴム産業向けに基礎化学品からクエン酸系可塑剤「シトロフレックス」のような高機能化学品、さらにはISCC PLUS認証を取得した持続可能な素材まで幅広く取り扱っています。食品、飲料、化粧品、日用品業界には、天然・合成香料、食品添加物、機能性食品素材、国産柚子オイルなどを提供し、ライフサイエンス分野にも貢献しています。また、自動車、航空機、建材、医療分野向けには多様な樹脂素材や、鉄鋼、非鉄金属、特殊金属などの金属素材を提供し、特に航空・宇宙分野ではAS9120認証を取得したプロジェクトチームが特殊材料や部品の供給を担っています。同社は既存事業の強化に加え、新規事業開発にも注力しており、ロボット関連技術、次世代モビリティ、SOFCテクノロジーなど、未来の産業を支える新たな価値創造にも積極的に取り組んでいます。グローバルなネットワークと長年の経験に裏打ちされた専門知識を強みとし、顧客の多様なニーズに応える最適なソリューションを提供することで、産業界の発展に貢献しています。
株式会社ドウシシャ
上場売上 1,120億円(2026/03)
株式会社ドウシシャは、生活関連商品の企画・開発・生産・販売を行うメーカー機能と、国内外の有名メーカー商品や海外有名ブランド商品を調達・販売する卸売型ビジネスモデル(商社機能)を両軸に展開する企業です。同社は「発想×切り口のキカクで暮らしを豊かに快適に」を掲げ、生活者目線、新しさ、面白さを追求した商品開発を強みとしています。具体的な事業領域は多岐にわたり、キッチン・ハウスウェアでは「mosh!」「evercook」「sutto」などの自社ブランドを展開し、氷かき器やマグボトル・タンブラーなども手掛けます。時計・ジュエリー分野では「SUUNTO」「Fitbit」「Furbo design」「Rubin Rosa」といった国内外のブランドを取り扱い、生活家電では「Kamomefan」「mosh!」の調理家電、マッサージ器「MOMiLUX」、扇風機、加湿器、暖房機などを提供しています。照明分野では「CIRCULIGHT」「HEXAR」「LuminousLED」を展開し、A&V機器では「ORION」ブランドのテレビや液晶ディスプレイ、オーディオ機器を提供しています。さらに、インテリア・収納用品ではスチールラックの「Luminous」ブランド、オフィスチェアやソファを扱い、ファッション雑貨・化粧品では「FRISK FRESH TOUCH」「Ajuste」「PLATINUM LABEL」などの化粧品や、「owala」「TELIC」「fitflop」「K-Swiss」「Kaepa」「AIRWALK」「HEAD」といったフットウェア・ブランド雑貨を展開。ファッション衣料では「Kaepa」「U.S. POLO ASSN.」「Lynx sports」「AIRWALK」「ecko unltd.」「EVERLAST」「BODY GLOVE」「T & C」「RIZAP」などのアパレルブランドを取り扱っています。食品・お酒の分野では、国内外の食品・菓子、世界各国のワインを提供し、中元・歳暮やカジュアルギフトとして「amine」ブランドのスイーツなども展開しています。同社のビジネスモデルは、ニッチ市場をターゲットとした開発型ビジネスと、独自の仕入ネットワークを活かした卸売型ビジネスの融合であり、「流通サービスのプロデューサー」として、商品の企画・開発からエンドユーザーへの提供までの流通プロセスにおける課題解決に貢献しています。お客様やエンドユーザーの豊かな暮らしづくりを目指し、時代の変化に柔軟に対応しながら、新しい商品や売れる売り場を創造し続けています。法人顧客向けにはショールームを設け、店頭状況をイメージしやすい展示や売場づくりの提案を行うことで、ビジネスパートナーを強力にサポートしています。
株式会社GSIクレオス
上場売上 1,018億円(2026/03)
株式会社GSIクレオスは、1931年の創立以来、「繊維」と「工業製品」を二つの主要な事業軸とする「事業創造型商社」として、国内外の幅広い分野で事業を展開しています。同社は、単なる商社機能に留まらず、一部のビジネスにおいてはメーカー機能も兼ね備え、例えば模型用塗料のトップシェアを誇る「Mr.HOBBY」などの自社ブランドでは、企画・生産・販売までを一貫して手掛けています。また、機能糸やテキスタイル、化粧品原料などの分野でOEM・ODM生産も請け負い、事業ごとに多様な役割を果たす柔軟なビジネスモデルを構築しています。 繊維事業は同社の祖業であり、生糸の輸出から始まり、現在では糸、生地、アパレル、インナー・ソックスといった原料から製品に至るまで幅広く展開しています。特に、肌触りや冷感・保温・保湿・疲労回復・身体サポートなどの機能性素材、およびサステナブルな素材の開発・製造・販売に強みを持ち、国内外の拠点や関係会社、生産基地、販路などの外部パートナーとの連携により、独自の開発・企画提案型営業力を強化しています。 工業製品事業は多岐にわたり、ライフスタイル分野では「Mr.HOBBY」ブランドの高品質な模型用塗料や道具を国内外のファンに提供するほか、歯ブラシ、ルームウェア、タオル、エコバッグなどの生活雑貨をECを通じて一般消費者にも販売しています。ヘルス分野では、医療・衛生消耗品や人工透析装置などの医療機器を供給し、海外の優れた健康関連商品を日本に紹介。2020年からは健康食品業界にも参入し、国内外から仕入れた機能性素材を国内メーカーに提供しています。ビューティー分野では、天然成分由来から最新科学に基づくものまで多様な化粧品原料を国内外のメーカーに企画・提案し、ネイル関連商材の自社ブランド展開や最新トレンド情報の提供も行っています。テクノロジー分野では、工業製品製造ラインに使用する各種機械、AI時代に不可欠な半導体製品、医療機械を取り扱い、特にナノテクノロジー事業ではカーボンナノチューブの実用化に不可欠な分散技術を独自開発し、有機エレクトロニクス向け有機半導体材料や有機薄膜太陽電池などを通じてサステナブル社会の実現に貢献しています。ケミカル分野では、化学メーカーと協業して独自性の高い素材や材料を開発・販売。塗料原料分野では世界中の塗料・インキ・接着業界に高付加価値原料を提供し、プラスチック分野では材料調達から廃棄・リサイクルまでを見据えた企画・提案を行い、生分解性プラスチック市場にも参入し環境保全型ビジネスを拡大しています。 同社は、国内外に充実したネットワーク、繊維事業における素材加工・縫製のノウハウ、工業製品事業における専門性の高い技術・知識、そして先端事業開発ノウハウを大きな強みとしています。「次代の生活品質を追求するビジネス・プロデューサー」として、これらの強みを融合させ、SDGs達成に資する「環境」、「生活・健康」、「エネルギー」分野の事業を拡大し、ESG経営を推進することで持続的な成長と企業価値向上を目指しています。
ナラサキ産業株式会社
上場売上 1,017億円(2026/03)
ナラサキ産業株式会社は、1902年の創業以来、多岐にわたる事業を展開する総合商社です。同社は、電機関連、機械関連、建設・エネルギー関連の3つの主要事業セグメントを通じて、顧客の多様なニーズに応えるソリューションを提供しています。電機関連事業では、工場の生産設備を支えるFAコンポーネントや情報ネットワーク、インテリジェントビルや省エネルギー建築向けの配電制御機器、エネルギー監視システムなどを提供し、三菱電機製品をはじめとする多彩な製品とシステム提案で生産性向上と環境づくりをサポートします。特にエレクトロニクス分野では、高精度・微細化に対応した最先端ソリューションとして、レーザ加工機、3Dプリンターなどの先端加工設備、自動化システム、高機能材料の受託加工サービスを提供し、次世代生産設備と生産効率向上に貢献しています。 機械関連事業では、農業施設向けに農産物の生産・貯蔵・加工・鮮度保持に関する基本計画から設計・施工・アフターサービスまでの一貫したソリューションを提供。食品・工業製品の生産プロセス設備、ユーティリティー設備、充填包装設備など、お客様の問題解決のための産業機械ソリューションも手掛けています。また、地球温暖化対策や循環型社会形成に貢献する再生可能エネルギー関連設備や資源リサイクル関連設備も提供しています。 建設・エネルギー関連事業では、高品質な建設資材をタイムリーに提供し、建設現場の省力化・省人化、社会インフラの老朽化更新需要に対応。エネルギー分野では、社会インフラに不可欠な石油製品(ガソリン、灯油、軽油、重油、LPガス、アスファルト、潤滑油)を安定的に供給するネットワークを確立し、ガソリンスタンド向け燃料販売、産業用燃料販売、潤滑油販売、さらにはENEOSの一次代理店として電気販売代理店事業も展開しています。グループ会社であるナラサキスタックス株式会社では、港湾作業、倉庫保管、陸上輸送、船舶代理店、通関などの輸出入業務、北海道と関東・関西を結ぶ複合輸送、内航海上輸送も手掛けており、総合的な物流ソリューションを提供しています。同社は「質実剛健ニッチトップソリューション企業」として、顧客密着型のソリューション提供と事業基盤の強化を目指しています。
明和産業株式会社
上場Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
三井物産株式会社
上場総資産 9.3兆円(2026/03)
三井物産株式会社は、グローバルなネットワークと多様な事業領域を持つ総合商社として、多岐にわたるビジネスを展開しています。同社は、情報、発想、技術、資源をダイナミックに組み合わせることで、国や地域、産業の枠を超えた新たな価値創造を推進し、社会の課題解決に貢献しています。特に、Green&Circular 脱炭素ソリューションに注力しており、企業の脱炭素経営を包括的に支援するサービスを提供しています。 同社の脱炭素ソリューションは、「排出量の可視化」「資源利用の最適化」「化石燃料の代替」「CO2の吸収」という4つの主要ステップで構成されています。まず「可視化」では、e-dashやLCA Plusといったツールを活用し、事業所や製品、企業の活動、さらには生活者や都市人流に至るまで、様々な切り口での炭素排出量を詳細に把握するソリューションを提供しています。これにより、企業は自社の排出状況を正確に理解し、効率的な削減計画を策定できます。具体的なサービスには、企業視点・製品視点・生活者視点の排出量可視化、都市人流の可視化、プラント設備向け排出量可視化などがあります。 次に「設備最適化」では、AIやIoTセンサー技術を駆使した空調最適化(サブスクリプション型/クラウド型)、施設エネルギー最適化、次世代型回転機器故障予兆検知ソリューション「AssetWatch」、船舶燃費の最適化などを通じて、エネルギー使用量の削減と効率化を支援します。また、量子コンピューティングのような最先端技術の活用も視野に入れています。 「資源循環」の分野では、非鉄金属、プラスチック(PET樹脂、ポリプロピレン、ライスレジン)、古紙、紙コップ、ラベル台紙といった多様な資源のリサイクルを推進し、自動車構造材の設計・エンジニアリングを通じて、社会全体での排出量抑制に貢献しています。 「化石燃料の代替」としては、太陽光、風力、バイオマスなどの「再生可能エネルギー」事業を国内外で展開し、大型ラウンド・ザ・クロック型事業や洋上風力発電設備メンテナンスなども手掛けています。さらに、「次世代電池」の開発・製造、モビリティの電動化に向けた総合的な電池サービス、電動・水素燃料電池バス製造、EV車載蓄電池を利用した電力最適化など、電動モビリティの普及を後押ししています。「水素」分野では、高圧水素タンクや水素ステーション事業、グリーン水素製造プロジェクトを推進。「低炭素燃料」としては、バイオエタノール、次世代航空燃料SAF、再生可能ディーゼル、クリーンアンモニア、再生可能天然ガス、e-メタノール製造など、次世代燃料の創出に積極的に取り組んでいます。 最後に「CO2の吸収」を目的とした「カーボンオフセット」では、森林ファンドへの投資、森林保護による排出権創出、カーボンクレジットのマーケットプレイス運営、大気中のCO2直接回収技術への参画などを通じて、削減しきれない温室効果ガスの排出量を埋め合わせるソリューションを提供しています。 同社は、これらの多角的なソリューションを通じて、企業や自治体、そして生活者を含む幅広い顧客層に対し、脱炭素社会の実現に向けた具体的な支援を行っています。グローバルな事業展開と、最先端技術への投資、そして共創型プラットフォームの推進により、持続可能な社会の構築に貢献するリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
三菱商事株式会社
上場総資産 8.8兆円(2026/03)
三菱商事株式会社は、世界中に広がる拠点と連結事業会社と協働し、多岐にわたる産業分野で事業を展開する総合商社であり、投資会社です。同社は、環境・エネルギー、マテリアルソリューション、金属資源、都市開発・インフラ、モビリティ、食品産業、S.L.C.、電力ソリューションの8つの営業グループを通じて、幅広いビジネスを展開しています。これらのグループは、資源・エネルギーの安定供給責任を果たすとともに、プロジェクト開発、生産、製造事業にも深く関与し、各産業のバリューチェーン全体で価値を創出しています。特に、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを喫緊の課題と捉え、EX(エネルギー・トランスフォーメーション)とDX(デジタル・トランスフォーメーション)の一体推進を掲げています。具体的には、再生可能エネルギーの倍増、水素・アンモニアの利活用を含む次世代エネルギーシステムの社会実装、サプライチェーンの最適化による省エネ・廃棄ロス削減、産業競争力向上、そして個人や世帯のライフスタイルに合わせた統合サービスの提供を目指しています。同社は、グローバルネットワークと幅広い産業との接点を生かし、資金調達や投資、事業開発の専門知識を通じて、持続可能なビジネスモデルを構築し、社会課題の解決と生産性の高い社会、自立分散型コミュニティの実現に貢献しています。
住友商事株式会社
上場総資産 7.2兆円(2026/03)
住友商事株式会社は、1919年の創業以来、多角的な事業活動を展開する総合商社です。同社は、市場の変化や社会のニーズを先取りし、自らの強みを活かして産業の枠組みを超えた価値創造を通じて社会課題の解決を目指しています。その事業は、鉄鋼、自動車、輸送機・建機、都市総合開発、コミュニケーションサービス、デジタル・AI、ライフスタイル、資源、化学品・エレクトロニクス・農業、エネルギートランスフォーメーションの10の主要グループに分かれ、広範な分野をカバーしています。 鉄鋼グループでは、国内外での鉄鋼製品の供給や加工、関連事業を展開し、自動車グループは、完成車の製造・販売から部品供給、モビリティサービスまで手掛けます。輸送機・建機グループは、航空機、船舶、鉄道車両、建設機械などの取引やリース、関連インフラ整備を推進。都市総合開発グループは、商業施設、オフィスビル、住宅などの開発・運営、地域開発プロジェクトを通じて豊かな都市空間を創造しています。コミュニケーションサービスグループは、メディア、通信、コンテンツ事業を、デジタル・AIグループは、DX推進やAIを活用した新たなビジネスモデル構築を担います。ライフスタイルグループは、食料、生活消費財、ヘルスケアなど、人々の生活に密着したサービスを提供。資源グループは、非鉄金属、石炭、鉄鉱石などの鉱物資源の開発・取引を行い、化学品・エレクトロニクス・農業グループは、基礎化学品から電子材料、農業関連事業まで幅広く展開しています。エネルギートランスフォーメーショングループは、再生可能エネルギー、蓄電池事業など、次世代エネルギー分野への投資と事業開発を加速させています。 同社は、グローバルなネットワークと総合力を活かし、世界各地で事業を展開。社会とともに持続的に成長することを目指し、多様な顧客層に対し、革新的なソリューションと価値を提供し続けています。特に、蓄電所を基盤インフラとする取り組みや、官民連携による街づくり、新世代ロボットAIを活用した物流革命など、先進的なプロジェクトにも積極的に挑戦しています。
伊藤忠商事株式会社
上場総資産 5.5兆円(2026/03)
伊藤忠商事株式会社は、1858年の創業以来、世界中で多岐にわたる事業を展開する総合商社です。同社は「ひとりの商人が担う無数の使命」を掲げ、人々の豊かな暮らしを支えるため、原料調達から製造・加工、卸売、そして小売サービスに至るまで、サプライチェーンの川上から川下までを包括的に事業領域としています。主要事業カンパニーとして、ファッションからハイテク資材までを扱う繊維、鉱物資源の開発と安定供給を担う金属、食料原料供給から製造・流通・リーテイルまで食の安全・安心に貢献する食料、大型プラントやインフラ、航空機、船舶、自動車、建機、産機などを幅広く手掛ける機械、幅広いバリューチェーンを活用し新たな価値創造を目指すエネルギー・化学品、生活資材から住宅開発・販売、物流までをグローバルに展開する住生活、ICTやBPOサービスを核に新たな市場を創出・拡大する情報・金融、そして生活消費分野に強みを持つ第8カンパニーを通じて、多様な顧客ニーズに応えています。 同社の強みは、グローバルなネットワークと、各カンパニーが連携することで生まれる総合力にあります。AIX戦略によるイノベーション推進や、低炭素社会・循環型社会を目指すクリーンテックビジネスへの積極的な取り組み、さらには中国・アジアを中心としたCITIC・CPグループとの協業によるシナジー最大化など、未来を見据えた事業戦略を展開しています。また、ITOCHU SDGs STUDIOの運営を通じて、SDGsへの関心を高め、持続可能な社会の実現に向けた啓発活動にも注力しており、子どもから大人までがSDGsを体験できる場を提供しています。同社は「生活に寄り添う総合商社」として、世界中の人々の生活基盤インフラを支え、商いの力で豊かな社会の実現に貢献し続けています。
丸紅株式会社
上場総資産 4.0兆円(2026/03)
丸紅株式会社は、国内外に広範なネットワークを持つ総合商社として、多岐にわたる事業領域で輸出入、国内取引、各種サービス業務、内外事業投資、資源開発などを多角的に展開しています。同社の事業は、ライフスタイル、食料・アグリ、金属、エネルギー・化学品、電力・インフラサービス、金融・リース・不動産、エアロスペース・モビリティ、情報ソリューション、次世代事業開発、次世代コーポレートディベロップメントの各部門にわたります。 エネルギー・化学品部門では、天然ガス・LNGの生産からトレード、石油・ガスの開発・生産、石油・LPGのトレード・物流・マーケティング、環境価値の創出・売買、原子力関連事業、化学品のトレード・物流・マーケティング、さらにはエレクトロニクスやスペシャリティケミカル分野での新ビジネスモデル構築を手掛けています。電力・インフラサービス部門では、電力の卸売・小売、環境証書事業、分散型電源、鉄道・水の運転保守、蓄電池ビジネス、EV最適充電などのエネルギーマネジメント、太陽光パネルのリユース・リサイクルといったサーキュラーエコノミー、再生可能エネルギー発電、ガス焚き火力発電、上下水処理、海水淡水化、ガス配送・小売、鉄道・道路などの交通インフラ事業、インフラファンド運営、低炭素アンモニアやSAFビジネスを展開し、脱炭素社会の実現に貢献しています。 金融・リース・不動産部門では、自動車販売金融、航空機・エンジンリース、商用車フリートマネジメント、総合リース、ノンバンク、次世代金融(デジタル金融、フィンテック)、フェムテック、保険、PEファンド運営、国内企業投資、国内・海外不動産開発・運用・アセットマネジメント、建材検索プラットフォーム運営など、幅広い金融・不動産サービスを提供しています。エアロスペース・モビリティ部門は、航空機アフターマーケット・アセットトレード、航空・防衛関連代理店、宇宙(衛星サービス)、エアモビリティ(空飛ぶクルマ)、ビジネスジェット、空港オペレーション、船舶トレード・保有・運航、建設・鉱山機械の販売代理店・サポート、自動車販売・アフターサービス、EVフリートマネジメント、次世代モビリティ(オンデマンド交通、自動運転)を手掛け、グローバルな物流とモビリティを支えています。 情報ソリューション部門では、デジタルソリューション、ネットワークソリューション(光ファイバー、インターネット、データセンター)、ロジスティクス、デジタルSCM(AIプラットフォーム活用によるサプライチェーン最適化)を提供し、企業のDX推進と効率化を支援しています。次世代事業開発部門では、医薬品・医療機器の販売、臨床検体検査や不妊治療などの医療サービス、次世代蓄電池を含む卓越技術の事業化、スマート技術導入や工業団地開発による次世代産業基盤の構築、ITサービス、産業機械・工作機械の販売・サポート、電子部品ディストリビューション、ビューティー・パーソナルケア、コンシューマーブランド、エンターテインメント・コンテンツ事業など、多岐にわたる分野で新たな価値創造を目指しています。次世代コーポレートディベロップメント部門は、消費者関連ビジネスへの戦略投資、スタートアップ投資、次世代メディア事業を通じて、丸紅グループの成長とイノベーションを加速させています。同社は、これらの事業を通じて、経済・社会の発展と地球環境の保全に貢献し、社会課題の解決と持続可能な社会の実現を目指しています。
豊田通商株式会社
上場総資産 3.6兆円(2026/03)
豊田通商株式会社は、トヨタグループの総合商社として、「未来の子供たちにより良い地球を届ける」というミッションを掲げ、グローバルに多岐にわたる事業を展開しています。同社は「Be the Right ONE」をビジョンに掲げ、ステークホルダーの現場ニーズに応え、最適な安全・サービス、品質・信頼を提供し、持続可能な社会と未来を切り拓くことを目指しています。主要な事業領域は「メタル+」「サーキュラーエコノミー」「サプライチェーン」「モビリティ」「グリーンインフラ」「デジタルソリューション」「ライフスタイル」「アフリカ」の8つに分かれています。 モビリティ分野では、100年に一度の大転換期を迎える自動車業界において、自動運転、AI・IoT活用、素材革命、高度安全運転支援技術、交通インフラ整備に取り組み、交通死傷者ゼロを目指しています。次世代環境車(HEV、PHEV、BEV、FCEV)の拡販や、水素ステーションなどのインフラ整備、車載電池増産を支えるリチウム資源の確保、さらにはドローンを活用した空の物流網構築など、多角的にモビリティの可能性を広げています。 サーキュラーエコノミー分野では、限りある資源の有効活用を目指し、廃車や工場スクラップからの再生資源回収・加工、都市鉱山からの資源確保、中古車・中古部品のリユース、プラスチックリサイクルなど、廃棄物の「資源化」を通じた循環型ビジネスを構築しています。特に北米大手リサイクル企業Radius Recycling, Inc.をグループに迎え入れ、循環型静脈事業のグローバル展開を加速させています。 グリーンインフラ分野では、気候変動問題に対し、風力や太陽光などの再生可能エネルギー事業を推進し、CO2削減に貢献しています。北海道での風力発電設備増設や送電線整備、ハワイでの大規模太陽光発電所運営、ケニアでの地熱発電所建設など、クリーンエネルギーの普及に注力しています。 アフリカ分野は同社の重点地域であり、「WITH AFRICA FOR AFRICA」のビジョンのもと、自動車ビジネスを中心に、生活基盤整備、産業振興、雇用創出など現地の社会課題解決に取り組んでいます。ケニアでの国家戦略的事業パートナーとしての支援や、途上国へのワクチン保冷輸送車供給なども行い、アフリカの持続可能な成長を支援しています。 デジタルソリューション分野では、DXを経営の中核に位置付け、AI活用や業務プロセスへのAI導入、スマートソサエティ事業、ITソリューション事業などを通じて、新たな価値創造と社会の変革に挑戦しています。 ライフスタイル分野では、インドでの病院経営参画による高品質な医療サービス提供、医薬品流通、リネンサプライなどの医療周辺サービス、アグリビジネス、フードマテリアル、サステナブルファッションなど、人々の豊かな暮らしを支える幅広い事業を展開しています。 サプライチェーン分野では、半導体やレアアースなどの原材料調達からリサイクルまで、サプライチェーン全体を守り、安定供給を確保することで、企業の競争力と社会的責任を果たしています。 メタル+分野では、モビリティ素材、鉄鋼サプライチェーン、グリーンマテリアルなど、多様な金属・素材関連事業を展開しています。 同社は、世界100ヵ国以上に広がるグローバルネットワークと、7万人の多様な人財を強みとし、社会の変化に素早く柔軟に対応しながら、地球課題の解決と企業価値向上を両立する「異能の総合商社」として、持続的な成長を目指しています。
双日株式会社
上場総資産 2.1兆円(2026/03)
双日株式会社は、ニチメン株式会社と日商岩井株式会社をルーツに持ち、160年以上にわたる歴史を持つ総合商社です。同社は「New way, New value」をスローガンに掲げ、誠実な心で世界を結び、新たな価値と豊かな未来を創造することを目指しています。自動車、航空・社会インフラ、エネルギー・ヘルスケア、金属・資源・リサイクル、化学、生活産業・アグリビジネス、リテール・コンシューマーサービスの7本部体制で、国内外での多様な製品の製造・販売、輸出入、サービスの提供、各種事業投資をグローバルに多角的に展開しています。 自動車本部では、アジア・ラテンアメリカなどの成長市場で自動車の卸売・組立事業を、日本・米国・ブラジルなどの成熟市場でプレミアムブランド車の正規ディーラー事業を展開。販売金融や自動車関連サービスも手掛け、「グローバル・ニッチトップ」「ドミナント」「バリューチェーン」戦略で事業基盤を強化しています。航空・社会インフラ本部では、民間航空機・防衛関連の代理店やリース、ビジネスジェット事業に加え、空港・工業団地運営、都市開発、鉄道インフラ開発、鉄道車両サービス、船舶関連事業など、幅広い社会インフラ事業を推進し、新興国での共創プラットフォーム創出に注力しています。 エネルギー・ヘルスケア本部では、脱炭素化や人口増加・高齢化といった社会課題解決に向け、再生可能エネルギー事業(洋上風力、太陽光発電)、省エネルギーサービス、エネルギー下流関連事業、ヘルスケア事業を展開。金属・資源・リサイクル本部では、原料炭、鉄鋼製品、金属資源の上流投資・トレードに加え、リサイクルを含むサーキュラーエコノミー事業を通じて独自のサプライチェーンを構築しています。化学本部では、メタノール、合成樹脂、工業塩、レアアースなどのトレード・事業開発に加え、環境ビジネスやライフサイエンス分野にも注力し、レアアースのサプライチェーン多角化にも貢献しています。 生活産業・アグリビジネス本部では、持続可能な消費と生産をテーマに、肥料、飼料畜産、食料、林産資源、地域創生事業を展開し、ベトナムでの国産チルドビーフ生産・加工販売やタイでの農業DXプラットフォーム構築など、食料の安定供給と農業の生産性向上に貢献しています。リテール・コンシューマーサービス本部では、食品流通、水産・畜産、消費財流通、商業施設運営、国内不動産など、消費者のニーズに応える多種多様な事業を展開し、ベトナムでのリテールバリューチェーン強化や外食事業への参入も進めています。 同社は、社会の多様なニーズを先読みし、変化をチャンスと捉えて事業を創出する「DNA」を強みとし、デジタル技術を活用したDX戦略(AI活用、デジタルツイン、中古車検査ソリューションなど)を推進。国内外に約500社の連結対象会社と86の拠点を持ち、グローバルな事業経営と地域密着型のセールス・マーケティング力を活かし、世界中で新たな価値創造に挑戦し続けています。
阪和興業株式会社
上場総資産 1.0兆円(2026/03)
阪和興業株式会社は、鉄鋼、金属リサイクル、食品、エネルギー・生活資材、その他多岐にわたる事業領域で国内外の顧客に価値を提供する総合商社です。同社の主要事業である「鉄鋼事業」では、鋼板、条鋼、形鋼、鋼管、建材など多種多様な製品群を取り扱い、自動車、建設、造船などあらゆる業界の顧客のニーズにきめ細かく対応しています。また、「リサイクルメタル・プライマリーメタル事業」では、アルミニウム、銅、ステンレス原料などの各種金属製品のリサイクル事業にいち早く参入し、資源の有効活用と循環型社会の実現に貢献しています。さらに、「食品事業」では、エビ、カニを始めとする豊富な水産物や農産物を取り扱い、多数のトップシェア品目を擁することで日本の食卓に豊かさと安全を提供しています。加えて、「エネルギー・生活資材事業」では、石油製品、石化製品、紙料などを扱い、的確な情報提供と迅速な対応で顧客との強固なリレーションシップを築いています。その他事業として、世界有数の林産業から優良な製材品を輸入する木材部門や、多様な遊戯機械・産業機械を取り扱う機械部門、金属シリコン・軽金属、再生可能エネルギー、化学品・潤滑油原料、断熱工事なども展開しています。同社は、1947年の設立以来、日本国内に加え、アジア、北米、中南米、欧州、中東、アフリカ、オセアニアに広がる強固なグローバルネットワークを構築し、広範な事業ポートフォリオとグローバルな展開力を強みとして、多様な顧客層に対して最適なソリューションを提供し、持続可能な社会の実現にも貢献しています。
日鉄物産株式会社
上場総資産 8,367億円(2025/03)
日鉄物産株式会社は、日本製鉄グループの中核商社として、「鉄鋼」「産機・インフラ」「食糧」「繊維」の4つのコア事業を複合的に展開する「複合専業商社」です。同社は、それぞれの分野で業界トップクラスの競争力を持つプロフェッショナル集団として、人々の生活を支える多岐にわたる製品とサービスを提供しています。 鉄鋼事業では、日本製鉄グループの製品を中心に、鉄鋼原料の調達から製品納入まで総合的なサービスを提供。国内外に広がるコイルセンターなどの加工・流通拠点を活用し、鋼板、鋼管、条鋼、建材などを顧客ニーズに合わせて加工・供給しています。また、環境配慮型建築・土木製品「NSエコパイル」や、木質由来のバイオカーボン(ブラックペレット)の供給を通じて脱炭素社会への貢献も推進。ベトナムの有力鉄鋼流通業者QH PLUS社への出資や、メキシコでの電磁鋼板コイルセンター新設など、グローバル戦略を加速しています。 産機・インフラ事業は、産業機械、インフラ、マテリアルの分野で、素材から機械加工、ユニット部品、工作機械、さらには工業団地の開発・運営まで一貫したトータルサービスを提供。アルミニウム、銅、炭素繊維などの非鉄金属素材の供給、自動車用ヘッドレスト部品のグローバル展開(世界シェアNo.1を目指す)、EVリチウムイオン電池用アルミ箔の提供、鉄道用メンテナンス機器の輸入販売、グリーン水素製造水電解装置への出資など、多角的な事業を展開しています。特にモビリティ業界では、ドローンを活用した屋根・外装材計測プラットフォーム「Dommit」や、商用車向け自動車部品、過積載モニタリングシステムなど、新規ビジネス創出に注力しています。 食糧事業では、輸入食肉のパイオニアとしてビーフ、ポーク、チキンなどの畜産品および加工品、農水産加工品をグローバルに調達し、安心・安全で高品質な食材を提供。オランダ産豚肉の輸入取引25周年を迎え、Vion Food Groupとの連携を強化し、フィンランド産ABF(抗生物質・成長ホルモンフリー)ポークの取り扱いを開始するなど、高付加価値商品の開発と供給に力を入れています。 繊維事業は、アパレルメーカー向けOEM生産を主軸に、素材開発から製品の企画・生産・物流までを一貫して手掛けるメーカー型商社機能を強化。3Dモデリングソフト「CLO」を導入したトータルソリューションを展開し、サステナブルなモノづくりと業務効率化を推進しています。また、こだわりのデニムブランド「RESOLUTE」の展開や、エアバッグアップサイクル、ウール原料におけるRWS認証取得など、環境配慮型商品の提供にも積極的です。 同社は、これらの異なる事業が有機的に連携し、新たな価値やビジネスを生み出すことで、衣食住にわたり幅広く社会に貢献しています。グローバルネットワークを活かし、顧客の多様なニーズに応える提案型営業とソリューション提供を強みとしています。
岡谷鋼機株式会社
上場総資産 7,237億円(2026/02)
岡谷鋼機株式会社は、1669年創業の歴史を持つ総合商社であり、「ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー」を企業理念に掲げ、多岐にわたる事業を展開しています。同社の事業は、鉄鋼、情報・電機、産業資材、生活産業の4つのセグメントで構成され、国内外の顧客に対して幅広い製品とサービスを提供しています。グローバルネットワークは23カ国、70拠点以上に及び、連結売上高は1兆円を超える規模を誇ります。 鉄鋼セグメントでは、鉄鋼製品や特殊鋼の加工・販売を国内外および三国間取引で展開し、自動車、建設、土木分野の顧客ニーズに対応しています。特に、低CO2鋼材の採用や、日本、欧州、北米での金属プレス事業、タイでの二輪車・自動車部品加工など、製造機能も強化しています。情報・電機セグメントは、エレクトロニクス部門と非鉄金属部門から成り、半導体、電子部品、ディスプレイ、FA機器、銅・アルミなどの非鉄金属材料を供給しています。自動車の電動化やカーボンニュートラルへの対応として、パワー半導体や高導電性・高熱伝導性材料の提供、製造受託サービス(EMS)、AIやドローンを活用した製造業・建設業・非製造業向けのDXソリューション開発にも注力しています。 産業資材セグメントでは、メカトロ部門が工作機械、切削工具、ロボット、生産自動化設備などを提供し、顧客の生産性向上や脱炭素経営を支援しています。無人フォークリフトやデパレタイズロボットによる工場内物流の自動化、システムインテグレーター機能の強化を通じて、スマートファクトリー化を推進しています。化成品部門は、汎用樹脂からエンジニアリングプラスチック、バイオ・リサイクル樹脂まで幅広く取り扱い、自動車の軽量化や高機能化に貢献する樹脂成形・コンパウンド事業も展開しています。生活産業セグメントは、配管建設部門と食品部門で構成され、住宅設備機器、配管資材、不動産開発、物流施設・工場建設などの建設事業に加え、水産物、畜産物、農産物の輸入・加工・販売を通じて、国内外の食の安全・安心を支えています。同社は、長年の経験とグローバルな調達・供給体制、そしてグループ会社の専門性を活かし、顧客の多様な課題解決と持続可能な社会の実現に寄与している。
株式会社メタルワン
上場総資産 4,372億円(2026/03)
株式会社メタルワンは、三菱商事と双日の鉄鋼製品部門が統合し2003年に設立された鉄鋼総合商社です。同社は「世界中の『つくる』をつなぎ、価値創造を追求し続けることで、ものづくりの可能性を広げる」ことをパーパスに掲げ、鉄鋼流通のリーディングカンパニーとして、多岐にわたる鉄鋼製品の国内外での流通、加工、販売、および関連ソリューションを提供しています。 主要事業として、厚板・建材・鋼管事業部では、建設・土木分野やエネルギー分野に不可欠な厚板、建材、鋼管を取り扱い、薄板事業部では自動車や家電製品などに使用される薄板製品の供給を担っています。線材・特殊鋼・ステンレス事業部では、自動車部品や産業機械に用いられる線材、特殊鋼、ステンレス製品の供給と加工を手掛けています。 同社の強みは、世界規模に広がるグループネットワークと、鉄鋼製品のサプライチェーン全体を最適化する「Metal Value Optimizer」としての機能です。単なる商取引に留まらず、コイルセンターでの鋼板加工、ブランキング加工、溶断加工、鋼管製造、ファスナー製造など、顧客の多様なニーズに応じた高付加価値サービスを提供しています。これにより、自動車、電機、建設、エネルギー、容器といった幅広い産業のメーカーやサプライヤーを主要顧客とし、調達から加工、販売、物流までを一貫してサポートするビジネスモデルを確立しています。 また、グローバル事業部および鉄鋼貿易・エネルギー事業部を通じて、アジア、北中米、南米、欧州、中東など世界各地で事業を展開し、国際的な鉄鋼貿易とエネルギー関連資材の供給に貢献しています。近年では、デジタル・プラットフォーム「Metal X」や「Metal X UP」を開発し、鋼材流通全体の業務効率化・高度化を推進。さらに、カーボンニュートラル関連事業や新機能関連事業の開発にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現と新たな価値創造を目指しています。これらの取り組みを通じて、同社は鉄を介したビジネスを通じて社会課題の解決に貢献し、未来を切り拓く企業グループとして進化を続けています。
兼松株式会社
上場総資産 4,317億円(2026/03)
兼松株式会社は、1889年の創業以来130年を超える歴史を持つ総合商社です。国内外に広がるネットワークと各事業分野で培った専門性を活かし、商取引、情報収集、市場開拓、事業開発・組成、リスクマネジメント、物流といった多岐にわたる商社機能を有機的に結合し、多種多様な商品・サービスを提供しています。同社の主要事業は、ICTソリューション、電子・デバイス、食料、鉄鋼・素材・プラント、車両・航空の5つの領域にわたります。 ICTソリューション分野では、兼松エレクトロニクス株式会社を中心に、ITインフラの構築、セキュリティビジネス、システムコンサルティング、設計・構築、導入、運用・保守サービスをワンストップで提供。移動体通信機器販売やWebサイトの企画・構築・運用も手掛け、企業のDXを支援しています。電子・デバイス分野では、データ・AI・SaaS、半導体装置、電子材料、各種部品・機器・装置のバリューチェーンを展開し、非鉄金属加工やDX自動化設備なども含め、幅広い分野で独自の付加価値を提供しています。食料分野では、「食の安全・安心」をテーマに、穀物、油脂原料、飼料、畜水産物、高付加価値食品の安定供給から、食品加工、セントラルキッチン運営、ペット事業まで一貫した供給体制を構築しています。鉄鋼・素材・プラント分野では、鉄鋼製品、エネルギー、化学品、産業プラント・インフラ設備、木材加工、映像ソリューションなどを扱い、高い専門知識で付加価値の高い商品・開発に取り組んでいます。車両・航空分野では、オートバイ・自動車用部品、完成車両、航空機機体・部品、宇宙・防衛関連取引、工作機械・産業機械ビジネスを世界規模で展開し、車両運行管理や安全運転診断サービスも提供しています。 同社は「伝統的開拓者精神と積極的創意工夫」を企業理念とし、顧客基盤と知見・ノウハウ、安定した財務基盤を強みとしています。DX・GX・イノベーションを軸に、顧客の課題解決に資するソリューションを提供し、2025年3月期には過去最高益を更新するなど、持続的な成長を遂げています。また、GXアクセラレーションやKanematsu Venturesを通じた先進技術の発掘、スタートアップ支援にも注力し、効率的かつ持続可能なサプライチェーンの変革をリードするソリューションプロバイダーを目指しています。対象顧客は、製造業、農業法人、飲食店、小売業、焙煎業者、官公庁、防衛産業、航空会社、自動車メーカー、スタートアップ企業など多岐にわたります。
CBC株式会社
上場総資産 2,979億円(2026/03)
CBC株式会社は、1925年創業の「開発型創造商社」として、商社機能とマニュファクチャリング機能を融合させ、製品開発から事業経営までを一貫してサポートしています。世界45拠点以上に広がるグローバルネットワークを駆使し、お客様や社会が必要とする真の価値を最適な方法で提供することを目指しています。同社の事業は多岐にわたり、化学品・樹脂分野では、産業用原材料、環境対応製品(生分解性樹脂、安息香酸エステル系可塑剤など)、住宅建材、各種添加剤、ポリマー、無機・有機薬品、フィルム、鉄道用資材などを国内外のメーカーネットワークを活かして提供し、グループ内の特殊加工受託サービスも展開しています。産業用機械分野では、プラスチック加工装置、充填・包装機器、検査装置、異物除去装置などを扱い、特にスイスKUNDIG CONTROL SYSTEMS社の誘電率応用型フィルム膜厚測定装置で高いシェアを誇ります。電子材料・デバイス分野では、半導体やフラットパネルディスプレイ、携帯電話、車載デバイス向けの原材料から部材までを幅広く展開し、米国DYMAX社のUV硬化接着剤の代理店として医療機器や電子デバイス、自動車分野で実績を築いています。自動車&電子機器・部材生産では、タイでの一貫生産体制を強みに、成形・蒸着・各種塗装等のコーティング加工やアセンブリの受託生産を提供。ヘルスケア分野では、医薬品の中間原料・原薬・製剤の供給、受託製造、バイオ医薬品関連事業、医療機器、化粧品・サプリメントまでをグローバルに支援し、グループ傘下のProcos S.p.A.が原薬・中間体の開発・製造を担っています。アグリサイエンス分野では、化学農薬、生物農薬、フェロモン剤、土壌改良剤などを展開し、IPM(総合的病害虫管理)や環境保全型資材に注力。フーズ関連では、農産加工原料、食品添加物、機能性素材、プラントベース素材の供給に加え、バイオプラスチック原料などの環境型食品包装資材も提供しています。ファッション分野では、テキスタイルやSDGs関連製品の開発・販売を通じて、サステナブルなものづくりを推進。産業光学分野では、自社ブランド「computar」の光学レンズを企画・開発・製造・販売し、マシンビジョン、セキュリティ、交通監視などの分野で新たな価値創造に挑戦しています。さらに、新規事業として女性活躍推進(Career Bloom株式会社)、DX研修、介護福祉関連、プラットフォーム・サブスクリプション、モノづくり、スポーツビジネス、バッテリーソリューション、医療相談アプリ「LEBER」の法人向け代理店、シングルユース・バイオソリューションなど、次世代を見据えた多様なビジネスモデルを展開し、社会の課題解決と価値創造に貢献しています。
株式会社YUASA
上場総資産 2,718億円(2026/03)
ユアサ商事株式会社は、2026年に360周年を迎える歴史を持つ「つなぐ複合専門商社グループ」として、多岐にわたる事業を展開しています。同社は、人・モノ・カネ・情報・データ・技術など、あらゆるものを「つなぐ」ことで付加価値を創出し、社会課題の解決を目指す「つなぐ」イノベーションモデルを推進しています。主要な事業フィールドは「モノづくり」「すまいづくり」「環境づくり」「まちづくり」の4つに及び、それぞれの分野で顧客のニーズに応えるソリューションを提供しています。 「モノづくり」においては、精密板金業界に特化したDX支援ソリューション「PRIMO-X」や、無人フォークリフト「AiTEN」などの先進的な製品・サービスを提供し、工場の自動化・省人化を支援しています。また、図面管理ソリューションの開発も手掛けるなど、製造業の生産性向上に貢献しています。「すまいづくり」では、住宅設備機器や建築資材、エクステリア製品の提供を通じて、快適で安心な住空間の創造をサポート。さらに「環境づくり」では、カーボンニュートラル実現に向けた「YUASAワンストップソリューション YES部」を立ち上げ、省エネ・再エネ関連の取り組みを強化しています。 「まちづくり」の分野では、ユニットハウスのレンタルやイベントの企画・制作・運営、建設機械の提供などを通じて、社会インフラの整備や地域活性化に貢献しています。同社は、これらの事業を日本全国の営業拠点に加え、中国、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、アメリカ、メキシコといった海外ネットワークを通じて展開しており、グローバルな視点でお客様の課題解決を支援する強みを持っています。幅広いメーカーとの取引実績と長年培ってきた専門知識を活かし、多様な顧客層に対して最適な商品、システム、サービスをワンストップで提供するビジネスモデルを確立しています。
稲畑産業株式会社
上場総資産 2,660億円(2026/03)
稲畑産業株式会社は、1890年の創業以来、「愛」「敬」という人間尊重の精神を社是とし、社会の発展に貢献することを経営理念に掲げるグローバルな“動ける商社”です。同社は情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂の4つの主要事業セグメントを展開し、顧客と社会の多様なニーズに応える斬新なソリューションとサービスを提供しています。情報電子分野では、液晶・有機ELを中心としたフラットパネルディスプレイやLED関連業界への部材供給、デジタル印刷・イメージング関連、再生可能エネルギー、半導体・電子部品、工業用材料のソリューションを提供。化学品分野では、化学部門と建材部門のシナジーを活かし、最適な商材とサービスを上流から下流まで提供しています。生活産業分野では、医農薬、防虫・殺虫剤、芳香・消臭剤などの原料に加え、水産・農産物を取り扱っています。合成樹脂分野では、生活用品、建築用部材、自動車・自動二輪、家電、OA機器向けの高機能樹脂や関連資材の取り扱い、フィルム・シートの企画・製造加工、最終製品・パッケージングの提案、さらには中国をはじめとする7カ国で約20万トンの生産能力を持つ樹脂コンパウンド工場を運営しています。同社の強みは、世界19カ国・約70拠点に広がる緊密なグローバルネットワークと、長年にわたり培ってきた高度な専門知識、市場開発、製造・加工、物流、ファイナンスといった多岐にわたる機能です。これらの機能を組み合わせ、マーケット情報、税法、政治情勢、個々の商材に関する専門知識を基に、新たなビジネス提案、製造加工・物流支援、リスクマネジメント、ファイナンス相談など、顧客のビジネス成功とより豊かな社会の実現に貢献しています。連結売上高の5割以上を海外事業が占めるなど、グローバル展開を加速し、常に進化を続けることを目指しています。
日本紙パルプ商事株式会社
上場総資産 2,252億円(2026/03)
日本紙パルプ商事株式会社は、1845年の創業以来、産業や文化の発展に不可欠な紙を専門に取り扱う商社として、社会の要請に真摯に応えながら成長してきました。同社の事業は、基幹である紙・板紙の国内および海外卸売事業を核としつつ、多角的に展開されています。具体的には、国内外のメーカー代理店として、国や地域ごとの市場ニーズに最適な製品を仕入れ、幅広い生活・産業物資を安定供給しています。また、世界中に築いた情報、物流、金融ネットワークを駆使し、顧客やサプライヤーのビジネス環境構築を支援する商社機能を発揮。顧客ニーズをヒアリングし、商材の選定・開発から納品までをトータルコーディネートするビジネス創造機能も強みです。 同社は、製紙加工事業も手掛けており、古紙を原料としたトイレットペーパー製造で国内トップシェアを誇るコアレックスグループをはじめ、段ボール原紙や印刷用紙の生産も行っています。さらに、国内外で古紙や廃プラスチックの再資源化を推進するリサイクル事業、太陽光や木質バイオマス発電などの再生可能エネルギー事業を通じて、循環型社会の実現と環境負荷軽減に貢献しています。不動産賃貸事業やICTシステム開発事業も展開し、紙ビジネスで培った専門知識と経験を活かして多様なビジネスに取り組んでいます。世界22カ国・地域に133社のグループ会社を展開し、海外売上比率は52.8%に達するなど、グローバルな事業展開と地域に根差した「グローカル企業」としての強みを持っています。情報、物流、金融、そしてビジネス創造という商社機能を総合的に発揮し、新たな市場や需要の開拓、戦略的投資による事業領域の拡大を推進しています。
MUFGトレーディング株式会社
総資産 2,240億円(2026/03)
MUFGトレーディング株式会社は、三菱UFJ銀行の100%子会社として、法人顧客の国内およびクロスボーダーでのサプライチェーン構築を支援する商社機能を担う企業である。同社は商品の売買を軸に、顧客の商品・原材料の購入および販売に関与し、調達先・販売先・資金面を含む取引設計を組み合わせて経営課題に対応する。主な業務は、国内取引と海外取引を対象にした商品の売買、原材料調達支援、販売支援、サプライチェーン構築支援であり、MUFGグループの金融基盤と法人取引ネットワークを活用したビジネスモデルに特徴がある。 取扱領域は、銅、アルミニウム、貴金属、半導体、日用品、ジェット燃料、自動車部品、蓄電池、非化石証書などに広がっている。2025年には小売電気事業者として登録され、電力小売供給を開始しており、エネルギー関連取引も事業構成に含まれる。貸金業登録、古物商許可、小売電気事業登録を有し、物品売買だけでなく取引に付随する与信・中古機械工具・電力供給を扱える点が強みである。2025年にはシンガポール現地法人を設立しており、国内法人の海外調達・販売を支える商流構築に実績を積み上げている。
松田産業株式会社
上場総資産 2,040億円(2026/03)
松田産業株式会社は、「限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」という企業理念を根幹に、貴金属関連事業と食品関連事業という全く異なる二つの領域で事業を展開しています。同社の貴金属関連事業は、地球資源を「活かす」貴金属事業と地球環境を「守る」環境事業を統合したもので、貴金属のリサイクル、製錬、および貴金属材料・製品の供給をグローバルに手掛けています。エレクトロニクス業界や半導体デバイスメーカー、デンタル業界など多岐にわたる顧客に対し、使用済み貴金属スクラップの回収から高度な製錬技術によるリサイクル、高純度な貴金属地金や材料の提供までを一貫して行っています。特に、金・銀・白金・パラジウム地金は東京商品取引所、ロンドン金銀市場、ロンドン・プラチナ・パラジウム・マーケット、ドバイ金銀商品取引所といった主要市場で認定ブランドとして登録されており、その品質と信頼性は国際的に評価されています。また、産業廃棄物のリサイクルやリチウムイオン電池のリサイクル事業にも注力し、循環型社会の構築に貢献しています。一方、食品関連事業は、食資源を地球規模で「提供する」ことを目指し、世界各国から水産品(すり身、貝、えびなど)、農産品(冷凍野菜、乾燥野菜など)、畜産品(畜肉、卵など)を厳選して仕入れ、安全・安心な食材を顧客に提供しています。独自の品質保証室を設け、産地指導やトレーサビリティ体制を確立することで、高品質な食材の安定供給を実現。顧客のニーズに応じた一次加工も行い、加工工程の円滑化や食材ロス低減にも貢献しています。アジアを中心にグローバルなサプライチェーンを構築し、両事業が相互に補完し合うことで、安定性と持続的な成長を追求するビジネスモデルを確立しています。
三谷商事株式会社
上場総資産 1,976億円(2026/03)
三谷商事株式会社は、1914年の創業以来、多岐にわたる事業領域を展開する総合商社です。主要な事業は「情報システム関連」「建設関連」「エネルギー・生活関連」「多角展開事業」の4つの柱で構成されています。情報システム関連事業では、各種コンピュータシステム、ネットワーク、ソフトウェアの設計・開発・運用・サポートを含むシステムインテグレーション(SI)を提供し、関連するコンピュータ機器の販売、画像処理システムの開発・販売、パッケージアプリケーション開発、インターネットサービスプロバイダ事業も手掛けています。同社はISO9001およびISO27001の認証を取得しており、情報セキュリティと品質管理を重視しています。 建設関連事業では、セメント、生コンクリート、外壁材、コンクリート二次製品、環境製品などの建設資材の販売と施工管理を行っています。また、ゴンドラの製造、設置、レンタル事業も展開し、建設現場のニーズに対応しています。エネルギー・生活関連事業では、揮発油、灯油、軽油、重油といった各種石油製品、合成樹脂や化成品などの石油化学製品、LPガス、石炭、熱供給システムの販売を手掛けるほか、ガソリンスタンドの運営も行い、人々の暮らしと産業を支えています。 多角展開事業としては、風力発電事業、産業用・工業用機械や店舗設備の販売、リース事業、レストラン経営、有料老人ホーム運営を含むシニアライフ事業、ケーブルテレビ事業、医療・衛生用機器などを扱うODA専門商社事業、自動車用タイヤの卸売販売など、幅広い分野でビジネスを展開しています。近年では、シンガポールでのプラスチック製品やガスケットの加工・販売、ベトナムでの香辛料製造販売、飼料原料やバルブ製品の流通など、環太平洋地域を中心にグローバルな事業拡大にも注力しており、国内外に約100社のグループ会社と50以上の拠点を持ち、多様な顧客層に対して製品とサービスを提供しています。
住商マテリアル株式会社
総資産 1,884億円(2026/03)
住商マテリアル株式会社は、住友商事の100%出資により2001年に設立された貴金属専門商社であり、住友商事グループの貴金属現物取引の中核を担っています。同社は、金、銀、プラチナ、パラジウム、ロジウム、ルテニウムといった貴金属地金、顧客の要望に応じた貴金属製品、およびレアメタルの仕入、販売、リースを主要事業として展開しています。これらの貴金属は、工業用から宝飾品、投資需要まで幅広い分野の顧客に提供されており、工業製品の高性能化に伴う貴金属の応用分野拡大に対応しています。 また、限りある資源の有効活用を目指し、貴金属のリサイクル事業にも注力しています。具体的には、ジュエリーなどの貴金属製品や、各種貴金属を含む電子部品、工業製品の回収および精錬を手掛けており、循環経済への貢献を重視しています。住友商事のコモディティビジネスSBUや兄弟会社であるSumitomo Corporation Global Commoditiesと一体化した運営体制を構築しており、国内外の顧客に対して、調達・販売に留まらず、スクラップの回収・精錬から工業用原材料の加工・販売、さらにはリスクマネジメント提案まで、一貫した付加価値の高いサービスを提供できる点が強みです。長年にわたる貴金属ビジネスで培った専門性の高い知見と強固な顧客ネットワークを基盤に、貴金属素材の安定供給と持続可能な社会の実現に貢献しています。
カメイ株式会社
上場総資産 1,647億円(2026/03)
カメイ株式会社は、1903年(明治36年)に宮城県塩釜で雑貨商として創業し、一世紀以上にわたり地域社会に密着した総合商社として発展してきました。同社は、エネルギー、食料、建設関連、自動車関連、海外・貿易、ペット関連、ヘルスケア(ファーマシー)など多岐にわたる事業を展開し、人々のくらしを支える多様な生活資源を幅広く総合的に調達・供給する機能を担っています。 主要事業として、まずエネルギー事業では、ガソリンスタンド(直営74か所、特約店194か所)、油槽所(34か所)、ガスターミナル(15か所)、オートガス・スタンド(4か所)を全国に展開し、石油製品、LPガス、電力などの安定供給を通じて、法人顧客から一般消費者まで幅広いニーズに応えています。ガソリンスタンドでは、燃料供給だけでなく、車両整備、洗車、カーコーティングなどのカーライフサポートも提供しています。 食料事業では、食品、飲料、水産物、農畜産物の流通・販売を手掛け、食料流通センター(2か所)やリテール店舗(グリーンマート1店舗)を通じて、安全で安心な食を地域に届けています。近年では、次世代アグリ事業やAIスマート農業プロジェクトにも積極的に取り組み、持続可能な農業の発展に貢献しています。 建設事業では、環境エネルギー関連や土木資材の供給、工事管理を行い、地域のインフラ整備や環境負荷低減に貢献しています。自動車関連事業では、自動車販売、レンタカー、整備、カー用品の提供を通じて、顧客の多様なカーライフをサポートしています。 ヘルスケア事業では、「カメイ調剤薬局」を直営57店舗、グループ56店舗の計113店舗展開し、地域に密着した“かかりつけ薬局”として、安心・信頼・納得・快適をコンセプトに質の高いメディカルサービスを提供しています。医療機器販売も手掛け、地域医療の充実に貢献しています。 その他、ペットフード・園芸・農業資材の販売、オフィス用品の供給、旅行・リース、人材派遣、スポーツ・ファッション関連、海外法人を通じた海外・貿易事業など、幅広い分野で事業を展開し、お客様の多様なニーズに応えながら、地域社会への貢献と持続的な成長を目指しています。同社は、部門横断的なネットワーキングを導入し、変化する社会環境に柔軟かつ迅速に対応することで、最大の価値創造を図る総合商社としての強みを発揮しています。
西華産業株式会社
上場総資産 1,631億円(2026/03)
西華産業株式会社は、1947年設立の機械総合商社として、「機械の取引を通じて豊かな社会の発展に貢献する」ことをモットーに、各種プラント、機械装置・機器類、環境保全設備、電子情報システム機器類の国内販売および輸出入、保守、アフターサービスをグローバルに展開しています。同社の事業は大きく「エネルギー事業」「産業機械事業」「プロダクト事業」の三つの柱で構成されています。エネルギー事業では、電力会社、石油、化学、製鉄といった社会インフラを支える基幹産業向けに、グリーン成長戦略に則ったエネルギー関連設備や原子力関連設備の販売・アフターサービスを提供し、サステナブルなエネルギー創出を支援しています。産業機械事業では、繊維、フィルム、食品・飲料、プラントエンジニアリングなど幅広い産業分野に対し、工場の省エネ・省資源化、DX化、生産効率向上、環境負荷低減に貢献する多様な製品・設備の販売とメンテナンスを手掛けています。プロダクト事業では、エンジン、バルブ、ポンプ、計測機器など、国内外の独自性・競争力の高い製品を取り扱い、顧客の多様なニーズに応えています。同社の強みは、グループ企業が持つ独自の製品やニッチ市場で競争力を持つ「強い商材」の提供、電力会社や化学会社など大手企業との長年の人脈に基づく「現場対応力」と「情報収集力」、そして国内112拠点、海外25拠点に及ぶ広範なネットワークを活用した事業展開にあります。これらの強みを活かし、同社は「地球環境と調和したサステナブルなエネルギー創出と産業活動を支援する」というパーパスを掲げ、持続的な企業価値の向上と豊かな社会の実現に貢献しています。
佐藤商事株式会社
上場総資産 1,547億円(2026/03)
佐藤商事株式会社は、1930年の創業以来、「流通・サービスを通じて広く社会に貢献する」という理念のもと、多岐にわたる事業を展開する独立系総合商社です。同社の主要事業は、鉄鋼、非鉄金属、電子事業、機械・工具、ライフ営業、営業開発の6つの部門で構成されています。 鉄鋼部門では、熱延鋼板、冷延鋼板、特殊鋼、建築資材などを自動車、建設機械、建築、電機、造船、金型といった幅広い業界に販売し、全国41拠点のネットワークと海外現地法人との連携により、地域密着型かつグローバルなサービスを提供しています。非鉄金属部門は、アルミニウム、銅、亜鉛などの地金から新素材、加工品、ダイカスト材料までを扱い、最先端のハイテク分野へも積極的に展開。ユーザーとメーカーの仲立ちとして付加価値を創造し、鉄鋼部門に次ぐ同社の柱となっています。 電子事業部門は、アジア地域を中心にプリント基板の主材料である銅張積層板や製造工程資材、製造設備、希少金属、貴金属などを供給し、輸出入取引や物流受託を通じてエレクトロニクス製造企業の課題解決を支援しています。機械・工具部門では、工作機械、鍛圧機械、産業機械、測定機、各種工具などを提供し、CADを活用した製造ラインの包括的なコーディネイトや自動化シミュレーションにより、モノづくり現場の最先端技術をバックアップしています。 ライフ営業部門は、高級洋食器・カトラリーのオリジナルブランド「マーシャン」をはじめ、北欧デザインの「DANSK」、柳宗理氏デザイン商品、貴金属アクセサリー、ホテル・レストラン向け業務用品などを企画・製造・販売。直営店舗やオンラインショップ「ハピラグ」を通じて、一般消費者から法人まで幅広い顧客にデザインのある豊かな生活を提案しています。営業開発部門は、「環境問題をソリューションする」をキーワードに、OSクール工法、カバー工法、LED照明、エリア空調機、業務用加湿空気清浄機など、地球環境に配慮した商品の開発・提供を行い、独自の技術を持つメーカーと連携して顧客の環境課題解決に貢献しています。 同社は、ユーザーやメーカーの系列に属さない独立系商社としての強みを活かし、常に顧客ニーズに合った最適な商品を自由に発想し提案できるビジネスモデルを確立しています。国内41拠点、海外21拠点の広範なネットワークと、多様な事業領域を持つ各部門が連携することで、経済の変化に柔軟に対応し、多角的な視点から社会貢献を目指しています。
南国殖産株式会社
総資産 1,360億円(2025/09)
南国殖産株式会社は1945年に設立された、九州を地盤に地域に密着した事業を展開する総合商社です。同社は「豊かな街づくり、生活づくり」への貢献を経営理念に掲げ、建設資材、機械設備、情報通信、エネルギー、再生可能エネルギー・電力、バイオマス推進、不動産、保険といった多岐にわたる事業を展開しています。建設資材事業では生コン・セメント、外壁材、建設・土木資材の販売から建築物のリフォーム・リノベーションまで手掛け、機械設備事業では空調設備、上下水道・農業用水資材、建設機械の販売・リース、リサイクルプラントを提供しています。情報通信事業では携帯電話やモバイル関連商品の販売、モバイルネットワークシステム構築を行い、エネルギー事業では自動車用・工業用・航空用各種燃料、石油化学製品、自動車用品を供給しています。特に再生可能エネルギー・電力事業には注力しており、1994年からの実績として産業用・住宅用太陽光発電システムおよび蓄電池の施工・管理・メンテナンス、メガソーラーのEPC(設計・調達・建設)を手掛けています。バイオマス推進事業では液体バイオ燃料を取り扱い、脱炭素社会の実現に貢献しています。不動産事業では土地・建物の売買、宅地開発、不動産賃貸事業を展開し、保険課では損害保険と生命保険を提供しています。また、ENEOSブランドのサービスステーションを九州各地で多数運営し、給油、洗車、車検などのカーライフサービスを提供するとともに、ドコモショップの運営やビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」の導入支援も行っています。2020年には「かごしま水素ステーション」を開設し、2023年には鹿児島市交通局跡地に病院・ホテル・テナントビルからなる複合施設「キラメキテラス」を開業するなど、地域再開発や新たな価値創造にも積極的に取り組んでいます。子会社・関連会社は50社以上に上り、九州屈指の総合商社として地域経済の活性化と持続可能な社会の実現に貢献しています。
ヤマエ久野株式会社
上場総資産 1,326億円(2026/03)
ヤマエ久野株式会社は、物をつなぎ、企業をつなぎ、価値をつなぐ総合流通業として、九州に根ざし、長年培った「つなぐちから」を基盤に日本全国へと事業を展開しています。同社のビジネスは、「商品」「物流」「支援」の3つの主要機能で構成され、お取引先様の多様なニーズに応え、社会の豊かな暮らしに貢献しています。 商品機能では、食と住に関わる幅広い商材を取り扱い、約5,300社の仕入先を通じて、他には負けない総合力と抜群の商品調達力を誇ります。加工食品(調味料、インスタント食品、缶詰、飲料、お菓子、豆腐、乳製品、洋生菓子、練製品など)、生鮮品(青果、水産、精肉、惣菜、弁当)、酒類(焼酎、清酒、ワイン、ビール、洋酒など、特に九州の焼酎に強み)、食品原材料(小麦粉、砂糖、油脂、米、穀物など)、飼料・畜産物(配合飼料、魚餌、単味飼料、豚、牛、鶏卵)、木材・住宅資材(建築資材、住宅資材、木材、プレカット)など多岐にわたる商品を供給し、九州・全国の地場商品の発掘や商品開発にも積極的です。 物流機能においては、中間流通業に不可欠な強みを発揮し、蓄積されたノウハウと対応力で安心・安全な商品供給を実現する物流システムを構築しています。「安定・高品質」を徹底した保管・流通センターを展開し、共同配送システムや定時定温配送システムにより、配送効率化、ローコスト化、お得意先様の荷受け作業効率化、CO2削減に貢献。自動倉庫の導入やロボット活用など、物流機能の進化と強化を目指した省力化・自動化・無人化を推進し、環境対応と社会貢献を両立させています。 支援機能では、単なる商品調達に留まらず、お取引先様の活性化を目的とした多様なサービスを提供。リテールサポートとして、マーチャンダイジング、価格設定、棚割、販売促進などのカテゴリーマネジメント、商圏分析、新店・改装支援、小売店棚割提案、独自の情報提供などを実施し、正確なデータ分析機能と高い情報収集力を活かして最適な提案を行います。さらに、品質管理部門がメーカー様の衛生管理・指導や食品表示の管理をサポートし、流通全体の「安心・安全」を徹底。商品開発部門では、惣菜・弁当のメニュー提案やお取引先様とのオリジナル商品開発を通じて、消費者のニーズに合わせた魅力的な商品を創出し、産地開拓から製品化、販売戦略までトータルで支援することで、お取引先様との強い信頼関係を構築し、ともに発展・成長することを目指しています。
アルコニックス株式会社
上場総資産 1,136億円(2026/03)
アルコニックス株式会社は、非鉄金属の総合企業として、商社機能と製造業を融合した独自のビジネスモデルを展開しています。同社の事業は大きく商社流通セグメントと製造セグメントに分かれ、多岐にわたる産業分野に貢献しています。商社流通セグメントでは、電子機能材事業としてスマートフォン、電気自動車、IT関連機器などに搭載される電子部品や電池のコア部品に使用される化合物半導体、結晶材料、非鉄金属素材、レアメタル素材の調達・供給を手掛けています。また、アルミ銅事業では、自動車、家電、半導体向けのアルミ圧延品や伸銅品などの製品取引に加え、非鉄金属のリサイクルや再生原料(アルミ、銅スクラップ、アルミ再生地金、マグネシウム、金属硅素など)の供給を通じて、脱炭素・循環ビジネスの拡大を推進しています。 製造セグメントは、M&Aによりグループに加わった製造子会社群で構成され、新たな収益の柱として成長しています。装置材料事業では、部品や製品の検査・測定に関連する装置や、自動車、半導体分野で使用される材料を取り扱っています。金属加工事業では、国内有数の製造・測定・分析設備と卓越した加工技術を強みとし、スマートフォン、タブレット端末、半導体、自動車、航空・宇宙分野で使用される各種加工部品の製造を行っており、培った技術を他産業機器分野へも応用展開しています。同社は、成長ドライバーとしてM&Aを積極的に活用し、自社グループ事業と関連するモノづくり技術、陳腐化しないニッチ分野での強みを持つ企業を対象に投資を行い、買収先企業の「自走力」向上を重視したPMIを通じてグループ全体の収益力強化を図っています。 さらに、アルコニックスは2021年8月にALCONIX VENTURES CORPORATIONを設立し、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを運営しています。このCVC活動を通じて、主に素材・製造分野のシード・アーリーステージのスタートアップ企業に投資し、グループのグローバルネットワークと商社・製造業の専門知識を活かした新たなシナジー創出を目指しています。特に、Meijo Nano CarbonやNovel Crystal Technologyといった材料分野の企業への投資実績があり、今後はAIを活用した検査技術など製造分野への投資も強化する方針です。また、非鉄金属を扱う企業として環境問題を経営の重要課題と位置づけ、SDGs推進活動の一環としてビーチクリーンアップ活動や、水道直結型ウォーターサーバー「Waterlogic」の導入・普及による海洋プラスチック問題への取り組み、埼玉県羽生市でのリサイクル拠点整備など、持続可能な社会の実現に向けた具体的な活動を展開しています。
日販グループホールディングス株式会社
上場総資産 1,087億円(2026/03)
日販グループホールディングス株式会社は、「人と文化のつながりを大切にして、すべての人の心に豊かさを届ける」という経営理念のもと、本から広がるあらゆる可能性に挑戦するホールディングス企業です。同社は、グループ全体の経営戦略策定、経営管理、不動産管理を担いながら、多岐にわたる事業会社を通じて、文化の創造と普及に貢献しています。 主要事業として、まず「取次事業」があります。中核会社である日本出版販売株式会社とカルチュア・エクスペリエンス株式会社が、全国約3,200社の出版社と約5,000店の書店を結び、書籍、雑誌、CD・DVDなどの円滑な流通を担っています。先進的な物流技術と情報ネットワークを駆使し、効率的な出版物の流れを確保するとともに、書店開業支援、売場づくりサポート、図書館サポート、そしてHonya Club.comやほんのひきだしといったエンドユーザー向けサービスも提供しています。また、文具・雑貨の取り扱いを強化し、学研ステイフルをグループに迎え「知育」「学び」に関する事業領域も拡大。株式会社ひらくを通じては、入場料のある本屋「文喫」の運営や、文化コンテンツをベースにしたプロデュース事業、公共プレイス企画事業を展開し、場と機会の創造にも注力しています。 次に「小売事業」では、NICリテールズ株式会社などを通じて、全国各地で多様なタイプの書店を運営しています。書籍・文具だけでなく、食・雑貨を複合化した新しい書店モデルを提案し、お客様のライフスタイルの変化に対応。さらに、中古リユースチェーン「駿河屋」のフランチャイズ事業を展開する株式会社駿河屋BASEや、ベーカリー、フィットネス、保険といった新規領域にも挑戦し、事業の多角化を進めています。 「海外事業」では、日販アイ・ピー・エス株式会社が日本の出版物の輸出販売、海外出版物の輸入販売、海外在留邦人向けの生活関連商品販売を手掛けています。台湾の日盛図書有限公司や中国の北京書錦縁諮詢有限公司を通じて、現地での出版物卸販売や翻訳・編集、市場調査・コンサルティングも行い、世界中の人々に日本の文化を届けています。 「雑貨事業」を担う株式会社ダルトンは、インテリア・生活雑貨の企画開発から輸入、卸売、小売まで一貫して手掛け、直営店舗「DULTON JIYUGAOKA」などを運営。空間設計・施工を行うコントラクト事業も展開し、くらしを彩る文化を提案しています。 「コンテンツ事業」では、株式会社ファンギルドが電子コミック・小説の企画、編集、制作、出版を行い、オリジナルレーベルの運営や小説のコミカライズ、海外展開、単行本化にも積極的に取り組んでいます。 「エンタメ事業」の日販セグモ株式会社は、資格試験・検定試験の運営トータルサポートや、物販イベント「文具女子博」、食のイベント「パンのフェス」などの企画開発・運営を通じて、人々の知的好奇心や「見たい、買いたい、体験したい」というニーズに応える「場」を創造しています。 「新規・その他事業」では、株式会社ASHIKARIが「本と暮らすように過ごす」をコンセプトにしたブックオーベルジュ「箱根本箱」を経営し、日本緑化企画株式会社がグリーンレンタルやランドスケープデザインなどの植物に関する事業を展開し、新しい「時間」と「空間」を提案しています。 「シェアードサービス」は、日販ビジネスパートナーズ株式会社がグループ各社の経理・人事・総務などのコーポレート機能を共通化・効率化し、グループ経営を支えています。また、不動産事業や清掃・警備事業、人材派遣事業も手掛けています。 最後に「IT事業」の日販テクシード株式会社は、「本とIT」を起点に、日販グループのIT戦略策定やDX推進、システム・インフラの企画・導入・管理を行うITシェアードサービスを提供。出版業界向けにはクラウド型出版社システム「CONTEO」などを提供し、グループ外顧客向けにも最適なITソリューションを提供しています。AIやロボティクスなどの新技術を活用したソリューション開発にも注力し、テクノロジーで未来の文化を支えています。
蝶理株式会社
上場総資産 1,021億円(2026/03)
蝶理株式会社は、1861年に京都西陣で生糸問屋として創業し、160年以上の歴史を持つ複合型専門商社です。同社は繊維、化学品、機械の3つの事業領域において、高機能・高専門性を追求し、グローバルに事業を展開しています。 繊維事業では、原料、テキスタイル、資材からアパレルなどの最終製品までをトータルに手掛け、多種多様な糸の取り扱いを通じて顧客の幅広い要望に応えています。環境に配慮したサステナブルな商材の開発・提供にも注力しており、「BLUE CHAIN®」などの取り組みを通じて持続可能な繊維事業を目指しています。また、アパレル製品の企画・開発、繊維関連商品の製造・販売、紳士・婦人服裏地・付属の卸売なども行い、サプライチェーン全体をカバーしています。 化学品事業では、基礎化学品、医薬品、コンデンサ用原材料、化粧品原料、食品原料といった身近な製品の原料を幅広く取り扱っています。調達・販売に留まらず、輸出や仲介取引も積極的に行い、グローバルな展開が特徴です。合成樹脂、医薬品、食材、包装材、電子部品などの原料・製品、潤滑油添加剤や燃料油添加剤の販売、化学分析業務、化学プラント資材の輸出入、化学工業原料の製造販売まで多岐にわたるサービスを提供しています。 機械事業では、四輪車・二輪車・トラックなどの輸送機器に加え、農業用機械や建築機械などを取り扱っています。独自のグローバルネットワークを活かし、セミノックダウン生産による現地販売など、地域に合わせた事業拡大を進めています。 同社の強みは、中国およびASEANを中心とした30拠点以上の現地法人・事務所からなる独自のグローバルネットワークと、長年の経験で培われた専門知識を持つ人材です。特に中国とは日中国交正常化以前からの深い結びつきがあり、強力なサプライチェーンを構築しています。トレーディングビジネスとして、グローバルな情報網、物流網、資金力を活用し、買い手と売り手のパイプ役を担うだけでなく、自らの発想や提案で新たなビジネスを創造。さらに、長期的な視点での事業投資も行い、お金、経営ノウハウ、情報提供を通じて事業拡大を支援しています。公正・誠実な企業行動と顧客満足度向上を第一義とし、「あなたの夢に挑戦します」というコーポレートスローガンのもと、持続的な成長と企業価値向上に努めています。
株式会社ドウシシャ
上場総資産 1,019億円(2026/03)
株式会社ドウシシャは、生活関連商品の企画・開発・生産・販売を行うメーカー機能と、国内外の有名メーカー商品や海外有名ブランド商品を調達・販売する卸売型ビジネスモデル(商社機能)を両軸に展開する企業です。同社は「発想×切り口のキカクで暮らしを豊かに快適に」を掲げ、生活者目線、新しさ、面白さを追求した商品開発を強みとしています。具体的な事業領域は多岐にわたり、キッチン・ハウスウェアでは「mosh!」「evercook」「sutto」などの自社ブランドを展開し、氷かき器やマグボトル・タンブラーなども手掛けます。時計・ジュエリー分野では「SUUNTO」「Fitbit」「Furbo design」「Rubin Rosa」といった国内外のブランドを取り扱い、生活家電では「Kamomefan」「mosh!」の調理家電、マッサージ器「MOMiLUX」、扇風機、加湿器、暖房機などを提供しています。照明分野では「CIRCULIGHT」「HEXAR」「LuminousLED」を展開し、A&V機器では「ORION」ブランドのテレビや液晶ディスプレイ、オーディオ機器を提供しています。さらに、インテリア・収納用品ではスチールラックの「Luminous」ブランド、オフィスチェアやソファを扱い、ファッション雑貨・化粧品では「FRISK FRESH TOUCH」「Ajuste」「PLATINUM LABEL」などの化粧品や、「owala」「TELIC」「fitflop」「K-Swiss」「Kaepa」「AIRWALK」「HEAD」といったフットウェア・ブランド雑貨を展開。ファッション衣料では「Kaepa」「U.S. POLO ASSN.」「Lynx sports」「AIRWALK」「ecko unltd.」「EVERLAST」「BODY GLOVE」「T & C」「RIZAP」などのアパレルブランドを取り扱っています。食品・お酒の分野では、国内外の食品・菓子、世界各国のワインを提供し、中元・歳暮やカジュアルギフトとして「amine」ブランドのスイーツなども展開しています。同社のビジネスモデルは、ニッチ市場をターゲットとした開発型ビジネスと、独自の仕入ネットワークを活かした卸売型ビジネスの融合であり、「流通サービスのプロデューサー」として、商品の企画・開発からエンドユーザーへの提供までの流通プロセスにおける課題解決に貢献しています。お客様やエンドユーザーの豊かな暮らしづくりを目指し、時代の変化に柔軟に対応しながら、新しい商品や売れる売り場を創造し続けています。法人顧客向けにはショールームを設け、店頭状況をイメージしやすい展示や売場づくりの提案を行うことで、ビジネスパートナーを強力にサポートしています。
東京産業株式会社
上場総資産 987億円(2026/03)
東京産業株式会社は、1947年の創立以来、機械総合商社として世界の産業とライフラインを支えてきた企業です。同社は「電力事業」「環境・化学・機械事業」「生活産業事業」の3つの主要事業を柱に、幅広い製品とサービスを提供しています。電力事業では、電力会社向けに発電設備の新設、既存設備の保守メンテナンス、アフターサービスを一貫して行い、バイオマス燃料供給からプラント工事、灰処理まで、エネルギー事業に深く関与しています。特に再生可能エネルギー分野では、太陽光発電事業(自社所有・EPC請負)やバイオマス燃料の安定供給を通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献しています。 環境・化学・機械事業においては、再生可能エネルギー関連設備、化学関連プラント向け機械設備、国内外の自動車・IT関連設備向けの工作機械の販売・導入支援を展開。DX・IoT・次世代モビリティ分野ではIoTを活用した遠隔監視システムを提供し、環境・省エネ機器として防雷システム、高機能LED照明、排ガス分析装置、硫酸・硝酸・塩酸の濃縮リサイクルプラントなどを取り扱っています。生産設備機器では、研究用試験設備向け各種盤、パーフォレーションマシン、万能ダイヤモンド研磨機、食品工場向け設備など、多岐にわたる工場設備を提供し、お客様のニーズに応えています。 生活産業事業では、グリーンポリエチレンなどの環境配慮型原料を用いた包装資材や節水型自動流水器など、生活に密着した製品を海外拠点を通じて幅広く展開。さらに、インフラ・海洋・水産分野では高密度ポリエチレン管、非開削工法、海面/陸上養殖設備、LNG移送システムなどを提供し、社会インフラの整備と持続可能な水産業を支援しています。同社は国内に広範なネットワークを持ち、アジア、欧米、中南米など世界各地に拠点を展開するグローバルな事業体制を確立。SDGsを見据え、グリーンビジネスやDXをコンセプトに新規事業の研究・開発にも積極的に取り組んでおり、お客様に信頼され社会に貢献する企業として、持続的な成長を目指しています。
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業界一覧を見る※ 業界は各社の事業概要をもとに Compalyze が独自に分類したもので、他情報や実態と乖離している可能性があります。
出典: 経済産業省 商業動態統計(確報・業種別商業販売額)官公庁
各種商品卸売業 商業販売額(年計)
月次-11.8%前年
商業動態統計 業種別商業販売額の年計(C.Y.)、各種商品卸売業(総合商社が属する業種)。原データ10億円×10で億円換算。primary Excelで確認。2020年に水準調整(注8)で大きく低下。注10(2025年水準調整)断層あり。
出典: 経済産業省 商業動態統計(確報・業種別商業販売額)官公庁
売上 963億円(2026/03)
明和産業株式会社は、1947年に旧三菱商事の化工品部門の社員によって設立された三菱グループの総合商社です。同社は化学品、潤滑油、電池材料、自動車関連、資源・環境関連など多岐にわたる事業を展開しています。主要事業として、資源・環境ビジネスでは、新エネルギー自動車中古車載電池のリユース・リサイクル・資源循環事業への参画など、持続可能な社会の実現に貢献する取り組みを推進しています。難燃剤事業では、難燃剤の研究開発・製造にも出資を通じて関与し、機能建材事業では、断熱・防音・吸音材料や一般新建材製品、住宅関連機器の販売、内外装資材の販売および関連工事を手掛けています。石油製品事業においては、ENEOSの特約店として半世紀以上にわたり、潤滑油、ベースオイル、燃料、溶剤などの国内販売および輸出入を行っており、特に中国や東南アジア向けにENEOS製潤滑油やSK lubricantベースオイル、添加剤などの安定供給と三国間トレーディングを拡大しています。高機能素材事業では、幅広い素材を取り扱い、機能化学品事業では、建築業界や自動車業界で使用されるウレタン製品の原料をはじめとする基礎化学品原料の提案・販売を国内外で行っています。合成樹脂事業では、熱可塑性樹脂原料の販売、着色・コンパウンド、プラスチックのリサイクル事業、関連機器・システムの販売を展開しています。電池材料事業では、リチウムイオン二次電池用負極材の主原料製造に関与し、自動車事業では、自動車内外装部品の研究開発・設計・製造・販売にも出資を通じて貢献しています。同社の強みは、長年にわたる中国ビジネスにおける確固たる地位と、三菱グループとの連携による強固な経営基盤、そして国内外に構築された広範なサプライチェーンと物流情報網です。単なる貿易に留まらず、事業投資を絡めたビジネスモデルを積極的に推進し、多様な顧客ニーズに対応することで、幅広い産業分野の企業を顧客としています。
神戸市中央区代表企業
4,317億円
NEWS
この業界の企業に関する報道。各見出しは配信元記事からの引用です。
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