IT・ソフトウェア
事業領域
人工知能、機械学習、データサイエンスを主軸とするサービス
業界の特色
AI・データ分析はIT・ソフトウェアの中分類で、業界分類済の513,527社中3,037社 (0.59%) を擁する業界です(全149業界の社数ランキングでは55位)。東京都に過半 (71%・2,142社) が集積する地域偏在型の構造で、上場73社を含む厚みのある層を持ちます。単体総資産は中央値3.4億円に対し最大は5,356億円と1,558倍超の階層差があり、トップ企業が業界規模を大きく押し上げています。直近1年の雇用は拡大基調 (拡大37% / 縮小24%) で推移しています。売上判明113社で上位5社シェアは48%です。業界平均年収は約595万円。直近12年で売上規模は約46%拡大しています。
集計は 単体決算 ・社会保険被保険者数 ベース (連結のみ開示の企業は連結値を使用)
3,037社
73社 (2.4%)
96
東京都
2,142社 (70.5%)
企業数
3,037社
上場社数
73社
上場ROE中央値
6.2%
上場企業実績
上場平均年収中央値
670万円
上場企業実績
Disclosure Analysis
上場61社の有価証券報告書・IR資料の開示文を分析。
国内AI・データ分析業界は、生成AIからAIエージェントへの市場関心の急速な移行を軸に、各社が「受託・フロー型からストック・ライセンス型」への事業構造転換を共通課題として抱える局面にある。電力需要増・次世代スマートメーター全戸展開・フィジカルAI台頭といったインフラ側AI需要の構造的拡大が新たな成長機会を生み出す一方、既存顧客の解約超過や大口取引先依存による業績変動リスクが各社のSaaS・コンサル事業で顕在化している。戦略の分岐は明確で、エネルギー最適化・視覚AI・金融AI・セキュリティBPO・ヘルスデータ活用等、垂直ドメイン特化型と、汎用AIエージェント・BPaaS狙いのプラットフォーム型に二極化しつつある。中期計画では売上CAGR+50%(VRAIN Solution)から+8〜13%(TDSE)まで規模感に大きな開きがあり、成長ステージと市場占有戦略の違いが数値に如実に反映されている。
AIエージェントへの市場関心シフトが従来型データ分析コンサルの需要を押し下げる一方、インフラ側ではデータセンター拡張・再エネ拡大・次世代スマートメーター全国展開といった構造的テーマがAI需要を押し上げている。グリッドは2035年までに電力需要が500億kWh超増加すると見込み、蓄電池最適化AIの必要性を強調。インフォメティスは次世代スマートメーター全国6,000万世帯展開でNILM潜在収益が4.8億円→72億円に飛躍すると試算し、設置ボトルネック消滅が前提となる。フィジカルAI市場はエコモット開示データでグローバルCAGR36.1%(2025年12.2兆→2033年144兆円)と突出した成長率を示しており、物理世界との接続を伴うAIが次のフロンティアと認識されている。モルフォはスマホOEM向け単機能SDKから車載カメラ・ウェアラブル・DX空間認識対応の視覚AIプラットフォームへのパラダイムシフトを宣言。HEROZはAI市場6.9兆円+BPO市場5.9兆円を合算した最大12.8兆円の業務委託市場を標的と定義し、業務委託市場そのものを再定義しようとしている。JMDCは異業種データとの組み合わせ需要拡大を強調し、データ自体はAIに代替されず半導体・電力と同等の必須資源であるとの立場を打ち出す。
「AIエージェント×業務委託」「エネルギー最適化」「視覚AI・車載」「金融AI」「セキュリティBPO」「企業内ナレッジ検索」と注力ドメインが鮮明に分岐しており、横並びの生成AI対応で終わっていない。HEROZはバリオセキュア完全子会社化でAI Securityを本格展開しつつ、ASK CoworkでAI BPaaS新カテゴリを同時創出する二軸戦略を採る。モルフォはVision 2027で低粗利受託案件を徹底排除してリソースを車載AI・防衛DXへ前倒し集中し、製品ライセンスへの構造転換を推進中。Ridge-iはSBI HD 4億円大型受注・創研情報M&A・AnthropicとのClaude活用共同実験を三段構えで金融AI領域を深耕する。TDSEは「従来型AI→生成AI」「フロー→ストック」「分散→集約組織」の三転換を同時推進し、生成AI売上比率30%→60%という質的KPIを中計の核に置く。ヘッドウォータースはBBDイニシアティブ吸収合併でエンタープライズ展開チャネルを拡張しAIプラットフォーム事業へ移行。VALUENEXは俯瞰解析アルゴリズム1本でRadar/QFD/Fusion/RTIのASPサービス群を展開し、技術インテリジェンス特化の独自ポジションを堅持する。
大口取引先集中リスクの顕在化が最も深刻な業績インパクトをもたらしており、ダブルスタンダードは主要取引先との取引終了1件で売上前年比13.8%減・営業利益36.0%減を計上した。SaaS型モデルでは既存顧客の解約が新規獲得を上回る構図がシルバーエッグで露呈し、NRR管理の重要性が改めて示されている。案件期ずれはプロジェクト型ビジネスに依存する各社の共通脆弱性で、ダイナミックマッププラットフォームは通期売上予想を15億円下方修正した。AIオペレーター・AIエージェントといった高付加価値領域は顧客側の意思決定リードタイムが長く、pluszeroのように中計目標と公表業績予想の間に乖離が生じやすい。コンサル型ビジネスはAIエージェントへの関心急移行に伴う既存テーマの需要減を受けており、TDSEのようにコンサル事業の想定未達で中計を下方修正する事例が出ている。フロー型から脱却しきれない移行フェーズの企業はエンジニア人件費増と案件単価下落の二重圧迫を受けやすく、収益構造転換完了までの過渡期リスクが潜在的に存在する。
中期数値目標の成長レンジは社規模と戦略軸によって大きく分散しており、VRAIN SolutionはCAGR+50%・営業利益率30〜40%・FY29売上9,600〜12,000百万円という高水準を掲げる。インフォメティスはFY30売上6,512百万円・ストック型収入比率81%を目標に掲げるが、FY25〜26は赤字フェーズで次世代スマートメーター展開が収支転換の鍵を握る。TDSEは売上CAGR8〜13%と保守的ながら、生成AI売上比率30%→60%・ストック型比率20%→30%という質的KPIを中計の核に設定する。HEROZはFY27売上68億円・営業利益8億円を掲げ、開発・マーケ投資を前期同水準で継続しながら利益を確保する計画。FCEは過去5年の経常利益CAGR32%実績を背景に今後も経常利益CAGR20〜25%以上を公約し、2027/9期以降はAI新規事業を追加成長エンジンに位置づける。各社を貫く共通方向性は「ストック型売上比率の引き上げ」であり、フロー依存から脱却した時点での高営業利益率実現(ダイナミックマップのライセンス型高収益体質化等)が中期コミットメントの核となっている。
EDINET有価証券報告書・IR資料の開示文を分類・要約(上場企業) 出典: EDINET 有価証券報告書・各社IR資料 ・ 最終更新 2026/06
Major Companies
会社名・本社・上場区分・社会保険被保険者数で比較。売上は官報/EDINET 由来の決算データがある会社のみ表示しています(未開示は「—」)。
| 順位 | 会社名 | 本社 | 上場区分 | 社会保険被保険者数 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 株式会社ゼンリン | 福岡県 | 上場 | 2,647人 | 481億円 |
| 2 | グーグル合同会社 | 東京都 | 非上場 | 1,864人 | — |
| 3 | 和田精密歯研株式会社 | 大阪府 | 非上場 | 1,354人 | — |
| 4 | 株式会社ウェザーニューズ | 千葉県 | 上場 | 982人 | 232億円 |
| 5 | シーメンス株式会社 | 東京都 | 非上場 | 796人 | 605億円 |
| 6 | AMBL株式会社 | 東京都 | 非上場 | 688人 | — |
| 7 | 株式会社ジール | 東京都 | 非上場 | 687人 | — |
| 8 | 株式会社ブレインパッド | 東京都 | 上場 | 646人 | 111億円 |
| 9 | ジオテクノロジーズ株式会社 | 東京都 | 非上場 | 589人 | — |
| 10 | 株式会社JMDC | 東京都 | 上場 | 560人 | 144億円 |
| 11 | 株式会社Preferred Networks | 東京都 | 非上場 | 461人 | — |
| 12 | 株式会社PKSHA Technology | 東京都 | 上場 | 446人 | 55億円 |
| 13 | 株式会社エクサウィザーズ | 東京都 | 上場 | 437人 | 55億円 |
| 14 | 株式会社ゼンリンデータコム | 東京都 | 非上場 | 421人 | 173億円 |
| 15 | 株式会社ティアフォー | 東京都 | 上場 | 412人 | — |
| 16 | 木村情報技術株式会社 | 佐賀県 | 非上場 | 377人 | — |
| 17 | 株式会社IDAJ | 神奈川県 | 非上場 | 342人 | — |
| 18 | 株式会社分析屋 | 神奈川県 | 非上場 | 335人 | — |
| 19 | 株式会社コジマプラスチックス | 愛知県 | 非上場 | 326人 | — |
| 20 | 株式会社フィックスターズ | 東京都 | 上場 | 322人 | 80億円 |
| 21 | ユーソナー株式会社 | 東京都 | 上場 | 319人 | 72億円 |
| 22 | 株式会社アドバンスト・メディア | 東京都 | 上場 | 309人 | 69億円 |
| 23 | 株式会社ギブリー | 東京都 | 非上場 | 296人 | — |
| 24 | 株式会社DTS WEST | 京都府 | 非上場 | 296人 | — |
| 25 | AIQVE ONE株式会社 | 東京都 | 非上場 | 295人 | — |
| 26 | DATUM STUDIO株式会社 | 東京都 | 非上場 | 293人 | — |
| 27 | 株式会社RevComm | 東京都 | 非上場 | 292人 | — |
| 28 | 株式会社FCE | 東京都 | 上場 | 284人 | 57億円 |
| 29 | メディカル・データ・ビジョン株式会社 | 東京都 | 上場 | 281人 | 59億円 |
| 30 | エムシーディースリー株式会社 | 東京都 | 非上場 | 281人 | — |
社会保険被保険者数は単体の値です。
Industry Metrics
AI・データ分析に関連する市場規模・事業所数などの指標を、官公庁・業界団体の公開統計から集約(各指標に出典リンク付き)。
企業の生成AI活用方針 策定率
年次+16.4%前年
生成AIを「積極的に活用する方針」または「活用領域を限定して利用する方針」を定めている企業の割合。2023年度42.7%→2024年度49.7%。通信利用動向調査(企業対象の標本調査)。AI需要側の普及度の代理指標。日付は調査年末で表現
企業の生成AI業務利用率
年次何らかの業務で生成AIを利用していると回答した企業の割合(日本)。米国90.6%/中国95.8%/ドイツ90.3%と比べ大きく後れる。令和6年通信利用動向調査。日付は調査年末で表現
個人の生成AI利用経験率(日本)
年次+193.4%前年
生成AIサービスを使ったことがあると回答した個人の割合(日本)。2023年度9.1%→2024年度26.7%へ急拡大。同年度の米国68.8%/ドイツ59.2%/中国81.2%と比べ大きく低い。情報通信白書の国民向けアンケート。日付は調査年末で表現
出典: 総務省 情報通信白書 令和7年版(国民向けアンケート)官公庁
国内パブリッククラウドサービス市場規模(AI基盤)
年次日本のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)4兆1,423億円(2024年・前年比+26.1%)。生成AIの基盤モデル作成・関連アプリ利用拡大が成長を後押し。AI・データ分析の計算基盤の市場規模指標。IDC Japan推計を情報通信白書が引用。日付は暦年末で表現
出典: 総務省 情報通信白書 令和7年版(IDC Japan調べ)調査会社
国内データセンターサービス市場規模(AI需要)
年次日本のデータセンターサービス市場規模(売上高)2兆7,361億円(2023年)、2028年に5兆812億円到達見込み。生成AI向け計算需要がデータセンター投資を牽引。IDC Japan(2024年10月)推計を情報通信白書が引用。日付は暦年末で表現
出典: 総務省 情報通信白書 令和7年版(IDC Japan調べ)調査会社
各指標は出典元の集計対象(全数/主要事業者など)に依存します。金額は表示の都合で兆円・億円に整形しています。破線は予測値です。
Industry Benchmark
政府統計の業界平均(粗い大分類ベース)と、この業界の上場企業の実績中央値を並べて比較できます。
この業界の上場企業(実績集計)
特定の中分類の実態に近い実績値です。
ROE(中央値)
6.2%
当期純利益 / 自己資本
売上高純利益率(中央値)
4.8%
当期純利益 / 売上高
総資産回転率(中央値)
0.67回
売上高 / 総資産
平均年収(中央値)
670万円
有報の平均年間給与
社会保険被保険者数(中央値)
112名
上場企業の社会保険被保険者数の中央値
上場69社の実績中央値(平均年収は有報開示66社)。出典: 各社決算・EDINET有価証券報告書
業界全体(政府統計)
国の統計に基づく業界平均(最新 2024年度)
原価率
52.0%
売上原価 / 売上高
営業利益率
8.2%
営業利益 / 売上高
経常利益率
9.9%
経常利益 / 売上高
総資産回転率
0.60回
売上高 / 総資産
一人当たり売上
26.9百万円
売上高 / 従業者数
平均年収
595万円
人件費 / 従業者数
労働分配率
56.8%
人件費 / 付加価値
一人当たり付加価値
1,196万円
付加価値 / 従業者数
対応 収益性: 財務省 法人企業統計『情報通信業』(大分類平均・2024年度) / 一人当たり売上: 総務省・経産省 経済センサス『情報サービス業』(中分類・2021年)
参照: 財務省 法人企業統計『情報通信業』(2024年度・全規模)
※ 政府統計(財務省 法人企業統計・経済センサス)は大分類・全規模・従業者数(パート等含む)ベースの平均値です。特定の中分類や上場企業群の実態とは乖離する場合があります。
出典: 財務省「法人企業統計」・総務省/経済産業省「経済センサス」(従業者数ベース・パート等を含む)
Listed Companies
AI・データ分析で上場している 47社
色が濃い領域 = 多くの企業が集中する規模帯。セル click で内訳
| ← 社会保険被保険者数 → | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ~10 | 10~50 | 50~100 | 100~1000 | 1000~ | |
| 総資産1兆+ | |||||
| 1000億~1兆 | |||||
| 100~1000億 | |||||
| 10~100億 | |||||
| 1~10億 | |||||
| ~1億 | |||||
Industry Profile
業界内企業の総資産分布と社会保険被保険者数の増減トレンド
業界内企業の総資産分布 (中央値と中央 50% のレンジ)
3.4億円中央値
中央 50% が 8,042万円 〜 13億円 の規模 ・ 最大 5,356億円
規模別社数 (総資産バケット) — クリックで内訳
1 年前と現在の社会保険被保険者数を比較できる企業の増減
業界は 拡大基調(平均 +22.8%)
雇用拡大 37%・縮小 24%
増減率別社数 (YoY) — クリックで内訳
Profitability by Size
AI・データ分析を含む業種の、資本金階級ごとの原価率・営業利益率・総資産回転率(大→小)
参照: 財務省 法人企業統計『情報通信業』(2024年度・資本金階級別)
| 規模 | 原価率 | 営業利益率 | 総資産回転率 |
|---|---|---|---|
| 10億円以上 | 46.5% | 13.9% | 0.49回 |
| 1億円以上 - 10億円未満 | 66.7% | 6.5% | 0.81回 |
| 1千万円以上 - 1億円未満 | 46.9% | -1.1% | 0.72回 |
| 1千万円未満 | 38.4% | -3.2% | 1.02回 |
出典: 財務省「法人企業統計」(資本金階級別の集計値)
Sales & Margin Trend
AI・データ分析を含む業種の売上高(兆円)と営業利益率(%)の長期推移
参照: 財務省 法人企業統計『情報通信業』(2013–2024年度)
棒=売上高(兆円)/右端=営業利益率。出典: 財務省「法人企業統計」
Market Concentration
上位5社で売上の 47.6%
AI・データ分析で売上判明 113 社中
売上判明企業(官報/EDINET 由来の決算データがある企業)ベースの集計です。未開示企業は含みません。
Recent Activity
AI・データ分析の企業の直近の動き
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2026/08/06医療AIのUbieは2025年12月期に25.03億円の損失を出したが、同じ期に16.92億円の資本が入り、純資産の目減りは8.11億円にとどまった。流動比率はむしろ157%から185%へ改善している。エクイティと融資の両方を引き続けている会社の貸借対照表を、決算公告と登記から読む。
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2026/08/062025年8月、HelpfeelはシリーズEで26億円を会社に入れた。2026年7月にはストックオプションのセカンダリーで、社員に上場を待たない換金機会をつくった。投資家の株と社員のオプションの水準は、この5年で2.4倍から3.4倍へ開いている。
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Top by Sales
直近の売上が大きい順・最大 100 社
シーメンス株式会社
売上 605億円(2025/09)
シーメンス株式会社は、産業、インフラ、交通、医療分野に焦点を当てた主要なテクノロジー企業として、現実世界とデジタル世界を融合させ、顧客の競争力、回復力、持続可能性の向上を支援しています。同社の主要な事業は、AIを活用したデジタルツイン技術を核としています。これは、物理ベースのシミュレーションとリアルタイムの運用データを組み合わせ、製品、機械、生産システム全体の設計、検証、最適化を加速させます。例えば、ヒュンダイの造船やペプシコの生産ライン最適化、ハイマーのデジタル制作などに活用されています。 また、同社はオープンデジタルビジネスプラットフォーム「Siemens Xcelerator」を提供し、IoT対応ハードウェア、ソフトウェア、デジタルサービス、そして700以上のパートナーエコシステムを通じて、製造業、スマートビルディング、エネルギーグリッド、モビリティといった幅広い産業の課題解決を支援しています。これにより、中小企業からグローバル企業まで、デジタル変革を加速し、生産立ち上げ時間の40%削減や公共料金の25%削減といった具体的な成果を顧客にもたらしています。 さらに、自律型インフラソリューションとして、自律型ビルディング、動的なグリッド管理、自己回復型鉄道ネットワークを提供し、運用コストと二酸化炭素排出量の削減、エネルギー効率の向上、信頼性の高い輸送システムを実現しています。ソフトウェア定義の自動化では、制御ロジックをハードウェアから切り離し、仮想化を通じて生産ラインの柔軟な再構成と迅速な展開を可能にし、産業用AIを製造現場に適用することで、データセンターの冷却コスト削減や水素プラントの設計効率化に貢献しています。同社は、デジタルトランスフォーメーションとサステナビリティを戦略的優先事項とし、顧客の脱炭素化、資源効率、循環経済への移行を技術で支援しています。
株式会社ゼンリン
上場売上 481億円(2026/03)
株式会社ゼンリンは、「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」を企業理念に掲げ、地図情報を通じて社会に新たな価値を提供する地理空間情報サービス会社です。同社は「地図で情報を価値化する企業」をビジョンとし、現実世界をライブラリ―化するミッションのもと、従来の地図ビジネスモデルを超えた成長を目指しています。事業は「プロダクトソリューション」「マーケティングソリューション」「公共ソリューション」「インフラソリューション」「モビリティソリューション」の5つの領域にセグメントされ、幅広い顧客ニーズに対応しています。 プロダクトソリューション事業では、住宅地図データをはじめとするデータコンテンツと汎用機能をパッケージ化して提供し、企業の業務DX化や生産性向上を支援します。マーケティングソリューション事業では、位置情報技術を活用した新たなマーケティング市場の創造・開拓を支援し、調査・分析から販促展開、効果検証まで一連のマーケティング活動をトータルでサポートします。公共ソリューション事業では、中央省庁や地方自治体に対し、業務基盤のデジタル化や市民サービスの質向上を支援するパッケージサービスやソリューションを提供。インフラソリューション事業では、建設、物流、交通などのインフラ関連事業者が抱える課題を位置情報のトータルソリューションで解決します。モビリティソリューション事業では、カーナビゲーション、自動運転、オンデマンド交通といった自動車関連企業へ時空間情報・サービスを提供し、高度なモビリティ社会の共創に貢献しています。 同社は「知のサイクル」と呼ばれる企画、収集、管理、編集、提供の一連の技術・ノウハウを強みとし、高齢化、過疎化、働き手不足、頻発する災害といった社会課題の解決にも積極的に取り組んでいます。能登半島地震の被災地支援や、3D都市モデルデータを活用した描写技術、地域共創活動を通じて、持続可能な社会の実現と地域活性化に貢献しています。全国に広がる拠点網と長年培ってきた詳細な地理空間情報の収集・整備能力により、多様な産業や公共分野において、顧客のビジネス支援と人々の豊かな生活を支えるインフラとしての役割を果たしています。
データセクション株式会社
上場売上 307億円(2026/03)
データセクション株式会社は、AIとビッグデータ解析を中核に、データサイエンス支援、AIクラウド/AIデータセンター、システムインテグレーション、マーケティング支援サービスを手がける東証グロース市場上場のテクノロジー企業である。同社は企業が保有するデータの分析、活用方針の設計、データ基盤構築、AI受託開発、AI人材育成を組み合わせ、データ活用を進める法人の業務改善や新規サービス開発を支援する。金融システム開発にも関与し、AI・データ解析を業務システムへ組み込む実装力に特徴がある。 マーケティング領域では「FollowUP」を展開し、小売・店舗運営企業などに向けて来店者行動や販売活動の分析を支援する。近年はAIデータセンターおよびAIクラウド事業を成長領域に置き、2025年3月に自社開発AIクラウド「TAIZA」を正式ローンチした。ビジネスモデルは、データ分析・開発案件の受託、クラウド利用、マーケティング支援サービス、グループ会社を含む国内外での事業展開で構成され、AI計算資源とデータサイエンス人材を組み合わせて法人向けに事業化している点が強みである。
株式会社ウェザーニューズ
上場売上 232億円(2025/05)
株式会社ウェザーニューズは、1970年の海難事故を契機に「船乗りの命を守りたい」という強い使命感から創業し、現在は陸・海・空・インターネットの各分野で多岐にわたる気象情報サービスを提供する「フルサービスウェザーカンパニー」へと成長しました。同社の強みは、世界100カ国以上の公的機関データに加え、全国1.3万カ所の独自観測網、そして15年以上にわたる累計4,200万ダウンロードを突破した個人向けお天気アプリ「ウェザーニュース」ユーザーから寄せられる1日平均20万通の「ウェザーリポート」といった膨大なデータを活用した、高精度な気象予測技術にあります。この独自データとAI技術を組み合わせた予測システムにより、2年連続で天気予報精度No.1を獲得しています。 陸上分野では、高速道路、鉄道、物流、電力、小売、農業、建設、イベント、学校、自治体防災など多岐にわたる市場に対し、安全対策や経済性向上を支援しています。特に「総合型BCPサービス」では、気象災害リスクを先読みし、安否確認から復旧計画まで一気通貫でサポートすることで、企業のレジリエンス向上に貢献しています。海上分野では、世界1万隻・1,000社の海運企業向けに、航海の安全性・経済性・環境性を支援する「Total Fleet Management Service」を提供。AIエンジン搭載の「SeaNavigator for Master」により、最適な航路選定、燃料削減、CO2排出量管理、運航管理のDXを推進し、100万航海以上の実績を誇ります。洋上風力発電市場向けの海上作業支援も手掛けています。 航空分野では、旅客機やドクターヘリの安全で快適なフライトを支援する「SkyAviators」を開発中で、ドローン専用の上空150mの風予測も提供しています。インターネット分野では、個人向けアプリ「ウェザーニュース」や24時間生放送の「ウェザーニュースLiVE」を通じて、最新の気象・防災情報を配信し、サポーターとの共創で予報精度向上に努めています。登山気象サービスも提供し、登山者の安全をサポートしています。放送分野では、テレビ局向けに20種類以上の気象・防災コンテンツを権利確認不要で提供し、番組制作から局内業務までを包括的に支援する「放送業務支援サービス」を展開しています。 さらに、気候変動リスク分析を行う「気候テック事業」を通じて、企業のサステナビリティ経営をサポートし、「地球の未来も守りたい」という新たな想いを胸に、気象・気候のリーディングカンパニーとして社会や地球への貢献を目指しています。同社はグローバルネットワークを活かし、21カ国30拠点で事業を展開しており、世界中の人々の命と財産を守るため、革新的なサービスへの挑戦を続けています。
株式会社ゼンリンデータコム
売上 173億円(2026/03)
株式会社ゼンリンデータコムは、地図情報と位置情報を核とした多岐にわたるサービスを提供する企業です。同社の主要事業は、革新的なナビゲーションサービスを提供するITS事業、ビジネスに役立つ地図活用ソリューションを提案するネットサービス事業、そして魅力ある情報サービスを海外のパートナーとともにグローバル展開する海外事業の三本柱で構成されています。 法人向けには、地図システム開発支援として「ZENRIN Maps API」や「Google Maps Platform」の国内No.1代理店として、高精度な地図コンテンツと多彩な機能を業務システムに連携させる開発プラットフォームを提供しています。また、店舗・拠点情報を一元管理する「Area Marker」、複製許諾付き地図画像作成の「AreaCutter」、住所の表記ゆれを正規化する「住所クレンジング」などの顧客情報・物件情報管理ソリューションも展開。さらに、人流データ、車両プローブデータ、インバウンドデータなどを活用し「人の動き」を可視化する「位置情報ビッグデータ活用支援」や「混雑統計®」を通じて、観光DX、まちづくり、交通・モビリティ、マーケティング、防災・イベント、学術研究など幅広い分野で課題解決を支援しています。物流DX支援では、AI自動配車による「ZENRINロジスティクスサービス」、運行管理を効率化する「テレマティクスサービス」、配達業務をサポートする「GODOOR配達アプリ」、工場や物流センターを可視化する「スマートファクトリーサービス」を提供。災害リスク対策として「全国避難所データベース」や、ドローンを活用した設備点検ソリューション「ドローンスナップソリューション」、EV・PHEVデータ管理システム「e-mobilog」も手掛けています。 個人向けサービスとしては、「いつもNAVI」ブランドを軸に、PC・スマートフォン向けに詳細な地図、施設情報、ルート検索、ナビゲーションサービスを提供しており、Webサイト、アプリ、PCソフト、地図印刷など多様な形態で展開しています。特に「ゼンリン地図ナビ」はNTTドコモから引き継いだサービスであり、また不動産業務の現地調査を効率化する「現調サポート」も提供しています。 同社の強みは、ゼンリンが長年培ってきた住宅地図、道路地図、市街図といった多彩で高品質な地図データと、1日約1,000人の調査スタッフによる高鮮度なデータ更新体制にあります。これにより、自動車ルート検索(カーナビエンジン活用)や歩行者ルート検索(横断歩道、階段、スロープ、建物内通路まで考慮)において高い精度を誇ります。住所、郵便番号、施設情報、電話帳など豊富な検索データも強みです。年間1,000社以上の企業への導入実績や、Google Maps Platformにおける国内No.1代理店としての実績、6度にわたる『Google Enterprise Partner Awards』受賞が、その信頼性と技術力を裏付けています。顧客は官公庁から民間企業、個人ユーザーまで多岐にわたり、地図と位置情報を活用したDX推進と新たな価値創造に貢献しています。
株式会社JMDC
上場売上 144億円(2026/03)
株式会社JMDCは、「データとICTの力で持続可能なヘルスケアシステムを実現する」ことをミッションに掲げ、医療統計データサービスを主軸として事業を展開しています。同社の主要事業は「保険者支援サービス」「ヘルスデータプラットフォーム」「医療ビッグデータ」の三つの柱から成り立っています。保険者支援サービスでは、健康保険組合に対し、レセプトデータ、健診データ、台帳データなどをデータベース化し、保健事業のPDCAサイクルをデータ活用で支援する多様なサービスを提供。具体的には、約1,000万人分のデータを用いた医療費予測統計モデルを活用した「健保財政予測支援サービス」を提供し、PHRサービス「Pep Up」やウェアラブルデバイスと連携して医療費適正化を推進しています。また、コロナ禍における受診行動のモニタリング分析サービスも提供し、地域・年代・傷病軸での受診状況変化を定量的にレポートしています。ヘルスデータプラットフォーム事業では、同社開発の健康情報プラットフォーム「Pep Up」を運営し、個人向け健康ポータルサイトとして500万を超えるIDを発行。ユーザーは健康年齢診断、健康記事、日々の記録、お薬手帳、Pepポイントなどの機能を利用でき、新型コロナワクチン接種情報の記録や、本人確認サービス「LIQUID eKYC」の導入により利便性を高めています。医療ビッグデータ事業では、健康保険組合から二次利用許諾を得た1,000万人を超える規模の匿名加工レセプトデータおよび健診データを構築し、製薬企業、研究機関、生損保企業などに提供しています。このビッグデータを活用し、医薬品の安全性評価や医療経済分析、臨床試験効率化サービス(プロトコール/施設選定の最適化、被験者募集、負担軽減費支払、Webワークシート)を展開。さらに、三井住友海上あいおい生命には、健康診断結果から「健康年齢®」と「三大疾病入院リスク」を予測するOCR機能付きWebサービス「撮るだけ健康チェック」を提供。アムジェンと共同で、医療ビッグデータと気象ビッグデータを解析し片頭痛の発症・重症化リスクを予測する「片頭痛リスク予報サービス(Health Weather®)」も提供しています。グループ会社を通じて、新型コロナウイルス肺炎を含む感染性肺炎の画像診断を支援する胸部X線AIエンジン「DoctorNet JLK-CRP」の薬事承認を取得し、人工知能エンジンプラットフォーム「AI-RAD」で提供を開始。また、医師の学術活動を分析するクラウドサービス「Doctorna」や、健康相談・医師紹介サービス「クリンタル」、患者向けアプリ「メルプ」なども展開し、データとICTの力で日本のヘルスケアシステム全体の持続可能性と国民の健康増進に貢献しています。
株式会社ブレインパッド
上場売上 111億円(2025/06)
株式会社ブレインパッドは、企業の経営改善を支援するビッグデータ活用サービスおよびデジタルマーケティングサービスを主軸に事業を展開しています。同社は、専門人材によるデータ分析とSaaSプロダクトによるデータ活用の両面からフルサービスを提供し、顧客企業のデータ活用を促進することで持続可能な未来の実現を目指しています。プロフェッショナル・サービスとしては、データ分析・アルゴリズム開発、データ活用コンサルティング、データ基盤構築、そしてデータ活用人材育成を提供し、多様な視点からアナリティクスとエンジニアリングのスキルを駆使して最適なデータ活用を実装します。特に人材育成サービスでは、データサイエンティスト育成のための企業研修や公開講座を展開し、80,000名を超える提供実績を持ちます。 プロダクト・サービスでは、データ活用を日常化するための実用的なSaaS群を提供しており、代表的なものとしてパーソナライズ・レコメンドエンジン「Rtoaster」、CDP、ソーシャル・アナリティクス、BtoC向けMAなどがあります。近年では生成AIやAIエージェント、衛星データソリューション「Orbital Sense」といった先端技術を活用したサービス開発にも注力しており、AIエージェントによる業務フロー自律化実践講座や地理空間分析AIエージェントの搭載など、具体的なソリューションを提供しています。グループ会社を通じて、LINE特化型マーケティングオートメーション「Ligra」やAIエージェントサービス、マーケティング領域のITサービスも展開し、幅広い業界のリーディングカンパニーに対してデータ活用を支援しています。 同社の強みは、データサイエンス、データエンジニアリング、ビジネスコンサルティングの専門家集団による高度な分析力と、実用的なSaaSプロダクトを組み合わせた総合的な提案力にあります。これにより、顧客企業はデータに基づいた意思決定を日常業務に落とし込み、ビジネス変革と競争力向上を実現することが可能です。ヤフー株式会社、バリューコマース株式会社、オリックス株式会社、阪急交通社など、多岐にわたる業界の大手企業への導入実績があり、データ活用のパイオニアとして日本の産業発展に貢献しています。
株式会社フィックスターズ
上場売上 80億円(2025/09)
株式会社フィックスターズは、2002年の創業以来、「Speed up your Business」を旗印に、高度なソフトウェア技術を中核として事業を展開しています。同社は、マルチコアCPU、GPU、FPGA、NANDフラッシュメモリ、さらには量子コンピュータといった多様なハードウェアの能力を最大限に引き出すソフトウェア最適化技術を駆使し、クライアント企業が高性能な製品を開発できるよう支援してきました。特にAI技術が社会やビジネスを変革する現代において、AIモデルの推論処理やモデル学習に必要とされる膨大な計算資源の効率的な処理、すなわち高速化に注力しています。同社の高速化技術は、自動運転、医療診断、ロボティクス、製造業、金融など幅広い分野のAI処理を加速し、各業界の進化に貢献しています。 同社は「Speed up your AI」という新たなコーポレートタグラインのもと、最先端のAI技術開発に取り組む企業の強力なパートナーとして、AI技術のさらなる進化と社会への実装を加速し続けています。グループ会社を通じて、北米での営業・開発を行うFixstars Solutions, Inc.、量子コンピューティングプラットフォーム「Fixstars Amplify」の開発・販売・コンサルティングを提供する株式会社Fixstars Amplify、自動運転向けソフトウェア開発に特化した株式会社Fixstars Autonomous Technologies、乳がんAI画像診断支援システム「Smart Opinion」を開発・販売する株式会社Smart Opinion、ソフトウェアの自動並列化技術を核とした並列化サービス・コンサルティングを提供するオスカーテクノロジー株式会社、そしてディープテックスタートアップ企業への投資及び事業支援を行う株式会社Fixstars Investmentなど、多岐にわたる事業を展開しています。世界トップレベルの技術を持つエンジニアが、日々切磋琢磨しながら、AIによる魅力的な未来を創造しています。
ユーソナー株式会社
上場売上 72億円(2025/12)
ユーソナー株式会社は、「固有名詞で社会を支える」という理念のもと、データベース・マーケティングの支援事業を展開する法人データの専門商社です。同社は、1250万件に及ぶ日本最大級の法人企業データベース「LBC」を核に、顧客データ統合ソリューション「uSonar」を提供しています。このソリューションは、BtoB企業の営業・マーケティング活動を多角的に支援し、ターゲティング、リード獲得から受注までの一連のプロセスを情報インフラとして支えます。 主要サービスには、進出すべき市場に対する営業戦略を支援する経営戦略プラットフォーム「プランソナー」、名刺を即データ化し企業情報と連携させる企業情報+名刺管理+コミュニケーションアプリ「mソナー」、そしてCRM・SFAと連携して未登録企業を含む企業情報のフル活用を実現する「ガイドソナー」(旧サイドソナー)があります。また、登記情報などのデータ取得・提供サービスとして「登記ソナー」も提供しています。 同社の強みは、LBCを活用した重複データの「名寄せ」、散在するデータの統合・一元管理、顧客データへの属性情報付与、企業情報の自動更新、顧客情報の入力負荷軽減、与信・取引先チェック、そしてインテントデータやAIを活用した脈アリ企業の特定にあります。これにより、顧客は営業精度の向上、工数の大幅削減、市場の可視化、商談化率の向上といった導入効果を享受できます。Salesforce、HubSpot、kintone、Dynamics 365などの主要SFA/MAツールとの連携も可能で、情報システム部門、管理部門、営業部門、インサイドセールス部門、マーケティング・経営企画部門など、部署を問わず幅広いBtoB企業に活用されています。安心・安全なサービス提供のため、「SOC2 Type2」も取得しており、金融業、物流業、ソフトウェア開発、サービス業など多岐にわたる業界での導入実績があります。
株式会社アドバンスト・メディア
上場売上 69億円(2026/03)
株式会社アドバンスト・メディアは、AI音声認識技術「AmiVoice」を中核としたサービス、プロダクト、ソリューションを提供する企業です。1997年の創業以来、国内初の音声認識専業ベンダーとして市場を開拓し、現在では国内音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場においてNo.1のシェアを確立しています。同社の事業は、企業や一般消費者の業務効率化とデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目的とし、音声入力によるフリック入力、キーボード操作、マウス操作の代替を可能にする「AmiVoice AIパートナー」などのアプリケーションと、その利活用スキルの提供を主軸に展開しています。これにより、作業時間の短縮や業務の快適化を実現し、仕事に声を使うことが当たり前となる新たな日常の創出を目指しています。
株式会社ジーデップ・アドバンス
上場売上 66億円(2025/05)
株式会社ジーデップ・アドバンスは、「Advance with you -世界を前進させよう-」をミッションに掲げ、AIとビジュアライゼーションのソリューションプロバイダとして、次世代のテクノロジートレンドをお客様の仕事や研究を前進させる「システムインキュベーション事業」を展開しています。同社の主要な業務内容は、AI(ディープラーニング)用ソリューション、XRやメタバース向けビジュアライズ用ソリューション、ビッグデータ用高速大容量ストレージソリューションの提供、そして顧客リクエストに基づいたシステムの構築と運用支援です。 同社のビジネスモデルは、フロービジネスである「AI・ビジュアライズソリューションサービス」や「その他DXソリューションサービス」と、ストックビジネスである「サブスクリプションサービス」および「Service & Support」で構成されています。Service & Supportでは、継続的な開発環境のアップデートやハードウェア保守を提供し、顧客の長期的な研究開発を支えています。特にGPUやアクセラレーターに特化した総合ソリューションを提供しており、AI学習用サーバー、エッジデバイス、ビジネスメタバースなどの先進システムを便利に使いこなすための各種ツールや運用支援を含め、お客様の仕事や研究を前に進める総合環境を提供しています。 同社の強みは、NVIDIA、Intel、AMD、XILINXといったグローバルなコンピューティングカンパニーから複数の認定パートナーとして認められている点にあります。特にNVIDIA社の国内初のエリートパートナーとして、先進的な製品をいち早く取り扱い、多様なハードウェアとユニークなソフトウェアを組み合わせることで、柔軟で独自性のあるシステムインテグレーションを実現しています。アクセラレートコンピューティング創成期からその普及に貢献してきたフロンティアスピリッツを持ち、グローバルにアンテナを張り巡らせてワクワクするような製品やサービスをスピード感を持って開発・提供しています。 対象顧客は、国内の大学・研究機関や企業のR&D部門をはじめとした最先端の研究開発を行うお客様に加え、モビリティ業界、地域産業、教育機関、自治体など多岐にわたります。最近では、東京工科大学の大規模AIシステム導入プロジェクトに参画し、また「宗谷グリーンデータセンターⅠ(仮称)」にPoC向けGPUテストドライブを提供することで、高性能かつ省エネルギーなGPUクラウド基盤の検証環境を構築し、生成AI、デジタルツイン、エージェントAIといった先端分野に対応する100%再生可能エネルギーを利用したGPUクラウドサービスPoC環境の構築・検証を進めています。これにより、首都圏に集中していたAI計算リソースを地方へ分散させ、災害や電力障害に対するレジリエンスを高めるとともに、分散型AIインフラの中核拠点としての機能を目指し、社会インフラの多拠点化を推進しています。
株式会社ダブルスタンダード
上場売上 65億円(2026/03)
株式会社ダブルスタンダードは、「ビッグデータを活用した事業支援カンパニー」として、顧客企業の戦略立案、営業効率向上、業務改善をサポートし、収益改善に繋がるサービスを提供しています。同社の主要事業は、企業向けビッグデータの生成・提供と、データ生成過程で培った技術を活用したサービス企画・システム開発です。特に、独自のデータクレンジング技術基盤とAIを組み合わせたDX推進ソリューションに強みを持っています。 具体的なサービスとしては、オンライン本人確認サービス「D-Confia」を提供しており、顔認証技術を活用したeKYCや、マイナンバーカードの電子証明書を利用する公的個人認証型eKYCに対応しています。このサービスは、犯罪収益移転防止法や古物営業法、携帯電話不正利用防止法などの法令に準拠し、金融機関、古物商、地方自治体など幅広い業界で導入され、累計1,500万件以上の処理実績と90%以上の業務自動化を実現しています。 また、高精度AI OCRサービス「D-Just」は、独自のデータクレンジング技術とAIを組み合わせることで、手書き文字や活字を含む定型・非定型帳票を高精度にデータ化し、データ入力工数の大幅削減とヒューマンエラーの防止に貢献します。請求書、申込書、問診票など多種多様な書類に対応し、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しています。 さらに、データクレンジングサービスでは、欠損や重複、表記のゆれを解消し、データをビジネス活用しやすい状態に整えることで、業務効率向上とデータに基づいた迅速かつ正確な意思決定を支援します。住所の表記ゆれや誤入力を自動補正する「住所正規化エンジンD-Jad」、Webサイトの更新を自動通知する「D-check」、Webサイトへの不要なアクセスをブロックする不正アクセス対策サービス「ボットセンテンス」、不動産業界の課題を解決する「不動産テック」など、多岐にわたるDXサービスを展開しています。同社は、顧客貢献度の高いストック型報酬ビジネスを柱とし、市場や技術の変化に先んじて「新しい常識」を創造することを目指しています。経済産業省のDX認定事業者であり、公的個人認証における主務大臣認定も取得しています。
アイサンテクノロジー株式会社
上場売上 65億円(2026/03)
アイサンテクノロジー株式会社は、創業以来培ってきた測量および高精度位置情報に関する確かな知識と開発技術力を基盤に、測量のイノベーションを推進し、社会資産の豊かな発展に貢献しています。同社は、測量・土木設計・登記業界向けのCADソリューションやデジタルインフラ時代の3次元点群ソリューションを主要事業として展開しており、具体的な製品には、3次元点群ソリューション「WingEarth」、クラウドデータ連携次世代TSコントローラー「LasPort」、測量・土木設計・登記業界向けCADソリューション「Wingneo®INFINITY」、点群データから図面・図形作成を完結させる「ANIST®」、ICT施工のためのLandXML作成・編集ツール「GrandBase」などがあります。近年では、モビリティ・DXセグメントを強化し、自動運転社会の実現に向けた事業を積極的に推進。高精度地図データの提供を核とし、自動運転レベル4の公道走行実証や定常運行に全国各地で参画しています。特に、長野県塩尻市では国内初となる運転席無人でのレベル4公道実走や定常運行を実現し、福岡県古賀市では既存オンデマンド交通と連携した自動運転モデルを構築。その他、三重県桑名市・伊勢市、京都府精華町、茨城県つくば市、愛知県岡崎市、宮城県仙台市、東京都瑞穂町、静岡県富士市、神奈川県平塚市、奈良県明日香村、埼玉県深谷市、石川県小松市、徳島県賀町、北海道千歳市、神奈川県川崎市、愛知県常滑市、奈良県宇陀市、岐阜県中津川市、福島県磐梯町、富山市など、多岐にわたる地域で自動運転バスの実証実験や社会実装プロジェクトに貢献しています。また、複数ロボットの協調運行を支える基盤技術の開発や、高精度3次元モデルを全国の自動車専用道33,000kmに対して提供し、シミュレータ・AI学習・安全運転支援・インフラメンテナンス用途にも対応。これらの取り組みを通じて、地域の移動課題解決やIT人材育成、持続可能な公共交通の実現を目指しています。
メディカル・データ・ビジョン株式会社
上場売上 59億円(2025/12)
メディカル・データ・ビジョン株式会社は、「医療を選択できる社会」の実現を目指し、医療・健康情報のICT化と高度活用を推進する企業です。同社の事業は、「データネットワークサービス」と「データ利活用サービス」の二つの柱で構成されています。データネットワークサービスでは、主にDPC対象病院をはじめとする医療機関向けに、病院経営を支援するシステム「EVE」や「Medical Code」を提供しています。これらのシステムは、初期導入費と月額保守費用で収益を上げており、特に「EVE」はDPC対象病院の約半数に導入される圧倒的な実績を誇ります。このサービスを通じて、病院や個人から許諾・同意を得て、日本最大級の医療・健康情報をセキュアに蓄積しています。 データ利活用サービスでは、蓄積された大規模診療データベース(実患者数5,595万人、保険者データ2,102万人)を匿名化し、製薬会社、研究機関、保険会社、OTC医薬品企業などに向けて、薬剤や疾患に関する詳細な分析データを提供しています。主要サービスには、年間システム利用費で提供される「MDV analyzer」や、都度分析費用が発生する「アドホック調査サービス」があります。また、がん領域に特化した「MDV analyzer for Oncology」や、論文化・安全性検討支援ツール「MDV analyzer for Clinical Insight」なども展開しています。同社は、民間企業としていち早くDPCデータ分析に着手し、医療ビッグデータ利活用のパイオニアとして豊富なノウハウと高度な情報処理技術を持つ人材を保有している点が強みです。 さらに、個人向けには診療情報保管・閲覧サービス「カルテコ」を提供し、患者が自身の医療・健康情報を主体的に管理できる環境を構築。企業向けには従業員の健康管理を支援するPHRシステム「カルテコworkwell」も展開しています。その他、音声AIツール「カタナシ」や糖尿病AIアプリ「dAlbet」、病院経営改善アプリケーション「MDV Act」など多岐にわたるサービスを提供し、医療現場の課題解決と効率化に貢献しています。同社は、集めたデータ基盤を基にデータ利活用ビジネスを様々な分野へ急拡大させる成長戦略を描いており、2025年には医療ビッグデータ活用市場が約8,000億円に達すると見込んでいます。これらの事業活動を通じて、「豊富な実証データに基づいた医療の実現」という社名に込められたビジョンを追求しています。
株式会社FCE
上場売上 57億円(2025/09)
株式会社FCEは、「チャレンジあふれる未来をつくる」というパーパスのもと、「主体性」と「生産性」を軸に人的資本の最大化に貢献するHuman Capital Maximizerとして、多岐にわたる事業を展開しています。同社の事業は主にAIソリューション事業、DX推進事業、教育研修事業、出版事業の4つのセグメントで構成されています。 AIソリューション事業では、AIが「理解・判断・実行」を自律的に行う次世代プラットフォーム「AI OMNI AGENT」を提供し、企業の業務効率化と価値創出を支援しています。また、「FCEプロンプトゲート」を通じて全社員がChatGPTを効果的に活用できるプロンプトエンジニア育成プラットフォームを提供し、AI活用を推進しています。さらに、RPAとAIを組み合わせた「ロボパット AI Agent Studio」の提供も開始しています。 DX推進事業では、RPAツール「ロボパットDX」を主軸に、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。同製品は『最強ITツール』として約7300製品中第1位を獲得した実績を持ち、ITツール提供だけでなく、DX推進コンサルティングサービスも提供し、「新たなテクノロジー」と「人・組織の変革」の両輪で企業の生産性向上に貢献しています。 教育研修事業は、企業向けの人財育成コンサルティングや研修を提供するHR分野と、全国の学校・学習塾向けにプログラムや経営支援を行うEducation分野に分かれます。HR分野では、eラーニングツール「Smart Boarding」を導入企業1200社以上に提供し、OJTや研修、eラーニングを統合した社員教育を支援しています。Education分野では、子どもたちの主体性を育むプログラム「7つの習慣J®」などを提供し、教育現場のDX化も推進しています。 出版事業では、全世界で5000万部、国内で270万部を発行する世界的ベストセラー『7つの習慣』の出版を核に、読書コミュニティの運営やセルフコーチングプログラムを提供し、個人の成長をサポートしています。 同社は、長年培ってきた人材育成の知見とノウハウを活かし、単なるツールやサービスの提供に留まらず、顧客の本質的な課題解決と体質強化を支援することを強みとしています。企業、学校、学習塾、そして一般消費者を対象に、人・組織・環境の三側面からアプローチし、それぞれの事業領域で得た知見や技術を相互に活用することで、高いシナジーを生み出すエコシステムを構築しています。また、同社はGreat Place to Work®「働きがいのある会社」ランキングで14年連続ベストカンパニーに選出されるなど、組織文化においても高い評価を得ています。
株式会社PKSHA Technology
上場売上 55億円(2025/09)
株式会社PKSHA Technologyは、「人とソフトウエアの共進化」をビジョンに掲げ、自然言語処理、画像認識、機械学習、深層学習といった最先端のAI技術に基づくアルゴリズムの研究開発から社会実装までを一貫して手掛ける企業です。同社の事業は、顧客の個別課題に応じたAI技術を開発・適用する「AI Solution」と、その成果をパッケージ化したSaaSプロダクトとして提供する「AI SaaS」の二軸で展開されています。この両事業は、研究開発部門「AI Research」で生み出される革新的なアルゴリズムと、社会実装を通じて得られる新たなニーズのフィードバックによって、持続的な進化サイクルを形成しています。 同社は、4,400社以上の導入実績を持ち、国内時価総額上位100社の70%以上でプロダクトが採用され、1日930万人以上のユーザーに利用されるなど、日本を代表する多くの企業でそのアルゴリズムが活用されています。提供するソリューションは、小売/流通、自動車・都市開発、信販・銀行、保険、教育、医療・ヘルスケアといった多岐にわたる業界の課題解決に貢献。具体的なサービスとしては、金融機関の不正利用検知やインターネットサービスの不正投稿監視を行う「PKSHA Security」、大規模言語モデルの社会実装を加速する「PKSHA LLMS」、コンタクトセンターの応対効率化を図る「PKSHA Speech Insight」や「PKSHA FAQ」、社内問い合わせ業務を効率化する「PKSHA AI ヘルプデスク」、採用活動を支援する「PKSHA 面接コパイロット」、そして自律型AIエージェント「PKSHA AI Agents」などがあります。 同社の強みは、顧客のビジョンと業務プロセスを深く理解し、真の課題特定からシステム設計、業務プロセス統合まで一貫した「共創」提案を行う点にあります。また、音声認識や自然言語処理、生成AI技術を組み合わせ、企業内の暗黙知を形式知化・共有化する開発実績も豊富です。SaaSプロダクトとカスタマイズ開発を組み合わせた「一気通貫の実装力」により、システムの分断やデータサイロ化といった課題を解決し、企業全体のデータ活用と最適化を支援しています。
株式会社エクサウィザーズ
上場売上 55億円(2026/03)
株式会社エクサウィザーズは、「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」というミッションを掲げ、AIを利活用したサービス開発を通じて産業革新と社会課題の解決に取り組む企業です。同社の事業は大きく「AI Platform」と「AI Products」の二つの柱で構成されています。 AI Platform事業では、AIプラットフォーム「exaBase」を基軸に、年間250件以上のAI/DXプロジェクトを推進しています。顧客の経営課題解決に向け、AIの理解促進から企画、設計・開発、運用・利用までをワンストップで支援。SaaS型のAIアプリケーション、AIアルゴリズム・API、MLOpsなど豊富なアセットを組み合わせ、迅速なAI導入から共同でのサービス開発まで幅広いニーズに対応します。さらに、DX人材・組織開発の支援や、AI/DX推進リーダーが集うコミュニティ運営を通じて、企業のAI活用・DX推進の内製化を強力にサポートし、全社課題の解決と顧客価値の最大化に貢献しています。 一方、AI Products事業では、AI Platform事業で抽出された汎用的な業界・社会課題を解決するためのAIプロダクトを開発・提供しています。主要なプロダクトとして、企業向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」があり、Microsoft製品やBox、Slackとの連携により、スケジュール、メール、社内文書、チャットを横断した情報検索・要約を自動化し、業務効率化を支援します。また、IR業務効率化支援サービス「exaBase IRアシスタント」は、想定Q&Aの自動生成・管理機能や画像認識対応により、IR担当者の負担を軽減し、株主総会や決算説明会対応を高度化します。「exaBase 採用アシスタント」は、24時間365日対応のAIエージェントが候補者の疑問に答え、入社意向を高めることで採用活動を最適化します。その他、「exaBase DXアセスメント&ラーニング」によるDX人材の発掘・育成支援、身体機能分析AIサービス「CareWiz トルト」や介護領域特化の対話型AIサービス「CareWiz タヨルト」など、超高齢社会に代表される多様な社会課題の解決を目指しています。 同社のビジネスモデルは、現場の課題解決から得た学びを素早くプロダクトへ昇華し、横展開する独自の「AIぐるぐるモデル」を特徴としています。これにより、エンタープライズ領域とソーシャル領域における人手不足や生産性向上といった社会課題をAIの実装によって乗り越えることを目指しています。最近では、AI駆動のシステム開発と開発プラットフォームを提供する新会社Exa Frontier Edgeを設立し、AIエージェントを前提とした「AIネイティブSI」の確立を通じて、ITサービスのスピード・品質・コスト構造を抜本的に変革する挑戦も行っています。同社は、現場力とAI開発力を強みとし、大手企業や自治体を含む1,800社超の取引実績を持ち、高度なセキュリティ対策とワンストップの導入支援で、顧客のAI活用とDX推進を安全かつ確実にサポートしています。
ランサーズ株式会社
上場売上 51億円(2026/03)
ランサーズ株式会社は、生成AIを活用した業務効率化支援サービス「ジムインAI」(旧オートロン)を提供しています。同サービスは、AIエージェントが企業の定型業務を自動化し、人的ミスを削減することで、業務効率の大幅な向上を実現します。Google系、Slack、Kintone、Notion、Chatworkなど多様なアプリケーションとの連携が可能で、複雑な業務プロセス全体の効率化を支援します。具体的な機能としては、社員からの質問へのAI自動回答、会議日程の自動調整、プレゼン資料や動画からの議事録自動生成・要約、日報サマリの共有、競合調査、勤怠データ集計、経費申請の不正チェック、反社チェックなど多岐にわたります。約80種類のAIエージェントを搭載し、WEBリサーチ、メール作成、記事作成、画像生成、アイデア出しなどをプロンプトやAIスキル不要で利用できる点が強みです。社内データを読み込ませて対話できるため、社内FAQやマニュアルなどの資産を有効活用できます。また、ChatGPT、Gemini、Claudeといった複数の生成AIモデルを搭載し、用途に応じた使い分けが可能です。特に画像生成機能では、バナーやサムネイルのプロ品質生成、既存画像の背景除去、スタイル変更、品質向上などの編集を圧倒的な速さと低コストで提供します。同社は、自社内でのSRE業務やテックエージェント事業部の営業効率化において、ジムインAIの導入により大幅な工数削減と対応企業数増加の実績を上げています。セキュアな環境でデータが大規模言語モデルの学習に利用されない点も法人顧客にとっての安心材料です。ビジネスモデルは月額課金のサブスクリプション形式で、1アカウントあたり月額2,000円のプレミアムプランを提供し、導入・定着率を高めるAIコンサルプランも用意しています。なお、本サービスは2026年3月31日をもって終了し、新規登録・契約の受付は停止されています。
株式会社FRONTEO
上場売上 50億円(2026/03)
株式会社FRONTEOは、自社開発の特化型AIエンジン「KIBIT(キビット)」を核として、多岐にわたるビジネスソリューションを提供するデータ解析企業です。同社は2003年の創業以来、国際訴訟における電子証拠開示(eディスカバリ)支援やデジタルフォレンジック調査といったリーガルテック事業を主軸に展開し、この分野で培った高度なAI技術とノウハウを強みとしています。リーガルテックAI事業では、平時のセキュリティ対策から有事の際のデータ特定・保全・処理、ドキュメントレビュー、報告書作成までをワンストップで提供し、顧客の安全を包括的にサポートしています。 2014年からは、そのAI技術を応用し、ライフサイエンスAI、ビジネスインテリジェンス、経済安全保障といった新たな事業領域へとフィールドを拡大しています。ライフサイエンスAI事業では、医療・介護現場の構造化・非構造化データを横断的に解析し、AI創薬を通じて創薬研究の大幅な効率化、加速化、成功確率向上に貢献しています。ビジネスインテリジェンス事業では、人事、知財、法務、労務といった多様なビジネス分野において、メール・チャット監査、特許調査・分析、ビジネスデータ分析、VoC(お客様の声)からの不満予兆検知などを通じて業務効率化とリスク軽減を実現しています。また、経済安全保障ソリューションでは、自然言語処理技術と独自AIを活用し、最先端技術動向やサプライチェーンの分析を通じて企業を取り巻く状況を可視化し、最適な経営戦略策定を支援しています。 同社のAIエンジン「KIBIT」は、膨大なテキストデータの中から人間の機微(暗黙知や感覚、判断)を読み取り、専門家の高度な判断を支援する特化型AIであり、従来の生成AIとは異なる数学的アプローチと独自のベクトル化技術により、ハルシネーションのリスクを抑えつつ高精度な情報発見・抽出を可能にしています。また、計算量が少なく省電力で動作する「Green MicroAI」としての特性も持ち合わせています。この「KIBIT」の分析能力は、高度な監査結果が要求される金融業界をはじめ、製薬、製造業など日本を代表するエンタープライズ企業で高く評価されており、メガバンクグループ導入率100%、五大証券会社導入率80%という実績を誇ります。同社は、AIソリューションの提供と、その活用を支援するサービスの両輪で、人と社会の課題解決に貢献するビジネスモデルを確立しています。
AI inside株式会社
上場売上 47億円(2026/03)
AI inside 株式会社は、「AIで、人類の進化と人々の幸福に貢献する」をパーパスに掲げ、人工知能および関連する情報サービスの開発・提供を行う企業です。同社は、AI-OCR市場でシェアNo.1を誇る「DX Suite」、社内データをRAGで知識化しAIエージェントを構築するプラットフォーム「Leapnet」、そしてオンプレミスかつ高セキュリティな環境でAIを活用できるエッジコンピュータ「AI inside Cube」を主要製品として展開しています。「DX Suite」は、定型・非定型問わずあらゆる帳票を高精度にデータ化し、データ入力業務の前後工程をまとめて自動化します。特に、独自開発の日本語特化大規模言語モデル「PolySphere-4」を実装し、生成AIによる高度な自動抽出・解析機能やAIエージェントによるタグ付け・仕分け・レポート生成を実現。個人情報自動除外や選択的ON/OFF運用が可能な「自動最適化」機能により、セキュリティとコンプライアンスを両立しながらAI精度を向上させます。 「Leapnet」は、高精度RAGと日本語特化LLMにより実務品質のAIエージェントを低コストで構築できるプラットフォームで、社内データの知識化と業務革新を支援します。「AI inside Cube」は、ハードウェア選定やシステム構築の手間を省き、スピーディーなAI導入とシンプルな操作性でビジネスの即戦力となるエッジAIを提供。これらの製品群に加え、ノーコードAI開発・運用プラットフォーム「Learning Center Vision」「Learning Center Forecast」、AI・インテリジェンスAPI群「Developer’s API」、実践型AI人材育成プログラム「AI Growth Program」、経営層向けAI実装コンサルティングチーム「InsideX」など、幅広いソリューションを提供しています。同社は、あらゆるデータを取り扱えるMultimodal AIや自律・自動的に稼働するAutonomous AIの研究開発にも注力し、長崎県の医療DX実地検証プロジェクトへの技術採用や、NTT東日本・西日本、NTTデータとの連携による地方公共団体向けサービス提供など、幅広い顧客層のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。高価値なAIを低価格で広く提供し、多くのユーザーが多くのデータを生み出し、それがAIの学習に繋がり、さらに高価値なAIを生み出すという好循環サイクルをビジネスモデルとしています。
株式会社ユーザーローカル
上場売上 46億円(2025/06)
株式会社ユーザーローカルは、「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」を経営理念に掲げ、ビッグデータ分析システム、AIシステムの研究開発・提供を主軸とする技術ベンチャー企業です。同社は、Webマーケティング解析ツール「User Insight」、ソーシャルメディア解析・運用ツール「Social Insight」、メディア解析ツール「Media Insight」、人工知能チャットボット「Support ChatBot」、そして法人向け生成AIプラットフォーム「ユーザーローカル ChatAI」といった多岐にわたるサービスを提供しています。 特に「ユーザーローカル ChatAI」は、社員が安全かつ簡単に生成AIを利用できるセキュアな環境を提供し、社内ファイルなどの自社データと連携するRAG(検索拡張生成)機能や、複数の生成AIモデルの切り替え、利用状況の一元管理レポーティング機能が強みです。これにより、文書作成、コード自動生成、企画業務の加速、事務業務の効率化、社内ナレッジ活用、販売促進物チェック、問い合わせ回答作成、資料検索、翻訳、要約、ブレインストーミング、プレスリリース添削、アンケート分析など、幅広い業務のDXを推進しています。伯東、丸全昭和運輸、福岡エネルギーサービス、J&J事業創造、イオングループ、京都府、日本郵政、JR西日本ホテルズ、アルビオンといった多様な業種の大手企業や官公庁に導入され、その実績は国内大手を中心に5,000社以上に及びます。 「User Insight」はヒートマップ解析に対応したWebアクセス解析ツールで、ユーザーの行動を詳細に可視化し、生成AIを活用したコンテンツ作成やWeb接客も実現します。「Social Insight」は国内最大のSNS分析・運用ツールとして、膨大なソーシャルメディアデータを解析し、SNSマーケティングを効率化します。「Support ChatBot」は、言語処理に特化したAIを搭載し、顧客向け・社内向けの問い合わせ対応を24時間自動化することで、企業の働き方改革や生産性向上に貢献しています。 同社はこれらの主要製品に加え、AIテキストマイニング、自動要約ツール、感情認識AI、未来予測AI、顔認識AI、自動車画像加工AI、AIコメントシステム、個人情報匿名化フィルター、重複集計ツールなど、最先端のAI・ビッグデータ技術を駆使した多様なソリューションを展開しています。情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格認証も取得しており、高いセキュリティレベルでサービスを提供。顧客のビジネス課題を解決し、世界を進化させることを目指しています。
Japan Digital Design株式会社
売上 39億円(2026/03)
Japan Digital Design株式会社は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のDXを担い、AI・顧客体験設計・システム開発を組み合わせた金融サービスの企画、研究開発、実装、運用を行う。同社は顧客データや外部データを分析して課題解決モデルを構築し、顧客調査、戦略立案、プロトタイピング、UI・UX設計、ブランディング、アプリ・Webサイト開発までを支援する。MUFGグループ各社を主な顧客とし、要求整理や要件定義、プロジェクト計画、部門間調整にも携わる。 具体的な実績には、三菱UFJ銀行アプリの体験設計、相続手続を支援する「そうぞくガイド」、資産形成サービス「Money Canvas」、法人融資向け審査モデル、ビジネスマッチング向けレコメンドエンジン、疑わしい取引集団の抽出モデル、産業情報検索AI、生成AI相場解説ツール、AI社内手続ナビゲーターがある。クラウド分野ではGoogle Cloud、Terraform、GitHub Actionsを用いたEUDクラウドサービスを構築し、開発者のセルフサービスとセキュリティ統制を両立する。金融ビジネス、データサイエンス、デザイン、エンジニアリングの専門人材で案件別チームを組み、構想から実装、保守・運用、効果測定と改善まで継続的に関与する事業モデルに特徴がある。東京大学などの研究者・外部機関とも連携し、機械学習や生成AIの研究成果を金融業務へ応用する開発力を強みとする。
株式会社unerry
上場売上 37億円(2025/06)
株式会社unerryは、「心地よい未来を、データとつくる。」をミッションに掲げ、実社会のデータを解析し、リアルとデジタルが融合した「環境知能」を未来に実装することを目指す企業です。同社は、リアル行動データプラットフォーム『Beacon Bank®︎』を運営しており、月間840億件以上にも及ぶ人流ビッグデータをAIで意味付けし、多様なサービスを提供しています。主要な事業領域として、日本の個人消費の90%以上を占めるリアル店舗と消費者を繋ぐ「RETAIL+OMO」と、スマートで強靭な街づくりに貢献する「RESILIENT CITY」を展開しています。 RETAIL+OMO領域では、商圏・店舗等の消費者行動をデータ化・AI解析し、リテールDX支援やOMOコミュニケーションプランニングに取り組んでいます。具体的なサービスには、人流ビッグデータを可視化・分析するダッシュボード、来訪可能性の高いターゲットにリアルタイムでプッシュ広告やSNS広告を配信し集客・来棚効果を最適化する「Beacon Bank AD」、テレビCM接触者の来店行動をデータで捉え広告効果を可視化する「テレビCM来店計測」、来店計測に基づき実商圏や競合店舗とのシェア、来店客の属性・行動嗜好を見える化する「ショッパーみえーる」などがあります。また、実際の行動に基づいて調査対象を設定しアンケートを実施する「Beacon Bank アンケート」も提供しています。 RESILIENT CITY領域では、混雑回避などのニューノーマルへの対応や、Society5.0に向けたデータ活用の高度化、社会課題解決に積極的に取り組んでいます。「Beacon Bank Smartcity」を通じて、人流ビッグデータをAIで分析・可視化し、観光、交通最適化、中心市街地活性化など、地域が抱える様々な課題解決を支援しています。さらに、訪日外国人旅行客の人流をリアルタイムで捉え、分析・可視化、広告配信、効果計測を可能にする「Beacon Bank for インバウンド」や、全国のスーパーやドラッグストア等の混雑傾向を提供する「お買物混雑マップ」、店舗やイベント会場の混雑状況をAIが推定し可視化する「カスタマイズ混雑マップ」も提供し、幅広い顧客層のニーズに応えています。同社の強みは、圧倒的な量のリアル行動ビッグデータと独自のAI Brainによる解析能力にあり、これにより顧客は客観的なデータに基づいた売上向上サイクルや新たな消費者体験の創出を実現しています。島根県、カルビー、西鉄ストアなど、多岐にわたる業種・自治体での導入実績がその効果を証明しています。
JIG-SAW株式会社
上場売上 36億円(2025/12)
JIG-SAW株式会社は、「A&A(Auto Sensing×Auto Control)」を核とした革新的なテクノロジーとサービスを提供するソフトウェアテクノロジー企業です。同社は、IoTデータコントロールサービス、E2Eオートデータコントロールサービス、モバイルエッジコンピューティング基盤におけるセキュアデータコントロールおよび双方向制御サービスを展開しています。具体的には、ビッグデータ、クラウド、サーバー、ネットワーク、各種アプリケーション、プラットフォーム、セキュリティソフトウェア、IoTデバイス、通信モジュール、各種機器・装置、さらには細胞や生物に至るまで、あらゆる対象の自動監視、検知、制御を可能にします。 同社の主要サービスには、IoTデータを即座に可視化するAI搭載ダッシュボード「NEQTO.ai」や、IoTデバイスへのソフトウェア内蔵を通じてデータ生成から取得、転送、受信、検知までをカバーするIoTエンジン「neqto:」があります。これらのサービスは、モーターや産業機器、建設機械、ドローン、ロボットなどのハードウェアをクラウドから双方向で制御し、データ計測や通信管理を自由に行えるように設計されています。また、クラウド環境を中心としたインターネット上のあらゆるモノを統合監視・運用・制御するロボット型自動制御基盤「puzzle」を提供し、機械学習や運用ベースのAI制御により迅速かつ正確なマネジメントを実現しています。 同社は、最適自動制御・運用技術「オペレーションテクノロジー」をベースに、全産業の自動化、分散化、シェアリング化を推進するA&Aサービスを展開しており、次世代リアルタイムOSや次世代モジュールの研究・開発、自動運転ソフトウェアの開発にも注力しています。強みは、独自のソフトウェア&ハードウェア基盤技術と圧倒的なオペレーションエクスペリエンスにあり、日本国内の札幌コントロールセンターと北米のトロントコントロールセンターを軸に、24時間365日のグローバルデュアルマネジメント体制で高品質なマネージドサービスを提供しています。これにより、顧客は複雑なエンジニアリングやハードウェア変更なしにIoTソリューションを迅速に導入し、運用コストを最適化できます。最近では、IoT製品のセキュリティ適合性を評価する「JC-STAR」の適合ラベルを取得するなど、セキュリティ面でも高い信頼性を確保しています。金融業界や電力・エネルギー業界、スマートホーム、スマートシティ、スマートファクトリーなど、幅広い分野の企業を対象に、IoT導入の障壁を解消し、迅速な事業展開を支援しています。
株式会社インティメート・マージャー
上場売上 34億円(2025/09)
株式会社インティメート・マージャーは、「データ活用をより、誰でも使えるものに」をビジョンに掲げ、国内最大級のデータプラットフォーム「IM-DMP」を中核事業として展開するデータマーケティングカンパニーです。同社は、約10億のオーディエンスデータと高度な分析技術を駆使し、クライアントのデータ活用に関する多様な課題を効率的に解決し、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。主要サービスであるIM-DMPは、データドリブンマーケティングを可能にし、B2B向けのインサイドセールスやABMを用いた新規商談獲得、成果報酬型のディスプレイ広告運用など、幅広い用途で活用されています。また、3rd Party Cookie規制強化に対応するため、共通IDソリューション「Intimate Merger Universal Identifier」を提供し、Criteoやマイクロアドといった主要プラットフォームとの連携を通じて、ポストCookie時代のターゲティング技術を確立。これにより、広告効果の改善とリーチ拡大を実現しています。さらに、生成AIの進化を取り入れ、専門スキルがなくてもデータ活用環境を自動開発する「データディスカバリーダッシュボード」や、LLM最適化の効果測定サービス「LLMO User Research」、生成AIに”選ばれる”Webサイト構築を支援する「LLMO ANALYZER」など、AIを活用した次世代型マーケティングソリューションを積極的に展開。Google Cloud™のServiceパートナー認定を受け、データ環境構築支援サービス「IM-CDP」も提供し、データ利活用環境の構築から運用サポートまでワンストップで支援しています。同社は、Ad Tech、Sales Tech、Fin Tech、Privacy Tech、Health TechといったX-Tech領域への事業拡大も進めており、データとAIの力であらゆる業界の意思決定効率化と事業成果最大化を目指しています。運営メディアを通じて、データ活用に関する情報発信も行い、データビジネスのプロデューサー集団として、社会全体の効率化に貢献しています。
株式会社データホライゾン
上場売上 33億円(2026/03)
株式会社データホライゾンは、医療関連情報サービスの開発及び提供を主軸とする企業です。同社は、自社開発の医療データベースと特許取得済みのシステムを活用し、レセプト(診療報酬明細書)データや特定健診データを詳細に分析することで、保険者(健康保険組合、共済組合、国民健康保険組合、地方公共団体など)に対し、質の高いデータヘルス関連の支援サービスを提供しています。 主要なサービスとして、「データヘルス関連サービス」「ジェネリック医薬品通知サービス」「保健事業支援システム」を展開しています。データヘルス関連サービスでは、データヘルス計画の策定支援から、レセプト・健診データの現状分析、効果的な保健事業の企画、対象者の抽出、成果目標の設定、効果測定法の検討、保健事業の実施、モニタリング、改善点の検証、効果測定まで、PDCAサイクル全体をサポートします。具体的な分析サービスとしては、医療費統計、疾病別医療費統計、ジェネリック医薬品普及率分析、健診異常値放置者や生活習慣病治療中断者、頻回受診・重複受診・重複服薬患者の抽出といった指導対象者の層別化分析、糖尿病性腎症重症化予防分析、さらには脳梗塞、メンタル疾患、COPD、ロコモーティブシンドローム、高血圧、認知症、介護、歯科など多岐にわたる健康課題に関する分析を提供し、被保険者の健康情報をグループ化・階層化して一目で把握できる健康管理分析表も作成します。 保健事業支援においては、特定健診受診勧奨、健診異常値放置者への受診勧奨、糖尿病性腎症重症化予防指導、頻回受診・重複受診・重複服薬といった受診行動適正化指導、生活習慣病治療中断者への受診勧奨、事業所ごとの医療費・健診結果比較分析など、多角的なアプローチで保険者の健康増進活動を支援します。特に、ジェネリック医薬品差額通知サービスでは、自社開発の医薬品データベースと豊富な実績に基づき、効果的な対象者へ通知を行い、専門スタッフによるコールセンターで質問対応も行うことで、医療費削減に貢献しています。 同社の強みは、1981年の創業以来、システム開発で培ったノウハウと、医薬分業の流れの中で30年近く蓄積したレセプトに関する知見を活かした特許取得済みのレセプト分析技術にあります。これにより、治療中の病名の特定、病名ごとの医療費算出、病期の判定などを高精度で行い、効果的なデータヘルスを実現しています。2003年から健康保険組合向けに保健事業支援システムを提供し、2008年には国民健康保険として初めて広島県呉市にジェネリック医薬品促進通知サービスを提供。2023年度には500を超える自治体への保健事業支援実績を持ち、業界トップシェアを誇ります。また、株式会社ディー・エヌ・エーの連結子会社として、DeSCヘルスケア株式会社との連携を通じてヘルスビッグデータを活用した研究や新たなDX推進にも挑戦しています。情報セキュリティマネジメントシステム(ISO27001)認証やプライバシーマークの取得により、顧客から預かる医療情報の保護と適切な取り扱いを徹底し、匿名加工情報の作成・提供を通じて健康・医療情報の利活用にも貢献しています。生活保護向けにもデータヘルス関連サービスを提供しており、幅広い顧客層の健康課題解決に取り組んでいます。
株式会社VRAIN Solution
上場売上 33億円(2026/02)
株式会社VRAIN Solutionは、「最先端のAI・IoT技術で未来のスマートファクトリーを創る」をミッションに掲げ、製造業に特化したAIプロダクトの開発・提供とDXコンサルティングを展開しています。同社の主要プロダクトである「Phoenixシリーズ」は、AI学習・検証用ソフトウェア「Phoenix Vision」、AI外観検査ソフトウェア「Phoenix Eye」、AI異音振動検査ソフトウェア「Phoenix Analyzer」から構成されます。「Phoenix Vision」は複数のAIアルゴリズムを搭載し、簡単な操作で高精度なAIモデルの学習・検証を可能にします。「Phoenix Eye」は、Visionで作成したモデルを用いて、カメラやPLCなどの現場設備と直接接続し、人の感覚に近い高精度な外観検査を自動化します。従来のルールベースでは困難だった複雑な形状や表面状態の製品、微細な欠陥も検出でき、検査基準の標準化と調整工数削減に貢献します。また、「Phoenix Analyzer」はマイクや振動センサーから得られた波形データをAIで解析し、異音・振動検査の自動化と高精度化を実現します。これにより、完成品の品質検査、生産設備の予兆保全、構造物の点検作業など幅広い用途に対応します。 さらに、同社は製造業のDX推進を支援する「DXコンサルティング」を提供しており、人材育成(AI講座、AI開発ワークショップ)、データ分析(AIソリューション支援、アルゴリズム開発支援)、開発実装支援(プロダクト組み込み支援、MLOps支援)など、多岐にわたるサービスを展開しています。特に、AIを活用した生産スケジューラの開発では、複雑な生産条件や属人化された計画立案の課題を解決し、設備稼働率や歩留まり率の改善、計画工数の大幅削減を実現します。また、AIによる安全管理ソリューションも提供し、高所作業時の安全帯装着忘れ検知や危険領域への侵入検知など、製造現場の労災防止に貢献しています。同社の強みは、AI外観検査におけるデバイス選定から照明技術、AI画像処理、インライン組み込みまでをワンストップで提供できる点や、導入前の無料ワークテストによる顧客への安心感提供です。自動車、食品、医療機器、インフラ、電子部品、金属加工など幅広い製造業の顧客に対し、創業3年で100社以上の導入実績を持ち、リピート率は90%以上を誇ります。
株式会社ライトアップ
上場売上 32億円(2026/03)
株式会社ライトアップは、「全国、全ての中小企業を黒字にする」という明確なビジョンを掲げ、AIを活用した新しいITサービスを開発・提供している企業です。同社のビジネスモデルは、約4000社の上場企業の中でもユニークと評されており、創業以来培ってきた企画力、開発力、販売力を強みとしています。 主要事業として、まず「AI共創事業」を展開しています。これは、販売ネットワークを持つ企業と連携し、AIを活用した新規サービスを共同で創出・展開する共創型事業です。提携先の営業力・販促力・マーケティング力と、同社の企画力・開発力を掛け合わせることで、既存アセットを最大化し、全国の中小企業が抱える課題解決と新たな収益機会の創出を目指しています。対象顧客は、営業ネットワークを活かしてAI事業を立ち上げたい営業会社、人材系企業、店舗営業系企業など多岐にわたります。 次に、「AI GTMサービス」では、AIを活用した営業体制の構築を支援し、リード獲得から商談、フォローまでの一気通貫した仕組み化を実現します。これにより、人材依存から脱却した再現性の高い営業モデルを確立し、企業内にAI営業部を構築することで継続的な売上創出を可能にします。営業をAI化し、売上を安定的に伸ばしたい企業が主な対象です。 さらに、「社内業務AI化サービス」を提供し、バックオフィス業務からコンテンツ生成、データ処理に至るまで、既存業務の分解とAIによる再設計を通じて、生産性向上とコスト削減を同時に実現します。単なる効率化に留まらず、利益構造そのものの変革を目指し、業務をAIで効率化し利益を安定的に伸ばしたい中堅企業を支援します。 「AI運用・実行支援」では、導入したAIツールや業務フローの運用・実行を代行し、日々の運用と改善提案を通じて成果の定着を図ります。BPOスタッフによる伴走型支援やAI活用の家庭教師機能、社内人材育成、AI研修提供までを一体化させ、継続的な成果創出の仕組みを提供します。AIを導入し、その運用と成果を定着させたい企業が対象です。 そして、「AI開発受託サービス」では、クライアントの業務や要件に応じたAIシステムの個別開発を行います。既存サービスでは対応困難な高度・独自要件にも柔軟に対応し、営業AIや業務AI化を支える基盤機能の設計・実装、事業成長に応じて拡張可能な実用性と柔軟性を兼ね備えた開発支援を提供します。自社に最適なAIを構築し、活用を進めたい企業がこのサービスの顧客となります。 同社は、2018年に東京証券取引所グロース市場に上場しており、2020年4月には補助金・助成金自動診断「Jシステム」の提供を開始するなど、中小企業の経営課題解決に貢献するサービスを継続的に展開しています。長年の事業経験と技術力を背景に、AIを駆使して中小企業の「黒字化」を強力に推進する独自のビジネスモデルを確立しています。
株式会社ヘッドウォータース
上場売上 30億円(2025/12)
株式会社ヘッドウォータースは、AIソリューションサービス、デジタルトランスフォーメーションサービス、プロダクトサービスの3つの主要事業を展開しています。同社は「エンジニアからビジネスパーソンへ」を基本理念に掲げ、創業以来培ってきた業務コンサルティングとシステム開発の経験・ノウハウを活かし、AIを活用して顧客企業の経営課題を解決することを目指しています。 AIソリューションサービスでは、AIと現場システムを結びつける開発を強みとし、自律行動型AIエージェントの開発に注力。特に、AIエージェントにおける「Agentic Work Flow」では正答率99%を達成し、実運用に耐えうる信頼性と柔軟性を提供しています。また、米国の大手データ解析企業やAIのトップランナーが採用する「フォワードデプロイエンジニアリング」に、Microsoft Foundryで培った複合技術の統合力を加えた独自の「X-Tech FDE」を展開し、顧客のROI最大化と内製化を支援しています。フィジカルAIソリューションとして、AI判断能力と物理的身体機能を統合した「自律思考型フィジカルAIテクノロジー」をエンタープライズ市場に展開。生成AIソリューションでは、企業の業務活用向けにAzure OpenAI Service統合開発やRAGソリューション、軽量・小型のSLM(小規模言語モデル)を活用した開発を提供し、日本航空の客室乗務員向けオンデバイス生成AIソリューションや大和証券の「AIオペレーター」などの実績があります。さらに、AIエージェントによる自律的なソフトウェア開発を支援する「AI駆動開発/バイブコーディング」CoEサービスや、Microsoft Copilot Studio、AITRIOS導入/統合開発、エッジAI開発、NVIDIAソリューション、Databricks、GitHubソリューションなど多岐にわたる技術を提供。企業のAIエージェント活用を加速するワークショップ型プログラム「HWS Agent Camp」も展開しています。 デジタルトランスフォーメーションサービスでは、単なるデジタル化に留まらず、将来的なAI利用を見越したシステム開発を推進し、企業のビジネス変革を支援。スマートストア、スマートシティ、スマートビルディングの企画開発から、物流DX/物流AI、インダストリアルメタバース開発、モビリティ/MaaS開発まで幅広い領域を手掛けています。Microsoft Azure Modern Dev、Power Platform、Microsoft Fabric、Teamsアプリ、Azure DevOps、Azure AD統合開発などのクラウド技術を活用しています。 プロダクトサービスでは、自社開発のマルチAIプラットフォーム「SyncLect」や「Pocket Work Mate」を顧客に提供・カスタマイズし、経営課題の解決に貢献しています。「SyncLect」は生成AI/LLMプラットフォーム、ディープラーニング画像解析、価値観モデル機械学習レコメンド、音声AIソリューション、文章解析/自然言語処理、AI予測サービスなど多様な機能を提供。Chat AnalyzerやSyncLect IVRといった具体的なプロダクトも有しています。 同社はマイクロソフトの上位パートナー認定資格「Microsoft Azure の AI Platform」と「Agentic DevOps with Microsoft Azure and GitHub」のSpecializationを取得しており、Microsoft Partner of the Yearも受賞するなど、その専門性が高く評価されています。顧客層は、金融、交通・モビリティ、リテール・物流、消費財・食品、官公庁、通信・エンタメ、不動産・建設、エネルギー・化学、機器・機械・半導体など、多岐にわたる大手企業や公的機関に及びます。また、ベトナムに子会社「DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY」を設立し、海外の優秀なAI人材の確保・育成とAI・Data領域の海外案件獲得、事業拡大にも積極的に取り組んでいます。
TDSE株式会社
上場売上 30億円(2026/03)
TDSE株式会社は、ビッグデータと人工知能を活用したソリューション提供およびAI製品(AIモジュールを含む)の提供を主要事業としています。同社は「データに基づいて意思決定を高度化する」をミッションに掲げ、クライアント企業のデジタル変革を多角的に支援しています。具体的には、DX推進組織支援、データ利活用アセスメント、DX推進支援といったDXコンサルティングサービスを提供し、企業のDX準備から展開フェーズまでをサポート。また、AIによる異常検知、自動制御、自然言語処理による業務効率化、因果推論を用いたビジネス効果検証、意思決定と可視化、AutoMLによるAI構築自動化など、幅広いデータ分析・データ利活用サービスを展開しています。 さらに、データ利活用の実運用をトータルで支援するため、Databricksを活用したレイクハウス導入・活用支援、MLOps支援、データエンジニアリング支援、AIアプリケーション開発支援、分析基盤計画・策定サービスを提供。近年注目される大規模言語モデルのビジネス活用支援にも注力し、アセスメントからソリューション開発、運用・改善までを一気通貫でサポートしています。特に、RAG実装による社内データ活用型LLMの拡張に強みを持っています。 同社の強みは、業界トップクラスの経験と高度な専門スキルを持つデータサイエンティストとエンジニアによる「ビジネス力」「データサイエンス力」「エンジニアリング力」の三位一体の支援体制です。金融・保険、小売・流通、製造業、社会インフラ/建設業など多岐にわたる業界の顧客に対し、課題寄り添い型のアプローチで最適なソリューションを提案。東海鋼管との共同開発による水管橋AI劣化診断システム「CorroSensing」や、三菱総合研究所との「PC操作エージェント技術」の有効性確認、Komlock labとのAIエージェントによる自律決済経済圏の実証実験など、具体的な実績も豊富です。また、DX人材育成サービスを通じて、データサイエンス人材やデジタルプランニング人材の育成にも貢献し、企業のデータ活用内製化を推進しています。これらのサービスと実績を通じて、同社はデータとテクノロジーの力で社会の変革と豊かな社会の実現を目指しています。
エッジテクノロジー株式会社
上場売上 29億円(2024/04)
エッジテクノロジー株式会社は、「テクノロジーで世界中の人々を幸せに」という企業理念のもと、最先端の人工知能(AI)技術とデータアナリティクスを駆使し、多岐にわたる社会課題の解決と未来社会への貢献を目指しています。同社の主要事業はAIアルゴリズム事業であり、具体的にはAIソリューションサービスの提供、AI教育サービスの提供、そしてAIプロダクトの開発・販売を展開しています。 AIソリューションサービスでは、機械学習やディープラーニングに精通したコンサルタントが顧客の課題を深く理解し、ニーズや予算に応じた最適なAI導入支援、開発、運用を一気通貫で提供します。これには、データ活用による最適な意思決定支援、ディープラーニングの検討・開発・運用、画像認識・動画解析による物体検知や異常検知、自然言語処理モデルや最適化アルゴリズムなどのEdge AIモデルの個別開発、さらにはデータプラットフォームの構築支援が含まれます。同社は独自のAI人材データベースを強みとし、プロジェクト支援を通じて顧客のAI活用を推進。ジュピターショップチャンネル、サントリー、グロービスといった大手企業から、メディア、アパレル、金融、製造業まで幅広い業界で、動画コンテンツ作成自動化、キャンペーン応募判定、需要予測、顧客クラスタリング、レコメンデーションエンジン構築など、数多くのビッグデータプロジェクト支援実績を有しています。 AI教育サービスでは、個人向けに「AIジョブカレ」を提供し、機械学習やディープラーニング、Python、数学などの専門知識を習得できる無料研修プログラム「AIジョブキャンプ」も展開しています。法人向けには、実務に直結する技能習得をコンセプトに、顧客の課題に合わせたカスタマイズ研修を提供し、官公庁や自治体のデジタル人材育成にも貢献しています。また、AI領域専門の有料職業紹介サービスを通じて、企業の採用活動も支援しています。 AIプロダクトとしては、かつてフォーム営業・マーケティング自動化ツール「GeAIne(ジーン)」を提供し、IT導入補助金の対象ツールにも認定されていましたが、2026年3月31日をもってサービスを終了する予定です。一方で、株式会社バベルと提携しAI営業支援ツール「ailead」の販売を開始するなど、新たなプロダクト展開も進めています。同社は千葉銀行グループの一員として、金融領域をはじめとする多様な業界に対し、AIソリューションの提供やデータ利活用を通じたデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を強化しており、生成AIやAutoMLを活用した業務効率化にも注力しています。これらの事業を通じて、同社は顧客のビジネス成長と地域社会の発展に貢献しています。
株式会社トリプルアイズ
Top by Total Assets
直近の総資産が大きい順 (財務未開示は後方)・最大 100 社
ICI株式会社
総資産 5,356億円(2026/03)
ICI株式会社は、2019年5月17日に設立された、医療データ活用を通じて健康長寿社会の形成に貢献することを目指す企業です。同社は「医療データで生き生きとした社会を創る」というミッションを掲げ、次世代医療基盤法の認定医療情報等取扱受託事業者として、一般財団法人 日本医師会医療情報管理機構からの委託を受け、医療情報の収集、加工、提供を主要な事業としています。 具体的なサービスとしては、まず医療機関や自治体がJ-MIMOへ医療情報を提供する際の、オプトアウト方法の検討・実践、データ出力・送信方法の検討・実践、必要なシステム改修などの多岐にわたるサポートを提供しています。次に、医療機関等から提供された膨大な医療データを、ISO 27001認証に準拠した厳格なセキュリティ体制のもと、安全に保管・管理しています。さらに、異なる医療機関から収集された医療情報を名寄せし、特定の個人を識別できないように匿名加工または仮名加工を施すデータ処理を実施。最終的に、研究開発内容に適したデータ種別や項目選定、法令上の適切な取り扱いに関する助言など、利活用者へのデータ利活用サポートまでを一貫して行っています。 同社の強みは、医療とITの専門知識を融合したハイブリッドチームによる、膨大な医療ビッグデータのクレンジングと標準化技術にあります。データマネジメント部では、医療用語や個人情報が入り混じる大規模データを効率的に処理し、最新のAI技術(自然言語処理など)を活用してデータクレンジングや構造化といった付加価値創造に取り組んでいます。また、凸版印刷株式会社の子会社であり、TIS株式会社との業務提携を通じて、安定した事業基盤と技術連携を確立しています。品質マネジメントシステムの構築を進め、ISO9001の取得も視野に入れることで、提供するデータの品質向上にも注力しています。 これらの取り組みにより、同社は大学・研究機関や製薬企業などの利活用者に対し、質の高い匿名加工医療情報や仮名加工医療情報を提供し、医療分野における先端的研究開発や新産業創出を強力に支援しています。2020年には次世代医療基盤法に基づく認定医療情報等取扱受託事業者の認定を取得し、2024年にはJ-MIMOが仮名加工医療情報作成事業者の認定を取得したことに伴い、同社も仮名加工医療情報の取り扱いを開始するなど、医療データ活用の最前線で社会貢献を目指しています。
株式会社JMDC
上場総資産 1,036億円(2026/03)
株式会社JMDCは、「データとICTの力で持続可能なヘルスケアシステムを実現する」ことをミッションに掲げ、医療統計データサービスを主軸として事業を展開しています。同社の主要事業は「保険者支援サービス」「ヘルスデータプラットフォーム」「医療ビッグデータ」の三つの柱から成り立っています。保険者支援サービスでは、健康保険組合に対し、レセプトデータ、健診データ、台帳データなどをデータベース化し、保健事業のPDCAサイクルをデータ活用で支援する多様なサービスを提供。具体的には、約1,000万人分のデータを用いた医療費予測統計モデルを活用した「健保財政予測支援サービス」を提供し、PHRサービス「Pep Up」やウェアラブルデバイスと連携して医療費適正化を推進しています。また、コロナ禍における受診行動のモニタリング分析サービスも提供し、地域・年代・傷病軸での受診状況変化を定量的にレポートしています。ヘルスデータプラットフォーム事業では、同社開発の健康情報プラットフォーム「Pep Up」を運営し、個人向け健康ポータルサイトとして500万を超えるIDを発行。ユーザーは健康年齢診断、健康記事、日々の記録、お薬手帳、Pepポイントなどの機能を利用でき、新型コロナワクチン接種情報の記録や、本人確認サービス「LIQUID eKYC」の導入により利便性を高めています。医療ビッグデータ事業では、健康保険組合から二次利用許諾を得た1,000万人を超える規模の匿名加工レセプトデータおよび健診データを構築し、製薬企業、研究機関、生損保企業などに提供しています。このビッグデータを活用し、医薬品の安全性評価や医療経済分析、臨床試験効率化サービス(プロトコール/施設選定の最適化、被験者募集、負担軽減費支払、Webワークシート)を展開。さらに、三井住友海上あいおい生命には、健康診断結果から「健康年齢®」と「三大疾病入院リスク」を予測するOCR機能付きWebサービス「撮るだけ健康チェック」を提供。アムジェンと共同で、医療ビッグデータと気象ビッグデータを解析し片頭痛の発症・重症化リスクを予測する「片頭痛リスク予報サービス(Health Weather®)」も提供しています。グループ会社を通じて、新型コロナウイルス肺炎を含む感染性肺炎の画像診断を支援する胸部X線AIエンジン「DoctorNet JLK-CRP」の薬事承認を取得し、人工知能エンジンプラットフォーム「AI-RAD」で提供を開始。また、医師の学術活動を分析するクラウドサービス「Doctorna」や、健康相談・医師紹介サービス「クリンタル」、患者向けアプリ「メルプ」なども展開し、データとICTの力で日本のヘルスケアシステム全体の持続可能性と国民の健康増進に貢献しています。
株式会社ゼンリン
上場総資産 623億円(2026/03)
株式会社ゼンリンは、「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」を企業理念に掲げ、地図情報を通じて社会に新たな価値を提供する地理空間情報サービス会社です。同社は「地図で情報を価値化する企業」をビジョンとし、現実世界をライブラリ―化するミッションのもと、従来の地図ビジネスモデルを超えた成長を目指しています。事業は「プロダクトソリューション」「マーケティングソリューション」「公共ソリューション」「インフラソリューション」「モビリティソリューション」の5つの領域にセグメントされ、幅広い顧客ニーズに対応しています。 プロダクトソリューション事業では、住宅地図データをはじめとするデータコンテンツと汎用機能をパッケージ化して提供し、企業の業務DX化や生産性向上を支援します。マーケティングソリューション事業では、位置情報技術を活用した新たなマーケティング市場の創造・開拓を支援し、調査・分析から販促展開、効果検証まで一連のマーケティング活動をトータルでサポートします。公共ソリューション事業では、中央省庁や地方自治体に対し、業務基盤のデジタル化や市民サービスの質向上を支援するパッケージサービスやソリューションを提供。インフラソリューション事業では、建設、物流、交通などのインフラ関連事業者が抱える課題を位置情報のトータルソリューションで解決します。モビリティソリューション事業では、カーナビゲーション、自動運転、オンデマンド交通といった自動車関連企業へ時空間情報・サービスを提供し、高度なモビリティ社会の共創に貢献しています。 同社は「知のサイクル」と呼ばれる企画、収集、管理、編集、提供の一連の技術・ノウハウを強みとし、高齢化、過疎化、働き手不足、頻発する災害といった社会課題の解決にも積極的に取り組んでいます。能登半島地震の被災地支援や、3D都市モデルデータを活用した描写技術、地域共創活動を通じて、持続可能な社会の実現と地域活性化に貢献しています。全国に広がる拠点網と長年培ってきた詳細な地理空間情報の収集・整備能力により、多様な産業や公共分野において、顧客のビジネス支援と人々の豊かな生活を支えるインフラとしての役割を果たしています。
株式会社Synspective
上場総資産 496億円(2025/12)
株式会社Synspectiveは、独自の小型SAR(合成開口レーダー)衛星「StriX」シリーズの開発・運用を通じて、SARデータおよびリモートモニタリングサービスを世界中の政府機関や企業に提供しています。同社は2020年に初号機を打ち上げて以来、複数の衛星を軌道に乗せ、将来的には30機の衛星コンステレーション構築を目指し、昼夜・天候を問わず高精度な地球観測をほぼリアルタイムで実現する計画です。このSAR技術は、雲や雨の影響を受けずに地表を観測できるため、災害監視や重要インフラの詳細な変化の継続的なモニタリングに特に適しています。 同社のサービスは、SAR衛星データとデータサイエンス、機械学習を組み合わせたクラウドベースの解析ソリューションを核としており、顧客が膨大なデータから重要な洞察を得ることを支援します。具体的なソリューションとしては、地盤変動モニタリング、洪水被害評価、グローバル地理空間インデックス(持続可能な開発のための地理空間インサイト)、施設モニタリング(異常活動や変化の検出)などがあり、インフラ管理、農業、環境モニタリング、災害管理、防衛・情報、海事、鉱業、エネルギーといった多岐にわたる分野で活用されています。 同社は、日本、シンガポール、米国、ドイツ(ミュンヘンに欧州子会社設立)など世界各地の専門家からなるグローバルチームを擁し、国際的な専門知識に基づいた高価値な衛星ソリューションを提供しています。防衛省の衛星コンステレーションプロジェクトへの参加や、Airbus Defence and Spaceとの戦略的提携など、実績も豊富です。顧客の固有のニーズに応えるため、最先端技術と地域に根差したサポートを組み合わせ、信頼されるパートナーとなることを強みとしています。
株式会社PKSHA Technology
上場総資産 410億円(2025/09)
株式会社PKSHA Technologyは、「人とソフトウエアの共進化」をビジョンに掲げ、自然言語処理、画像認識、機械学習、深層学習といった最先端のAI技術に基づくアルゴリズムの研究開発から社会実装までを一貫して手掛ける企業です。同社の事業は、顧客の個別課題に応じたAI技術を開発・適用する「AI Solution」と、その成果をパッケージ化したSaaSプロダクトとして提供する「AI SaaS」の二軸で展開されています。この両事業は、研究開発部門「AI Research」で生み出される革新的なアルゴリズムと、社会実装を通じて得られる新たなニーズのフィードバックによって、持続的な進化サイクルを形成しています。 同社は、4,400社以上の導入実績を持ち、国内時価総額上位100社の70%以上でプロダクトが採用され、1日930万人以上のユーザーに利用されるなど、日本を代表する多くの企業でそのアルゴリズムが活用されています。提供するソリューションは、小売/流通、自動車・都市開発、信販・銀行、保険、教育、医療・ヘルスケアといった多岐にわたる業界の課題解決に貢献。具体的なサービスとしては、金融機関の不正利用検知やインターネットサービスの不正投稿監視を行う「PKSHA Security」、大規模言語モデルの社会実装を加速する「PKSHA LLMS」、コンタクトセンターの応対効率化を図る「PKSHA Speech Insight」や「PKSHA FAQ」、社内問い合わせ業務を効率化する「PKSHA AI ヘルプデスク」、採用活動を支援する「PKSHA 面接コパイロット」、そして自律型AIエージェント「PKSHA AI Agents」などがあります。 同社の強みは、顧客のビジョンと業務プロセスを深く理解し、真の課題特定からシステム設計、業務プロセス統合まで一貫した「共創」提案を行う点にあります。また、音声認識や自然言語処理、生成AI技術を組み合わせ、企業内の暗黙知を形式知化・共有化する開発実績も豊富です。SaaSプロダクトとカスタマイズ開発を組み合わせた「一気通貫の実装力」により、システムの分断やデータサイロ化といった課題を解決し、企業全体のデータ活用と最適化を支援しています。
Appier Group株式会社
上場総資産 385億円(2025/12)
Appier Group株式会社は、2012年に設立されたAIネイティブなAgentic AI as a Service カンパニーです。「AIをもっとシンプルに」というビジョンのもと、最先端の広告技術(アドテック)およびマーケティング技術(マーテック)を通じて、顧客企業がAIを実質的な利益に繋げ、成長を加速させることをミッションとしています。同社は、機械学習、深層学習、生成AI、独自のアルゴリズムを駆使し、Ad Cloud、Personalization Cloud、Data Cloudの3つの主要AIクラウドを提供しています。Ad Cloudは、クリエイティブテスト、オーディエンスターゲティング、キャンペーン最適化を自動化し、広告費用対効果を最大化します。Personalization Cloudは、リアルタイムに適応するAIにより、クロスチャネルでのパーソナライズされた顧客エンゲージメントを実現し、コンバージョンを促進します。Data Cloudは、顧客データプラットフォームとして機能し、データからインサイトを抽出し、リアルタイムの意思決定を支援します。具体的なサービスとしては、顧客エンゲージメントプラットフォーム「AIQUA」、コンバージョン最適化ソリューション「AiDeal」、モバイルゲームユーザーのリエンゲージメントソリューション「Aictivate」、オムニチャネル会話型マーケティングプラットフォーム「BotBonnie」、次世代AI搭載CDP「AIRIS」、そして生成AIを活用した広告クリエイティブソリューション「AdCreative.ai」などがあります。これらのソリューションは、Eコマース、ゲーム、リテール、金融・保険、自動車といった幅広い業界の企業に導入され、ユーザー獲得、顧客維持、ロイヤルティ向上に貢献しています。同社の強みは、ハーバード大学でのマルチエージェントシステム研究に端を発するAgentic AIのDNAと、博士号・修士号を持つAI・ビッグデータ専門家が70%を占める世界クラスの研究開発チームにあります。ISO/IEC 27001および27701認証を取得し、GDPRなどのデータプライバシー規制にも準拠しており、高いセキュリティと倫理基準を維持しています。また、Singular社による「ROI向上を実現する広告パートナー」に複数回選出されるなど、その実績は高く評価されています。現在、アジア太平洋地域、欧州、米国の17拠点からグローバルに事業を展開し、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。
シーメンス株式会社
総資産 381億円(2025/09)
シーメンス株式会社は、産業、インフラ、交通、医療分野に焦点を当てた主要なテクノロジー企業として、現実世界とデジタル世界を融合させ、顧客の競争力、回復力、持続可能性の向上を支援しています。同社の主要な事業は、AIを活用したデジタルツイン技術を核としています。これは、物理ベースのシミュレーションとリアルタイムの運用データを組み合わせ、製品、機械、生産システム全体の設計、検証、最適化を加速させます。例えば、ヒュンダイの造船やペプシコの生産ライン最適化、ハイマーのデジタル制作などに活用されています。 また、同社はオープンデジタルビジネスプラットフォーム「Siemens Xcelerator」を提供し、IoT対応ハードウェア、ソフトウェア、デジタルサービス、そして700以上のパートナーエコシステムを通じて、製造業、スマートビルディング、エネルギーグリッド、モビリティといった幅広い産業の課題解決を支援しています。これにより、中小企業からグローバル企業まで、デジタル変革を加速し、生産立ち上げ時間の40%削減や公共料金の25%削減といった具体的な成果を顧客にもたらしています。 さらに、自律型インフラソリューションとして、自律型ビルディング、動的なグリッド管理、自己回復型鉄道ネットワークを提供し、運用コストと二酸化炭素排出量の削減、エネルギー効率の向上、信頼性の高い輸送システムを実現しています。ソフトウェア定義の自動化では、制御ロジックをハードウェアから切り離し、仮想化を通じて生産ラインの柔軟な再構成と迅速な展開を可能にし、産業用AIを製造現場に適用することで、データセンターの冷却コスト削減や水素プラントの設計効率化に貢献しています。同社は、デジタルトランスフォーメーションとサステナビリティを戦略的優先事項とし、顧客の脱炭素化、資源効率、循環経済への移行を技術で支援しています。
ジオテクノロジーズ株式会社
総資産 369億円(2025/03)
ジオテクノロジーズ株式会社は、1994年の創業以来、地理空間情報技術を核とした事業を展開しています。同社は、カーナビゲーションシステム向けのデジタル地図制作から始まり、現在ではオートモーティブ、エンタープライズ、コンシューマー、マーケティングの4つの主要ビジネス領域で多角的なサービスを提供しています。特に、約30年間培ってきた高精度な「地理空間データ」と、移動するだけでポイントが貯まるポイ活アプリ「トリマ」をはじめとするアプリケーションから得られる膨大な「ダイナミックデータ」を強みとしています。これらのデータを融合し、現実世界の状況をデジタル上に再現する「デジタルミニチュア」の実現を目指しています。 オートモーティブビジネスでは、カーナビゲーション用の地図コンテンツ整備・開発、データフォーマット開発、ナビアプリケーション提供に加え、自動運転・先進運転支援システム(AD/ADAS)向けのHDマップやシミュレーション用データの開発・提供を行っています。エンタープライズビジネスでは、GIS向け地図データベース「MapFan DB」や地図APIサービス「MapFan API」、オフライン対応の地図開発キット「MapFan SDK for Windows」を提供し、商圏分析、防災・災害対策、行政支援、交通計画など幅広い分野で活用されています。また、住所確認サービスや、物流業界の課題解決を支援する配送効率化サービス「スグロジ」、安全運転促進アプリ「ジオドライブ」など、法人向けのソリューションも展開しています。 コンシューマービジネスでは、「トリマ」や「GeoQuest」といったポイ活アプリを通じて、個人の移動や行動データを収集・分析し、新たな価値を創出しています。さらに、オリジナル地図グッズ作成サービス「おもいで地図」や、地図検索サイト「MapFan」も提供しています。マーケティングビジネスでは、人流データサービス「Geo-People」や「Location AI Platform」を活用し、企業のエリアマーケティングやプロモーションを支援。位置情報連動型アンケート「Geo-Research」やユーザー参加型情報収集サービス「ジオクエConnect」により、インフラ保守・点検の効率化や地域課題解決にも貢献しています。同社は、AIやRPAといった最先端技術を積極的に導入し、データ収集から分析、サービス提供までのプロセスを高度化。ISO9001、ISO/IEC 27001、プライバシーマーク、ロケーションプライバシーマークなどの認証も取得しており、データの品質とセキュリティを確保しながら、多様な顧客層に対して地理空間データの新たな価値を提供し続けています。
株式会社Preferred Networks
総資産 353億円(2025/06)
株式会社Preferred Networksは、AI技術のバリューチェーンを垂直統合し、AI半導体、計算基盤、生成AI基盤モデル、ソリューション・プロダクトの開発・提供を通じて、多様な産業領域に革新をもたらす企業である。同社は製造業、素材、製薬、エネルギー、ヘルスケア、小売、エンターテインメント、教育など幅広い業界に技術を提供し、現地通貨流動性予測や金融政策支援、店舗運営最適化など具体的な課題解決を実現している。特に国産大規模言語モデル「PLaMo」シリーズは、日本語特化型翻訳モデルや論理的思考に優れたReasoningモデルとして注目され、政府機関や金融機関への導入実績を積み重ねている。同社の技術開発では、CuPyなどのオープンソースライブラリのリリースや、ハードウェアからソフトウェアまでをカバーしたセキュリティ強化型AI環境の構築が特徴。また、カンボジア中央銀行へのAI活用支援や、GMOインターネットグループとの合弁会社設立を通じた国際展開も進めており、AI技術の社会実装においてリーダー的な存在として評価されている。ビジネスモデルはB2B中心で、企業向けのAIプロダクト販売やクラウド環境でのサービス提供を通じて収益を確保している。
Sakana AI株式会社
総資産 304億円(2025/12)
Sakana AI株式会社は、2023年に東京で設立されたAI研究開発企業です。自然界から着想を得たユニークな生成AI技術を基盤とし、日本社会のニーズに応えるAIソリューションの開発とAIの民主化を目指しています。同社は「AI Scientist」「Evolutionary Model Merge」「Continuous Thought Machines」「Darwin Gödel Machine」といった革新的な技術を開発し、AI研究の最前線を推進。特に、巨大な基盤モデルを小型化する「TAID」による高性能日本語特化LLM「TinySwallow-1.5B」は、低コスト・低消費電力でのAIモデル開発を加速させます。 2025年には「事業開発本部」を立ち上げ、研究成果のビジネス展開を本格化。金融機関を中心とするリーディングカンパニーや公共セクター(防衛分野含む)の最重要課題に対し、AIエージェント技術を核としたソリューションを提供しています。例えば、銀行業務の効率化・高度化や、防衛分野におけるSNS上の「認知戦」可視化、防衛イノベーション科学技術研究所からの委託研究など、多岐にわたる分野でAIの実装を進めています。 同社の強みは、最先端のAI研究とそれを実ビジネスに結びつける高い技術力と事業開発力にあります。顧客の複雑なビジネス課題を深く理解し、LLMやAIエージェントを駆使したコンテクストエンジニアリング、RAG構築、マルチエージェントシステム設計を通じて、具体的な価値創出を目指すビジネスモデルを展開。MUFG、Datadog、Citi、Salesforce Ventures、Googleといった国内外の主要企業との戦略的パートナーシップも推進し、日本発のAIスタートアップとしてグローバルな影響力拡大を図っています。
データセクション株式会社
上場総資産 269億円(2026/03)
データセクション株式会社は、AIとビッグデータ解析を中核に、データサイエンス支援、AIクラウド/AIデータセンター、システムインテグレーション、マーケティング支援サービスを手がける東証グロース市場上場のテクノロジー企業である。同社は企業が保有するデータの分析、活用方針の設計、データ基盤構築、AI受託開発、AI人材育成を組み合わせ、データ活用を進める法人の業務改善や新規サービス開発を支援する。金融システム開発にも関与し、AI・データ解析を業務システムへ組み込む実装力に特徴がある。 マーケティング領域では「FollowUP」を展開し、小売・店舗運営企業などに向けて来店者行動や販売活動の分析を支援する。近年はAIデータセンターおよびAIクラウド事業を成長領域に置き、2025年3月に自社開発AIクラウド「TAIZA」を正式ローンチした。ビジネスモデルは、データ分析・開発案件の受託、クラウド利用、マーケティング支援サービス、グループ会社を含む国内外での事業展開で構成され、AI計算資源とデータサイエンス人材を組み合わせて法人向けに事業化している点が強みである。
株式会社SB TEMPUS
総資産 259億円(2025/12)
株式会社SBは、米国AI, .とソフトバンクグループの合弁会社として設立された医療情報分野の企業である。同社は医療データとAIを活用した個別化医療の支援を主な事業としており、がん診断や治療法の最適化に特化したサービスを提供している。具体的には、AIが保有する850万件以上の非識別化医療データや150万件のがん患者遺伝子変異データを基盤に、製薬企業や医療機関向けにマルチモーダルデータの分析・利活用を支援している。2025年にはコニカミノルタの子会社化を実施し、がんゲノムプロファイリングシステムを活用した遺伝子検査事業を強化。2026年には中外製薬との提携を発表し、マルチモーダルデータを用いた新薬開発支援を開始した。また、がん研究会と共同で生成AIを活用した医療業務支援ツールの開発にも取り組み、診察時の会話要約や電子カルテ記録の自動化を通じて医師の業務負担軽減を目指している。同社の強みは、米国でのAI技術蓄積と日本の医療現場との連携体制であり、製薬企業や研究機関、医療機関を主要顧客層として、医療データの利活用と個別化医療の推進を業界に先駆けて実践している。
株式会社ウェザーニューズ
上場総資産 243億円(2025/05)
株式会社ウェザーニューズは、1970年の海難事故を契機に「船乗りの命を守りたい」という強い使命感から創業し、現在は陸・海・空・インターネットの各分野で多岐にわたる気象情報サービスを提供する「フルサービスウェザーカンパニー」へと成長しました。同社の強みは、世界100カ国以上の公的機関データに加え、全国1.3万カ所の独自観測網、そして15年以上にわたる累計4,200万ダウンロードを突破した個人向けお天気アプリ「ウェザーニュース」ユーザーから寄せられる1日平均20万通の「ウェザーリポート」といった膨大なデータを活用した、高精度な気象予測技術にあります。この独自データとAI技術を組み合わせた予測システムにより、2年連続で天気予報精度No.1を獲得しています。 陸上分野では、高速道路、鉄道、物流、電力、小売、農業、建設、イベント、学校、自治体防災など多岐にわたる市場に対し、安全対策や経済性向上を支援しています。特に「総合型BCPサービス」では、気象災害リスクを先読みし、安否確認から復旧計画まで一気通貫でサポートすることで、企業のレジリエンス向上に貢献しています。海上分野では、世界1万隻・1,000社の海運企業向けに、航海の安全性・経済性・環境性を支援する「Total Fleet Management Service」を提供。AIエンジン搭載の「SeaNavigator for Master」により、最適な航路選定、燃料削減、CO2排出量管理、運航管理のDXを推進し、100万航海以上の実績を誇ります。洋上風力発電市場向けの海上作業支援も手掛けています。 航空分野では、旅客機やドクターヘリの安全で快適なフライトを支援する「SkyAviators」を開発中で、ドローン専用の上空150mの風予測も提供しています。インターネット分野では、個人向けアプリ「ウェザーニュース」や24時間生放送の「ウェザーニュースLiVE」を通じて、最新の気象・防災情報を配信し、サポーターとの共創で予報精度向上に努めています。登山気象サービスも提供し、登山者の安全をサポートしています。放送分野では、テレビ局向けに20種類以上の気象・防災コンテンツを権利確認不要で提供し、番組制作から局内業務までを包括的に支援する「放送業務支援サービス」を展開しています。 さらに、気候変動リスク分析を行う「気候テック事業」を通じて、企業のサステナビリティ経営をサポートし、「地球の未来も守りたい」という新たな想いを胸に、気象・気候のリーディングカンパニーとして社会や地球への貢献を目指しています。同社はグローバルネットワークを活かし、21カ国30拠点で事業を展開しており、世界中の人々の命と財産を守るため、革新的なサービスへの挑戦を続けています。
株式会社ティアフォー
上場総資産 211億円(2024/09)
株式会社ティアフォーは、世界初のオープンソース自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発をリードし、その社会実装を加速させるためのフルスタックソリューションを提供する企業です。同社は、Autowareをベースとした拡張可能なソフトウェアプラットフォーム「Pilot.Auto」、クラウド技術を活用した開発運用効率化プラットフォーム「Web.Auto」、そしてセンサーやコンピューター、ソフトウェアツールを組み合わせたリファレンスプラットフォーム「Edge.Auto」を提供しています。これらの製品を通じて、自動運転システムの開発から導入、運用、保守までを一貫して支援し、開発時間の短縮とコスト削減、安全性の高い自動運転の実現に貢献しています。 同社のサービスは、顧客の多様な要求仕様に応じたカスタマイズ、センサーやECUの供給、データ収集、テスト、キャリブレーション、車両制御チューニングなどのインテグレーション、ODD評価やリスクアセスメント、現地環境への適合、運行管理セットアップなどのアダプテーション、高精度地図の作成、予防保守やバグフィックス、OTAアップデート支援まで多岐にわたります。また、自動運転エンジニア育成のための「TIER IV ACADEMY」や、AIと自動運転技術を活用した「AI教習システム」、エンジニア発掘・育成競技「自動運転AIチャレンジ」といった補完サービスも展開し、人材育成と社会課題解決にも貢献しています。 ティアフォーは、The Autoware Foundationの創設メンバーとして、世界最大の自動運転オープンソースコミュニティを主導しており、60以上のパートナー企業や機関、2500人以上のエンジニアと共にエコシステムを構築しています。ラストワンマイル自動配送ロボットや、工場内自動搬送ソリューションではヤマハ発動機との協業を通じて同社の自動運転技術とヤマハ発動機の車両開発技術を組み合わせたソリューション開発を推進。さらに、限定空間での小型EVバスによるMaaSソリューション、ロボットタクシーなど、多岐にわたる用途での自動運転技術の適用を推進しています。政府や地方自治体、研究機関とも連携し、制度設計や評価、検証を通じて自動運転の社会受容性向上と安全な交通社会の実現を目指しています。同社の強みは、オープンソースを核とした技術革新力と、多様なパートナーシップによる社会実装への貢献力にあります。
株式会社アドバンスト・メディア
上場総資産 168億円(2026/03)
株式会社アドバンスト・メディアは、AI音声認識技術「AmiVoice」を中核としたサービス、プロダクト、ソリューションを提供する企業です。1997年の創業以来、国内初の音声認識専業ベンダーとして市場を開拓し、現在では国内音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場においてNo.1のシェアを確立しています。同社の事業は、企業や一般消費者の業務効率化とデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目的とし、音声入力によるフリック入力、キーボード操作、マウス操作の代替を可能にする「AmiVoice AIパートナー」などのアプリケーションと、その利活用スキルの提供を主軸に展開しています。これにより、作業時間の短縮や業務の快適化を実現し、仕事に声を使うことが当たり前となる新たな日常の創出を目指しています。
株式会社国際電気通信基礎技術研究所
総資産 143億円(2026/03)
株式会社国際電気通信基礎技術研究所は、人とロボット、アバターが共生する未来社会の実現を目指し、多岐にわたる先端的な研究開発と社会実装を推進する研究機関です。同社の事業は、主にグローバルオープンラボ戦略室、インタラクション技術バンク、インタラクション科学研究所の三つの柱で構成されています。 グローバルオープンラボ戦略室は、2025年4月1日に開設され、JSTムーンショット目標1「アバター共生社会プロジェクト」を核とした国際的な研究活動を戦略的に推進しています。同室は、国際共同研究の推進、異なる国や地域における実証拠点を整備する国際的なオープンラボの構築・運営、国内外企業との連携による研究成果の事業化、そして情報発信とシンポジウム開催を通じて、アバター共生社会の国際展開を加速させる中核的な役割を担っています。特に、UAE・ドバイとの共同研究など、文化的・制度的背景が異なる地域との連携を通じて、アバター技術の汎用性と適応力を検証し、国際的な社会課題解決に貢献しています。EXPO2025大阪・関西万博でのアバター共生社会の実証実験もその一環です。 インタラクション技術バンクは、深層インタラクション総合研究所で生み出された研究成果を、社会で実際に役立つ技術へと育成することを目的として2019年に設立されました。同バンクは、企業や研究機関と協働し、遠隔操作アバターの活用法や人とロボットの自然な対話技術といった成果を、一般の人々が体験できるサービスや製品へと具体化します。そして、その体験から得られるフィードバックを新たな研究開発に活かす「バックキャスティング型」のサイクルを回すことで、技術の社会実装を加速させています。アバター共生社会企業コンソーシアムの運営を通じて、参加企業との情報共有や新規ビジネスアイデアの検討を促進し、誰もが便利で安心して使えるアバター社会の実現を目指しています。 インタラクション科学研究所は、人とロボット、アバターのより良い関係性を築くための技術を追求しており、ヒューマンロボットインタラクション研究室、エージェントインタラクションデザイン研究室、環境知能研究室の3つの研究室で多角的な研究を進めています。具体的には、日常生活で人と関わるロボットの実現に必要なセンサネットワークや認知情報処理技術、保育・介護・医療・学習支援サービスを対象とした人とエージェント間のインタラクション設計、そして運転や歩行など人の移動における認知・判断・行動能力を拡張する情報提示技術の開発などに取り組んでいます。同研究所は、「インタラクションを深く知ることで心地よい未来を創る」というビジョンのもと、先端研究開発と社会実装を両輪で推進しています。 これらの事業を通じて、株式会社国際電気通信基礎技術研究所は、ロボットやアバターが人々の身体的、認知的、空間的、時間的な制約を解放し、多様な人々が社会で自在に活躍できる「快適な百寿社会」の実現に貢献することを目指しています。同社の強みは、基礎研究から社会実装までを一貫して手掛ける体制と、国内外の多様なパートナーとの連携によるオープンイノベーション推進力にあります。
株式会社ゼンリンデータコム
総資産 123億円(2026/03)
株式会社ゼンリンデータコムは、地図情報と位置情報を核とした多岐にわたるサービスを提供する企業です。同社の主要事業は、革新的なナビゲーションサービスを提供するITS事業、ビジネスに役立つ地図活用ソリューションを提案するネットサービス事業、そして魅力ある情報サービスを海外のパートナーとともにグローバル展開する海外事業の三本柱で構成されています。 法人向けには、地図システム開発支援として「ZENRIN Maps API」や「Google Maps Platform」の国内No.1代理店として、高精度な地図コンテンツと多彩な機能を業務システムに連携させる開発プラットフォームを提供しています。また、店舗・拠点情報を一元管理する「Area Marker」、複製許諾付き地図画像作成の「AreaCutter」、住所の表記ゆれを正規化する「住所クレンジング」などの顧客情報・物件情報管理ソリューションも展開。さらに、人流データ、車両プローブデータ、インバウンドデータなどを活用し「人の動き」を可視化する「位置情報ビッグデータ活用支援」や「混雑統計®」を通じて、観光DX、まちづくり、交通・モビリティ、マーケティング、防災・イベント、学術研究など幅広い分野で課題解決を支援しています。物流DX支援では、AI自動配車による「ZENRINロジスティクスサービス」、運行管理を効率化する「テレマティクスサービス」、配達業務をサポートする「GODOOR配達アプリ」、工場や物流センターを可視化する「スマートファクトリーサービス」を提供。災害リスク対策として「全国避難所データベース」や、ドローンを活用した設備点検ソリューション「ドローンスナップソリューション」、EV・PHEVデータ管理システム「e-mobilog」も手掛けています。 個人向けサービスとしては、「いつもNAVI」ブランドを軸に、PC・スマートフォン向けに詳細な地図、施設情報、ルート検索、ナビゲーションサービスを提供しており、Webサイト、アプリ、PCソフト、地図印刷など多様な形態で展開しています。特に「ゼンリン地図ナビ」はNTTドコモから引き継いだサービスであり、また不動産業務の現地調査を効率化する「現調サポート」も提供しています。 同社の強みは、ゼンリンが長年培ってきた住宅地図、道路地図、市街図といった多彩で高品質な地図データと、1日約1,000人の調査スタッフによる高鮮度なデータ更新体制にあります。これにより、自動車ルート検索(カーナビエンジン活用)や歩行者ルート検索(横断歩道、階段、スロープ、建物内通路まで考慮)において高い精度を誇ります。住所、郵便番号、施設情報、電話帳など豊富な検索データも強みです。年間1,000社以上の企業への導入実績や、Google Maps Platformにおける国内No.1代理店としての実績、6度にわたる『Google Enterprise Partner Awards』受賞が、その信頼性と技術力を裏付けています。顧客は官公庁から民間企業、個人ユーザーまで多岐にわたり、地図と位置情報を活用したDX推進と新たな価値創造に貢献しています。
和田精密歯研株式会社
総資産 122億円(2025/03)
和田精密歯研株式会社は、歯科医療分野におけるインプラント治療を支援する「10DR CT データサービス」を主要事業として展開しています。同社は2016年5月1日より、10DRインプラントシミュレーションソフト事業を移管され、以来、歯科医院や歯科医師の先生方に向けて専門性の高いサービスを提供し続けています。このサービスは、患者様のCTデータを郵送で受け付け、高度な解析を施したTDRデータをオンラインで提供するものです。ユーザーは会員IDとパスワードを用いて解析済みデータをダウンロードし、インプラント治療計画に活用します。 かつては10DRソフトウェアの医療機器製造販売認証を保有していましたが、2020年10月21日をもって認証は整理されました。しかし、同社は事業自体は継続しており、現在もデータ解析、プリペイドの購入、PCへの再インストールを含むユーザーサポートといった業務を積極的に行っています。これにより、歯科医師は正確なインプラントシミュレーションに必要な解析済みデータを効率的に利用でき、治療計画の精度向上に貢献しています。 同社の強みは、長年にわたる歯科医療分野での経験と、CTデータ解析に関する専門知識にあります。デジタル技術を活用し、遠隔地からのデータ受付・提供を可能にすることで、全国の歯科医院に対して質の高いサポートを実現しています。患者様の安全かつ効果的なインプラント治療を支える重要な役割を担っており、今後も歯科医療の発展に寄与していくことが期待されます。
エルゼビア・ジャパン株式会社
総資産 109億円(2025/12)
エルゼビア・ジャパン株式会社は、科学およびヘルスケア分野における高度な情報と意思決定支援を提供するグローバルリーダーであるElsevierの日本法人です。同社は、研究機関、政府、研究助成機関、研究者、図書館員、イノベーター、医療専門家、教育者など、幅広い顧客層に対し、質の高いコンテンツと革新的なテクノロジーを組み合わせたソリューションを提供しています。主要なサービスには、査読済みの科学・技術・健康分野の文献データベース「ScienceDirect」、包括的な抄録・引用文献データベース「Scopus」、生成AIを搭載したエビデンスに基づく臨床コンテンツを提供する「ClinicalKey」、研究グレードのAIソリューション「LeapSpace」、研究パフォーマンス評価ソリューション「SciVal」、3D解剖学プラットフォーム「Complete Anatomy」、化学データとAIを活用した創薬支援ツール「Reaxys®」、AI検索機能を備えた生物医学研究データベース「Embase®」などがあります。また、Osmosis AIやSherpath AIといった医療教育・学習支援ツールも提供し、医療従事者の育成にも貢献しています。同社は、年間3,000以上の科学ジャーナルで420万件の研究論文を受け付け、厳格な編集・査読を経て79.5万件の記事を出版しており、世界の研究論文の18%、引用の29%を占める実績を誇ります。AI技術を責任ある形で活用し、研究の発見、知識の共有、イノベーションの加速、患者ケアの向上、次世代の医師や看護師の育成を支援することで、人類の進歩に貢献することを目指しています。
芳賀通運株式会社
総資産 104億円(2026/03)
株式会社ハーフ団は、国内最大級の企業データベース「企業クリップ」の運営を主軸に、WEBマーケティングサービスおよび経営コンサルティングを提供しています。同社の「企業クリップ」は、全国400万社(一部では600万社と記載)を超える企業データをAIが詳細に分析し、審査を通過した優良企業を取引先として紹介する企業マッチングサービスです。これにより、顧客企業は煩雑な新規開拓業務を大幅に削減し、信頼性の高いパートナーと効率的に商談を進めることが可能となります。また、同社は最新の企業データベースから高精度な営業リストを完全無料で作成・提供しており、専門アナリストが顧客の目的に合わせた精緻なリスト作成をサポートします。このリストは400項目以上の豊富な検索条件を組み合わせることで、厳選されたターゲット企業を抽出し、人材採用、社員旅行、広告出稿、社員研修、社用車、創業・設立イベント、印刷物作成など多岐にわたるビジネス拡大事例に活用されています。さらに、同社はWEBコンサルティング、SNS運用代行、インフルエンサーマーケティング、動画制作、危機管理広報、誹謗中傷対応、逆SEOといった包括的なWEBマーケティングサービスを展開し、企業の集客力向上、ブランド価値向上、リスクマネジメントを支援しています。特に誹謗中傷対応や逆SEOにおいては、専門の弁護士と共同で対応することで、法的側面からも顧客を強力にサポートする体制を構築しています。これらのサービスを通じて、同社は中小・ベンチャー企業を中心に、新規開拓、外注先選定、WEB集客、ブランディング、危機管理といった幅広い経営課題の解決に貢献しています。
株式会社ユーザーローカル
上場総資産 100億円(2025/06)
株式会社ユーザーローカルは、「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」を経営理念に掲げ、ビッグデータ分析システム、AIシステムの研究開発・提供を主軸とする技術ベンチャー企業です。同社は、Webマーケティング解析ツール「User Insight」、ソーシャルメディア解析・運用ツール「Social Insight」、メディア解析ツール「Media Insight」、人工知能チャットボット「Support ChatBot」、そして法人向け生成AIプラットフォーム「ユーザーローカル ChatAI」といった多岐にわたるサービスを提供しています。 特に「ユーザーローカル ChatAI」は、社員が安全かつ簡単に生成AIを利用できるセキュアな環境を提供し、社内ファイルなどの自社データと連携するRAG(検索拡張生成)機能や、複数の生成AIモデルの切り替え、利用状況の一元管理レポーティング機能が強みです。これにより、文書作成、コード自動生成、企画業務の加速、事務業務の効率化、社内ナレッジ活用、販売促進物チェック、問い合わせ回答作成、資料検索、翻訳、要約、ブレインストーミング、プレスリリース添削、アンケート分析など、幅広い業務のDXを推進しています。伯東、丸全昭和運輸、福岡エネルギーサービス、J&J事業創造、イオングループ、京都府、日本郵政、JR西日本ホテルズ、アルビオンといった多様な業種の大手企業や官公庁に導入され、その実績は国内大手を中心に5,000社以上に及びます。 「User Insight」はヒートマップ解析に対応したWebアクセス解析ツールで、ユーザーの行動を詳細に可視化し、生成AIを活用したコンテンツ作成やWeb接客も実現します。「Social Insight」は国内最大のSNS分析・運用ツールとして、膨大なソーシャルメディアデータを解析し、SNSマーケティングを効率化します。「Support ChatBot」は、言語処理に特化したAIを搭載し、顧客向け・社内向けの問い合わせ対応を24時間自動化することで、企業の働き方改革や生産性向上に貢献しています。 同社はこれらの主要製品に加え、AIテキストマイニング、自動要約ツール、感情認識AI、未来予測AI、顔認識AI、自動車画像加工AI、AIコメントシステム、個人情報匿名化フィルター、重複集計ツールなど、最先端のAI・ビッグデータ技術を駆使した多様なソリューションを展開しています。情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格認証も取得しており、高いセキュリティレベルでサービスを提供。顧客のビジネス課題を解決し、世界を進化させることを目指しています。
株式会社LXIO
総資産 95億円(2026/03)
株式会社LXIOは、小売領域におけるデータ分析と活用を通じて、店舗のファンづくりと事業成長を支援するDXパートナーです。同社は、小売業DXで得られる生活者データを分析・統合し、顧客行動の見える化を実現することで、小売業者やメーカーの事業成長をサポートしています。具体的には、マーケティングに必要な広告配信や効果検証を伴走型で支援し、施策の成功確度を高める販促活動支援も行います。 同社の主要サービスには、顧客理解を深め売上を最大化するデータドリブンなソリューションズがあります。ID-POS分析ツール「エル-みえーる」は、リアルな購買データから売れ筋商品の傾向、顧客属性、購買パターンを可視化し、売上アップ、ターゲット戦略の最適化、商品分析、棚割りの最適化を強力に支援します。また、AIカメラやセンサーを活用した「オーダーメイドデータ(店内行動データ)」では、お客様の店内行動を分析し、売場レイアウトや商品陳列の最適化、POP広告の効果測定、顧客体験の向上に貢献します。 さらに、POSデータと連携したアプリアンケートや経験豊富なインタビュアーによるデプスインタビューを通じて、消費者の深層心理や潜在ニーズを掘り起こす「アンケート調査」を提供し、新商品開発やマーケティング戦略の最適化に役立てます。「実店舗テストマーケティング(店舗型PoC)」では、新商品の発売前に特定のお客様へのトライアル提供とデータ分析を行い、リスクを最小限に抑えながら商品改善やプロモーション戦略の立案を支援します。加えて、「リテイルメディア(タッチポイント活用)」として、調剤薬局の顧客データベースを活用したターゲティング広告やデジタルサイネージ、アプリクーポンなど、最新テクノロジーを用いた効果的なプロモーション戦略を提案し、認知拡大と販売促進を図ります。 同社は、住友商事グループのサミットとトモズの会員ID統合による共通ポイント「STポイント」の開始にも深く関与しており、これにより統合された購買データを活用し、お客様一人ひとりの購買行動や生活様式に合った商品・サービス提案を可能にしています。今後は、スーパーやドラッグストアを横断した購買動向の分析や、生成AIを活用した高度な分析メニューも順次提供し、住友商事グループ内外の小売企業やメーカー、異業種との連携も視野に入れ、新たなビジネスモデルの創出を目指しています。これらのサービスを通じて、同社は生活者一人ひとりに寄り添うサービスを提供し、データの活用を通じた小売業の新たな価値創出に貢献しています。
株式会社日本アルトマーク
総資産 95億円(2026/03)
株式会社日本アルトマークは、医療業界に特化した情報サービスを提供する企業です。同社は、医療施設や医師に関する膨大な情報を集約した「メディカルデータベース」を核として、製薬企業や医療機器メーカー、医療関係者など多岐にわたる顧客に対し、データ提供、分析、プロモーション支援、業務効率化のためのソリューションを展開しています。長年にわたり蓄積されたノウハウと精度の高いデータが同社の強みであり、顧客のビジネス課題解決に貢献しています。 主要サービスの一つである「medパス」は、複数の医療系サイトで共通利用可能な医療関係者の共通IDとログイン認証代行サービスであり、顧客企業のオウンドサイトにおける会員登録・認証業務の一元化と簡略化を支援し、サイトの活性化や会員増加に貢献します。また、登録された医師へのDCFコード付与も可能で、顧客の業務効率化とコスト低減を実現します。 「名寄せサービス」では、顧客が保有する医療施設や医師情報にMDBコードを正確かつスピーディーに付与し、社内システムとの連携やデータクリーニングを可能にします。長年培ったノウハウと変更履歴を含む精度の高い名寄せにより、高いコード付与率を誇ります。 「外来表情報提供サービス」は、病院のホームページから医師の外来担当情報(氏名、曜日、コマ数)を自動収集し、MDBを付与して提供するサービスです。これにより、製薬企業のマーケティング担当者は、勤務先施設や診療科だけでなく、医師の実際の勤務実態や患者との関わり方を考慮した、より効果的なプロモーションターゲット選定や検証が可能となります。複数の企業からの安定的な依頼により、安価なデータ提供を実現している点も強みです。 さらに、「分析支援サービス(Multichannel Monitor™)」では、医療施設や医師へのアプローチにおけるチャネル課題の発見と効果的なアプローチの実現をサポートします。複数企業の活動実績に基づく集計分析や機械学習を用いた予測分析により、ターゲット医師単位での活動量やチャネル親和性を把握し、顧客企業のオムニチャネル戦略やMR活動の最適化、行動計画策定を支援します。 その他、施設ターゲティングに利用可能な公開情報データベース「MDBα」、医薬品納入先の特定をサポートする「C3」、医薬情報ダイレクトメール発送サービス、薬剤師向け月刊誌「ファーマスタイル」、国内論文情報データベース「JDMX」、病院看護情報「KGF」など、MDBを基盤とした多様な情報サービスを提供し、医療業界における情報活用とビジネス推進を強力に支援しています。同社は、精度の高い医療情報と専門的なソリューションを通じて、顧客の課題解決と事業成長に貢献しています。
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社
上場総資産 92億円(2026/03)
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は、「Modeling the Earth(地球のデジタル化)」をビジョンに掲げ、現実世界をデジタル空間に複製し、様々な産業分野におけるイノベーションを共創する高精度3次元データのプラットフォーマーです。同社は、モビリティの自動運転や先進運転支援システムを核としつつ、各種社会インフラの整備、国や地方自治体の防災・減災対策、スマートシティ、物流、運送、研究機関など幅広い領域で顧客をサポートし、省人化、効率化、安心・安全の実現に貢献しています。 主要サービスとして、「自動運転向けデータ」では、膨大な高精度3次元点群データを基に独自の図化技術とデータ統合技術を駆使して生成した地物を収録したHDマップを提供しています。これは自動運転やADASだけでなく、シミュレータ環境構築やインフラ管理にも活用され、20種類以上の多様なフォーマットで提供可能です。次に、「Viewer」では、全国の高速道路や主要幹線道路の高精度3次元データを網羅した「3Dmapspocket®」を展開し、これまでDXが進んでいなかった産業のデジタルイノベーションを推進します。さらに、「Guidance」はHDマップの生成技術を応用し、センチメートル級の高精度ガイダンスを提供。視界不良時や路面状態が把握できない状況でも安全なモビリティ運転を支援し、空港ガイダンスやエコドライブ支援などにも応用されています。「空間ID」を用いた「位置情報サービス」では、3次元の位置情報をキーに動的・静的情報を統合し、ドローンやAGV(自動搬送ロボット)などの高度な運用を可能にしています。 同社の強みは、日本政府主導のもと国内自動車メーカーが結集して設立された背景にあり、その高い技術力によりセンチメートル級の絶対精度を誇る高精度データを提供できる点です。また、日本国内で定義された共通仕様のHDマップを整備しつつ、多様な産業分野の要求に応じたデータ形式・仕様で提供する技術力を有しています。国内外で急速にカバレッジを拡大しており、国内33,000km、北米1,500,000km、欧州255,000km、韓国20,000kmといった圧倒的なデータ量を保有し、中東でも整備を進めるなどグローバルに事業を展開しています。日産リーフのハンズオフ走行、SUBARU「アイサイト」、トヨタMIRAI/LEXUS LSの高度運転支援技術「Teammate」、Honda「Honda SENSING 360+」への採用実績や、レベル4自動運転トラック、除雪支援システム、空港での自動運転実証など、多岐にわたる分野でその技術が活用されています。同社は高精度3次元データの生成、提供、およびそれらを活用したプラットフォームやガイダンスサービスを通じて、デジタル社会のインフラとしての役割を担い、社会全体のDXと高度化を牽引するビジネスモデルを構築しています。
株式会社ザクティ
総資産 89億円(2026/03)
株式会社ザクティは、独自の映像技術とAIを活用し、産業現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するソリューションプロバイダーです。同社の主要事業は、現場DXソリューション、安全DXソリューション、ドローンカメラ・多目的カメラの提供、そして映像ソリューションのカスタマイズ・開発受託サービスです。 現場DXソリューションでは、独自の強力な手振れ補正機能を搭載したウェアラブルカメラ(CX-WL・CX-WEシリーズ)と、映像活用業務プラットフォーム「XBP」を組み合わせ、遠隔支援、遠隔立会、遠隔臨場を実現します。これにより、現場作業の効率化、報告作業の負担軽減、人材不足への対応、若手育成を支援し、設備保守、製造現場、インフラ点検、建設業界など幅広い分野で導入されています。特に、国土交通省のNETISに「揺れ補正機能搭載カメラによる遠隔モニタリングシステム」として登録され、長野県建設部では遠隔臨場促進のために同社のウェアラブルカメラが75台配備されるなど、高い実績を誇ります。 安全DXソリューションでは、映像とAIを駆使した「見える安全管理」を提供します。フォークリフトの死角を可視化し、人物検知・接近警告を行う「フォクレコConnect」や、ヒヤリハットの可視化を通じて、作業者と通行人の安全確保と生産性向上に貢献します。日立ビルシステムのAI Safetyソリューションにも同社の「XBP」とウェアラブルカメラが採用され、作業現場の危険箇所を事前に通知する安全アラート機能を実現しています。また、「こどもの送迎用バス見守りカメラソリューション」では、映像解析によるAI人物検知、乗降カウント、警告・配信のトリプルチェック機能で、送迎バス内の置き去り事故防止に貢献しています。重機安全ソリューション「ドボレコJK」もNETISに登録されています。 ドローンカメラ・多目的カメラ事業では、小型軽量ジンバルカメラ「CX-GB200/400」シリーズを提供。可視+IR(サーモグラフィ)カメラや光学ズームカメラをラインナップし、株式会社AileLinX製の有線ドローン「HOVER EYE」に採用されるなど、定点監視や災害現場での状況把握に活用されています。同社は国内で唯一ドローン用ジンバルカメラを開発しており、製品に合わせたカスタマイズも可能です。 これらのソリューションの中核となるのが、映像活用業務プラットフォーム「XBP」です。モバイルアプリ「XactiViewerPro」「XactiViewer」やWebアプリ「XBP Manager」を通じて、現場映像の一括管理や安全管理、遠隔支援機能を提供し、二段階認証対応などセキュリティ強化にも注力しています。同社は、デジタル映像技術活用や映像DXに関する顧客の課題に対し、カスタマイズやPoC(概念実証)支援を含む開発受託サービスも展開し、導入から運用、定着まで専任チームが継続的にサポートする体制を強みとしています。多岐にわたる産業の社会課題解決に貢献しています。
アイサンテクノロジー株式会社
上場総資産 85億円(2026/03)
アイサンテクノロジー株式会社は、創業以来培ってきた測量および高精度位置情報に関する確かな知識と開発技術力を基盤に、測量のイノベーションを推進し、社会資産の豊かな発展に貢献しています。同社は、測量・土木設計・登記業界向けのCADソリューションやデジタルインフラ時代の3次元点群ソリューションを主要事業として展開しており、具体的な製品には、3次元点群ソリューション「WingEarth」、クラウドデータ連携次世代TSコントローラー「LasPort」、測量・土木設計・登記業界向けCADソリューション「Wingneo®INFINITY」、点群データから図面・図形作成を完結させる「ANIST®」、ICT施工のためのLandXML作成・編集ツール「GrandBase」などがあります。近年では、モビリティ・DXセグメントを強化し、自動運転社会の実現に向けた事業を積極的に推進。高精度地図データの提供を核とし、自動運転レベル4の公道走行実証や定常運行に全国各地で参画しています。特に、長野県塩尻市では国内初となる運転席無人でのレベル4公道実走や定常運行を実現し、福岡県古賀市では既存オンデマンド交通と連携した自動運転モデルを構築。その他、三重県桑名市・伊勢市、京都府精華町、茨城県つくば市、愛知県岡崎市、宮城県仙台市、東京都瑞穂町、静岡県富士市、神奈川県平塚市、奈良県明日香村、埼玉県深谷市、石川県小松市、徳島県賀町、北海道千歳市、神奈川県川崎市、愛知県常滑市、奈良県宇陀市、岐阜県中津川市、福島県磐梯町、富山市など、多岐にわたる地域で自動運転バスの実証実験や社会実装プロジェクトに貢献しています。また、複数ロボットの協調運行を支える基盤技術の開発や、高精度3次元モデルを全国の自動車専用道33,000kmに対して提供し、シミュレータ・AI学習・安全運転支援・インフラメンテナンス用途にも対応。これらの取り組みを通じて、地域の移動課題解決やIT人材育成、持続可能な公共交通の実現を目指しています。
株式会社エクサウィザーズ
上場総資産 84億円(2026/03)
株式会社エクサウィザーズは、「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」というミッションを掲げ、AIを利活用したサービス開発を通じて産業革新と社会課題の解決に取り組む企業です。同社の事業は大きく「AI Platform」と「AI Products」の二つの柱で構成されています。 AI Platform事業では、AIプラットフォーム「exaBase」を基軸に、年間250件以上のAI/DXプロジェクトを推進しています。顧客の経営課題解決に向け、AIの理解促進から企画、設計・開発、運用・利用までをワンストップで支援。SaaS型のAIアプリケーション、AIアルゴリズム・API、MLOpsなど豊富なアセットを組み合わせ、迅速なAI導入から共同でのサービス開発まで幅広いニーズに対応します。さらに、DX人材・組織開発の支援や、AI/DX推進リーダーが集うコミュニティ運営を通じて、企業のAI活用・DX推進の内製化を強力にサポートし、全社課題の解決と顧客価値の最大化に貢献しています。 一方、AI Products事業では、AI Platform事業で抽出された汎用的な業界・社会課題を解決するためのAIプロダクトを開発・提供しています。主要なプロダクトとして、企業向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」があり、Microsoft製品やBox、Slackとの連携により、スケジュール、メール、社内文書、チャットを横断した情報検索・要約を自動化し、業務効率化を支援します。また、IR業務効率化支援サービス「exaBase IRアシスタント」は、想定Q&Aの自動生成・管理機能や画像認識対応により、IR担当者の負担を軽減し、株主総会や決算説明会対応を高度化します。「exaBase 採用アシスタント」は、24時間365日対応のAIエージェントが候補者の疑問に答え、入社意向を高めることで採用活動を最適化します。その他、「exaBase DXアセスメント&ラーニング」によるDX人材の発掘・育成支援、身体機能分析AIサービス「CareWiz トルト」や介護領域特化の対話型AIサービス「CareWiz タヨルト」など、超高齢社会に代表される多様な社会課題の解決を目指しています。 同社のビジネスモデルは、現場の課題解決から得た学びを素早くプロダクトへ昇華し、横展開する独自の「AIぐるぐるモデル」を特徴としています。これにより、エンタープライズ領域とソーシャル領域における人手不足や生産性向上といった社会課題をAIの実装によって乗り越えることを目指しています。最近では、AI駆動のシステム開発と開発プラットフォームを提供する新会社Exa Frontier Edgeを設立し、AIエージェントを前提とした「AIネイティブSI」の確立を通じて、ITサービスのスピード・品質・コスト構造を抜本的に変革する挑戦も行っています。同社は、現場力とAI開発力を強みとし、大手企業や自治体を含む1,800社超の取引実績を持ち、高度なセキュリティ対策とワンストップの導入支援で、顧客のAI活用とDX推進を安全かつ確実にサポートしています。
エムシーディースリー株式会社
総資産 83億円(2026/03)
エムシーディースリー株式会社は、三菱商事100%出資の企業として、AI・デジタル技術を活用したサービス・ソリューションの企画開発・提供を主軸に置く。同社は、事業共創支援、AIソリューション、デジタルプロダクトの3領域で事業を構成し、事業構想、ビジネスモデル策定、プロダクトデザイン、プロジェクト推進、M&A・JVを含む成長支援、AI人材育成までを扱う。三菱商事グループの事業フィールドで100件超の共創プロジェクトを主導した実績を背景に、金融、製造、流通・小売、資源・エネルギー、官公庁・自治体などの法人・団体を対象に、構想段階から実装・運用までを支援する。 AIソリューション領域では、法人向け生成AIサービス「Tachyon 生成AI」をはじめ、自然言語指示で複数アプリを横断する「Tachyon AI Agent」、予測・最適化基盤「Tachyon Optimization」、文脈検索AI「Tachyon Search」、音声解析基盤「Tachyon Voice」、生成AIを用いた「Tachyon OCR」、データドリブンHR、Webアプリケーション開発、オーダーメイドAI開発を展開する。RAG、ベクトル検索、音声認識、話者分離、機械学習、強化学習、Dynamic Few Shot Promptingなどを組み合わせ、契約書確認、需要予測、在庫配置、議事録生成、コンタクトセンター応対評価、人事データ分析、基幹システム入力自動化などの業務課題に対応する。 デジタルプロダクト領域では、建設業界向けの「建設サイト・シリーズ」を中核に、安全書類作成、施工管理、入退場管理、KY活動記録、作業実績管理などをクラウド化する。契約企業数12万社以上、登録企業数88万社以上、登録作業員数277万人以上のデータ基盤を有し、建設現場のDXとデータ活用を進める点に特徴がある。小売業界向けには「cacicar」を運営し、データ分析、1to1マーケティング、利用者向けアプリを組み合わせ、コンビニエンスストアやスーパーマーケットの購買データ活用を支える。クラウドサービス利用料、AI開発・導入支援、研修、プロジェクト伴走支援を組み合わせた法人向け事業モデルを展開する。
株式会社FRONTEO
上場総資産 82億円(2026/03)
株式会社FRONTEOは、自社開発の特化型AIエンジン「KIBIT(キビット)」を核として、多岐にわたるビジネスソリューションを提供するデータ解析企業です。同社は2003年の創業以来、国際訴訟における電子証拠開示(eディスカバリ)支援やデジタルフォレンジック調査といったリーガルテック事業を主軸に展開し、この分野で培った高度なAI技術とノウハウを強みとしています。リーガルテックAI事業では、平時のセキュリティ対策から有事の際のデータ特定・保全・処理、ドキュメントレビュー、報告書作成までをワンストップで提供し、顧客の安全を包括的にサポートしています。 2014年からは、そのAI技術を応用し、ライフサイエンスAI、ビジネスインテリジェンス、経済安全保障といった新たな事業領域へとフィールドを拡大しています。ライフサイエンスAI事業では、医療・介護現場の構造化・非構造化データを横断的に解析し、AI創薬を通じて創薬研究の大幅な効率化、加速化、成功確率向上に貢献しています。ビジネスインテリジェンス事業では、人事、知財、法務、労務といった多様なビジネス分野において、メール・チャット監査、特許調査・分析、ビジネスデータ分析、VoC(お客様の声)からの不満予兆検知などを通じて業務効率化とリスク軽減を実現しています。また、経済安全保障ソリューションでは、自然言語処理技術と独自AIを活用し、最先端技術動向やサプライチェーンの分析を通じて企業を取り巻く状況を可視化し、最適な経営戦略策定を支援しています。 同社のAIエンジン「KIBIT」は、膨大なテキストデータの中から人間の機微(暗黙知や感覚、判断)を読み取り、専門家の高度な判断を支援する特化型AIであり、従来の生成AIとは異なる数学的アプローチと独自のベクトル化技術により、ハルシネーションのリスクを抑えつつ高精度な情報発見・抽出を可能にしています。また、計算量が少なく省電力で動作する「Green MicroAI」としての特性も持ち合わせています。この「KIBIT」の分析能力は、高度な監査結果が要求される金融業界をはじめ、製薬、製造業など日本を代表するエンタープライズ企業で高く評価されており、メガバンクグループ導入率100%、五大証券会社導入率80%という実績を誇ります。同社は、AIソリューションの提供と、その活用を支援するサービスの両輪で、人と社会の課題解決に貢献するビジネスモデルを確立しています。
株式会社フィックスターズ
上場総資産 81億円(2025/09)
株式会社フィックスターズは、2002年の創業以来、「Speed up your Business」を旗印に、高度なソフトウェア技術を中核として事業を展開しています。同社は、マルチコアCPU、GPU、FPGA、NANDフラッシュメモリ、さらには量子コンピュータといった多様なハードウェアの能力を最大限に引き出すソフトウェア最適化技術を駆使し、クライアント企業が高性能な製品を開発できるよう支援してきました。特にAI技術が社会やビジネスを変革する現代において、AIモデルの推論処理やモデル学習に必要とされる膨大な計算資源の効率的な処理、すなわち高速化に注力しています。同社の高速化技術は、自動運転、医療診断、ロボティクス、製造業、金融など幅広い分野のAI処理を加速し、各業界の進化に貢献しています。 同社は「Speed up your AI」という新たなコーポレートタグラインのもと、最先端のAI技術開発に取り組む企業の強力なパートナーとして、AI技術のさらなる進化と社会への実装を加速し続けています。グループ会社を通じて、北米での営業・開発を行うFixstars Solutions, Inc.、量子コンピューティングプラットフォーム「Fixstars Amplify」の開発・販売・コンサルティングを提供する株式会社Fixstars Amplify、自動運転向けソフトウェア開発に特化した株式会社Fixstars Autonomous Technologies、乳がんAI画像診断支援システム「Smart Opinion」を開発・販売する株式会社Smart Opinion、ソフトウェアの自動並列化技術を核とした並列化サービス・コンサルティングを提供するオスカーテクノロジー株式会社、そしてディープテックスタートアップ企業への投資及び事業支援を行う株式会社Fixstars Investmentなど、多岐にわたる事業を展開しています。世界トップレベルの技術を持つエンジニアが、日々切磋琢磨しながら、AIによる魅力的な未来を創造しています。
株式会社ARISE analytics
総資産 79億円(2026/03)
株式会社ARISE analyticsは、KDDIが保有する国内最大規模のユーザーデータとアクセンチュアの持つアルゴリズム構築力を背景に、2017年に設立されたデータアナリティクスとAIを専門とする企業です。同社は、データ分析、AX/DX支援、分析基盤構築、デジタル人材育成などのコンサルティングサービス、およびデータ分析、アルゴリズム開発、DMP、AI、IoTソリューション導入支援などのアナリティクスサービスを提供しています。特に、KDDIグループで培った知見とデータアセットを活用し、位置情報マーケティング、カスタマーサポート改革、ドローン・ビジネス活用、データ・AI人材育成支援、生成AI活用支援といった多岐にわたるサービスを展開しています。位置情報マーケティングでは、KDDIの豊富な位置情報データを活用し、顧客の分布や動きの可視化・予測を通じて、マーケティング戦略の高度化や店舗・ビジネス拠点の最適配置を支援します。カスタマーサポート改革では、AIを活用してサポートセンターの各種データを可視化し、チャネル横断での業務変革、アウトバウンド業務の効率化、顧客意図抽出AIの提供により顧客満足度向上に貢献。ドローン・ビジネス活用では、KDDIスマートドローン社との協業により、ドローン取得画像データの業務活用や画像解析サービスを通じて、多様な業界の業務課題解決を推進します。データ・AI人材育成支援では、KDDIグループ内で実績のある教育カリキュラムを提供し、データサイエンティストからデータ活用人材、AI活用人材まで、幅広い層のスキル向上とデータ・AI活用の民主化を支援。生成AI活用支援では、KDDIグループでの生成AIソリューション構築実績を活かし、生成AIアプリケーションや基盤の構築支援、テンプレート提供を通じて、あらゆる業務の生産性向上に貢献しています。同社はKDDIグループのデータ利活用の中核を担い、データドリブン改革の推進、新規事業の立ち上げ支援、データ分析基盤の構築・活用支援において豊富な実績を持ちます。ヘルスケア、オンライン薬局、ドローン、エネルギーVPP、mobi、povo、自治体DXなど、多岐にわたる新規事業の戦略策定からサービス開発・高度化までを一貫して支援しています。350名を超えるデータサイエンティストが活躍し、通信、金融、エネルギーなど幅広い産業領域で支援を展開。今後はKDDIグループ以外の企業への支援領域を拡大し、「ビジネス上の成果へのコミット」と「FDE人材の育成」を軸に、AIドリブンなオペレーション変革を通じて顧客企業の成長と社会課題の解決に貢献することを目指しています。
Rapyuta Robotics株式会社
総資産 75億円(2025/12)
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売上 29億円(2025/08)
株式会社トリプルアイズは、AIプラットフォームとシステムインテグレーションの「二刀流」を強みとし、デジタルトランスフォーメーションイノベーションを実現するITベンチャー企業です。同社の事業は大きく二つの柱で構成されています。一つはシステムインテグレーション事業で、設立以来、PHP、Ruby、MySQL、Apacheなどのオープンソース技術を用いたWebシステム開発において数多くの実績と信頼を築いてきました。この事業では、インフラ基盤・ネットワーク構築、金融、流通、不動産、サービス、医療など多岐にわたる業界の基幹システムや情報システムの構築、さらにはAWS、Azure、GCPといった主要なクラウドインフラの導入・コンサルティングまで、開発から運用保守までをワンストップで提供しています。お客様のオフィスやデータセンターに常駐するエンジニアによるSES(システムエンジニアリングサービス)も展開し、プロフェッショナルなエンジニア集団がお客様のあらゆるニーズに応え、課題解決を支援しています。 もう一つの柱はAIプラットフォーム事業で、独自開発の画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」を提供しています。同社は囲碁AIの研究開発で培ったディープラーニングによる画像認識技術を核とし、世界最大級512次元の特徴量を顔画像から検出し、個別の認識を可能にしています。年齢、性別、感情まで認識できるAIエンジンは、決済、勤怠打刻、顧客分析といった顔認証の分野で幅広く実装されています。また、顔認証に留まらず、植物判定、調理品判定、物体の損傷発見、オークションの自動値付け、ファッショントレンド発見など、多岐にわたるAI画像分析の実績を持ちます。AIモデルの開発からサービス提供までを一つのプラットフォームで実現するAIaaSとしてAIエンジンを提供し、AI導入における圧倒的なコストパフォーマンスを発揮しています。 さらに、同社はAIエンジニアリングによるDXソリューション事業も展開しており、AI導入や運用に向けた最適なアプローチを提案し、AI開発、AI画像解析、AIラボ(ラボ契約・ラボ型開発)、WEB開発、アプリ開発、AI需要予測など、幅広いサービスラインナップを提供しています。同社の強みは、先端AI技術と15年にわたるシステム開発の知見を融合させ、AIの研究開発における論文サーベイからモデルの実開発、さらには顧客システムへの実装まで一貫して実施できる体制が整っている点です。これにより、「PoC疲れ」や「PoC死」といったAI導入における課題を乗り越え、大企業から中小企業まで規模・業種を問わず、金融、物流、流通、不動産、サービス、医療など多岐にわたる顧客のDX推進を強力にサポートしています。
Rapyuta Robotics株式会社は、「Empowering Lives With Connected Machines(マシンとマシンを繋げ、人々の生活を豊かにする)」をコア・パーパスに掲げ、ロボットソリューションの開発と運用を加速させるクラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」の提供と、同プラットフォームを活用した多様なソリューションを展開しています。同社は、物流業界における「きつい、汚い、危険」な3K作業の自動化を推進し、人々がより知的で創造的な仕事に集中できる社会の実現を目指しています。 主要な製品として、日本国内で高い実績を持つピッキングアシストロボット「Rapyuta PA-AMR」、柔軟なレイアウト対応と高いパフォーマンスを誇る自在型自動倉庫「Rapyuta ASRS」、そして重量物運搬を自動化する「Rapyuta AFL」を提供しています。これらのソリューションは、独自のマルチロボット制御技術と特許取得済みのピッキングステーションを組み合わせることで、倉庫内の作業効率を飛躍的に向上させます。例えば、Rapyuta PA-AMRは、歩行距離の削減とピッカーの生産性向上を実現し、大容量モデルや重量検品モデルといった多様なニーズに対応します。Rapyuta ASRSは、モジュール式の設計により、あらゆる施設レイアウトに適合し、受賞歴のある制御技術で画期的な生産性を提供します。 同社の強みは、ロボットの「インターネット」とも称されるクラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」を基盤とし、顧客の共感に基づいた柔軟かつ高性能なシステムを構築する点にあります。これにより、物流倉庫、3PLプロバイダー、Eコマース、アパレル、自動車、フットウェアなど、幅広い業界の顧客に対して、生産性向上と労働力不足解消に貢献しています。 これまでの実績として、アスクルロジスト株式会社での生産性2倍、ヤスダロジスティクス株式会社での生産効率180%達成など、具体的な成果を上げています。また、グッドデザイン賞(Rapyuta PA-AMR、Rapyuta ASRS)、ロボット大賞、NEDOのスタートアップ支援プログラム採択、特許庁長官賞、ものづくり日本大賞経済産業大臣賞など、数多くの賞を受賞しており、その技術力と社会貢献性が高く評価されています。同社は、これらの革新的なロボティクスソリューションを通じて、物流現場のDXを加速させ、持続可能なサプライチェーンの構築に貢献するビジネスモデルを展開しています。
名古屋市中区代表企業
80億円
NEWS
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